October 2019

October 27, 2019

🌑10/28の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

お知らせ

次回の満月はお休みさせていただきます。
また今後少しの間、ブログの更新は流動的になるかと思います。2020年も目前に迫った今、今回は自分自身の星回りを見ても『フォーキャスト2020』の翻訳作業に絞ってエネルギーを使うことが重要だと感じました。楽しみにしてくださってる方、すみません!! 🙇‍♀️
(なので今回は少し先まで視線を伸ばして書いてみました。)
 でも、メリマン・コラムやルネーションなどはその都度思いついたり気になることがあればツイートするか、概要をこちらに載せるかもしれません。とりあえずフレキシブルに考えてます😅。

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つのではないでしょうか。
    例えば... シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで  10月28日12:57前後、北海道周辺で 13:03前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は12:38頃、沖縄周辺では 12:09前後に蠍座 04°25’ で新月となります。


前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココをご覧ください。
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サビアン・シンボルによる【 新月がもたらすテーマと挑戦 】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた象徴の言葉をそのまま書き写した「オリジナル版サビアン・シンボル」を使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月・太陽♏️蠍座4°~5°― 発効期:10/28~11/26 】

🌑🌞“A youth holding a lighted candle”
   『火をともした蝋燭を持つ若者』
            ↓ ↓ ↓
🌑🌞“A massive rocky shore”
   『壮大な岩礁』

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)~11月26日】
 ※ひとによっては数日前から前倒しで感じられると思います。
 ※今回は新月から満月を経て次の新月まで共振し続けるキーワードを抽出しています。


→★今すでに自分の手中にあるものこそが未来を創るという信頼
→★自分には手が届かないと感じる物、ひと、物事への苛立ち
→★真の夢、本物の構想を時が至るまで胸に秘めておく必要
→★夢見ることでこころを癒やし、今持つものの価値を愛でる
→★報奨に釣られて道を逸れ、こころにそぐわない物事に手を着ける危険
→★他者の苦悩や貧困に感じる憤りがかえって視野を狭くする傾向に注意
→★人生に起きる理不尽さや深刻な状況を透徹した目で見据える必要
→★雑多な事物の中から価値あるものとそうでないものを見分けていく
→★バカげた大笑いや束の間の祭りで溜まった澱を昇華させていく
→★「人間の夢」と「自然の力」の克服し得ない相克を理解する必要
→★「全てに向かって開かれた注意力」「尊厳」「品位」を保って生きる
→★物事を開放的な精神で観ることと、ただ放っておくことの違いを知る
→★全ての痛みを察知し重さを受け止めた上で静かに微笑む強さ
→★たとえ目標が定まっても、時には回り道する必要があることを知る
→★何を求めているのかわからないまま、何かを求めて激しく動く感情
→★自分にとっての未知の領域や理解出来ない世界に手を伸ばしていく
→★物事には目前に見える光景とは全く異なる深奥が常にあることを知る必要・・・→

11月12日 牡牛座19°台の満月へと続く

★エネルギーのポイント:
 前回の新月『進む、退く、かわすの動作に静けさを見る』
             
 今回の新月『しなやかに座して凜として立つ』
                   
            
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  前回、新月のエネルギーのポイントは『進む、退く、かわすという所作の内に静けさを見る』でした。天秤座の新月の下で、社会と個としての自分のギャップの中で、否応なく押し寄せてくる自然の脅威の中で、真実の内的知識や理想の結晶を内部に、または外部に見ながら...うまく日々を舵取りしてこれたでしょうか?

さて、今回の新月。台風19号の爪痕も癒えない中、東日本を襲った豪雨は再び人命を奪い、家屋やインフラにも大きな打撃を与えました..。世界や日本の世相、政治経済面にも、なんだか今回の新月を先取りしたような感じの動きが目立つように思います。

では、今回拾ったアスペクトの項目を以下に記しておきます。

新月・天王星(とアクシデントのパーツ)がオポジション
火星・土星がスクエア
MC・金星・パラス・水星・インシデンティアのステリウムを中心にエリスとアスボルスからYOD、そのMPとなるICにヴェスタとソウルのパーツが乗る
星・海王星がクインカンクス
木星・セレスとアスボルスがオポジション、アグニが調停
月のSノードとヒュロノメがコンジャンクト

アスペクトをざっと見て:

  世相的にも心理的にも物事にも、変化が起きやすく予断を許さない感覚。Sノードとヒュロノメのコンジャンクションは今まで身近で当たり前に思っていたひとや物を突然失う痛みと苦悩を示すことが多いけれど、それが台風の襲来にも顕れていたように思う。また、自分が属する「部族」「家族」あるいは「志を同じくする者達」とその誇りを護ろうとする、強い心理が社会的にも個人レベルでも様々なかたちを通して表現されるかもしれない。また、ちょっとしたことでも苛立ちが昂じ、つい喧嘩腰の物言いになるひとがいるかもしれない。けれども後になって意外な事実が判明することもある。もし刺激されることがあっても、優位な立場に立とうとしたり、一時的に溜飲を下げるために力を外に爆発させるのは避けたほうが良いとき。功を焦ると裏目に出やすい。けれどただ我慢するとかではなく、湧き起こったエネルギーを体に感じ、よく観じてみると良いと思う。それはやがて真の「戦士の力」になっていく可能性がある。 

また、事故のパーツは地震に関連するケースも見受けられる(東北大震災/太陽、中越地震/月など)。パーツというものは、惑星とコンジャンクトしたからといって常に何かが起きるわけではなく、ただ人びとの心理的なエネルギーが緊張するのみで何事もなく終わることも多い。なので怖がるのではなく、ただ「そういうこともあるんだ」と知り、一応確認しておくくらいの姿勢が一番だと思う。けれどこういうエネルギー的な緊張が起きるときは全般に、無意識のうちに疲労を溜めがちなとき。水星逆行もあり、ふとした拍子に事故にも繋がりやすい。「体の声」をよく聴きとどけ、それに従って適度に休養を取る必要ありなとき。次の満月、そして11月末の新月に向かって「お腹の力」をぐっと溜められるよう心がけておくと良さそう。ICにコンジャンクトする逆行のヴェスタは逆境に耐えうる資質と火の力をわたし達に与えてくれる。

また、象徴的にも実際にも、匂い/香りに関して — 自分に合う香りと合わない香りを全身で嗅ぎ分けるような感覚 — が示唆されている。感覚が敏感になりやすいときかも。なので香りを選ぶ際はごく自然に体がほっとするような感じがするものを選ぶと良さそう(瞬間的な感覚を大事に)。

<惑星スケジュール>

 10月27日~28日 火星・土星スクエア形成

 11月1日 水星逆行開始 蠍座27°38〜
        1日前後数日のストームフェーズは特に誤解やうっかりミス、
        アクシデントにも注意を。  
       (11月21日順行、蠍座11°35〜)
   
 11月4日〜5日 土星と冥王星が正確なパラレル形成
           火星が冥王星にスクエア形成

 11月11日〜12日 水星日面通過(日本では見られない)

 11月12日 牡牛座19°台で満月(ヴェスタとコンジャンクト)

 11月14日 金星がOOB入り(12月13/14日まで)
         金星・海王星スクエア

 11月19日 木星が銀河中心とイクシオンにコンジャンクト
         火星が蠍座にイングレス(フォルスとセクスタイル)


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  ではここでサビアン・シンボルに行く前に、ちょっと脱線(でもないかな?)。現在牡牛座を運行中の天王星について、以前書いた文章に手を入れ直したものを載せておきます。今回は天王星とオポジションを形成する新月なので、あらためて考えてみるにはちょうど良い折かもしれません。


       蠍座に入って月を迎える太陽は、自分の世界と他者の世界とがぶつかり合い、溶け合い、変容していくプロセスを辿ります。それは存在の深みにダイブしていく行為に他なりません。そして現在その対向に在泊する天王星は何をしているでしょう?  牡牛座は本来、自らの足許を固めて安定させようとする衝動、「持つこと/所有」の概念を発達させて絶対安全な「自給自足」まで至りたいと願う欲望、同時に「私のもの」が持つ資産的価値を高めていこうとする意志を持ちます。けれど天王星は、ときにそれらを攪乱し、ときに大穴を開けて破壊し、牡牛座が具現する「物質」「所有するという感覚」「どこから見ても安心な美」にまったく新しい概念を与えようと力を放射しています。


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 ※ 自転軸の傾斜98°で転倒しつつ軌道を巡る天王星


  そういえば最近の日経新聞サイトに、グーグル社の量子コンピュータが最先端スパコンでも1万年かかる計算問題をたったの3分20秒で解いたというニュースが載っていました。「進歩」のスピードは加速しています。そして金融世界はもちろん、わたし達の日々のお金のやり取りやコミュニケーションに関しても、今とはまったく異なる世界(と概念)の出現が刻々と迫っているように感じられます。そのニュースではこれを社会に起きる「創造的破壊」としていました(この流れはわたし達がそれとは気付かないうちに、すでに一種の世界的世相として顕れつつあるのかもしれません)。特に現在 天王星が運行中の牡牛座第1ディーカンは、頑固さと強い意志を持つと言われる激しい領域 - 「レイジングブルの大地」です。わたし達集合体の無意識自体が天王星に促されてその流れを加速しているなら、たとえ一部のひと達が背を向けたとしても、よほどのことがない限り、何者もその勢いを止めるようなことはないでしょう(余談ですが、大型で威力のあるリボルバー式拳銃は "Taurus Raging Bull" という名を持っています)。


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  また、牡牛座のこの位置には知るひとぞ知る恒星アル・シェラタンが在泊します。 この星は犯罪に関わるという説もあり、なかなか悪名高い星です。その理由はおそらくこの星が火星と土星という相反する質を併せ持つからだと思います。たとえばエルスベス・エバーティンは、このシェラタンを「無謀なまでに怖いもの知らず」「衝動的な行動が危機を呼ぶ」という象意を与えています。このあたりの度数には強権的なタイプのリーダーになっていく人が多いと言われるのもうなずけるけれど、牡牛座の安全志向とは程遠いような? けれど、この星の影響で強圧的になる場合は「そうでなければ自分が害される」「自分を否定される」という底深い恐怖が存在し、そのために過度に防衛的で恐怖政治的な姿勢になるのかもしれません。また、ダイアナ・K・ローゼンバーグは、やはり膨大なフィールドワークからこの星を、大火、戦争、テロ、地震などと関連付けています。けれども同時に、「歴史的な伝説になり得る変革的な出来事」「手を使うこと」とも関わるとしているんですね。


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  「手を使うこと」に関わると言えば、ケンタウルス族のカイロン(キロン)にも同じ象意があります。この位置が、カイロンのテーマにも関連するというのは本当に興味深いのですが... 実は近接する牡牛座3°台は、カイロンがその発見当時に位置していた度数なんです。小さな惑星が発見された瞬間のチャートは、その惑星のネイタルチャートと同じ意味を持ちます。そして、発見時にその惑星が在泊していた位置は、その星が持つ重要なテーマ(または性格)を表すとされています。なのでカイロン発見当時の位置はこのアル・シェラタンの影響を強く受けていると考えられます。

カイロンはわたし達が輪廻の回廊を幾重にも巡る中で溜めてきた澱を、ひとつひとつ丁寧に手ですくい上げ、浮かび上がらせます。わたし達の深いところに潜む、火に焼かれるような傷の痛みに耐える経験。それを通して大きな変革をもたらすことを約束する、小さいけれど、大きな意味を持つ星です。彼はまた、手を使うヒーリングにも関わるとされています。けれどその癒やしに到達するには、一朝一夕にはいきません。自分の中に蓄積した「見たくないもの」に真正面から対峙する勇気を持ち、うずくような衝動に負けず、背負うものの重みに潰されず、少しずつ、確実に自分の内奥に触れていく作業を必要とします。すべてを虚空に帰し、新しい力に変えるために。......それは結局、わたし達自身の中に存在する「虹のたもと」を、「黄金の壺」を、はっきりと「見る」ことなのかもしれません。それはたぶん、「信じる」ことを超えた行為です。


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       アル・シェラタンの力と、天王星の原動力。共に爆発的な要素のある星/惑星です。それに新月がオポジション。そしてASCとDCを加えればGスクエア。これ、社会的にはかなり挑戦的で危険な要素を孕んでいそうです。この位置のシンボルは一見おだやかに見えます。けれどもしかしたらその根底には「本当に夢を現実するには、日々を生きることの中で大きな圧力と葛藤を乗り越えていく必要がある」「しっかり足を踏ん張って暴発を防ぎ、じっくりと力を貯めよ」という意味が含まれているのかもしれません。それも、おそらくもう今まで慣れてきた古いやり方では無理があるのかもしれない...。

ならば自分に対しても、周囲の状況に対しても、何か少しでも新しい観点を、解釈のしかたを探してみる必要がありそうです。遠くに向かって「聞け!」と叫ぶのではなく、自らの足許を照らしながら徹底的に自分と向き合っていくこと。または日々の所作を黙々と、無心にこなしながら、物質的な不自由さと束縛の中に手つかずのまま揺らめいている「即座の自由」に出会うべく、手探りしてみる。そうやって「わたしという思い」にいつも新風を吹き込みながら、同時に足許をしっかりと支えていく必要がありそうです。


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  世の中には様々な声が響き、思惑が渦巻くでしょう。自分が属する様々なコミュニティや血の繋がり。 そんな中で、変わりたい・変わりたくない、助けたい・助けられたい、頼りたい・頼りたくない、受け入れたい・受け入れられない.....  様々な方向の気持ちがぶつかりあい、えいっと極論に飛びつきたくなるひともいると思います。また、一歩進んで二歩下がるような、ちょっとイライラするような経験をするひともいるでしょう。突然の出来事に「なんで自分ばかりが...」と怒り悲しむひとも、この世界にはびこる嘘やいい加減さに「もう沢山だ」と感じて冷笑的な気分になったり、目には目を!と火炎瓶でも投げたくなるひとだっているかもしれません。そしてただ疲れ、その日その日を楽しく過ごせればそれでいいという感じ方もあるでしょう。そのどれもが人間としての自然の感情だと思います。けれどそれを超えた「わたし」もまた常に存在しています。死の瞬間でさえも。もしかしたら、それさえも超えて。


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★ 10月新月のサビアン・シンボル ★


新月のベースとなるシンボル:蠍座4°
『火をともした蝋燭を持つ若者』


  新月のベースとなるシンボルは蠍座4°『火をともした蝋燭を持つ若者』です。蝋燭を持つ少年と言えば、現代に生きるわたし達は何か宗教的な儀式? 聖歌隊の少年? なんて思うかもしれません。もちろんそれも含まれるだろうと思います。けれどサビアン・シンボルが伝えられた1920年代の米国社会を考えると、このシンボルはもう少し広い解釈が必要かもしれません。当時の米国は薪や灯油の暮らしから電気を駆使した現代的な生活様式への過渡期でした。1908年には世界最初の電気掃除機が発明され、1930年代にかけては様々な家電製品が誕生したけれど、その価格はとても高価で性能も不安定だったために各家庭の隅々まで普及したとは言えず、わたし達が知るような “電化生活” のはしりを満喫出来たのは知識が豊富で新しいもの好きな大都市部の中流~上流の家庭に限られていたそうです。なので一般の人々にとって、日々の暮らしの中ではまだまだランプや蝋燭の出番も多かったのではないでしょうか(サビアン・シンボルを降ろしたチャネラーのエルシィは当時まだへんぴな片田舎だったオレンジ・カウンティに住んでいました)。


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  またB.ボヴィは、原文の「holding a lighted candle」という一文から、「can't hold a candle to ~」という英語の慣用句との関連性を指摘しています。そしてこの言い回しには「~とは比べものにならない」という、一方を卑下するような意味があることを示唆していました。それは街灯が一般的になる前の英国で、道行く人の足許をトーチやローソクの灯りで照らすために雇われた下層の少年達「リンクボーイ」の仕事から来たことばだそうです。

つまり「can't hold a candle 」「ローソクを持てない」というのは、自分はリンクボーイにさえなれない…ということを意味します。こうした言い回しは当然米国でも使われるようになりました(もしかしたら今も頻繁に使われる、優位性を主張する口語「hold my ~」もこのあたりから来ているかもしれませんね)。けれど、このシンボルの少年は、その手にしっかり蝋燭を掴んでいます。じゃ、それは仕事として自分と家族の生活を支えるため? そして危険の待つ凸凹道を行こうとする誰かの足許を照らし、安全に導くため? またはひと仕事終えて自分自身の足許を照らし、家族の待つホームに無事帰り着くため? それとも何かの祭りで灯りをともす役割を果たすため? いえ、きっと突然停電になって、あわてて戸棚の隅にしまってあった蝋燭に火を灯したのかも? そう...もしかしたら、その全てかもしれない。

"candle" の語源であるラテン語は「キラリと輝くこと」を意味します。ならば少年がその手に掴んでいるのは、彼が灯した炎のきらめき。ならば、たとえどんな状況であれ、今その手のうちにともる「小さな火」こそが一番大切な意味を持つのかもしれない...。


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  少年は胸に抱えたほのかな灯火を大切に護りながら、自分に課された役割を果たそうとしています。でも、彼がもしリンクボーイなら、送り届けた顧客の窓辺から漏れ出る電灯の明光を眩しく見上げながら、自分を蝋燭の炎のように小さく役立たない存在だと感じているのかもしれません。

けれどその火は、生きるために必要な日々の糧を得るための小さな炎であり、誰かの足許を照らしながら、少年がひとり歩む道をもまた照らすともし火です。それはたぶん仄かな明かりに過ぎない。風が吹けば大きく揺らぎ、はかなく消えてしまう小さな炎。

でも、消してはいけない。それは便利な電気 ― 見えない何処かから知らない誰かによって送られてくるパワー ― のように、全てを明るく照らしたりはしない。けれど、それは自分の意志で、自分の手でともした小さな灯り。今のわたしが見る必要のある部分だけを照らしてくれる。そして、いつか輝く松明になるかもしれない炎の種子。だから消してはいけない。大切に護り、ちらちらと燃やし続けよう。だって、どんなときだって、そこから新しい一歩が始まるのだから…。


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  ではここで、このシンボルを補完する対向度数、牡牛座4°のシンボルを見てみましょう。(サビアン・シンボルを曼荼羅として解読したデーン・ルージャーのセオリーによれば、主役の度数が「それは何なのか」を指す「what」、対向する度数はそのエネルギーが向かって行く方向「where to」を意味します。)


       牡牛座4°は『虹のたもとの黄金入りの壺』。このシンボルの原語に酷似した英語の慣用句に「pot of gold at the end of the rainbow」があります。その意味は「思いもかけない大金」とか「見果てぬ夢」。また「pot of gold」だけだと「夢の実現」という意味になります。

雨上がりの空にかかる美しい虹の架け橋。 そのたもとに埋まっているという、黄金がたっぷり詰まった壺。こうした言い伝えは世界各地にあるそうですが、ここではおそらくアイルランドの民話からきているイメージが元になっているのではないでしょうか。その民話によると、この金の壺は “レプラコーン” と呼ばれる妖精 ― 小人の靴職人が隠したもの。レプラコーン達が壺のありかを教えてくれることもあるけれど、殆どは徒労に終わってしまうのだそうです。なのでそこから「見果てぬ夢」や「期待しても手に入らないもの」を意味する慣用句になったのだとか。そして、ここで「夢」とされるものは、「タナボタのような幸運」「報酬や財産」という意味合いが強いとされます。


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  実際、「虹」はこの世のものとして見えながら、この世には無いもの。空気中の水滴が太陽の光を反射して七色に輝く「現象」を、わたし達は虹として見ています。だからどこまで追いかけたとしても、そのたもとには辿り着けません。それにもし辿り着いたとしても、この手で掴めるものではないでしょう。それはわたし達が外の世界に思い描く「幻夢」そのもの。このシンボルを見ていると、メーテルリンクの「青い鳥」の物語が思い出されます。幸せの青い鳥を探して旅に出た兄妹が、長い旅の結果に理解したのは…青い鳥がもうすでに自分達の鳥かごの中にいたということ。そんな、夢。

  たぶん、虹のたもとは外の世界のどこにも無い。なぜなら、虹のたもとは常にわたし達の居るところ、「ここ」に過ぎないのだから。虹はわたし達が外界を眺めるとき、こころのレンズに映される七色の煌めき。わたし達ひとりひとりが持っている可能性の小さなゆらめきを、外界というスクリーンに映し出したもの。それは地球を、宇宙を、ぐるりと駆けめぐってわたし達のところに再び帰ってくる。ならば今もひとの数だけ無数の見えない虹の帯が、きっとこの星を取り巻いているのかもしれません。あるものは強く、色濃く。あるものは弱くはかなげに。脈動する無数の虹の糸。 ならばその端に埋まっている黄金の壺もまた、ここにある。わたし達という、存在の中に。その奥深くに。それを見つけ、育み、現実世界に生み出せるのは、わたし達だけ….。今はただ、小さな蝋燭の炎に過ぎないのだとしても。


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新月のメイン・シンボル:蠍座5°
『壮大な岩礁』

  では、メインのテーマとなるシンボルを見てみましょう。

        今回のメイン・シンボルは『壮大な岩礁』です。これも何年か前に一度体験しましたね。じゃ、もう一度このシンボルに描かれているシーンを思い起こしてみましょう。

海岸とはいっても、ここは海水浴を楽しめるような砂浜ではありません。まるで鉈で断ち落としたように切り立つ岩の群があちこちに顔を覗かせる広大な荒磯です。その磐岩のどれもが、波をかぶって高く水しぶきををあげています。あぁ、なんだか飛び交う海鳥の声が聞こえてきそう…。こんな勇壮で男性的な地形、日本でもよく見かけますよね。磯釣りをするひとには馴染み深い風景かも? もしかしたら、日本海側に多い風景かな? (いや、それって演歌のイメージに過ぎないのかも..?)


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        ここでは水性星座宮の世界(蠍座・感情/死) — 海と、地性星座宮の世界(牡牛座・肉体/生) — 岩が入り混じり、この場所が二つの世界の「境界域」であることを示しています。それはまた、識閾 …… “無意識と通常意識との境界” をも暗示しているかもしれません。 荒磯の岩は一見ゆるぎない現実世界そのもので、いついつまでも盤石のようにみえます。けれど、この光景は悠久のときを経て、煮えたぎる大地を厚く覆った岩盤がいつしか水に、風に、浸食されて出来たもの。 

今わたし達がこうしているこの瞬間にも、岩は海とぶつかり合い、微細に削りとられています。そして、やがては小さな砂粒に変わっていくでしょう。わたし達が今目にしている光景はけっして永遠のものではなく、常に相互に干渉しあいながら変化し続ける世界そのもの。 「今」は生じると同時に終わっていく。わたし達人間の命もまた、いつか必ず終わりを迎えます。岩の世界は水辺で終わり、水の世界は岸辺で終わります。 絶えることなく刻々と変化し続けるその境界域は、有限を生きる生身としてのわたし達に何を見せてくれるのでしょう?


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       では、この度数を補完する牡牛座5°も覗いてみましょう。そのシンボルは『墓穴の前の未亡人』です。墓穴とはなんとなく陰気にも思えるし、生命力を司る牡牛座にそぐわないとも感じられるシンボルですね。原文の "open grave" を「開かれた墓」とする訳もあるのですが、それだとわたしには、ホラー映画に出てくる石造りの墓所の扉が手招きするように開く...なんてイメージが浮かんでしまいます。でも "open grave" と言う場合は、元々一般的に、墓地の平らな地面を掘って棺を入れる、あの長方形の穴を指すようです。確か「six feet under」という米国のTVドラマがまさにその墓穴の深さを意味していたように記憶しています。


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  2mほどでしょうか..四角く掘られた穴の前に夫を失った女性が立っています。穴の中はまだ空っぽです。まるで受け入れるべきものを受け入れて、元通り塞がれるのを待っているかのよう。 その前に立って、彼女は何を思うのでしょう? 波にのまれて消えていった亡き夫の思い出? それとも…いつかはそこに葬られるはずの、自分自身の運命でしょうか? 彼女には人生で得てきた多くのもの、様々な思い出があるはずです。けれど、絶え間ない変遷の中で沢山の別れを経験し、そして今、限りあるいのちの真実を悟ったとしたら…。 

きっと彼女はこれからも生きていくでしょう。一見変わりない毎日の暮らしの中で、ときには岩に当たって砕ける波しぶきのように感情が爆発することだってあるかもしれません。でも、一度でも生と死の境界域をかいま見た者にとっては、自分がこの世に生まれてきたこと、その意味と価値、本当に大切だと思える数少ない物事以外はみんな些末なことじゃないか...と、そんなふうに感じられるのではないか..?  このシンボルは、そんなことを問いかけているように思えます。


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  ここでもう一度新月のメイン・シンボル『壮大な岩礁』をふり返ってみると、ゆるぎなく在り続ける「岩」と そこにひたすら打ち寄せる「波」の下には、やはり「生」と「死」の永遠の深みが横たわり、常に溶け合おうとしているようにも感じられます。有限と久遠の狭間を生きるのがわたし達なら、壮大な岩礁もまたわたし達の姿を象徴してる。そんな中で、わたし達は自分の中にともる小さな火を、ゆらめく炎を、本当に大切にしているだろうか? 今 ここに在ることの全てを感じきり、観じきっているだろうか? この瞬間、頭は何を考え、こころは何を感じ、そして何よりも、身体は何を欲しているんだろう? 

  これから11月12日の満月に向かって進む中で、わたし達は感情的にも肉体的にも沢山のアップ&ダウンを経験することになるかもしれません。何か大きな、あるいは小さな変化を経験するひとがいるかもしれません。突然のひらめきや思いつき、素敵なアイデアが浮かぶひとだっていると思うし、蠍座を逆行する水星が何かをいきなり掘り起こして、びっくりしたり、ショックを受けるひとがいるかもしれません。でも、それもまたやがて過ぎていきます。生きることによって。この、小さな炎を生きていくことによって...。



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have a great trek!!!★


hiyoka(^_^


October 20, 2019

10月21日付メリマン・コラムの概要

以下は ≪短期ジオコズミクス≫ の抄訳になります。書かれているほとんどを網羅していますが、細かい表現については推敲していません。

来週のコラムはお休みします。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

  ジオコズミック活動から言えば、PG&Eの停電とサンフランシスコに起きたM4.5の地震に関連したと思われる天王星のアスペクトと冥王星にTスクエアの満月が起きた後の先週は、比較的穏やかな様相だった。

  次の主要なジオコズミック・サインは火星が土星と冥王星にウェイニングスクエアを形成する10月27日〜11月5日だ。これは地政学的な原動力であり、戦闘的で好戦的な話法や行動に関連する。

土星と冥王星に絡む火星は人命や大自然への脅威を象徴し、敵対的で強圧的だと見なされる怖れのあるいかなる行為にも、それに代わる手段を探る必要があることを示す。一方、火星は天秤座を運行しており、そこでの火星はデトリメントだ。

また天秤座は、相対する双方が「交渉妥結」のための歩み寄りが必要なことを理解した上で合意する行為を支配する。そこを運行する火星は「俺様が一番」または「嫌なら出て行け」といった原理を意味する。これは新しい(火星)提案が交渉(天秤座)を前へ進めるためにもたらされることを示唆する。

だが土星と冥王星が関与することからエネルギーは拒否へと向かいがちで、受容を促す力を見出すのは困難だろう。積極的に妥協を図ろうとする意志がなければ、その結果として起きるのは一方の怒りとフラストレーションであり、その過程で決裂の危険が高まる。これは米中間の貿易交渉にも、トランプ大統領をめぐる弾劾の動きにも言えることだ。

  10月28日の新月*が天王星とオポジションで起き、同じ時期の10月31日〜11月20日(日本時間11/1〜11/21)に水星が逆行することを考慮すれば、衝動的に行動したり反応したりする前に忍耐強くなること、そして全ての行動の可能性とその結果をよく考えてみることが肝要となる。

米国大統領をめぐる問題の場合、11月初めの2週間は非常にボルテージが高くなる。これはTMI(トランプ・マーズ・インディケータ または トゥー・マッチ・インフォメーション)が大きく振れる時期だ。そして市場への政治リスクが最も懸念される時期でもある。

  そんな時期に株式市場はどう反応するだろう? 10月27日〜11月14日には、急激でおそらくは短期のリバーサルと強い関連を持つ、5つのジオコズミック・サインが顕れる。

これらが強気市場のトレンドを終わらせるとは限らないものの、突如として起きる1日〜4日にわたる下落は示唆している。また、木星の13ヵ月にわたる射手座運行の最後の2ヵ月に入って来たことを考えるなら、長期サイクルの天井が示現する期は熟してもいる。

天井をつける理想的な時間帯は2019年8月±2ヵ月だった。そして今までのところ、S&Pとナスダック総合は7月の最終週に最高値をつけており、それがちょうどこの時間帯のうちに収まっている。しかし、市場はいまだに崩壊していない。

したがって私達は、米国の全主要株式市場とは言わないものの、そのうち少なくとも1つにおいて、史上新高値へのさらなる上昇が示現する可能性を排除することは出来ない。





訳文ここまで
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* 10月28日新月のエネルギーがもし先倒しで示現するなら、世界は今週あたりから徐々に政変や武力衝突、テロ、事故、自然災害などの注意期に入るかもしれない。


hiyoka_blue at 20:55|PermalinkComments(0)金融アストロロジー 

October 15, 2019

10月14日付メリマンコラムの『概要メモ』

◎ 昨日画像でツイートした≪短期ジオコズミクス≫の概要をこちらにもあげておきます。


天王星と海王星がセミスクエアにわずかオーブ1°のタイミングとともに、木星・天王星セスキコードレイト(セスキスクエア)が10/14に成立。これについては『フォーキャスト2019』で詳説したが、木星・海王星の非合理な活況を続行させるだけでなく、これに天王星(予想を覆す想定外の変化)の要素が加わる。

つまり一方が合意したと考える内容と他方が主張する合意内容との断絶・乖離(天王星)が起きやすい。この三つ組みは通常、1月~6月がそうであったようにカオスと決裂の象徴だ。今回は最後だけに、もしかするとなんとかまとめるか、または投資界の「希望と願い」の幻再びとなるのか。

いずれにせよ市場は発表が好きだ。いや、引け15分前の「第一段階合意」発表までは好きだったと言うべきか。ダウはその日の高値から200pt下落した。天王星が強調される時はこうした突然のリバーサルは常態だ。合意内容の概要が知れる時どうなるかが見物だが海王星も働いていることから「実際的な詳細」は十分ではなく希望と願い」が大部分を占めるかもしれない。

金星・天王星オポジション、木星・天王星セスキスクエアを含み、冥王星とTスクエアの満月が14日に成立した後、10/27~11/14には天秤座の火星から土星・冥王星へのスクエアが起きる。天秤座の火星(10/4~11/19)はデトリメントですでに試練の原動力として発効しており、米中貿易問題とトランプ弾劾に焦点を当てている。天秤座は外交を通じた合意を望むが、火星は攻撃的で強圧的。物事をすぐに決めろと迫る。中国は天秤座の国(太陽が天秤座)だが、トランプは獅子座のアセンダントに火星が合で非常に火星的な人格を持つ。

したがって米中の協議には潜在的対立の傾向が強まる。では天秤座の火星(すぐ決めろ、今決めろ)が山羊座(条件を呑むか否か、2つに1つ→結果に苦しむ)、土星(遅延と障害)と冥王星(勝者が全取り、敗者はゼロ以下)にスクエアを形成したら何が起きるか?

トランプ大統領の「沈着冷静な才能」が勝つか、または彼の「内なる子供」が頭をもたげ、またしても物別れになるか。あるいは現在進行中の別のプロセス、たとえば弾劾調査(冥王星)が熾烈になるか、もしくは別の問題 ― たとえばトルコ、イラン、ベネズエラに火が付くかなど、これら全ての火星的ホットスポットのうちどれが火を噴くかは、11/7~14の次回TMI(トランプ・マーズ・インディケータ)の節目までには見えてくるだろう。

こうした物事のさなか、11/1~11/20(日本時間)水星が蠍座で逆行する。実際、水星は10/3~年末まで蠍座を運行する。蠍座の水星もまた秘密裡に行われた行為の調査に関連する。弾劾の動きは年末ではまだ終わらず、掘り起こされてくる情報量は大量になるだろう。

(以上です)


hiyoka_blue at 16:21|PermalinkComments(0)金融アストロロジー 

October 13, 2019

🌕10/14の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開き実を結ぶときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180° 対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのかを、あらためて見せてくれる「鏡」だと言えるかもしれません。なので満月のテーマは新月の瞬間から色濃く育っていくとも言えるでしょう。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにその経験を消化(昇華)し、エネルギーはゆっくりと静まっていきます。それはこの世界に生きるわたし達の意識に与えられたプログラミングの一種かもしれません。そんなシステムをどう使うのか?それとも使われるのか? それはきっとわたし達次第。さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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★満月タイムスケジュール★
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯(ずれるなら満月前がベター)に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】
東京・関東ローカルで 10月14日06:26前後、北海道周辺で06:32前後、関西方面は06:07頃(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で05:37前後に 牡羊座20°13'で満月となります。

今回のテーマのベースであり、今も背景で発効し続ける新月の大テーマについてはココをご覧ください。
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サビアン・シンボルによる【満月がもたらすテーマと挑戦】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考に、アスペクトを加味して書き下ろしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月 牡羊座20°→21°/ 太陽 天秤座20°→21°】
  🌕 “A young girl feeding bird in winter
  『冬、鳥に餌をやる少女』
  🌞 “A Jewish rabbi”
  『ユダヤ教のラビ』
     ↓↓↓
  🌕"A pugilist entering the ring
  『リングに上がるボクサー』
  🌞“A crowd upon the beach”
  『浜辺に押し寄せるひとびと』

10月28日新月 蠍座4°台
 『灯した蝋燭を抱える若者』→『巨大な岩礁海岸』
 に繋がっていく

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)テーマ発効期~10/27】
 ※満月の場合、1週間~数日前から前倒しで感じられると思います。

→★固く偏狭なルールや境界を超えて発揮される思いやりの感覚
→★その時その時の相手のニーズに応じて導いていく優しさ
→★はぐれてしまった心や勝手の違う状況に迷う相手を
     出来る範囲でさりげなく助ける必要
→★弱さに留まり息つくのではなく持ちこたえるための力を
     分かち合う必要
→★支えられた者がやがて支える者になっていく時を超えた光景を見る
→★教えるのではなく何かを熟考するための素材を与えていく
→★ある一定の期間をサバイバルするために必要となる準備
→★真の思いやりの手と下心を持って導こうとする手の違いを見抜く
→★「物」をタダで分け与えるのとは異なるハートの寛大さを知る
→★独善的な知性偏重がもたらす本物の知の衰えを見る
→★ぬくもりを切望する気持ちや悲しみにつけいる「魔」への警戒
→★よってたかって標的をバッシングする、またはその標的になる
→★「個」である自分と社会組織の一員である自分のせめぎ合い
→★自分のスペースと他者との境界線を明確に意識する経験
→★プレッシャーを受けて混乱するか、自分の居場所を
     確保するために闘うかの選択
→★広場恐怖症や公共の場を怖いと感じる気持ち または
     防衛のための攻撃的な自己主張へと駆り立てる気分
→★刺激によって操られる群集心理の愚かさと破壊されていく真実
→★関心が他に集中するとき、陰に隠れて獲物を狙う動きに注意
→★遠い願望よりもすでに手の内にある大切なものに気付く必要・・・→

★エネルギーのポイント:新月
           『進む、退く、かわすという所作の内に静けさを見る』
            
            満月
            『何があろうとその静けさを保つ』
   

191014FM


  前回の満月は台風15号の直後。そして今回は台風19号。これを書いている今はまだ被害の全貌はわからないけれど、台風は東北方面に進み、河川の氾濫などで犠牲になった方、行方不明の方が出ているとのニュースが聞こえ始めています。本当にこころが重くなる出来事が多いけれど、たぶんこれから少しの間はわたし達それぞれに、踏ん張りどき。特に月末の新月後まで、世界は災害や事故、事件、動乱に見舞われやすく、政治、経済、社会全体が落ち着かない感じになるかもしれません。流言飛語やデマ、フェイクニュースも増えそうだし、真偽・公私を問わず様々な物事が露呈し、わたし達の感情も刺激されやすいときです。けれどそれもまた様々な形でのセットアップであり、これからの大規模な変化のために経験しなければならないことなのかもしれません。だから慎重に、でも自分らしく、踊らず強くやわらかく、日々を過ごしていきたいと思います。今回もアスペクト編はお休み(当分・・かな)。なのでシンボル編にアスペクトを加味して書いていきますね。前回と同様にこの満月のシンボルも前に体験したことがあるけれど、本質は変わらなくても微妙にニュアンスが違っていると思います。


moon



<とりあえず目に付いたアスペクトは以下のとおりです>

満月と冥王星がTスクエア(小惑星ナウシカア、ペイン、トキオ、プタハが含まれる) 金星・天王星がオポジション 土星・冥王星がパラレル (土星と冥王星はオーブ6°強で接近中) 太陽と木星がセクスタイル 天王星とネッソスから火星とアグニにYOD 海王星・グリーヴ・インシデンティアがラーニングトライアングル 木星・天王星がセスキスクエア 太陽と天王星がクインデチレ 銀河中心とコンジャンクトのイクシオンとMCにコンジャンクトのキラルスがクインカンクス キラルスとMC・ヴェスタからイクシオンにYOD エリスがDC上に乗る 

10月12日から水星が逆行前のシャドウ入り。
 逆行開始は11月1日 蠍座27°38〜
 順行開始は11月21日 蠍座11°35〜

一昨日のツイートの繰り返しだけど、逆行前後のストーム・フェーズは新月や他の星回りの影響もあって紆余曲折しがち。なので今のうちに電子機器の不具合を見たり、大切なデータのバックアップを取ったり、スケジュールの見直しや調整、それと特に約束事の確認や記録などしておくといいかも。



★10月満月のサビアン・シンボル ★


満月のベースとなるシンボル:牡羊座20°
『冬、鳥に餌をやる少女』


        ではサビアン・シンボルを見てみましょう。今回、ベースとなるエネルギーは『冬、鳥に餌をやる少女』です。この鳥は籠に飼われているペットじゃなさそう。 南を目指して渡っていった仲間から、何らかの理由で置いていかれたのでしょうか? それとも一年を通してその土地に棲み着いている鳥かな? いずれにしても、凍てつくような空気の中では虫や木の実も不足しがち。少女はそんな鳥を見て、おやつの残りを分けてあげようと思ったのかな? それとも、厳しい環境に生きる鳥を自分のことのように思いやって、ポケットにしのばせたおやつの残りを毎日あげに来るのでしょうか。


the-little-girl


  ここには、何気ない日常の中で、あるは大きな哀しみが世の中を覆う中で、損得抜きで自然にわき起こる「何かしたい...」「分かち合いたい」という思いの自然な発露がみられます。冬の鳥。彼らの生の厳しさ。そして それを感知して手を差し伸べる少女。もしかしたらこの少女もまた、短い人生体験を通して、こころのどこかにその厳しさや痛みの記憶を保持しているのかもしれません。

       社会の喧噪にまぎれながら、ふとしたふれ合いの中に生まれる純粋な気持ち。その思いが原動力となって、人は人にそっと手を差し伸べます。それは本来、とても密やかで当たり前で、別に『わたしはこんな善いことをしているんだ!』なんてわざわざ大声で宣言する必要も感じないような行為です。 何故なら、少女が鳥に餌を与え、鳥がそれをついばむとき、その一瞬のささやかなスパークこそが、全ての想いを完全に満たしてくれる “何か” なのだから。 それだけで、報われるのだから。

誰もが何気なく経験するそんなささやかな思いやりの連鎖。それこそが、わたし達の社会を根底から支えている力なのかもしれません。


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        また、シンボリズムでは鳥の姿は「霊性」を表すことが多いです。なのでこのシンボルには密かにそういった意図も隠されているかもしれません。だとすれば、厳しい環境を生きる鳥の姿はそのまま、寒さに震え、外界の厳しさに疲れてしまったわたし達の魂そのものを暗示している可能性もあります。もしこの鳥がわたし達の奥底に存在する純粋なスピリット、そして少女が毎日を懸命に生き、伸びようともがくわたし達の小さなマインドを象徴しているのだとしたら…このシンボルは、ある危機的な状況への警鐘が含まれているかもしれません。

これを書いている今、関東に刻々と近付いてくる超大型台風のニュースが流れ続けています。このエネルギーが、不可避と思われる被害の爪痕を少しでも癒やしてくれることを願うばかりです。

  ただ、このシンボルには別種の警告も隠されているようです。それは対向度数天秤座20°との対比の中でも浮き彫りにされる一面です。


満月に光を放射する太陽のベース・シンボル:天秤座20°
『ユダヤ教のラビ』


  このシンボルはユダヤ教の主流である教えの中で、人間が生きる上での根本をなす「律法」を修め、説教したり解説する人を指しています。B.ボヴィによれば、ラビはユダヤ教コミュニティの中心で、古くからの智恵とその精神を、現代を生きるひと達に伝える役割を負っています。そして、ある意味では過去そのものを生きる存在でありながら、同時にそれがコミュニティ全体を生かし続けるこころの「栄養源」にもなっているのだそうです。ラビは霊的な事柄はもちろん、様々な人生相談から揉め事の仲裁まで、ユダヤ教の精神に沿ってアドバイスを与えることで、教えに帰依したひと達が神に背くことのないようにガイドします。つまり、彼らが「正しい時」に「正しい場所」に居ることが出来るように導き、そしてユダヤ人排斥など周囲の敵視の中でも自分達の伝統を守りながらコミュニティを護っていくリーダーであり、教師だとも言えそうです。

  コミュニティにとって、ラビはどんな時にも頼りになる存在です。アウトサイダーを創り出してはならない、それをすれば全体が弱ってしまう。昔、国を失って海外に散っていったユダヤの人びとは、今回のベース・シンボルである「真冬の鳥」に似た立場を経験していたのかもしれません。慣れない土地で不安を抱え、長い冬を迎えようとするとき。そんなときこそ、はぐれ鳥、はぐれびとが出ないように過去の経験や昔からの知恵を伝えるひとの存在が大切なのだろうと思います。


rabbi


  じゃ、別種の警告って? これは両シンボルが含む主要なテーマとは別に、ハードなアスペクトなどでネガティブな側面が強調されるときのサブ・テーマ、念のための警告と考えてください(今回は太陽・月が山羊座20°台の冥王星とTスクエアを形成しているので、一応書いておきます)。このエネルギーがネガティブに使われる時のキーワードは「甘い誘惑の獲物になる危険」または「狡猾な誘惑者になる危険」です。ここでの「甘い誘惑」というのは、辛いとき、困ったとき、不安なときや、こころが弱ったり孤独に苛まれているとき、またはやり場のない怒りに燃えているようなとき…そんなときに何気なくやって来ます。

たとえばいかにも優しげに手を差し伸べたり、反対に感謝という形で承認願望を満たしてくれたり、あるいは「そうそう、あなたは正しい」と、ことば巧みに肯定してくれたり。または、寒さに震える小鳥を装って餌をもらおうとしたり。そんな言動で近付いてくる人物にはちょっと注意が必要ということ。何か隠された意図があるかもしれません。普通ならきっと「ん?アヤシイな...」と感じるようなことも、欠乏感や不安で感情が高ぶっているときはつい乗ってしまいがち。このシンボルはひとを疑うようなイメージではないので、間違った相手を選んでしまうと何らかの被害を被るかもしれません。それとひとつ厄介な点は、このシンボルがネガティブに出る場合、おそらく仕掛ける側に罪悪感はあまりないのでは?と思える点です。何故ならいつだって自分はいたいけな小鳥であり、優しく相手の望むもの(痛みさえも)を与える少女なのだから...。やがてはすべてが自分自身に返ってくるのだとしても。


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  また、満月にスクエアを形成する冥王星の位置、山羊座20°台のベース・シンボルには「隠された場所から昂揚感を与える演出」というテーマもあります。これも元々けっして悪い意味を持つのではなく、良くも悪くも本当に使い方次第。「シンボル」って全てそういうものです。ただ、本当の助け合いや分かち合いって、互いに出来る範囲のことは自分で責任を持つ...という心を皆が持っていればこそ起き得るものかもしれません。おそらくユダヤ教のラビは、コミュニティの人びとが弱ったときにひどい目に遭わないよう、警告も発しているはず。『自分の本質に立ち帰れ、本道を行け。その上での助け合いなのだ』と...。


満月のメイン・シンボル:牡羊座21°
『リングに上がるボクサー』


        さて、満月のエネルギーが向かうメインのシンボルは『リングに上がるボクサー』です。雰囲気はガラッと変わりますね。 リング上では今にも試合開始を告げるゴングが鳴ろうとしています。詰めかけた観客はエキサイティングな 「試合」=「ルールにのっとった殴り合い」 を期待して、興奮に胸を踊らせています。

リングに上がるボクサーはチャンピオンでしょうか? 挑戦者でしょうか? 彼の行く手、四角いリングの上には、喉から手が出るほど求めてきた栄誉と賞金と大衆からの賞賛が待っています。もしかしたら、命がけの試合になるかもしれません。


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  それでも、彼は自分を鼓舞し、今までキツイ減量を耐え忍び、払ってきた犠牲と努力が報われることを信じて闘いに臨みます。もしかすると、彼のこれまでの人生は社会の中ではアウトサイダーだったのかも。けれどこの闘いに勝ちさえすれば、多くのひと達にその存在を認められるばかりか、尊敬や憧れさえ勝ち取れます。それに、お金で買えるものなら何だって手に入るかもしれません。ならばもう、闘わない選択なんてあり得ない!

  ここでは、既存の社会システムに存在するルールの中で、何としても自分にフィットした「居場所」を勝ち取ろうとするわたし達のアグレッシブな衝動が表現されています。「居場所」を持つことは、最低限の生命の安全を保証します。たとえば国籍を持ち、パスポートを持つことだってその一つですよね。そして、自分の「居場所」が拡がれば拡がるほど、高度が上がれば上がるほど、自分自身もまた大きく感じられるし、そこから得られる物も増えていきます。そのためにわたし達は自分の得意な能力を磨き、人びとにそれを見てもらい、「いいね!」なんて 認めてもらうことを必要とします。「社会における自分の価値」=「自分が占める位置」。 それは常に他者の視線によって支えられている。… わたし達の世界には、厳然とそんな掟が存在するように思います。


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        一方でわたし達は、この試合会場に集まった観客の一員でもあります。わたし達は勝つか負けるかの真剣勝負、世紀の一戦を見るのが大好き。そこではしばし我を忘れ、まるで自分もリング上で闘っているかのような気分で前のめりになることが出来ます。良い試合を見れば戦った選手達からエネルギーを貰って自分も意気揚々とした気持ちになれるし、覇気の無い試合だったら「何やってるんだ!」とばかりにニワカ評論家になって、原因究明してみたり批判や罵詈雑言を浴びせたり…。そんな時のわたし達にとって、リング上のボクサーはもしかしたら人生の「代理試合」をやってくれているのかもしれません。

  けれどこういう構図って、わたし達の日常のあらゆる場面で、政治・経済・社会やエンタメの世界で、あるいはネット上で、途切れることなく繰り広げられています。また観客達の間でも、実はリングにどれだけ近い席を占めているか、立ち見なのかVIP席かによって暗黙のうちにステイタスが異なったりします。今、わたし達の社会構造を支える動力源は、競争原理。 観客もボクサーも、フェアな競争原理の中で、暗黙の社会規範の中で、綺麗に競争し続けることが出来るのなら、それがこの社会の理想です。秩序は保たれるし、勝ったり負けたりの様々な試合結果も、参加者達の人生に貴重な体験として残っていくかもしれません。


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  けれど、もしそんなエネルギーのうねりの中で衝動に突き動かされ、秘められた本物の怒りや憎しみに火が付いてしまったら.....? あるいは、とにかく目立つパフォーマンスや大きな声で喝采を浴び、喧伝されることを目的とした八百長試合がはびこったとしたら? 本物の試合は競う選手達が目に見えないところでどれだけ身を削ったか、努力したかが物を言います。けれどもそれを見抜くはずの観客の目が曇っていれば、試合ではなく、ただのショウに喜んで喝采を送るでしょう。そのショウの目的は、観客を興奮させ、誘導することかもしれません。本物のボクシング試合のほとんどは、そうじゃない。でも、世の中に見られる象徴としての「殴り合い」には、そんな意図されたショウが沢山存在するのではないでしょうか。誘導された「代理試合」はいつだって本物の闘争に変容していく可能性を秘めています。そして、物言わず黙々とやるべき仕事をこなし、真剣勝負をしている人達の存在は忘れられがちです。

ではここで、満月に光を与える太陽のメイン・シンボルを見てみましょう。


満月に光を放射する太陽のメイン・シンボル:天秤座21°
『浜辺に押し寄せる人びと』


  天秤座21°『浜辺に押し寄せる人びと』。これは夏休み中のビーチリゾートかな? 人びとが押し寄せるということは、きっと有名な「海水浴場」なのかもしれません。親子連れ、カップル、友人同士や団体など、ひと・ひと・ひと。ビーチハウスやカフェも満員だし、せっかくの美しい白砂も色とりどりのシートやマット、その上に寝そべるひと達で埋め尽くされ、波打ち際まで出るにもひと苦労です。でも今日はせっかく待ちに待った休日。楽しみにしていた子供達、初めての誘いをOKしてくれた彼女のためにも頑張って良い場所を確保しなくては!


beach


  それとも、もしかして。いまどきのイメージだと命からがら祖国を抜け出して異国の海岸に辿り着いた難民船の人びと? みんな船を下りて我先にと岸辺に向かう…安堵と新たな不安を抱えながらそれぞれの新しい居場所、落ち着けるところを求めて。少しでも早く、自分達の場所を確保するために…そんな感じでしょうか?

それとも、これは戦時中の上陸作戦か何かで、専用の特殊船から兵士達の大軍が浜辺に押し寄せてくるのか?

  このシンボルが描く光景がどんなものであれ、共通するイメージは押し合いへし合いの混雑の中で「少しでも有利な場所を確保するために我先にと競い合う」状況です。強いひと、要領の良いひと、目端が利いて機敏に動けるひと、作戦を練って他者を出し抜けるひと、集団の力を使えるひと、様々な能力のあるひとが良い場所を確保出来る世界。これはそのまま、わたし達が創り上げてきた社会の傾向、現実の状況そのものかもしれません。また縄張りを持つ野生動物にもこの傾向は見られます。


wood


        居場所。安全で心地よい場所。あるいは本当に自分の力を心おきなく発揮出来るリング。自分の舞台。自分のスペース。わたし達は、いつだって自分に本当にフィットした居場所を探し求めています。けれど本当の居場所、自分に相応しい健全な闘いの場をみつけるには、まず最初に 「自分とは誰なのか?」「自分は人生で何を欲しているのか?」を知り、それを自分の「形」として自らの手で栄養を与え、こころと体いっぱいに満たしておく必要があるのかもしれません。たとえ弱くても。たとえ何かの能力が劣っていたとしても。たまに喧嘩したり、ボロボロに負けて傷付いたり、泣いたりしても。そして、誰ひとり助けてくれなかったとしても...。

厳寒のとき、人生を相手に闘うひとりのボクサーとして、立つ。どんなボクサーだってかまわない。それを自分の「形」として、行く。そうでなければ、わたし達は他のみんなが欲しがる空きスペースをめぐって競い、争い続けることになるでしょう。それは自分の「形」と「欲望」を、いかにそのスペースに合わせて変えていくかの闘いです。そして、そのスペースの形は、わたし達を見ている他者=観客の視線によって創り上げられたリングです。わたし達はそこで自分自身を探しながら、永遠のシャドウボクシングを続けているのかもしれません...。

そんなとき、ふと出逢う一羽のはぐれ鳥。さぁ、わたし達のポケットに、その鳥と分かち合えるピュアな食べ物は入っているでしょうか?


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  見る者と見られる者。観客とボクサー。皆がこの社会の中で、同時にその二つの面を生きています。けれど、両者はわたし達のこころの中で、常にロープによって隔てられています。試合の喧噪と興奮、刻一刻の変化。そんな中で揺れながら、わたし達はいったいどこに軸足を置き、何者になっていくのでしょう?  

        この満月は、とにもかくにも自分という存在を、自分の創造性を、声高く表明したい、そんな衝動にも火を付けてくるかもしれません。なのでこの時期は日常生活や仕事の環境、またはSNSなどのネット環境でも、沢山のひと達が「意見」「信条」「心情」「批評」「批判」または「願い」など、いつもより強めの調子で発言する様子が見られるかもしれません。何か言いたい..表現したい...というような。それで会話が弾むことも考えられるし、全方向的にアグレッシブなエネルギーに支配されるなら、見解の違いで喧嘩が起きることもあるでしょう。いずれにしても、知らず知らずのうちにそのひと自身の本質がことばの端から滲み出てくるような感じだと思います(もちろん、観察するひと自身を含めて)。

これは語っていることばの内容もあるけれど、それよりむしろ行間から放射されるある種のバイブレーションによって露わになるそのひとの特質(またはこころの歌)と言っていいのかもしれません。ならば真っ向から試合をするもヨシ、それを観に行くのもヨシ。そして、そんな高揚感からはそっと離れてひとり傍観するもヨシ。 そのどれもが皆、今・ここの、わたしたちの存在証明です。けれど、いったい誰に何を証明するというのだろう?
 

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  今、冬を迎えようとしている一羽の鳥。自分の中に存在する純粋な生命の力。それを枯渇させないために必要なことって何なのか? 何が一番大切なのか? それを理解して、まずは他の誰でもない自分自身の手で、栄養を、ぬくもりを、ホッと出来るスペースを、自分自身の内側に与える必要があるのかもしれない…。 それが満たされて、初めてわたし達は純粋な気持ちで他のひと達に手を差し伸べることが出来るのかもしれません。

いずれにしてもこれから展開していくエネルギーは、ある「静かな強さ」「したたかな強さ」をわたし達に要求してくるでしょう。…内側にみなぎる強さ。それを持って今・ここに在るとき、わたし達は丸ごと鳥であり、少女であり、ボクサーであり、観客であり、そして何よりも...「誰でもない、自分自身」であり続けるのだと思います。

  また、サビアン・シンボルはテーマの奥深い内容とは別に、シンボルに描かれた光景そのものを彷彿とさせる出来事が起きるケースも多いです。その意味では、本当にこころ温まる助け合いの輪が拡がったり、素晴らしくフェアなスポーツ試合が見られたりするのかもしれません。またネガティブに顕れるなら、公の場での文字どおりの凄まじい殴り合い(ことばでも肉体でも)や、沢山のひと達が集まる場でのトラブルや事故なども可能性としては考えられます。そして、意図された方向に誘導するようなことばやニュース、情報なども。


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  本当にいろいろなことが遠い世界でも、目の前でも沢山起きる今日このごろ。でも無事で、明日を迎えられるなら。苦しくても、嬉しくても、生きてる。息をしてる。自分の中の、何かがもっと生きたがってる。自分との試合を続けたがってる。居場所のないひとなんて、いない。体の中で何かが「自分の居場所はここだ!」って、言ってる。だから、今いる。ならばそこからリングに上がろう。






eso1109a





have a great trek!!!★

hiyoka(^_^



October 06, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント10/7【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2019年10月7日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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【お知らせ】
『フォーキャスト2020』全体のボリュームがまだ不明なため、翻訳作業が終わるかメドが付くまでコラムは不定期掲載&抄訳とさせていただきます。来週はお休みするかもしれません。もし何か特筆するようなことが含まれていると思ったときはツイートしたいと思います。🙇‍♀️


≪ 先週をふり返って ≫

金曜の雇用統計に関するcnbc.comの記事を引用し、リセッションへの不安と大統領弾劾調査の不穏な状況に揺れるボラタイルな市場の様相を描写、各市場別の動きを追うと共に、株式、債券、通貨、商品市場間の相互に関連する動きの基本を軽く説明しています。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫


  さて、もしも金利引き下げが行われ、今後1〜2週間のうちに米国・中国間の貿易協定が前進するという市場の願いが叶うなら、再び投資家の望みどおりの幸せな日々がやって来ることになる。

私達はこれら懸案事項の一つ、または両方についての重要な発表が待たれる10月14日の週に木星が予測不可能な天王星にセスキコードレイト(セスキスクエア/135°)を形成し、それが木星・海王星スクエアを再び刺激して覚醒させるという事象に注目している。木星・海王星スクエアはいまだに正確なアスペクトからはそう離れず、近接したオーブ圏内に在るからだ。つまり、木星はまだ海王星に対するスクエアの度数から3°以内に在泊しており、天王星は海王星への正確なセミスクエアから3°と少し離れた位置に在る。そして木星は天王星に対するセスキコードレイトによって、天王星・海王星に割り込んでいるのだ。

それに輪をかけて、10月13日(日本時間14日朝)は満月だ。その直前の10月12日には金星が “不測の惑星” たる天王星に再び重要なオポジションを形成する。今回は蠍座からお金の星座宮である牡牛座へのアスペクトだ。そうだ。牡牛座はお金であり信用であり資金でもある。このアスペクトがまた木星・海王星スクエアを呼び覚ます。だからこの時間帯には「非合理な活況」に対する宇宙的サポートがたっぷり供給され、これが今後1〜2週間続くことになる。そして再び、希望の泡がもう一つの大きな失望に転じるという非常に現実的な可能性が待つことになる。

また、それではまだ足りないとでもいうように、10月7日と14日に太陽が土星と冥王星にスクエアを形成する。私達はこのアスペクトにも注目している。土星は政府に関連し、冥王星は以前も述べたように、負債と税金に関連する。このコンビネーションはまた政権から人を排除しようとする企図にも関連している。つまりこれは、大統領弾劾に向けての調査が少なくとも今後1〜2週間は激しい執念をもって進められるだろうことを意味している。もし私がこうした動きを正しく読んでいると仮定するなら、おそらくこの流れはゆうに2020年の大統領選までもつれ込むかもしれない。何故なら2020年後半には火星が牡羊座で逆行し、8月〜11月の大半で土星と冥王星にスクエアを形成するからだ。弾劾運動がそのタイミングを念頭において進むよう計画されているのかどうかはわからないが、私はそのように見ている。

  もし2016年の選挙がひどく汚いものだったと考える人がいるなら、2020年の選挙を待ってみるといい。その時、逆行の火星が土星と冥王星にスクエアを形成中で、さらに水星もまた投票開始の24時間以内に逆行を終え、順行に転じるのだ*
*順行に転じる時、水星は天秤座から山羊座の土星にスクエアを形成、同時に牡羊座のエリスにオポジションを形成、米国始原図の蟹座の水星にはスクエアを形成している。またこのあたりで山羊座に集結した木星、土星、冥王星(それに小惑星パラス)は米国始原図2室の冥王星と月にコンジャンクトしようとしている。

良いニュースもある。今の私達が生きているうちは、2020年が米国大統領選に絡んで展開する政治闘争のピークとなるかもしれないということだ。これについては現在鋭意執筆中の『フォーキャスト2020』で詳説するつもりだ。今年12月15日という米国での発売予定に変わりはない。

2017年と2018年のシリーズでは、世界の政治経済に起きる「リセット」について述べた。そして2019年版では2020年に展開するカプリコーン・ステリウムへの「セットアップ」の年と位置付けたが、これも見ての通り、現在進行中だ。そして、2020年は「チェックメイト」の年となるだろう。米国行政府と他の世界、そして国家的指導者達との間で2017年以来続けられてきたこのチェスの試合で、誰かが勝利し、誰かが敗北しようとしているのだ。






訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:56|PermalinkComments(0)金融アストロロジー