November 2020

November 29, 2020

メリマン・コラムのメモと満月・月蝕について少しだけ

⭐️ 今週のメリマンコラムはお休みさせていただきますが、送られて来た原稿を読む限り、たぶんメリマンさんが伝えたいことが書いてあると思ったのでメモ的に、書いておきます。ただざっとなので、完全な翻訳ではありません。エッセンスのみです。その点はどうかご容赦ください。後半は満月についてのメモ書きです。

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メリマン・コラム 11月30日付 ≪ 短期ジオコズミクス ≫ よりのメモ書き


  先週のコラムには、あらゆる政治的志向の読者から多くの反応があった。

  私が引っかかったのは、ドナルド・トランプ氏が起訴されるのか、恩赦が下りるのか、それとも共和党を支配し続けて2024年に再び出馬するのかを知りたいという、リベラル派の質問だった。

まずはジョー・バイデン自身の言葉を参照しよう。
彼は 「癒しの時」の到来を誓った 。

癒やし...か。今週もまた魚座で強調された海王星が方向転換の渦中で影響力を強め、12月14日(日本では15日に入ってまもなく)の重要な日食に近づいていく。まさにその日、米国では選挙人投票が行われ、これによって米国の次期大統領が正式に決まる。


  では、違法行為をしたと自分達が信じているその大統領に恩赦を与えることで、癒やしを 達成できるのか? あるいは、もし彼の行為が違法であることが証明された場合、その罰 — 彼らはそれを「正義」と呼んでいるが ― を厳格に遂行することで米国は癒やされるのか?

  さらに、トランプ支持者も主張しているように、ジョー・バイデンが副大統領時代に息子のハンター・バイデンに金銭的な便宜を図ったことに絡み、彼が潜在的に違法な取引をしていたことはどうなのか? あるいは、ヒラリー・クリントンと政府の機密情報を含む彼女の行方不明の電子メールは? またクリントン財団の違法な取引の疑惑についてはどうか? あるいは、オバマ政権がトランプ陣営に行ったとされるスパイ行為や、証明されることのないロシア陰謀論の捏造を承認するために果たしたオバマ氏の役割はどう考えているのか?

それらは1972年のニクソンによるウォーターゲート事件の選挙への介入と比べて、どこがどう違うというのか? それは合法的で今回は違うのか? また共和党上院議員のリンジー・グラハム氏が、ジョージア州の選挙当局者にトランプ氏の勝利のために何千もの郵送票を捨てさせようとしたとされる告発は合法であり、「法の上にある」ものなのか?

  現在巷で囁かれている、あらゆる疑惑についての意見を求めるメールの数々。それに対する私からの回答と根本的な問いは:

「我々は本当に我が国の基盤をゆるがす分裂状態を癒やす心づもりがあるのか?」だ。

  もし「ある」と言うなら、海王星が持つもう一つ別のテーマ「赦し」から始めねばならないだろう。それにはまず「真実」を認め、(それがどんなに自分の感情に痛みをもたらそうとも)現実をあるがままに見て、自分と合わないものを即座に否定する習慣を捨て、事実を見て見ぬフリをして自分を騙すことで現実そのものも変えられるという迷妄を乗り越えることだ。

  国として、また国際社会としても、米国民としての私達の先には、まだやらねばならない多くの仕事が待っている。


  11月30日には月食が起き、11月28日には金星・天王星オポジション、11月29日には海王星が順行する。これは、投資家の感情が変化するには十分な火力だ(まあ、海王星と月食では、火力によって水分が蒸発するようなものか)。

先週末、ビットコインでそれが目撃された。それは今週、他の市場でも見られる可能性がある。天王星の影響によって、トレンドは出し抜けに、突然変わる可能性がある。

そして、海王星が影響力のオーブを抜けると、非合理な高揚感の幻影はすぐに発作的な警告音に道を譲る可能性があり、さらにヒステリーが起きるかもしれない。特に、次の2週間の間に月食から日食へと移行するのであれば、なおさらその可能性は高まる。

射手座では、すべてが誇張される。だから慈善活動や楽しみに集中してみてはどうか。射手座はそれも大好きだ。


MEMOここまで
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以下は毎週のコラムと『フォーキャスト』シリーズを訳してきての、訳者としての感想です。

  おそらく、メリマンさんに意見を求めるひとびとの多くが、海王星によって厚く張られた煙幕の中で「占い」や「ご託宣」的なニュアンスを含む「断定的見解」を求めていたのではないかと思う。人間は常に自分より “物が分かっているひと” に安心させてもらいたいものだし。それに、断定的見解を披露されれば、それを支持したり従うだけでなく、自分の断定的見解を駆使して反論も出来る。つまり、戦える。論 VS 論で戦っていれば「何かをやっている感」を得られるし、自分を安全な場所に置いたまま、ひととき実人生で起きている物事を忘れられる..というひとも多いと思う。好戦的な今のムードの中では、それを無意識に望むひと達は多いかもしれない。

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これも今週のコラムより:

『海王星は前進のために患部の「治療」を求める。それに気付いていないと、海王星の真の目的を知ることは出来ない。その上に立って生き、行動することが出来なければ、海王星が求める真の「癒やし」も「赦し」も生まれない。皆さんにはその気があるだろうか? もしあなたがその痛みを厭わないのであれば、それは素晴らしい結果を生むだろう...』

引用ここまで
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海王星はあらゆる煙幕を張ってわたし達を誘惑する。

特に強い誘惑は:

「自己憐憫」
「被害者意識」
「加害者的罪悪感」
「同情や共感という名の無自覚な優越感」

または

「わたし(達)の罪は誰かを助ける(尽くす)ことで赦されるという浄罪感覚」
「わたし(達)が犠牲になることで全体が良くなるという期待感」

  これらはすべて「自分」を中心とする意識。なので思い通りにいかないと、救済/援助者→自己憐憫→被害者意識→…と堂々巡りになる場合も多い。魚座も海王星も、その本質は「無私」だとされる。牡羊座に至って生まれ変わる前の、魂的断捨離と言えるだろうか。けれど真の「無私」に辿り着く前に、わたし達が振り払うべき霧はあまりに厚く、広大無辺なのかもしれない。

  これらは政治問題だけでなく、日常の社会や家庭内の人間関係、友情や恋愛関係にもあまねく反映される。そして美しい(または正義の)幻想となって当事者やその周囲を巻き込み、あらゆるドラマを創造していく。けれど実際には何かがそこから生まれたり、進歩や進化が起きるわけではない。生まれるとすれば、それは混沌。悲喜こもごもの、個人的ドラマの集大成が社会の流れを創り出していく。

それに惑わされず、いや惑わされるときがあっても、間違ったと思えば潔く認めて引き返し、初めからやり直す。その繰り返しにめげず、何度でも気を取り直し、生きていく。そういうことが、人間として海王星の霧の中を歩いて行く道なのかもしれない。怒りも痛みも怖がらずに、誤魔化さず、こころを開き、ひとりの人間としての自分が今やるべきことを、淡々と積み重ねていく。

それはまるで、海王星の囁きに反することのようだけれど、それこそがこの惑星の霧の裏側に隠された「真実」なのかもしれない。その「真実」 は、結局はひとりひとり異なるものなのだということもまた十分に知りながら。そしてその上で、もし幻想を幻想として十分に楽しめるひとがいるなら、それはもう十分に「海王星使い」と言っていいのかもしれない。


(..なんかいつにもましてメリマンさんぽい翻訳口調になってるような...-_-;)
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11月30日18:29ごろの満月・月蝕メモ

双子座8°『労働者のストライキ』〜9°『沢山の矢で満たされた矢筒』

  11月30日の双子座の満月・月蝕。度数的には激しいものを秘めている。前回の新月からこの満月期近辺の世界は、いろいろな意味で荒れているけど、そのピークが月曜の月蝕。ただその次も強力な射手座の日蝕ということで、ここしばらくは社会的にも、自然災害、人災の面でも注意が必要だと思う。シンボルの流れとしては、鬱積したエネルギーの暴発、闘争、混乱から少しずつ的が絞られようとする、その手前で迷っているような雰囲気。

環境や自分自身を含め、変化を受け入れて踏み出さないと…と思う気持ちもあるけれど、見えない怖さも同時にあり、抵抗もしてきた。そんな経験をしてきたひと、しているひとにとって、その葛藤は大きいかも。全体的な圧力の高まりは、社会にも人間関係や個人にとっての今後のプランにも、様々なプレッシャーの感覚として顕れるかもしれない。まるで圧力鍋みたいに。それなら、熱とともに圧力鍋の蒸気が勢い良く抜けていく…そんなふうにエネルギーを使えるといいかも。まっすぐ。元気に。好きなこと、好きなイメージに集中して。息を大きく吸って、吸ったら大きく吐いて。ゆっくり、微笑んでみる。ヨシ!と力強く言えなくても、迷いの中で自分が、物事が落ち着いてくるのを待つのもいい。

何か正しいことを言わなくては…なんて気にしない。物事に行き詰まったら、投げ出すのではなく「ひっくり返して眺めてみる」。フライパンでオムレツをつくるときのように。ポンとひっくり返したその瞬間に、何かひらめくかもしれない。自分の中の綱引きにタオルが投げられ、みんな同時に尻もちをつく。そんなときにふと浮かぶ、ほんの小さな、取るに足りないこと。それが、とても価値あるものに育つかもしれないから。

今は潜在的な可能性があらゆる方向に開けている不思議なとき。当然、良くも悪くもいろんな道がある。だから怖れも生じやすい。もしこうなったらイヤだな...とか。起きていないことをあれこれ想像してみる。けれどあえて、沢山ある中から、ひとつの方向に絞ってみるのもいい。真剣に、遊んでみるつもりで。まっすぐに、矢を飛ばす。途中で落ちたら? たぶん落ちた場所にも意味がある。これは双子座満月の思考の遊びと割り切って。でも、双子の柱のど真ん中に、見るべきものが隠れているかも?

今、沢山の声がいろんなことを叫んでる。なんだか忙しい。遠くなんて見えないし。だから今日も間違える。けれど、何を言われてもまぁ、気にしない。もしそれが、螺旋のようにグリグリとねじ込んでくるようなことばなら、なおさら。それは皮下深く入り込み、海王星のネガティブ風味に染まった「わたし」と一体化していくから。

でも、もしそのことばが即座にグサッとくるなら、それって本当は自分で自分に言いたかったことばかもしれない。誰が言ったかは関係ない。まっすぐ矢のように飛んできて、スッと刺さってくることば。
『そうか...サンキュ! 今はまだどうしていいかわからないけど、たぶん、きっと、ちゃんとやれる』

何故なら、圧力鍋から噴き出る蒸気のように、自分の想いもまた沢山のポテンシャルを持って表現されたがっている。いろんな方向に。それをまず、感じてみたい。

太陽は射手座の第1ディーカンを進行中。ここはクセ者ぞろいの度数だし、刺激も強い。それを映す双子座の月は、安定の牡牛座を出て掴めない風となった。こころもとない。掴まるところがない感じ。でも何となく、自由なのかも?? 本当に? 大丈夫かなぁ.... けれど、楽しめるひとはそれを楽しもう。元気のないひとは、出来る限り眠り、好きなものを見て、聴いて、自分を元気にする物語にひたって。疲れた神経を休めたい。

でも、どんな物語の中にも今の自分自身が映ってる。それを忘れずにいたい。自分が立っている、わずか直径30cm足らずの大地。でもどんなときも、そこから全てが始まっていく。自分の中のぶつかりあいも、滅びゆくものの ささやかなぬくもりも。全部が自分の中にあり、ずっと、ともに生きていく。

まっすぐな矢でいっぱいになった矢筒は、わたし達ひとりひとりの姿。幾本もの矢は、これからどこへ飛んでいくだろう? その的は? 決まっているようで、本当はまだ何も決まっていない。ポテンシャル満杯。突然噴き出す力。動き出す何か。予感と予兆。

思い付くままの走り書きになったけれど、この満月・月蝕の位置はこんな感じのエネルギー。 これは破壊的にも創造的にも、どっちにも使える。双子座らしく、どっちもイーブン。かろやかに選んでみるもよし、選ばなくてもよし。でもこれから動き出す何か(外界にも内界にも)があることは確か。だから、目を瞑り、何も見えない闇の中で…やっぱり「ヨシ!」なんて言ってみたい。

これから月蝕、そして強力な日蝕へ。すべてはたぶん、自分が選んだ道。でもその道は、思わぬところに可愛いい花が咲いてるのかもしれない...

と、いうわけで...
この満月、月は風。太陽は火。火の影が、風を隠す。

なら、火を燃やし、火に負けず。
さまよう双子座の思考を貫いて、いこう...不可視の的をめがけて! 😊


Inner_cosmos


have a great trek!!!★

hiyoka(^_^


hiyoka_blue at 20:53|PermalinkComments(0)金融アストロロジー | マンデーン・アストロロジー

November 22, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント11/23【金融アストロロジー】 

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年11月23日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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今週も≪ 先週をふり返って ≫の一部(今後のジオコズミクスに触れた箇所)と≪短期ジオコズミクス≫(全文)の抄訳になります。

来週はお休みします。それ以降は未定です。🙇‍♀️


≪ 先週を振り返って ≫

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(先週の各地域の株式市場の動きを受けて)

  ...これらの世界的な指数の大部分は、特筆すべき重要変化日(CRD)になると予測されていた11月9日〜19日までの時間帯に重要な高値をつけた。だが私達は、太陽が射手座を運行することで強気シーズンになりがちな11月21日〜12月21日に株式市場が上昇し続けることができるかどうかを観察すべく待機している。

  他の市場では、金は11月19日木曜に再び1850レベルを試し、それは維持された。2000はおろか、1900以上に戻るのも難しい状況だ。銀は2360と2520の間での取引が続いている。大豆とトウモロコシも先週は1年以上ぶりの高値まで急騰した。大豆は4年ぶりの高値を更新している。だが引き続き大きな話題となったのはビットコインで、現在まさに史上最高値を更新しようかというところで金曜には18,830を突破した。過去の最高値は2017年12月18日につけた19,458だった。ビットコインにとって最もボラティリティが高い時期は、太陽が射手座〜魚座を運行する時(11月21日〜3月21日)だ。これからがまさにそのタイミングなので、急騰や急落が今後4ヶ月〜5ヶ月間続く可能性を示唆している。


≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “グレート・リセット "は、世界経済フォーラムが2021 年1月に開催するユニークなツイン・サミットのテーマとなる。世界経済フォーラムの創設者でありエグゼクティブ・チェアマンであるクラウス・シュワブは、『グレート・リセットは、すべての人間の尊厳を尊重する新しい社会契約を構築するために必要だ』と語る。『世界的な健康危機は、社会的結束力、機会均等、包括性の欠如という点で、私達の古いシステムにおけるサステナビリティの欠陥を露呈させた。また私達は、人種差別の弊害に背を向けることは出来ない。私達はこの新しい社会契約の中に、私達が若者の期待に応えることを保証する世代間の責任を組み込む必要があるのだ』”

  — Adrian Monck, World Economic Forum   
    “The Great Reset: A Unique Twin Summit to Begin 2021”
    public.affairs@weforum.org 2020年6月3日付

  “ここで取り上げる鍵は、数ヶ月のオーブを考慮しておよそ2020年近辺まで、現在の「ウェイニング時代」に終わりは来ないということだ。経済、社会・政治の領域、そして集合体の統治のあり方は、その時点まで変化しない。その理由はリーダーシップの欠如か、または指導層がそれだけの権能を持たないだ。これが何を意味するかといえば、今世界中で膨らみつつあるフラストレーション、不信と冷笑主義、現況への落胆は、真の改革、新機軸の思考、そして統合を探求する真新しい観点を使うことによって、2020年代の始まりにそれとわかる形で新時代の幕が開くまでは、ずっと存在し続けるということだ。”

  — Raymond Merriman
   「ザ・グレートリセット
     — 土星ウェイニングアスペクトが終わりゆく日々」より
   『フォーキャスト2017』より 2016年11月


  “「アメリカの大統領がこれ以上悪質で非民主的な行為をするとは考えにくい」と、2012年の共和党大統領候補、ミット・ロムニー上院議員(ユタ州)は語った。”

  — Dan Mangan
    “Shame: Protesters Tell Michigan Lawmaker to Certify Vote for Biden
    as He Goes to Meet Trump”
    www.cnbc.com 2020年11月20日付


  さて、今週は少し市場から遠ざかろうと思う(まぁ、これは私が書く私のコラムということでご勘弁願いたい)。米国で政治的に何が起こっているのか、そしてこの状況についての読者からの質問が殺到しているからだ。

  冒頭に掲載した2本の引用文は、このコラムが、ニュース記事や人間活動における重要な動きを、それが起こる前に報告—予測—していることを示すまた一つの例に過ぎない。宇宙のメッセージに関する知識を通して、これらのコラムに書き記した洞察が、後になってまるで自分が考え出したかのように他の人によって「発見」されることは、よくあることだ。 残念なことに、アストロロジャーの仕事が源泉となって生まれたものは、オリジナルのソースとして引用されることはほとんどない。何故かといえば…「占星術」だからだ。

アストロロジーに対する社会的価値観の現状は、社会がこの注目すべきテーマの研究や調査を支援する機会を逸したことによるものであり、それは大きな損失でもある。これまで幾度となく証明されてきたように、アストロロジーは地域、国家、またクローバルな社会のどのレベルにおいても、何かを「計画」するにあたっての重要な機能の大いなるツールとなるからだ。

  私がこれを書いているのは、すべてのプロフェッショナルなアストロロジャーと同様に、ある一つのことを理解しているからだ。それは「自分が犠牲者になった気分」とはいったいどういうものか? についてだ。つまり、あなたが真実だと信じていることに対して、システムが「不正に操作されている」と感じることがどのようなことかを理解しているからだ。あなたがその問題について何を考え、何を感じるかはこの際、問題ではない。

重要なのは、あなたが何を知って、それに対して何をし、どう行動するかなのだ。

あなたは諦めるのか?  泣き言や愚痴を言うのか? 癇癪を起こし、あなたのグループ(または党派)に属する人々のキャリアと幸福を危険に曝すような行為をするのか?

あるいは、不正、差別を正すために働き、常に卓越した仕事をし、自分自身と自分の仕事に自信を持つ人間のモデルとして倫理的かつ正直に行動し、独自の研究や発見を報じることによって、自分が誰であり、何をしているかについての真実を広めるのか? 

あなたのふるまい自体が次の「選択」となる。そしてあなたはその選択の結果に責任がある。その結果が気に入らないからといって文句や泣き言を言ったり、癇癪を起こしても何の役にも立たない。結末は変わらないし、行く末には自分自身を傷つけることになるだろう。

  「自分は被害者だ」「犠牲になっているのだ」という感覚は、海王星の領域に属している。トランシットの海王星の下では、人はしばしば虚偽、噂、または証明が不可能な疑惑の対象となりやすい。それも野放しで荒ぶった糾弾よりも、ただ率直に尋ねるだけで誤解だったことがわかるような疑惑であるケースが多く見られる。あるいはまた、あなた自身が他の誰かを自分の申し立ての犠牲にする加害者なのかもしれない。それもけっして真偽を証明することは出来ないまま、ただ他者の幸福を損なうばかりか、同時に自分は正義の味方だと思い込んでいる人自身さえ傷つける可能性がある。

  この2週間で私が最も頻繁に尋ねられてきた質問は、すべてトランプ大統領の行動、つまり選挙結果の受け入れを拒否するという行動に関わっていた。

“連邦保安当局者は選挙は「米国史上最も安全な選挙」だったと語っている” *(Deanna Paul, "Giuliani Claims Fraud Conspiracy, Wall Street Journal, 2020年11月20日付)という事実が報じられたにもかかわらず、彼は選挙が不正操作されたと主張している。そこでこのコラムでは、すべての読者の皆さんに向けて私に寄せられた質問に答えようと思う。私がアストロロジーのレンズを通して理解した言葉によって、これらの出来事をどう見ているのかを知って欲しいと思ったからだ。

* 目安としては左派中道路線とされる USA TODAY紙 は、FEC(連邦選挙管理委員会)議長トレイ・トレーナー氏が『“この選挙は違法であり、不正が行われた”と言明した』という一部保守系紙のニュースに対し「ファクトチェック」と題する記事を掲載、これを「一部のみ真実」と断定した。別の独立系ジャーナリスト(Tim Pool氏/クラシック(オールド)・リベラル派とされる)によれば、実際の言葉としては『今回、ある程度の不正があった』ことを認めたというのが正しいという解説も。また投票システムを提供したドミニオン社は最初の承諾を突然翻し、ペンシルベニア州公聴会への出頭と証言を拒否したと報じられた。その理由は不明。
今は世界中の報道機関が右派左派を問わずニュース報道というより「党派別機関紙」と化す傾向が以前より際立ってきたようで、何が真実かは本当に見えない。魚座の海王星の下では「真実」という言葉自体が曖昧な意味しか持てないのではないだろうか? いずれにしても、昔ながらのすべての「権威」に疑問符がつく今、報道機関もまたその例に漏れないのかもしれない。 各報道機関に対する “ファクトチェック・サイト” も存在するが、メインストリーム・メディアの大半が信頼度で高得点を得ていることから、特にトランプ支持の中道〜保守派の人々の間ではサイト自体のバイアスに対する疑念も強い。個人でも簡単に使えるディープフェイク技術の発展と一般化もその潮流に拍車をかけ、疑念をより底深いものにしている。

「トランプ氏は現在の選挙結果を覆すことになると思うか?」

 — そうは思わない。

「彼が共和党を支配し続けると思うか?」

 — いや、もうその時は過ぎた。 彼の時間は終わったと信じている。

「あなたは民主党支持か?」「共和党支持か?」

 — そのどちらでもない。

「 あなたは偏見を持っているのか?」

 — 人間なら誰もが偏見を持っている。それは 避けられない。
  だが 結局のところ、それは問題ではない。

  重要なのは、誰もがどう現実に適応するかということだ。そしてそれが、海王星トランシットの厄介なところだ。海王星は現在、トランプ大統領の太陽・天王星と月のオポジションに対し困難なTスクエアを形成している。前の2回の『フォーキャスト』シリーズ、そして最近このコラムでも述べたように、今は大統領にとって、物事の現実をありのままに見ることが非常に難しい時期だ。彼は現実の状況に繋がり続けることに苦労しているだろう。そしてその現実は、けっして喜ばしいものではない(再集計がすべて終わった後、彼は負けるかもしれない。そうならなければ、私は本当に驚くだろう)。何故か? その理由はこの同じ時期に、彼のネイタルの金星・土星コンジャンクションに対し冥王星がオポジションを形成しているからだ。トランシットの冥王星の下では誰も逃げられないし、痛手を受けない者もいない。それが土星とオポジションであれば、本人の義務 — 役割 — は多くの場合終了する。大統領としての彼の責務は、彼自身がどう抗おうとも終わりを迎える可能性が高い。

「彼はホワイトハウスから強制的に追い出されることになるのか?」

 ― 冥王星が関わることから、その可能性はある。

「トランプ氏がクーデターを起こし政府を乗っ取ろうとするのでは?」

 — ここが米国でなければ それも考えられるし、試すかもしれない。 しかし、トランシットの海王星と冥王星が彼のネイタルの惑星達に絡み、プログレスのアセンダントが天秤座から蠍座へと移行することを考慮すれば、乗っ取りに成功するというよりも、十中八九、解任される可能性のほうが高いと思われる。しかし、上昇中の惑星が海王星であることから、そんなアイデアが頭の何処かにふと湧かないかといえば、そうではないだろう。

  去年の9月にISAR(www.isarastrology.org)が開催した大統領選挙に関するウェビナー・ディスカッションにおいて私は、トランプ氏のプログレスのアセンダントが今回の選挙から就任までの間に天秤座から蠍座に移行することを指摘した。これは約30年かかるプログレスだ。ネイタルの木星(幸運)が在泊する天秤座から蠍座へと上昇宮が移ることは、彼の人生の中で居心地の悪い時期の始まりとなる可能性が高いと私は述べた。ネイタルの木星が天秤座に在泊しているため、プログレスのアセンダントが同じ天秤座に在る時なら、彼が望むものは何でも手に入れることが出来た。だが今はもう、その時ほどやすやすと思い通りにはならなだろう。

彼は蠍座には何も持たない。まあ、彼は負債を抱えているかもしれない。蠍座は債務を負うことによって成功することもある。借金をバネにして彼/彼女の欲しいものを手に入れることがあるのだ。蠍座で体験する現実は、木星が在泊する天秤座とは180度異なるものだ。 だから私は、彼は政治家としては終わったと思う。だが蠍座はお金の星座でもあり、他者と取引するのが大好きだ。だから彼は、まだまだトランプの札を配ることが出来る。

「彼がこの難関を乗り越える方法はあるのか?」

 — もちろん、ある。冥王星と直面する時は「避け難いこと」に対する降伏が必須となる。それは現在、トランプ氏の脚本にはない筋書きだろう。まずは変化が起きてしまったことを一旦認識し、固執していた物事を手放すことが必要になる。それから全てを再構築するのだ。それによってこそ、冥王星の力はやわらぐ。そして彼/彼女は生まれ変わる。その時、別の道で新たに体験する成功は、これまで以上に大きいものとなる可能性がある。だがそれまでは、万力の締め付けがどんどん強まっていくばかりだ。

そして最後に
「今回の選挙は操作されていたと思うか?」
「今回の選挙で不正行為が行われたのだろうか?」


  まあ、前述の海王星のトランシットが、米国ネイタルの火星・海王星のスクエアにもTスクエアを形成している。詐欺や不正行為は海王星の庇護と援助の下で行われるのだ。ただしそのチャートの当事者のほうが騙されているのか、それとも詐欺を実行する張本人なのかどうかは、常に疑惑の中にある。

海王星は通常、彼らの主張を支持するに足る確実で説得力のある証拠を提供する力というよりは、より非難がましくなりやすい質を持つ。だからその質問への答は — 「私にはわからない」だ。不正の可能性はある。だが、その疑問への答がトランプ大統領の現在の状況を変えるとは思えない。彼は傷ついたレームダックだ。そして私は彼が一刻も早く癒やされること、そして彼の人生を軌道に乗せるために冥王星が要求する個人的な変革を遂げるよう願ってやまない。


  さて、トレードや投資のための洞察を得るためにこのコラムを読んでくれている皆さんに向けて、ひと言書いておこう。今週やってくる主なジオコズミック・サインは、11月27日〜28日に起きる金星・天王星オポジションと海王星の順行だ。どちらも急激な価格変動やリバーサルとの相関性を持つ。また木曜は感謝祭の祝日で、米国の金融市場は休場となる。

歴史的に見て、株はほとんどの場合このホリデー期間中に上昇することが多く、その後も消費者が多くのお金をプレゼントに費やすような日々が続く。だから全ての読者の皆さんが、この季節に本当に欲しい贈り物を手に入れられることを願っている。ひょっとして、それは『フォーキャスト2021』の本だったりするだろうか? 私が受け取る贈り物はきっと、私がこの本を書き終えた後、内部に残されたものになるだろう。今回、私はこの本を書くという行為を非常に愛している。昨年の本よりもはるかにスムーズだ。そして、素晴らしい内容になりそうだ!





訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:54|PermalinkComments(2)金融アストロロジー | マンデーン・アストロロジー

November 14, 2020

🌑11/15日の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つのではないでしょうか。
    例えば... シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで  11月15日14:26前後、北海道周辺で 14:32前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は14:07頃、沖縄周辺では13:37前後に蠍座 23°17’ で新月となります。


前回の新月のテーマについてはココをご覧ください。
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サビアン・シンボルによる【 新月がもたらすテーマと挑戦 】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた象徴の言葉をそのまま書き写した「オリジナル版サビアン・シンボル」を使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【太陽・月♏️ 蠍座23°~24°― 発効期:11/15~12/14 】


→🌑🌞“A bunny metamorphosed into a fairy”
   『妖精へと変容するウサギ
    ↓
→🌑🌞“Crowds coming down the mountain to listen to one man”
   『一人の男の話を聞きに山から下りてくる群衆

【新月のテーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
※ひとによっては数日前から前倒しで感じられると思います。
※今回は新月から満月を経て次の新月まで共振し続けるキーワードを抽出しています。
※シンボルは多くのテーマをはらんでいます。沢山の中からこころに引っかかるものがひとつでもあれば、それが鍵になるかもしれません。


→★異現実の中でふと訪れる「非現実感」の中を浮遊しながら平静を保つ
→★同じ世に生きながら人それぞれの現実が全く異なることをよく知る必要
→★異なる領域から触れてくる何か/何者かの意識を感じる
→★何も思い煩うことのないぬくもりや優しさへのノスタルジー
→★言葉のやり取りの中で共有している「現実」と「幻実」を識別する必要
→★一過性の歓喜とその後に来るリアリティとの不可思議なギャップ
→★鍛えられた感受性でバーチャルとフィジカルの曖昧な境目を認識する
→★他者のエネルギーフィールドに過敏に反応することへの自覚の必要
→★結末のわからない物語を「自然な流れに乗る」ように生きる遊び心
→★信じること/信じないことの境界線に立ちながら自分の道を探り歩む
→★他者に自分の力を見せつけなければならないという脅迫観念、または
  そこから自由になるという意志
→★社会の目や他のひと達から投影された自分の姿を利用するか
  または抗って異なる道を選ぶかの岐路
→★噂話や中傷に折れることなく真っ向から挑戦し続けるために必要な誇り
→★今の自分の現状を受け入れて留まるか、保証無しの一歩を踏み出すかの決断
→★抑えつけたり従わせようとする脅しの力に負けることのない「無欲の力」
→★思考、感性、話し方、物腰を臨機応変に変えるだけの柔軟さが必要になる
→★群れをなす群衆から一歩抜け出て「今」を見極めるための闘い
→★圧力釜に籠もった緊張のエネルギーを暴発しないよう小出しに抜く必要…→         


★エネルギーのポイント:

前回の新月『沈思し、区切り、挑戦に備える』
             
今回の新月『“さわれるものを基盤として現実に根を張る
                               

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  では前置き抜きでサビアン・シンボルから入りますね。このところ世の中にはいちいち追う間もないほど驚くようなことが沢山起きていて、いろいろ思ったりする今日この頃ではありますが...😓


★11月新月のサビアン・シンボル★

  前回と同じようにこの新月も、もう何年も前に一度満月で体験しています。なので覚えのあるひとがいるかもしれません。ただ同じテーマでもそのときどきによって感じ方、対処の仕方は変わるもの。なので前回の解説と同じところもあれば、かなり変えた部分もあります。


🌚 新月のベース・シンボル:
   蠍座23°『妖精へと変容するウサギ』


  ウサギが妖精に変容する...なんだかとてもファンタジックなイメージですね。まるでおとぎ話の1シーンみたい。でもここは底深い蠍座の第二ディーカン。ならばやっぱり、単なるフェアリーテールでは済まないのかな? これはごくありふれた日常の経験領域から、なにかとても特別で稀有な空間への通路がパッと開いてしまう...そんな感覚。自分から意識して開くのではなく、ただ出会い頭に偶然触れてしまう。または向こうから、触れてくる。

例えば何かの拍子に、不思議なものが見えた気がする。音が、ことばが、聞こえたような気がする。夢じゃない、本当に今、何かをはっきりと感じた...。それはきっと、わたしだけの、価値ある体験かもしれない。


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  原文ではこの「ウサギ」に「bunny」という名詞が使われています。これはウサギを意味する「rabbit」に「ちっぽけな」という含みをプラスした呼び名です。だから必ずしも子ウサギとは言えないけど、野性というよりは、人間にとってどこかしら親しみを感じる愛らしい(またはイタズラっ子的な)存在としてのウサギなのでしょう。この「bunny」の語源はスコットランドのことば「bun」で、ウサギのしっぽのこと。一般にウサギはその長い耳が特徴とされているけど、実はお尻(butt)についた小さくてまあるい尻尾が可愛い「バニーちゃん」の “しるし” なんですね。また妖精「Fairy」はとても魅力的だけど、存在としてはどこか曖昧でこの世ともあの世ともつかない領域の住人です。B.ボヴィはこの「Fairy」ということばの語源も示しているのですが、それはフランス古語の「Fae」「Fata」そして「Fati」との繫がりがあるそうです。Fae と Fata は「物事の定め」運命や宿命を意味することばで、Fati とは「話されていること」そして「聖なることば」。だからこそ、「妖精」との出逢いは人間にとってなにかとても「特別」なことで、そこからは常に新しい物語が生まれてきたのでしょう。

  そして「変容する」こと。「Metamorphosis」。それは形が変わること。容姿や容貌が変化すること。「変身」「変態」「変成」「化生」という訳語が一般的だけど、本当に身も心も変わってしまうのか? それとも外側のカタチだけが変わって見えるのか? それを「見た」と思うわたし達にはそこまではわかりません。それは謎のままです。


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  ちょっと横道に逸れるけど、ことばは人間とともに生きて、変化していきます。なのでこうして語源やことばの来し方、意味を探っていくことって、サビアン・シンボルを理解するには欠かせないことかもしれません。何故なら、本来はことばを超えている何か(惑星グリッドが発するフォース)を、ことばを使って象徴的に描写するのがサビアン・シンボルだから。

なので「bunny」「fairy」「metamorphose」という三つの要素をここで繋げてみましょう。すると『ウサギが持つ可愛いお尻から来た愛らしい名前(の存在)が、“聖なることば” の力によって超自然的な存在に変容する』ってことになります。ん...あれ? ますます謎が深まってしまったような...? さすがミステリアスな蠍座のシンボル。一筋縄ではいかないようです。じゃ、ヒントを得るために、いつものように対向し補完する度数、牡牛座23°を覗いてみましょう。


牡牛座23°『宝飾店』

  ここはきらびやかな宝飾店。立派なショーケースには光輝くジュエリーが沢山飾られています。B.ボヴィの解説によれば、この「Jewelry」ということばはラテン語の “iocus” が語源で、なんと「ジョーク」と同類語なのだそうです。また、フランスの古語で “Juel” と言えば「子供のオモチャ」「取るに足りないもの」「遊び」を意味するのだとか。

  ジュエリー・ショップに所狭しと陳列されている、光輝くアクセサリーは、身に着けてみるだけで “気分が上がる” ものが沢山。美しく澄み切った宝石、素敵な細工のネックレスや指輪、熟練した職人が創り上げた高級時計。でも、たとえそれが本物のダイヤやサファイアではなくガラス玉に過ぎなかったとしても、ジュエリーを身に着けた自分を眺めるとき、その煌めきは何か「特別」な感覚を与えてくれます。それっていったい何だろう? 地味な日常をひととき忘れさせてくれる華やぎ? 憧れのステイタスの証し? 自分がその輝きに相応しい存在だと感じられる歓びや自信でしょうか? もしかしたらわたし達は、そのひとときの煌めきの中に、もうひとりの自分の「物語」を重ね合わせ、変容するのかもしれません。それはときに「夢」であり、ときには「遊びごころ」だったりもします。


jewelry


  けれど、もしその宝飾点の品が本物を騙った偽物だったらどうでしょう。良く出来た偽物って素人が見ても全くわからないといいます。本物を見分ける目を養うには、それなりの知識と経験が必要です。煌びやかな宝飾店は、実は偽物を高価な値段で売りつける悪徳ショップかもしれません。いえ、その前に。たとえ信用のおけるまっとうな老舗だったとしても。そのジュエリーの価値はわたし達自身にとって、つけられた値段に見合うものなのでしょうか? 煌めくジュエリーの価値、いえモノの価値って、いったい何だろう? もしかしたらそれは、「わたし」が属する人生領域と「社会」との間でその時々に変化する、相対的な尺度に過ぎないのかもしれません。

  さて、バニーちゃんに戻ってみましょう。ここは深い森の中。考えごとをしたいと思った「わたし」は、ひとり森の小径を歩いています。澄んだ空気の中、木々は鬱蒼として佇み、仄暗い小径のところどころを木漏れ日が照らしています。そのとき。目の端に何かが映ります。ん? ウサギ? ハッとして顔を向けてみると、今まさに一匹の可愛らしいウサギが漠とした光を放ち、何かに変容しようとするところ。森の深い緑を背に淡く拡がる青白い光。その中でゆらめく小さな姿。あれは... 妖精?

それはまぎれもなく、特別な一瞬。特別な経験です。小さなウサギは世界の中で、一つの領域から別の領域の存在へと変容した。またはあるモノから、何か別のモノへと変わった。それを「わたし」は確かに、見た。まるで夢のよう。本当でも嘘でもかまわない。それは「わたし」の物語になったのだから。


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  さて「わたし」は本当に、次元の違う領域に棲む不思議な存在と触れあったのでしょうか? それとも、森(または宝飾店)の特別な雰囲気の中で、または深い願望に突き動かされて、何かの錯覚をそのまま信じ込んだのでしょうか?(英語のイディオムには “butt of jokes” — ジョークのお尻=「笑いのネタ」なんて言い回しもあるのですが...)

何を信じるかはひとそれぞれです。世界が違えば「現実」だって異なります。だからウサギが妖精になる世界だってきっとある。そして素晴らしい宝飾品はガラス玉で出来ていたりする。けれどわたし達は、そんな体験の中でいったい何に価値を見出すのでしょう? 何を見たいのでしょう?


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  蠍座の空の下で。深い森がわたし達を招き、暗い谷底を流れる川の水音がわたし達を呼んでいる。何が真実で何がウソなのか? 何を信じればいいのか? いえ、「信じる」行為に頼り、ひたすら人生の物語を紡ぎ上げることなんて出来るんだろうか? いつもどこかで密かに疑いながら?

  現実と虚構の狭間でそれと知りながら囚われず、楽しむことが出来るなら。それは高度な「遊び」かもしれない。お金が必要なら、それを信じてひととき励む。愛情が必要なら、それを信じて頑張ってみる。主義主張が大事なら、勝者となるべく策をめぐらす。囚われずに。信じる or 信じない。その両方をいっぺんに楽しみ、そのど真ん中を突き抜けていく遊び。もしかしたらそんな遊びを遊ぶことの中にこそ、そしてその一歩先にこそ、自分の現実を本当の意味で創っていく力が育つのかもしれません。それは強靱な精神だけが理解することの出来る、「生きる」という“粋” な遊戯の世界ではないでしょうか?


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じゃ、次のテーマは何かな?
では今回のメイン・シンボルにいってみましょう。


🌚 新月のメイン・シンボル:
  蠍座24°『一人の男の話を聞きに山から下りてくる群衆』


  さて、嘘と真実が混ざり合い、混沌とした現実。その狭間を行くわたし達に示される、今後1ヵ月のメインテーマは「一人の男の話を聞きに山から下りてくる群衆」です。このシンボルが面白いのは、普通、群衆が誰かの話を聞きに集まるときのイメージって、皆が話し手を見上げるような形になりそうなのに、ここでは群衆のほうが高い山の上から下りてくるところではないでしょうか。

わざわざ下山してくるということは、「山上」は精神面というよりも社会的なステイタスを象徴しているのかもしれません。 ここに描かれる「一人の男」は、大勢のひとびとに伝えるべきメッセージを確かに持っているようです。そんな噂を聞きつけて、山上に住むひと達が「いったいどんな男がどんな話をしようというんだ?」とばかりに興味津々でゾロゾロと下りてきます。たぶん男が伝えるメッセージは、山上のひとびとにとって耳慣れた話ではないでしょう。ロジックだって全然異なるかもしれません。それに、山上に招かれたわけではないから、きっとこの男はまだ無名か、後ろ盾がなく孤独な存在かもしれません。ならば、これからが勝負です。彼は自分が発することばの力、そのパフォーマンスによって群衆に力強いメッセージを伝え、共感を呼ぶことが出来るでしょうか? 感銘を与えられるのでしょうか? 


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  ではこちらも、対向し補完する度数のシンボルで課題の謎を探ってみましょう。


牡牛座24°『頭髪をスカルプロックにした馬上のインディアン』

  このシンボルに出てくる「スカルプロック」というのは、頭を剃って一部だけ残した長い髪束のこと。北アメリカの一部のネイティブアメリカン部族に特有のヘアスタイルです。その束を結んで羽根飾りを付けたり、頭頂部の髪を立てたり、部族によって様々なヘアスタイルがあるようです。また「locks」というのはもともと毛束を作るために使った小枝のことで、曲げたり折ったり結んだり出来るしなやかさを持っていたのだとか。

  米国の開拓史博物館には、長い頭髪が付いた頭の皮が展示されています。これは敵を殺して頭の皮を剥ぎ、それを名誉として記念に飾るという風習があったからで、人類による戦争の歴史においては世界中で広く行われていた行為なのだそう。ちなみにネイティブアメリカンの全てにこうした習慣があったわけではないし、逆に開拓者のほうがインディアンの頭皮に懸賞金を出し、邪魔な敵である先住民族を少しでも多く殺すよう奨励していたこともあったそうです。喰うか喰われるか... ハリウッド製西部劇では見かけたことがないけれど、白人のスカルプロック・ハンターも存在していたんですね。


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  いずれにしてもスカルプロックとは、殺るか殺られるかという闘いの象徴です。そしてこのヘアスタイルは、彼が誰よりも勇猛果敢な戦士であることを、他者に対しても彼自身に対しても、誇りとともに証明するもの。また、ここで “scalp locks” と複数形で表現されているということは、彼が敵のスカルプロックを複数所有していることを示すのかもしれません。これもまた兵士にとっての勲章や戦闘機の撃墜マークのように、彼が「力の座」=馬上高く跨がる資格を持つ、大いなる戦士であることを裏付けるものです。

  では、山上から下りてりてくる群衆に語りかける男には、どんな運命が待っているでしょうか? 彼は武器を取って戦うわけではありません。けれど、やはり同じように大いなる戦士であることを要求されています。何故なら、山の上に暮らすひとびとはおそらく彼のテリトリーのひと達ではなく、考えも意見もものの見方も全く異なる、潜在的な “敵” かもしれないから。だからもしこの勝負に勝てなければ、まだ無名で後ろ盾もない男にとって、自分を見下す群衆を制御するすべはないでしょう。


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  このシンボルでは、彼の武器は「ことば」です。さらにはエネルギーと情熱でしょうか。彼は宗教家か預言者かもしれません。あるいは政治を志す若者や活動家、または自分の才能やアイデアのスポンサーを探す起業家かもしれません。彼には何か大きな目的があるはず。ならばハッタリや思い込みではなく、お遊びや偽のメッセージを売りつけるのでもなく、経験と現実に裏打ちされた “素晴らしい夢” を提示しなければならないでしょう。それも独りよがりではなく、山上のひとびとがともに共有出来る類いの “夢” を。あるときは真剣に聞き入り、また時折楽しく笑いさざめき、そしてときには共感の涙を流す...。

彼がどんな話をするにしても、本当にひとのこころを動かすに足るだけの内容と話法が要求されます。そしてそれは、最終的には彼自身の内部からほとばしり出る、真のエネルギー勝負となるはずです。 ひとり VS 群衆の闘いでは、群から頭ひとつ抜きんでて全体を見下ろし、観察し、なおかつ勇気をもって彼らの中に入り込み、率いていくことが必要とされます。あるときは厳しく自分を主張し、またあるときは寛大にふるまう。間違いは率直に認め、そして陽気に情け深く全体を包み込んでいく。またはそう感じさせるに足るほどの熱量。緩と急を使い分ける冷徹さ。それは個人同士の交渉術にも通じます。

うーん。“言うは易し” なんだけど、かなり難しそう...。


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  けれどこれは、リーダーのためのエネルギー。何かのために、誰かのために、そして自分自身が行くと決めた道のために。これ、と決めたときに身を賭して戦うことが出来るひとのために在るフォースです。わたし達はこれを、このテーマを、自分のレベルで、自分なりに、使いこなすことは出来るでしょうか? 周囲の雑音、思いがけないところから飛んでくる矢、見知らぬひと達の口さがない評価に惑うことなく。誇り高い馬上の戦士のように。どんなときも毅然と佇んでいられるでしょうか? 静かな怒りを秘め、柔軟な微笑みを湛えて。

  何か起きたとき、勝負するしないはひとそれぞれ。負けるが勝ち!なんてこともあるし、よく見極めて勝てる勝負しかしないという方法もあります。けれどいったん自分で決めた道を歩もうとすれば、そこには必ずと言っていいほど挑戦や試練がやってきます。その挑戦を受けて立つとすれば、それは何のため? 誰のため? 結局は、自分自身のため。自分には持って生まれた手つかずの「力」があること。人間としてどんな形に見えようとも、わたし達それぞれが生まれながらの「戦士」であることを、自分自身に証明するため。それは、人生の途上で必ず出逢うだろう「古い自分」という敵を倒すための戦いなのかもしれません。


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  ささやかに。密やかに。なお、ゆっくりと。今、まさに前進を始めた火星 — 戦士の惑星の鼓動に耳を澄ませ、蠍座という深海の最終航路を行くわたし達。遊戯。そして戦い。今、二つの領域がわたし達の視線の先に重なろうとしています。

さぁ、新月の暗い森深く分け入り、曖昧な青白色の光の中で、茂みに隠れるバニーをその手で妖精に変えてみましょうか? 火を噴く叫びや自己主張の声があちこちから聞こえてきそうなこの新月期。妖精は可愛いお尻を振りながら、こころなごむジョークを聞かせてくれるかもしれません...💓



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★11月新月の星模様とチャレンジ ★
(主なアスペクトとスケジュールざっと)

 ASC牡羊座02°00’
 MC:山羊座01°10’
 (惑星の位置は世界共通でもアングルの位置は日本の新月図だけのもの)
 ASCとMCがカーディナル・サインの初期度数で何かが動き出しそうな雰囲気も。そしてMCにはイクシオン、イカルス、フォルスと一癖も二癖もある小惑星がコンジャンクトし、ICにはケンタウルス族のエケクルス。これは他者に対する無関心さに出る場合もあるし、自我の強さや自己主張、何か溜まったものの突然の噴出として出るケースも考えられる。これが個人的に触れる場合、どんなことをしても、どんな手段をとっても何かを貫く、やり抜くという気持ちになるひとがいるかも。それに柔軟さをプラスしてうまく活かせると良いけれど、勇み足にならないよう、動く前によく考えて。いずれにしても自己と社会との関係には少し戦闘的な雰囲気が感じられるかも。ただただ忙しい、起きたことの尻拭いや後始末をしなければならない..などの状況もあり得るけれど、長い目で見ると貴重な体験としてプラスになるかもしれない。思い込みの強さを排して柔軟さや臨機応変の態度で切り抜けたいところ。

火星が14日から順行後の滞留状態
  14日土曜から順行に転じた火星は、射手座を行く火神アグニとトラインを形成し、溜まったエネルギーを前進の力に換える作業をこなしている。すでに視線は行く手に定めているけれど、本格的な動きはまだこれから。惑星が方向転換するときは一時的に力が強まるため、新月のテーマとも重なって、気分的にはかなり戦闘的な側面が出るかもしれない。ただ最初のうちはソロリソロリと、周囲の障害物に気をつけながら進むほうが良さそう。溜まったエネルギーをどう統御するか? フラストレーションとともに蓄積した疲れにも要注意。

新月とカプリコーン・ステリウム(木星、冥王星、土星)・パラスがセクスタイル
  パラスは公正さや明晰さを体現することが多く、しばしば政治に関連する。これがカプリコーン・ステリウムに参加し、新月とは調和的なセクスタイル。ただしMPに小惑星フィンクが入っており、一見穏やかに見えても内輪では裏切りや密告などの可能性も。個人でこれがネイタルに触れる場合は、機が熟したと思える時まであまりあちこち気を散らさず、一番大事なことに注意を向けておいたほうが良さそう。信頼は大切だけど、ひとによってはそれが重荷になる状況があるかもしれない。

ノード軸・海王星がスクエア
 正確なスクエア形成は海王星が順行した後の来年1月26日~28日前後。
海王星が張る煙幕は当分続くので、何が真実か何が嘘かを見分けるのはとても困難。一方で理想や犠牲的精神、思いやりのこころは強く働くかもしれない。ただし、それを活かす方法が的外れにならないよう気をつけて。話すことば、書かれたことばの行間をよく読む必要があるかも。

新月とエリスがクインカンクス、ヒプノスとセスキスクエア
新月と天王星、BMリリスがクインデチレ
金星・エリス・カプリコーン・ステリウムがTスクエア
  木星・冥王星とエリスがスクエア、
   その両方から乙女座のヴェスタ・ルシファーにクァドリフォーム
 こちらもエリス絡みで一筋縄ではいかない感じも。初めてのこと、慣れないことでもやらなくてはならないときはある。訓練を経て、少しずつ、少しずつ、めげずに続けてみる意志があるかどうか? 何かを求められて、それで良しと思えるなら、踏み込んでみてもいいかもしれない。持続が鍵。けれどそれが欲に動かされた決断なら上手くいかないと思う。

11月14日 火星順行(牡羊座15°台)
11月17日〜19日 月がOOB
11月17日 木星・エリスが正確なスクエア(山羊座・牡羊座23°台)
11月22日 太陽が射手座にイングレス(少し雰囲気が変わりそう)
11月29日 海王星順行(魚座18°台)
11月30日 双子座8°38’で半影月蝕の満月!
12月 3日 土星・パラスがコンジャンクト(山羊座28°台)
12月10日 冥王星・エリスが正確なスクエア(山羊座・牡羊座23°台)
12月15日 射手座23°08’で皆既日蝕!


  さて、今回はこんなところかな...
  (もしかしたらスケジュールに抜けがあるかも😅)


  なんだかいろいろと、勝負どころ(今後もいくつかありそう)を迎える物事も多そうだけど。それでも季節は巡り、美しく色付いた木々と冷たくなっていく風の中で、遊びの精神に満ちたポジティブな競争に加わっていくひとも沢山いると思います。そんなひとへのキーワードをひとつだけ挙げるとしたら、それは「気高さ」かな。

外側で何が起きていても、勝っても負けても。自分の中の「それ」を失わずにいられたら。本当は今、それが一番の収穫かもしれない。

まだまだコロナ禍が続く中で、活動的になれるひとは少ないかもしれないけれど。負けずにここで、ちょっと胸を張ってみましょう。

人知れず歩む、ひとりの戦士のように、ね。



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have a great trek!!!★

hiyoka.




hiyoka_blue at 20:45|PermalinkComments(0)新月(満月)の星読み | パーソナル・アストロロジー

November 08, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント11/9【金融アストロロジー】 

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年11月9日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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今週も≪ 先週をふり返って ≫の一部と≪短期ジオコズミクス≫全文の抄訳となります。

来週はお休みします。m(_”_)m


≪ 先週をふり返って ≫


この項目ではアストロロジーに関する箇所のみ訳しました。他の部分は先週の市場の値動きの記述です。
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  それは10月31日にハロウィンの満月が天王星とコンジャンクトした後の週だった。そして、満月と天王星の両方が強調されたことで予測されたように、すべてが突然、予想外に反転した。投資家心理の突然の変化はまた、11月3日火曜に方向転換した水星によっても示された。月が水星が支配する双子座に入ったタイミングは米国大統領選挙のタイミングだった。いわゆる “ブルーウェーブ” がなかったとして、世論調査はまたしても外れたと思われていた(しかし、ジオコズミック研究はこれを捉えていた)。民主党の候補者ジョー・バイデンは二桁のリードで勝つことはなかった。実際、この記事を書いている時点では、勝者は11月6日以前にはわからないだろうという私たちの予想どおり、誰も公式には勝利を確認していないし、11月14日に火星が順行に転じるまでそれが続くかもしれない。土星・天王星のスクエア形成が2月17日と近付いているため、選挙結果の完全性や正確性についての疑念はそのあたりまで尾を引くかもしれない。共和国とその指導者、そして同胞であるはずの市民に対する安心感と国民の誇りは、あと数週間はまだ捉えどころなく彷徨う可能性がある。そしてこれからの1~2週間には、さらに多くの驚きが待っているかもしれない。

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  振り返ってみると、満月が天王星とコンジャンクトし、水星が順行するというシンボリズムを反映した1週間ではあった。しかし、来週の惑星配置は、潜在的に同程度の重要な意味を持っている。げんなりするようなワイルドライドはまだ終わっていない。シュールレアリスムは、私たちがかつて知っていたリアリズムをなおも凌駕し続けている。トランシットの海王星(現実感覚への試練)が、太陽・月のオポジション(自分自身への核心的な信念、アイデンティティ)とのTスクエアを形成している今、トランプ大統領の心中で起きているに違いないシュールレアリスムのレベルは想像することしか出来ないが、これは超越の時間、または彼が信じているものと現実の間の完全なる切断状態が起きている可能性がある。したがって、多くの人にとっては超自然的な時間かもしれないが、投票傾向がバイデンに有利な状態が続くのであれば、大統領と彼の最も熱烈な支持者にとっては、非常に超現実的な時間に感じられるだろう。だがジョー・バイデンにとっても、別の理由でかなりシュールな時間になるのではないか。2020年の選挙でバイデンが本当に勝利者として宣言された時には、それについて今後のコラムで論じるつもりだ。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “ここ(アリゾナ州)では道徳が重要であり、忠誠心にも重きを置く。トランプ大統領による故ジョン・マケイン上院議員への攻撃は、多くの共和党員を激怒させた。また彼の元スタッフである100人以上の上院議員と同様に、マケイン氏の未亡人シンディも ジョー・バイデン氏を支持した。彼らの公開書簡によれば... トランプ氏が2016年に3.5%の差をつけて制した州で以前民主党が勝ったのは1996年だった。”

  — Masada Siegel
    “Has Trump Turned Arizona Blue”
    Wall Street Journal 2020年11月6日付


  “民主党は2018年に郊外やハートランドである程度の地盤を保持したが、今年は多くの地域で敗退した。一つ提案しよう。たぶん警察予算のカットよりも、もっと穏健なメッセージを試してみてはどうだろう。”

  — “A Democratic Flop in the States”
    Wall Street Opinion page 2020年11月6日付


  先週のコラムで述べたアストロロジーの研究に関しては、サイクル研究が劣勢に立ったように見える。前回提示したアストロロジー上の相関関係はバイデンの勝利を指し示していた。これらには、2020年12月21日の木星・土星のシノディック・サイクルと、2021年2月~12月の土星・天王星スクエアが含まれていた。そして、そのそれぞれがホワイトハウスにおける現職大統領とその党の敗北に明確な相関関係を持っていた。一方私が引用したサイクル研究では、トランプ氏の勝利を示唆していた。この記事を書いている時点ではまだ最終的な得票数は出ていないが、バイデンは大統領よりもゴールに近づいている。

では、地性星座宮から風性星座宮への200年にわたる変化が顕れることから、今回は「グレート・ミューテーション」サイクルとも呼ばれる木星・土星の20年サイクルが「風性新時代/ニュー・エアラ」を意味するとすれば、今後の200年、とりわけこれからの20年間に何が期待できるのだろう? 新しい風性星座宮シリーズの始まりは、米国にとって、世界にとって、地性星座宮シリーズよりもっと統合されたものになるのだろうか? それはこの壮大な宇宙シフトによって示される可能性の少なくとも一部ではある。しかし、そのような変化が最初のうちから明確になるとは限らない。シフトが明らかになるまでには、5年〜10年はかかるかもしれない。これについては、あと1ヶ月ちょっとで発売される『フォーキャスト2021』の中で詳説する。

その間にも、ここ数日の間に宇宙ではまた別の惑星達が集会を開く。11月9日〜19日、金星は火星にオポジションを形成し、その両方が冥王星、木星、土星のカプリコーン・ステリウムにTスクエアを形成するのだ。このカーディナルTスクエアの真っ只中で、木星は11月12日に冥王星と3回目にして最後のコンジャンクションを形成し、火星は11月13日〜14日に2ヶ月を費やした逆行運動を終える。これら後者の二つのシグナルは非常に強力だ。11月12日の木星・冥王星コンジャンクションは、11取引日以内のプライマリーサイクルとは88%の歴史的相関性を持つ。11月13日〜14日の火星順行は、11取引日の内に75%の相関関係だ。どちらもリバーサルに関しては強力なレベル1のジオコズミック・サインだ。10月29日〜30日に示現した世界の株式指数の安値は、これら11取引日の時間的オーブ圏内にあり、プライマリーサイクルの底と一致した可能性がある。しかし、今週はこの時間帯の中間部分が重くのしかかっており、しかも株式指数(およびビットコイン、通貨、金属)はこの時間帯に向かって急上昇している。したがって、さらなる急反転の可能性を排除することは出来ない。

  11月と12月にこれらがどのように展開されるかは、今月のMMAサイクルリポートの主題となるだろう。今のところ、私達の関心は、2020年の米国大統領選挙がどう帰結するか、そしてそれが、宇宙的な「ニュー・エアラ」の描像に向けて何を意味するかに集まっている。「ニュー・エアラ」という呼称を考えてくれたMMAマーケットアナリストの キャット・パウエルに感謝している。






訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:54|PermalinkComments(2)金融アストロロジー 

November 01, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント11/2【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年11月2日(フリー版より)

翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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今週は≪ 先週をふり返って ≫部分の抄訳+αになります。
   来週と再来週は未定です。m(_”_)m


≪ 先週をふり返って ≫

  “米国経済は第3四半期に年率33.1%増と記録的なペースで成長した。コロナウイルスのパンデミックによって失った分の約2/3を回復した形だ。”

  — Harriet Torry
    “U.S. Growth Eases Much of Slide”
    Wall Street Journal 2020年10月30日付

  GDPが予想を上回ったにもかかわらず、世界の株式指数は先週、下落し続けた。これは主に、米国と世界各地におけるCOVID-19の新規感染者数が連日報告され続けたことによる。この新規感染者増加という警鐘に伴って、多くの地域社会で新たな封鎖措置を実施し始めている。これは企業活動に打撃を与えることから、市場が下落する理由となった。しかし、希望をこめて言うなら、この第2波(あるいは第3波か)が終われば、人命が救われ、さらなるな経済回復に繋がっていくだろう。

  水星逆行サイクルも今週11月3日で終わる。有り難いことに、2020年の米国選挙戦もそうだ。とはいえ、その後何日も何週間も、勝者は判明しないかもしれない。今週のコラムの最後で、今年の選挙と、現在進行中の過去のジオコズミック・サイクルとの相関関係について述べようと思う。だが市場の動きを見れば、先週の株式市場は水星逆行サイクルの前半まで続いていた狭い取引レンジをブレイクアウトしている。

  世界の一部の株式市場では、かなり劇的な下落が起きている。これはまた、私達のジオコズミック環境の解釈とも一致している。9月初旬、私たちは読者(と購読者)に、3月下旬のパンデミック市場パニックの安値以降、最も険しく最も長期化する下落が始まるというアイデアをもって警鐘を鳴らし始めた。3月下旬、火星は3月20日~31日に木星、冥王星、土星とコンジャンクションを形成した。それは、ほぼ間違いなく今年最も強力なジオコズミック・セットアップだった。世界の主要株価指数のほとんどが、3月16日〜26日に年初来安値を記録、米国市場は3月23日にMMAの★★★CRD(重要変化日)のオーブ圏内で底を打った。もう一つのMMAの★★★CRDは9月4日だったが、これは世界の多くの指数の暴落後の高値と同期した。例えばDJIAは、9月3日にトップアウトし、S&Pとナスダックは9月2日に史上新高値をつけている。

  その後、多くの市場で今年2番目の急落が始まった。しかし、MMAの次の★★★CRDだった10月9日~12日には二番天井をつけた。日本の日経、オーストラリアのASX、インドのNIFTYのようないくつかの指数は、その時に暴落後の最高値を更新している。また、米国のようにダブルトップとなった指数もある。火星が自ら支配する牡羊座で逆行する直前の9月第1週に始まった売り圧力は10月9日~12日、株式市場に二番天井(ダブルトップ)が示現した後、さらにその強さを増していった。これは、火星が逆行し、自身が3月下旬にコンジャンクトした山羊座の惑星達に対し、サイクルの初回1/4局面(ワクシングスクエア)を形成した時だった。これが、この期間を、昨年3月以来最も急激で最も長期化した下落になると私達が予測していた理由だった。現在、多くの株式指数はDJIAやヨーロッパの主要市場を含め、少なくとも3ヶ月ぶりの安値をつけている。経済と世界の株式市場に対する懸念が COVID-19 の記録的な感染者数とともに戻ってきた。こうした物事には相互の関連性が存在するし、その双方が、現在フォースを放っているジオコズミック・サイクルと緊密に関わり合っている。

  金と銀もまた、先週は3月中旬と同様の下落を喫した。だが先週最大の敗北者は原油で、6月15日以来の安値まで下落した。先週最大の勝者となったのはビットコインで、6月26日の2019年高値13,895に次いで事実上のダブルトップとなる13,863まで急騰した。

  トリックスターの水星は11月3日(火/日本時間4日未明)に逆行のサイクルを終える。しかし火星は11月13日〜14日まで逆行を続ける。これらの期間のどちらかが現在の市場下落の終わりと合致するかどうかを確認するのは興味深いことだ。何故なら11月13〜14日の火星順行は、木星・冥王星コンジャンクションの最後にして3回目の形成からちょうど1日〜2日後に起きる。これは金星が11月9日〜19日に火星と木星、冥王星、土星のカプリコーン・ステリウムにカーディナルTスクエアを形成している最中だ。これは興味深い。

木星・冥王星コンジャンクションが最後の形成へと向かうにつれて、COVID-19 の記録的な感染者数が報告されているというのは、驚くべきことではない(それは憂鬱な話題ではあるが)。木星・冥王星コンジャンクションの歴史をふり返ってみると、世界の人口の多くが命を失ったような事例を数多く見つけることができる。木星は「多いこと」(豊かさ、誇張)を支配し、冥王星は死、または生命への脅威を司る惑星の一つだ。良いニュースは、3月下旬、4月上旬に最初の形成を果たし、そこから始まったこのアスペクトが終わりに近づいているということだ。またそれに伴って私達は、このウイルスに関連した生命への脅威も、まもなく12月から3月の間に終わりを迎えるのではないかと考えている。もしかするとこれは、ついにワクチンの完成が発表されるか、あるいは有効な治療法がより広範囲に実施されることによるものかもしれない。



≪米国大統領選についての項目から一部抜粋≫

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  ... 選挙は今から火曜までの間、非常に不安定になりがちだ。10月31日から11月6日までは水星が滞留しながら土星とスクエアを形成している。土星は遅延を意味するので、今週は結果が判明しないかもしれない。火曜〜水曜に予想された結果が、来週の金曜、11月6日までに逆転する可能性もある。さらに、最終的な結果が11月14日の火星順行の後まで明確にならない可能性さえある。また、選挙結果が2021年2月に至るまで承認されないというシグナルが一つ出ている。就任式は2021年1月20日の正午に予定されているので、これは大問題となる可能性がある。

その1月20日には火星が天王星とコンジャンクトしている。したがって、発表された結果を市民が拒絶することで、大規模な抗議運動、さらには暴動が起きるかもしれない。今回の選挙は、投票期間中もその後になってもスムーズに進展しそうにない。だがワシントンD.C.の春分図を見る限り、春になれば良い方向への変化が示唆されている。夏季を通して米国もまた世界も、より良い姿勢で生きていくという課題に取りかかるだろう。この件に関しては『フォーキャスト2021』で詳説している。

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この後の段落では水星逆行と天王星とコンジャンクトの満月の下で、世論調査の右往左往や過去の選挙サイクルとジオコズミックの関係について述べられていますが、結論としては、今回はサイクル理論とジオコズミックが相反した結果を示唆していること、どちらが勝つにしても一筋縄ではいかず、選挙民の半数は満足しても半数は怒りに駆られることで起き得る混乱などに触れています。ただ上述されたように、春を過ぎれば皆が「選挙が終わったこと」を喜ぶのではないか、とも。いずれにしても2020年の終わりはグランドコンジャンクションの時であり、これまで経験したことのないような途方もなく桁外れなもので、だからこそ2020年を終わらせ2021年のスタートと重なる選挙自体もまた途方もなく注目すべきものであって当然だ...と締め括っています。)




訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:55|PermalinkComments(0)金融アストロロジー