November 2019

November 12, 2019

🌕11月12日の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開き実を結ぶときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180° 対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのかを、あらためて見せてくれる「鏡」だと言えるかもしれません。なので満月のテーマは新月の瞬間から色濃く育っていくとも言えるでしょう。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにその経験を消化(昇華)し、エネルギーはゆっくりと静まっていきます。それはこの世界に生きるわたし達の意識に与えられたプログラミングの一種かもしれません。そんなシステムをどう使うのか?それとも使われるのか? それはきっとわたし達次第。さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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★満月タイムスケジュール★
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯(ずれるなら満月前がベター)に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】
東京・関東ローカルで 11月12日22:53前後、北海道周辺で22:59前後、関西方面は22:34頃(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で22:04前後に 牡牛座19°51'で満月となります。

今回のテーマのベースであり、今も背景で発効し続ける新月の大テーマについてはココをご覧ください。
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サビアン・シンボルによる【満月がもたらすテーマと挑戦】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考に、アスペクトを加味して書き下ろしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月 牡牛座19°→20°/ 太陽 蠍座19°→20°】
  🌕 “A newly formed continent”
  『新しく形成された大陸』
  🌞 “A parrot listening and then talking”
  『耳を傾け、その後で喋るオウム』
     ↓↓↓
  🌕”Wind, clouds and haste”
  『風、雲、その急速な動き』
  🌞“A woman drawing two dark curtains aside”
  『2枚の闇のカーテンを引き開ける女』

11月27日新月 射手座4°台
 『歩行を学ぶ小さな子供』→『木の上のフクロウ』
 に繋がっていく

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)テーマ発効期~11/26】
 ※満月の場合、1週間~数日前から前倒しで感じられると思います

→★様々な物事を拡大解釈して都合よく利用する言動を見抜く
  (その底流に存在するはずの「本質」の変容に注意)
→★良くも悪くも「噂話」が大きな影響力を持って蔓延する傾向
→★古い思想や哲学、昔の知恵、流行などを再認識、または再利用する
→★自分を護るために誰か力のある他者のことばを盾にする
→★水面下で進行しつつあった物事が急速に進展/加速していく
→★無意識の怒りを操ったり不安や怖れをもてあそぶ心理に注意
→★一時的に身を引く、または目立つことを避けて力を溜める必要
→★新しい観点、新たな手法、新しい力を求める気持ちが強くなる
→★時間と手間を切り詰めて都合のよい部分だけを抜き出す言説に注意
→★隠されていた事実に光が当たり目の前の事実が陰に隠れる
→★何かに突き動かされて熱が入り、とめどなく喋り続ける傾向
→★早くやらなければ、行かなければ、と急く気持ちに注意
  (誤解、ミス、違反、事故、怪我、損壊や火事なども含めて用心)
→★古い手法や面倒な手続きが本来持っていたはずの意味に着目してみる
→★「内なる子供」が抱えるトラウマを受け入れ、きちんと向き合う必要
→★突発的な知性の輝きや「降って湧いた」新たな思考を大切に扱う・・・→


★エネルギーのポイント:新月
           『しなやかに座して凜として立つ』
            ↓
            満月
            『背中を押す力の真偽を識別する』

            

191112FM



  昨夕 そぼ降る雨の中、食糧品の買い出しにスーパーに行きました。そして何日かぶんの買い物を済ませ、屋上の駐車場に出てみたら...いつの間にか雨は上がっていて、雲の切れた空に丸い月がぽっかり。。 とても鮮やかな光を放っていました。そしてそれを見たとき、なんとも言えない複雑な気持ちになりました。うーん、自分でも理由はわからなくて、ことばで言えば「ぁ...満月。」なんて、あまりにも当たり前のことしか浮かびません。嬉しいとか哀しいとかいう微妙な感情もなく、ただそこに月が満ちて在ることを、少しため息混じりに感じ取った...とでも言えば良いのかな。でもたぶん、それは『フォーキャスト2020』の原稿が来始めて以来 仕事に埋没するような日々が続く中で、自分自身が「今、ここに在ったこと」にふと気付いたような...そんな感じだったかもしれません。この満月は小惑星ヴェスタとコンジャンクト。そして冥王星とはトライン。何かとても深いところから「名付けられない存在の火」を呼び起こすようなところがあるのかもしれません。


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  このところの惑星エネルギーは、たとえ何がどうとは言えないような曖昧さの中にあったとしても、何故かちょっと落ち着かないような、先を急がされるようなフォースが混じっているように思います。何かわからないものに背中を押されるような感じと言えばいいでしょうか。何を急ぐのか、何をするのかはひとそれぞれで、ただ何かを始めたほうがいいのかな?とか、誰かに会いにいこうか?とか、そろそろ○○の準備をしないと...とか、または何かどうしても欲しいもの、買いたいものが出てきたりとか...。本当に様々だと思います。一方、世界を見れば、様々な国の様々な土地で、今まで起こり得なかったような物事がいつ終わるともなく進行している今。地球はある種の緊張感に覆われつつあるように感じられます。これはやはり、ラスボス的な土星・冥王星コンジャンクションが一歩また一歩と近付いているからかもしれません。このコンジャンクションの正確な形成は、山羊座22°台。期日は来年1月12日〜13日だけれど、今年のクリスマス前後にはもう発効圏内(たぶん地政学的にも危険期)に入るし、牡羊座23°台にじっと控える準惑星エリスもまた、両惑星とのスクエアを待ち構えています。

そんな中、2020年以降への「セットアップ」が着々と完成していく今という時は、わたし達ひとりひとりにとって、個としても集合体としても、とても大切な時期なのだと思います。どんな暮らしをしていても、どんな想いを抱えていても。そしてどんな出来事やエネルギーに翻弄されたとしても。最低限、自分が今立っている足許を見失わないこと。 自分が拠って立つ本質って何なのかを確かめながら、一歩、また一歩。 ときには立ち止まりながら。 土星が冥王星に近付いていく、その足取りに負けずに。笑ったりしんみりしたり、ときには怒ったりしながら、でも揺るがずに。

今年の『フォーキャスト』はいつにも増して深い内容と今の星回りの様相もあり、携わっている間はブログはお休み気味になります。けれど、11月6日にツイートした満月までの要注意点は、この満月から次の新月までの期間にも有効だと思うので、よかったら参考にしてみてください。😊


★惑星スケジュール、ちょっとだけ

11月14日 金星がOOB(アウトオブバウンズ)入り、海王星とスクエア
        (12月13日〜14日まで)
  金星のOOBはよく「恋愛至上主義」なんて言われます。もちろん「愛しすぎる」傾向のひとも出るのですが、必ずしもそんな傾向ばかりが強く出るとは限りません。反対に極端な懐疑主義やトラウマに陥りやすい傾向、または恋愛よりも友愛が突出するようなケースや、移り気、一度に複数のひとを愛する多重恋愛傾向、また何度も結婚と離婚を繰り返すケースなども見られます。ただしこれは金星OOBを恋愛問題に特化して、あまりに狭く見てしまう観点だと想います。通常、外側から金星OOBのひとを見る限り、ちょっと変わったものや「普通」ではないもの、ひとによっては危険をはらむような物事に惹かれる/興味を持つ(または気付く)傾向や、常識から外れた感受性、そして気に入ったものをとことん深く掘り下げていく傾向が強いです。(でも同時に醒めた見方もしている)。その「とことん精神」が恋愛に顕れれば、これと思った相手を何年でも待って諦めずに落とすひとがいるかもしれません。けれどその後どうなるかは、出逢いの性質次第です。

なので、たとえば「感受性が強すぎて “普通の状況” ではかえって安定しない」「ちょっと変わった味わい」「あれこれと定まらない傾向と、ひとつの物事に徹底して突っ込む傾向が同居している」または「その二つの傾向が入れ替わり立ち替わり顕現する」などが考えられる特質でしょうか。つまり「どこかで覚醒しながら耽溺する」あるいは「耽溺しながらどこかで覚醒している」...とも言えそうです。また「インスピレーションの豊かさ」「異質な美への高い感受性」を持つとも言われています。それは当然「自分の感性に嘘がつけない」性質として表面化するでしょう。また、こう言い換えることも出来るかもしれません。「常に “それ” ではないものを探し求めている」。なんだか禅問答っぽいかな...「これではない」だったら現実的な拒否や否定になるけれど、あくまで「それ」。いつも何かを探し求めている。けれどそれは「太陽が統制する地球」が提示出来る「あれ」や「これ」ではない。だから自分でも何だかよくわからない。ただ無意識のうちに求め、深く感じようとする激しさを持っている...そんな感じだと思います。

また金星OOB持ちのひとの内面には「情の深さ」が共通して見られるけれど、それが常にわかりやすい形で出るとは限りません。おそらく、状況によっては冷たいひとに見えてしまうケースもあるでしょう。それは、これもまた無意識のうちに、何処かで「感情の限界」を知っているからかもしれません。なのである程度年をとって経験を重ね、自分が誰であるかを薄々でも知り始めるまでは、誤解されたり、多くの軋轢や辛い経験をすることがあるかもしれません。けれど、紆余曲折をものともせず、誤解されるようなことがあってもめげず、素直に正直に、これと思ったことを探求し続けるなら、素晴らしい何かを創り出せる可能性を持っています。

著名なミュージシャンでは、たとえばビョークが金星OOBだと言えばなんとな〜く感じが掴めるでしょうか。

  ただし、ネイタルの金星OOBを読む場合は金星が在泊するサインや度数、そしてアスペクトを十分に加味しながら分析してください。OOBはかなり特徴的だけど、それが人生のどんな場面でどんなふうに顕れやすいかは、当然ながらネイタルチャート全体のテーマに大きく依拠します。アスペクトによっては、OOBの特質が内在化してほとんど表に顕れないケースも見られます(それでも本人が気付いているかいないかは別として、内面の葛藤はあるけれど)。また、OOBが金星単体で顕れているか、それとも月(最強のOOB)や他の惑星OOBと共に顕れているかも、どの程度OOB的な性質が突出してくるかに関連します(月、水星、火星など、特に他の “個人惑星”もOOBであるほうが強い)。

  金星が密かにそんな味わいを見せるOOB期、そうと知った上で高まる感受性を上手く使えれば、きっと楽しく過ごせるかも? とりあえずインスピレーションが湧きやすくなると思うし、音楽や美的な物事への感性も全体に高まりそうです。ただ海王星とはスクエアなので、“なんとなく” 衝動的になったり、熱にまかせて(理想でも愛でもイデオロギーでも)ここぞとばかりに語りすぎたり、巧みな騙しのテクニックについフラっとしたり...なんて顛末には気を付けてね。どんな物事でも、なんとなく勢いでズルズル行く感じになると、後で後悔しそう。この期間はきっと「熱と理性の共存」が鍵になるかも。

11月19日〜23日 銀河中心とイクシオンに木星がコンジャンクト
  もともと無頼なイクシオン。何かやらかしても罪悪感など持たないイクシオンが銀河中心に在り続ける間、「深い謝罪」が本物なのか「真剣な真実の追求」が実は上辺だけで、本当は他の思惑があるのか、なかなか識別がつきにくいかも。米国ではトランプ大統領の弾劾が一番の話題になっていますが、本来は、もし真実であれば、それにも増して世界を揺るがすことになりそうなジェフリー・エプスタイン事件(世界中の政界、経済界、著名人や王室まで巻き込むと言われ、渦中の中心人物が獄中で「自殺」とされる不審死を遂げた大規模な人身売買&性的虐待事件)が闇に葬られようとしているようです。 この種の事件の真偽は、昔から永遠の闇の中に葬られることが殆どだとしても、同じエネルギーはわたし達の日々の暮らしの中でも働いています。例えば「うーん...ヤバイかな。ま、いいか」「面倒だし、クサイものにはとりあえず、蓋!」的な見逃しや逃げの姿勢を誘いがち。そこに訪れる木星が、本物の「審判」を下すのか? それとも、どっちもどっちの無責任♪ みたいな傾向を増大させるのか? 自分の内面も、他のひと達の言動も、注意深く見ていけたらと思います。

11月21日 水星順行開始 蠍座27°38’〜

11月20日〜23日 土星とヴェスタがトライン
季節の変わり目、刻の変わり目を感じるような、そんなトライン。そこはかとなく、何かが終わり、何かが始まっていくような。これまでの経験が、やがては豊かな実りになっていく予感のような。もう過去の秘密も要らない。もういい。そして、自分が大事にしてきたものの他に、自分が拒否してきたものが何だったのかをもう一度、かえりみてみる。自分を留めてきた様々な予断や怖れに別れを告げるために。そして窓を開けて、新しい空気を吸いこんでみる。自分が誰なのか? それは変わらなくても、何かが新たに変容していくのを感じる...ヴェスタの火の力を味方につけて。そんな、密やかな力...。

11月24日 OOBの金星と木星がコンジャンクト
        (銀河中心とイクシオンもオーブ圏内)

11月25日〜26日前後 OOBの金星が山羊座入りしてフォルスと
              コンジャンクト、カイロンとスクエア
この微細な、でも強烈な力に触れてフォルスが働けば、突発的なエネルギーの噴出を経験するひとがいるかも? 一時的には痛くても、それは過去のトラウマから卒業する機会になるかもしれないし、「この傷もまた今まで生きてきた自分の証しであり「勲章」なのだ」と、あらためて捉え直すチャンスとして使えるかもしれません。経験はすべてが力になり得ます。

そして...
★11月27日 新月


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have a great trek!!!★
hiyoka(^_^




November 10, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント11/11【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2019年11月11日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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今週のメリマン・コラムは ≪短期ジオコズミクス≫ のみの抄訳です。
なお、来週のコラムはお休みさせていただきます。🙇‍♀️


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    “長年にわたり強気論者として知られてきたエドワード・ヤーデニが『株が高くなりすぎている』と懸念している。ヤーデニはS&Pの予想株価収益率(forward earnings multiple)が19〜20まで上昇すれば「酷い修正安」を招く怖れがあると警告する。現在、S&P500指数は17だが歴史的標準値は15〜16だ。”

— Stephanie Landsman
   “A ‘Market Melt Up’ is Becoming a Real Risk as Stocks Hit New Highs”
  https://www.cnbc.com 2019年11月3日付


     誰もが今、市場のメルトダウンならぬ「メルトアップ」を求めてやまないようだ。もちろん多くの著名な市場アナリストもまた、3月〜6月の「メルトアップ」を予測してきた。そして米国(と世界の多くの株式市場)は7月後半に確かに史上新高値まで舞い上がった。これは射手座を運行する木星とダウ工業平均との歴史的相関性に基づいて、2019年8月の前後2ヵ月以内に長期サイクルが天井をつけるのが望ましいという予測によく合致した。

このトランシットは、2018年11月8日〜2019年12月2日まで発効する。木星は8月11日、ちょうど射手座の中盤で滞留〜順行に転じた。歴史的研究を頭に入れた上で、米国株式市場もまた木星が射手座の中盤に在泊した2007年10月11日に史上最高値をつけ、そこから世界大恐慌以来最大の下落が始まったことを考えれば、今回そこで4年サイクルがトップアウトしたとするのは妥当な予測であった。だが、現在この長期サイクルの天井予測にとり理想的な時間帯を過ぎてしまった事実は何を意味するだろう? 木星が射手座を運行するタイムリミットである12月2日まで、サイクルの天井と射手座の木星との相関性は有効なのだろうか?

これに関しては月曜夜に発行するMMAサイクルズリポート月報において、株式市場のスペシャル・リポートとして回答するつもりだ。


     一方、最近の米国株式市場の騰勢を支持する他のジオコズミックな相関性が存在する。一つは射手座を運行する木星が、「バトンウッド・チャート」と呼ばれるニューヨーク証券取引所の設立図(1792年5月17日)の木星、冥王星、土星、海王星と非常に調和的なアスペクトを形成していることだ。トランシットがもたらすこの思いがけない大当たりは10月11日〜11月25日までが発効のオーブ圏内だ。またそれと同じ時期の11月7日〜16日、NYSE設立図の天秤座22°〜27°に在泊する木星・海王星コンジャンクションにトランシットの火星がコンジャンクトしている。火星(熱)と木星(拡大)がこれほど顕著に強調される状況にあっては「メルトアップ」という概念が生まれても不思議はない。だがこれはいつまで続くのか?

まず火星について言うなら、来週はTMI(Trump Mars Indicator)の一つが発効する。11月8日〜14日、火星が大統領のネイタルの金星・土星コンジャンクションにハードなスクエアを形成するのだ。これはすでに発効しているように見える。彼は米国—中国間の貿易戦争に関して中国が発表した関税の段階的撤廃への合意を否定した(火星から金星へのハードアスペクト)。金曜の市場はこれを嫌気したが、これまでのところ、その影響はそこそこといったところだ。市場は大統領の機嫌にもかかわらず、いまだに反騰し得ることを証明したようだ。

     しかしながら、現在水星が蠍座を逆行している(11月20日まで)。だから民主・共和両党から相手側に対する調査や捜査の話が大量に飛び交っている。民主党が大統領弾劾に向けて足並みを揃えているばかりでなく、今や司法長官ウィリアム・バーがコネチカット州検事のジョン・ダーラムを、何故FBIが特別顧問ロバート・ミュラー任命に繋がった2016年の選挙について対情報操作を開始したのか、その理由について捜査するよう任命した。

トランプとその支持者達が申し立てている主張は、クリントンを落選させるためにロシアが選挙に介入したという虚偽の話を民主党(その界隈では“ディープステート”と呼ばれているが)がでっち上げたということだ。もし2016年の選挙介入の発信源を捜査する捜査官を捜査するという話に少し混乱させられたとしても、別段気にする必要はない。今は単に「魔女狩り」の季節... いや、まぁ「トリックスター」たる水星が仄暗い洞窟を走り抜けて地下世界の秘密の隠れ家、蠍座に埋蔵された記録の隠し場所を目指しながらやりたい事をやりたいようにやっているだけだ。

     これら全ての調査から何かが明らかになるかもしれないが、一般の人々が見たいと思うような事柄ではないかもしれない。32年〜37年サイクルを持つ土星と冥王星のコンジャンクションが2020年1月12日に山羊座で起きる、その寸前まで来ている今、事はそう生易しくはない。政治的にはこれが、休火山にも似た何事かが噴火し始めるといった様相に繋がるかもしれない(山羊座の冥王星と共に蠍座も強調されている)。民主、共和両党の指導者達が腐敗と隠蔽の網に絡め取られていると判明するにつれて、それは単に「沼地から水を抜いて何が出るか見る」という以上の状況になる怖れがある。それは好奇心をかき立てる。それはとても複雑怪奇だ。蠍座を逆行するミステリー好きな水星が心惹かれる全てがそこに詰まっている。とりわけ水星逆行の中盤である11月9日〜10日、そして満月が起きる11月12日はそうなるだろう。


     あなたの地域(または国)の調査官から発信される、何か恐ろしいニュースに備えておこう。それと共に、他者の行動や動機に疑問を抱き、問いただしたくなる自分の衝動も抑えたほうが賢明かもしれない。それが彼らに火を点けて、今度はあなたのことを問いただすかもしれないからだ。






訳文ここまで
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