June 2018

June 27, 2018

●6/28の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180° 対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのかを、あらためて見せてくれる「鏡」だと言えるかもしれません。なので満月のテーマは新月の瞬間から色濃く育っていくとも言えるでしょう。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにその経験を消化(昇華)し、エネルギーはゆっくりと静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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★満月タイムスケジュール★
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯(ずれるなら満月前がベター)に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】

東京・関東ローカルで6月28日14:11前後、北海道周辺で14:17前後、関西方面は13:52頃(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で13:23前後に山羊座6°28'で満月となります。

今回のテーマのベースであり、今も背景で発効し続ける新月の大テーマについてはココをご覧ください。
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サビアン・シンボルによる【満月がもたらすテーマと挑戦】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考に、アスペクトを加味して書き下ろしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月 山羊座06°→07° ~ 太陽 蟹座06°→07°】

  "A dark archway and ten logs at the bottom" ~
  "Game birds featuring their nest"
『アーチ下の暗い道とその下にある10本の丸太』~
 『巣を羽毛で覆う狩猟鳥』

   "A veiled prophet of power" ~
   "Two fairies on a moonlit night"
『ベールを被った力ある預言者』~
 『月明かりに照らされる二人の妖精』 

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)テーマ発効期~7/12】
 ※満月の場合、1週間~数日前から前倒しで感じられると思います。

→★進もうとこころを決めた道に横たわる障害とフラストレーション
→★自分の中で何かが動き出す、孵化し始めるような切迫した予感
→★優雅で巧みな技をもって自らのゴールを達成する/形にしていく力
→★自分を妨げる/苦しめるものの特徴やパターンを
            見抜いた上で状況を再吟味する必要
→★困難な状況や難しい人間関係に対しじわじわと強まる違和感 or 緊張感
→★成果や創造性を妨げる不必要な二度手間仕事に注意
→★駆け引きや策略をミスして厄介な遅延を引き起こす危険
→★見聞きしたことを歪めて受け取り、本質とは異なる意味を持たせる傾向
→★ミステリアス or 型破りな考え方を取り入れて自己プロデュースする
→★利口で防衛的なふるまいを通して自分が抱く本当の意図を誤魔化す
→★豊かな想像力が湧き出る、またはひらめきや天啓に打たれる経験
→★「真実」の異なる側面、異なる次元のものの見え方を感知する
→★影響力やカリスマを持つ人物との出会いとその体験が引き起こす葛藤
→★理屈や理性ではとても受け入れられない巡り合わせを受け入れる必要
→★浸入してきた他者の「感情」や「念」を自分のものだと思い込む危険
→★何事も見たとおりの物事などひとつも無いという認識で事にあたる
→★今 自分がフォーカスすべきことは何かを確認しながら進む・・・→

エネルギーのポイント:新月『断ち切り整理し準備する』
            
            満月『様々な予感の中で整える姿勢、そしてこころ』 

180628FM


★6月満月の星模様(アスペクト)とチャレンジ★

  上記シンボルのテーマを背景として、瞬間的に個人や集合体の無意識へのプレッシャー、または力付けになるかも?なアスペクトです。かなり多いけど、実際にはもっと複雑。ここはざっと見て大体の雰囲気を感じつつ、もし自分のネイタルに関連しそうな項目があればこころに留めてみてね。

土星(と小惑星クヴィエ)とコンジャンクションの満月
 (太陽&タンタルスと土星がオポジション)

月・土星・クヴィエのコンジャンクションと魚座のアグニ、エクスカリバーからNノードへYOD
揺れ動くこころ、父権的な保護力(または父性愛)への欲求、または権威への反抗心、アカウンタビリティー(最終責任)の追求、死への想いや不安感、性的要素の絡むスキャンダルや事件の露呈、一見かけ離れた観点を結び付けることで新たな世界観が生まれる傾向、物事に潜む「パターン」を見抜く力、不安や恐怖を超えて全てを透徹した目で視る挑戦 etc.

ASCにTNOティフォン、DCに天王星、MCにNノード、ICにSノードそして火星がコンジャンクト
変わりやすい気分、共通の敵に立ち向かうことによる結束、人間の奥底に潜む原始的なフォースによる暴力的な衝動、エネルギーの「高まり」と「低下」または「凝縮」と「散逸」が顕著に顕れる傾向、関係性のダイナミックな変化、内部抗争や権力争い、大雨・噴火・地震・台風などの自然災害 etc.

水星・ジュノーがスクエア、エリス・BMリリスがスクエア
行き違いを起こしやすいコミュニケーション、「母性」の否定とその反映または反動、パートナーへの疑念、客観性と直感のバランスを取る必要 etc.

6月27日から逆行中の火星が7月7日からOOBに(~9月24日)
 8月3日~31日 火星OOBの最盛期
 (火星逆行は8月27日までなので7月7日〜8月27日は火星力に注意)
  これに関してはひとつ前の新月記事を参照してください。

7月10日 木星順行(蠍座13°)
良くも悪くも物事が拡大する傾向、暴露や露呈に伴う誇張傾向に注意、鋭い直観力の発揮、危険と隣り合わせの冒険、慣例や限界を超える決断、過度に熱狂的な行動へと誘う刺激、自分自身の属性へのこだわりの強調 etc.

7月8日から水星が逆行のシャドウ入り(逆行開始は26日)
水星逆行前の予兆(確定事項を確実に固め、その他はフレキシブルなプランニングで状況を見ておくetc.)

その他長期のアスペクト 
ネッソスとオルクスのオポジション(今回はスサノオが参加)

徹底的な審判や激しいカルマの来訪、闘いを通して到達する一種の悟り、内面に向かう力、新しい境地を目指すための抗争、葬られていたものを掘り起こす etc.

冥王星とキラルスのオポジション(パラスが参加)

無辜のひとびと、若者や子供達の犠牲、カリスマや華やかな存在の突然の喪失、内部抗争の犠牲 etc.
 
そして…

7月13日 蟹座20°台で新月・日蝕!
(MC上でICの冥王星とオポジション)



★6月満月のサビアン・シンボル★

 満月ということで、今回も思いつくままにメモっぽくいってみますね。

ベースのシンボル 山羊座6°『アーチ下の暗い道とその下にある10本の丸太』

        → 原文の「Archway」は、すなわちアーチ道。それはアーチ型の入り口を持つひと筋の道のこと。だから、今 目の前にあるのはパリの凱旋門のようなアーチ型のゲートかもしれない。あるいはそそり立つ岩壁にアーチ型に穿たれた洞穴の入り口かもしれない。または山を貫いて黒い口を開けるトンネルってこともあり得る。わたし達が思い浮かべる「archway」がどんな姿をしているにせよ、そこはとても暗く、入り口の先に何があるのかはまだよく見えない...。


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  でも、わたしはここまで随分歩いてきた。そのゲートをくぐった先にはきっと安全で心地よい場所、ホッと出来るスペースが待つと思ってここまで来た。今まで来た道に未練はない。後戻りするつもりもない。ならばきっと、先に進むしかない。

ん、でも待って。Arch-enemyということばがある。それは「最大の敵」とか「生涯の敵」「仇敵」という意味。 別に、今目の前にあるアーチ型の通路そのものが「敵」というわけじゃない。でも、もしかしたらこのゲートをくぐることは、何かこの先自分の人生に重い意味を持ってくるのかもしれないな...。

でも入り口(または通路)の下の方には大きくて重たい10本の丸太がある。じゃ、その10本の丸太はどんな見え方をしているだろう? 普通に想像するなら、それは入り口に積み上げられた丸太の山。まるで「ここに入るな!」とでも言うかのように。うーん、ここでもう行き詰まりなんだろうか....... 

でも、ひょっとするとそれは、何か意図のある形に組み上げられているのかもしれない。「何だろう?これ」「アート?」「それとも何かの目印?」「まさか、ここは危険だと知らせているのかな?」

前方の暗闇をしばし忘れ、わたし達は首をかしげながら丸太の周囲を回ってみる。この丸太が先へ進むための邪魔になっているのはまぎれもない事実。でもいったいこれって何だろう? 無視して乗り越えようとすれば出来るかもしれない。でも、本当にそれで大丈夫かな? 誰が何故こんなものを置いたんだろう? 


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  行く手を遮る10本の丸太。10という数字は『何かの終わり』そして『過渡期』。それは力強い第一歩へと繋がるゼロの刻。わたし達の中で、何かがシフトしようとしている。それぞれに様々なポテンシャルを秘めながら。 

ならばわたし達は行く手を遮る丸太をどう受けとめ、どう処理していくのかを今、問われているのかもしれない。その丸太はどんなふうに見えるだろう。触ったら、どんな感じだろう? 切り口からどんな匂いを感じるだろう? そしてもし、その丸太を置いたのがもうひとりの自分だったら? わたし達はそれを乗り越えていくんだろうか? それともぐるっと回り道? それとも... 感情に任せて蹴りつけてみる? いずれにしても、アーチをくぐる前にまだひとつ、やり残したことがあるのかもしれない。。

        ---->満月の光(テーマ)の源となる太陽側のベース・シンボルは、蟹座6°『巣を羽毛で覆う狩猟鳥』

  狩猟鳥とは「狩りの獲物」になる鳥のこと。... 鳥達は今、一生懸命巣作りに励んでる。マイホーム! もう枠組みはだいたい出来上がり、あとは卵を安全に孵化させるために、クッションと保温になる羽毛を敷き詰めるだけ。やがて時が来れば、この巣の中で生まれたヒナ達が餌を求めていっせいに鳴き出すだろう。そしてこの森一帯は賑やかな鳥達のコロニーになるはず。

けれど彼らは自分達が狙われる存在だということを本能的に知っている。マイホームの外には危険がいっぱい! だから、一刻も早く巣作りを終えて卵を温めなくちゃ! .....ヒナ達は無事に孵化し、一人前に育つだろうか? 親鳥は、撃ち落とされることなくヒナ達に餌を運んでやれるだろうか?


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  このシンボルは、わたし達が思い描く将来の幸せやプランに「目に見えない大きな力」という影が射してくる...そんな予感を抱きながら何かをしようとする場面を描いている。進みたい方向、生きたい道は、ある。やらなくちゃ。この道を、行かなくちゃ。... でも、そこには何だかよくわからない障害がありそう。慎重にいこう... あぁ、でも急がないと幸せへの入り口=アーチ型の門が今にも閉じてしまいそう。。。

不安は、その源がはっきり見えないときに増大するもの。もし本当に何か障害が存在するなら、それは何で出来ていてどんなカタチをしているか?  そして、何故そこにあると感じるのかを、出来るかぎり正しく見極める必要がありそう。

自分達の安全を、将来の幸福を 脅かす「敵」が本当にいるのなら、まずはその「対象」を知り、それが何であるかをキチンと理解することが大切。そして、それを克服するための実際的な手立てをいろいろ考えてみる必要もある。

何故なら、起き得る物事の全貌を自分なりにはっきりと描くことが出来たとき、そこに何らかの迂回路や、障害を乗り超えて進むための智恵や技術が見えてくるから。そして、もしかしたらその障害物を創っているものの「本体」さえ見えてくるかも? それは何だろう? 重々しい10本の丸太が象徴するのは、何? 漠とした不安を抱えながら、何もないフリをしてひたすら鏡に向かい自分の羽根を繕っているのは、誰?


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  何かを護りたい気持ちが強ければ強いほど、出来ないのでは?という恐怖もそれだけ増幅していく。 不安はわたし達の歩みを遅らせ、疲れさせ、何だかすべてがイヤになってしまうことさえある。何も見たくない。。 こうしてそのモヤモヤした影は、やがて怖れの感情からエネルギーをいっぱい吸収して本物の丸太の山に育つかもしれない。それを育てるのは他の誰でもない、わたし達自身。 そして、この山羊座 — 蟹座ラインで一段と成長を促されるのも、わたし達自身。

今。進むもヨシ。退くもヨシ。ただ日々多様な情報が渦巻く中で、深い深い部分から立ち上がってくる直観とインスピレーションを大切に受けとめながら、落ち着いて見極めていこう。たとえ一時物事が逆流するように見えたとしても...。



メインのシンボル 山羊座7°『ベールを被った力ある預言者』

        これはまたとても山羊座的なシンボルかも。「ベールを被った預言者」は、被り物を透過して聖なる光の視線が漏れ出ている、そんな厳かな姿が描かれている。霊的な感受性を持つひとなら誰もがひれ伏してしまいたくなるような、そんな厳かな力を持つ存在。

けれどひとつ注意が必要なのは、このシンボルが持つ両義性かもしれない。山羊座は社会性の極みとも言われ、権威を象徴する星座宮。そしてその支配星土星は、厳しい「境界線」を引く事とも関わっている。特に山羊座の第1ディーカンは社会的な構造の頂点を目指し、力を駆使して揺るぎないシステムを構築しようとするエネルギーが発動するところ。 


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  なのでそこに投影される「偉大な預言者」像は、ひとびとを導く大きな力(またはカリスマ)と共に、ともすると伝えられたインスピレーションに関わるその「解釈(つまり自分自身)」に絶対的な権威を持たせたり、やみくもに「これが掟だ」と伝えたり、異なる方向性を認めずに排除しようとする要素もまた併せ持つ可能性がある(全てではないけれど、山羊座の持つ暗黒面として)。 それが昂じれば、傍から見て(本人は全くそう思わないままに)エリート意識や一種の霊的ファシズム(いわゆる「被せる」という行為)となる可能性もあることは頭に留めておく必要がありそう。 そして、その権威はやがて預言者を慕って集まったひとびとによって構造化され、組織化され、やがては狂信という悲劇を生んでいく危険も包含している。

        あらゆる啓示やインスピレーションは、受け取る側の使い方次第。異次元のフォースを含むかもしれないこの力を、もしわたし達が受け取ったなら。肩の力を抜いて、まっさらな子供のようなこころで受け止められるかな?

わたし達に啓示を与えてくれる源泉の「呼び声」そのものは、それが他者の念や雑多な想いのひずみから生じたものでない限り、ただひたすら純粋な響きとしてこころに届く。けれどいざわたし達人間の脳裡でそれを翻訳すると、それは必ず自分自身の過去の記憶や馴染んだ世界観のフィルターを通り、変容していく。 あるときはほんの少し。またあるときは大いに歪められて。そしてその「啓示」は伝播し、多かれ少なかれ周囲に影響を与え、様々に変容しながら拡がっていく。


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  それってたとえばわたし達が何かを「ことば」にするときと似ているかもしれない。わたし達が誰かに何かを伝えようとするとき、 ほとんどの場合、どこかで「ことば」にするための恣意的な選択が行われる。 いつもは無意識に。大切なひとに大切なことを伝えようとするときは、懸命に。知っていることばの中から一番フィットしそうなものを選んで。あるいは、相手が一番すんなりと受けとめてくれそうな表現を選んで。

そこには相手を喜ばせたり怒らせたりという「目的」がある。よく考えてみると、それって大本の純粋なエネルギーを狭めていく行為ではあるけれど。でも、それがわたし達の社会。ことばで成り立ち、「名付けること」によって動く社会。 そして「適切な言い回し」も「不適切な表現」も、それを発するひと、聞くひとの目的を通して少しずつ変容しながら拡がっていく。そしてそうすることで、わたし達は常に瞬間・瞬間に訪れる「未知」を、馴染んできた「既知」へと置き換えていく。

そう考えていくと、山羊座第1ディーカンに立ち現れた預言者に見られる「大いなる力」と「聖なる権威」もまた、わたし達が創り上げている社会を機能させるために創出されたひとつの役割に過ぎないのかもしれない。それはわたし達にとって一種のセーフガードの役割を果たすときもあるし、その逆のこともある(迫害、闘争、革命、テロ行為など)。いずれにしても、わたし達人間はそれぞれに大衆の一員として、社会的・政治的・霊的なオーソリティを使って人類の歴史を創り上げてきたんじゃないだろうか? そしてそれと同じ構造は、わたし達が個として自分自身の立ち位置を護るための行為にも見られはしないだろうか?

預言者が被っているベールとは何だろう? 大いなる預言を求めて集まった人々と預言者自身を隔てているその一枚の薄い布とは? 凄まじい異次元の力が乗り移った存在を間近に見ることは、普通の人間には危険なことだから? 内に宿す神のまばゆい光に目が眩んで狂ったり失明するかもしれないから? そうかもしれない。でも... 本当にそうなのだろうか? 


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        ----> 満月の光(テーマ)の源、太陽のメイン・シンボルは、 蟹座7°『月明かりに照らされる二人の妖精』

        月明かりとは、太陽の光が月に当たって反射し、その光が地上の夜の闇を照らすこと。だから光の道が、二つ。そしてその月光が、通常なら目に見えないはずの二人の妖精を照らしてる。 ダブルの光線と、精妙で希薄な存在がこちらもダブルで顕れてる。二つの感覚、二つの道。二つの、対峙する世界。

月夜に月光を浴びすぎると、ルナティーク…精神が錯乱するなどと昔から言われてる。だから「lunatic」は「愚かな」とか「バカげた」という侮蔑的な形容詞としても使われる。

月はただ太陽の光を反射して静かに輝くのみ。それは密やかな死の世界。社会的な現実とは異なる、もうひとつの「現実」がそこには存在するようにも感じられる。だから月を見上げるとき、わたし達は自分の想いをそこに投影し、物思いにふけったりするのかもしれない。


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        何かの念に取り憑かれ、怒りや恨みなど圧倒的な感情に支配されて一時的に常軌を逸した行動を取るひと。 あるいは恋に狂って誰のことばも耳に入らず、破滅してしまうひと。 激しい思い込みによって自ら悪夢をこの世界に創造してしまうひと。 あるいはそんな幻を美しいことばや音楽、絵に変容させてひとつの世界を創り出すひと。 感受性の強い蟹座の第1ディーカンにあって、このシンボルは「現実」と「幻想」または「異次元」の間を隔てるベールがそれほど厚くはないことを示唆しているように思える。

何か普段とは異なる強い想いや思考が湧いて、そこから離れられなくなるとき。それが「聖なる力」だろうと、感情だろうと、欲望だろうと、突然の洞察だろうと「取り憑かれた」状態であることは確か。

それがこの先に待ち受ける障害への不安であれば「こうなったらどうしよう」「あんなことが自分に起きたら...」といろいろな状況が浮かんで眠れなくなったり。 何かステキなものやひとを見かけて、その対象が欲しくて欲しくて堪らなくなり夢にまでみたり。 一方、それが何か今後の人生への素晴らしい思い付きだったら、早くプランを実現したくてワクワクとそればかり考えていたりする。 まぁふとした想いがよぎっても、大抵は日々の忙しさにいつか忘れてしまったりするけれど。それでも人生、たまにはそんなことが起きたりする。


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  このところニュースを賑わせる凄惨な出来事を見聞きして、わたし達は「何故あんなことが...!」と思うけれど。 ふとした拍子に何かに「取り憑かれる」ことって、意外とよく経験しているんじゃないかな。。 二つの世界。二人のわたし。 いわゆる「現実」といわゆる「幻想」。それを隔てるベールから、時折漏れ出る異世界の光線。それにどう触れるかによって、結果は恐怖にもなれば歓びにもなる...悪夢にもなればインスピレーションにもなる。そんな世界をわたし達は創ってる。そして、その舵をとるのは、わたし達自身。もし舵が自分の内なる宇宙の核にあることを知っているなら。

B.ボヴィはこんなことを言っていた。
『輝く月を見つめすぎて狂ってしまったひとは、聖なる源泉に刺激された詩人だったかもしれない。そして「預言者」とは、ベールで変装した「狂えるひと」なのかもしれない』と。

その解釈は、その光景を自らの内に見るわたし達の深いインスピレーションに任されている。


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        土星とコンジャンクションの満月。わたし達は土星の力を使ってこの二元世界の狭間に立ち、護りながら開き、歪まずに刺激を受け入れ、どちらの世界にも固執することなく本来の自分が目指すはずの道をまっすぐ歩いていく.... そんな挑戦を受けるのかもしれません。

土星はアカウンタビリティーの惑星。自分に関わる全てのこと、全ての流れ。直接的にも間接的にも、わたし達が生きる世界はこの大きな「流れ」によって創造されています。そしてその流れの源泉は、実はわたし達ひとりひとりの何気ない想いなのかもしれません。まぁ少なくとも、土星はそう考えているようです。だから、土星はその最終的な責任を負うよう求めてくるんですね。

だからといって、自分の人生に起きる全てのことを把握し、その責任をとるなんてこと、わたし達に出来るはずもありません。仕事がうまく片付かないのはアイツがミスしたからだし、最近パートナーと喧嘩したのは相手がワガママなせいだし、一生懸命やってるのにイマイチ運気は悪いし.......あぁまったくイヤになるよ、ブツブツ。。 わたし達、日々こんなことを感じながら生きてたりして。。 

でも、結局この身に降りかかってくることは自分で引き受けなきゃならない。それもどこかで解ってはいる。 ならば最初からただ「うん、そうか」とだけ思う。ただただワケも無くイヤなことが降りかかってくるのでもなく、ただ相手がおかしなことをしたり、悪意を持ったりするのでもなく。 ただ、「そうなのだ。」と。 そしてその瞬間から、全てのコントロール、全ての流れを自分の内的宇宙に取り戻していけたら。自分の中の「虚」と「実」のベールを見据えていけたら...。


        まずは大きく息を吐いて、肩の力を抜いて。 今 わたしは行くのか? それとも留まるのか? 知ることの出来る全ての手札を前に、未知のスペースを残しながら。慌てずにその都度、こころ静かに決めていこう。そんなふうに感じる、満月前夜です...。



Cats_Eye_Nebula




have a great trek!!!★

hiyoka(^_^

June 24, 2018

レイモンド・メリマン 週間コメント6/25【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム 2018年6月25日(フリー版より)

翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自 身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されているそうですので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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≪ 先週をふり返って ≫

  コンサル&リサーチ会社のローディアムによる火曜の報告によれば、今年に入ってから5ヶ月間における中国の対米投資およびMMA活動はわずか18億ドルに落ち込み前年同期と比べて92%減少した。また既存投資の処分を含めると中国から米国への同時期の流入額は78億ドルの減少だという。この下落は北京とトランプ政権の双方が最近のクロスボーダー投資の興隆に制限を加えた去年の下半期に続くものだ。

— Evelyn Cheng
  “Chinese Investment in US Drops 90% Amid Political Pressure”
  www.cnbc.com 2018年6月20日付

  米国は手当たり次第の銃乱射とも言うべき無意味な関税を止めて別の道を選ぶべきだ。さもなければ酷いことになる。全ての関税を引き下げるべきなのだ。たとえ他国がそれに追従しないとしても...  自由貿易を推進する国ほど国民1人あたりの収入と生産性の伸びの両方が向上するからだ。経済学者による数多の研究がそれを示している。国内労働者を助けるために設けられた貿易障壁は結局のところ常に国内消費者を苦しめる罰となることは経済専門家なら古くから理解してきたことだ。

— Veronique de Rugy
  “A Case for Unilateral Tariff Disarmament”
  The New York Times International 2018年 6月21日付


        ますます盛大な貿易戦争に向かっていくように見える昨今の関税威嚇ゲームに対し、世界の株式市場が嫌気していることはどんなに覆い隠そうとしても明白だ。

先週、トランプ大統領はその威嚇の度合いをもう一段階アップした。そして予想されたとおり、株式市場は再び息も絶え絶えになった。6月21日の夏至図に見られた金星・火星オポジションは、株式市場の天井の代わりに安値と同期しそうに見える。実際、それは単に金星(歩み寄り)と火星(争い)のオポジション(パートナーシップや同盟への脅威)というだけではない。金星は木星と天王星に対しても不動宮グランドスクエア(強情、頑迷、誰も後へ引きたがらない)を形成中だ。多くの物事の成否がこれに懸かっており、誰が最初に態度を変えるかというチキンゲームの様相を再び呈しているように見える。だが不動宮グランドスクエアの下でどちらの側もまだ態度を変えるシグナルを示してはいない。

さらに、金星の不動宮グランドスクエア形成だけではまだ終わらない。現在逆行開始(6月18日)直後の滞留中である海王星もまた強調されており、天王星にセミスクエアを形成している。したがって、これが現実にはいったい何処へ向かうのか誰にも確信がない。参加者にしてみればそう簡単にはゲームを降りられないことから、これは終わりのない試合のように見える。

そしてファイナンシャル・アストロロジャーは次の疑問を抱えることになる。今週6月26日に火星が水瓶座で逆行に転じる時、こうした事態とどう相関するだろうか? 火星逆行はこの言葉と脅しの闘いを始めた者達が退却しだすことを意味するのだろうか? それはあり得る。 一方、その火星がエキセントリックで「自分は何でも知っている」と思いがちな星座宮、水瓶座を運行していることから、これは攻撃する側がその要求と喧嘩腰をより強め、自分達の言い分に従えと相手に強要することを意味するのではないか? それもまたあり得る。

        今週末、6月27日〜29日に山羊座で起きる満月までに(またはその少し後から)私達は様子が変化し始めるのを目撃するかもしれない。この満月は火星が逆行に転じた翌日、土星とコンジャンクトして起きる(太陽・土星のオポジション)。既に金星を含むヘヴィなグランドスクエアが発効中で、それに強烈な逆行/滞留の海王星も関わっている。宇宙はこれらに対し、ヘヴィな山羊座の土星と強力な逆行/滞留の火星の影響力をも加えてくるのだ。これは圧力釜が極度の沸騰点に達するさまを思い起こさせる。

だがその後は2週間にわたって月が欠けていき、代わりに木星がその支配力を主張していく*に従い、この攻撃的な原動力は徐々に減衰していく。全体のムードはおそらくより軽くなっていくだろう。しかし逆に全てがもっと誇張されてヒステリー症状へと導かれる可能性もある。 とはいえ、世の中はひと息ついて、思いやりある良心的な行動と善意をともなう取り組みが目立つようになるのではないかと私は考えている。
* 日本時間7月10日に木星が逆行から順行に転じる

        ではこれらが金融市場にどう影響するだろう? この期間(6月20日〜27日)にサイクル安値に向かう市場はボトムをつけて反騰しやすい。これはパニックになる時ではない。他の人々がそうしたいなら放っておけば良いだけだ。この時期は新たな期間、新たなトレンドを探すのに適した時期だ。それは木星・海王星と土星・天王星トラインが強調される8月中盤〜終盤まで続くだろう。たった1つの伏兵は火星・天王星スクエアで、これは9月中旬まで続き、いまだに市場(と投資家)を狂気に駆り立てるような予期せぬ出来事や発表との相関性を保っている。とりわけ8月1日±1週間が危険期だ。

  先週リバーサルが起きたかもしれない興味深い市場はユーロだ。ユーロはサイクル新安値まで下落したがスイスフランはそうならなかった。つまり異市場間強気ダイバージェンスが顕現した可能性がある。金と銀も同じ関係性を提示した。またナスダック総合は史上新高値をつけたが他の株式指数はそうは動かなかった。実際、下落している。つまり、6月20日〜21日の★★★重要変化日前後の期間に異市場間弱気ダイバージェンスと強気ダイバージェンスが複数顕れていることになる。これについては先週発行したMMAサイクルズ・リポートの月報で論じている。


        来週はこのコラムも通常の形式に戻るはずだ。だがこの週末、私は英国で終日ワークショップとウェビナーを行う予定で、そのテーマはサイクル(律動性及び宇宙的観点から)と金融市場との関係性だ。この催事を収録したビデオは次の週末には用意出来るだろう。もし全てが上手く運べば、講読者の皆さんにはMMAから報せが行くと思う。こうした話題に興味ある人にとっては多くの新しいアイデアと調査研究が披露されるこのワークショップは見過ごせないものとなるはずだ。






訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:54|PermalinkComments(0) 金融/マンデーン・アストロロジー 

June 13, 2018

○6/14の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つのではないでしょうか。
    例えば... シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで  6月14日05:03前後、北海道周辺で 05:10前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は04:43前後、沖縄周辺では04:14前後に双子座 22°44’で新月となります。


前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココをご覧ください。
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Sabianシンボルによる【 新月がもたらすテーマと挑戦 】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた象徴の言葉をそのまま書き写した「オリジナル版サビアン・シンボル」を使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【太陽・月 双子座22°~23°― 発効期:6/14~7/12 】
  "A barn dance"
『バーン・ダンス』

  "A three fledglings in a nest high in a tree"
『高い樹上の巣にいる3羽のヒナ鳥』

【テーマがもたらす雰囲気と精神の挑戦(順不同)】

※ひとによっては数日前から前倒しで感じられると思います。

→★シンプルで軽いが踏み出せば戻れない、けっして侮れないワンステップ
→★伝聞、又聞き、思い込みによる相互の誤解や認識のゆがみ、誇張に注意
→★余計な問題に足を踏み入れて他者の足を踏む結果になる危険
→★他者を愚弄したり冷笑的に振る舞うことで自分自身の中身を曝す傾向
→★ペア、または身近な範囲で協調し、手際良く動くことの効果
→★相手とポジションを替えたり違う観点を取り入れながら物事を進める
→★プロジェクト全体をふまえ自分の守備範囲を的確に捉えながら動く必要
→★コミュニケーションにおける「仲介役」が果たす機能の効果と困難さ
→★大きな変化のスタートにあたり、来し方をふり返って必須の調整を行う
→★動と静、運動と休息、蓄積するストレスへの対処が必須となる
→★目前の新しい状況への反動として起きる執拗な抵抗と安全願望
→★漠然と見えながら手の届かない物事にはやる、または焦れる心理
→★自分が心を寄せる集合体、血統、仲間への帰属意識の高まり
→★内外ともに次の一歩への準備が本当に整っているのか?を自問自答する
→★確実な変化を前に計画を再吟味し、動くタイミングを調整する必要
→★社会的慣習に従う生き方から外れたい衝動と
          飛び出した後に待つ厳しさを知っておくことの価値
→★闘う意味のある戦いを見極めて無駄なエネルギーを使わない
→★慣れすぎた安全な囲いから一歩出て未知の世界へ踏み込む勇気
→★表面に顕れることのない「何か」への突然の気付きまたは促し・・・→


エネルギーのポイント:前回の新月『プライドから解放されて透明になる』
                    
            今回の新月『断ち切り整理し準備する』


180614NM


★6月新月の星模様(アスペクト)とチャレンジ★

  上記シンボルのテーマを背景として、瞬間的に個人や集合体の無意識へのプレッシャー、または力付けになるかも?なアスペクトです。かなり多いけど、実際にはもっと複雑。ここはざっと見て大体の雰囲気を感じつつ、もし自分に関連しそうな項目があればこころに留めてみてね。


≪長期の大背景として≫



新月とTNO カオスがコンジャンクト、セレスとセクスタイル
新しい状況を生み出すための混乱と葛藤、育む・面倒をみる・抱擁する/される・優しさを与え合う関係、母と子(息子/娘)にまつわる問題、またはバランスを欠いた母性の執着、息詰まるような関係から離れるために必要なスペース、生まれる前から連綿と続いてきた「家族」の物語と自分自身に明確な境界線を引く、優雅さやクラシックな美への志向、ノスタルジー etc.

ネッソス・キラルスのオポジション(長期のアスペクト) 
破壊や暴力による無辜の犠牲、若さや可能性を持つ者の死、驕り高ぶる気持ちへの打撃、突然の喪失、犠牲を払っても職務を果たす必要または姿勢 etc.

火星とSノードがコンジャンクト、レクイエムとNノードがコンジャンクト
 フォルスとヴェスタがコンジャンクト、アグニがMCにコンジャンクト

火山噴火、火事・放火、攻撃的な気分、突然の衝動的な言動、無謀さまたはチャレンジ精神、著名人の死、自死への誘惑、「火」のカルマまたはプレッシャー、ホットフラッシュ、安全のために頭を低く構える、自己防御のために身につける社会性、火の試練 etc.

木星と海王星がトライン(パラスを加えてGトライン)
 BMリリスとエロスがスクエア
 
同情心、善や友愛・平和を求めるこころ、チャリティー、優しさの価値、協調と助け合い(またはそれらの政治的背景と効果)純粋さへの憧れ、性的ファンタジー(または性的報復)、背徳的な歓び(またはセックスへの忌避感)、虚無や表層が強調されゴシップが飛び交う状況 etc.

海王星とアスボルスがスクエア
妄想に近い想像力、精神的サバイバル状況、物狂おしいプレッシャー、ジェリー状の壁の中を歩くような感覚、虚無や死への恐怖、自分が攻撃されたと感じればそれが「事実」だという論理、瀬戸際で危険を回避しながら不透明な日々を生き抜く、プレッシャーをバネにして少しずつ足許を固めていく力、いざというときに頭をもたげる強烈なサバイバル能力 etc.

6月9日~24日 水星OOB 双子座22°~蟹座21°
 (13日~17日最盛期)
型破りの発想または浮世離れした思考、突然のインスピレーションや方向転換、一風変わったユーモア、変わりやすい気分、刺激的(ときに挑発的)、傍目からは理解されにくい言語表現や思考の枠組み etc.

 ひらめきは大切に、コミュニケーションの行き違いや誤解には要注意。集中力が増すときと気が散るときの落差が激しい傾向があるので根を詰めるときと適度な休息とのバランスを。脳のストレスに注意。


昨日ツイートしたように、トランプ大統領はネイタルで水星がOOB。またネイタルの太陽と月のデクリネーションはOOBの数値に近く、これがビジネスマンや政治家としてOOB特有の発想を社会的な文脈に翻訳する助けになっていると思われる。彼の水星はプログレッションではもう人生の終わりまでOOBにはならないと思われるが(P月は約10年後に再びOOBへ)、トランシットのOOB水星には多少なりとも影響は受けそう。

6月9日 フォルスが逆行で射手座に戻る
6月16日 天王星・海王星ワクシングセミスクエア
6月14日~20日 土星・カイロン・ルシファーのスクエア
 (牡羊座入りしたカイロンの長期的影響を背景として)
自然災害(火山噴火、地震、洪水、津波、山火事など)、テロリズム、無差別殺傷事件、妄想やストーキング、予期せぬショック、感情の暴発、家族関係に潜む問題の表面化、無意識の深いアイデンティティ・クライシスを抱え「負けること」=「無に成る」という恐怖から互いに果てしないマウントの取り合いとなる etc.

6月18日~海王星逆行開始~11月24日
 (他の長期のアスペクトを大背景に)
生きることの「実感」「現実感」を得るための試行錯誤期になる可能性、部族主義(志向や意見を同じくする者、環境や立場が似た者同士の帰属意識やセクトの先鋭化として体験されるケースも考えられる)、自己信頼と自己不信が交互に起きる中であらためて問われる「自分とは何か?」

特に逆行・順行開始前後は感受性が強くなりがちなのでサイキックアタックや他者のネガティブな想いに「入りこまれる」状況に注意。

6月20日 Nノードと金星がコンジャンクト
6月21日 金星とNノード・火星とSノードのオポジション、
 土星・ネッソス(アグニ)からノードと金星にYOD、
 太陽・フォルス・ヴェスタがオポジション

恋に恋する状態(セクシャルな衝動も含む)、永遠と刹那の狭間を味わう、突然浮かび上がるカルミックな過去からの誘い(幻想に終わることが多い)、厄介なエゴから解放されたい思いが他者に投影され「危険な愛」に走る可能性、「死と再生」の仮想的な体験、セクシャルハラスメント、報復的な念を捨てる必要 etc.

6月27日 火星逆行開始 水瓶座9°13'~
 (火星順行8月27日 23:05  山羊座28°36〜)
7月7日 火星OOBへ(~9月24日)
7月7日~8月27日はOOB+逆行の火星がダブルで発効
7月27日~31日前後 火星が近日点の衝(火星が地球に最接近)

加えて7月13日に部分日蝕、26日から水星逆行、28日は皆既月蝕、8月7日に天王星逆行開始、8月11日にも部分日蝕という要注意期)

この時期は火星と「火性」的要素が持つあらゆる原理が強調されるので注意。身体能力の向上や旺盛なチャレンジ精神、勇気、リーダーシップなど活力を得るケースもあるけれど「やり過ぎ」るきらいも。

長く蓋をされてきた物事が劇的に表面に浮上してくる可能性、怒りと解放・刷新、事故、怪我には注意。機械的な故障多発の可能性、軍事衝突やサイバー戦争の激化、「火」や衝動性にまつわる出来事や事件、火山や地殻変動などの自然現象 etc.

緊急時は別として、手術(美容関連など)はなるべく避けたほうが良い。

180727UTCmars
 7月27日〜31日 火星が近日点の衝に(青:地球 赤:火星)

≪ 水瓶座~山羊座の火星逆行 ≫

  水瓶座の支配星は土星と天王星。つまり、水瓶座はパターン化(土星)したグループや社会に帰属して「わたし達」(天王星)を意識する場。また、そこではグループとして結束(土星)した「わたし達」と「わたし達」が "部族的" な意識をもってせめぎ合いながら、時とともに新たな社会的パターンを構成していく(天王星と土星)場だとも言える。

以前も書いたように、わたし達の思考やことばは今、ネットや電子機器を通して見ず知らずの地球の裏側まで瞬時に届くようになった。日々のコミュニケーションには、必ずしも直接的な体による確認は必要なくなっている。そしてそれに起因して、共同体やグループは地球規模で複雑に絡み合い、大きく拡がりつつある。けれども同時に、細かな志向や見解の相違による細分化もますます際立ち、互いに差異を確認しながら闘いあっているように見える。この傾向は天王星が牡牛座入りした今、より顕著になっていく可能性がある。(一般的に見て水瓶座が生み出す "ローンウルフ" は「一人一党」であり、生来の孤独な放浪者ではない。行動的にも心理的にもあくまで帰属者として社会との接点を保つ「最小単位のセクト」だと捉えておくのがより正確ではないかと思う。)

アストロロジャー E.フランシスは、世界が向かいつつあるこうした傾向を説明するにあたり、親交のあった故エリック・マクルーハン教授(メディア理論の大家マーシャル・マクルーハン教授の子息で『メディアの法則』の共著者)の言葉を例に挙げ、興味深い指摘をしていた。その一部を以下に引用してみる。

----以下引用(抄訳)-----

  “マクルーハン教授はかつてこう言った。『今現在 我々の身体はどこに居ようとも、我々自身が開発してきた全ての新しいメディアからの攻撃を受けている。これにより、我々の知性はひどく方向感覚を失った状態に陥り、長い刻を経て培われてきた世界中の文化に混乱と不安定化が起きている。肉体から遊離したコミュニケーションの時代においては、身体を通した体験の意味も、意義も、その重要性も著しく変容し、歪んでいく。』

突然立ったまま自分のかかとを掻いている自分に気付く瞬間を想像してみよう。 ポケットを探ったら突如5種類もの違う名前の身分証が出て来たらどうだろう? 彼が「ゆがみ」として示唆したのはこういうことだ。いや、状況はもっと悪い。

それは体を持たない経験、または体など大した意味を持たないか、自分の外側を浮遊しているような状態を指す。これはやがて、僕たちの精神に奇妙な順列組み替えを起こしていく。 たとえばもし誰かがあなたにセクシャルな欲望を抱いたとしたら、その瞬間からそれは「レイプ」と同じ性的暴行であるという見解が成り立つのだ*

エロティックかつ健全な欲求と攻撃性を持ち社会秩序に反する行動とが同じ事象だとされる現実(すなわち混同と混乱)こそ、マクルーハン教授が「身体体験の意味と意義が変容し歪む」と指摘した流れの直接的な結果として起きていることだ。”

(E.フランシスはこういった世界的な傾向を(たとえまだ一部のひとびとの見解だとしても)牡羊座の天王星とエリスのコンジャンクションによる「ネットを介した自分探し」にも紐付けて解説している。)
* 見知らぬ女性に心の内で性的欲望を感じること自体が「レイプ」と同様の犯罪的行為だとする言説は欧米フェミニズムの主張に始まり、現在アンティファ(レイシズムを糾弾する急進的アンチ・ファシスト運動)やリベラル左派にも拡がりつつあるそうで、日本においても一部に影響が見られる。また「身体体験」という括りでは、最近米国では女性アスリートの競技会にトランスジェンダー(主に身体的には男性のまま精神は女性であるひと)の競技者を受け入れるようになった結果として上位を独占する事例が出ており『今後は女性がいくら訓練を積んだとしても勝つことは出来ないだろう』という批判(主に右派)も聞かれるという。

------- 引用終わり -------


  「触れる存在」としての体を支配する牡牛座に天王星が入った今、「変容と歪み」の膨大な潮流が創られていくとしたら... 真の自分であり続けるためには、唯一触れて確かめられる「体」という存在に都度立ち還って判断していくことが重要になるかもしれない。けれどその一方で、現在は深い思考力を持つひとでも「真の自分」を掴みかねる、疑う、または誤解したり思い込みしやすい星回りではないかと思う。

けれど「自分」もまたひとつ「自分という名の慣習」であり、エゴの「パターン」に過ぎないのだとすれば...それをあらためて認識し、もっと深く見ていくこと…そして必要なら脱皮していくために、この「水瓶座→山羊座→水瓶座」と戻っていく火星逆行期は絶好の機会になるかもしれないと思う。アストロロジーとは「わたしとは誰か?」「何故ここに居るのか?」を探求するツールだとするならば。



そして…
6月28日 山羊座6°28'で満月!(土星とコンジャンクト)

 ふぅ。。(^_^;


rNeb



★6月新月のサビアン・シンボル★

        今回のサビアン・シンボル、以前から記事を読んでくれているひとは「あれ?前にも体験したっけ…」と思うひとが多いんじゃないかな。そうなんです。このシンボルって、何故かこのところ2年ごとに新月や満月としてやって来るんですね。2012年の天王星・冥王星スクエア期から始まって、これで4回目。他にも重複してやってくるシンボルはあるけれど、これほどリズミカルに重なってくるのはここで記事を書き始めた約8年間ではこのシンボルだけだったと思います。 けれど、2年ごとのルネーションとして体験するのもこれで当面の最後になります。このシンボルの下ではこれまでのルネーションでもけっこう記憶に残る出来事が起きているし、たぶん今のわたし達にとって計り知れない大きな意味を持つのかもしれません。

でもシンボルが持つ原理自体の説明はいつも似たような感じになってしまうし、どうしようかな...と思ったけど。初めてのひともいると思うのでもう一度以前の記述をところどころ少し書き直してUPしておきますね(ぁ、既読のひと、目にタコ?のひとはスキップしてくださいね)。


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        さて今回の新月でベースとなるシンボルは双子座22°『バーン・ダンス』。 直訳すると「納屋の踊り」、つまり日本だと盆踊りみたいなものかな。 西部開拓史の時代から、人々は何かの折節に納屋に集まり、ヨーロッパから持ち込まれたカドリールという集合ダンスやスクエアダンスを楽しんでいたそうです。 それはまだまだ生きることに皆がせいいっぱいの時代に、人々が必要とした「ハレの日」だったのかもしれません。 一張羅を着込んでおめかしして…そこにはきっと素敵な出会いもあったでしょう。でも、一番の目的は近隣の結束を強め、自分達が属する集団の絆を確かめることにあったのではないでしょうか。 

バーン・ダンスではパートナーがどんどん入れ替わり、いわゆる総当たりになります。あらかじめ決められたステップを踏み、決められたルールで踊るのですが、あらためて見てみるとけっこう複雑そう。。 誰かが手順を間違えたら、ミスの連鎖が起こってぶち壊しです。 なので「コーラー」と呼ばれる歌い手兼音頭取りのひとがいて「ハイ、次2人ずつ正面に進んで!」なんて、リズム良くかけ声をかけたのだとか。 コミュニティに受け入れられ、馴染んでいくには、コーラーのかけ声をよく理解し、男性・女性の役割に沿ってなめらかに動けるようになる必要があります。 バーン・ダンスはその地域地域で踊り方は微妙に異なっていたようです。つまり、その踊りを上手に踊れることは、取りも直さずそのコミュニティの一員であることの証明だったのではないでしょうか。

今は米国でも皆と等しく踊らなければならないバーン・ダンスの様式はすっかり廃れ、その伝統は地方の高齢者コミュニティによって細々と守られているのだそうです。

(今、あらためて下の動画を見てみると、トランプ大統領を誕生させた原動力の一部にはこういう方々の存在があったのかもしれない...という気もします。)




  この動画を見ると、コーラー役のひとが重要な役割を負っているのがわかると思います。曲のリズムを乱さず、歌うようになめらかな指令を出す。誰かが聞き違えて逆方向にステップを踏んだり次のパートナーを間違えたりしないように、明確で楽しげに盛り上げていく。そんなふうに皆を上手に誘導出来るコーラーさんはセミプロ級のリーダーとしてもてはやされたとも聞きます。リーダーがいて、ダンサーがいる。それぞれが、コミュニティにおける自分の役割を受け入れ、引き受け、それを楽しみ、存在を認め合っている状態。

それがたとえ窮屈な社会であっても、日常に戻れば誰かとの争いやいがみ合いがあったとしても。 困ったときにはきっと助けあえる。そのためのバーン・ダンス。西部開拓史の時代に一匹狼として生きるよりは、どれほど安全で楽だったことでしょう。

        さて、人々が開拓の苦労をしばし忘れてダンスに打ち興じるその一方では…19世紀中盤〜20世紀初頭、当時荒廃した中国から活路を求めてはるばる移民としてやって来た人々がいました。あからさまな人種差別が普通に行われていた当時、同じ国の言語、同じ文化で結ばれ、異国の地で生きるために最下層の仕事に励んだ人々。 金鉱山を追われて都市部に流れた人々の、路地裏の狭い洗濯工場は家族経営だったのでしょうか。そこでは老若男女がそれぞれに洗うひと、干すひと、アイロンがけをするひとに分かれて汗まみれで立ち働いていたことでしょう。 そう、今回の新月の度数に対向し、補完する射手座22°のシンボルが『中国人の洗濯屋』なんですね。


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        沢山の汚れ物を素早く綺麗に仕上げなければ、食べていくことは出来ません。次から次へと運ばれてくる汚れ物。暑く狭い工場内には中国語が飛び交い、アイロン台の上には見知らぬ白いひと達がハレの日のダンスに着た綺麗な衣装が広げられていたかもしれません。 彼らは暗く狭く蒸気のこもる部屋の中を器用に動き回り、効率良く自分の役割を果たしていきます。きっといつか自分達に陽が当たることを夢見ながら...。こうした日々の営みを積み重ね、それを過ぎ越していったその先に、今アジア系で最大の勢力を持つと言われる中国系米国人社会の姿があるのかもしれません。そしてもしかしたら、今米国と肩を並べる大国となった中国という国家の姿も...。

新しい状況、新しい土地、新しい出会い。その中でわたし達は自分の居場所を求め、受け入れてもらいたいと望みます。 なぜなら、安全と安心を手に入れたいから…それを手に入れて初めて、夢を追うことが出来るから。そして何よりも、何処かに帰属することが自分の存在理由となり、それがアイデンティティにもなるから……。

けれど、ひとの集まるところには様々な矛盾があふれ、誤解が生まれ、疎外や激しい差別さえ生じます。それでも、わたし達はそんな現実と向き合っていかねばなりません。 それがこの世界に "生きること" の赤裸々な第一歩だからです。 生きることの意味、それはもしかしたら、汚れたものを受け取り綺麗に洗って送り返していくこと…そんな小さな行為の積み重ねの中にあるのかもしれません。


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        さて、次はメインのシンボル双子座23°『高い樹上の巣にいる3羽のヒナ鳥』 です。 ヒナ達はまだ飛ぶことは出来ません。 高い木の上に造られた安全な巣の中で、羽根が十分に強く成長するその時を待っているのでしょう(「3」はひとつの図形を構成する最小単位。ヒナ鳥というひとつの段階が完成した姿、次に進まなければならないステージを象徴しているのかもしれません)。 

小鳥達にはそれぞれの種特有のさえずり方があります。 そのさえずりは彼らの縄張りを主張し、種の継続を高らかに歌い上げます。もちろん、餌を求めて鳴くヒナ鳥達にもその片鱗は伺えます。 3羽はそれぞれに、自分が一番先に食べ物にありつこうと必死です。 一日も早く大きくなって、力を付け、巣から飛び立たなくちゃ! 羽根をいっぱいに広げて! まだ見ぬ森へ、草原へ、高く……。それはヒナ達に備わった本能なのかもしれません。内側から自然に湧き起こる何かに押され、ヒナ達はもうすぐ巣を後にすることでしょう...。


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        一方、この度数に対向し補完する* 射手座23°のシンボルを覗いてみると『入国する移民達』が出てきます。一つ前の度数ではすでに米国内で働いている移民の姿が描かれていたのですが、このシンボルではまだ入国手続きは終わっていないようです。 大きな移民船から自由の女神を見上げた人々。 彼らはこれから新しい大地で築いていく暮らしに夢や希望を持っていたことでしょう。 祖国を捨てて新天地に賭けたのです。不安や緊張はあったとしても、目の前には自由の大地が開けている… 今までとは全く違う人生が待っているかもしれない。いえ少なくとも、それを自分の手と器量でつかみ取っていく可能性がここにはあります。下船を待って列を作る彼らのこころは逸ります。早く船を降りて、自分の足を新しい大地に着けたい! 港では当座の仕事や宿を世話するブローカーが屈強な働き手を物色しています。真っ先に降り立つことが出来れば、それだけ有利なチャンスにありつけるかもしれません。
* デーン・ルージャー(ディーン・ルディヤー)のセオリーで言えば「where to」、つまり放射されたエネルギーがわたし達を貫いて向かおうとする方向。ちなみに前後の度数、たとえば双子座22°や24°の並びは人間の意識による共鳴を反映しつつ変容していくエネルギーの方向を示すという考え方。

        移民としてやってきた人々は、所定の手続きを終え、住む場所をみつけ、仕事を手に入れるまでは大きな忍耐を要求されます。知らない土地には未知の危険が待っています。だから最初のうちは、まだか!まだか!とはやる心を抑え、慎重にいかなくてはなりません。けれどそれと同時に、慣れない土地で自分の人生を切り拓いていくには、強烈に燃える炎のようなエネルギーと意志の力も必要だったはずです。 彼らはそれぞれにこの新天地に降りたって、やがてここで第二の故郷を見出すでしょう。けれどその時が来るまで彼らの内なる炎を支えたものがあったとしたら…もしかしたらそれは…捨ててきたはずの故郷、自分が最後に拠り所とする 「私は誰か?」という問いへの答 — 自らの揺るぎないアイデンティティだったかもしれません。


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        ヒナ鳥達にも、移民達にも、まもなく新しい門出のときが訪れます。 馴染みの無い世界でひとり立ちするときが、もうすぐそこに迫っています。これから先のことは誰にもわかりません。ただ、この先にはくぐるべき門があり、越えるべき壁が立ちはだかっている。それが目の前に迫ってきていることだけは、皆が感じています。

はやるこころを抑え、不安を抱えながら、移民達は何を携えて新たな関門に入っていくでしょうか? 家族や故郷の写真? コーランや聖書? 必死で貯めてきた、当座用のお金?… それとも、身一つで入国し、新しい故郷を自分の大地として、底の底から全てを造り上げていくのでしょうか…あるいは、彼らは小さな船に乗って、難民として命からがら異国に辿り着いた者、護るものなどもう何も無いという心境なのでしょうか?  

        一方、3羽のヒナ鳥達は今、体の奥底から湧いてくる本能的な「促し」を感じています。巣立ちのときが迫っている。その予感、そして予兆。

でも、いざとなると不安です。飛び出したとたんに落ちてしまったら? 天敵が襲ってきたら? 彼らはピィピィピョ〜と鳴きながら、こんな会話を交わしているかもしれません。

『さぁ、飛ぼうぜ!ママやパパみたいにさ!』
『うん! そんなに難しくなんかないよね!』
『そうだよ!よ〜し! ..............じゃ、先に行って』


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  このシンボルは、わたし達にとっても今、可視・不可視のゲートが迫っていることを暗示しています。もうまもなく、何かが再び変わる。何かが始まっていく。そのとき、わたし達はいったい何を携えて進んで行くでしょうか?  過去と未来の狭間に立って、あらゆる可能性の渦に直面したとき、わたし達を動かしていくそれぞれの「核」は何処にあるのでしょう?  

新たな旅立ちへの準備をするには、いったん過去から背負ってきた荷物を降ろし、整理することが必要になるでしょう。家族とともに在っても、仲間と一緒でも、究極には独りであることを受け入れることも必要です。それはこれまで自分が帰属してきた「家」や「共同体」が持つ「パターン」からの新たな訣別かもしれないのだから。 

わたし達は天王星・冥王星スクエアに始まったカーディナル・クライマックスの下で、これまでもサイクリックな旅立ちを繰り返し、ここまで来ました。 けれど、本当に最後の最後に自分の中に残るものは何なのか? わたしは何故ここに居るのか? それぞれに用意されているかもしれないその答えは、たぶんまだ見ていません。
 

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  膨大な時代の流れにあって、これから先のわたし達が実際に未知の世界へと踏み出すにせよ、個としての心理的な体験として経験するにせよ、最初の第一歩を踏み出すためにしなければならないこと。それは自分を「魂の移民」として一度見直してみることなのかもしれません。

それとも、やっぱり3羽のヒナ鳥中の1羽としては、誰かが先に飛び立つのを見てから... のほうがいいかも。自分はまだまだだし。まだ準備が出来てない。親鳥と別れて自分で餌を取るなんてきっと出来ないし、兄弟達とも離れたくない。なんとなく怖い。。 

...でも今の自分にとって「親鳥」って何だっけ? 

もっとしっかりした羽根があればな。大きな鷲や鷹を、誰かやっつけてくれないかな。

あぁ、それにしても自由に飛んでみたい... 飛ぶ。 生きる。 きっと生きるって、そういうことだもの。自分が、自分という一羽の鳥になるために。



でもその前に... ちょっとコーヒーでも煎れようかな。。


あれ? 何だろう? 景色が変わってる.......




eo-galaxy





have a great trek!!!★

hiyoka(^_^

June 10, 2018

レイモンド・メリマン 週間コメント6/11【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム 2018年6月11日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自 身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されているそうですので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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来週のメリマンコラムはお休みさせていただきます。m(_"_)m


≪ 先週をふり返って ≫

        “EU、メキシコ、カナダからの鉄鋼やアルミニウムへの高関税を敢行するというドナルド・トランプ大統領の決定を受けて、金曜にカナダのケベックで開幕するG7会合には冷ややかな空気が漂いそうだ...  EUは既に3月の段階で示唆していたように、クランベリー、オレンジジュースからバーボンやバイクに至るまで標的として報復措置をとり、7月1日には課税が発効するかもしれないとしている。メキシコは水曜、米国からの輸入豚肉に対し20%の関税を掛けると発表した。一方、カナダはトランプ関税への対応に関しEUと足並みを揃えることを検討している。また中国も先週末、トランプによる中国製品への関税引き上げが推進されるようなら貿易摩擦の軽減をふまえて取引を破棄するかもしれないと示唆した。”

— Holly Ellyatt
  “Trump Vs. World: Tariff Dispute Likely to
  Cast a Chill Over G-7 Summit” 
  www.cnbc.com 2018年6月8日付

        先週、世界の株式指数はかなり調子良く、『フォーキャスト2018』で提示したMMAの★★★重要変化日(CRD)だった5月29日〜30日の安値から見事に上昇した。しかしながら、トランプが同盟国に関税を課すかもしれないという金曜のニュースを受けて下落する前に全ての指数が5月21日の高値を超えて反騰したわけではない。その結果として、これは異市場間弱気ダイバージェンスにより近いシグナルとなっている。

アメリカ大陸においては様々な様相が見られた。ナスダック総合は金曜に下がる前の6月7日に史上新高値となる7697まで舞い上がった。ダウ工業平均もまた先週遅めにサイクル新高値をつけたが、ナスダックのような史上新高値とはいかなかった。だがブラジルではかなり様子が異なり、ボベスパは6月7日に半年以上ぶりの最安値71,161まで落ち込んだ。アルゼンチンのメルバルは世界の多くの指数と同様に先週終盤にかけて反騰したが、それも5月18日の高値と6月1日の安値の中間に留まった。

似たようなダイバージェンスはヨーロッパでも見られた。ロンドンのFTSE、ドイツのDAX、オランダのAEXは反騰したものの、金曜に下落するまでに5月22日の高値を超えることはなかった。だがスイスでは、SMIが年初来安値だった5月31日の安値を試して週を終えた。

        奇妙な動きはアジアと環太平洋地域にも見られた。オーストラリア、香港、日本、インドは全て活発に反騰したが、5月15日〜21日にかけてつけた直近の高値には届かなかった。だが中国の上海指数は金曜に3053まで下落し、5月30日につけた年初来安値3041を試した。これはおそらくトランプ大統領による中国製品への新関税への反応と見られる。

ひょっとするとトランプ氏は自らの行動 — 目前に迫った北朝鮮との話し合い — が、中国やその他の同盟国を何らかの協調姿勢の受容に向かわせると考えているのかもしれない。それは非常に大きなリスクに見えるし、今後も3ヶ月は続く火星・天王星スクエアとも合致している。他方、もし彼が世界一賢い男だとすれば... もしかしたら上手くいくのかもしれない。あるいは、彼はこのところの自分の保護主義的貿易政策に苦虫を噛みつぶしている皆から素敵な誕生日プレゼントを貰えるだろうと思っている可能性もある。彼の72回目の誕生日は今週、6月14日だ。そのソーラーリターン図に金星(協力)・天王星(非協力)スクエアが形成されるということは、誕生日に彼が望んでいる、またはある程度期待している(金星)ものを得る惑星エネルギー的可能性はそう高くないだろう(彼が腎臓結石でも望んでいない限りは)。

        他の市場では、原油が6月5日につけた数週間ぶりの安値64.22から見事な回復を見せた。銀は6月7日に6週間ぶりの高値16.93まで舞い上がった(だが金とビットコインは静かなままだった)。ユーロは5月29日に17ヶ月サイクルの新安値1.1500まで下落した後急上昇し、1.1800を上回った。だが最も目を引く上昇を見せたのは、『フォーキャスト2018』とウェビナー以外ではあまり触れたことのない生牛市場だった。生牛は5月17日の安値101.37から今や牡牛座天王星による押し上げが始まり、金曜には110.45まで騰がった。最近のウェビナーや本で示唆したように、肉好きにとって今後2年ほどは日増しに懐が痛むことになりそうだ



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

        “最近催したクライエントとのディナー形式の座談会では、拍車のかかる米国の賃金上昇が目先の市場安定性に対する最大のリスクだという点でほとんどの参加者が一致した。もし米国内の賃金インフレが膨らめば、FRBは引き締めを続行するだろう。彼らは通常、何かを壊すところまでやり続ける。1950年以来、FRBが金利引き締めを行った13回にわたるサイクルの内、10回は不況を招いて終わっている。残り3回の引き締めサイクルでは、1994年に起きたメキシコのペソ危機などの市場爆発が起きている。”

— Albert Young
  Société Générale, Global Strategy
  www.sgresearch.com 2018年6月6日付

先週のコラムで述べたように、
『原油は5月22日の3年ぶりの高値(72.83)から6月1日まで、かなり急激に下落した。これが示唆するのは、今週ないし来週には一時的、または最初のボトムをつけつつあるかもしれないということだ。今後、6月7日木曜に起きる太陽・海王星のワクシングスクエアとその後6月18日に起きる海王星逆行によってもそれは支持されている(私自身の研究においては海王星は原油の支配星だ)』

この下落はついに64.22で止まり、たった2週間のうちに12パーセント近くを失うことになった。もしこれが長期サイクルの底であれば、原油の新高値への上昇はインフレ率を押し上げ始めるだろう。

しかしながら、インフレ要因へのもっと大きな惑星ファクターは2020年1月12日に起きる土星・冥王星コンジャンクションだ。つまり、この時期に向けて金利とインフレーション両方の上昇トレンドが加速する可能性があり、それは上昇する金利が回復を妨げ始め、おそらく2020年〜2023年までに深刻な不況へと導くまで続くかもしれないということだ。これは土星・冥王星と土星・天王星のハードアスペクトがそれぞれ1年を置かずに形成される状況の歴史的相関性を基に導き出される予測であり『フォーキャスト2018』および直近のウェビナーでも触れているが、6月22日に英国ロンドンから放映するウェビナーにおいて再びその詳細を論じるつもりだ。

  今週はもう1つ、重要な長期のアスペクトが展開する。6月16日、天王星が海王星に対し3回目の45°セミスクエアを形成する。それは太陽系において2番目に長い惑星ペアサイクルの一部だ(全サイクル171年)。

天王星が海王星にこのようなアスペクトを形成する時は、洪水や津波、地震、火山噴火などの自然災害に関連する。またサイバー空間での窃盗やスパイ行為、さらには精神障害や "壊れた人格" が現実との接点を失うことで他者の生命を脅かす、または企図する一匹狼的犯罪にも相関している。この時期の「リアリティ」は疑わしいものと化す。海王星自体が逆行に転じるからだ。あなたが見たり聞いたりする物事は、おそらく現実や真実に近いものでさえないかもしれない(それが究極の霊的真実でもない限りは)。もし私達が言われたことをそのまま何でも信じるほど十分にナイーヴだとすれば、それは奇術の類い、はたまた人類の感情を刺激する病的な騙しのトリックだ。ではどうすれば良いのだろう? その明らかな対抗手段は究極の真実を探求し、メディアや報道、または世界の指導者によって公表される陳腐な考えに甘んじないことだ。トランプ・金正恩の平和交渉は何と奇妙なタイミングで行われるのだろう。これからの2週間、いったい誰が誰を騙すのか?

まぁ、これほどまでに面妖かつ不確かなシグナルの下で私のクライエントに伝えたい持論は『希望を持って最善の結果を祈りつつ、最悪の結果に備えよ』ということだ。そして、喧噪を避けて静養するには良い時期となるだろう。







訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:56|PermalinkComments(0) 金融/マンデーン・アストロロジー 

June 03, 2018

レイモンド・メリマン 週間コメント6/4【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム 2018年6月4日(フリー版より)

翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自 身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されているそうですので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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≪ 先週をふり返って ≫

“労働統計局によれば、5月の米国経済は雇用増加が堅調に進み、非農業部門雇用者数は22万3千人増となる一方、失業率は3.8%と18年ぶりの低下を見せた。エコノミスト予想は雇用数変化が18万8千人増、失業率は3.9%だった。”

— Jeff Cox
  www.cnbc.com 2018年6月1日付

        ふーむ... 前回、失業率がこれほど低かったのは確か18年前の... 2000年8月だったか? また当時つけたダウ工業平均の史上最高値は2000年1月で、2000年3月につけたナスダックの史上最高値5000+ がそれに続いた。その後ドットコム・バブルが弾けるとともに、2002年10月、後者は80%の下落をみている。45年サイクルの土星・天王星ウェイニングトラインの下でダウ平均がまたしても史上新高値をつけようとしている今日、以前と似たような怖れを私達は抱いている。2000年には土星・天王星がワクシングスクエアを形成していた。

土星と天王星がある特定のメジャー・アスペクトを形成する周期は45年だが、これは長期サイクルの天井と底に関してはどの惑星ペア・サイクルと比べてもより顕著な関連性を持つ。直近のケースでは、このアスペクトは2016年12月〜2018年8月まで続く。4年またはそれ以上の株式市場サイクルについては、当該サイクルの長さにより10ヶ月のタイムラグの可能性はあるものの、この期間に新たな展開を見せる例が最も多い。株式市場の長期サイクルにおける天井への動きが2018年、遅くとも2019年半ばまでには完了すると私達が予測する理由もここにある。

        短期的には、先週の世界の株式市場は非常に不安定だった。前回のコラム以来、太陽が牡牛座から双子座へと移行したことをあなたは意識しているだろうか? 双子座は水星に支配されている。このトリックスターはアニメのロードランナー* のごとくこちらに向かって矢のように突進して来たかと思うとクルッと向きを変えてあちらに走り去り、また突然あらぬ方向に走り出す。彼がどちらに方向を変えるかなど誰にもわからない ― わかっているのはただ、彼がやっと落ち着いてどちらに行くか心を決めたと見えたその一瞬後には、驚くべき落ち着きの無さを見せて走り去ることだ。彼は常に上へ下へ、右へ左へとひたすら転回し、走り続ける。この典型的パターンが先週の市場活動に見られた。そしてそれは世界の指導者達... の、何だ? 彼らの本能的直観か? ... に追従して起きたものだった。
*ロードランナー:ビューっと走って逃げるのが得意な鳥、ミチバシリをモデルにした漫画/アニメのキャラクターで米国の子供達に絶大な人気があった。

  まず北朝鮮との首脳会談が決まり、立ち消えとなり、結局のところおそらく開催することになった。関税をかけることになり、その後止めになり、そして再び課税が生き返った。だがまもなくそれもまた止めになるかもしれない... 何だ? 本能的直観によってか? 

こうした様相を受けて先週のダウ平均は400ポイント下げて始まり、翌日は300ポイント騰がり、その後木曜には250ポイント下げ、金曜には200+ 上昇して引け、週を終えた。ちょうどモンスター級のジェットコースターに乗ったようなワイルドな週だったが、これをアストロロジーの観点から描写するなら、まさに太陽が双子座を運行し、火星と天王星がスクエアを形成する時の感覚だろう。これらの惑星コンビネーションはワイルドだ。重要変化ゾーンに入って市場は(世界の指導者達とともに)その法則どおりに動いた。だがストレスに押し潰される必要はない。何故なら太陽は6月21日に双子座を出る。その先は9月中旬までただ火星・天王星スクエアと闘うだけで済む。それはまるで、ジェットコースターからティルタホィール*に乗り換えるようなものだ。
*日本の遊園地にある「コーヒーカップ」に似た米国のクラシックな遊具

        先週、米国の株式市場がアップダウンを繰り返したのに引き比べ、他のいくつかの市場は下がり続け、そのほとんどが4週間ぶりの最安値水準まで落ち込んだ。しかしながら中国の上海指数とブラジルのボヴェスパは今年の最安値レベルに下落している。例外はインドで、実際ニフティは週のほとんどで反騰した。これはMMTAの卒業生でアナリストのニティン・バンダーリによる『MMAインド株式市場週刊リポート』で予測したとおりの動きだった。

        他の市場では、米ドルが6週間ぶりの最高値水準まで騰がったことに伴い、金と銀が苦闘した。またイタリアの政治混乱とトランプ大統領の関税(新税)に関する行きつ戻りつのポリシー豹変を受けて、安全を求めた投資家が米ドルと米国債に向かったため、これもまた先週急騰した。原油は5月22日に3年ぶりの高値72.83をつけた後、試練の週を迎えた。高値をつけたのは、2度目の木星・海王星ウェイニングトライン形成のちょうど3取引日前のことだった。

このコラムでも何回か詳細を述べたように、私は木星と海王星を魚座の共同支配星として見ている。そして魚座は原油を支配する。しかし、先週シカゴで開催されたファンタスティックなUACカンファレンスにおいて、他のファイナンシャル・アストロロジャー達が原油の支配星を土星と冥王星だと考えていることを聞いた。私の考えでは、冥王星は掘削に関連し、土星および土星が支配する山羊座は堅固な事物、たとえばセメントや石炭に関連する。オイルは液体で魚座とその共同支配星である木星と、とりわけ海王星の領域となる。

しかしながら、同業者による相関研究の内容は興味深く、もっと注目されて然るべきものだった。いくら私が山羊座だとはいえ、自分自身の研究と信念にそれほど固執しているわけではない。そんな風では異なる視点を持つ他者から学ぶことなど出来ないだろう。とりわけ彼らが自分達の信条を裏付けるだけの研究結果を論証しているならなおさらのことだ。


*ロードランナー


*ティルタホィール



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

        “一方、米国のトランプ大統領は以前自らツイートで否定した消費者に対する増税を決めた。一部に中国からの輸入品を使って製造される製品500億ドル分に25%の追加関税が上乗せされる(これは貿易戦争でさえない)。結局は自分達が課税されたことに消費者が気付かないような増税の仕方は、トランプにとってこれがおそらく最後になるだろう。”

— Paul Donovan
  UBS Morning Comment 2018年5月30日付

        “米国の迅速な経済成長ぶりが取り沙汰されていたさなかに世界規模のトラブル勃発の懸念が生じたことにともない、株式市場は火曜(と木曜)に真っ逆さまに墜落した。ユーロに対するイタリアの政治不安に加えて中国からの500億ドル規模にわたる輸入品に対するドナルド・トランプの一方的な追加関税の決定は、投資家をリスク資産から退避させた。ダウ平均はイタリアの混乱とイタリア、スペイン両国の債券利回り上昇によって1.6%下落し... トランプ関税がヨーロッパの経済と政治に危険な状況をもたらし... それはバラク・オバマ時代に専制的に制定された法令からの大きな教訓だ。そしてこれこそトランプ氏が破壊しようと働いてきたもののはずだ。しかるに今や、彼はオバマ政権によって創り上げられた不確実性を、専制的な関税によって彼自身のものにしつつある。”

— “America First Meets Mr. Market”
  from Opinion Page
  ウォールストリートジャーナル 2018年5月30日付


        木星・海王星トラインに金星がグランドトラインを形成するにつれて、原油は5月22日の3年ぶりの高値から6月1日まで、かなり急激に下落した。これが示唆するのは、今週ないし来週には一時的な底、またはプライマリーボトムをつけつつあるかもしれないということだ。今後、6月7日木曜に起きる太陽・海王星のワクシングスクエアとその後6月18日に起きる海王星逆行によってもそれは支持されている(私自身の研究においては海王星は原油の支配星だ)。

今後2週間にわたって強調される海王星はまた、「信頼 対 不信」というテーマを最前面に浮上させる。これはまさにトランプ大統領が北朝鮮の指導者、金正恩と会うタイミングだ。この会談で話し合われる何かがダイレクトに外部に伝えられるだろうか? おそらくそれはあるまい。

海王星に何かを明らかにする力はない。ただ想像し希望を抱くだけだ。彼らは先々に拡がるこの惑星の素晴らしい未来について話すかもしれない... つまり、もし彼らが本当に会うのならの話だ。何故なら海王星には直前になって「約束をすっぽかす」傾向もあるからだ。 海王星が絡む時、全ては「絵」として描かれたイメージだ。そしてそれは、誰かをとても魅力的(現実の当人よりずっと素晴らしい姿)に見せるための物語か、または極悪人(現実の当人よりずっと悪辣な人非人)に仕立てるための筋書きを創り出す。

海王星が関わる時、リアリティーなどというものは交渉次第でどうとでもなる。海王星の「現実」とは何か? それは「それそのもの」ではなく「それではないもの」を、最も魅力的で面白く、抵抗しがたいほど心惹かれる(または感動する)絵として描く能力を持つ者が手にする「何か」だ。

だからあなたは首をかしげてこう思うだろう。『リアリティーとは何だろう?』 ではついに天王星が牡牛座入りした今、リアルな「お金」「通貨」そして「安全」とはいったい何なのだろうか? 

だがこれについてはまた別のコラムで論じるとしよう。







訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:56|PermalinkComments(0) 金融/マンデーン・アストロロジー