September 2016

September 30, 2016

○10/1の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思います。
    例えば…シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで  10月1日 09:31前後、北海道周辺で  09:37前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は09:12前後、沖縄周辺では08:44前後に天秤座 08°15’で新月となります。


前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココをご覧ください。

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Sabianシンボルによる【 新月がもたらすテーマ 】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・フィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【太陽・月天秤座8°~9° ー 10/1~10/30 】
  "A blazing fireplace in a deserted home"
『人けのない家に明々と燃えさかる暖炉』

  "Three old masters hanging in an art gallery"
『画廊の壁に掛かる三人の巨匠の絵』

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
→★変化し続ける環境や移ろいゆく気分の中で変わらぬ「中心」を意識する必要
→★自分を自分たらしめている中で一番シンプルな感覚に戻る
→★内なる強さを唯一の盾に一歩を踏み出していく、または…
→★何かが起きたり何処からか変化がやって来るのをじっと待ち続ける傾向
→★情報のソースや今の考えがどこから来ているのか確かめながら進む必要
→★感じ取った「兆し」を指針として、今自分が目指すべき方向を設定していく
→★いつもと変わらない平凡さや環境の中で新しいものを創り出す気概
→★今を切り拓いていくのに必要な「温故知新」の精神
→★小さなプライドや承認願望が満たされなくてもよいと覚悟出来る無欲の強さ
→★自分の都合の良いときに都合の良いことを認めてもらえるわけではないという事実
→★確実な技術を身に付け、自分というカタチを磨いていくプロセスの重要性
→★はっきり見えない未来を目に見えるものからクリアにしていく道程
→★自分らしい創造性を発揮するための場を求める際に必須の忍耐と持続の力
→★自分の中でバランスを欠く部分を理解し、補完する迂回路を見出していく
→★去るものと出逢うものとの狭間に永遠を見ながら歩む・・・→

エネルギーのポイント:『マインドからハートへ:手探りながら踏み出す一歩』

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        厳しいテーマが鈴なりだった3回の蝕祭りも終わり、気が付いたら秋。。まだ蒸し暑さが残る深夜、これを書きながら一斉に鳴く虫達の声を聞いています。記録的に暑かった夏の終わりに、月蝕~日蝕~月蝕というダイナミックな時間帯を通り抜けたわたし達。疲れを感じてるひとも沢山いるんじゃないでしょうか? そして、くたびれたけど何かと忙しくて休めない、休まらない…なんてひとも。でも、今はボディ・メンテナンスが必要なとき。整体でもヨガでもいいし、ゆっくり湯船につかって手足を伸ばしたり、ストレッチするだけでも良さそう。あ、あまり機会の無いひとなら、もしかしたら健康診断を受けてみるのも良さそうです。 まだまだこれから先に進むためにも、そして、やってくる新しいエネルギーを楽しむためにも、この新月をきっかけに一度身体の調子を整えておくっていうのは良いアイデアかも。


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        さてと、前回の月蝕を経てから、天空では9月23日に金星が蠍座入りし、24日にはOOBの火星が銀河中心にコンジャンクト、太陽が乙女座銀河団にコンジャンクト。そして26日には天王星と準惑星エリスが全3回のうち2回目の正確なコンジャンクションを形成。その時太陽は木星とコンジャンクト(セクスタイルの月と共にカルマを暗示するネッソスにYODを形成)。翌27日には冥王星が順行開始。。 こうしてちょっとふり返っただけでも、強烈で長期にわたって継続するエネルギーが数多く放射されてきました。

そして、およそ6週間にわたって提示された蝕のテーマ(キーワードと共に、サロスシリーズの特質「乱」や「アジア大陸・半島との関係」など)はこれから先、半年〜3年(稀に最長で6年)にわたり、世界を流れる不可視の血液となっていきます。(...ひょっとしたら、今後の蝕とも絡み合いながら2022年あたりまで続くかも?)

個人であるわたし達がこういう底深い刺激を受けたときは、明確に一方向を示すようなものには感じられず、四方八方からぎゅっと引っ張られたりパンチを入れられたりするような感覚に陥ることが多いのではないかと思います。または強烈な圧迫感かな。 あるいは、これといってハッキリした理由もないのになんとなく落ち着かない、不安、散漫…とか。 3回の蝕の記事にもいろいろ書いたけれど、ひとによりネイタルにより、揺さぶりや喪失の恐怖、別離、または新たな出逢いや発見への不安、溜めていた怒り哀しみの噴出など、あらゆる感情的な体験の可能性がありました。


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  もしかしたら...わたし達はみんな宇宙から、それぞれの道の途上でそれぞれに見合った形の "喝" を入れられたのかもしれません(弱いところを突いてくれたともいえますがw)。それも、と~っても深い部分に...。たぶん、吸収したエネルギーはとても大きくて、まだまだ消化しきれてはいないと思います。なのでもしかしたら一種のエネルギー的「膨満感」を感じて息切れしてるひともいるかな?。。 

今回の新月は、そんなこころの深層部に渦巻くエネルギーを少しずつ鎮め、ならしていく感じになるかも。またそれと同時に、足許を確かめながら、まだ茫洋とした道の先に向かってそっと踏み出していくような感じも。 確かにスッキリ晴れ渡った空の下で遠足に出かける雰囲気ではないし、まだまだ挑戦が続いて痛みを抱えたままのひとも多いと思います。でもミュータブル・サインにひしめいていた惑星達は、大半がカーディナル・サインに出てきました。ならば手探りしながら、少しずつ。ハートに受けた傷をまたひとつ、勲章として。遠い銀河の "ワケノワカラナイ"エネルギーの後押しを受けながら。そっと前に踏み出してみましょう。


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★10月新月のサビアン・シンボル

        では久々にサビアン・シンボルから見てみますね。太陽と月はまず天秤座8°『人けのない家に明々と燃えさかる暖炉』をベースにとっていきます。 人けのない家…もう誰も住んでいない、打ち捨てられた古家でしょうか? それとも、持ち主はただ何処かへ出かけているだけで、やがて我が家へ帰ってくるのでしょうか? いえ、もしかしたら無人の家は、新しい家主がそこに辿り着くことを知っているのかもしれないな... だから歓迎の炎でその到着を迎えようとしているのかもしれません。

明々と燃えさかる暖炉。その周りだけは、凍てつく真冬でも暖かく、いつだって旅に疲れたわたし達のこころと体を温めてくれます。

家...家庭...ホーム... そこはいつでも帰ることの出来る場所。わたし達がホッと安らぐところ。そして明日への元気を養うところ。 その中心部には、必ず「火」が燃えています。現代ではオール電化の家も増えて、特に日本では昔ながらの暖炉のある家などとても少ないでしょう。けれどわたし達人間にとって、太古から「火」は外敵から身を護る盾であり、絆を深める情熱の印であり、そして何よりも… いのちを繋ぐためのエネルギーとして存在してきました。 暖炉が燃えているということは、たとえ人が居なくても、その「家」にまだ活力があり、新しい営みの準備が出来ているということです。


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  わたし達の内側にも火が燃えています。天空の星々にいざなわれて、わたし達のマインドはこのところあちこちに旅をしてきました。ときには悲惨な光景にうちひしがれ、またウキウキと胸はずむような楽しさに我を忘れて。 けど、季節の変わり目もいつのまにか過ぎ、空を見上げればどうやら日も暮れてきたようです。どうしようかな。世界は今、この瞬間にも沢山の出来事が起こり、街には喧噪が続き、地球は回り続けてる。それにみんな、口々にいろんなことをお喋りしているけれど。でも。。なんとなく違う気がしてきた。。「あれ? そろそろ帰らなきゃ。でも...何処へ?」 

     わたし達の火が、今も燃えているところへ。

     立ち止まって遠い地平線を見ると、細々とした煙が立ちのぼっています。なんとなくその方向へと歩き出すわたし達。近付いてみると、一軒の古い建物。初めて見る家だ。でも何故だろう、どこか懐かしいような? もしかして夢で見たのかな?  ドアを開けて中に入ると、誰もいない家には大きな暖炉があって、明々と火が燃えています。まるでわたし達を待っていたかのように。火の粉がはじける音にじっと耳を傾けながら、わたし達は突然気付きます。「あ...ここは。。自分の場所だ!」  

なんだかずいぶん歩いた気もするけれど。でももしかしたらその家って、本当はわたし達の内なる寺院、ハートの中心部を暗示しているのかもしれません。確かに、以前見知っていた家とは少し違う気がする。でも、やっぱりたったひとつの自分の家だ。旅の間に内側の何かが変わったのかもしれない。でも、ここには火が、永遠に変わらない自分の火が燃えている...。


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  ホームとは、よりどころ。そこに帰れば、誰にも、何にも煩わされずにいつも安心して眠れる場所です。そしてここは、対向する度数牡羊座8°のシンボル『東に向いて飾りリボンをたなびかせる大きな帽子』が示すように、「東」に位置する家、つまり新しい何かが生まれて来るところです。 旅に疲れて西の地平に立ちつくしていたわたし達は、東から西へとリボンのようにたなびく煙に惹かれて自分自身の内部、「わたし」が生まれる場所へと帰っていくんですね。「さぁ旅のホコリを落とし、ひととき手足を拡げて休もう。。。」 

        ん? まだ家がみつからない? ならば目を閉じて内なる瞳をこらしてみて。本物の火が燃えるところには、きっと一筋の煙がたなびいているはず。それが目印。「火の無いところに煙は立たない」ってw。マインドを構成する全てのことばを燃やし尽くす火が、そこにはあるはずです。


  今はほんの少しでも、ひとりで過ごす時間が貴重なとき。深いハートの火にふれて、エネルギーを充填するとき。 そして、人知れず変容しつつある内面をそのまんま抱き留めて、新しく生まれ来るだろう何かを受け入れるとき。 そこで何を夢見るのであろうと、明日の朝になれば、暖炉の前には生まれたばかりのタマゴを使ったオムレツが用意されてるかもしれないしw。 こうしてひととき燃えさかるいのちの火に抱かれ、「無言の本源」に触れた「わたし」というマインドは、また再び…様々な経験を求めて外界へと向かっていくのでしょう。

このエネルギーは、もちろん実際の家族や愛するひと、気心の知れた仲間達とのホッと楽しいひととき...という風にも顕れる可能性があります。けれど、もし愛する誰かのこころを真冬の暖炉のように温めたいと思うなら、まずは自分のハート ― いのちの火の在りか ― を訪ね、そこに明々と炎が燃えていることを確かめてください。


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        さて、新月は次に天秤座9°『画廊の壁に掛かる三人の巨匠の絵』 というシンボルをとっていきます。今度はアートギャラリーの一室ですね。 そこには長い時を経て芸術の世界に大きな影響を与えてきた、巨匠達の絵が掛かっています。ある芸術文化をリードしたマスター達にふさわしい特別室で、それぞれ立派に額装され、適切な照明と温度管理の下で大切に展示される作品達。 きっと多くのひと達がそこを訪れ、尊敬の眼差しでそれぞれの絵をみつめることでしょう。そこは巨匠達の作品が飾られるべき究極の「ホーム」かもしれません。

B.ボヴィは「三人の巨匠」というシンボルを指して、それぞれの作品が巨匠の手になる偉大な作品としてそこに展示されるまでの道程には、隠された「第三の要因」が暗示されていると言っています。「3」という数字は「完全性」を示唆します。 こうして立派なアートギャラリーに飾られた姿が、巨匠達とその作品が辿った道のゴール ― 完成形だとすれば、その道程に潜む第三の要因とは何でしょうか?

        サビアン・シンボルが降ろされた1920年代中盤の米国は、まさに狂乱の20年代(Roaring Twenties)と呼ばれ、経済発展と共に、芸術・文化が一斉に花開いたときでした。大衆音楽としてのジャズが生まれた時代。都会にはアールデコ様式の建築が建ち並び、短髪で短いスカートをはいたフラッパーと呼ばれる女性達が闊歩し、人々は映画やダンスを新しい娯楽として楽しんだと言われます。また美術への興味も盛り上がり、多くの富豪達がヨーロッパのルネサンス〜印象派などの美術作品を蒐集し、美術館に寄贈したそうです。


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  その一方で、米国の美術界では、沢山の若者達が親の世代の常識を破るような生き方を求め、浮かれた世相に背を向けて、より社会的にシリアスな芸術を模索するムーヴメントを起こしていました。けれど、当時の米国文化を拝金主義だと切って捨てるような、反抗精神に満ちた彼らの作品は、一般社会からは理解されず大きな問題になることも多かったそうです。 それでもそんな若者達の芸術運動は、後にノーベル文学賞を受賞したシンクレア・ルイスなど、多くの芸術家や詩人、小説家を生み出していきます。 また、ハーレム・ルネサンスと呼ばれた新しい黒人世代の台頭が、独特のアメリカン・アートを創り上げていったのもこの時代でした。(参考:American History:1920s Were Big Time for the Arts)

当時、このシンボルを降ろしたチャネラーのエルシィがいったいどんな光景を見たのか? それは誰にもわかりません。 身体が不自由で車椅子の生活だった素朴な彼女に、はたしてアートギャラリーを訪ねる機会があったかどうかも不明です。 けれど、当時の知識人でもあり、彼女を霊的な道に導いたマーク・エドモンド・ジョーンズの存在を通し、その時代のアメリカ文化の雰囲気を肌で感じていた可能性はあると思います。

ルネサンスや印象派の巨匠達のイメージ。 そして1920年代当時の怒れる若い芸術家達... 社会からは白い目で見られながらも、自分の才能とビジョンを信じて闘った若者達のイメージ。それは長い時を経た「結果」と、理想の「未来」を夢見る今との対比です。

おそらくB.ボヴィが指摘する「第三の要因」とは、望む結果 ― 社会的認知や成功、または自分にふさわしい人生のゴール ― 「究極の完成」を手にするために不可欠な要因を指しているのだと思います。


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  今、わたし達はそれぞれに、大なり小なり何らかの才能 ― 存在する能力を含めて ―(第一の要因)を持っています。そしておそらく幸福な人生へのビジョン(第二の要因)も。。  けれど今の時点では、自分が果たしてこれからどうなっていくのかは見えません。 頑張ってもなかなか成果が出ないときもあります。 批判されて凹むときだってあります。 わたし達は自信を失い、迷い、嫌気がさしてきます。いったい未来はどうなるんだろう。。。 そうだ、水晶占い師さんにみてもらおうかな?

        余談になりますが... サビアン・シンボルの360°にわたる象徴の構図は、一種の曼荼羅です。それらはただ前に後ろにと続いているだけではなく、あらゆる度数が全ての度数と絡み合い、関わり合いながら人生の全てを映し出す、無限宝珠のような関係性を持っています。 とりわけ対向度数のシンボルは、互いの意味を補完したり反撥し合ったりしながらひとつの真実を炙り出す、合わせ鏡のような投影関係になっているんですね。 なのでシンボルを読み解くときは、常に対向度数を意識することが大切。。 じゃ、このシンボルの対向度数牡羊座9°はといえば... そう、『水晶球を凝視する人』です。

自分自身がサイキックでもあるB.ボヴィは、水晶球を使うときには何かの意図を持ってまじまじと一点を見つめてはいけないと言っていました。リラックスし、どこにもフォーカスせずに覚醒していること。けれどもしっかりと "見て" いること。ツールとしての水晶球は、よく手入れをしてけっして曇らせないこと。そして、いまだ生まれていない「時」を突き抜けていくには、 "見えないこと" を怖れてはいけない…とも。


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  わたし達が茫洋とした未来を思い、不安に感じたり元気をなくしたりするとき。そんなときって、もしかしたら、目の前にありもしない水晶球を、じと〜っと見つめ続けているのかもしれません。そこには立派な画廊に飾られた三人の巨匠達の完璧な絵が映っています。うっとりするほど素敵な絵。。 わたし達は、思いっきり意図をこめて 理想の映像を創り上げます。 でも...。本当はそこには何も無いのです。そう、自分でもわかっています。たぶんそれは自分の姿じゃない。。。 いえ、もしかしたら何か本当に映っているのかもしれません。 だけど何だかモヤモヤしててわからない。やっぱり怖いから見るのやめよう....なんてw。

このシンボルが語る巨匠達の第三の要因。 それはきっと、彼らがまだ駆け出しだったころの姿かもしれません。自分の能力を認められず、ビジョンも理解してもらえなかったころ。 ひとり曖昧な未来を思い、貧しい生活の中で暗く沈んだときもあったでしょう。どんなに自分を信じていたとしても、その自分が生きているうちに社会に認められるとは限らないのです。芸術の世界には何の保証もありません。ただただ、のしかかる「今」と闘いながら、自分が選んだ道を歩み続ける。そんな挑戦の道。 けど、好きな道を選ぶってそういうこと。その紆余曲折を力にし、ときにはそれを楽しみながら生き続けること。

立派に飾られた三枚の絵は、過去を生きたひと達の大いなる人生の結果 ― 証しです。そこから学ぶことは沢山ある。でも、今のわたし達の未来とはきっと違う。なぜなら、まだそれは生まれていないのだから。今のわたし達が生み出すのだから。

        肩の力を抜いてリラックスし、どこにもフォーカスせずに覚醒し続けること。そんな自然体で。今、わたし達が創り出す一瞬一瞬が、ふさわしい未来のホームになっていく。それがどんな「家」だっていい。そこに明々と燃え続ける「火」がある限り、わたし達はいつだってそこに帰っていくことが出来る。 そしてそこから何度でも冒険の旅に出ることが出来る。 やがていつの日か、わたし達ひとりひとりの絵が、どこかのギャラリーにきっと飾られてる。 それを見て微笑むことの出来る場所... わたし達にふさわしい世界の、ひょっとしたら宇宙の、街角に...。


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★9月新月の星模様


満月までの主な惑星の動き(抜けもあるかも…)
 10/6 火星・木星スクエア
 10/6 金星・冥王星セクスタイル
 10/7 水星が逆行のシャドウ抜け(グリーヴと合)
 10/8 太陽・冥王星スクエア
 10/8~9 水星天秤座入り
 10/11 水星・木星コンジャンクション
 10/12 金星・カイロン トライン、太陽・月&パラス スクエア
       天王星・カイロンから金星・ジュノーへYOD
 10/15 太陽・カイロン クインカンクス
       太陽・天王星 オポジション → 16日の満月へ


        長い間わたし達を悩ませてきた土星・海王星スクエアがやっと終わりました! ただこの新月ではまだオーブ2°圏内、それに海王星は土星とスクエアを形成する月のサウスノードとコンジャンクトしています。なので余韻はたっぷり残っている感じかな (^_^;。 それに世の中/人々のこころの世界では、土星・海王星スクエアの負の側面(欺瞞や虚偽、逃避と懲罰的傾向、信頼と一貫性の欠如などなど)が強いる抑圧によって溜まってきた怒りが、ちょっとした機会を見つけては噴き出しているようにも見えます。まるで地面が弱く薄くなったところを突いて、いきなり噴煙が吹き上がるみたいに。。 それもまた、2015年後半から本格化してきた火・水・爆発・分裂のエネルギーが、目の前の現実として形を取ってくると思われる、この秋から来年初めの序章かも… そんなふうに感じる今日このごろ。日本の戦後始原図を見る限り、このエネルギーはわたし達の国土にもひたひたと影響を及ぼしています。

ただ、過ぎ越してきた三つ組の蝕のグレイトな強烈さに比べると、今回の新月は少し和らいでくる感もあります。木星の天秤座入りで賑やかな集まりの機会も多くなる反面... このところ折りに触れて... 出逢う何かにツンと胸を突かれるような繊細さが増したひと、悩ましくて背徳的だったり、蠱惑的な雰囲気に惹かれるひともいるんじゃないかな。 けどこの刺激は本来とても創造的に使える感じ。 音楽、映画や小説など何かを鑑賞するとき、いつもより深く感じ取れるかもしれません。また、煩悶する気持ちを抱えているなら音楽や詩、映像、その他のアート表現を通して使ってみて。何かそのひとならではの、とっても良い作品が出来そうな気がします。ひょっとしたらいつの日か・・アートギャラリーに飾られてたりして…(^_^;


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     さてと。今回はいろいろある中で個人的に気になったアスペクトを2つほど挙げてみますね。

月のノード軸(乙女座・魚座11°台)に射手座の土星(11°台)がTスクエア

  それに加えて
  ●土星と小惑星マグダレーナがコンジャンクト
  サウスノードと海王星がコンジャンクト
  ノースノードに小惑星ルビコンがコンジャンクト
  土星の対向、双子座にはKBOでキュビワノ族の二重星アルチラ

  海王星を除く上記全てが11°台ということで、小惑星やKBOを入れるとグランドスクエアに。。


  まず月のノード軸とのTスクエアが暗示するテーマをいくつか挙げるなら:
必死に何か(おそらく「光明」かそれに類するもの)を追い求めてきた存在が、重要な岐路に立たされているという感覚

とても底深い何かに対する怖れ。または見つかること、捉えられて引き戻されることへの恐怖と、どうしても謎を解き明かしたいという欲望の葛藤

避けてきた過去との直面と乗り超えのタイミング、または時そのものに試されている感覚

「すでに確立された権威や秩序」とは異なる今の自分の現実の中で、犯されまい、鋳型にはめられまいと抗う気持ち。自立の足許をすくわれる恐怖。または仮面をはがれる怖れ

弱った状態を脱し、恐怖に打ち勝って夢と現実を学び続ける必要
 またそれによって自分自身の権威を護る必要
などでしょうか。どことなく深さを持ったエネルギーです。これは社会的には、政治経済状況や世の中の方向性への鬱屈した怒りやどうにもならない焦燥感、不安などとして顕れているように思えます。またサウスノードに海王星がコンジャンクトしていることから、今の世界はとても視界が悪く、何が真実なのかはモヤモヤとして殆ど見えない状態です。どんな領域であれ、その道のエキスパートが長年のカンを駆使してやっと進めるような感じかな。。 おそらく、怒りのターゲットは世相のあれこれに向かったとしても、実際にはそのひと自身が自分の人生で感じる「どうにもならなさ」が入り混じりつつ、混沌とした感情が渦を巻く...という感じかもしれません。


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  これがもし個人に影響するとしたら、遠い惑星や小惑星がヒントになりそうです。 まずグランドスクエアの一角をなすKBOアルチラ。 オーストラリアの北方先住民族アレンテ族が持つ神話の創造神、アルチラは、「ドリーム・タイム」と呼ばれたこの世ならぬ時代の神。そして、人間達が引き起こす世の中の雑事に嫌気がさして、天空に帰ってしまった神様です。

日中の「有限世界」を嫌い、夢見の「無限世界」に引き籠もった神、アルチラの発見チャートでは、木星と小惑星ヒプノス(眠り、催眠)がタイトにコンジャンクトしていました。 KBOやTNOなどの象意解釈には、まだ研究の余地が沢山残されています。 けれど現在までの先達者達の研究とフィールドワークによれば、やはり眠りに関する出来事(不眠症、過眠症、ナルコレプシーなど)、そして「夢見を通して伝えられる情報」、「厭世観」に関わりがありそうです。 これは、アルチラが現在長期で双子座に在泊していることを考えれば妥当な解釈ではないでしょうか。

        そしてノースノードとコンジャンクトしている小惑星ルビコン。これは「ルビコン川を渡る」という言い回しを知っているひとならピンときますよね。ジュリアス・シーザーが法に背き、軍を率いたまま本土と属州の境界であるこの川を渡って、ローマ帝国に足を踏み入れたことにより、反乱の意志を決定的に示したという故事からきたことばです。「賽は投げられた」というセリフとセットになって有名ですね。 なのでこれは、文字通り、「意志をもってもう戻れないラインを踏み越えるような行動」、またはその促しがあるときに強調されることの多い小惑星です。これはノースノードにコンジャンクトしているので、どちらかといえば「促し」の意味が強いかもしれません。

こうしてみると、ネイタルでこのグランドスクエアに強く触れる惑星や感受点を持つひとは、上に挙げたようなことの幾つかを何らかのスケールで体験している可能性があるかも? 


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  で、ここで一番の謎となるのが土星にコンジャンクトしている小惑星マグダレーナです。 これはマグダラのマリアにちなんで名付けられました。 マグダラのマリアといえば、聖なる女性性、あるいは聖なる娼婦 ― 女性の清らかな側面とダークな(聖書的には罪深い?)側面を合わせ持ち、神の子キリストによって罪を許された存在として引き合いに出されることが多いようです。

けれど、近年は『マリアによる福音書』の発見やグノーシス研究、そしてベアリング/キャッシュホードによる女神の研究(邦訳:世界女神大全)などによって、全く異なる側面も明らかになってきました。そこでのマグダラのマリアは、光明を得た存在、師とセクシャルな関係を持ち、弟子達の筆頭に立つ、イエスに選ばれた使徒でもあったようです。 これは金星や小惑星ヴェスタなど他の女神の星々にも同じように言えるのですが... 長い歴史の中ではその時代の世相に都合の悪い事実は切り落とされ、闇に紛れていきます。 本来持っていたアイデンティティの一部を奪われ、生き生きと息づく肉体とハートの真実をバラバラにされたとき、ひとは鋭い痛みを感じるのではないでしょうか。 そしてそのひとの真の顔は、きっとこの世ならぬ「ドリーム・タイム」の彼方に埋もれたまま、再発見されるのを待っているのかもしれません。

小惑星マグダレーナは、ある一面では「聖なるもの」への果てしない憧れや純粋な愛、またはそれらの喪失への怖れを象徴しています。けれどもう一つの側面としては、偏見や支配力をめぐる、「アイデンティティをかけての激しい闘争」を象徴する可能性があります。


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        もう一つ。同じ土星(&マグダレーナ)とサウスノード(&海王星)のスクエアからは、蟹座24°に在泊する小惑星ヴェスタに対し、神の拳/クァドリフォームが形成されています。これもかなり悩ましいアスペクトです。これは、スクエアを形成する土星とサウスノードによって創り出された緊張が、はけ口を求めて頂点となるヴェスタに激しく向かう感じかもしれません。(ただし、反対の方向にエネルギーが流れるとするアストロロジャーも存在します)

ヴェスタの象意はひと言で言ってしまえば「火への献身」でしょうか。けれど、「火」にも「献身」にも、実はとても複雑な意味があります。 彼女は聖なる火 ― 竈、国家やコミュニティを護る活力と生命の火、人々が集まる中心となる暖炉に燃える火 ― の女神です。古代ローマでは、ヴェスタル・ヴァージンと呼ばれる女神官達が美と高貴さを基準に選ばれ、ヴェスタを祀る寺院の聖火を護っていました。

地位と特権を与えられた彼女達ですが、実際は厳格な監視の下に30歳まで絶対の純潔を守る掟が課され、破った者にはとても残酷な刑罰が待っていたそうです。けれど、古代ギリシャ以前のヴェスタ寺院の女神官達は、全く別の役割を担っていました。 当時のヴェスタル達は、セックスを通して聖なる火のエネルギーを男性信者に伝える神官だったそうです。いわゆるタントラ行ですね。。 これは男女の愛情関係とは関わりのない、「道」への献身として行われた儀式だったと言われています。 また別の説では、少年達を社会に貢献出来る一人前の男性にするため、セックスをどう扱えばよいかを教育する役割を担っていたともされています。 マグダレーナと同じように、ヴェスタもまたこうした側面を剥ぎ取られた歴史を持っているんですね。

これを女性原理の持つ二面性と捉えるひともいるかもしれません。 でも、わたし自身はそうは考えません。 本来は両方で何の矛盾も無く、ひとつのものだからです。ただ、全般に社会はその辺を抑圧してきたところがあります。こうした女神達の惑星は、実際の肉体を持つ現代の女性達、そして男性達と同様に、そのひずみを引きずっているところがあります(ただし、以前にも書いたけれど、いわゆる「フェミニズム」とは次元を異にします)

というわけで…このクァドリフォームの頂点となったヴェスタをもう一度眺めてみると。。。
もう一歩深く、自分が辿るべき道に踏み込むこと
選んだ道や仕事、ゴールへの献身と集中の覚悟を確認すること
犠牲や疎外感への恐怖、個人的な関係を結ぶことへの怖れ
自分自身が持つセクシャリティーの否定や逃避、罪悪感との直面
何も産み出せない、不毛だという感覚 → 正当な肉体性を取り戻す挑戦
頑なさ、または何か一つの物事に囚われてファナティックになる危険
 などが考えられるかもしれません。ちなみにクァドリフォームの頂点、蟹座24°のテーマは『自分には力があることを認め、堂々とした態度で宣言する。それと同時に、傷付きやすい自分もまた認めていく』 『どんな選択をしても、そこには必ず影がついて回るというこの世の現実を見据え、それでも行く』です。


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        さて。これらの象意をいろいろ組み合わせてみて、男性女性を問わず、自分の物語として何か浮かび上がるイメージはあるでしょうか? もしあったとしても、その内容は本当にひとそれぞれでしょう。 それはひとりひとりが一生をかけて紡ぐ、たった一つの「神話」。またはその一部を構成する重要なヒント。

あるひとは、過去生にまつわる何かを夢を通じて伝えられるかもしれません。またあるひとは、現実に重くのしかかっている問題を解く鍵をそこ見出すかもしれません。 ただここで重要なのは、浮上する物語そのものではありません。そのストーリーや漠とした雰囲気が、今の生き方、今の自分の在りようにどんな示唆を与えてくれるか? 大切なのはそれだと思います。 こうした惑星達の刺激を受けてこころが騒ぐひとは、それぞれの深い部分で何らかのタイミングが来ているのかもしれませんね。。

また、それと同時にこのフォーメーションは、世界全体にエネルギーを注いでいます。特にネイタルで感受点の無いひとであっても、わたし達全員が創り出す地球の現実に潜む、様々な問題について考えるヒントのいくつかが、ここにはあるのではないでしょうか。


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        虫の音がひびく9月末日の夜。 木星は今、自分自身を正直に、奔放なほど自由に表現出来る力をを放射しています。だから。みんなそれぞれ、自分のホームをみつけて明々と燃える聖なる火に照らされているといいな。漠とした未来はちょっと横に置いて。 内なる「今」のかけがえのない豊かさに満たされて。そしてひととき、クリアに燃え上がる夢を見られますように。。。




have a great trek!!!★

hiyoka(^_^

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September 18, 2016

レイモンド・メリマン 週間コメント9/19【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2016年9月19日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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【お知らせ】
 来週のコラムは月イチのお休みとさせていただきます。


≪ 先週をふり返って ≫

        あなたは9月1日から16日までの日蝕期のエネルギーを十分味わったろうか?

        8月30日〜9月22日までの水星逆行サイクルのエネルギーはどうだろう?

   あるいは9月11日〜18日の冥王星〜天王星への金星トランスレーションは?


        ここ2週間で、この "嘆かわしい*" ジオコズミック・サインのエネルギーを十分に味わったのは誰か? それはヒラリー・クリントンだ。たった1ヶ月前には7ポイント以上のリードを保っていたクリントン夫人は、最近いくつもの世論調査でドナルド・トランプの後塵を拝した。全体ではリアルクリア・ポリティクス(RCP)の調査でいまだに1.1%上回ってはいる。だが、いかにして状況が変わったのか ー それは、これらのジオコズミック・サインの性質を考えればそう驚くことでもない。
* 嘆かわしい(極めてひどい,あさましい):原文 "deplorable" クリントン氏がトランプ氏の支持者達をこの言葉を使って非難し話題となった

        まず、8月30日に水星が逆行に転じた。これは政治の世界でしばしば候補者の支持率が逆転する時間帯のようだ。たとえば2008年9月にはジョン・マケインの支持率反転と関連した。また2012年の予備選ではハーマン・ケインが首位から滑り落ちた件とも関連している。

        月蝕  ― 魚座の満月 ― は、アストロロジャーによって常に「狂気の時」と考えられている。今回も例外ではなく、また9月11日〜18日に金星が冥王星にスクエア、天王星にオポジションを形成することによってその力が誇張された。天王星が関わる時、どんな事も完全に「ノーマル」とはならない。魚座の月蝕と水星逆行をプラスすれば、あら不思議! 党利に沿って大統領然とした態度を取るドナルド・トランプを見かけたと思えば、肺炎を病むヒラリー・クリントンは「ドナルド・トランプの支持者はその半数が "嘆かわしい" 人々だ」とののしる ― そしてトランプの支持者はその侮辱を進んで利用する。まぁ、ほれぼれするほど嘆かわしい! 水星逆行、そしてTスクエアの一部として脚光を浴びる天王星によって、全てが逆噴射を起こす。目に見えるとおりの物事など何も無い。

        この宇宙のトリックスターにやられてクラクラしたのはヒラリーばかりではなかった。金融市場も気まぐれだった。たとえばダウ工業平均だ。9月9日金曜に394ポイント下落した後、9月12日月曜には239ポイント騰がった。ところが火曜には258ポイント下落している。いや、待ってくれ… 金曜に再び88ポイント下がる前に木曜は177ポイント騰がっている。トリックスター水星はまるで鳥のミチバシリのようだ。最初に右へ行ったかと思えばすぐ左へ行く。ある日急騰したかと思うと翌日には急落する。どっちへ行った?これからどっちへ行くつもりだ? 誰もそれを知らないように見える。だがこれが水星逆行、魚座の月蝕、それに冥王星と天王星にTスクエアを形成する金星の在りようなのだ。カイロドクターには良い週だったろう。

        先週は数週間ぶりの安値に沈んだ原油や貴金属にも決して良い週とは言えなかった。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

        ここで良いニュースに触れるなら、これら狂気じみた宇宙力学はオーブ外に去ろうとしている。土星は9月10日に海王星に対する3回目にして最後のウェイニングスクエアを完了した。2週間にわたる日蝕期は9月16に終わった。天王星・冥王星に対する金星トランスレーションは9月18日に終わる。水星は9月22日に逆行運動を終える。

        さらに、多くの惑星が新たな星座宮に移行する。木星は13ヶ月にわたる天秤座の旅を9月9日に開始した。太陽も9月22日、木星に続いて1ヶ月間天秤座を運行し始める。これは水星順行と同じ日だ。金星は自ら支配する天秤座を離れ、9月23日から蠍座の旅を開始する。火星は9月27日に射手座を離れてイグザルテーションとなる山羊座に移り、米国大統領選の翌日まで6週間の旅に出発する。全てが変わりつつあり、人々のふるまいもまた変化していく。

        今週、FRBは9月21日水曜に予定されているミーティングで重要な決定を行うだろう。この日は水星逆行最後の日であり、太陽が乙女座に在泊する最終日でもある。そして双子座の月、すなわち金融市場、特に金利関連の市場にとってボラタイルな配置が強調される日だ。また天秤座初期度数に在泊する木星は、FRB設立図の山羊座太陽・蟹座冥王星オポジションにTスクエアを形成する。通常はこのような木星運行の下でFRBの立ち位置はより緩和的になる。もしそうなれば、株式市場と貴金属市場はそれを囃すだろう。

        もう一つ頭に入れておきたいのは『フォーキャスト2016』で指摘したように、天秤座の金星がしばしば銀の重要な安値に関連することだ。山羊座の火星は多くの場合、射手座に在泊する時よりも金にとっては強気だ。FRBが短期金利の引き上げを発表するだろうとの見通しを受けて、誰もが金属は期待薄だと見ている。だが宇宙においては、少しばかり事情が異なっている。

全てが流動的であり、流動的な時は投資家マインドも変化する。物事は皆がこうあるべきだと考えるとおりには動かない。今にも新たな語り口が提示されようとしている。今週は非常に注意深く、臨機応変であるべき時だ。ここ2週間の様相を基盤とした観点にこだわり続けてよい時ではない。

        ファイナンシャル・アストロロジャーにとっての要点を挙げるなら、これは多くの新しいコズミック・サイクルが始まる時だ。だから金融、経済、金融政策において新しい方向性が生まれても驚くにはあたらない。また政治の世界でも、重要な振り子のシフトがスタートしたとしても驚いてはいけない。それはちょうど霧が晴れ始め、私達を取り巻くシュールな世界がもう一度現実と入れ替わっていくようなものだ。おそらく金融市場は再び売買シグナルと歩調を合わせ始めるだろう。







訳文ここまで
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September 16, 2016

●9/17の満月(月食) ―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180° 対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのかを、あらためて見せてくれる「鏡」だと言えるかもしれません。なので満月のテーマは新月の瞬間から色濃く育っていくとも言えるでしょう。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにその経験を消化(昇華)し、エネルギーはゆっくりと静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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★満月タイムスケジュール★
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯(ずれるなら満月前がベター)に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】
東京・関東ローカルで9月17日04:24前後、北海道周辺で04:30前後、関西方面は04:05頃(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で03:35前後に魚座24°19'56"で満月となります。

今回のテーマのベースとなる新月の大テーマについてはココをご覧ください。

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サビアン・シンボルによる【満月がもたらすテーマと挑戦】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考に、アスペクトを加味して書き下ろしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月 魚座24°~25° + 太陽 乙女座24°~25°】
   "Tiny inhabited island" + "Mary and her white lamb"
→「人が住む小さな島」 +「メリーと白い子羊」 

   "A purging of the priesthood" + "Flag at  half-mast"
→「聖職の剥奪」 +「半旗」

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)テーマ発効期~9/30】
→★社会的に隔絶したグループや人間関係、内向きなコミュニティ感覚への反動
→★「此処」より美しく静穏な何処かへ隠遁してしまいたいという願望
→★ハードな現実による理想主義の敗北と実際的・実務的な選択を迫られる傾向
→★許されない甘えと慈愛の手が集まる無邪気さの差異を知る必要
→★自分自身の人生を自分の手足で切り拓くためのきっかけとなる小さな気付き
→★非現実的なまでの無垢さの追求や若さゆえの愚行に対する因果応報
→★足を踏み入れてはならない領域の境界線を学習する必要…または
→★進むべき道を前に無意識の恐怖や混乱で立ちすくむ習性を見極める必要
→★素朴な疑問やシンプルな反応が頑なにこり固まった構造を揺るがす
→★醜く感じるものを排除したり清潔さや完璧さに対する執拗な強迫観念に注意
→★取るに足りないと思われた物事が徐々に拡がり大きな影響力を持ち始める
→★恒久的な物事は存在せず、全てが変化していくことを受け入れる挑戦
→★立場の上昇は力の証しではなく、人生の挫折も罰ではなく、全てが
     自分自身の「再編成」だと捉えていく必要
→★外界や外形がどう変化しようと自分の内に存在する不変の核を見出し信頼する・・・→


エネルギーのポイント:『激しい過渡期の中で内的自立を目指す』 

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★9月~満月・月蝕のサロスシリーズ(秋休み願望モード)


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        8月半ばの月蝕、9月初頭の日蝕を経て、とうとうこの三つ組最後の半影月食がやって来ます。この1ヶ月の間、特に蝕が起きた水瓶座25°近辺、乙女座10°近辺に太陽や個人的な惑星、感受点を持つひとは内面、または外面的な変化/リニューアルを体験しつつあるのではないでしょうか?  そして今回は魚座24°台、サロス147の月蝕です。

三つ組のサロス・シリーズについてはこれまで2回の蝕の記事でそれぞれに触れてきました(もし興味があったらその部分だけでも読み返してみてね)。なので今回のサロス147に関しても少しだけ。この蝕は1890年7月2日に誕生しています。いつものように、この年に何があったかを調べてみると…日本ではちょうど明治維新後の1880年代後半、鉄道や紡績などを中心として第一次産業革命が勃興し、株式会社の設立ブームが起きたそうです。けれどまだ株式会社とはいったいどういうものか?に対する理解が進んでいなかったため、新しい会社群は次から次へと倒産していきました(おそらく個人商店的な出納感覚だったからでしょうか?)そして1890年に日本で初めての本格的な恐慌が起きてしまいました。ただしこの恐慌は、後の日清戦争の勝利から得た賠償金によって収まったのだそうです。

この三つ組の最初の月蝕サロス109では、天平時代から連綿と続く朝鮮半島との歴史〜日韓・日中関係がハイライトされていました。それを引き継いでいくサロス147の月蝕もまた(経済と政治が密接に絡みながら)中国、韓国、北朝鮮に代表されるアジア諸国(もしかしたらロシアも含めて)との関係性とその変化を暗示している可能性があります(日清戦争〜日露戦争〜…の流れ)。 月蝕に挟まれて起きた前回の日蝕は、南北朝時代への幕を切って落とす乱の時代(元弘の変)を象徴していましたっけ...。うーん、なんともダイナミックな蝕の宴だなぁと思います。。


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  以前も書いたけれど、最近このシリーズの蝕が起きたのは1908年、1926年、1944年、1962年、1980年、1998年です。興味のあるひとはその年に起きた出来事の特徴を見ていくと興味深いんじゃないかな。ちなみに1962年はキューバ危機や中印国境紛争などが起きています。

もちろん、現代を生きるわたし達の意識は以前より洗練されているはず。これから先何があろうと、相互の真摯な外交努力(天秤座木星と射手座土星のセクスタイル)でソフトランディング出来ると思いたいけれど...。そういえば、2008年にミュータブルサインの乙女座(ツール、整理)・魚座(虚実、拡散)で土星(実現)・天王星(テクノロジー)が刺激的なオポジションを形成し、そのとき魚座の天王星と水瓶座(情報)の海王星(夢、曖昧さ)はミューチュアル・レセプションでした。モバイルSNSのプロトタイプが世に出され、情報の一般化が加速し始めたのはその頃からです。

こうして少し前をふり返るだけでも、時の流れと共に物事も情報も世界中で複雑化してきたように感じられます。 政治も経済も、個人と社会の繫がりさえも、見えない部分で密に絡み合い入り乱れている今。大規模な戦争など、世界を巻き込むような乱暴な動きは起こしにくくなっているように見えます。けれどその反動として、水面下に溜まったフラストレーションは社会を見ても個人の内面を考えても、とてつもなく大きいのではないでしょうか。 この蝕の三つ組期間は「終わり(と/の)始まり」が強調されているだけでなく、「袋小路」的なニュアンスも持ち合わせています。なので見えない壁に抑えられて来た力は、自然現象や様々な事件、あるいは個人的体験となって噴出しているように思えます。 

  サロス・シリーズが持つ特質は、大きな世界の話だけではなく、個人の物語にも何らかの影響を及ぼします。そして全ての蝕は、何かの終わりと新しい出発を意味します。 今回の月蝕はサウスノード・イクリプスなので、どちらかというと「終焉」「別離」に軸足を置いた変化のエネルギーになるかもしれません。いずれにしても、それは自分自身の「再編成」に繋がるはず。まず息をワーッと吐かなければ、新しい空気は吸えません。折りしも水星、絶賛逆行中。とりあえず、内・外ともに変化を怖れずにいきましょう(^_^。


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★9月~満月・月蝕の星模様とちょっぴりサビアン・シンボル


        さて、今回の星模様はとっても複雑です。まるでクモの巣みたいに沢山の星々が繫がりあい、一斉に声をはり上げているかのよう。。。 なので、特に気になるアスペクトだけをかいつまんで読んでみますね。

まず土星・海王星のウェイニングスクエアは、最後の形成を果たし、これからゆっくりと離れていきます。でもこの月蝕ではまだタイトなスクエア状態。海王星にオーブ2°強でオポジションを形成し、今回アセンダントから上昇しようとしているオルクスをこれに加えると、Tスクエアです。 土星・海王星・オルクスのTスクエアは、これまで様々に誤魔化し、曖昧にしてきたこと、逃げおおせてきたことの反動となって顕れるかもしれません。因果応報的な感じです。もし思い当たるようなことがあれば、ここは甘んじて受けとめ、綺麗なかたちで責任を取ってから前進する方が後々良い結果に結び付くと思います。

またこれは、人間関係で互いに暗黙の内にあえて触れてこなかった懸案事項がある場合、それを一度まな板の上に乗せ、クリアにしていく機会にもなりそうです。もし心当たりがあるなら、お互い正直になってよく話し合ってみましょう。その間ずっと誠実であり続けるなら、結果を焦る必要はありません。水星逆行のエネルギーを利用してこれまでのことをふり返り、何故その問題に触れることをためらってきたかをよく吟味してみるのも良いと思います。その際「こうでなければ!」という拘りは最初から捨ててかかりましょう。未来に対しても相手に対しても、オープンになれることが一番大切です。少しずつ冷静に(でもこころを込めて)話し合っていくうちに、ベストな未来へのコンセンサスが取れたり、気持ちの整理がついていく可能性があります。


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  ところで…土星は徐々に海王星から離れていきます(やっとだ〜〜!と思うひと、多いでしょ?わたしもですw) でも。海王星・オルクスのオポジションはこれからもじんわりと続きます(2011年5月に魚座0°〜1°の超ニアミスから始まった両惑星のオポジションは、全9回の正確な形成を終えて今年11月末に再びオーブ8分の超ニアミスで終焉、徐々に拡散していきます)。 乙女座のオルクスは、冥界の王または冥土の渡し守とも言われる存在。冥王星の手足的な性質を帯びています。それをひと言で言えば、今のところ、やはり巡り巡って因果応報...とでもいうようなエネルギーかな。何かを隠そうとすればするほど真実がネジレたかたちをとって伝わったり、忘れたころに思わぬ反動が浮上して、あぁ、あのとき対応しておけば良かった〜!なんて後悔してみたり。。(今のところ…というのは、人類の意識の使い方が変化することで冥王星とオルクスの影響も変化すると考えられるからです)。

なのでこのアスペクトはもうしばらくの間... わたし達が海王星の虚実入り混じったエネルギーをどう扱うかによって... 異なる「結果」を突き付けてくるかもしれません(それには土星の動きも関わるでしょう)。 これをプラスに使っていく鍵は「理想や夢の追求と厳しい現実との正直で丹念な摺り合わせ」「全体性の中で物事を考えて行く」かな。 言うのは簡単だけど実際に続けていくのはエネルギーが要りそう...(^_^;。けど、マジで何かに取り組みたいひとにとって、この心がけは当分の間必要不可欠になりそうです。


        じゃ、次に満月の太陽・月ペアに遠いキュビワノ族の天体カオスを加味してみると… 太陽・小惑星グリーヴ・月・カイロン・火星( +イクシオン、フォルスのケンタウルス族)そしてカオスとでグランドスクエア。。。

前回の日蝕記事で触れた火星のOOB(アウト・オブ・バウンズ)は、この月蝕前後で最大値になります。デクリネーション±0°からの振れ幅が大きければ、火星が帯びる異端のエネルギーもそれだけ強力になるでしょう。今回はケンタウルス族のイクシオンやフォルスとコンジャンクトし、天王星やエリスとはトライン。ということで、圧迫感に堪えかねてかなり思い切った行動に出るひとがいるかもしれません(もうすでに実行したひともいそう...)。 自分の行動に最後まで責任を持てるなら、そしてその結末がどうであれ、新しい道を信頼し、結果を引き受けられるなら・・・その勇気は「買い」です。たとえ今は理解されなくても、一歩踏み出すことによって次のステージに繋がる可能性があるから。

あ…でも、特に今の期間は甘い考えは禁物ね。誰かが助けてくれるように見えても、状況はすぐに変化するかもしれません。


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  一方、火星―カオスのオポジション軸を中心に、天王星・エリス・ケンタウルス族の暴れん坊エケクルス、そして小惑星パエトーンのカイトもあります(天王星・エリス・エケクルスとオポジションを形成する金星を入れるとミスティックレクタングルまで...)。

今回の蝕は21°〜24°台に在泊する惑星がとても多いです。つまり多くの惑星が各星座宮の第3ディーカンに入っているということ。これは、その星座宮が表す特質の集大成的なエネルギーを持ちながら、同時にこれから次の段階へ移行していく…そんな予感がオーバーラップし始める位置。なのでこのエネルギーに触れるときは「自分は今、人生の過渡期に在るのかな?」という感覚が生じるかもしれません。

しかも、今はほとんどの惑星がミュータブル・サインかカーディナル・サインに在泊しています。これはどう考えてもどっしり構えるような感じじゃありません。 この三つ組の蝕が始まってから、人間の感情は四方八方から刺激され続けてきたはず。 特に各サインの第3ディーカンに主要惑星や感受点を持つひとは、程度の差こそあれ悶々とする気持ちを体感してきたのではないでしょうか。

例えば…『いろいろあってちょっとくたびれてはいるんだけど、何となく落ち着かない』『あれもこれもやらなくちゃ』『けれど思うようには進まない』『フラストレーションが溜まる。まるで透明な箱の中に閉じ込められているような気がする』『しがらみが面倒くさい。それと同時に、まるで世界から切り離されてしまったような孤独を感じる』

または『いっそ遊びまくりたい。思いっきり言いたいことを言い、やりたいことをやり、ルールも規則もクソ食らえ的な感じでいけたら... 』『どこからともなく、さして理由もないのに辛い気持ちや哀しみが湧いてくる』『遠い記憶の中から傷や痛みの思い出が蘇ってくる。どうして今さら…?』あるいはふとした拍子に『自分の立ち位置や居場所が無くなりそうでとても不安になる』『やり場の無い怒りがこみあげてくる』『やる気はあるのにエネルギーがダダ漏れしている感じ』......などなど...。

もしそんなこころの乱れに悩まされるとしたら、それは思い切って先へ進みたい気持ちと現状維持の中で安全でいたい気持ちがぶつかりあっているせいかもしれません。今回のチャートは、わたし達の奥底に眠る赤裸々な欲望を刺激してくるところがあります。その願いはひとにより、本当に様々。でも、それはとても正直な欲望なのだと思います。もちろん、いつも思い通りの現実を手に入れられるわけじゃない。それもわかってる。だけど……。 


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  たぶんそれは、そこに居ては叶わない望みなのかもしれません。一歩でもいい。そこから、外に出てみたらどうなるだろう? 現実の行動でも、意識や象徴的な行為としてでも。

今回の惑星フォーメーションには、三すくみ、四すくみのがんじがらめの中で、何とか自分の新しいアイデンティティを見出したい、明確にしたい、もっと深く掘り下げていきたいというエネルギーが感じられます。たとえ落ち込んでいても、泣いていても。 その叶わぬ願いの奥底には、おそらく新しい自分、もっと強く、もっともっと自信を持てる自分を見つけたいという、生々しく激しい意志が眠っているのではないでしょうか。

それは本来、とても純粋なエネルギーです。ならば落ち着いて、自分がいったい何処を目指して生まれて来たのか? 何処へ行きたいのか? 何に耐えられず、何を捨てる用意があるのか?…ゆっくり考えてみるときかもしれません。一種の分水嶺にあって、外を見回したとしても、大事なものは見つからないと思います。

そうして、最後に残る真に重要なことって何だろう? それってそんなに多くはないはず。なら一度そこにしっかり軸足を置いてみましょう。たとえそれが、シンプルすぎる、小さすぎると感じられるようなことだったとしても。

ん…いくら考えても混沌としてる?ほとんどカオス? ...そうなんですよね。もちろんこれは個々のネイタルチャートによっても異なるけれど、全体に今のコズミックフォースの下で明確な「ビジョン」を答えられるとしたら、それはかえってアヤシイのかも?(^_^; 

でも。カオスは全てを生み出す混沌です。それこそがこれからのわたし達のホームだと言ってもいいくらい。それぞれのわたし達にとって、大切なもの・大事なことは、みんなそこから生まれ、徐々に形を取ってきます。これからも迷うことは沢山あるし、躓くことだってあるかもしれない。でも、とりあえず今、 最後に残った「何か」は・・・(たとえ得たいが知れないもの/観念的な何かだとしても)これからの自分の拠り所になっていくでしょう。それを混沌と名付ければいい。それは枯れることのない未生の渦から、絶えず新たなわたし達を生み続けてくれるエネルギー。もしそうなら、思い切ってそのワケワカラナイ "混沌" に踏み込み、それを自分のアイデンティティだと開き直ってみるのも悪くないかもしれません。

外に混沌を見るのではなく、まず自分の内なる混沌を胎内宇宙として。そこから生まれた外界すべてを、ただ淡々と生き切ってみたら...。次に何が見えてくるだろう?


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        このチャートは激しく厳しいエネルギーを持ってはいるけど、同時に大きな勇気も与えてくれます。

小さな島の中で慣れた関係性に安住しつつ、遠い海原を眺めて理想の異国を夢見るのもいい。けれど現実のパラダイスはどこにも存在しない。。 無垢なメリーと真っ白な子羊は、汚れの無い純粋さの象徴です。けれど、メリーはもうすぐ学校に行き、成熟することを学ばなければなりません。子羊を置いて、新しい冒険に出なければならない時が迫っています。。 

太古から続いてきた神と人類との仲介者、聖なる長老達。…彼らの組織は長く権威を維持する中で、様々に疲弊し、硬直してしまいました。全てを洗い流し浄めるときです。だから今、組織を解体し相応しくない者達を外す必要があるのかもしれません。それは立場の喪失、大きな変化、そして象徴的な死「半旗」を意味します。

よくひとは世の中の出来事や風潮を嘆いて『○○は死んだ!』なんて言います。 翻る半旗を見て、わたし達は涙を流すかもしれません。怒りに震えるかもしれません。けれど、それが季節の変わり目です。花が落ち、葉が枯れたなら、わたし達はいったん根っこになり、種になり、そして時が至れば再び芽を吹くんです。 そのときが来たら... もしかしたら、今はまだ想像もつかないような綺麗な花が咲き、大きな果実が実るのかもしれません。その可能性は誰にでもあります。その可能性は、わたし達が土の中にいるとき、自ら決めるのではないでしょうか。


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        さてと。天秤座入りした木星は今、入り口で待ち受けていた乙女座銀河団の壮大なエネルギーに曝されています。 

天秤座は「公正」が大好き。美しくバランスの取れた人間関係や社会のありようを望みます。また、パートナーとの関わりを意味するサインでもあります。ただしこれは、最初から人間関係が上手くいくとか巧みだという意味ではありません。実は「訓練の始まり」という側面もあるんですね。本当の意味で支配も被支配も無い、平等な関係性を創ることってそんなに簡単じゃありません。スマートに振る舞おうとして逆に気を遣い過ぎ、腫れ物に触るような態度になったり。優しいひとと思われたい、愛されて心地良い環境を創りたいと思うあまりに優柔不断になったり。多少ややこしくても、踏み込むべきときにサッとよけてしまったり。。 「美」は天秤座のトレードマークだけど、そのスマートさの影にはこうした傾向もまた見え隠れします。そして「対等な信頼関係」の探求には、「支配するか支配されるか」という、目に見えない力(エゴ)の闘争にどう対応するかという挑戦がついてまわります。たとえば、バランスを意識しながら押したり引いたりする駆け引きの中で... その目的はいったい何処にあるのか? 自分は何のためにそれをしているのか...? そんな疑問の薄皮一枚下に、本当の願いや欲望が隠されていることがあります。

  木星はもともとダルマ/法の惑星です。寛大で真の公正さを探求し、よりよい関係性を成長させ、素晴らしい絆を創りたいと望んでいます。 太陽系で一番密度が高く、実は各惑星の軌道を統轄してもいると言われる木星。神々の王者ゼウスに擬せられたこの星は、軽やかな楽観性と楽しむ能力、そして真のバランスを取るために必要な取捨選択の力をわたし達に与えてくれそう..!

でも、わたし達がその暗黒面を覗き込んでしまえば、今度は格差の大きさを誇張したり、扱いや権利の不公平さを拡大して見せたりする面も出て来るでしょう。

乙女座銀河団の強烈な異次元エネルギーを浴びている今、そしてこれから先…11月には冥王星とスクエアを形成し、年末には天王星・エリスとオポジションになる木星。 個人の関係においても、社会や政治の世界においても、本当の公正さとは何か? 真に対等な関係とはどんなものか? あなたの人生において「美」とは何なのか? 彼はわたし達にそんな問いを投げかけてくるのではないでしょうか? 木星が与えてくれる勇気と勢いに乗り、土星の規律や忍耐、しっかり固めていく力を使って(土星は天秤座でイグザルトですものね)…その問いかけに応えていけるといいな。 さぁ、ヴィーナスの宿る天秤座の美と恵みに浴し、ありったけの愛をもってそのテストを受けるために。そろそろ出発しないとね!(^_^


        そうそう、最後に… 先日、2012年8月18日の新月時(この三つ組最初の月蝕の太陽の位置で起きた新月)に書いた付録記事を掘り起こしてくださった方が!Thanks!!!  この記事は「銀河のフォースとグレートアトラクター」というタイトルで、アストロロジャー、P.セジウィックが近隣最大の超銀河団と言われるシャブレー超銀河団と惑星達の邂逅について伝えてきたニューズレターの一部を翻訳したものです。このシャブレー超銀河団と木星との再会(コンジャンクション)が来年2017年10月に起きます。また、土星もこれからグレートアトラクターや銀河中心とコンジャンクトしていきます。今読んでも面白い記事だと思うので、興味あるひとは参考までにぜひどうぞ^^。


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        惑星エネルギー満載なうえに、遠い銀河のエネルギーまで吸収しながら… わたし達はどこに向かっているのかな? うん、それぞれのゴールに向かってる。 このトランジッション・タイムを一日、一日、大切に生きながら。それぞれの宇宙に向かって。 あいかわらず笑ったりシュンとしたり、カッカしたりしながら。 めまぐるしい天候、大地の動き。人々の声、声、声。

とめどない時の流れに翻弄されながら、晩夏から初秋へと駆け抜けるとき。もしかしたら、あるとき突然に。 わけも無くフッと笑いがこみ上げてくるかもしれません。ただ空っぽになって。もしそんなことがあったなら…それはきっと、遠い銀河から伝送された壮大な未知の祝福なのかも...。




have a great trek!!!★

hiyoka(^_^
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September 11, 2016

レイモンド・メリマン 週間コメント9/12【金融アストロロジー】

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レイモンド・メリマン・コラム  2016年9月12日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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≪ 先週をふり返って ≫

        “FRBによる驚くべきスピーチを受けて市場は7月以来最もボラタイルな1日と化した… いまだにFRBが9月の利上げを断行するだろうと考える人々は林檎をもう一囓りしつつある”

― CNBC.com 2016年9月9日金曜


        市場のクラッシュが始まっているのだろうか? あるいはこれもまた水星逆行のなせる技で、このトリックスターが演出するフェイクアウトなのか?

        またぞろ何処かで見た光景だ。先月、保養地ジャクソンホールの会合で幾人かのFRB当局者が金利引き上げへのラッパを吹き始めた。株式市場は差し迫った金利引き上げ論議に反応し、8月末に急落した。それから1週間後、8月の雇用統計が発表されたが内容は失望させるものだった。市場は実際、前週(9月2日金曜)に出された良くない数字を囃した。何故ならそれは、FRBが結局は9月の引き上げを行わないという観測を強めるものだったからだ。少なくとも私達はそう思った。しかしながら、水星が逆行に転じ、その後日蝕が起きて土星・海王星スクエアに強力なミュータブルTスクエアを形成した8月31日と9月1日以来、物事は以前見えた通りではなくなっている。

        それから1週間を経て、一部のFRB当局者が再びマイクのボリュームを上げながら喫緊の金利引き上げを主張し、長期の遅延は米国中央銀行の信頼性を損なうと警告した。その新たな警告によって株式市場は再び売られ、下げ幅は8月末を超えた。9月9日金曜、ダウ工業平均(DJIA)は400ポイント近く下げて、ここ2ヶ月間の最低水準に落ち込んだ(18,085)。それは伝染性を持っていた。次回FOMCが予定される9月21日にも0.25%の利上げがあるのではないかとの怖れが拡がり、世界の株式市場も米国を追うように売られた。1/4%はそう大した数字でもないようだが、以前12月にFRBがここ数年来で初めて実際にFFレートを1/4%上げた時に起きたことを皆さんは覚えておられるだろう。それは非常に急激な株価の下落(DJIAで15%以上)を呼び、これが2月初頭まで続いたのだ。

        ここで自らにこう問わねばならない。『果たしてFRBは、米国大統領選までゆうに続く可能性を持つ市場の下落を起こしたいのか?』『何人かの当局者が皆を信じさせようと繰り出す甘言の通りに、市場へのリスク無しに金利を上げられるとFRBは本当に考えているのか?』 ここで以前私達が、海王星を含むハードアスペクトがあまりにも多くひしめきあうこの期間について言ったことを思い出して欲しい。『あなたが読むもの、聞く事、見るもの、全てを信じるな』だ。

これと似たような市場パニックが2008年に起きているが、当時はそれが大統領選に立候補していたバラク・オバマにとって良いニュースとなった。今回はそれがドナルド・トランプにとってラッキーな要素となる。2008年の大統領選を控えた9月当時の急落と2016年選挙前となる9月のそれとのジオコズミックな類似性は、ファイナンシャル・アストロロジャーにとって注目に値するものだ。当時も現在と同様に、水星が逆行していた。当時も現在も、土星がミュータブル・サイン(当時は乙女座、現在は射手座)の第2ディーカンに在泊していた。そして当時も今も、土星がそれ以遠の軌道を持つ惑星とのハードアスペクトに非常に近いところに在る(当時は天王星とのオポジションに向かっており、現在は海王星とのウェイニングスクエアの終焉を迎える)。市場はパニックに陥るのだろうか? 当然だ。特にFRBが金利をこの時点で上げるなら、そうなる。

        FRBによる金利引き上げの見通しは、先週、他の市場にも影響を与えた。高い金利は高い米ドルと商品価格の下落を意味する。金と銀は9月7日水曜に向かって見事な反騰を見せていた。原油の反騰も木曜まで続いていた。だが木曜と金曜に再びFRBのタカ派が飛来して、高い金利を支持する持論を展開しを始めると、全てが踵を返し下降した。パニックへの恐怖心が形を取り始めていることを皆さんも感じるだろう。結局のところ、金曜(9月9日)は土星・海王星スクエアの最終形成の前日だったのだ。あからさまな恐怖の感覚(現実ではなく)を象徴するにあたり、これ以上に完璧な惑星コンビネーションは存在するだろうか? 私が知る限りそれは無い。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

        もちろん、ファイナンシャル・アストロロジャーとして私達は、FRB当局者達によるこれら怖ろしげな警告は水星逆行中に出されたことをよく知っている。また、この週末すなわち9月10日〜11日が水星逆行サイクルの中間部に位置し、そしてこの中間部が、過去3年にわたり目撃してきたように、しばしば株式市場の急落の時となることに気付いてもいる。こうして現在、私達はこれら「トリックスター水星の特技」が披露される期間のただ中に在るということだ。

私達は常々、水星逆行期に下された決定(もしくは暗黙の意思表示)に対して懐疑的な見方をする。通常こうした決定への過程においては、的確な材料を元に導き出した正しい行動を取る前に、もっと多くの情報 ― より多くのデータ ― を必要とする。水星逆行下(8月30日〜9月22日)で起こされた行動は未成熟であり、だからこそ賢いとは言えないものになりやすい。この時期は議論するための時であり、事実とそれに基づく情報を収集するための時だ。この時期は、予期せぬ結果を招くような一連の行動とそれに対する反動を予期し、準備してかからない限り、普通なら重大な決断を下して良い時ではない。今決める事は、今後まもなく より的を射た情報が得られた時に再び検討しなければならない可能性を持つ。もちろん、水星逆行自体は、それのみで約束事の成立を妨げるような致命的な問題だと考えるべきではない。 それでも最良の結果を得ようとするなら、この時期は多くの場合、忍耐と優れた識別力を必要とする。

        現在は他にも重要なジオコズミック・サインが展開中だ。たとえば、木星が9月9日から13ヶ月にわたる天秤座の旅を開始した。ほとんどのアストロロジャーは、これを宇宙からのポジティブなメッセージだと考えるだろう。何故なら木星は正義に関心があり、天秤座はバランスと公正さを司る星座宮だからだ。また木星は機会と成長の惑星で天秤座はパートナーや同盟の星座宮だとも考えられている。したがって、特に貿易(木星)に関する問題を扱うにあたり、新たな合意に達するには調和的だ。土星・海王星スクエアが終わるのとほとんど時を同じくして木星が天秤座入りすることは、恐ろしい時期の終わりと同時に、新しく理に適い計算された思考の時期の始まりのように見えるかもしれない。土星と海王星のハードアスペクトはヘヴィであり、不確実な未来への恐怖として感じられる傾向がある。だが天秤座の木星は、まるで大いなる楽しみが約束されたパーティへの招待状のように見えるかもしれない。そこでは新たに沢山の魅力的な人々に出逢う機会があるのだ。

とはいえ、集合体が創り出す雰囲気の変化は一夜にしては起こらない。暗雲をもたらす土星と海王星が今週から離れ始めたとしても、私達にはまだ9月11日〜18日、金星による天王星・冥王星とのTスクエアとの出会いがある。これは、先週市場の急落を起こしたFRB当局者による不吉な発表を考えれば理に適っている。金星と冥王星は負債、税金、金利、そして通貨価値との非常に高い親和性を持っているからだ。つまり、金利引き上げの脅威とそれが引き起こすかもしれない急激な通貨の価格変動だ(米ドルは強くなり貴金属と外国通貨は弱くなる)。しかし、水星逆行下でしかも大統領選まで2ヶ月を切ったこの時点で、本当にそれが起きるだろうか? 私はそうは思わない。だが浮上した脅威 ― 怖れ ― は、今週の大半を覆う可能性はある。さらに、9月13日には太陽が火星にスクエアを形成する。これは国家間に醸成される闘争的な雰囲気 ― 戦争の危機さえも ― 示唆するものだ。

したがって、もっと穏やかでより合意の余地のある年を前にしてその準備段階に入ったからといって、それが大いなる祝福のファンファーレと共に始まるようには見えない。まだだ。だがそれはやって来る。これについては9月24日のウェビナー、及び今週発行予定のMMAサイクルズ・リポート月報(講読版)で論じるつもりだ。







訳文ここまで
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September 04, 2016

レイモンド・メリマン 週間コメント9/5【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2016年9月5日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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告知:9月5日月曜はレイバーデーの祝日で米国市場は休場となるので注意されたい。


≪ 先週をふり返って ≫

        “非農業部門雇用者数の予想は18万人増だったが、実際は15万1千人に留まった。だがそれは話全体の半分に過ぎない。平均時給が伸び悩み、週あたりの平均労働時間が減るなど就業内容は低下している。もし政府による大盤振る舞いの雇用攻勢が無ければ、数字はかなり悪いものになっただろう。”

― Jeff Cox
  CNBC.com 2016年9月2日


        雇用統計は弱くはあったが、酷くもなかった。とにもかくにも15万1千の雇用は増えている。それはおそらくFRBとヒラリー・クリントンが願ったことであり、景気後退への怖れを引き起こすことなく、選挙が終わるまでゆったりと金利引き上げを遅らせるに足る理由をFRBに与えた。政府がこんなにも多くの人々を雇ったとは何と良い事か! 前回FRBが金利引き上げを発表したのは去年12月だったことを思い出すと良い。翌月までに株式市場は15%以上下落した。引き上げ幅はたったの0.25%だった。今、アナリスト達は0.25%の利上げでは市場を押し下げるには不十分だろうという正当化を試みているが、イエレンはわかっている。したがって、これまでも私達の見通しは常に正しかったわけだが、現在も変わらない。FRBは大統領選の前に金利を引き上げて前回2016年初頭のような市場メルトダウンを再び引き起こすリスクは犯さないだろう。

雇用統計の「弱い」数字を受けて、株式市場は急反騰した。9月1日に4週間ぶりの安値18,295をつけて以来、ダウ工業平均は雇用統計直後に18,550近くまで舞い上がった。9月1日に2ヶ月ぶりの安値1305に沈んだ金は、その1日後、雇用統計直後に1334まで跳ね上がった。銀の動きはもっと見応えあるものだった。8月29日月曜につけた新サイクル安値18.46から爆発した銀は、金曜に19.46をつけた。これは新たなプライマリー・サイクルの始まりを示唆している。

もちろん、現在は水星が逆行しており、このトリックスターはテクニカルな売買シグナルを台無しにする技を持っている。騙しや肩透かしを頻発させるので有名だ。今回もそうなるのだろうか? 私はそうは思わない。何故なら購読者の皆さんにはお伝えしたとおり、これらの安値は強力な日食とそれが土星と海王星に形成するTスクエアと相関して示現しているからだ。



≪ 短期ジオコズミクス ≫

  “『唯一の真の叡智とは、自分が無知であると知ることだ』とはソクラテスの言葉だとされている。”

― “Loopholes for the Mullahs”
  ウォールストリートジャーナル 2016年9月2日付


        先週論じたように、私達は9月16日まで続く、非常に強烈かつ特異なジオコズミック配列のただ中にある。先週のコラムで私はこう述べた。

『これからの2週間は十中八九、混乱と不安定のピーク期になるだろう。すなわち 1)8月30日〜9月21日/22日まで水星が逆行する。 2)土星・海王星ミュータブルスクエアにTスクエアを形成する日食がミュータブル・サインで起きる。 3)9月10日に土星と海王星が3回目にして最後の正確なスクエアを形成する。 4)9月16日にミュータブル・サインで月食が起きる。 これはミュータブルな要素が非常に強く、また多くの海王星的要素を含んだ期間だ。つまり…大量の霧、雨、そして泥(文字通りにも比喩的にも)にまみれた時間帯なのだ。これは多くの市場、特に原油と国債に影響を及ぼし、それがまた株式、通貨、そして金属市場にも波及するだろう。それぞれの市場において、今後1〜2週間の間に起きる直近トレンドからのリバーサルを予期しつつ注視したい。』

現在、ハリケーン・ハーマインが米国東海岸を北上中であるため、この週末はまさに多量の雨と泥がもたらされるだろう。多くの市場が木曜の安値から反転しており、前述したように、原油は木曜9月1日に数週間ぶりの安値43.00まで下落した。そしてそのわずか1日後には、貴金属や株式指数と共に見事に復調した。したがって、現在最大の懸念は水星逆行がこれらのリバーサルを無効にするかどうかだ。

        現在発効している重大なジオコズミック要因は水星逆行だけではない。先週月曜8月29日には金星が天秤座に入居し、9月23日まで公正を量る天秤を象徴する星座宮を運行した後に蠍座入りする(そしておそらくはそれまでの公正路線を酷くこき下ろして再び脱線させる)。 さて、概してアストロロジャーというものは天秤座の金星が大好きだ。何故なら天秤座を支配するのは金星であり、両方共に愛とパートナーシップを統轄するからだ。「愛」が嫌いな人間などいるだろうか? いやまぁ、ひょっとしたら一部の蠍座の人達は駆け引きの一部として苦痛の方を選ぶかもしれないし、もしかすると山羊座の中にも愛を仕事の一つと考える人がいるかもしれない。また一部の水瓶座にとって愛とは非個人的なものかもしれない。だが一般的には殆ど全ての人々が愛を欲している。

とはいえ、私が触れたいのはそこではない。ファイナンシャル・マーケットタイマーである私達にっとての天秤座の金星の重要性は、『フォーキャスト2016』でも論じたように、これが銀におけるプライマリー・サイクルと高い相関性を持っていることだ。それを念頭に置いて見るなら、金星が天秤座入りした日(8月29日)に銀のプライマリー・サイクル安値が示現した可能性が高い。換言するなら、ファイナンシャル・アストロロジーと『フォーキャスト2016』はまたも正確な予測を提示したと考えられる。 銀は月曜の安値から金曜までにはすでに5.4%の反騰を見せている。しかし、それでも私はソクラテスの言葉は正しいと思う。水星逆行下でただ一つ正しいと言える行為は、自分が「無知であると知ること」なのだ。だが有り難いことに、アストロロジーのように手掛かりの一つとして私達の行く手を照らしてくれるツールもある。確信に至る時を知るというのもまた良いことだ。



≪ 長期的考察とマンデーン・アストロロジー ≫

        “預金者が借金をする際には利息の相殺を受ける資格がある、というルールは歴史的な決まり事だ。だがもうそれは通用しない。多くの先進諸国において、貸し手は政府に彼らの現金を借りてもらうという特権のために支払いをする… 新たな政治経済学 ― または錬金術 ― においては、政府の財政が持ちこたえられなくなればなるほど、借金をしても費用がかからない仕組みになっている。”

― James Freeman
  “The 5,000-Year Government Debt Bubble”
  ウォールストリートジャーナル 2016年9月1日付


        さて、もし上記の一文が冥王星の山羊座運行(2008年〜2024年)を言い表す適切な引用でないとしたら、一体何を代わりに言えば良いのかとさえ思う。しかしながら、マイナス金利と預金者にとっての無収益状態は、土星・海王星の長期36年サイクルのウェイニングスクエアが、その3回にわたる形成を9月10日に完了するにつれてゆっくりと終わっていくかもしれない。

歴史を見てみれば、金利における長期の高・低が土星・海王星ウェイニングスクエアの近辺で終わるということがしばしば起きてきたのがわかる。前回それが起きたのは1979年9月〜1980年6月だった。金利はそれまで1世紀以上もの間 最高レベルに留まっていたが、その後低下し始め、私達が過去2年ほど経験してきた水準まで下がった。その前の時は1944年7月〜1945年4月で、短期金利も0%近くに下がって米国史上それまでの最低値を記録した。1940年代中盤にアスペクトが完了した後の5年間は、金利がスピーディに上がることはなかったし、1979年〜1980年当時の高金利からも、1982年を過ぎるまでは急落することがなかった。しかしそれでも最高及び最低の水準からは確かに反転したし、それはアスペクト ― 今週終わるそれと同じもの ― の中心時間帯に非常に近いところで起きている。

        長期ジオコズミクス上でもう一つ肝心な点は、今週9月9日に起きる13ヶ月間の木星による天秤座入居と運行だ。結論を言えば、これは多くの金融市場、そして社会・政治学が絡みあった経済トレンドにおける、重要な長期的反転が準備態勢に入ることを示唆する。これがピタリ9月9日〜10日に鳴り物入りで示現してくることはないだろう。

実のところこれは、先週金星がカーディナル・サインである天秤座に入居したことをトリガーとして、すでに起きているのかもしれない。金星はこの天秤座において、やはりカーディナル・サインを運行する天王星と冥王星の働きに参加するのだ。 それに加え、今週は木星もまた、カーディナルの天秤座に入居してこの惑星グループに加わる。2016年の大半は多くの惑星がミュータブル・サインを運行し、世界は不確定性と不安定な変わりやすさに苦闘してきた。今私達は、この不安定な時期を離れ始め、より直線的かつ断固としたカーディナル・サインへと入っていく。金融界と集合心理における、多くの長期トレンドが変化していくか、あるいは新たなものが生まれつつある。

注意せよ。あなたの目の前で歴史の流れが変わっていくのを目撃し、しかもその事に気付いていられるような機会はそうあるものではない。






訳文ここまで
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