December 2017

December 24, 2017

『フォーキャスト2018』&『マンデーン2018』

※ 12月25日付メリマンコラムは一つ下の記事になります。
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        今年も『フォーキャスト2018』が投資日報社さんから発売されました。12月25日に販売開始と聞いていたのですが、Twitterではもうお手許に届いたと報告してくださる方もいらっしゃいました。 毎年購入する方々も多い本なので今更感もあるけれど、まだあまり馴染みのない方、電子本版の『マンデーン2018』(おそらく来年春にAmazonから発売)を楽しみにしてくださる方のために、中身の項目をざっとご紹介しようと思います。

今年のマンデーン・パートを翻訳していて一番感じたのは、メリマンさんの文章が去年までと微妙に変わっているような気がしたことでしょうか。と言っても何がどう、という明確な感じではなく、ただ行間から伝わってくる迫力とでもいうか... 前へ前へ、と容赦なく押されるような、それでいて多様なニュアンスが様々に込められたような、濃密な感覚だったかもしれません。

        今年のフォーキャストの大テーマは、なんといっても「ザ・グレートリセット」の本格的な始動ということだと思います。このグレートリセットの解説を翻訳しながら、グルグル回る頭と同時にずっと考えていたこと(考えさせられていたこと)がありました。

...グレートリセット。本当にひとつの時代が終わり、新しい時代が始まっていく... 机上の空論でもなければ夢物語のような「新時代」がやって来る!というのでもない。「新時代」は派手なニュースから始まるような気がしがちだけど、実はわたし達ひとりひとりの地道な生活の場から、お財布から、SNSから、通勤電車の片隅から、TVやネットに流れる無数のゴシップの切れ端から... 全てのひと達の気分の中から芽を出し、いつのまにか始まっていく。フックになる出来事は確かにある。それはときに激しく、ときに密やかに、そしてときには残酷で凄惨なかたちを取ってやって来る。けれどその中から新たな思想が生まれ、未知の分野が開拓されていく。 それは人間の生死をはるかに超えた遅い惑星達のサイクルに導かれ、人類史という波動を創り上げていく。波動...頂点と底点をめぐるうねり。おそらくそれは、螺旋運動を真横から見たものかもしれない。その螺旋が向かう方向を真に知っている存在は果たして居るのだろうか?...太陽と土星が冬至という特別な日に揃ってエリーズ・ポイント(個と世界が相まみえ、互いに影響しあう交差点)の一つである山羊座0°にイングレスした日から、2020年、あるいは2024年まで...わたし達は今、個人としても集合意識としても、新たな人類の旅がどんな方向に向かおうとするのかを決めようとしているのかもしれない。多分その結果を単純に良いとか悪いとか判断することは誰にも出来ないだろう......。なんて。 

  今年はそんなことを感じつつ、いつものメリマンさんの文章から漂う、噛んで含めるような詳しい講義を目の前で受けているような感覚を味わいました。けれどそれと同時に、いつになく複雑なニュアンスが含まれているように感じられる箇所も多くあり、はたしてそれをきちんと表現しきれるのか?という苦しさもまた感じながらの作業になりました。時間の限られた仕事なのは初めからわかっていることなので、推敲する時間があれば...なんて言い訳は出来ないのですが。。(^_^;

        まぁ、とか何とかあれこれ言うよりも、どんな内容になっているのか見当を付けるには毎年のようにまずは目次を見ていただくのがとりあえず一番!ということで(少なくともわたしは学ぶための本を探すとき目次を見たくなります)それを順番に載せてみますね。今年はB5版で総ページ数256と去年より8ページほど増えています。


Cover2018


相場に関する天体の位相
この本に使われているジオコスミック(アストロロジー)用語


------------ここから★マンデーン・アストロロジー編------------------

2018年春に発売予定の『マンデーン2018』にはこちらの項目と後半のマンデーン&個人向け項目が収録されます。また巻末にはより詳しい相場用語やアストロロジー用語集が付録として付きます。

『フォーキャスト2018』のハイライト
29年サイクルを持つ土星が山羊座に入居、冬至付近でこれが起きるのは1870年以来初の出来事
2018年5月15日に天王星が牡牛座に入居し、11月6日に牡羊座に戻り、2019年3月6日に牡牛座に入り直して7年間の旅を開始
2017年6月16日〜2019年5月2日、天王星・海王星ワクシングセミスクエア(171年サイクル)
2020年〜2023年に次回金融危機の潜在的可能性
政府リーダーシップの変化を促す世界的潮流は2021年へと続く
今後7年の間、強調される中央銀行の変容
FRBの急進的改革へのプレッシャーが高まる
2018年も増大し続ける戦争の脅威と可能性(米国とイランを含む)はおそらく2021年へと続いていく
米国とロシア間の緊張は2026年中まで続く
米ドルの価値は2020年代も下がり続け世界基軸通貨としての地位を脅かす
世界規模で高まる「法と秩序」の要求
グローバル・リセットは続く:旅は次なる宇宙領域へ
山羊座イングレスの重要性
山羊座の土星、蠍座の木星:境界、倫理道徳、法的説明責任そして責務
法と秩序、境界と治安
牡牛座の天王星:狂い出す銀行

迫り来る一時代の終焉:ザ・グレートリセットが始まる
カーディナル・クライマックスのパート1(2008年~2015年)
 と パート2(2016年〜2024年)
ザ・グレートリセット
二次反応
土星から天王星、土星から冥王星への近接したハードアスペクトがもたらす破壊的対応性
概要
テクノロジー、テロリズム、税金、そして精神障害
天王星・海王星のワクシングセミスクエア
蠍座の木星 — 宝を探す者
獅子座を運行する月のノースノード
2018年の米国
米国始原図
米国のプログレス・チャート
米国始原図への重要なトランシット
2018年の米国と大統領
ドナルド・トランプのプログレス・チャート2018年
ドナルド・トランプの出生図へのトランシット2018年
私達が持つ不可侵の権利:生命、自由、そして幸福の追求
(これは去年までのフォーキャストには無かった章です。おそらく今回のグレートリセットを希望を持って過ぎ越していくための総まとめとして、わたし達読者のために書き足された解説であり、そして先達としてのアドバイスではないでしょうか。「あなたは — 私達は — 理由があって歴史上のこの時に生まれて来た」という一文から始まる節には、エボリューショナリー・アストロロジーの元祖としてのメリマンさんの片鱗が見える気がしました。とても力のこもった章になっています。)
2018年の水星逆行期
 
2018年の金星逆行期

2018年の火星逆行期


------------ここから★相場編------------------

このパートはわたしの担当ではありませんが、投資家の方なら各項目を見ただけで大体の内容は把握出来るのではないでしょうか。国債、米国株式、日経平均、通貨、金、原油、穀物、大豆に関し、各相場に関連するサイクル理論とジオコズミック展望、また必要に応じてキー・パーソンや関連機関のアストロロジー・チャートを駆使したファンダメンタルズ分析などを駆使し、可能性の高い値動きと要となりそうな重要変化日を割り出しています。

2018年の米国Tノート(米国10年債)及び金利

  回 顧
  サイクルズ
  ジオコスミックス
  連邦準備制度理事会(FRB)
  ジェローム・パウエルFRB 新議長
  結 論
  重要変化日

2018年の米国株式

  回 顧
  米国株式の長期サイクル
  ジオコスミック1(長期ジオコスミックサイクル)
  4年サイクル
  ジオコスミック2
  NYSEの始原図
  株価のセクター
  結 論
  重要変化日

2018年の通貨市場
 (米ドル指数、ドル/円、ユーロ/ドル)
 

  米ドル指数:回 顧
  米ドル指数のサイクル―16.5年サイクルと16年“大統領選” サイクル 
  ドル/円相場:回 顧
  サイクルズ
  ユーロ/ドル相場:回 顧
  サイクルズ
  ジオコスミックス
  結 論
  重要変化日

2018年の日経平均株価

  回 顧
  サイクルズ
  ジオコスミックス
  結 論
  重要変化日

2018年の金相場
 

  回 顧
  金のサイクルズ
  ジオコスミックス
  結 論
  金の重要変化日

2018年の原油相場(by Nitin Bhandari

  回 顧
  原油の中長期サイクル
  ジオコスミックス
  結 論
  重要変化日

2018年の天候パターン

  事故及び自然災害が起こりやすい時期

2018年の穀物相場(コーン・大豆)

  コーン:回 顧
  サイクルズ
  ジオコスミックス
  結 論

大 豆(by Kat Powell, MMTA Graduate)

  回 顧
  サイクルズ
  ジオコスミックス
  結 論
  重要変化日


------------ ここから★マンデーン・個人編 ------------------

2018年の調和の日/試練の日
2018年中、惑星フォーメーションが調和的な日柄と厳しい挑戦が訪れそうな日柄を提示しています。 一般的に祝いごとや重要な決め事に適した期間、避けたほうが良い時期がわかるようになっています。

2018年の季節的なテーマ

  :2017年12月21日~2018年3月20日
  :2018年3月20日~6月21日
  :2018年6月21日~9月22日
  :2018年9月22日~12月21日
2017年の冬至図、2018年の春分図、夏至図、秋分図をベースとして形成される惑星同士のアスペクトや動きを追いながら、各季節ごとに世界の米国の政治、経済、社会に起こりそうな出来事やわたし達の集合意識が創り出す「気分」を分析し予測しています。うーん、2018年は(も...ですね)かなり本格的な激動の年になりそうです。

2018年 星座別個人の運気予測
太陽が在泊する星座宮を使い、1年の個人的テーマや課題、努力すべきことやスムーズに運びそうな物事、また注意を要する物事などを「仕事とお金」「人間関係」の2項目に分けてアドバイスしています。投資家さんは昔からフォーキャストが送られてくると真っ先にこのパートを読まれるのだとか。。

牡羊座(3月20日~4月19日)
牡牛座(4月19日~5月20日)
双子座(5月20日~6月20日)
蟹 座(6月20日~7月22日)
獅子座(7月22日~8月22日)
乙女座(8月22日~9月22日)
天秤座(9月23日~10月24日)
蠍 座(10月23日~11月22日)
射手座(11月21日~12月21日)
山羊座(12月21日~1月20日)
水瓶座(1月19日~2月18日)
魚 座(2月18日~3月20日)

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  以上、とてもとても簡単ではありますが...何となく2018年版の雰囲気は感じてもらえたでしょうか。。 『フォーキャスト2018』は税込¥8,100と投資家さん向けの高価な本ですが、金融アストロロジーを学びたい方、本格的なアストロ・トレーダー志望の方にとっても必須の教材になるかと思います。また、マンデーン・アストロロジーに興味のある方には来春発売予定の『マンデーン2018』Kindle版がお薦めです。来年もきっと出させて頂けると思うので、どうか楽しみにお待ちください。


hiyoka★


レイモンド・メリマン 週間コメント12/25【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム 2017年12月25日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されているようですので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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【お知らせ】
  来週1月1日付のコラムはお休みさせていただきます。
  m(_"_)m


≪ 先週をふり返って ≫

        ビットコインは金曜、11,000ドル以下と週初めの史上最高値から44%の下落をみた。コインベースによれば、ビットコインは先週日曜に19,800ドル以上の新高値に反騰した後、ニューヨーク時間の木曜には大半の時間帯で15,500ドル近辺で取引されていた。しかし午後に入ってからの下げが夜にかけて激しさを増し、結局30.2%下げて金曜朝のコインベースでは10,400ドルの安値を記録した。その後金曜昼過ぎには13,100ドルまで回復している。”

— Evelyn Cheng
  “Bitcoin Plunges Below $11,000 in Volatile Trading on Coinbase as Rout Accelerates”
  www.cnbc.com 2017年12月22日付


        先週は非常に多くの出来事が起き、ここ150年来初めて太陽と土星が冬至に山羊座入りするというイベントにふさわしい週となった。それは『フォーキャスト2017』そして『フォーキャスト2018』でも述べたように、「ザ・グレートリセット」に関わる宇宙的配置だ。何故なら冬至はアストロロジーの研究における象徴体系の内でもすこぶる重要な意味を持っているからだ。この日は1年の内、北半球で最も暗い日だ。この時点から闇は減少し始め、光が増し始める。あぁ、ところでいわゆる「グル」という呼称はここから定義された言葉だという。つまり「闇を払いのける者」だ。

今年の冬至にこうも重要な意味を与えている要因は、土星が山羊座入りし、今後約3年の旅を開始してから24時間以内にそれが起きることにある。冬至に土星が太陽と共に在ることは、長期的展望を持つ新プロジェクトのスタートに良い期間を現出させる。この時期は、少なくとも今後3年間、あなた自身の資産(才能を含む)やエネルギーを自分が携わり続けたいと意図する物事に投資することを考えると良い。またもし可能なら7年半、ないしは29年間続けられると良いだろう。

実のところ先週、私自身はそれほど社会的に目立つ物事が起きるとは予測していなかったのだが、実際は重要な出来事があった。米国政府 — あるいは少なくとも議会共和党と大統領 — が主要な税制改革法を成立させたのだ。それが本来かくあるべきだったものの骨抜きバージョンだという現実はとりあえず忘れて、だ。つまり、スタート時点でそれは法人税を39%から15%に減税するプランだった。その後20%になった。そしてついに、21%ということに落ち着いたのだ。それでもやはり米国企業にとっては朗報の兆しとなる重要な減税であり、米国株式市場が12月19日月曜に印象的な史上新高値に上る要因となった。

現在、評判の高い幾人かのアナリストが2018年の米国株に10%かそれ以上の上昇があると予測している。彼らは正しいかもしれない。2018年の8月まで、蠍座(税金)の木星(楽観)が海王星(多幸症と利益)にトラインを形成し続けるからだ。それに加え、土星・天王星トラインも2018年8月〜9月にはほとんど正確な "戻り形成" となる。このアスペクトは2016年12月から発効しており、米国株の歴史において4年またはそれ以上のサイクルの天井に対し確率100%の関連性を保っているのだ。しかしながら、期待された物事は今や為された。だから投資家は、少なくとも税制改革がもたらすと期待される利点が現実化するまでの間は、捕らえるべき次のビッグ・アイデアを待たねばならないだろう。

先週は企業減税法案の可決と米国株式指数の史上新高値に加えて、ビットコイン価格の放物線状の上昇が、シカゴのマーカンタイル商品取引所に上場すると共に急落した。ビットコインは取引開始の前日に19,000ドルを上回る史上最高値をつけていた。投機家がショート出来るようになって5日後の取引値は10,000ドル近くだった。これもまた冬至に太陽と土星が揃って山羊座入りして長期的展望を暗示する週に起きた、興味深い展開だと言えるだろう。

        金と銀にとってもなかなか良い週だった。しかしながら、これは蠍座の火星に起因するものだと私は思う。税制改革の新法に加えてFRBによる段階的利上げの見通しは、予測を超えるインフレを生み出し経済をオーバーヒートさせる可能性を生み出す材料だ。これは2014年終盤のウェイニング・セミスクエアから2020年1月のコンジャンクションに向かう、土星と冥王星のバルサミック・フェーズと一致する可能性を持つ。前回これが起きたのは1976年〜1982年だが、当時を覚えている人もおられるかもしれない。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫


“地球の子として謙虚でありなさい。
  星々の子として気高くありなさい。”

— セルビアの格言
  Dan Millman “The Laws of Spirit”
  New World Library 1995年


        金融市場のリバーサルとの相関性を持つ12のジオコズミック・サインがひしめく12月16日〜1月14日という強力な時間帯の半ばに私達は来ている。その中間点はちょうど年が変わる頃だ。このクラスターには12月21日の太陽・土星コンジャンクションに加え、水星の順行開始(12月23日)、金星・土星のコンジャンクション(12月25日)、天王星順行開始(1月2日)、太陽と金星の両方による冥王星コンジャンクションと天王星へのスクエア形成が含まれている(1月9日〜14日)。そしてこれらのそれぞれが、金融市場のリバーサルと同期する可能性を持っている。

短期間にこれら全てのシグナルが集まることによって、サイクルの頂点が示現しその後リバーサルが起きる可能性は高まる。天王星の力がこれほど行き渡って強調されるということは、特定の市場が新高値をつける可能性を除外することは出来ないし、主要な支持帯または抵抗帯を破るような値動きも否定出来ない。天王星は直近で9月27日の木星・天王星オポジション当時に見られたように、株式市場とビットコインの上方への爆発と同期している。



≪個人的な記録として...≫

        アストロロジャーならきっと、私が現在ハワイ州マウイ島のハナに滞在しながら今週起きる自分のソーラーリターンを祝おうとしていることに興味を持つかもしれない。多くの人々が知るように、私は常に自分がソーラーリターン(誕生日±1日)を迎える場所を選ぶようにしている。特定の惑星が地平線(ASC/DEC)または子午線(MC/IC)に特定のアスペクトを結ぶような地域だ。今回私が求めたのは、蠍座の火星・木星コンジャンクションが魚座の月・海王星にトラインを形成する土地だった。ハナという土地は、この期待出来る惑星配置が(ソーラーリターンの時点で)MCとグランドトラインを形成する。MCは当事者が東か西へ60マイル移動するごとに1°変化するのだ。だから私が米国本土に居てはこの調和的なグランドトラインの設定を享受することはないというわけだ。

        とはいうものの、理想的なソーラーリターン・チャートを創造しようとどれほど研究しようと頑張ろうと、物事はそれでも予期しなかった方向に行くことがある。いや、私はここマウイ島で素晴らしい時を過ごしてはいる。それは月・海王星と木星・火星のトラインから期待出来る通りの素敵さだ。ここハナの「エデンの園」と呼ばれる所は長年にわたる親しい友人が所有する場所だが、瑞々しく美しく、インスピレーションに満ちた環境だ。だが一つだけ、私が予想していなかったことがある。ここの熱帯雨林に私自身が雨をもたらしてしまったようなのだ。それもただの降雨ではない。記録的な土砂降りが起きて、ハナの全道路が河になり車の屋根まで水没してしまうような洪水状態となった。2日間ひっきりなしの大雨だ。そして今日になって、やっと太陽が顔をのぞかせた。次回、私のソーラーリターンで月と海王星が魚座でコンジャンクトするような時があれば、降雨、それも大雨を予測するように記憶に留めておこう。大洪水だ。聖書にのっとって方舟でも創ったほうが良いかもしれない。

        ならば実際、私は何を考えていたのかって? 私が考えていたのは、私の2室に入る火星・木星が魚座の月・海王星にトラインを形成し、ここハナでのMCにグランドトラインを形成することだった。それで何を得たかって? ずぶ濡れだ。 だが私はまた、この「エデンの園」を映したファンタスティックな映像を得ることも出来た。ハワイの本物の熱帯雨林がどんな姿なのか興味ある人々のために、私はそれをフェイスブックのページに掲載しようと思う。結局のところ、魚座に在泊する月と海王星のペアは一方でビデオや写真を楽しむことにも関連している。この組み合わせとの関連としては言うまでもないことだが、今回私のホストとなってくれた友人はグラミー賞のジャズ部門にもノミネートされた素晴らしいミュージシャンだ。

こんな大雨に見舞われたにもかかわらず、移住を実行した9月20日以来雨が一滴も降らなかったアリゾナ砂漠での日々の後、強制的に潤いを取り戻させられたという事実を私は好んでもいる。それを快く感じるのだ。まるで魚になったようであり、同時に山羊(座)でもある。これは面白い気分だ。私の太陽が在泊する星座宮、山羊座が持つ真の描像は魚と山羊の両方の特徴を持っているのだから。


では皆さん、どうかハッピーな休日と豊かな新年を迎えられんことを!







訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:56|PermalinkComments(0) 金融/マンデーン・アストロロジー 

December 17, 2017

○12/18の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思います。
    例えば…シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで  12月18日15:49前後、北海道周辺で 15:55前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は15:30前後、沖縄周辺では15:01前後に射手座 26°31’で新月となります。

前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココをご覧ください。


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Sabianシンボルによる【 新月がもたらすテーマ 】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた象徴の言葉をそのまま書き写した「オリジナル版サビアン・シンボル」を使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【太陽・月 射手座26°~27°― 発効期:12/18~1/16 】
   "A flag bearer"
『旗手』

   "A sculptor"
『彫刻家』

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
※ひとによっては数日前から前倒しで感じられるかもしれません。

→★冷たい風の吹く環境の中にも存在するぬくもりを見出す
→★生きることに対する誠実さとは何かについての自分なりの
   インスピレーション
→★社会に拡がる頭の固さや自己保存本能の中で自分を確立する
→★凝り固まった目標やゴールを設定して進む、またはそれ自体への疑念
→★何かの中心になること、目標や基準として見られることの高揚感
   または自己犠牲を強いる状況や責任への怖れを感じる
→★役割に徹し義務を全うすることで自分や世界を変えようとする
→★超然とした態度の内側に燃える炎のような意志、または妄執
→★雑然とした現実の中からひとつの筋道を選択していく
→★ことばにならない意志の顕れがいつかカタチを取り始める
→★抑圧や憂鬱状態、疑念が自分という人格にとっての試練となる
→★目の前の全てに逆らわず、その中から最善のものを生み出す能力
→★自分の頭にある観念に沿って相手や世界を解釈しようと
   する心理がその通りの結果を生み出す
→★さりげなく気付かないうちに静かに浸潤していく何らかの影響力
→★強引なやり方ではなく繊細で流れを大切にするやり方を取る必要
→★一番大切なもののために必要なこころの柔軟性と優しさ
→★ひとつの事や考えに固執せずに「今」と対話していく・・・→



エネルギーのポイント:前回の新月『変化しつつある視座の再吟味』
                    
            今回の新月眠っていた人格や方向性の再発見・再構築

171218NM


★12月18日 新月の星模様 すこし★
※速い惑星のアスペクトは正確な日付の前後2〜3日、遅い惑星同士のアスペクトは前後数週間発効します


新月が「銀河中心」付近で起きる

月のノード軸に木星がTスクエア(ジャストは24日~25日)

 ・これまでの個人的体験をこれからの社会的経験にどう生かすかなど
  過去と未来に関する苦悩や歓びの両方がクローズアップされるかも?
  何であれ直面する気持ちで深く掘り下げてみるには良い機会
  ただしデフォルメされた心象にひっかからないように注意

12月19日 太陽が銀河中心にコンジャンクト

 ・生きとし生けるもの、全ての存在物はやがては壊れ朽ちていく
  けれど「生」はどんな瞬間にも果てしない美を湛えて透明に流れていく

20日13:49 土星が山羊座入り

 ・誠実さ、正直さ、勤勉さ/統制、防衛、境界、責任などの強調
  家父長制的な倫理観の復活、審判の渇望
  (無意識レベルではそれらへの破壊願望が生まれる可能性あり)

20日~21日 太陽がフォルスにコンジャンクト

 ・長い間に少しずつ蓄積してきた小さな要因が良くも悪くも限界点に達する
 (真夏の昼に炭酸飲料の瓶を思いっきり振ってまだ蓋を開けていない状態)
 ・なんとなく予感していた出来事が現実化してくる

21日 冥王星・ルシファーのコンジャンクションを月が通る

 ・伝統VS伝統の戦い、虚勢、冷酷さ、威圧、重責、脅し
  権力争い、様々なハラスメントなどに注意

21日 金星・カイロンのスクエア、金星・イクシオンのコンジャンクト

 ・前進を妨げる過去の記憶を再発見する可能性
 ・人間は時と場合により何にでもなれるし何でも出来ることの
  再確認、または全ての社会的条件付けからの自由を希求する

22日01:28 冬至(太陽 山羊座0°へ)
    06:00 太陽・土星コンジャンクト

23日10:51 水星順行(射手座13°00'~)

 ・1月11日シャドウ抜け!
  順行後も焦らず、足慣らしをしつつ慎重に

23日 金星が銀河中心に合

 ・新月のテーマを再確認する

25日 金星山羊座入り、26日未明 土星と合

 ・現実を見据えた冷徹さを尊ぶ心理
 ・節度を保ち抑制の利いた言動や愛情表現に傾く

28日 火星・海王星 水性トライン

 ・社会や人間関係に存在する目に見えない壁に向かい
  真摯な行動を取ることでステップアップ出来る可能性

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2018年1月2日 蟹座11°台で満月!
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        いつのまにか、今年最後の新月。わたし自身は秋から冬をいつものように(というか、たぶん今年はいつも以上に)『フォーキャスト』翻訳の仕事で引き籠もった状態で過ごし、気付いたら今年もあっという間に終わり...という感じでやり残したことばっかり溜まってしまいました(^_^;。 けど今回は150年ぶりと言われる太陽・土星同時の山羊座入りを2日後に控え、銀河中心付近で起きる新月です。おそらくこの新月あたりが激動期の幕開けになりそうだし、かなり強力な力を放射しそう(とはいっても、これから数年はいつもそんな感じだと思うけれど)。 しかも今回新月が起きる射手座には、今、太陽と月の他に水星、金星、土星、そしてケンタウルス族のフォルス、そしてKBOイクシオンが在泊してステリウム状態。そしてそれらが魚座のカイロンとはスクエア、牡羊座の天王星、エリス、小惑星パラスにトライン。双子座のキュビワノ族カオスにオポジション。なのでこの新月付近の度数生まれのひとはもちろん、ミュータブル・サインの双子座、乙女座、魚座の第3ディーカン〜終盤度数に太陽や主要惑星を持つひとは、もうその圧力を何らかの形で感じ取っているのではないでしょうか。

圧力...圧迫感...抑圧...あるいはムズムズするような感じや何かを促されるような感じ。または今までこんなことしたことなかったのにな...? なんて感じとか。しかも水星は逆行中。「えぇぇ?!なんでこんなことになるの?」とか「自分は何故こんなことをしているんだろう?」なんて思うひとも、もしかしたらいるかもしれません。もしそんな経験をしてるひとがいるなら... あまり結果を気にせず、怖がらず、精一杯やりつつも流れに任せてみるのも良いと思います。もしかしたら期待通りの結果は得られないかもしれない。でも、予期せぬ何かがフッと見つかるかもしれない。そしてそれは、意外と大事なことかもしれない...。


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        銀河中心といえば、最近こんなニュースを目にしました。これまで、銀河がその形状を変える(つまり「進化」する)のは銀河同士が衝突合体することによって起きるのだと考えられていたのが、実はそうでもなかったという話です。。  マックスプランク地球外物理研究所、国立天文台、東北大学のアルマ望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡etc. を使った新たな発見によると、110億光年彼方の銀河の中心部では新しい星が爆発的に生まれていて、その激しい活動が生み出す力だけでも銀河は自らその形を変える(つまり進化する)ことが出来るのだそうです。

恒星研究家や銀河とブラックホールを研究するアストロロジャー達の観点では、銀河は集合体のあらゆる無意識を映したものとされています。そして今、銀河達は自らが生み出す力で形をゆっくりと変えている...。では、わたし達が目にする天の河…この銀河中心もそうなのかな。わたし達ひとりひとりのささやかな意識と意志の膨大な集積。そして銀河中心と呼ばれる何か。それらはどんな風に互いを映し合っているんだろう? そこには本当に触れることの出来る何かが存在しているんだろうか? それとも? なんて...。 いずれにしても、「存在する」ということの果てしない不思議さを感じるニュースでした。わたし達の胎内宇宙に存在する銀河中心もまた、本当に想像を絶するダイナミックな力がありそうです。もしかしたら、漆黒の宇宙空間に見ているものの本体はそこにあるのかもしれません(夥しい数の名称小惑星達の働きを見るたびに、そんなことを感じさせられます)。


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★12月新月のサビアン・シンボル★


        では早速シンボルのテーマにいきましょう。まず新月のベースとなるシンボルは、射手座26°『旗手』です。旗手といってもスポーツ大会やオリンピックの開会式で各選手団の代表となる旗手もいれば、軍楽隊の行進で先頭を行く旗手などいろいろです。でも、共通するのは背後に「競争」や「争い」の要素が存在すること。その源は「戦争」にあるんですね。そして戦いの時に掲げる旗は、昔も今も、その集団や国家の「全て」を象徴する非常に大切なものであり、「証し」です。今の戦争はミサイルや空爆が幅を利かせるようになったけれど、人間対人間が相対した昔の戦いでは、軍旗を掲げて戦場に突っ込んでいく旗手は大変な名誉と共に重大な責任を負っていたといいます。味方の兵士達は自分達がそのために命をかけて闘う全てのもの — 国家、誇り、アイデンティティ、愛する全て — を象徴する旗の下に集い、勇気付けられます。また戦場では味方にとって重要な位置の目印となります。

戦いの最前線には常に自分達の旗が翻っている。そして落とした敵の陣地に自分達の旗を立てる。その歓喜。また、敵の軍旗を目にした兵士達は、その旗を掲げる相手側の旗手を倒して旗を奪おうと奮い立ちます。何故ならそれだけで相手側の士気を削ぐことが出来るから。だから旗手はいつも危険に曝されています。軍旗は常に強く雄々しく翻っていなければなりません。たとえ矢が飛んできても銃口に狙われても、大切な旗=自分達全てのアイデンティティの象徴を護り続け、強靱な旗竿を高く掲げて傲然としている必要があります。危険を察知したり恐怖を感じた時、さっさと旗を捨てて逃げ出すような兵士では務まらなかったでしょう。ならばきっと、旗手に選抜されたのは強く堅固な意志と忍耐心を持つ信頼のおける人物か、少なくともそう見なされたひとだったのではないでしょうか。


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  けれど実際に激しい戦闘のさなかに在って、旗手は何を感じていたのでしょう? 今と違って実際に戦う敵の顔が見えるような戦場での生命のやり取り — 殺し合い — は、想像を絶するものがあります。熱気と狂気、そして凍り付くような戦慄や恐怖...それらを一度に味わうような感じでしょうか? そんな中、ほとんど無防備なまま戦友達の命運を懸けて旗を護らなければならない責任の重大さは、味方を鼓舞することで得られる昂揚感と共に支えきれないほどの重圧を彼に与えたのではないでしょうか...。

        自分だけでなく、他のひと達にとっても大きな意味を持つだろう大切なものごと。その担い手として先頭に立つということの重み。それによって得られる栄誉や満足感とはうらはらに付いて回る、支払うべき自己犠牲や拘束感、薄氷を踏む思い。もしかしたら「本当に自分はこれでいいのか?」「この旗は本当に自分がいのちを懸けるべき旗なのか?」という疑念さえ湧いてくるかもしれません。それでも信頼して任された以上、責任は全うしなければならないでしょう。そしてきっとやり遂げるのだと思います。

でも。 ひょっとしたら、もう一度深く考えてみる必要があるのかもしれない。頑なに「これしかない!」と思い込んではいないか? 本当にその道を最後まで突き進み、持ちこたえるつもりがあるのか? たとえ犠牲を払ってでも、景色がいつの間にか変わっていても。皆の期待に応えて率先する気持ちはあるのか? このシンボルはそれがどんな些細な物事であれ、そんな覚悟の有無をわたし達に問いかけてくるところがあります。 もちろん、流れにまかせていたらここまで自然に来てしまった…なんてことだってあります。だからこのまま流れていく。それもいい。ただ、ここから先はちょっと重みが増してくる可能性があります。 もし進むべき道を進んでいるなら、その重さは気持ちの張りと歓びに繋がるかもしれません。 でも...自分の内的宇宙にはためく旗ってどんな色だろう? そこにはどんな紋章が描かれているだろう? それは自分のキャラクターに合っているんだろうか? おそらく今の時期は、そんなことを一度立ち止まって確かめてみるには良い機会なのかもしれません。


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        さて新月がとっていくメインのシンボルは射手座27°『彫刻家』です。今、彫刻家は素材を前に想を練っています。これから彼は、自分自身の分身とも言える作品を創ろうとしているところ。そのテーマが何であろうと、彫り進むごとに浮かび上がるその像はきっと彼そのものを表すことになるでしょう。彼の人生、彼の生活、彼の世界観、彼の人格、そして魂。。 良い作品って、きっとそういうものだと思います。 今、彼の目の前にあるのは大きな木の株でしょうか? それとも大理石? それとも様々な金属類? 

何かを彫るための素材は数え切れないほど存在します。 まだ何も手を着けられていない原石や木材の中に、彼はまだ見ぬ大きなポテンシャルを感じ取っています。素晴らしい作品になりそうだ。けれど失敗する可能性だってある。とにかく一刀一刀、力を込めて、でも繊細に、素材の声を聞きながら彼は彫り進めていきます。 彼の頭の中には当初から描いていたイメージ、ラフスケッチがあります。でも もしかしたらそれは、彫り進めるに従って、また素材の中に生きていて表現されたがっている姿を持たない「何か」と交流するにつれて、微妙に変化していくかもしれません。彫刻家はかたちを持たない何かをこの世界に召喚する素晴らしいミディアムなのかもしれません。

もちろん、彫刻家もいろいろです。精密な設計図を引いて専門の工場に発注し、その部品を組み立てて作品を仕上げる彫刻家もいます。けれど1920年代に降ろされたこのシンボルに描かれた彫刻家は、おそらくノミや刀で叩いたり削ったりするタイプのアーティストだと思います。けれど、もし全てをコンピュータや機械で制作したとしても、結果として顕れる作品は形を変えた彼自身。分身です。もしかしたら、彼は今この時点での自分自身を違う次元で再生産しているのかもしれません。それは、ことばを介さなくてもそこに置いてあるだけで純化されたメッセージを送り続けることが出来ます。そしてそのメッセージは様々な感性を持ったひとに届き、多様な反応を引き起こすでしょう。


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  それは歓びかもしれないし、哀しみや怒りかもしれない。ホッとしたりこころ温まる慰めかもしれない。いえ、もしかすると疑いや懸念、嫌悪の情でさえあるかもしれません。また、何かを深く考え込むひともいるでしょう。彫刻家の作品は、どんなに彼がことばを尽くしたとしても伝えきれないほどの思考や感情を、存在そのものが放射する「何か」を通して伝えてくれます。 ならばもし、わたし達ひとりひとりが彫刻家だとしたら? わたし達は何を素材にもうひとりの自分を、自分が抱えるテーマを、彫り上げるでしょうか? 一片の木材から、切り出した石から、どんなキャラクターが浮き出してくるでしょう? もし一刀一刀繊細に、目の前の素材が持つ性質に気を配り、そこに潜むポテンシャルと親しく触れあいながら彫り進めていったとしたら?

もしかすると、思っていたのと違う自分が浮上してくるのかもしれない。思ってもいなかったようなメッセージが出て来るかもしれない。あるいは昔夢に見た何かがまだどこかに眠っていて、それが覚醒して姿かたちを持つのかもしれない。彫刻家の素材は今、アトリエの台の上に乗っている。 わたし達の素材は今、わたし達の中に、広大な胎内宇宙に漂っている。じゃ、その素材は隕石かな? 彗星かな? それとも、もうひとつの地球かな? 彫刻家になったわたし達は、素材を前にあらためて考えます。...わたしは...いったい誰だったのだろう...?


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        今回の新月が宿る度数のあたりって、実は恒星世界から見ると無頼な魑魅魍魎がひしめいている領域なのだそうです。でもその魑魅魍魎を創り出すのもわたし達人間の意識とシワザ。けっして宇宙の彼方からやって来るわけじゃない。だから見方を変えるなら、そこは繊細であると同時に豪胆にもなれる場所。あるときは雄々しい旗手に。あるときは孤高の彫刻家に。全ての鍵は、わたし達の中に在る。なのでこのエネルギーは、眠っていた力を呼び覚ます刺激になるかもしれません。


        冬休み。冬至。クリスマス。忘年会やパーティの季節。すぐにやって来そうな大晦日。そして、激動の門口となりそうな2018年へ。みんなもう、慌ただしい毎日になっているかな? けどだからこそ、この新月期はほんのひとときでも...ひとりでゆっくりくつろげるといいな。そしてお風呂にゆっくり浸かりながら、自分が来た道をふり返り「お疲れさま」「頑張ったね」と、もうひとりの自分に言ってあげられるといいな...。

この一年、新月・満月の星読みを読んでくれてありがとう
(ちょっと早いけど)みなさまどうか良いお年を!





have a great trek!!!★

hiyoka(^_^


December 10, 2017

レイモンド・メリマン 週間コメント12/11【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム 2017年12月11日(フリー版より)

翻訳:hiyoka     
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自 身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧でき ますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近 いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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【お知らせ】
 来週12月18日付のメリマンコラムはお休みさせていただく予定です。m(_"_)m


≪ 先週をふり返って ≫

        “米国の11月非農業部門雇用者数は、最近のハリケーンによる職の喪失から回復し228,000と大幅に上昇した。ロイターズによる先月のエコノミスト予測は200,000だった。しかしアナリストによれば時間あたり平均賃金は予測を下回ったという。11月の時間あたり平均賃金は0.2%(5セント)上昇したが、エコノミスト予測は0.3%だった。年間賃金上昇率も予想より弱く、11月は2.7%の予測に対して2.5%だった。”

— ロイター通信社
  “Dollar Rises After US Jobs Report, Gains Capped by Wages”
  2017年12月8日付


        “仮想通貨情報サイトのコインデスクによれば、金曜の朝ちょうど東部標準時午前6時半を過ぎたあたりでビットコインは14,095.62ドルに急落した。これは主要な取引の平均値で同日の高値17,153.94ドルからは18%近くの下落となる。実際、ビットコインは仮想取引所コインベースで木曜には実に19,000ドル以上に跳ね上がり、急落に向かう前は19,340ドルまでつけていた。こうした荒い値動きは直近でも先週起きた20%の下落から反騰して火曜の夜に1,2000ドルでトップアウトした事例がある。”

— Evan Rosenfeld
  “Bitcoin Plummeted Just Hours After Setting Yet Another Record”
  www.cnbc.com 2017年12月8日付



        いつも私がバケーション(や子供の結婚式など)で休みを取ると、金融市場に何か大きな出来事が起きるように見える。先週は金と銀が数ヶ月ぶりの安値まで下落、そして、ほんの少し前までは1000ドルあたりをつけていたビットコインが引力に逆らって2万ドルを試そうというところまで行った。

先週は5日間のクルーズを利用した娘の結婚式に参加するためにリポートを書く時間を取れなかったが、その代わりに『フォーキャスト2018』から「狂い出す銀行」という項目を抜粋して送った。その記事の焦点は破壊と革命の惑星である天王星がお金と銀行を司る牡牛座に入居することにあったのだが、多くの人達から『なるほど』という反応を頂いたこともあり、それは適切だったと思った。私の頭の中にあったのは、お金の価値と意味が今後7年の間にドラマチックに変化する可能性で、その原因は暗号通貨にあるのではないかということだった。これはなにも、その期間に暗号通貨が現金取引に代わる新しい形式になるとまで考える必要が私にあるというわけではない。実のところ私の考えとしては、貨幣交換様式としてのその役割はこの7年のうちに終わるのではないか、という方に傾いている。

だがその前に、暗号通貨が値上がりし続けることによって多くの新しい富が生み出されるだろう。私が好んで使うビットコインについての信頼出来る情報源の一つ(そして非常に早期、100ドル前後で取引されていた頃にビットコインの買いを推奨していた)は私の新たな姻戚だが、子供達が出逢うはるか昔には私のブローカーだった。いずれにしても、彼はここ数ヶ月の間ビットコインが4万ドルに達するだろうと予測していたが、先週はその半分まで達したというわけだ。私には彼の分析を疑う理由はないし、これまでの彼の予測は全て正しかった。

だが私がここで言いたいのは — 牡牛座の天王星を基に考えて — この7年間のトランシットの前半にビットコインは天井をつけ、その後天王星が牡牛座の後半を運行する時、崩壊するだろうというシナリオだ。結論を言えばこうなる。グレート!現在ビットコインをロングしている人々によって巨大な富が生み出される。しかしその後時が至ると、今日の投資者の巨万の富がその時点の売り手へと大移動していきそうだ。それが2020年〜2024年、次の金融試練(または危機)をもたらすだろうと私は考えている。こうした「グレートリセット」にはそれに向かって収束しようとする他の要因もあるだろう。例えば地域としては中国、セクターとしては不動産だ。これは『フォーキャスト2018』で述べたように、マクワーターのビジネスと住宅市場に相関する月のノード理論に依拠している。(詳細は今月刊行される『フォーキャスト2018』または来春刊行予定の『マンデーン2018』に掲載されています。なおこの抜粋記事の原文は www.mmacycles.com で読む事が出来ます。)

        直近に目を向ければ、ダウ平均とS&Pは両方とも先週、史上新高値をつけた。これは12月4日で、木星・海王星トラインの初回の形成後最初の取引日だった。このアスペクトが生み出す多幸症は株が下落すると共に弱まっているが、その後復調し始め週末までにある程度戻した。金と銀は重要な支持帯を破った後共に急落した。新しいフォーキャストブックで予測したように、金は今1200〜1250水準へと向かっており、現在そのレンジに入った。金と銀の詳細分析は月曜夜に送信される今週のMMAサイクルズ・リポートを参照されたい。12月は金属にとって重要な月となる気配だ。この週末に火星が蠍座入りするからだ。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

        “ハーヴェイ・ワインスタインの凋落以来、大いなる審判が実業界、エンターテインメント業界、メディア業界、学術界を襲った。しかし米国社会の一角では、性的捕食者として告発された — 最も権力を持つ — 男達が、法的責任を逃れてきた。だがそれも先週までのことだ。”

— “Its Washington’s Turn for a Reckoning”
  Arizona Republic 2017年12月8日付


        “心の奥底では、誰もが性的虐待の何たるかを知っている。それは誰かが自分のものでもないのに要求したり無理に手に入れることを指す。それは一目瞭然のことだ。”

— Peggy Noonan
  “John Paul II’s Prescient 1995 Letter to Women”
  Wall Street Journal 2017年12月2日〜3日付



        「審判の時」というコンセプトは土星と冥王星に関連し、またそれらが支配する星座宮、蠍座と山羊座にも関連する。これは土星が蠍座を運行し、山羊座の冥王星とはミューチュアル・リセプションとなった時(2013年〜2014年)のフォーキャストブックで最初に提示したことだった。しかしながら、そのエネルギーは土星が冥王星に対するバルサミック・フェーズ(全360°サイクル中最後の45°)に入ったことにより勢いを得て強化されている。その期間は2014年11月27日〜2020年1月12日だ。私の信じるところによれば、「審判」に関わる重要なテーマは三つのD、すなわち「負債/Debt」「赤字/Deficits」「デフォルト/Default」であり、その全ては冥王星にとって鍵となる領域だろうということだった。

「審判」は、私達が土星・冥王星のバルサミック・フェーズの半ばに至ると共に、まさに加速化してきた。しかしそれは冥王星と蠍座が支配する人間活動のうち、負債関連以外の領域で表現され始めた。それはセックスとカルマで、この領域における過去の行いの結果として生じた出来事の数々として、世界の著名人による不品行が突然暴露されるに至った。そして誇張と過剰の惑星 — 木星 — が蠍座入りすると共に、その全てがまるでカリフォルニアの森林火災のように爆発的に拡がっている。木星は2018年11月まで蠍座を運行する。木星が蠍座に入ってから2ヶ月経つか経たない内に、多くの有力者達がその座から転げ落ちていった。その数はもっと増えるだろうし、まだ頭打ちにもならず、終息するまでにどこまで拡がるかも不明だ。これは私の考えだが、おそらく「審判」は性的不品行のみには留まらない。三つの「D」もいまだにその標的だ。

        直近をふり返れば非常に多くの重要な事件がこの2週間の内に起きており、最も重要な出来事を選ぶのが難しいほどだ。下院議員のジョン・コニャーズ、アリゾナ選出のトレント・フランクス、上院議員アル・フランクリンの辞職、あるいは今もゴタゴタが続く上院議員候補ロイ・ムーア(ドナルド・トランプと共和党、双方が新たに支持を表明している)など、セクシャルハラスメントの告発が最も重要な問題なのか? あるいはカリフォルニアの原野火災か? もしくはイェルサレムをイスラエルの首都として認めるというトランプの決定と、それに対して燃え上がる全中東イスラム教徒の怒りか? 判断は皆さんに任せよう。  

あなたがどれを選んだとしても、全ては水星の逆行下で起きていることだ。トリックスターとしての水星は、12月3日〜23日の間、自身の進行方向を地球から見て逆方向に転換し、後ずさりしていく。長期の読者の方々なら、私達がこの時期を重要な決定は極力避けて後の再検討と再考に備えるべき時だとしていることを知っておられるだろう。下された決断に対しては後になって後悔が生じるか、不適切な情報に基づいたものだったと知れる。そこで後々の調整が必要になる(または悪くすると新しい状況に合わせて全てを捨てることになる)。 金融市場においては、買い・売り、どちらのシグナルも一見してそう思い込みたくなる「ブレークアウト」ではなく「騙し」に終わる可能性が高いことで悪名を馳せる期間だ。 何故そんなことが起きるのか? それは銀行と政治指導者からの矛盾した発表、そして(または)日付に不一致が見られる経済報告などに起因する。私達の推奨新規ポジションは現在、短期の積極的(攻撃的)トレーダー向けのみに限定している。

        さて12月も半ばに入るにつれて、私達の焦点は12月13日±2取引日、そして12月20日〜25日に移っていく。最初の日付は水星逆行の中間時点だ。水星逆行開始から3日の内に強力なリバーサルが見られなかった市場はどれも、このトリックスター水星の逆行中間時点前後で重要なリバーサルを起こしやすい。二番目の日付は冬至(北半球)の前後で、太陽のみならず金星と土星までもが山羊座に入居する。冬至に絡むこれらのコンビネーションはここ150年近く見られなかった。以前にも述べ、また『フォーキャスト2018』ではもう一段掘り下げてみせたように、これは「ザ・グレートリセット」が第三段階に入るそのスタートであり、土星が山羊座を運行していく今後約3年間続いていく。

        これからの2週間は水星逆行を大いに楽しむことにしよう。だがもし可能なら、重要な決断はその後に持ち越すことをお薦めする。この期間は必要な情報を集めるだけにして、ホリデー・シーズンの楽しさをエンジョイすることに専念する方が良いだろう。パーティーに顔を出し、古い友人に会い、新しい人々と出逢う。だがもし取引するなら、オーダーを間違えないよう気を付けよう(例えば売りたい時に買ってしまうことのないように)。それに、他の人達が突然プランや約束を変更したり、コンピュータや携帯電話が故障しても驚かないように。トリックスターの呪術の下で、誰も彼もどれもこれも、自分以上にアテにならない。トリックスターは、ただあなたのマインドと戯れるのみだ。






訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:58|PermalinkComments(2) 金融/マンデーン・アストロロジー 

December 02, 2017

●12/4の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

【お知らせ】
今週のメリマン・コラムはやはりお休みになりました。メリマンさんからは別原稿(『フォーキャスト2018』の抜粋)が送られてきたのですが、諸般の事情で休載とさせていただきます。m(_"_)m


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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180° 対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのかを、あらためて見せてくれる「鏡」だと言えるかもしれません。なので満月のテーマは新月の瞬間から色濃く育っていくとも言えるでしょう。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにその経験を消化(昇華)し、エネルギーはゆっくりと静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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★満月タイムスケジュール★
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯(ずれるなら満月前がベター)に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】
東京・関東ローカルで12月4日01:06前後、北海道周辺で01:12前後、関西方面は0:47頃(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で0:16前後に双子座11°40'で満月となります。


今回のテーマのベースであり、今も背景で発効し続ける新月の大テーマについてはココをご覧ください。
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サビアン・シンボルによる【満月がもたらすテーマと挑戦】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考に、アスペクトを加味して書き下ろしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月 双子座11°~12° + 太陽 射手座11°~12°】
  "A new path of realism in experience" +
  "The lamp of physical enlightenment in the left temple"

『経験の中に見出される現実主義の新しい道』+
 『左の寺院に灯る現実的悟りのランプ』

  "A topsy saucily asserting herself" +
  "A flag that turns into an eagle that crows"

『生意気なほど断固とした主張をする黒人奴隷の少女』+
  『高らかに鳴く鷲に姿を変える旗』

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)テーマ発効期~12/17】
※ひとによっては数日前から前倒しで感じられるかもしれません。

→★相手を生かす「情」と逆に蝕んでいく「情」の違いを知る必要
→★個人的感情を通した観点と現実をありのままに見る観点の相違に気付く
→★「強者」と「弱者」という区別に潜在する思い込みの弊害
→★他者がめったに歩まない道をあえて選ぶ(選んだ)ことの確認と決意
→★ゴールを目指す途上でいったん体への負担を量りバランスを正す必要
→★いまだに掴みきれない自分にとっての「真実の存在」をただ信頼していく
→★感情の嵐が明瞭な思考を妨げる危険、早急な決断に注意
→★ただナイーブに怒っても泣いてみても破れない「現実の壁」を見る
→★「壁」の存在とそれを必要としてきた自我との関係に新しい光を当てる
→★ぬくもり、優しさ、勇気、こころを打つ生き方などに触れて力を得る
→★進む方向や見える現実が突然変わる、または変わりそうな予感
→★「事実」「ファクト」と呼ばれるものが「信仰」に近い存在物だと知る
→★抑えてきたものが突然動き出す危険性とそれがもたらす結果に注意
→★断固として護りたい何かをめぐる、勝つか負けるかしかない衝突
→★誇れる物事、または戦うべき相手を見つけて活性化する心理
→★自分自身の人生を自ら引き受けるために発する言葉と行動の力
→★法外な要求や無礼な言いがかりに冷徹に耳を傾け、断固防衛する
→★先入観や偏見を捨て公平であることの難しさ
           そしてそれを認めた上で柔軟に行動する必要性
→★窮鼠猫を噛む…的な出来事(誰が窮鼠で誰が猫か?)
→★あれこれ考えるより生来の「体に備わった智恵」を信じて従う
→★自ら創り上げた不可視のバリヤーを突破していく力を得る・・・→


エネルギーのポイント新月『変化しつつある視座の再吟味』
            ↓
            満月自分が選んだ現実への直面と視座のテスト』 


171204FM


★この時期、ちょっと気になる惑星アスペクトすこし★

※正確なアスペクトの前後数日も影響範囲内に入る

満月と海王星のTスクエア、木星とクインカンクス
月・海王星から火星にクァドリフォーム形成、
 火星はエケクルスとオポジション

  • 何か抗えない強い力が向かってくるという予感に基づく行動
  • 重要な岐路を前に闘うか折れて妥協するかの選択
  • …水星が逆行なのでなるべく拙速な決断は避け、粘り強い交渉を。
    ただし、準備が十分整っていて、避けられない事情の場合は安全弁をよく確認した上で慎重に立ち向かう
  • 考えられないような力を出せる場合もあるが、自己過信や傲慢さが出やすい時でもあるので注意

天王星・ジュノー・オルクスのクァドリフォーム
  • 以前の行いに対する厳しい審判
  • 自己犠牲を払う(スケープゴートのケースも)
  • 不可視のカルマの働きに気付く

12月3日:16:35 射手座29°台~水星逆行

    13日:逆行中日 射手座21°台
    23日:順行 射手座13°台~

  • このところ続いているアスペクトとして、今年の冬至に起きる太陽・土星山羊座入りを控え、射手座終盤度数に来ている土星とTNOイクシオン(善はすべからく悪をはらみ、悪はすべからく善をはらむ)、ケンタウルス族のフォルス(突然噴出する因と果)のコンジャンクションがある。そして今回は水星がその位置から逆行に転じる。

    山羊座の支配星は土星。なので土星は今後その影響力を強めていく。蠍座の木星の影響もあって、様々な不祥事や隠匿されていた物事が明るみに出て来ているけれど、それも原動力のひとつとなって、来年は一層「クリーンな社会」「安全な社会」等を声高なスローガンに、グレイなものを許さないタイトな雰囲気が創られていくかも。そしておそらくそこからは、ヘタをするとクリーンな表皮の下に今まで無かったような何か新種のダークな流れが生まれてくる可能性も...(数年をかけて)。

    冬至から始まる山羊座の土星については『フォーキャスト2018』でメリマンさんが米国社会を例に挙げて詳説しているけれど、日本もまた今後1~3年の内に厳しい選択(覚醒)を迫られるのではないかと思う。ともするとリジッドになっていこうとする流れの中で、西欧社会の正義とはまた異なる日本独自の世界観や哲学を生み出すことは出来るかな? たとえば失われつつあるその優しさと厳しさ、清々しいまでの緩さと途轍もないアナーキーさ。そして不可思議な可笑しみと哀しさと。死さえも友とする主語の無い生命観。そんな精神を再創造し、変容していく地球社会と折り合いをつけていけるのかな? これからの数年、流動するわたし達の精神を映しながら、星達はそんな問いかけをしてくるようにも感じられる。

    日本の戦後始原図(主権回復)はMCに海王星を抱く。海王星ほど使いこなすのが難しい惑星は無いかもしれない。最善の顕れ(美)と最悪の顕現(虚)の落差には凄まじい開きがあり、しかもその境界は曖昧で、人間存在が抱く矛盾の大ボス格。その美のあやしさは霊としての最後の関門とも言われる。そのMCの海王星に今、冥王星がスクエアを形成しつつある(ジャストは来年)。そして土星は現在、戦後始原図の月とオポジションを形成している。始原図の月は「新しい始まり、慣れない旅が始まる兆し」の度数(これは当時の日本が被占領国から主権民主国家として新しい試行錯誤の旅を始めたことに合致している)。 オポジションは満月と同じように、関わり合う惑星同士が創るエネルギーのピーク。だから土星が山羊座入りすると共に、これまでの旅は折返し地点を回りこみ、少しずつ古いアイデンティティを失いながら、次のゴール/出発点へと向かい始める。まだ見えない新しい時代が近付いてくる予感を胸に、移ろいゆく準備をしながら。自分が何者かを掴み、そのアイデンティティを消費しながら...まだ形にもならない新たなアイデンティティの兆しを求めて。たぶんそこには過ぎ越していくべき集合意識の危機が待っている。

      そんな下地を考えると、今回の水星逆行が山羊座入り寸前の土星とコンジャンクトしてから後ずさりする…というのは、集合的に大きな意味を持つかもしれない。この逆行運動によって水星は銀河中心を3回通ることになる。銀河中心とは、わたし達集合体の深み —「コア」を映すものと言われる。たとえば冥王星がうっそりと銀河中心を渡っていったのは、2006年〜2007年終盤にかけてのこと。あの頃、リーマンショックを筆頭に世の中には様々なことが起きたけれど。それと呼応するように、わたし達の精神のどこか深いところで... 何かが溶解し壊れていったのかもしれない。ゆっくりと。染み渡るように。冥王星は個人レベルでは無意識層を映すものだから。

    そして、ケンタウルス族のフォルス。アストロロジャー、E.フランシスはこのフォルスをひと言で表現するなら「アクセラレータ」だと言う。フォルスが刺激されるとき、それまで圧縮され抑圧されてきたものが一斉に噴火し大きなエネルギーを放出すると。そしてそれは解放されたらもう元には戻らない。カタルシスのようなもの。だから、そこに土星がコンジャンクトしたら... バネをぐっと縮めるようなもの。抑圧され、隠されてきたものを噴き出させるために。満月のとき、土星はフォルスにオーブ約3分。ほとんど正確なコンジャンクト。逆行に転じた水星は12月6日〜7日に土星とフォルスにコンジャンクト。そして10日〜11日にはアナーキーなKBOイクシオン(人間はタガさえ外せば善悪どんなことだって出来る)とコンジャンクト。そして23日に順行に転じる水星は、2018年1月上旬にイクシオン、銀河中心、フォルスを通り、山羊座へと入っていく。さぁ、思考とコミュニケーションを司る水星は、この、わたし達のコアに蓄積し土星に踏み固められた様々な想いの澱やそこから噴き上がるガスを、どんなふうに知ることになるだろう? どのように受け止めるだろう?

            と、そんなわけで。個人レベルでも、いつも書くような通常の水星逆行の注意点の他に、もう一度自分が体験してきた人生をふり返ってみる機会があるかもしれない。世界観や人生観の中で曖昧にぶれている部分に気付いたり、どう生きたいのかを再確認したり、あるいは何か大事なことやものに再会したり、ふと思い出してみたり、あっと気付いたり...。ささやかであったとしても「何か」をきっかけとして、ふと。超感覚的に。人生の道筋を(微)調整する。山羊座土星時代に向けて。....もしかしたら、そんなチャンスに恵まれるひとがいるかもしれない...。
  

12月1日~3日:火星・天王星(パラス)オポジション
          木星・海王星トライン

  • 苛立ち、衝突、攻撃性の危険、事故、火災など人災・天災に注意
  • 良かれと思ったことの悪化、支配権争い、フラストレーションの暴発
  • スピード感や闘争本能の解放を求める意識と熱意
  • 見たくないものからの逃避傾向(我関せず)
  • 人間性の美しさ、優しさ、勇気、自己犠牲への感動
  • 感じやすさ、涙もろさ、雰囲気に対して敏感になる
     
12月9日:土星とのセクスタイルを経て火星が蠍座入り(力を増す火星)
  • 狙った物事を徹底的に追求し遂行する(力を求めてどこまでも!)
  • 深く潜行する闘争本能と力の増大への希求
    (「力」の定義はひとにより「愛」「知識」「お金」「権力」「霊力」などなど無限に異なる)
  • 諦めたらそこで終わりだよ...というこころの声
      

12月14日〜17日:太陽がエリス、天王星にトライン
  • 本能的なものを肯定する、またはその開花
  • ミッション・コンプリート!
  • 余計なもの、役立たない考えを捨てて脱皮しようという促し
  • 力や勝利のイメージに駆られて動く、自分を世界に向けて宣言する
    思いのままに気持ち良く突っ走りたい気持ち(心身共に思いがけない衝突に注意)
  • 自分と相手のニーズのバランスを適切にとることによる成功

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12月18日:銀河中心付近で新月!
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★12月満月のサビアン・シンボル★


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今回も、数年前に書いたシンボル解説を今回の満月に合わせて手直ししたものを載せます。


        では早速最初のサビアン・シンボルから。まず月と太陽が取っていく基盤のエネルギー、双子座11°「経験の中に見出される現実主義の新たな道」と射手座11°「左の寺院に灯る現実的悟りのランプ」 の組み合わせについて、B・ボヴィは 『いつもの日常の中で半ばボーッとしながらいつもの部屋を歩いていたら、いきなりテーブルの角に足をぶつけ、あまりの痛さに「アッ」と叫ぶ。その叫び声と共に何かが喉を通り抜け、ひとは自分が今置かれている肉体と物質の総合的な現実に気付く』 という感じの説明をしています。これは意訳すれば、自分の肉体そのものが紛れもない自分の現実そのものだということにあらためて気付く...と言っていいかもしれません。

ともすると、まるで 「今」 が永遠に続いていくような錯覚を起こして半分眠ってしまいがちなわたし達。 あるいは、何かが起きる前から 「今」 を失うのではないかと怖れたりするわたし達。 また、「現実なんて幻影に過ぎない…」なんて、哲学的 or スピリチュアルな概念で何かを納得しようとするわたし達。 きっと、刻々と変化して留まるところを知らない赤裸々なエネルギーから見れば、そのどれもが「思考の寝ぼけ」なのかもしれません。ごく当たり前の日常。感じたことは即アタマでことばに変換され、ひととき意識されては次へと移ろっていく。では、「わたし」はアタマの中に存在するんだろうか? 体はモビルスーツのようなもの? 操縦し、手入れをし、鏡に映し、見たり見せたりするもの? そういえば、脳科学の見地からすると「わたし」という感覚さえも脳が創り出す機能でしかないそうですが...。


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        ところで…太陽が位置するシンボル「左の寺院」って何でしょう? 左が左脳なら、それは演繹的な思考や分析能力、また言語によるコミュニケーション・スキルにも関わります。けれど 「左の道」 と言うときは、右の「正道」に反する方向、または邪道、不謹慎な道、一般のひとが歩かないような隠された道を指します。また政治の世界で「左」と言えば — 基本的には — 国を統御していくための取り組みとして、保守派やリバタリアン(右派)に対する社会主義または共産主義勢力(左派)を意味します(かなり大ざっぱ)。 また「左」は女性性、受容能力、直観力を指す場合もあります。 では寺院は?  

      サビアン・シンボルの創始者マーク・エドモンド・ジョーンズ、そしてその体系に手を入れて独自のコスモスを構築したデーン・ルージャーは、共に神智学徒でした。その神智学の流れをくむアグニ・ヨガでは、肉体を持たないグルのことばとして 『ハートは内的な寺院である』 と教えられています。 「Heart」とは、Soul/魂に繋がる道、「こころ」。 そして、ハート=心臓は自分から見て(通常は)左側に存在します。 うーん・・。ならばハートに灯る現実的な悟りって…… 思考を研ぎ澄まし、曇りなく覚醒した状態を通して "物質的な現実" ="体ごと捉える現実" に触れ、それを深く感じ取り、こころの眼を常に新しくしていくことなのかもしれません。その「火」は今この瞬間も「わたし」という存在全体を照らし、地球と宇宙が奏でる不思議を照らしています。いったいここは何処なのか? わたしは何故「ここ」にいるのか? 同じわたしの体なのに、鼻は「ここ」だけど足の先は「あそこ」と感じるのは何故? この空間認識はいったい何だろう?....なんて。ごく当たり前の日常の一瞬一瞬の隙間に、子供のころに感じたどうしても解けない不可思議の謎が、今もそのまま残っています。でも、わたし達は毎日忙しい。そんなことをのんびり考えてるヒマなんてない。それに、いつもいつもクリアな状態ではいられません。平穏な日常がいつまでも続くという心地良い認識の中であれこれと外界に反応し、眠っていたほうがラクなときだってあります。


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  それでも、ランプはいつもハートの内部で燃えています。そこには小さな炎がチラチラと揺れています。「わたし」という感覚と、精神と、魂を貫いて存在する、ことばに表せないコアな部分だから…。 そして、思考の手が届かない一瞬の経験が起こります。それは「痛いっ!」かもしれないし、「嬉しいっ!」かもしれません。もしかしたら、ゆっくりと体中にぬくもりが伝わるような、温かな涙かもしれません。そんなとき、わたし達のハートの火は激しく、またはゆるやかに、大きく収縮し、そして拡がっていきます。

存在全体で何かを感じ取るとき。体全体で何かを掴み取るとき。そのとき、わたし達は瞬時に目を覚まし、意識しようとしまいと、小さな選択をします。 これでいいのか?違うのか? 白なのか?黒なのか? それともどちらでもない何かか? Yesか?Noか? どこに行くのか? あるいは「あぁ、そうだったのか!あのときはわからなかった。でも今ならわかる気がする。そうだったんだね....」それは目覚めたハートによる新しい現実の認識です。そして、ハートから喉へ。わたし達は、そのささやかな選択をことばに翻訳し、自分に向かってクリアに宣言し、新たな「現実」とコミュニケートしていきます。 

私の左側に存在するハートは、あなたから見れば右側。本来の「現実」には右も左もない。右は左を含み、左は右と共に働いてる。「ハート」はそんな場所にこそ存在する。。でもココは残念ながら二元の世界です。右があって左がある。上があって下がある。だから、わたし達は選択します。自分が行くべき新しい道を求めて。 だって、現実に歩き出すには一度体の均衡を崩し、どちらかの足を前に出さなければいけないもの。『No Time To Lose, I'll Find My Path...』。でも、こころの何処かではきっとわかっているんです。その道は、実は本当の 「ど真ん中」 を 目指しているんだって…。


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       さて、わたし達は何かに促されて(どつかれて?)余計なものをいったんハラリとそぎ落とし、歩き出します。だけどそれにはちょっとしたエネルギーが必要です。そして、胸を張れるだけの自信も。ここで月は双子座12° 「生意気なほど断固とした自己主張をする黒人奴隷の少女」のエネルギーをとっていきます 。 原文の "topsy" は、1852年に出版されたストウ夫人の有名な小説 『アンクル・トムの小屋』 に出て来る黒人少女の名前から来ています。 この物語は、どんなに虐げられてもひたすら自分の良心に従って生きた "トム" という黒人奴隷を中心とした長編小説です。またこの小説は、当時の奴隷解放論議を燃え上がらせ、南北戦争への引き金となったとも言われています。 宗教的理想と良心的な生き方を問う "ことばの力" は、当時多くの人々のこころを深く動かしたのでしょう(当然ながら、そんな影響力に脅かされた奴隷制度維持派の人々からは強烈な批判を受けたそうですが...)。 

この物語の1キャラクターである 「トプシー」は、虐待を受けてきたこころの傷と根強い不信感を抱え、嘘をついたり物を盗ったり、主人の側からは非常に反抗的と見られるような少女でした。 『お前は元々どこの者だ?』 と聞かれ、『わたしはどこの者でもありません。ひとりで大きくなったんです』 と答えたトプシー。 当時の雰囲気は現代日本の片隅に住むわたしの想像を超えるけど、きっと彼女を "買った" 主人はその返答に 『なんて生意気な!奴隷の分際で…』 と目を剥いて怒ったことでしょう。 おそらく当時はそれがごく一般的な米国白人社会の反応だったのだろうし、それを今の観点から安易に悪と決めつけることは出来ないと思います。わたし達が今抱いている観念もまた、時代の奴隷かもしれないのだから。 


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        このトプシーの言動は命がけの挑戦にも見えるけれど、アンクル・トムのような信念に裏付けられた行動ではなかったようです。英語で "topsy-turvy" と言えば、滅茶苦茶になること、上下逆さまなこと、大混乱状態を意味します。このことばの語源ははるか中世まで遡り、"terv"という単語に行き着きます。"terv" には落ちる、投げ捨てられる、打ち倒されるなどの意味がありました。なのでトップ=頂上から谷底に落ちて滅茶苦茶…きっとそんなニュアンスがあるのかもしれません。。 彼女の名前、トプシーは頂上を思い起こさせます。胸を張って、「わたしの中ではわたしがトップよ!」と態度で示す少女。けれどそのハートは、どれほど痛みを感じていたことでしょう。トプシーの傷付いたこころは物語の中では救われています。とはいえ、幼い頃から奴隷として虐待されてきた彼女を単に「自分を主張する勇気ある少女」と見てしまうとすれば、それは今の時代を生きるわたし達の浅さかもしれません。彼女の中には感情的に溜まりに溜まった澱、怒りの瘡蓋のようなものが堆積していたはずです。

        こうして一世を風靡した物語 『アンクル・トムの小屋』 ですが、1960年代の米国で公民権運動が起きてからというもの、ブラック・アメリカンにとっての 「アンクル・トム」 という名は、奴隷解放の象徴から「白人に媚びを売る卑屈な黒人」を表す侮蔑のことばとなってしまったそうです。何故なら、トムは立ち上がらなかったから。こぶしを挙げて闘わなかったから。 白人達に従順なまま殺されていったから…。


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        米国で公民権法が成立し、法的な人種差別が終わった1960年代半ばは、天王星・冥王星コンジャンクションの時代でした。 そして今、天王星・冥王星スクエアが終わり、そのエネルギーが現実となって孵化する時期が始まり、世界は目に見えて緊迫感を増しています。今年8月の日蝕がダイレクトにネイタルチャートに触れたのは、メリマン・コラムでも再三指摘されてきた米国とトランプ大統領ですが、他に北朝鮮とドイツ、そして日本(月のサウスノード)もそのひとつでした。『アンクル・トム』 の物語が内包していた問題 ー 人種差別、宗教的善悪二元論 ー はとても根深く、今後、「差別」という命題は人種だけでなく、国籍、性別、貧富や階層、風貌などあらゆる問題を内包しながら世界中を "topsy-turvy" にするほどの潜在力を秘めているのではないかと思います。そこには長い時を経てひととひと、集合体と集合体相互に醸成されてきた強い不信感が存在しているように見えます。 そして社会に根強い不信感が存在するとき、対立する者の間に建設的な対話が生まれることは殆ど不可能です。「敵」や「悪」と見なした相手を誹謗しながら差別反対を叫ぶ人々が力を握ったとき、差別は無くなるでしょうか? 

そしてもちろん、わたし達個人と個人の間にも同じことが言えます。トプシーは全ての力を握った雇い主に対して傲然と自分の言い分を貫きます。不信と不信のぶつかりあい。正しさと正しさの闘争。傷付いたこころと、脅かされたこころのせめぎ合い。そこには常に、暴力の種子が存在します。それでも、わたし達人間にはときに闘わなくてはならない場面があります。もし、何か護るべきものをもっているのなら。


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        この時、太陽は「高らかに鳴く鷲に姿を変える旗」 のエネルギーを放射します。「旗」 は国家、組織、またはグループの存在や理念を示す静的な象徴です。また、暗黙の内に何かを誰かに伝えるためにも使われます。それが生命を得て高らかに鳴く鷲に変わるということは、無言のシンボリックな主張が、能動的な宣言、または大声の自己主張に変わるということです。 鷲はプライド、捕食者、強さの象徴。 また米国を象徴する鳥でもあることから、このシンボルは米国旗が生命を吹き込まれて白頭鷲に変化し、誇り高く、あるいは尊大さを示しつつ声をあげるというイメージなのかもしれません。発することばには力がこもり、コミュニケーションは影響力を持ち始めます。そこには光と影の両方が宿っています。


        鷲が高々と声をあげて鳴く…"an eagle crows"。 この "crow" には自慢する、得意になる、勝ち誇る、大言壮語する…なんて意味もあるそうです。わたし達が鷲のように声を上げるとき、それはもしかしたら、単に無邪気な自慢かもしれません。あるいは強い立場に立った上でのごり押しの要求かもしれません。または高邁な理想や素晴らしい救済計画のアジテーションかもしれないし、もしかしたらすでに傷だらけのこころを隠し、傲然とふるまっているだけかもしれません。けどその姿には 「我が想いこそが世界の全て」 なんて、一種の万能感さえ漂って見える可能性があります。そしてそんな自分を見つめている誰かの不信に満ちた眼差しは、堂々たる鷲の姿に隠された柔らかいこころには届かないかもしれません。

       … でもそれなら自分が受け入れがたい物事を提示されたとき、いったいどう対処すればいいんだろう? 


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        鷲は強靱な猛禽類です。誇り高い王者の風格があります。でも、けっして不死身じゃありません。 旗は象徴としてのゆるぎない永遠性を持っていたけれど、鷲になった旗は生物になりました。彼は強い能動性と同時に、だからこその弱さもまた持つようになります。彼は傷付き、そして血を流す経験を手に入れるんですね。

何かを選択し、何かを自分のものにしようとするとき、それに向かって手を伸ばし、それは自分の道だと宣言しなければならない局面が人生にはあります。たとえこれまで平穏だった環境を乱すようなことになったとしても。 あちこちから矢が飛んできたとしても。 

双子座・射手座軸の第2ディーカンに入るこのあたりの度数には、経験の中で常に黒白を分けながら選択し、周囲を波立たせ、それによって思考を活性化していくような動きが出てきます。活性化した思考は雄弁にドラマを語り、やがてそのドラマは周囲のこころを巻き込み拡がっていくかもしれません。その雄弁さは、傷付いた自分という現実を見据えた上での、フレキシブルな武器となっていくでしょうか? それとも、ど真ん中に在り続ける問題を覆い尽くす、果てしないドラマへの逃走が始まるのでしょうか?


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       もし周囲との間に不信感が横たわっているとしたら、それを一朝一夕に変えていくのは難しいでしょう。けれど、このエネルギーはたとえ一時期バランスを崩したとしても、進んでいくよう促してきます。わたし達が鷲であれ、鷲に狙われる小動物であれ、あくまで自分がこれと信じた道を行け、とばかりに押してきます。 

なのでこの軸に主要惑星を持つひとは、ひとによっては過去に生じ、そのままずっと解くことのできなかった課題が浮かび上がってくるかもしれません。(水星逆行の促しもあるし...)それは誰かのアイデンティティに関わってくる問題かもしれないし、共依存のような関係をどうすべきかという問題かもしれません。あるいは、過去には気付きもしなかった何かが判明するのかもしれません。そんなときは、もしかしたら後悔の思いに駆られるときもあるでしょう。でも、そのときに選択肢は無かったのです。無かったから、今が在る。そして今、知ることを選択した。じゃ、今から何をするのか、しないのか。 けどいずれにしても、何かが明るみに出るならその方が良い時期だと思います。


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        もし本当に今、信じられる道を行こうとするなら。裸になるのを怖れないこと。 けっして 押し付けず、言いなりにならず、毅然としていること。 自ら創り出したドラマや共同創造した罪悪感に取り込まれないこと。 嘘をつかないこと。ハートを開いて、伝え続けること。 トプシーの傲然と見据える眼の中に宿る哀しみと、鷲の誇らしい姿の影に見え隠れする弱さをきちんと理解しておくこと。そして結果を引き受けること。 

そして。一番大切なものだけを携えてこの二元世界の境界線に立ち、いつもそこから現実を見渡し、あえて黒白二元のシーソーゲームに参加していくこと(もし、「ここ」を自分の生きる場所と決めているのなら)。 その途上でもし援助の手が差し伸べられたなら、こころからの感謝と笑顔で乗ってみる。あるいは、全く新しい世界を探して孤独(孤立ではない)の旅に出る。 

.....それは言うほど簡単じゃないかもしれない。けど少しでもそんな心構えを持てたなら……ちょっぴり世界を変えられるかもしれない。自分の内側に映る荒野が、いつか鷲の舞う雄大な自由の野になっていくかもしれない……。


別に自信なんかなくったって、いい。「わたし」は今、ここに在る。そこから全てが始まる。




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have a great trek!!!★

hiyoka(^_^