December 2019

December 24, 2019

🌑12/26の新月・日食―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

★お知らせ★

来年からは、原則としてレギュラーで掲載するのは<新月の星読み>のみになると思います。2020年に入ったらもう少し自分に時間の余裕を与えたいな...なんて思ったのが理由です(^_^。満月も新月のテーマの結実として重要ではあるけれど、たぶん何か感じることはツイートしたりするかもしれません。🍀

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つのではないでしょうか。
    例えば... シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで  12月26日14:32前後、北海道周辺で 14:38前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は14:13頃、沖縄周辺では 13:44前後に山羊座 04°06’ で新月となります。
(蝕は東京で14時28分から。最大蝕は15時36分)

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サビアン・シンボルによる【 新月がもたらすテーマと挑戦 】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた象徴の言葉をそのまま書き写した「オリジナル版サビアン・シンボル」を使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月・太陽 ♑️山羊座04°~05°― 発効期:12/26~1/24 】
(この新月は日蝕なので、このテーマは根底をなすものとして約1年は続く)

→🌑🌞"A party entering a large canoe”
   『大きなカヌーに乗り込む一団の人々』
            ↓
→🌑🌞”Indians rowing a canoe and dancing a war dance”
   『一艘のカヌーを漕ぎ戦闘のダンスを踊るインディアン達

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
 ※ひとによっては数日前から前倒しで感じられると思います。
 ※今回は新月から満月を経て次の新月まで共振し続けるキーワードを抽出しています。

 
→★人間なら誰もが持つ根源的な本能からの理屈ぬきの行動に
                後から理屈をつけて納得しようとする心理
→★全員が一蓮托生でありながら各自が細部にこだわってまとまらない状況
→★理屈抜きの感情が勝つか、やせ我慢でも人間としての品性を保つかの選択
→★非常に不安定な状況に突入することを知った上でどうにか秩序を保つ必要
→★セクシャリティに関わる政治的態度やポリティカル・コレクトネスに注意
→★「香り」によって刺激される様々な本能とその功罪に対する繊細な配慮
→★よく理論武装された話法の裏に見え隠れする隠された動機に注意
→★素早く動くべき時を瞬時に感知し対応する洞察力を身につける
→★議論のための議論、その場の勝利を味わいたいだけの無駄な会話に注意
→★繰り返すマジカルなリズムと動作を通して内なる力の感覚を呼び起こす
→★「敵」の裏をかく謀略やゲリラ的な戦法によって圧倒的力の差を超える
  (アイデアと技倆と緩急の調整によって圧倒的に有利な相手の弱味を突く)
→★多勢に無勢で波に呑まれるか、優れた舵取りで乗り切るかの孤独な挑戦
→★自分を鼓舞したり勇気づけたり、または癒やす音(音楽)に触れる
→★「愛と戦争は手段を選ばない」→ 何でもアリの「勝てば官軍」状態を見る
→★莫大な集中力を維持しながら底なしの強烈な “深淵” を過ぎ越していく必要
→★大きな注目を集める卓越したパフォーマンスが生まれる可能性
→★幻想的な魅力に引き込まれる、または何かに駆り立てられる経験
→★気のゆるみによる社会的な言動のミスや確認不足に注意する必要
→★競争原理に覆われた現実の中で困難にくじけず健全な闘争心を保ちながら
             自分にとって価値ある何かを見出していく・・・→


★エネルギーのポイント:嵐を想いながら静謐な内面の湖を覗き込む
                  
 
           
191226NMSE


eclipse


★12月新月・日蝕の星模様とチャレンジ ★

(主なアスペクトとスケジュールざっと)
 ※今回も個々のアスペクトについての解説は省きます。何か思いついたらその都度ツイートするかもしれません😉)

太陽・月・木星(とイカルス・フォルス)がコンジャンクションのSノード日蝕が
 天王星とトライン、ルシファーとオポジション(太陽・月・木星はパラレル)
土星・冥王星コンジャンクションまでオーブ1°台
イカルス&フォルス・カイロン・ルシファーのTスクエア
火星・ヘカテとグリーブがスクエア
月のノード軸をネッソスが調停

<惑星スケジュール少し>


12月23日~1月12日 水星がOOBとなる

12月29日 水星が山羊座入り

2020年1月3日 火星が射手座入り

2020年1月11日04:21 蟹座20°00で満月!
 太陽・水星・土星・冥王星・セレスがコンジャンクト
 木星・Sノード・レクイエム・アグニがコンジャンクト

1月13日 0:10ごろ土星・冥王星コンジャンクション
 1月12日 天王星が順行、月・火星トライン

1月25日6:41 水瓶座4°21’で新月!
 新月が天王星にスクエア


この日蝕はサロス132で、シリーズが誕生したのは1208年。アストロロジャー、バーナデット・ブラディは著書『Predictive Astrology The Eagle and the Lark』の中で、こう特徴づけていました。
『関係性が突然終わる可能性(年若いひと、または子供との間柄に起きる可能性)、感情的に多大な影響力を持つ蝕。トラウマを通して変容を遂げるような可能性がある』

25日発売予定の『フォーキャスト2020』では、メリマンさんがこう示唆しています。

『この日食は月のサウスノード・タイプで、通常はノースノード・タイプよりも困難だ。そしてそれが、時間的に冬至と非常に近接して起きる。日食の影響力は常に強力で、それが起きる星座宮とその星座宮が司る経済セクター、そして日常生活の領域に深刻な途絶や混乱が起きることを示唆する。その影響力は食が起きてから1年~2年続く可能性がある。』

この日蝕シリーズ誕生時の度数は獅子座28°台。
この位置には以下のような象意があります。

厳しく辛い世界で自分のベストを表現する挑戦
古い皮膚をそぎ落とすための苦闘、変革と勇気
生まれ出ようとするとてもデリケートな何かをこの世界の荒々しさから護るという挑戦
新たな経験の予感とそれに関する胸騒ぎ、イノセントなおののき

  この日蝕はこれからの1年を彩る様々な出来事とその要因を、具体的にも抽象的にも心理的にも物語るようなエネルギーを放射するのではないかと思います。今回はひとつひとつの分析は省略するけれど、上に挙げたアスペクトを見ても、良くも悪くも物事がいろいろな方向に同時に誇張されるような感じを受けます。また、一年を通じて干ばつや洪水その他の自然災害、それによる農作物の被害にも注意を要すると思います。

心理的には、もしネガティブな側面が出れば、容赦のなさ、気に入らないものは徹底的な排除を求めるような心理、駆け引きと強制(または力と力のぶつかり合い)、ひとの話を聞かないような頑固さ、不満の暴発、やりたい放題の放埒さ、罪悪感 vs 罪の意識の欠如などでしょうか。最近、「ファシスト」ということばが蘇ってよく耳にするのだけど、実はそれって正義 vs 正義、方向性の異なるファシスト 対 ファシストの戦いなのかも?

けれど、その徹底精神には見るべきもの、ポジティブな面も沢山あります。カルミックな出来事や道を選択することにつきまとう哀しみや惜別のこころ、そして突然の凋落...そんな人生のハードさなんかに負けない強靱な精神(たとえば虐めにあっても、それを乗り越えて自分の栄養にしていけるような)もこの蝕には示唆されているから。また、危険をものともせず何かに挑戦したり、いったん目標が決まれば厳しい訓練に耐えるだけのこころの強さも与えられそう。それは「根性」というよりも、否応なく集中していく不思議な能力かもしれません。でも、ケガしたり過労にならないよう、やり過ぎには気を付けてね! 

そして、過ぎゆくもの(一過性の上辺の白波)と留まるもの(自分の芯をなす何か)をしっかり識別していきましょう。


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★蝕と長期の星模様に寄せて★


    とうとう今年最後の新月、そして日蝕ですね。マレーシアやインドネシア近辺では金環蝕となり、日本からも部分蝕は見られそうということだけど、お天気はどうかなぁ...雨という予報もあるけれど、少しでも見られるといいですね。新しい時代がいよいよ頭をもたげるという2020年はもうすぐそこです。

前回の日蝕は7月。そこからわたし達は、大きな変化へ向かって進みゆくセットアップの中で、もう一段進んだ領域に入りました。これまでの約半年、みんなの暮らしは、人生はどんな風だったでしょう? 新しい出逢い、または別れ、気持ちの変化や重要な浮き沈み、あるいは新たに発見した自分自身の新しい顔。または何か大きな予感...。そんな経験、あったかな? 

前回の日蝕当時、こんなことを書きました。

『これから月蝕、そして12月の金環蝕(日本では部分蝕が見られる)と2020年1月の半影月食、そして春を迎えるまでの間に、世界の政治・経済・社会、そして日本にも、本当に沢山のことが起きてくると思います。もちろん、わたし達それぞれの人生にも。各自が選んでいる人生の道で、心理的にも現実の状況においても、様々な変化を体験するひとが多いのではないでしょうか。わたし達はとにもかくにも扉を開けて、新しい世界へ一歩踏み出そうとしているところ。突然明日から何かが変わるわけじゃなくても、こころの細胞がリニューアルしていく。そんなとば口に立つ今...』


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  今振り返ってみると、今年は災害による犠牲も多かったし、これまでの社会的な理解を超えるような狂気や、追い詰められて一線を超えてしまったと思える犯罪も目立ったように感じました。長く隠されてきたことがどんどん掘り起こされ露呈し、以前はあまり気にもされなかったようなことが論議の的になり、糾弾されるようになってきた今日この頃。一方では魔女狩りに等しい仕打ちで名誉を傷つけられる事例、嘘の告発や詐欺に等しい行為も増えたように思います。

自ら支配する魚座の中盤を悠々と行きつ戻りつする海王星の下で、わたし達の中には『何かを掛け値なしに愛したり信じたりしたい』という純粋な想いへの憧れ(海王星)と、『この世の中には何も信じるに足るべきものなどない。ひとも、物事も、気を許せば嘘ばかり』という、ますます根深くなろうとする不信感(海王星)の狭間で、知らず知らずのうちにフラストレーションを溜めてきたひとが多いかもしれません。この力もまた新しい年/新しい時代へ向けて、良くも悪くも使い方次第になります。フラストレーションはちょっとした刺激でエネルギーをシュンッと頭部に集約させ、そこで「ああでもない、こうでもない」と要らない理屈を紡ぎ出します。それが自分を縛る呪詛のことばにならないよう、気をつけてください(呪詛の対象が世間でも、誰かでも、自分自身であっても)。

どんなに嵐が吹き荒れたとしても、最終的に見つめるべきは自分自身の深奥。それは「わたし」を一瞬一瞬ふるえさせ、微細に揺らすことで「ここ」に存在させている震央。そして、出口はいつもそこに在る。(海王星は今「あまり空気を読まない無意識の行動を制し、自分の道にとって適切な表現に変える—|インスピレーション|→刷新への原動力」というテーマの位置に在ります)。ここから先は、全てが脱皮のための刺激…くらいに考えておくと良いかもしれません。


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  世界では気候変動を懸念する声、政変や政治不信など、いたる所で不満の声が上がり、高まっていきました。そして一部の独裁政権による人道に反する行為、自由を監視し阻もうとする力への抵抗、そして以前から続く局地的戦闘も止むことなく今年が終わろうとしています。一時期 “グローバリストの理想” が叶うかのように見えたヨーロッパ、そして米国社会の分断は、その夢や理想自体がはらむ矛盾(おそらく人間存在そのものが抱える矛盾)を反映しながら、ますます深刻化しています。こうしてセットアップの年は終わり、これからいよいよ新しい変化の時代に突入、そして当初に経験すると予測される、一種の混乱期に入っていきます。

  ここから先は、おそらく個人レベルでも、大なり小なり世界を覆う壮大なエネルギーの波を被ることになるかもしれません。あるひとはとてもダイナミックに、またあるひとはさざ波と遊びながら、ある時点まではっきりとは感じないままに...。こころの持ちようによっては、とても面白い時代だと感じられるだろうし、古くなってしまったものにしがみついていれば、辛い時期を通過するかもしれません。自然災害への備えや、まさかの時の心構えも一層必要になると思います。

また、『これが正しいんだ!』という思い込みがあまりに強すぎるひとは、気付かないうちに「静かな狂気」に巻き込まれていく可能性もあります。同じような考え方のひとばかりのエコーチャンバー(共鳴室)に在り続ければ、何がどこで狂い始めたかには気付きにくいものです。意見や世界観の違うひと達との出会いは、新しい発見のチャンスかもしれません(もちろんこれは、互いに聞く耳と尊重精神があれば...の話だし、その機会はあまり多くはないかもしれませんが)。また、同じ世界観を共有するひとであっても、異なる見方をするひとに対するリスペクトを持たないひと、人格攻撃をするひとや蔑視用語を使うひと、批判ばかりのひとからは出来る限り遠ざかったほうが良さそうです。


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  また、山羊座のステリウム、土星・冥王星コンジャンクションは、人間の根底の沼地とも言うべき無意識に刻みつけられた『絶滅への恐怖』を刺激してくるところがあります。このアスペクトはすでに大分前からオーブ圏内に入っていますが、広く世の中の関心を惹き付けるニュースの底流にはこうした感覚が潜み、密かにわたし達を一定の方向に誘っている可能性がありそうです。また、牡牛座入りした天王星も別の角度から「肉体の変化」とそれに抵抗し、元に戻そうとする心理を生み出すかもしれません。

  ここでその一例を挙げてみましょう。「絶滅への恐怖」と言えば、気候変動、地球温暖化とそれへの対策を求める少女活動家グレタ・トゥンベリさんが脚光を浴びています。彼女は出生時間がわかりませんが、サンライズ・チャートで見ると、トランシットの土星と冥王星がネイタルの月に乗るかたちになります(あくまで仮想チャートのひとつなので、これ自体でどうこうは言えませんが)。またネイタルで木星・冥王星・エリスの火性グランドトラインを持ち、自ら支配する水瓶座に在泊する天王星は、政治に関わることが多いパラス(公正と正義、絶対的自由と誇りの追求、または苛烈な懲罰心)とコンジャンクト、蠍座(獲物は逃がさない)の金星とはスクエア、双子座の逆行土星(制限された、または一方向に向いたコミュニケーション)とトライン、BMリリスとはセクスタイル、そして審判/懲罰的で「許さない」という感覚を刺激してくるオルクスとはオポジションを形成しています。デイリーワイヤーに掲載された最近の彼女(と側近の大人達)からのコメントによると:

    『私達の活動はもっと幅広い範囲に拡げるべきであり、人権、正義、そして政治への意志がもっと必要です。結局、問題は環境だけではなく、植民地主義、レイシスト、抑圧的な父権社会システムこそが環境破壊を創り出し、私達を殺し、未来を奪う元凶なのです。ストライキ、抵抗運動など、他の活動も必要です。全てを変えるのです。政治指導者達は私達の手から逃げられません。闘いましょう。』


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  これはやはりとても土星・冥王星的なアジテーションだと思います。確かにここで糾弾されている父権社会は、その社会が固めてきた「秩序」とともに山羊座の土星が象徴するものであり、それを根こそぎにひっくり返そうとする企ては冥王星的です。けれど、彼女の話法そのものは古来から続いてきた力と力のぶつかり合い、力による強制的な変革 — 革命を思わせます。だからこの運動は、新しい力というよりは、冥王星の破壊力がまずカオスを創り出していく動きの一つなのかもしれません。その後に本当に新しいものが生まれ出るための土壌としての混沌と、爆発する精神を...。

  だから彼女が率いるこうした動きには、環境問題だけでなく、政治や社会に漠とした不満を持つひとびとも巻き込んで拡がりそうな熱(火性のグランドトライン)があります。彼女は天性のアジテーターとして、両親を含む政治活動家の大人達に見出された(あるいは少女としての人生を略奪された)ひとなのかもしれません(イデオロギーの世界を支配する射手座の冥王星と小惑星ペルセフォネーがコンジャンクト)。太陽とカイロンとルシファーのコンジャンクションは、彼女が負っている生まれながらの障害を指すのかもしれないけれど、今後2~3年のうちに失望を味わったり傷つく可能性があることは気掛かりです。それでも、彼女は何があろうと自分の内奥に響く真実を求め、自ら変容しながら、我が道を歩んでいくのではないでしょうか。彼女の月は、OOBです。

  気候変動に関しては、CO2による地球温暖化の他にも地軸移動に関連する1万2000年サイクル説などの他、専門家による異なる学説が発表されており、けっして世界規模でアカデミックな統一見解が出ているわけではないと聞いています。けれど一般に、政治家やメディアからは他説が一切無視されているというのもちょっと不思議な気持ちになります(ただし、もし1万2000年説が真実ならおそらく今の人類には「どうしようもない」からだろう、という話もあるけれど)。この運動を世界のリベラル急進派とも親しいユダヤの大資本家ジョージ・ソロス氏が支援していることは、彼の秘書がグレタさんに寄り添っていることからも事実として欧米の独立系ニュースに取り上げられていたけれど、この動きは新たに地球規模のビッグビジネスを生み出すのでしょうか? それとも将来的には、資本主義の破壊と新機軸の社会主義世界の創造へと繋がる目論みでもあるのでしょうか? なんて、ここまで来ると少し陰謀論的な香りも漂ってきて足を踏み入れたくないのですが...。ただ、どんなことでも表面に見える物事、風に吹かれて海面に立つ白波だけを見ていては、たぶん事の本質はわからない...。グレタさんとその活動に関しても、他の政治家達や社会の動きに関しても、もしマンデーン・アストロロジーを通して世界を見ていこうとするなら、必ずニュートラルな見方が出来なければならない。良い、悪いを自分の思いや願望を通して軽々に判断してはならない。そんなことを考えたりします。


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  どうしてこの日蝕で長々とこんな話をしたかというと、土星・冥王星の組み合わせには陰謀論の蔓延が付き物だからです。2021年に入ると、土星は魚座の海王星とウェイニング・セミスクエア、つまりウェイニングフェーズの最終局面である1/8フェーズに入ってきます。これは今までの甘美な「夢」が壊れるときでもあり、また、だからこそ『信じたいから信じてきたものをこれからも信じ続けたい』ために目をつぶり、耳を塞ぐひとが増えるときでもあります。メリマン・コラムや『フォーキャスト2020』でも指摘されていましたが、2020年を幸せに乗り切っていくためには「プランニング」が大事。つまり個人レベルでは、自分が進みたい道を見据え、いったんそれを明確に描き(変化も許容しつつ)、夢を現実に変えていくための実際的な計画を立てる。そして予期せぬ事態とそれへの対応を考慮に入れながら、不屈のこころを持って進む... ということが鍵になりそうです(わたし自身は計画って大の苦手なので、自分で書きながらため息が出るのですが...^^;)。

けれど冥王星が放射する、無意識を根こそぎ持っていこうとする力は侮れません。それはまるで、ジクジクと浸透してくる、重くてもっちりと粘るようなエネルギー。それに負けず、踊らされずに自分の道を歩いていくには、今までよりも深い、より深いレベルで自分とは誰なのかを識っていくこと、そして現実に動いている「世界」をより広く識ることが必要になるでしょう(見たくない物事を見る可能性もあり、それもまた重いタスクかもしれないけれど...)。 そして、良さげに見えること、聞こえること、あるいは『なんて酷いんだ!最低!』と感じる物事をすぐには信じない習慣をつけることだと思います(魚座の海王星と月のノード軸のTスクエア ― 海王星が支配する精神的な物事・深みについての宇宙...つまり真の自分からのテスト ― も1年後に近付いてきます)。

わたし達は、今自分が感じていることにフィットする意見や解説はすぐに信じてしまいがち。けれどこれからはなるべく、気になることがあれば一つ一つ、自分自身の手で納得いくまで調べること、それが、少なくとも今後を乗り切っていくための優れたツールになるのではないでしょうか。読んだことが気になるなら、切り取られた文言ではなく、全文を読み切り、必要なら裏付け(これも全文)を取って、可能であれば周辺事情も調査した上で自分の頭で考える...たぶんそんな習慣かな。これはけっして理論武装するためではなく、感情に揺らされることのないニュートラルな芯を持つための行為です。自分が本当に動くべきときが解るのは、その「芯」で感じたときだけだから。


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  そんなわけで、もしネットやTVなどで見た物事、または人物に対して良くも悪くも何かを感じたなら、憶測で決めつけたりせず、全ての人間にはそれぞれの人生の積み重ねが存在し、自分には計り知れない体験を経てそこに存在するのだということを忘れないでください。歓びでワクワクするのは素敵なこと。けれど、自分の願望を投影して他者に完璧を望んだり、あげくにむやみに怒ったり怖れたり、うわついたり浮き足だったら...土星・冥王星コンビの思うツボ。何故ならこの2惑星が力を合わせて創り上げた重厚な鎚が嬉々として自分の上に振り下ろされる、そんなきっかけを自ら与えることになるから。それに、今の冥王星は昔の冥王星より強力かもしれません。どうしてかというと、冥王星にはこのところずっと、1994年に発見された同じ冥王星族のアーラウンがぴたりと付き従っているからです(発見当時は約6°離れていた)。彼はケルト神話の異界の王で、地獄の猟犬を引き連れて死者の魂を追い続けるとされる存在です。前にも一度書いたけれど、アーラウンの惑星ノードから導き出されたキーワード(by P.セジウィック)を挙げておきますね。

エゴ的な言動と魂レベルの葛藤に関わる問題
内側に抱える魂の「火」と、それを活かしていく現世の火の信条のテスト
人や物事の裏に潜む真の動機や目的、理由を識別していく必要
行間に滲み出る「意図」を見破る努力、またはテスト
一度した約束をどんなことがあろうと誠実に果たせるかの試練
良いにつけ悪いにつけ、こころを騒がせ反応させるような物事に今までよりももっと注意深くなる必要

 『もっと深く見よ。内奥の真実から目を背けず、自らの混沌に誠実であれ』


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  山羊座の土星と冥王星、そして木星。これらのコンビネーションは、最高にも最悪にも、どちらの方向への振り幅も相当大きいと考えられます。ひとによって、そのトランシットのハウス・ポジションによって、その顕れ方と経験は様々でしょう。

けれど。たとえ周囲がどうあろうとも、自分に対して、他者に対してのリスペクトを忘れずにいきたいと思います。そして楽しむときは全てを抱き留めて大いに楽しみ、エネルギーを蓄え、本当に闘うべきときが来たら全力で、嘘なく、気高く戦いましょう(今、あちこちで仕掛けられている声高な戦いは、わたしには海面の白波に見えます。それが良いとか悪いとか意味がないとかではなく、混沌のための前座として動かされているように。もちろんそれに関わっているひとびとにとっては彼/彼女の人生にとって必須の体験として起きているのですが)。でも、たとえいっとき混沌の中で迷子になることがあっても、孤独で淋しくてたまらなくても。あなたは、わたしは、生きて今ここにいます。そしてここにだけ、世界の全てが、失ったはずの全てが存在します。そこからは、いつも新しい何かが生まれ出ようとしています。

これからは、古いものが壊れ、混沌の中から新しいものが少しずつ顔を覗かせる時代。けれど、「何が古くて何が新しいのか?」 それは今のわたし達にそう見えているものとは違っているかもしれません。何故なら、今のわたし達はまだ、右とか左とか、善とか悪とか、全てを、世界を、古い眼で見ていると思うから。「善」も「悪」も、その古い形も新しい形態も、階層や信条に関わりなく、世界のあらゆるところから芽吹き、頭をもたげてくるだろうと思うから。きっとこの先に待つという新しい時代。その世界が果たして良いのか悪いのかも、今の眼と常識では判断出来ないでしょう。それを決めるのは、新しい世界を生きるひとびと(またはわたし達)なのだから。 だから。今、わたし達はあらためて自分自身の道を見出し、それぞれが自分を満たしながら、ささやかに歩んでいくときなのだと思います。そのまなざしは、遥か未来からこの世界を覗きにきた異層のひとのよう。その想いは、凍てつく大地の下でワクワクと、あるいはじっと、芽生えを待つ球根のよう。あらためて。そんな...「わたし」でいたいと思います。



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  おっと。またもや前置きが超長くなった!
では今年最後のサビアン・シンボルにいってみますね。



★12月新月/日蝕のサビアン・シンボル★


新月のベースとなるシンボル:
山羊座4°『大きなカヌーに乗り込む一団のひとびと』



  いつも言っていることだけど、蟹座―山羊座軸は成長への圧力が一段階UPする領域です。たとえば蟹座は自己の内面に集中し、身近な関係(家族や自分が属する集団/自分のテリトリー)に対応する感受性と、それへの反応として出て来る感情を通して認識を深めていくことを強いられます。これに対して、山羊座は広い外的世界での成長を促し、射手座で培った「世界観」を使いながら、自分が行った行為と結果に対する責任を学ぶよう負荷をかけてきます。

けれどこのシンボル、一艘のカヌーに大勢のひとが乗るって…何だかとても不安定になりそうだと思いませんか?  一般的にカヌーと言えば、細くて深いV字型にくりぬかれた木製の船です。河や海を勢い良く走る姿を思い浮かべるのだけど、そこに「ご一同様」が乗り込むなんて、確かにひと波乱ありそうです…。ここで使われている "party" という言葉は、人々の集団、一定のイデオロギーや目的をもったグループ、政党、社交的な集まりなどの意味を持っています。そして、"in the same boat" と言うときは「同じ境遇同士」とか「一蓮托生」という意味になります。そして、"party line" と言えば、その組織やグループの公式な見解、あるいは「政党としての路線」という意味になります。


bigcanue



  では、そんなひと達が細長いカヌーにひしめき合ったらどうなるだろう...? 誰かが水に落ちてしまうかも? そうでなくても誰がどの場所を取るか、荷物はどうするかで議論や口論が始まるかもしれません。一つのパーティが二つに分裂するかもしれないし、そうこうしている間にカヌーがひっくり返るなんて可能性も大...。 これはもう、大きな波風が立ち、周囲に波紋が拡がるのが目に見える感じがします。これをまとめるリーダーは、厳しさと共に忍耐力や耳を傾ける力、また何よりカヌーが安全に目的の岸まで辿り着けるよう、不断の注意力を保つ必要がありそうです。でも、これは相当大変なことではないでしょうか? たぶん。

カヌーは大きな船舶とは異なります。よく訓練された乗組員が導いてくれるわけではありません。おそらく乗り込むご一同様には一応の上下関係や経験の差はあったとしても、内心は皆すでに、辿り着くべき向こう岸? に思いを馳せ、単なる過渡期の乗り物に過ぎないカヌーに関しては「誰かが舵取りしてくれるはず」という乗客気分でいる可能性が高そうです。

けれど、この一団にもしも何か明確な目的があり、そしてそれをぜひとも実現したいのなら、どこかの時点で誰かが人々を上手くまとめ、カヌーの舵取りをする必要が出て来ます。そうしなければ、目的地に着くどころか最悪の場合、悲惨な水難事故になる怖れがあります。また、たとえば「河を渡る」という行為が自分自身の「こころの河」を渡ることを意味するのであれば、そして新しい境地を目指そうとする「わたし」を象徴しているなら、自分の中で暴れているいろんな想いのそれぞれを拾い上げ、ひとつの筋道にまとめていく力が必要な場面です。


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  この度数に対向し補完する蟹座4°のシンボルが『ネズミと議論する猫』という不可思議な光景を描いていることを考えると、バラバラにまとまらない乗客達は、人間の奥底にうごめくさまざまな「本能」と、それを何とか抑制しながら無事にやり過ごしていくための「理屈付け」を意味している可能性があります。

以前、この蟹座側の度数がルネーションで出て来たとき、ネズミと猫の会話をこんな風に書きました。

猫『これから君に飛びかかって食べるにあたってだな、言っておきたい事がある』
ネズミ『…………………。』
猫『我々は獲物を捕って食べる。これは生きるためであり、自然の摂理だ』
ネズミ『そんなことを言われたって、殺されるのはイヤだ。それだって摂理だろ』
猫『いや、これは生物学的に言って正しいことだ。君は理解するべきだ』
ネズミ『冗談じゃない!食われてたまるもんか!』
猫『まったく聞き分けが無いな。知性が足りないヤツは食われても仕方無い』
ネズミ『いや待て待て待て!』(びゅーん)

結果:議論にならない。。。😂


cat&mouse



  けれどわたし達は自分の内部でも、たとえば「動かなくてはいけない...でも出来れば動きたくない...」などの葛藤があるとき、どうして動けないかについてもっともらしい理由をつけて自分を納得させたりします。けれど、どうしてもこうしたい、あるいはしたくない...、そんな気持ちがあるとき、それが本当に自分の核の部分からのゆるぎない衝動であれば、多少の恐怖や躊躇があったとしても素直にどちらかの決断を下しているかもしれません。何故なら結果がどうあろうと、自分が選択した道の責任は自分にある、それでいいと感じられるから。

けれど、どこかに違和感があるときは、当座の言い訳や合理化が必要になりします。自分の中に生まれて来るさまざまな衝動や本能的な欲望、そして怖れ。『こんなことしたら(またはやらなかったら)どう思われるだろう...?』 ともに居る、または働くひとびとが口にする様々な物の見方、意見、叫び、あるいは念や欲望、エゴの壁。わたし達はこころの中で、または職場や家の中で、ネット上で、様々な議論を交わします『方角はこっちだったろ!』『いや違う、あっちだ!』。誰かが誰かを論破し、優位に立とうとする。すると誰かがそれを批判し、悪の烙印を押す。さぁどっちに付く? うーん、どうしよう。小さなカヌーは揺れに揺れ、今にも流れに飲まれそう...。 

実のところ、互いに目的地はひとつだったはず。「議論」って、こころの中であれ、ひととひととの間であれ、本当は物事を、真実を、明確にしていくための共同作業だったはず。互いに意見を交換し、磨き、新しい光を当てて発見しなおすためのものだったはずです。はたしてわたし達は、怖れや衝動やエゴの壁(力を見せつけて自分のほうが上だと思われたいという欲望や他者からどう見られるか?への恐怖、または瞬時の快感)を乗り越え、自分に対しても、相手に対しても、オープンで正直になれるでしょうか? あるいは状況を見て加減を計りながらいくのなら、最後までその態度を貫き通してカヌーを安定させられるかな? 不毛な議論や理屈付けではなく、本当に自分の「芯」をしっかりとまとめ、荒波を乗り越えて向こう岸に辿り着くことは出来るかな? それとも、とっちらかったまま、他の誰かや自分にはどうすることも出来ない事情(と理屈づけた何か)のせいにして、ブツブツと呪詛のことばを吐き続けるでしょうか? そのことばは水面に届き、鏡となって還ってくるでしょう。このシンボルは、わたし達のささやかな日常に突き付けられる、そんな挑戦を象徴しているようです。

じゃ、次にメインのシンボルを見てみましょう。


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新月のメイン・シンボル:
山羊5° 『一艘のカヌーを漕ぎ戦闘のダンスを踊るインディアン達』


  さて、ここでも再びカヌーが出て来ました。でも、今回カヌーを漕ぐのはネイティブ・アメリカンの戦士達。きっとカヌーを操る腕も相当なものかもしれません。しかも彼らは士気を鼓舞する戦闘のダンスを踊っています。彼らは何か特定の目的(敵を打ち破る?)を持って集まり、エネルギーを高めるための特別な踊り ― あるいは儀式的な所作を演じています。ドラムが打ち出す勇壮なリズム、気持ちを高める雄叫びの声! これから全員で向かっていこうとするターゲットが何であれ、内なる集中力は否が応でも高まり、体中に力がみなぎっていきます。

  これから彼らがカヌーに乗って向かう先には、強大な敵が待ち構えているのかもしれません。普通なら、いくら大きめとはいってもたった一艘のカヌーに乗れる人数は十数人に満たないでしょう。それだけの人数で敵の陣地を襲うなら、それはゲリラ的な戦法になるはずです。あるいは囮作戦でしょうか? いずれにしても、とても危険な任務です。通常の戦い以上に命の危険は大きいはず。だからこそ、士気を高めるために今、彼らは戦闘のダンスを踊っています。部族の命運と誇りをその背に負って。愛する家族を護るために。戦士としての栄誉にかけて、この作戦を成功させなければなりません。その意味でも、前の度数の「ご一同様」とは覚悟が違うようです。彼らはその試練を乗り越えてきたはずだから。皆の目は同じ方向を向いています。そのいのちの火は同じように燃え、交わすことばももう必要ないくらいです。戦略はもう十分に練られています。あとはただ、大地を蹴り、足を踏みならし、生きとし生けるもの全てから力を贈られた者として、風に向かい水を掻き分け進んでいくだけです。


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  彼らの行く手には死が待っているかもしれません。敵の死と、自らの死と。わたし達は「死」と聞いただけで怖れます。誰でもが等しく、生まれたら必ず死ぬのだとわかっているのに。それは怖い。だってそれは、今がずっとずっと続くんだ...というその感覚の「断絶」だから。もしかしたら、死ではなくても、ただ何かを失う恐れも、先行きへの漠とした不安も、行き着くところはその「断絶」への怖れなのかもしれません。それなのに、イチかバチかになったとき、覚悟を決めたとたんにスッと怖れが無くなるときがあります。人間って不思議ですね。

よく『メメント・モリ=死を想え』という昔からのことばを聞くことがあります。死せる運命を十分に見つめ、その上で今を生きるとき、わたし達は敬虔さの中で真っ直ぐな気持ちになります。死に向かいたいんじゃない。生きるための力を自らに贈り、生まれ出た者としての自覚を持つために。もし今、向かいたい目的を思い描けるなら、それに向かって迷いなく歩んでいくために我が身の死を想い、自分の芯を確認し、より強くなる。それは特攻精神じゃない。スキルを持ち、戦略と計画を練り、必ず任務を果たし終え、帰還するために戦闘のダンスを踊る、誇り高き戦士の精神です。


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  今、自分の中に聴き取ることが出来るでしょうか? 響き渡るドラム、内なる火を鼓舞するような部族の歌、「わたし」の歌を。

これからの1年、たとえいつか圧倒的な力の壁が立ちはだかったとしても。自分自身を誠実に生き抜き、どんなことばを投げかけられようと、笑って過ごすための、自分だけの歌を「わたし」は見出せるだろうか? 火のダンスを踊れるだろうか? 人混みの中で、様々な出逢いの中で。またはこころの中にせめぎ合う葛藤の中で。 クリスマスの夜。そして新年を迎えて。ひとり静かに耳を澄ませてみたいと思います。

さぁ、幕開けの2020年がやってきます。 凪ぎも波も、みんな楽しんでいけますように...!



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have a great trek!!!★

hiyoka(^_^



December 22, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント12/23【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2019年12月23日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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【お知らせ】

 ※今年はこれが最後のメリマン・コラムになります。年明けは3日にコラムが出ますが、翻訳はお休みさせていただきます。来年もマイペースになると思いますが、よろしくお願いいたします。

フォーキャスト2020』12月25日に発売です。大きな変わり目となる2020年を迎え、メリマンさんもとても力をこめて書かれていますので、ぜひご一読ください。



≪ 先週を振り返って ≫


冒頭にはトランプ大統領の下院における弾劾決議と、それへの支持が思わしくなかったことについてのcnbc.comとウォールストリートジャーナルの記事の2本が引用されていますが、今回は時間の都合で割愛させていただき、本文のみ全訳とします。


  先週の様相は12月27日まで発効するポジティブな木星のトランシットと、1月12日に正確に形成される32年〜37年サイクルの厳しい土星・冥王星コンジャンクション(影響力のオーブは前後11ヵ月)とが相互に作用する完璧な一例となった。

今週は、米国と中国間に交わされた貿易協定の光がきらめいた後、米国、メキシコ、カナダのUSMCA貿易協定が下院で承認された*。そして週の半ばには、米国下院においてドナルド・トランプ大統領の弾劾が行われた。これは米国の党派的政争史上3回目となる。だが、株式市場にはそんな政争を気にする様子は見えなかった。市場はこれが貿易(木星)を通じた経済成長の新しい世界をもたらす貿易協定という歴史的な週であることに焦点を当てたのだ。そんなわけで、米国株式市場は史上最高値を更新し続け、それとともに世界の多くの株式市場が上昇した。
*反トランプで固まる民主党が支配する下院で承認されれば共和党が制する上院の承認はまず間違いないと考えられる。

  こうした事のみで、トランプ大統領の経済に関する手腕を議論することは困難だ。彼は市場や企業の懸念となっていた厄介な貿易協定をめぐる緊張感を解消した。これは12月15日の木星・天王星トラインと、この好ましいトラインを12月23日〜27日に太陽がトランスレートする事象の典型例でもあるからだ。従来から言われてきた事として、人々は自分の経済的満足感の高低に応じて投票先を決めるとされる。だがそれは必ずしも正しいとは限らない。最新の世論調査では、彼の支持率はいまだに50%を下回っている。米国人の半数は自分の懐具合に応じて投票するように見えるが、他の半数は人格を見て投票する。そしてそれは、今も引き続き大統領に欠落した部分だ。この事自体が、大統領として彼を望んでいる米国人と彼を追いやりたいと思っている米国人とが半々に分断されている状況を説明している。

  これは興味深いことだが、以前より多くの無党派層が彼の弾劾を望んでいるという。だが果たしては彼は大統領の座を追われるだろうか? おそらくそうはならないだろう。上院の2/3が解任に賛成票を投じることが必要だからだ。53vs47の過半数を占める共和党は、今後の選挙に向かって結束を乱す可能性は低いし、これが党派間の闘争だということは明白だ。しかし、トランプ大統領は今後2年間、冥王星と海王星の強力なトランシットの影響下に置かれる。冥王星は当事者の権威や権力への脅威と関連するが、それが彼のネイタルの金星と土星にオポジションを形成する。金星は愛と人気に関連し、土星は地位と権威に関連する。どちらも前向きな改善に寄与するとは考えられないし、とりわけ6月以降から選挙までは、火星が牡羊座を運行してアスペクトに参加し、好戦的なTスクエアを形成する。

同時に、トランシットの海王星は大統領のネイタルの太陽・天王星コンジャンクションとそれにオポジションの月(彼は天王星を含む月食の生まれだ)にTスクエアとなる。天王星を含む月食の生まれである彼は、強力な天王星を持つチャートがしばしば示す「異質な者」だ。もし人々が、彼が奇妙で「不適切」だと感じるなら(つまりこれが大衆の嫌う彼の「人格」なのだが)、彼らにはまだ何も見えていない。彼は弾劾投票の結果として「ノーマル」になるようなタイプではない。おそらく、その反対だ。ある人々にとっては、彼はもっと「愉快」になり、さらに奔放になっていくだろう。だがそのようなふるまいは、大統領の座から追われる状況に彼を近付けるかもしれない。何故なら冥王星もまた「力の剥奪」を意味する惑星だからだ。

ほとんどの政治アナリストは、この弾劾騒ぎが長く続けば続くほど民主党側を傷つけ、トランプの支持者を増やすだろうと見ている。だが私のアストロロジーからの理解と、山羊座の冥王星(審判)がもたらす事象が彼のチャートに及ぼす影響は、選挙に近付けば近付くほど反対の現象を示唆している。それに忘れてはならない事は、2018年の選挙で民主党があれほど多くの新しい議席を確保した理由だ。それは新しく選ばれた民主党員の新人達がトランプ大統領に反対の意を示し、その多くが彼の弾劾に向けて動くと言ったからだった。もし当選すればそうすると約束したことを彼らは実行したのだ。彼らを選んだ同じ有権者が、次は自らの代表者達を罰するだろうと共和党が考えているなら、それはあまりにナイーヴ(海王星)というものだろう。


  もしもトランプ大統領に似たような形をもって、冥王星があなたのチャートに影響を与えるような時は、あなたは通常なら人生で対処が必要になるとは思いもしなかったような現実に遭遇する。

そんな時、これまでに経験した人生の諸問題への対応法と同じやり方でそれを扱おうとすると、もうそれでは上手くいかなくなる。そこから抜け出すためには、価値観、信念、そして(または)ふるまいの全てにおいて、何らかの形で個人的な変容を遂げる必要があるのだ。

これを意志を持って行わなければ、自分が変容せざるを得ないような体験が半ば強制的に起こり、あなたの人生は不本意な形となって変化する。冥王星のトランシット、とりわけ土星へのそれは、人生においてすこぶる厳粛な期間だ。物事はもはやこれまでと同じではない。そしてあなたにとって、物事は以前と同じように動いてはくれなくなるだろう。




≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫


  さて、読者の皆さんは何よりもこれから先の金融市場の行方に懸念を抱いていると思う。そこで皆さんにホリデー・ギフトをお贈りしよう。2020年の米国と世界の株式市場について私がどう見ているかの概観だ。なお、詳細については今後1年〜3年のジオコズミック&サイクル・パターンの分析を含む『フォーキャスト2020』を参照してほしい。

まずは2018年10月3日の史上最高値の後、2018年12月26日〜27日に起きた19%の下落が続いたというのは非常に興味深い。今年10月3日はプライマリーサイクルの安値が示現したが、12月26日〜27に近付くにつれて史上新高値をつけつつある。このパターンはこれまでのところ、去年とはまったく正反対だ。

世界のほとんどの株式市場は15ヵ月〜18ヵ月サイクルを示しており、そのオーブは3ヵ月だ。米国において、これは15.5ヵ月(13ヵ月~18ヵ月)サイクルだ。これは2018年12月26日〜27日に底をつけた4年サイクルの1/3フェーズだ。世界の他の指数はたとえばヨーロッパのように3年サイクルを持ち、それが2つの18ヵ月サイクルで構成されている。この3年サイクルもまた2018年12月26日〜27に底をつけた(日本も同様で、その1週間後には中国でも底打ちが見られた)。

  簡単な計算では、米国株式市場における次回の15.5ヵ月サイクルは2020年4月±3ヵ月だ。この間には金星が逆行する(5月13日〜6月25日)。この時期にもし株価が明確に下落しているなら、世界の株式市場で買いを入れる絶好の機会になりそうだ。

この場合の下落は2019年の下落より規模が大きいと考えられるが、2018年12月26日〜27日のそれよりは小さいかもしれない。米国における2019年の最大下落幅は7.5%だった。2018年12月26日の下落幅は19%を超えていた。したがって、2020年4月±3ヵ月に底をつける場合の下落幅は8%〜19%と予測される。

その底値に続き、2020年12月21日に起きる木星・土星コンジャンクションに関する研究から導き出される天井示現期の範囲、12月21日±5ヵ月に入っていく。だが今の時点では、その高値が2020年当初の高値より高いか安いかを判断することは出来ない。

しかしながら、いったんその2度目の高値をつけ終わると、2021年の土星・天王星ウェイニングスクエアが示唆するとおり、市場は急落して6.5年サイクルの安値へと向かうだろう。これが示現するパターンとしての理想形は、2021年~2023年にかけての期間だ。


  これが私達の、来年に向けてのおおまかなロードマップだ。これが皆さんの投資計画において有用なガイドとなることを願っている。結局のところ、2020年の強力なカプリコーン・ステリウムに対応する策としては『プランニング/適切な計画』のひと言に尽きる。これは「創造の源」から人類に贈られたギフトの一つであり、アストロロジーはその計画を立てるにあたって使用出来る最高のツールの一つなのだ。

そしてもちろん、時を消化し年が進むとともに、これら各サイクル内で展開していくパターンに基いて出される日報、週報、月次リポートを通じて私達の見通しはより詳細に範囲を狭められ、洗練されていく。

このような想いを胸に、皆さんひとりひとりが楽しいホリデーシーズンを過ごされることを祈っている。ではまた来年!






訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:50|PermalinkComments(0)│ │金融アストロロジー 

December 01, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント12/2【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2019年12月2日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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【お知らせ】
 先日お知らせしたとおり、コラムは当分不定期とさせていただきます。🙇‍♀️


≪ 先週を振り返って ≫

   “中国は、ドナルド・トランプ大統領が香港の抗議者を支持する2法案に署名した後、報復すると脅した。『中国は香港人権法に強く反対している。』中国外務省副報道局長の耿爽(グォンシュアン)は金曜の定例記者会見でこう述べた。『これは全く以て覇権主義的行為であり、中国の内政問題である香港情勢への深刻な干渉である。中国は強力な対策を講じるだろう。』投資家はこれらの法案に署名したことが、12月15日の重要なデッドラインが近付くにつれて交渉を複雑にするのではないかと怖れている。それまでに交渉がまとまらなければ、中国製品に対する米国の追加関税が発効する。”

        — Fred Imbert
    “China Threatens to Take ‘Strong Counter-Measures’
    Against U.S. After Hong Kong Bill Signings”
    www.cnbc.com 2019年11月29日付

        “『私は中国の習近平国家主席と香港の人々を尊重し、これらの法案に署名した』トランプ氏はこう述べた。”

    — Lingling Wei, Philip Wen, Chao Seng
      “China, U.S. Aim to Save Trade Deal”
      ウォールストリートジャーナル 2019年11月29日付

        今、木星は最後に残された射手座での時間を過ごし、そして物事はこんな流れを見せている。木星も、それが支配する射手座も世界貿易を支配している。このトランシットが発効した過去13ヶ月間、多くの人々にとっての希望は、米国と中国との重要な貿易協定の交渉に入ることだった。それはこれまでで最大規模の取引協定の一つになると考えられていたが、これも射手座の木星の力学に見られる典型だろう。木星も射手座も物事を大きく考えるのが好きだ。全てが誇張され、膨らんで希望が暴走する。これら二つの原理の下に、縮小思考の居場所はない。だがそれももうすぐ終わる。12月2日、木星がもっとずっと要求の厳しい星座宮、山羊座に入り、来年に向かっていくからだ。

        「カプリコーン・ステリウム」へようこそ。それは過去13ヶ月にわたって用意された全ての「セットアップ」(プラン、決定、そして行動)の「結果」を世界が体験する1年間の宇宙サイクルだ。これがカプリコーン・ステリウムと呼ばれるのは、太陽系において最も外側に位置する五つの惑星のうち三つ(木星、土星、冥王星)が2020年12月21日までともに山羊座を運行するからだ。そして山羊座は「説明責任」または「最終責任」— “アカウンタビリティ”を要求する。

山羊座は細部に注意を払い、現実的で実用的なプランを受け入れ、実現の可能性を持つ成功話を好む。単なるポジティブ・シンキングや好ましい印象操作は通らない。過去13ヶ月の間、射手座の木星の下では全てが壮大で、何事も「最大」で「最も大規模」で「最も偉大」だった。だが去年の殆どの時期において、木星は魚座の海王星とスクエアを形成していた。魚座も海王星も、ファンタジーや妄想と関連する。つまり、何か凄いものを創れるというアイデアを発表するだけで、本当にそれが凄いものになるといった考え方が席巻する。だが最終的に、それはより土星と山羊座タイプの物事に収束していく — 非常に限定された形となり、約束された物事は「形骸」として残る。とはいえ、形骸もまた役立つ時はあるのだが。

     それでも、大統領は香港の抗議者の側に立った。それは2020年の国内選挙に向けて素晴らしい政治的態度となるかもしれない。だが、その米国自体も、自らが何であるのか(民主主義、資本主義、自由)、そしてこれからどうなりたいのかについて、米国自身の妄想を抱いている。いずれにせよ、これは貿易戦争が始まった当初から推進されてきた中国との貿易協定に繋がるような動きではない。私達は、そこからはるかに遠い所に立っている。

     香港の抗議者を支援する法案が成立する前、世界の株式指数の多くが反騰していた。 このコラムで追っているすべての米国市場は、11月27日水曜に海王星が順行し、11月22日から25日週末にかけてのジオコズミック重要変化日(CRD)のオーブの圏内のうちに、史上最高値を更新した。法案署名に続く株の下落は株式市場のパニックを引き起こすことはなく、今のところテクニカルに内在する深刻なダメージは見られない。しかし、木星が楽観的で希望に満ちた射手座を離れ、12月2日月曜から注意深く綿密な山羊座の1年間の旅を始めるにつれて、全ての弱気市場が何処かで始まらなくてはならない。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “才能に恵まれた知的な人々は常に過去に目を向けている。過去に惹かれ、過去について学んでいる人々に無能な人間はいない”

  — Mike Nichols
    映画監督(1931年〜2014年)


  先週の高値が米国株式市場における長期の強気相場の終焉を意味するかどうかはまだわからない。そう断じるには早すぎるが、同時にまた強気相場の歴史的サイクルから見れば非常に遅いと言える。この強気市場サイクルの天井は十分時期が来ているし、それを過ぎてさえいる。それは何処かで始まる — 木星の射手座運行最後の日か、木星・天王星トライン(12月15日)の近辺か、または土星・冥王星コンジャンクト(1月12日)か、あるいはそれさえも過ぎた何処かで。始まりを報せるゴングは鳴らないが、殆どの場合、土星、天王星、海王星そして(または)冥王星が互いにアスペクトを形成する時に始まる。そしてその一つが近付いている。実際、すでにそのオーブ圏内には入ってもいる。それは土星・冥王星の32年〜37年シノディック・サイクルで、2020年1月12日に起きる。長期サイクルが終わりを迎える時のオーブは前後11ヶ月だ。とはいえ、殆どのリバーサルは5ヶ月以内に起きている。

もう一つの非常に重要なシノディック・サイクルが2020年12月21日に起きる。それは木星が土星に20年ぶりのコンジャンクションを形成する時だ。これは前後5ヶ月のオーブをもって、株式指数の4年かそれ以上のサイクルとあまりに多いと言えるほど相関してきた。前回これが起きたのは2000年5月28日であり、世界の多くの株式市場では当時の史上最高値が示現した。そしてその後急落し、ドットコム・バブルの崩壊となった(2000年1月〜3月)。これら二つのサイクルが互いにオーバーラップし(オーブ圏)弱気の熊が冬眠から目覚めるまでには時間がかかるのかもしれない。これらと他のサイクルについて、その詳細を論じた『フォーキャスト2020』はまもなく発刊となる。


        さて、この本について話すなら... これまでに執筆した全ての『フォーキャスト』シリーズの中で最も困難かつやり甲斐のある仕事だった。その長さも今まで一番だ。これは難しかった。何故なら木星・土星・冥王星コンジャンクションの惑星サイクルが起きるのは山羊座だからだ。この三つの外惑星によるシノディック・サイクルが一年以内に起きるのは非常に稀なことで、参照可能な多くの歴史的事例を持たない。

だが、2020年1月12日に起きるこの長期の土星・冥王星惑星サイクルについて、私はその下に生まれた者として何かを知っている。今年の『フォーキャスト』で描写しているように、土星・冥王星コンジャンクションは「英雄か?それとも悪役か?」といった時期と同期する。また私はこうも主張する。土星と冥王星は超人的な取り組み/努力に関連する可能性があると。

そうだ、私もまた超人的だったと主張しておこう — それは土星と冥王星の組み合わせが創出する超人だ。何故なら私は4ヶ月足らずで250ページ(英語版)の本を書き上げたからだ。これをやり遂げるのは尋常ではないし、同時に働いてくれた5人のエディターもまた超人的だった。たった一つだけ、私が確信を持てないことがあるとすれば、果たして私はヒーローか、それとも悪役なのか?ということだ。

今の私は疲れてへとへとになっている。だがそれと同時に、実際に4ヶ月足らずでこれだけの範囲をカバーした本を書き上げることが出来たという事実に、自分でも少し驚いている。この経験は私に、もし自分の精神の全てを注ぎ込めば、やりたいと望んだことはどんな事でも達成出来るのではないかと考えさせる。

そしてもしかすると、それこそが2020年の山羊座の土星と冥王星から贈られるポジティブなメッセージなのかもしれない。もしあなたが意志を持ってこれと決めた物事に集中し続け、必死に励むなら — そしてそのタスクが完成する前に破綻したり壊れたりせずにいられるなら、あなたが達成出来る物事に限界はない。

私のタスクは完了した。そして今は私自身をケアし、再び充電する時間だ。ヘビーな土星アスペクトの厄介なところは人を燃え尽きさせることだ。土星の下で何かを達成し続けるためには、人生において仕事、休息、社会的な活動とのバランスを取る必要がある。それが今後4ヶ月の私のミッションだ。だが今は、この執筆マラソン期間を忍耐強く支えてくれた皆さんに感謝する。米国では今、感謝祭のシーズンだ。だが皆さんこそ、私が感謝を捧げなければならない一番の存在だ。

ありがとう!




訳文ここまで
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<訳者より>

  『フォーキャスト2020』の翻訳は今、最後の山場を迎えています。コラムにもあるとおり、今回は文章量も、その内容の深みも、今までにない領域に踏み込んでいて、それを日本語にしていく作業もまた、これまでに経験したことのないハードなものになりました。おそらくページ数から見て、紙の本はこれまでにない厚みになるかもしれません。

投資家の方はもちろんですが、今回は特にマンデーン・アストロロジー学習者の方にとって、もしかしたら永久保存版になるかもしれません。ここで詳しくは説明出来ないけれど、『フォーキャスト』『マンデーン』の2020年版を読んでくだされば、その意味がわかると思います(場合によってはパーソナルにも応用可能かも)。ただ、テクニカルな記述も多いし、歴史的な事例など耳慣れない名称や史実も多く出て来ると思います。時折訳注を付けましたが、十分とは言えません。なので不明の点はご自分で調べ、深めていく意欲のある方向けの本になっていると思います(本当に、土星・冥王星の年に向けて書かれた本ですね)。

『フォーキャスト』シリーズの翻訳は、来年からのディープでヘヴィな惑星エネルギーを先取りして感じ、それにどっぷり浸りつつ、メリマンさん特有のニュアンスを行間に感じながら、それらを何とか日本語に表現していくという作業です。日本にいるだけではわかりにくいニュアンスを掴むために、海外(主に米国社会)のニュースを深掘りするべき時もあります。その合間に『あぁ、世界は確かに燃え始めてるな...』と感じ、横目に桜だのシュレッダーだの言って騒いでいる日本の国会を見ては危機感を覚えたり。

そして、英語と日本語の絶対的な感覚の違いを痛いほど感じながら。細部をどの程度表現出来たのか...水星逆行を挟んだ正味2ヶ月半、一発校正&あまりに短い時間の中でミスは出ていないか..などなど、気になることは山ほどあります。が、自分自身に戻れる日まで、とにかくあともう少し。
引き続き頑張ります(^_^。


深夜、ひと息いれつつ

hiyoka


hiyoka_blue at 20:28|PermalinkComments(0)│ │金融アストロロジー