August 2018

August 26, 2018

🌕8/26の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)夏休み版

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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180° 対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのかを、あらためて見せてくれる「鏡」だと言えるかもしれません。なので満月のテーマは新月の瞬間から色濃く育っていくとも言えるでしょう。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにその経験を消化(昇華)し、エネルギーはゆっくりと静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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★満月タイムスケジュール★
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯(ずれるなら満月前がベター)に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】
東京・関東ローカルで8月26日21:15前後、北海道周辺で21:21前後、関西方面は20:56頃(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で20:25前後に 魚座3°12'で満月となります。

今回のテーマのベースであり、今も背景で発効し続ける新月の大テーマについてはココをご覧ください。
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サビアン・シンボルによる【満月がもたらすテーマと挑戦】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考に、アスペクトを加味して書き下ろしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月 魚座03°→04° + 太陽 乙女座03°→04°】
  "Petrified forrest" +
  "Two angels bringing protection"

 『化石化した森』+
 『見えない防御壁をもたらす二人の天使』

   "Heavy traffic on a narrow isthmus" +
   "A colored child playing with white children"

 『狭い地峡に起きる交通渋滞』+
 『白人の子供達と遊ぶ黒人の子供』
 

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)テーマ発効期~9/9】
※満月の場合、1週間~数日前から前倒しで感じられると思います。


→★時の移り変わりに耐える堅固な核の存在を自分の中に見出す
→★不可視の新たなリアリティが自分を招き支えていることへの気付き
→★当たり前だったものを失いかけて初めて自分が護られていたことを知る
→★「こうしなければ」という頭の固さで生命力を失う危険
→★固い壁と感じていたものが視点を変えることによって可塑性を持ち始める
→★この世界の自然の側面として清冽さも汚濁もそのまま受け入れていく
→★臨機応変の方向転換を不可能にする頑なさに注意     
→★行き詰まって進まない物事の要因を明確に切り分けて原因を特定する
→★口にする理想と実際の行動が乖離する現実を他者にも自分にも平等に見ていく
→★未知への怖れとフラストレーションが壁となって立ちはだかる危険
→★精神を集中すべきときと拡散・弛緩させるときの切り替えを意識する
→★「自分自身であり続けること」への忍耐とギリギリまで継続することの価値
→★状況の行き詰まりが「精神のボトルネック」に起因することへの気付き
→★言葉で語られる「寛大さ」や「寛容の精神」の虚しさを知る
→★他者にとっての「真実」を受け入れる必要とそれへの抵抗
→★黒か白かの論法から離れどちらでもありどちらでもない視点を得る
→★一時的な楽観の中で微妙な過渡期への自覚と覚醒を保つ・・・→



エネルギーのポイント:新月『自己の内部で行うカミングアウト』
            
            満月『それぞれの狭き門をくぐり抜ける』 

180826FM


        今回は夏休み版として、チャートから感じたことを少しだけ書いてみますね。


  この夏の3回にわたる蝕の力。身体やこころにそれを受けて、しみじみその強力さを味わったひとも多いと思います。いえ、まだまだ現在進行形のひとも多いかな? 今回の満月は蝕でこそないけれど、それを締め括る集大成みたいなところがあります。 太陽・土星・天王星の地性グランドトラインと月のカイトにはある種の建設的な美しさがあり、これから先の「夢」に向かって現実的にやっていけそうなビジョンが生まれるかもしれません。

ただその背景の深部にはイクシオン、ヴェスタ、パラス、エリスという一癖も二癖もある遅い小惑星や準惑星のグランドトラインが重なって見えるのも事実だし、木星・アグニに対する水星のスクエアから牡羊座のカイロンにクァドリフォームが形成され、霧に閉ざされた深奥部で何かを掴もうともがくような動きも感じられます。おまけに放っておくと妄想に入り込まれそうな金星・冥王星スクエアも。だから「自分を取り巻く物事=自分の内的世界の写し」には、ちょっと複雑で微妙なエネルギーが満ちているかもしれません。「良い」とか「悪い」とかいう観念では捉えきれない薄墨色の霧のような感じかな。。


rainysky



  困難があっても乗り越えよう、前向きに進もう、もっと成長したいという意識と同時に起きてくる、あれでもないこれでもない...という疑念やこころの揺れ。本物のファイティングスピリットがなかなか湧いてこない。もしそんな感覚を抱くひとがいるなら、多分その霧の中には自分自身が潜在的に設定した「狭き門」がそびえていて、そこを今 この満月でくぐり抜けようとしている... そんなタイミングが来ているのかも?

その抵抗の本体は、溜まりに溜まった感情的ストレスかもしれないし、何かに抵抗し続けている未確認の「核」が自分の中にまだあるのかもしれません。そう、ここまで来てさえも。自分の中で化石になってしまった太古の森。かつては豊かに生い茂っていたはずの木々。今 自分が進もうとしている道の途上でそんな豊かな森に再び巡り逢うことはあるだろうか? それとも自分は明確な意志と共にそれを捨て去って来たんだろうか? だとしても、それはいったい何だったろう? その答はちょっとやそっとではなかなか見つからないかもしれません。けれど今は、その上に沈殿した感情的な澱を解放する方が先なのだと思います。


  えもいわれぬ重さが押してきたとき。この満月の下なら、それをユーモラスな視点で捉えてみるのが一番かも。皮肉っぽいユーモアでも、もちろんブラックユーモアでもなく。人生のシリアスさと歓びを、自分と他者との関係を、あるいは世界全体を、ぜ〜んぶまとめて呑み込んで、温かく笑い飛ばせる子供のようなこころを思い出して。何千万年の時を経て、それでも一切変わることのない透明なこころを持つ子供として...。

狭い道で交通渋滞にはまったら、分別くさい大人は目的地と時間の制約に縛られてイライラしがちです。けどそれは今、とても危険。交通事故の元だから(実際、魚座4°のシンボルは様々な「事故」に関わるケースが多いです)。

この世の扉を開けて出て来たばかりの自分に戻れたとしたらどうだろう? そんなことをちょっと想像してみる。本当に、何でもない自分。最初の他者である親や家族との触れあい、そのインパクト以前の裸の自分。そこには見えない道が無数にあったはず。いや、それは「道」でさえなかった。一本の整備された道があるなんて幻かもしれない。あれやこれやの小うるさいマインドを全部吹き飛ばして覗き込む先に見えるのは、無色透明の純粋な「意志」ひとつ。


bridge



  ひとつの出来事には無数の解釈と感じ方があります。人間の数だけ。存在の数だけ。あるいは、内的宇宙の数だけ。 

この世界に「唯一の正しさ」「唯一の幸福」など無く、全ては「自分という意志」とそこから伸びてきた触手としての「モチベーション」が鏡に映ったものだとしたら? 在ることとは「欲」であり、「純粋な欲」がこの世界の全てを支えているのだとしたら? 様々な想いがぶつかって進まなくなってしまった隘路の先には何が見えるだろう?

年齢も立場も性別も関係なく、そんな世界を遊ぶために生まれて来た たったひとりの裸の「わたし」にいったん戻ってみるのも悪くない。幸せ、成功、安定、安心、優位性へのこだわりと利害。傷、痛み、恨み、怒り、嫉み、不安。その結果として他者を巻き込みながら行われる自分自身への攻撃。全てを認めた上で、一度泣き笑いしてみてはどうだろう? この満月に顕れる究極の「狭き門」とは、そんな「裸のわたし」だけが通れるゲートかもしれません。そんなクレイジーなこと... って、思うかもしれないけれど。どこからともなく舞い降りた天使達の見えない盾が、一時的にでもそんな遊びを許してくれる今だから。

今、その門を通るか? それとももう少し先なのか? または、そんなもの通る必要さえ感じないか? それはひとそれぞれ。けれど、狭い地峡では常に渋滞が起きています。そんなとき...閉じ込められた車の中であれこれ思い悩みながら想像する地峡の先の光景は... 幻かもしれません。ひょっとしたら、そこに「世界」さえ無いかもしれないのです。もしも目指す先に何も無かったら、どうする? 自由になった気がする? それとも、ヤケになって暴れたり死んでしまいたくなるかな?(もしそうなら 体中に刺さった楔をそっと抜いて、解放してあげる必要があるかも...)

「ねぇ、車からちょっと出て、周囲がどんなところか探検してみようか?」 

「いやぁ、マズイよ。迷子になる危険もあるし、渋滞が解消したら置いていかれるかもしれないよ?」

うん、確かにその通り。でも、この満月には自分だけの「あちら側」を求めて果てしなく手を伸ばし、「理解の橋」を架けていきたいという強靱な意志も感じられます。それをどう受けとめ、どう使うか? あぁ、ひょっとしたらそれが、この満月に秘められた鍵なのかもしれないなぁ...。そして、自分を含めた世界の滑稽さを愛惜をこめて笑える... そんなユーモア精神も!😀😄😃


どうか素敵な満月を!!
慌てず、焦らず、軽みをもって。ご安全に...ね 😊

(「ご安全に」って、長距離トラックの運転手さんへの
 ご挨拶のことばらしい?です...^^;)


forrest



have a great trek!!!★

hiyoka(^_^

August 19, 2018

レイモンド・メリマン 週間コメント8/20【夏休み版】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム 2018年8月20日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自 身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されているそうですので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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今回は一応夏休み中ですが ≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫ にマンデーン・アストロロジーから見てちょっと興味深い記述があったので(気まぐれではありますが)そこだけ訳文を掲載します。なお ≪先週をふり返って≫ は前回の予測と相場の動きの合致についての解説でした。


≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫


        ふり返ってみれば、昨今の世相を見て物事がちょっと普通ではないというか、狂気じみてさえいるという感慨を誰しもが持ったとしても無理はない。これは何も6つの惑星が現在逆行しているからばかりではない。アストロロジー研究者にとってはそれ以上に大きな物事が進行している。

冥王星は山羊座の18°〜20°に在泊中だ(行きつ戻りつしながら2018年〜2019年にかけて続く)。ここは171年サイクルを持つ天王星と海王星が1993年にコンジャンクトした位置だ。その上、天王星は現在海王星に対し初回セミスクエア、すなわち45°を形成している。言い換えればこれら2惑星は今、1993年に始まった "新しい" サイクルの初回1/8局面にあるということだ。

ハーモニック8(1/8局面)は人間活動のサイクルに関連するジオコズミクス研究における強力なフェーズだ。長期の惑星ペア・サイクル(会合サイクル)の節目が(トランシットによって)発効するということ、それはあたかも黄道帯におけるその位置/領域が両惑星の特質によってチャージされるか、あるいは充填されるようなものだ。

その度数にトランシットの惑星が来る時、この原動力の「特質」が "点火" される*。したがって私達は今、最外部の3惑星(冥王星、海王星、天王星)が集合意識の内部で強調される(というよりは "衝突させられる" )という、非常に稀有で奇妙な時期に入っていることになる。そして、直近のトランシットが冥王星だということは、その結果が世界の再構築となるのか、それとも単にこれまでの全てが終わっていくことを意味するのかを知る術は誰にもないということだ。 冥王星は死と再生の象徴だ。そして力の象徴であり、人生においては何らかの調整なしに持ちこたえることなど誰にも出来ないフォースだ。

  天王星と海王星の力学は、冥王星が持つこの変革の力の支配下にある。ではそれはいったいどういうものだろう? 

天王星はまったく新しい何かを意味し、革命的であり、通常は非常に破壊的だ。その即座の効力は多くの場合カオスを生み出す。世の中の現状(と大衆の意識)がその最深部まで揺さぶられるからだ。 一方海王星は、ほとんどの場合直感的で信条や信頼という枠組みの中で働く。 だから冥王星はその全てを粉々に吹き飛ばすことになる。これらの要素を一つにまとめて見るなら、大衆がいかに強烈な時期を過ぎ越そうとしているかがわかるだろう。それを上手く表現する言葉はないのだが、あえて言うとすれば — 「リアリティの構造破壊」かもしれない。

さて、ではこうした特質を進行する6惑星の逆行運動のただ中に入れ込んで考えてみよう。そうすれば何故この2年間が...とりわけこのところの2週間が、何故こうもドラマチックで奇妙なのかを感覚的に掴むことが出来る。

だが安心していい。何故ならこれらの惑星のうち最初のメンバー — トリックスターの水星 — がこの土曜〜日曜にも順行に転じるからだ。その1週間後の8月27日、火星も順行する。そうなれば幾分は平常に戻ったように見えるだろう。逆行しているのは4惑星のみになるし、その程度なら通常よくあることだ。まぁしかし、それも冥王星が山羊座18°〜20°に在泊する重さの中で期待出来る範囲内で、ということなのだが。

  最後に一つだけ。何故トランプ政権は、トランプと習近平の貿易協議の日程を11月まで待つことに同意したのだろう? これほど重要な協議を中間選挙の後に回すことが、真に大統領にとって有利に働くというのか? もし共和党が上院で負けたら? あるいは下院で、または両方で惨敗したらどうなる? この事は、果たして彼が世界一賢い人物だなどと言えるのかという疑問に導く。だがもし彼の党が両院での過半数を維持したなら、彼は信頼されたことになる。ひょっとするとこのゲームにおいて彼は本当に最も賢いプレーヤーなのかもしれない。

そうこうしているうちに、木星は11月8日に射手座に入っていく。つまり中間選挙の直後だ。これは私達にとって「良い方向への転換」を予測し得る(宇宙的)リアリティであり、翌年にかけて世界貿易が拡大していくことを意味しているのだ。






訳文ここまで
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* (かなり余談1)遅い惑星同士の会合サイクルの節目(特に0°)が形成された度数がそれらの惑星の特質によってチャージされるというセオリーに沿うなら、太陽系の誕生以来、あるいは人類の誕生以来、360°中の多くの度数がその都度強化されてきたことを意味する。そしてこれを頭に置いて長い目で見れば、人間は年を追うごとにより強力な力を受け続け、その都度最深部のどこかで変容しながら生き延びてきたことになる。歴史は繰り返すと言われるけれど、人類史の物語におそらく後戻りはない。今のフツウがもう昔の普通ではないように。一瞬の過去がどんどん神話になっていくように、細部は忘れ去られ、変容した時点から解釈し直されていく。ではいったいひとは何処へ向かっているのだろう? そこに一定の方向性はあるのだろうか? 

宗教的視線を選択するなら、それは存在する。進化、到達、聖なる帰還という概念。では私達の多くが抱く聖性への希求と底深い罪悪感はどこから来るのだろう? それを説明するための幾多の物語は十分に足りているだろうか? 進化アストロロジーの巨星ジェフリー・ウルフ・グリーンは「人間が不完全な存在である以上、神もまた完全な存在ではあり得ず、共に進化を続ける」と言っていたけれど。 それとも私達の意識が「リアリティの脱構築」を繰り返す途上で「幸福」という概念 — 感じ方 — もまた変化を遂げ、今の感覚からは人間とも呼べないような存在に変容する時がいつか訪れるだろうか? あるいは、始まったものは単にどこかで終わっていくだけだろうか? それは選択の問題だろうか? トリックスター水星がそろりとした足取りで順行に転じた今。 アストロロジーの一側面である「宇宙のシステムと人間意識の共同創造」を説明しようとする観点から考えると、このことはとても興味深く思える(たぶん永遠の謎かもしれないけど)。


(かなり余談2)...たまたま調べていたらテスラのイーロン・マスク氏はここで触れられている山羊座の18°〜19°にケンタウルス族の121725アフィダス(アファイダス)という小惑星を持っていた。これは小惑星研究家のマーク・アンドリュー・ホームズによれば
「個の力の徹底的な追求」または「挑発」や「煽動」という含みがあるとされ、ケンタウルス族研究の先駆的アストロロジャーであるゼーン・B・ステインによればその名「アフィダス」は「何事も控えることがない」という意味に近いそう。この比較的新しいケンタウルスは注目に値する力を持つかもしれないとのこと。

また彼(マスク氏)はネイタルで牡牛座0°台に小惑星テスラを持ち、イクシオン(周囲や常識、モラルなどに構わずやりたいことをやる意志)、アグニ(火の試練)、ジュノー(深いコミュニケーションに関する問題)とはTスクエア。これが先頃からの火星・天王星スクエアにヒットされている。 そしてastro.comに提示されていたレクティファイに基づくチャートがもし正しいとするなら、
8月11日の日蝕は彼のディセンダント上で起き、N火星とはオポジションだった(なお、彼は水星がOOBでもある)。

今、株式の非公開化など彼の周辺では様々なことが取り沙汰されているし、かなり厳しい試練のただ中に在りそうだけれど....このアフィダスがネイタルで何らかの形で強調されているひとは、良かれ悪しかれ何事につけても徹底的にやり抜く(やってしまう)傾向が強いと思われる(ゼーン・ステインの提示する著名人にはアンディ・ウォーホルからパラマハンサ・ヨガナンダまで本当に様々なひとが挙げられている)。冥王星のフォースを彼はどう使うだろう...? きっと彼もまたこの時点での試練を織り込んで此処に来て、今という物語を生きているひとなのかもしれない...。



hiyoka_blue at 20:21|PermalinkComments(0)金融アストロロジー 

August 12, 2018

レイモンド・メリマン 週間コメント8/13【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム 2018年8月13日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自 身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されているそうですので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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※※※お知らせ※※※

ひとつ前の記事でもお知らせしましたが、このブログはこれから約1ヶ月ほど「夏休み」とさせていただきます。m(_"_)m (その間、もしメリマン・コラムに特に何か気になる情報が含まれていた場合などは、もしかしたら抄訳か簡単なツイートの形でお知らせするかもしれません。)


≪ 先週をふり返って ≫

        “地政学的懸念によってトルコリラが対ドルで記録的な安値に急落したことから金曜の株式市場は下落した... ドナルド・トランプ大統領がトルコからの鉄鋼やアルミニウムに2倍の関税を課すことを認可した後、トルコリラは20%下げた。トルコの大統領レジェップ・タイイップ・エルドアンが国民に対し『枕の下に隠したユーロ、ドル、金をリラに替えて欲しい』と要請した後、トランプはコメントでこれを評し『国内問題でトルコはもがいている』と述べた。”

— Fred Imbert and Alexandra Gibbs
  “Dow Drops 200 Points on Geopolitical Concerns
  as Turkish Lira Plunges”
  www.nbc.com 2018年8月10日付

        8月1日〜7日に発効した火星・木星・天王星の強烈なコンビネーションは、多くの逆行惑星の全てが7月26日以来相場にもたらしてきた値動きの麻痺状態と行き詰まりをついに打破した。8月6日付のコラムで私はこう述べている。

『先週は7月24日から始まり8月9日まで続く天王星シグナルをたっぷり含む宇宙津波の真っ只中だった。そして予測どおり、地政学面・経済面での予期せぬ発表によって一部の市場が突然のトレンドリバーサルを起こした。しかしながら、金融市場の価格動向としては天王星シグナルの束が襲ったにしては爆発的でもドラマチックでもなかった。逆行する惑星の稀にみる数の多さが なにがしかの影響を与えたのかもしれない。』

        結局上記のとおりだったと思う。だが8月1日の火星・天王星スクエア、6日の太陽・木星スクエア、7日の天王星逆行、そして9日の金星・土星スクエアは、世界の多くの株式市場をタイトな価格レンジに抑え込むには強力過ぎた。機が熟す時を待つ何かが存在し、そしてとうとうそれが米国とトルコ間の新たな緊張(とさらなる関税)として形を持つに至った。リラは崩壊し、それにともなってユーロが落ち込み、続いてヨーロッパと米国の株式市場が崩れ落ちた。アジアの市場はそのニュースが流れる前に引けている。

いったん引き金が引かれると投資家は即座に米国債、米ドル、そして金になだれ込んだ。米ドルは年初来の最高値水準まで舞い上がり、米国債はサイクル新高値をつけた。しかしながら金の反騰は、ドルがあまりに強いことから金の先行きにはそう期待出来ないと投資家が気付いたために長くは続かず、当日の引けまでに下げに転じ、銀もこれに従った。他の市場では原油とビットコインが6月以来の最安値水準に落ち込んだが、原油は金曜の安値から見事に跳ね上がっている。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

        “米国大統領ドナルド・トランプは金曜、米国とメキシコは貿易交渉で進展をみていると述べ、カナダに対してはオタワで合意に達することが出来なければカナダからの輸入車に追加関税をかけると警告した。『メキシコとの交渉は順調にいっている。自動車産業の労働者と農家は保護されるべきだ。さもなければ合意はない。メキシコの新しい大統領は完璧なジェントルマンだ』トランプはこうツイートした。”

— ロイター
  “Trump Says Progress Made Towards Trade Deal With Mexico,
   But Canada Must Wait” 2018年8月10日付


        8月7日以来、現在は6つの惑星が逆行中だが、金曜に見られた株式市場への下押し圧力が今週も続くという保証はない。水星逆行(7月26日〜8月19日)の特徴の一つとして、支持帯や抵抗帯が突然破られた直後に結局は再び反転するという、投資家がよく言うところの「騙し」が出現しやすいのだ。先週はこれが非常に顕著に顕れた。たとえばダウ工業平均やS&Pの場合、8月7日火曜に新サイクルの高値を突破したが、それはまさに天王星が逆行に転じた日であり、水星逆行の中日でもあった。

全ての株式指数が抵抗帯を次々に破っていくにつれて、2月の崩落以来の高値に向けて皆が上方にブレイクアウトするように見えた。だがそれは長続きせず、週終わりの2日間は激しく下落することになった。水星逆行にともなういつもの典型として、こうした推進力は再び反転するまで1日〜4日の間続くだけだ。そしてそれが、このシグナルの下で新たな中長期のポジションを取るようアドバイスしない理由でもある。強気相場の終焉はすぐそこだとワクワクするにはあまりに早すぎると投資家が気付く、そんなケースが多く見られるからだ。

たとえ十分弱々しく見えてもそれで強気が完全に挫かれたと見るのは尚早だという分析には、他にも考慮すべきジオコズミック要因が二つ含まれる。まず最初に8月9日〜10日の金星・土星スクエアだが、これは後の反騰をともなう株式指数の安値に関連してきた歴史を持つ。次の主要なアスペクトが8月19日の木星・海王星トラインで、同じ日に水星が順行することを考慮するなら、市場が素早く回復すると考えるに足る複数の宇宙的要因があるということだ。

結局のところ、水星は商取引に関連するし、木星は世界貿易を支配する。だから先週終盤にトランプ政権がヨーロッパのパートナー諸国に対する追加関税を切り下げるかもしれないとポジティブなメッセージを出したのも偶然ではない。次に何かあるとすれば8月19日に向けてまたはその後まもなく、中国との不和に関することかもしれない。もう少ししたら木星が射手座入りする(11月8日)こともあり、拘束的な世界貿易がもたらす全ての脅威と怖れが解放されるための宇宙的潜在力はたっぷりある。金曜の崩落の後では、市場はそれを必要としているだろう。

        二番目に考慮すべきジオコズミック要因は、金星が自ら支配する天秤座に入居し、そこに9月9日まで在泊することだ。しばしばこの時期に株は反騰する。例外があるとすれば金星が土星にアスペクトを形成する時だが、先週終盤はまさにその事例だった。しかしながら、天秤座の金星は銀に対しては弱気の関連性も持っている。先週の銀がその顕れで、週の安値近くで引けている。

また金と銀は木星の強力なアスペクトの下でもあまり奮わない。しかも木星は8月19日に海王星との3回目にして最後のビッグアスペクト形成を控えている。木星・海王星トラインと天秤座の金星とのコンビネーションは、前後2週間のうちに示現する重要な安値に関連する可能性を持っている(これについては4週間前に刊行したMMAサイクルズ・リポートの金に関するスペシャル版、および先週の8月号アップデート版を参照いただきたい)。


        今週の私は夏休みを取っているが、デイリー版講読者のためのアップデートは続けるつもりだ。何故なら今後のいくつかのトレード機会は株と貴金属(それに原油)におけるより長期の展望を理解するにあたって非常に重要だと考えているからだ。






訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:55|PermalinkComments(0)金融アストロロジー 

August 10, 2018

○8/11の新月・日食―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

お知らせ

  突然ですが8月13日付のメリマンコラムをUPしたら、約1ヶ月ほどこのブログも夏休みをいただくことにしました。といっても7年前の夏休みのときは引っ越しのために全休だったけれど、今回はただ自分にもう少し時間を与えるためのお休みなので、何か急に思い付いたりすれば唐突に記事をUPする...なんてこともあるかもしれません(まだ全然読めずにいます)。 もしそんなことがあれば TwitterやFBでお知らせすると思いますので、良かったら覗いてみてください。m(_"_)m

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つのではないでしょうか。
    例えば... シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで  8月11日19:17前後、北海道周辺で 19:21前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は18:58前後、沖縄周辺では18:27前後に獅子座 18°41’で新月(部分日蝕を観測出来る地域はヨーロッパ北部、アジア北部)となります。

前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココをご覧ください。

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Sabianシンボルによる【 新月がもたらすテーマと挑戦 】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた象徴の言葉をそのまま書き写した「オリジナル版サビアン・シンボル」を使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【太陽・月 獅子座18°~19°― 発効期:8/11~9/9 】
   "A teacher of chemistry"
化学の教師

   "A houseboat party"
ハウスボート上のパーティ

【テーマがもたらす雰囲気と精神の挑戦(順不同)】
※ひとによっては1週間〜数日前から前倒しで感じられると思います。

→★「物事に絶対はない」ことを受け入れていくためのレッスン
→★これが "真実" だという "思い込み" を全く別のアングルから精査する
→★あらゆる種類の "欺瞞" が露呈する流れと覆い隠す流れとのせめぎ合い
→★お仕着せの "べき論" に縛られ窒息しそうな自分の一部を見出し癒やす必要
→★安全のために保護色をまとって周囲に溶け込む機転
→★理路整然と説明のつく人間関係の一方で血の繋がりに感じる
  気安さと反発の不思議さ
→★呼吸に注意し頭を冷やして臨機応変に事に当たる
→★感情の暴発を避けるために「建前」を安全弁にして踏み留まる
→★理由や思惑はどうあれ、それぞれの立場にふさわしい
  「正しいこと」をしなくてはならないという強迫観念
→★自分が自ら参加している人間関係の成り立ち、利害の構造、仕組みを
  大きな枠組みで捉え直す必要
→★熱に駆り立てられた信念の言動が一見おだやかな水面に津波を起こす危険
→★不確実な自分を埋めるために仮面としてのアイデンティティを強化する
→★バラバラに断片化しつつある思考、感情、体感の統合を図る必要
→★気のおけない集まりで交わされる軽い会話の中に潜む大切なヒント
→★休み、眺め、感じるとき と 流れ、動き、働きかけるときを区別する
→★「最悪の事態を避けるための虚構」が社会を支えている事実を見る
→★狭くなる視野、頑なな想い、厳然と立ちはだかる障害
→★「何もしないこと」の中に包み隠された「豊かさ」の価値に気付く
→★物事や思考がひしめき合う中で
  自分の進路(または退路)を瞬時に見定めていく・・・→



エネルギーのポイント:前回の新月『踏みだし、整える。踏みだし、整える』
                    ↓
            今回の新月自己の内部で行うカミングアウト
                    ↓
            次回の満月それぞれの狭き門をくぐり抜ける


2013NMFM


        7月13日から始まった3回の蝕の夏。前回の新月 ― 最初の日蝕のとき、こう書きました。

『この時期 ― 今年の夏 ― は、わたし達それぞれにとって今年中盤の大切なチャレンジの時間帯になるかもしれません。 前回の新月期で集合体としてのわたし達がひとつのゲートをくぐったとすれば、その新しい第一歩がここから始まるからです。

けれどその一歩を踏み出すにあたって、ひとによっては何かを失ったり断ち切られたり、あるいは自ら立ち去ったり終止符を打ったりと、厳しい経験や決断の道を通るひと(またはすでに渦中にあるひと)がいるのではないかと思います。そして、手探りながらもより新しい生き方を求め始めるひとも。ここから先は、紆余曲折。高低差のあるトンネルを疾走していくように感じるひともいるでしょう。あるいは、思うにまかせぬ日々をメランコリックな気分で過ごしていたら、ある日突然これまでとは違うところにいる自分を見出したり...または自分の場所を思い出したり(外界からか?内側からか?)。また、海王星の影響が強ければヒタヒタと滲透するような感じでいつのまにか現実感が薄くなっていき、見えない水の中を泳ぐように生きている自分に気付く。けど突然ステンと転んで「あれ?」となったり。

本当にひとそれぞれ、いろんな体験の仕方があると思います。けれどたったひとつ言えるとしたら、もう後ろはふり返れないかも...ってことかな。たとえ後ずさりしているつもりでも。』


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        そして、もうあと少ししたら... とうとうこの夏最後の部分日蝕がやってきます。といっても日本では土曜の夕刻で、今回も太陽は西の空に沈んだ後です。見ることの出来ない部分食ということで、日蝕といってもあまりピンとは来ないかもしれません。けれどこの最後の蝕は、地味ながらわたし達それぞれにとって大きな意味のある「分岐点」の役割を果たすかもしれません。特にこの夏に入ってから苦しい思いをしてきたひと、環境や状況が一変したひと。あるいは仕事、家庭、恋愛など様々な体験を通して自分自身の立ち位置が不安定に感じられるひと、漠とした不安を抱えているひとにとって、今回の蝕は、静かにアイデンティティの再構築を迫ってくるようなところがあります。

でも、アイデンティティといっても今流行りの「アイデンティティ・ポリティクス」的な意味(人種・性別・性的傾向・国籍・宗教・信条・主義主張やイデオロギー・社会階層・家・社会的役割や立ち位置などによって成り立つ「自分は○○である」)とは違います。

おそらくそれは、もっと素朴で深くて根本的な問い『自分は誰で、何のためにここに生まれ、何をしたいのか?』そして『今、何をしようとしているのか?』に対し、今の時点であらためて明確な答を出してみる行為。そしてそれを、「今の時点での答=自分」としてお腹にきちんと入れ直すこと。それは短くてこれから半年間、長くて2020年~21年、底流の想いとしては2024年まで、わたし達それぞれを芯で支え続ける原動力になっていくでしょう。紆余曲折ある中で、何があっても何もなくても、けっして折れることのない柔らかな存在として在り続けるために。


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  その答は、ひとによっては「ことば」でさえないかもしれません。今はことばではとても言い表せない何か。でも確実に「わたし」の中に存在し、求め続けている何か。これまでの人生や幼時体験の中で得られなかった愛や幸せやそんな種類の何かではなく、そのもっと奥にあって「わたし」を生かしているもの。それが様々に形を変えて人生に立ちはだかり、経験を創り、今ここまで自分の生を導いてきた... そんな何か。あるいは、その中に見え隠れするもの。または、そのしっぽ。そのしっぽの先を、掴んでみる。うん、何だかわからないけど、ある。きっとこれからも、ずっと。それと一緒に、在り続ける。どんなときも。そんな感じ。。

あまり上手くは言えないけれど、なんとなく伝わるでしょうか...?

        ところでこの日蝕のサロス・ファミリーは155。その誕生は1926年6月17日で今回は6度目というまだ若い蝕です。当時のサビアン・シンボルをひとことで表せば「重苦しさや疑念に打ち勝って鍛え上げる人間の素質」。また、このファミリーの特徴をアストロロジャー バーナデット・ブラディは『それまでの人生プランやライフスタイルに突然の混乱、または崩壊が起きやすい。この蝕に影響を受ける当事者にとっては、今まで自分を支えてきた既存の生活構造が壊れ、人生の方向性が変わることに繋がる。だがその混乱が収まった後には長期的な再建の時が始まり、その結果として人生の広範囲にわたる全く新しい形がもたらされる』と評しています。


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        ではこの新月/日蝕図をざっと見て目についたところに少し触れてみます。今回の新月図には前回の満月/月蝕図のような特別に目立つ強力な惑星アスペクトがあるわけではないけれど、興味深い点がいくつかあります。まず、アストロロジャー E.フランシスが「事実上の21世紀の始まり」だったとする1999年8月11日の日蝕と同じ位置で蝕が起きること。サロス・ファミリーは異なるけれど、いずれにしても19年という短い間に全く同じ位置で蝕が起きるのは大変珍しいことだそうです。当時の日蝕は火星、天王星、土星とグランドスクエアを形成する、とてもダイナミックなものでした。そしてそれ以来、獅子座18°〜19°はいわゆる「クリティカル・ディグリー」つまり大きなインパクトと意味を持つ重要な度数とされています。ちなみにこの度数は3.11の東日本大震災のチャート(震源地三陸沖)のアセンダントでした。

また、今回の新月図のアセンダントは今年2月16日に部分日蝕が起きた度数でもあります。なのでこれもまた、半年前に撒かれた何らかの種子が再び発現する要因となるかもしれません。なので興味あるひとは、もう一度当時の記事を読んでみてね。もしかしたら何か思い当たることがあるかも? 『○2/16の新月・日食―みんなに降り注ぐエネルギー』 


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★8月新月・日蝕の星模様とチャレンジ★

  上記シンボルのテーマを背景として、瞬間的に個人や集合体の無意識へのプレッシャー、または力付けになるかも?なアスペクトをちょっぴりかいつまんで。これでも多いかもしれないけど、実際にはもっと複雑。ここはざっと見て大体の雰囲気を感じつつ、もし自分のネイタルに関連しそうな項目があればこころに留めてみてね。

・小惑星アグニが天頂付近に来るなど火性の要素が多く、天王星とテュフォンのオポジションも継続中なので、引き続き各種の熱や火の気、事故や災害、それらを大事にしがちな固い思い込みや散漫な注意力には気を付けて。

太陽・月・パラス・水星がコンジャンクト(ジュノーと木星にはTスクエア)
 +アスボルスから冥王星にYOD

全ての文脈がポリティカルな雰囲気を帯びる傾向、戦略的なものの捉え方、プロパガンダ、巧みな「共感」の演出で他者のこころを操る、心地良さや快適さに魅了される、または肉体性への回帰を図る必要、自由と自己責任の問題、愚鈍なまでの誠実さ、予兆を感じる能力が身を護る、自分を省みずにやり過ぎる・こだわり過ぎる・尽くし過ぎる・気遣い過ぎる傾向に注意 etc.

金星・土星のスクエア
条件付きの愛情(してもらう・してあげるのバランス)、マウンティング、自分らしさを保つための戦略、公私の区別に関する悩み、壁を乗り越えてオープンマインドを保つ挑戦、ひとりでいることの心地良さと満足感 etc.

土星・天王星のトライン
現実に役立つ新しい機能の発見、アイデアまたは構想を形にする能力や機会、新たな環境に適応していく力、理性と欲望のせめぎ合いに折り合いをつける etc.

木星・海王星のトライン
弱者への共感と同情、善意と寛容さ、遥か先を行くインスピレーションが溢れる、アート、パフォーマンス、何も考えないまま行動してしまう傾向、動かされやすい精神状態、中毒や依存、自分を護るための教条主義、人間性と獣性の共存、奇妙な想いや思想に取り憑かれる  etc.

土星とカイロンから新月にクァドリフォーム
 新月とジュノーから土星にクァドリフォーム

不安定になりがちなこころに秩序を与えるための試練、浅い呼吸に注意、自分自身や自分の言いたいことを上手く表現出来ないというフラストレーション、休息の必要、変化への戸惑い、粗さから精妙さへと移行する際の混乱、ユーモアで乗り切る etc.


≪その他、注目期≫

8月19日 水星順行 獅子座11°32’~(9月2日シャドウ抜け)
       木星・海王星 トライン 蠍座・魚座15°台
8月25日 太陽・土星・天王星 グランドトライン
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8月26日 魚座3°12’で満月! 20時56分 
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8月27日 土星・天王星 トラインのニアミス 山羊座・牡牛座2°台
       木星・アグニ コンジャンクション, イクシオン・カオス オポジション
       OOBの火星順行 23時05分 山羊座28°36’~
9月 3日 木星・土星 セミスクエア
9月 6日 土星順行
9月24日 火星OOB終了!



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★8月新月・日蝕のサビアン・シンボル★


ベースとなるシンボル:獅子座18°『化学の教師』

        化学の教師。それは対象となる物質の、表面からは見ることの出来ない属性・組成、性質や構造を教えてくれる存在です。分子構造から原子へ。また物質と物質が出会い、互いに作用し変容して新しい物質が生まれる「化学反応」の仕組みも教えてくれます。

一方、ウィキペディアの説明を借りるなら『化学とは有限な元素が組み合わさった無限の物質が持つ多様性を取扱い、さらに化学そのものが新たに物質を創造する役割を担うこと。…化学物質は原子・分子・イオンなどが複雑に絡み合いながら作られるため膨大な種類にわたり、その全てを含む壮大な物質世界・生命世界が対象となる』のだそうです。


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        有限な元素の組み合わせによる無限の物質... 多様性... 新たな物質の創造... 複雑な絡み合い...良く考えてみると、それはわたし達のこころの働きそのものかもしれません。そういえば、原語の "chemistry" は化学を指すだけでなく、人間関係に生まれる「相性」とか不思議な親和力を意味することばでもあります。 あるモノ(者)とあるモノ(者)が出会い、表面からは見えない互いの性質や要素が反応しあって何か特別なものが生まれる…。惹き合ったり反発しあったり、ときには対消滅したり。。

ならばきっとこの教師が伝えるレッスンは、「物質」のあらましだけではないはず。わたし達が何か(誰か)に出会い、多様な反応を起こす。思考や感情が浮かぶ。そしてそれは、潜伏する全ての内的・外的要因の刺激を受けながら「ことば」に翻訳されてコミュニケーションが生まれていく。こうして新たな関係が創造されていく。。  そのとき表面下で起きている化学変化、つまり「 わたし」という「意識のシステマティックな働き」とはどういうものなのか? その構造はどうなっているのか? なぜ「わたし」はこういうシステムで成り立っているのか? 化学の教師がわたし達に与える知的挑戦の究極は、こうした視座を学ぶことにあるのかもしれません。

そしてこれは、わたし達が創造している社会構造や人類の営みそのものに関わることでもあります。何故なら... 人間関係も、社会との関わりも、ひいては「人間ってこういうもんだよね」といった、わたし達が何かを認識するときに使う全ての「型」は、わたし達それぞれの意識から始まっているのだから。。


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ところで、サビアン・シンボルは黄道帯360°を巡る意識の曼荼羅とも呼ばれますが、先へ先へと回転していく運動だけではなく、それぞれの度数がみな互いに無数の有機的な繫がりを持っています。その中でもアングル関係(90°、180°、270°)は反発や補填、方向付けや裏付けとなるような意味を隠し持っているとされるのですが、特に180°の対向関係にある度数のシンボルはそれぞれに「同じ軸上の "力" だけど観点が変わるとこう見える」「こんな拡がり方をする」という対称性を見せてくれることから、ペアで見ることによって深みが出てきます。

たとえば... 満月のように一方に月、一方に太陽が在泊するときは、両方が相互に刺激しあってひとつの果実(結果)が月の側に生み出され、今回のような新月のときは、太陽と月が同じ度数のシンボルを分かち合いながら、対向シンボルが含む意味を裏付けとしてひとつの種子を宿す...という感じでしょうか。

なお、この場合の「裏付け」というのは、デーン・ルージャー(ディーン・ルディヤー)のアングル・セオリーで言えば「where to」、つまり「その瞬間に暗示されている向かうべき方向性」を指します。こうしてみると、サビアン・シンボルはわたし達のこころを映して刺激し、動きを共同創造していく惑星力のシステムを「象徴」だけが持つ何重もの深みをもって表現していると言えそうです。そういえば、各アスペクトやグループアスペクトが織りなす様々な図形は化学の構造式にも似ているような気がします。

        では、この新月に対向する度数が示す裏付けって何だろう? ということで水瓶座18°のシンボルを見ると『A man unmasked / 仮面を剥がれた男』が出てきます。"unmasked" は素顔や素性を暴かれるという意味を持っています。また、"dis-covered" つまり「発見される」という意味にも通じます。


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        仮面を着けるとき、わたし達は一時的に自分とは異なる存在に変身することが出来ます。 いつもと違う人間としてふるまいながら、自分の素顔を知られずに周囲を観察し、溶け込むことが出来ます。また、仮面は自分の中に眠っていたもう一つのパーソナリティを呼び覚まし、それを演じさせてくれます。それは自分が思う「あるべき本当の自分」かもしれないし「見てもらいたい自分」かもしれません。ネット上、SNSなどで使うアイコンやハンドルネームもまた一種の仮面だと言えそうです。

でも、このシンボルの男の仮面は剥がれています。ペルソナの下に隠された顔。そこには表面に見えていたものとは異なる「何か」が露出しています。中には一日に数回も自分から仮面を剥がして見せるひとだっています。ならば仮面を被っていた目的は? その下に見える彼の本質は? いや、素顔に見えるけれどそれは本当にスッピンなのか? それとも戦略か? 実はまだ裏があるのでは? 疑惑は深まり、人々は見たいものを求め、様々な憶測が流れます。
 
この度数はグループや共同体、つまり「わたし達」を司る水瓶座の領域で「わたし達」と「わたし」との間に避けがたく顕れる「表」と「裏」、「建前」と「本音」の存在を描いています。だとすれば... それを発見し、その仮面の構造を「わたし」(獅子座)の内側にも見ていくこと。そしてそれを紐解いていくこと。これが『化学の教師』のカリキュラムに組み込まれた方向性の一つだと言えるのではないでしょうか。


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        わたし達は仮面を剥がされた他者の姿をTV画面に、モニタやスマホのスクリーン上に、日常の空間に、そして心象風景の中に見ます。そして好感、嫌悪感、怒り、同情、軽蔑、怖れ... 様々な感情が生まれ、それはひとつの判断となって自分の中に定着していきます。「え!あのひと、こんなひとだったんだ....」 けれどそこに映っているのは本当に他者の赤裸々な姿なのでしょうか? ひょっとしたらそれは、自分の意識が反応し化学変化を起こした末に生み出された、自分のもうひとつの仮面 — 新たな鏡像なのかもしれません。

化学は社会に役立つ新しい物質を生み出すこともあれば、危険な毒物を創り出すこともあります。そして反応を起こすときの「物(者)」は、とても不安定な状態にあります。思いもよらない結果を避けるためには慎重に状況全体を見通して、自分自身と周囲がどんな構造の中で繋がっているかを見極めていく必要がありそうです。


メインのシンボル:獅子座19°『ハウスボート上のパーティ』

        「ハウスボート」を日本語にすると「屋形船」とか「居住用の船」になります。屋形船というと、夕暮れ時の隅田川で船頭さんの揚げる天ぷらを食べながら一杯…とかついつい想像してしまうけれど...。ここで描かれているパーティは、1920年代米国のアッパーなクラス感漂う集いのようです。だとすると、このハウスボートは平坦な筏状の土台に瀟洒な建造物を乗せたり、豪華なテントを立てたような感じでしょうか。普通は「船」というと、船底がV字型になっています。けれどハウスボートはもっと平らで、極端に言うと水面にプカプカと浮いているような感じ。静かな湖面に浮かんだ水上レストランをイメージすると近いのかもしれません。


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        で、このシンボルでは船上でパーティが開かれています。ちょっとリッチな夏の夕べ… 楽団が軽快な音楽を奏で、いくつも吊られたランタンの灯が暗い水面に照り映えています。このシンボルが降ろされた時代からすれば、ときは華やかなローリング・トウェンティーズ。そこに集うのは、アッパークラスの紳士淑女に最新流行の衣装をまとった芸術家や文化人でしょうか。着飾った人々はにこやかにダンスをしたり、グラスを片手に洒落た会話を楽しんだりしています。みんなそれぞれに、そこはかとなく自己主張はしているのだけど、それでもクラス感漂う場の中でいかにも富裕層らしいリラックスしたふるまいが身に付いているようです。

このパーティには、おそらく暗黙の了解がある筈です。参加を許されるのは、この場を乱さずに溶け込めるひと。軽い会話を楽しみ、だらしなく酔っ払ったりせず、どんな話題にも臨機応変に上品なウィットで応えられることが必須。そうやって、同じ世界を分かちあい同じ階級に属する仲間として認めてもらうことが必要。

それは、たとえばワイルドに生きる野良猫達の縄張りをめぐる暗黙の掟みたいなものかもしれません。不躾にみつめたりしないこと。敵意をむき出しにしたり、自分本位に境界線を踏み越えて他者のデリケートな領域を侵したりしないこと。ならばもし、異なる階層や集団の一員としてわたし達がこのパーティに紛れ込むことになったらどうでしょう? しばらくは仮面を被って様子を観察する必要がありそうです。見極めるのは、その場を乱さなくて済む最低限の社交術。必要なのは、全体の構造を掴む冷静さ。コンプレックスとも嫌悪感とも無縁のシンプルな自己信頼。そして忍耐という名の大きなくくりの優しさ。 やがて必要なときが来れば、自ら仮面を剥いで素顔を見せるべき場面が来るかもしれません。万一そんなときが来たら、座の中心にあって、自らの王国の主として微笑むことが出来るように。伝えるべき話に耳を傾けてもらえるように...。化学者の眼差しと静かな呼吸を維持することは、とても大事です。


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        けれど、もしも誰かが熱に駆られて掟を破り、大声で政治議論をふっかけたとしたら? 燃え上がる熱情のままに「こんな下らないパーティなんかやめて、貧しい人々に全てを分け与えるべきだ! 君達はレイシストでナチスでミソジニーでホモフォビアで白人至上主義者でブルジョアの豚だ!」 なんて、今どきの米国急進左派やアンティファ的な自論をまくしたてたとしたら…? その途端にパーティは台無しです。きっと 「まぁ、あの方はどなたですの?」 なんてヒソヒソ話から噂話に尾ひれがついて、思いも寄らない結果になるかもしれません。 彼の言葉は理解されないし、彼の真の目的も決して果たせないでしょう(彼に目的があるかどうかは別として)。いえそれ以前に、船自体がひっくり返るくらいの騒ぎにだってなりかねません。 ハウスボートは平らな底の船です。静かな水面で快適に過ごせるように造られています。だから一度荒波が立って安定感を失ってしまうと、激しい揺れは止まるどころかますます大きくなり、とても危険なことになります。それはまた、船上に集う人それぞれの仮面に隠されたこころ模様にも同じ作用を及ぼすのではないでしょうか?  

ハウスボートの上で、今、男の仮面は剥がれています。自分を中心に起きた騒ぎの渦中にあって、彼はしてやったり…!なんて、昂揚した気分かもしれません。あるいは、正しいひとなら皆 愛と共感で迎えるはずの素晴らしい信条が理解されないことに心底腹を立てているのかもしれません。いずれにしても、彼は自分の理想を実現させる道のひとつを自ら閉ざしてしまいました。彼はそのことに気付いているでしょうか? それとも単に自分が気に入らないものを破壊したかっただけなのでしょうか? 彼はただ、吸いさしのタバコを思うままに投げ捨て、森に火を放ってしまったように見えます。その火はいのちの火ではなく、自らを焼き尽くす憎しみの炎です。 その火を誰が消せるのでしょう?


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        で、この度数の「裏」のシンボルは水瓶座19°『消し止められた森林火災』。B.ボヴィによれば、原語の "forest" は「異質の」とか「馴染みが無い」状態を指すことば "foreign" から来ているそうです。 森林とは、土地を拓き家を建てて暮らすわたし達にとっては確かに「異質」な領域です。人間が飼い慣らした境界の外側、ワイルドな異形の世界に起きる火災…今、世界のあちこちでこの森林火災が猛威をふるっています。 

熱く乾いた大地に風が起これば、森林火災の炎は飽くことを知らず周囲を焼き尽くしていきます。こうした大規模な火災の場合、その被害は延焼によって人命や家屋を失うだけでは済みません。わたし達にとって異質な環境である森林を失うことは、水を生み出す機能の喪失や生態系のバランスの崩れを招きます。それはやがて、わたし達の暮らしにもっと大きな影響を及ぼすでしょう。

また、燃えさかる炎を感情に例えることも出来ます。 愛を求める気持ちが、偶然の出逢いから生まれたケミストリーで一気に燃え上がったり。人々のこころに抑え込まれた怒りが、ある不用意な発言をきっかけに炎上したり…。物事が大きく動くときって、そんなふうに溜まりに溜まったエネルギーが何かの拍子に噴火するときではないでしょうか。


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        けれど、このシンボルでは火災は消し止められたようです。ということは…消防車やヘリで散水したり、消火剤となる化学薬品を撒いたのか? それとも消防士達の人海戦術で懸命に放水したのでしょうか? いずれにしても、火を消すには炎を燃え広がらせる 「悪しき化学反応」を止めなければなりません。火的な力も燃える情熱も、わたし達が生きていくためには必要な力です。けれど、突然燃え上がった火が自分の扱える範囲を超えて拡がってしまったら… わたし達はその炎を、際限なく焼き尽くそうとする火の力を、そして爆発し風を起こし燃え広がるフォースとなる見えない化学反応を、上手くコントロールすることが出来るでしょうか? 

もしそれが出来なければ... 火が消えた後にやって来るのは、絶対の安全を求めて「危険な異世界=自然」を排除し、健全な野性の息の根を止め、全てをコンクリートで塗り固めてAI管理の緑園を創り、集う人々が選別され、一方的な規制と検閲が当たり前に受け入れられるような... 一昔前のSFにも似た未来社会かもしれません。

牡牛座入りした天王星は、11月初めに逆行でひととき牡羊座に戻って「わたし」を確かめ、来年3月には再び牡牛座に戻ってテクノロジーによる「安全」を追求していくでしょう。一方4月に牡羊座に入ったカイロンは9月にいったん魚座に戻ってやり残したこころの整理をつけ、来年2月に再び牡羊座入りして「わたし」とは誰か?の本格的な探求に入ります。そして2019年12月、山羊座には土星に続いて木星が入居し、2019年12月26日に山羊座で起きるダイナミックな金環日食と2020年1月11日の半影月蝕の直後に土星と冥王星が正確なコンジャンクトを形成します。そのとき、木星は山羊座の初期度数で月のサウスノード、小惑星アグニ(火の力)とコンジャンクト、そして牡牛座の天王星は山羊座のフォルス(予兆、突然の噴出)とトライン。

「愛」...「友情」...「家族」や「仕事」... 「わたしの人生」... そして大きく見れば「平和」や「繁栄」という概念。そこから生まれて来る「経験」。今は変化のただ中にあって、一年半も先のことはわからないけれど... ひとつだけ思うのは、2018年の夏にわたし達が選び取った方向性が、そのときのわたし達を創っているだろうということです。


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        この新月/日蝕期(そして満月期)には、世界中の「わたし」が不安定なハウスボートの上でパーティに参加することになるのかもしれません。そして「わたし達」の中の「わたし」とはいったい誰なのか? を問われ、それぞれの日常で試すような場面があるかもしれません。そこには多様な姿、多様な答があるでしょう。でも、それは本当に「多様」なのかな? もしわたし達が、惑星達の織りなすシステムに同期して反応しているだけだとしたら? それを知り、利用して「上手く幸せに生きる」ことは出来るかもしれません。 けれど星々の軛を超えて、「わたし」という胎内宇宙に本当の自由の火をともすことは出来るだろうか? それぞれにたったひとつの、真に多様な宇宙を実現することは可能だろうか? ん.....本当の自由って?


夏休みを前にして、そんな大それたことを考えたりする夜明け前です。(^_^;


さぁ、この夏最後の新月/日蝕。ゆったりと水面に浮かぶハウスボートから花火でも眺めながら。本当に気を許せるひとと。あるいはひとり静かに。 仮面も要らない、護る必要もない。ただひっそりと確かな生が息づいてる。もしかして、そんな夜になったらいいな。。


では、みんな元気で思い出深い夏の刻を過ごせますように...!


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have a great trek!!!★

hiyoka(^_^


August 05, 2018

レイモンド・メリマン 週間コメント8/6【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム 2018年8月6日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されているそうですので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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≪ 先週をふり返って ≫

        7月の非農業部門雇用者数は15万7千人に増加したがロイターによるエコノミスト予想の19万人には届かず、3月以来最も低い数字となった。一方、失業率は予想どおり0.1%低下して3.9%となり、ここ50年来の最低水準付近となっている。賃金面では1時間あたりの平均賃金が前年同月比2.7%の伸びとこちらも予想どおりだった。 FRBは2%のインフレ目標達成を念頭に賃金動向の詳細に注目している。

— Jeff Cox
  “Payrolls Rise 157,000, Missing Expectations,
   But Overall Picture Still Strong” 
  www.cnbc.com 2018年8月3日付

        金曜、中国人民銀行が週明けから為替フォワード取引の準備金要件を引き上げて人民元相場の安定化を図ると発表した後で人民元が急騰し米ドルは急落している。中国のオフショア人民元は今週初めに14ヶ月ぶりの安値に落ち込んでいたが、これはワシントンと北京間の貿易戦争が中国経済を崩壊させるという懸念から投資家が元売りドル買いに走ったことが原因だ。
https://www.cnbc.com/quotes/?symbol=CNY%3D

— “Chinese Central Bank Move Sends Yuan Surging,
   Hits Dollar Across the Board”
  Reuters 2018年8月3日付


        先週は7月24日から始まり8月9日まで続く天王星シグナルをたっぷり含む宇宙津波の真っ只中だった。そして予測どおり、地政学面・経済面での予期せぬ発表によって一部の市場が突然のトレンドリバーサルを起こした。しかしながら、金融市場の価格動向としては天王星シグナルの束が襲ったにしては爆発的でもドラマチックでもなかった。逆行する惑星の稀にみる数の多さがなにがしかの影響を与えたのかもしれない。

幾つかの株式市場は前週7月26日〜27日のサイクル高値から下落した。これは太陽が天王星にスクエアを形成し、天王星シグナルの猛攻をスタートさせたことと合致する。実際、7月27日の月蝕は太陽と対向する月・火星にTスクエアを形成していた。これらの市場はその後も火星・天王星スクエアが形成された8月2日に向けて下がり続け、一旦底を打って(おそらくは一時的に)金曜に向かい反騰した。それでもこうした価格変動はけっして派手に目立つようなものではなかった。だがもしかするとブラジルのボヴェスパが金曜に5月23日以来の最高値水準まで舞い上がったケース、あるいは先週30ヶ月ぶりの安値を試した中国の上海指数などはその例外かもしれない。

他の市場では、金が年初来の最安値となる1205に落ち込む一方で銀がわずか2週間前につけた年初来安値を割らずに維持している。原油は先週66.92まで下落して月の安値をつけ、8月3日金曜にはビットコインが前週の高値8482から14%安の7274の安値をつけている。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  予想を上回る借入ニーズの増加 — 2018年中の残り数ヶ月で10年債の入札規模が前年比63%増加する見込み — によって、10年債利回りが6月以来初めて3%を上回った..... 米国財務省は先月、6月の税収が前年比7%落ち込んだと発表している。これには33%に及ぶ法人税の減少が含まれる。

— John Zumbrun & Daniel Kruger
  “Deficits Prompt Treasury to Boost Borrowing”
  Wall Street Journal 2018年8月2日付


        7月25日から始まった強烈なコズミック活動期は8月9日木曜に終わる。それは金星が土星に対しウェイニングスクエアを形成する日だ。金星はその前日、自らが支配する天秤座に入居したばかりというタイミングであり、これは8月6日月曜の太陽・木星ウェイニングスクエア、8月7日火曜の天王星逆行に続いて起きる。したがってハードなジオコズミック局面はまだ終わっていないが、それももうあと少しだ。

その後、危険な嵐を告げる不吉な雲が突然晴れ上がるかのように、宇宙は自らを再調整する。私達は8月19日、水星が逆行運動を終え、木星と海王星による3回目にして最後の調和的なトライン形成を太陽から3番目の惑星上から見上げるのだ。ではこの宇宙嵐とは何だったのか? 8月9日〜8月19日には、どんな新しい日々を経験する可能性があるのだろうか?

        まず、8月7日以来水星、火星、土星、海王星、冥王星に天王星が加わって合計6個の惑星が逆行するという状況を調べてみよう。5個の惑星が同時に逆行するというケースさえ確率にして5%と稀な事象だ。だから6惑星が同時に逆行するというのはもっと珍しい。そして各惑星とそれらが在泊する星座宮は人生におけるテーマ、もしくは力学を意味する。

逆行運動は反転、またはその惑星が表すテーマからの退避の前兆となる。たとえば、水星のテーマはコミュニケーションだ。したがって7月26日〜8月19日のように水星が逆行に転じる時は、他者との意見交換におけるコミュニケーションの混乱状態(誤解など)や、電話、自動車、コンピュータ、インターネットなどのコミュニケーション・ツールの混乱が生じやすい。

        今日(8月3日)のウォールストリートジャーナルに載ったキンバリー・ストラッセルによるコラムのタイトルが興味深い。題して『コミュニケーションの失敗』だ。記事の中でストラッセルはトランプ大統領が達成した優れた成果をリストアップし、彼の閣僚が示した生産性を認めている。

しかし、彼女はこうも書いている。『それはホワイトハウスがここ10年で最高の政治メッセージ(経済と雇用状況)の一つを吹聴する能力を持つということだ』。だがその代わりに『トランプ氏は公共の場で司法長官に説教し、共和党の主要な後援者であるチャールズ・コッホを叩きのめし.... 特別検査官のロバート・ミュラーをクビにせよと呼びかけ、その他中国への追加関税、国境紛争、お抱え弁護士マイケル・コーエンとの問題..... 』などに膨大な時間を費やしている。これらは全て、彼女のテーマ「自らの強さと成し遂げた事柄を他者に対して効果的にコミュニケートする機会を逸すること」の一部だ。そしてそれは現在逆行中の水星が抱えるテーマでもある。単に機会を失うだけではない。それは自分の銃で自分の足を撃つようなもので自ら墓穴を掘る行為だ。狙いは良い。だが的が間違っている。

        市場の動きを見るなら、火星と木星を含んだ多数の天王星シグナルは通常なら支持帯と抵抗帯を突き破る価格爆発へと導く。これに対し多数の惑星が逆行中というのは、市場が1日〜4日以上の間どの方向にもトラクションを得られないように見える動きを暗示する。今週もこのような「スタート&ストップ」が続くのか、それとも天王星逆行と太陽・木星スクエアが結び付いて大きな価格変動と同期するのか?

8月9日に起きる金星・土星スクエアは、どの市場にも前後1日のうちに安値をつける可能性を示すという意味で興味深い。これが私達のジオコズミック・ルールの一例に導くからだ。すなわち「金星・土星のハードアスペクトに向けて下落してきた市場はサイクル安値をつけて健全な反騰を開始する」。次のアスペクトが8月19日の木星・海王星トラインと同日に起きる水星順行であることから、トレードにとっては調和的な空気となる可能性が潜んでいる。とりわけ原油のように木星と海王星が支配する市場ではその可能性が高まるだろう。

        また同じパターンは個人生活においても、特に人間関係の中で顕現するかもしれない。もしあなたの人間関係が今週の金星・土星スクエアに向かって低調になってきたと感じるなら、元気を出そう。

そんな状況が突然ひっくり返り、あなたやパートナーが思い描いてきた以上に強力なロマンスの力が戻って来るかもしれない。もちろんこれは、別離へと向かわせる天王星と火星のアスペクトが猛威をふるったこれまでの2週間の間に、あなたがすでに引き返せないところまで完全に関係を壊してしまってはいない...という条件下での話なのだが。







訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:54|PermalinkComments(0)金融アストロロジー