January 2021

January 24, 2021

レイモンド・メリマン 週間コメント1/25【金融アストロロジー】

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レイモンド・メリマン・コラム  2021年1月25日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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来週のコラムはお休みさせていただきます。🙇‍♀️


≪先週をふり返って≫

  “通信・ハイテク大手企業の堅調な業績への期待が、休日に短縮された週にメガキャップ株* の上昇に拍車をかけ、市場全体を押し上げた (ただし.... と続く)...投資家はジョー・バイデン大統領のCOVID-19に関わる野心的な景気刺激策の見通しを再評価した。一方、これまでとは別の景気対策の必要性、とりわけバイデン大統領が提案した1.9兆ドルに及ぶ刺激策の必要性には疑問を表明する共和党員が増え続けている。”

—  Yun Li and Thomas Frank
   “S&P 500 Slips from All-Time High, NASDAQ Ends Week Up 4% at a Record”
  www.cnbc.com 2021年1月22日付


*一般的に2000億ドル以上の時価総額を持つ企業を指す

  米国ではトランプ時代が終わってバイデン政権がスタートした週に、世界の株式市場ではいくつかの国が史上新高値または数年ぶりの最高値を更新するまで上昇した。新たな史上最高値をつけた国は米国とインド、数年ぶりの新高値に湧いた国はオランダと中国だった。

だが、世界的なパンデミックの最前線から伝えられるニュースはあまりポジティブなものではなかった。COVID-19 の記録的な症例が新たに報告されたからだ。ワクチンの普及に向けての動きが続いているものの、いまだ十分な供給と配布への調整が出来ていないことに加え、関連する膨大な量の事務処理にかかる負担が大きいことは言うまでもない。これらが多くのフラストレーションの原因となっているのだ。

またマーケット・チャーティストの間には、世界的に異市場間弱気ダイバージェンスを示す事例が増加していることについての懸念が生じている。先週までの10日間で史上最高値または数年ぶりの高値を更新したのはドイツのDAX、日本の日経平均、ブラジルのボベスパだが、先週はその勢いを維持することが出来なかった。市場の騰勢は失速しているように見える。私達が1月14日〜28日まで、重要なジオコズミック変化期に在ることを考慮するなら、今週中に上昇モメンタムが戻らない場合、状況はいともたやすく反転する可能性がある。

金と銀にとっては興味深い1週間となった。金は先週の取引初日に1800まで下落したが、その後は再び1850以上で取引された。銀は1ヶ月ぶりに24.00を試すも、2日後には26.00を試すまでに回復、25.50を超えて週を終えた。一方、ビットコインは2週間前に史上最高値となる約42,000を記録した後、週後半には30,000を割り込んだ。同様に、穀物市場もまた乱高下の様相を見せた。前週の1月14日には数年ぶりの高値をつけたが、そのどれもが1月22日金曜までに大幅下落となっている。

過去2週間にわたって強調された天王星の爆発的な特質は、いまだに株式市場には示現していないかもしれない。だがビットコインと穀物市場においてはエンジン全開となっている。



≪ 短期ジオコズミクス ≫

  “左派はバイデンに対し、彼には「進歩的な変革を推進する使命がある」と説得を試みるだろう。彼にその資質はない。”

— Jason L. Riley
  “Can the New President Avoid Obama’s First-Term Mistake?”
  Wall Street Journal 2021年1月20日付

  “噂や秘話、擬似統計を根拠として米国の選挙と民主主義の完全性を攻撃するのは愛国的な行為ではない。チェス盤上の闘いでは、私は負けを認めないことで有名だ。だが、いつまでも結果を受け入れず、そこに至った理由を理解しなければ結局負け続けることになると学んだ。”

— Garry Kasparov
  “The GOP Hit Rock Bottom, Can Conservatives Recover”
  Wall Street Journal 2021年1月22日付

  私達は先週、水瓶座(欧米では1月19日、アジア太平洋地域では20日)シーズンに入った。水瓶座は天王星に支配されている。つまり星座宮と惑星の両方が変化や不安定で予期せぬ行動に関連しており、その影響力は市場や世相から一般の人々の心理まで例外なく行き渡る。

株式市場を見るなら、価格は激しい上下動を起こしやすくなる。過去の多くの事例が示すように、たとえ最高値や数ヶ月ぶりの高値を更新した後であっても、突然で急激な下落が起きやすい。

  太陽が運行する全ての星座宮の中で、トレンド、支持帯、あるいは抵抗帯を頼りに市場を予測する際に最も困難なのは水瓶座かもしれない。しかも今年は天王星が土星とスクエアを形成しており、他の惑星達から多くのハードアスペクトも待っている。今年の試練は倍増しそうだ。しかも来週は水星が水瓶座で逆行に転じる。これもまた不規則な性質を持つため、トレーダーにとってはまた別の面倒な期間となりがちだ。ここに向けてのメッセージは、どんなポジションにも固執せず、敏捷に行動することだ*。これは超短期のトレーダーにとっては好ましい市場環境となりそうだが、ポジショントレーダーにとっては容易ではない*
* これはトレードに限らず、通常の生活においての自分の心理的立ち位置や主張、観点に対しても言えることで、状況を見ながら押す、退く、方向転換する、様子見するなどの柔軟さが鍵になりそう。ただし焦ったり焦らせたりはNG。自分も、関係する周囲も、出来る限りひと呼吸の余裕を持てるようなスタンスを取るのが最善かもしれない。

電気的な刺激によって精神が先走りしがちな水瓶座を、天王星とともに共同支配しているのが土星。今その天王星にスクエアを形成している土星は様々な特質を持つ。今のような時期に考えられる対応策の1つとしては、土星の特質である「慎重さ」を「動きの鈍さ」や「怖れに基づいた頑固さ(魚座の海王星の介在)」として使うのではなく、「明確な線引き」という側面を通して自分の中に シンプルな(つまり小難しくない)境界線を設定する。そして、退くにしても、あえて突破するにしても、それを目安にしたうえで臨機応変に対応する...という方法が考えられる。

  もちろんこれもまた、言うは易く...の一例に過ぎない。ただ、厳しいとはいえ、ディグニティから見ても月末からの水星逆行はターム、トリプリシティともに土星の領域から始まり、土星もルーラー+水星のタームを運行中で品位は悪くない(天王星はフォールの位置)。なのでこの期間に日常生活での精神的ストレスを和らげるためのヒントとして、水瓶座入りした土星をどう使うか...これを頭に置いておく価値はあると思う。

  非常に混み合った今週のジオコズミック・サインをより詳しく見てみよう。太陽は土星(1月24日)と木星(1月29日)にコンジャンクトする。また、天王星と火星にスクエアを形成する(1月26日〜2月1日)。その中間点は1月28日だが、その日は金星が冥王星とコンジャンクトする。そして2日後に、水星が逆行に転じる。

上記の期間は投資家心理が変化する危険性が非常に高い。したがってトレーダーは大いに注意する必要がある。この時期は大変に神経質でボラタイルな市場となり、超短期の間に大きな価格変動が起きる可能性がある。また、テクニカルな売買シグナルが一夜のうちに無効化されるような事例も起きる。

今週示唆されている緊張状態は、1月28日(日本時間29日未明)に起きる獅子座の満月によってさらに強調される。同時期に太陽は木星にコンジャンクトし、金星が冥王星にコンジャンクトするのだ。誇張の惑星である木星がいまだに天王星とハードアスペクトを形成していることから、何故このあたりで非常に大きな価格変動の可能性があるかが見て取れる。金星が山羊座の冥王星とコンジャンクトするということは、その変動の原因は世界の指導者達によるお金の問題を巡っての葛藤かもしれない。税金は冥王星の管轄だ。なぜなら税は資産の除去や浄化を意味する。そして金星は資産とそれらを確保し維持したいという願望を表す。たとえアスペクトがコンジャンクションであっても、両惑星は対向する星座宮(牡牛座と蠍座)の支配星だ。したがって誰が何を所有し、また誰がより多い、またはより少ない資産を所有することが適切かについての衝突が起きる可能性が高い。だが冥王星はまた、弾劾や処罰といった問題にも関連している。

  金星と冥王星は山羊座を運行しており、説明責任とそれに付随して相応の結果を求める圧力を喚起する星座宮だ。これら全ては米国新大統領が団結と癒しを呼びかけている時に起きる。冥王星が癒しのための宇宙的なエージェントとなることは可能だ。だが、それはまた復讐にも相関している。だから今週は弾劾、税金、そしておそらくは賠償金に関する事柄まで、“結合” の糸がそれら全てを結び付けようとする作用とともに、対立する両サイドからの強い議論を耳にするのではないかと私は考えている。

  アメリカでは新しい日々が始まった。だからここには希望という感覚も存在する。しかし現実を見るなら、宇宙からのメッセージは政治的にも健康危機の観点からも、すべてが依然として不安定なことを示唆している。だが宇宙はまたこんなことも提示している。2020年の苦難が春の訪れとともに明らかに勢いを失い始め、そこから解放された集合体が安堵のため息をつき始めるという可能性だ。ワシントンD.C.の春分図(3月20日)では水瓶座の木星が上昇している。木星は、はじけることやパーティーが好きだ。

私達の判定は、依然として、パンデミックの勢いもまた5月までには衰え始めると見ている。それはトランシットの海王星が、1965年〜1966年に起きた天王星・冥王星コンジャンクションによってスーパー・チャージされた度数である乙女座15°〜19°へのオポジションから離れ始める時期だ。

  もしそうならなければ、COVID-19の脅威は2024年〜2025年まで続く可能性がある。しかし、この春には水瓶座の木星が米国の首都ワシントンにおいて上昇する。そして水瓶座の木星は楽観性への強い傾向を示す。その背景には然るべき理由が存在するはずだ。これら2つのシグナルがともに結び付いて、3月〜6月についての楽観へと私を導いていく。






訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:56|PermalinkComments(0)金融アストロロジー | マンデーン・アストロロジー

January 17, 2021

レイモンド・メリマン 週間コメント1/18【金融アストロロジー】 

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レイモンド・メリマン・コラム  2021年1月18日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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今週は≪短期ジオコズミクス≫の抄訳をUPします。
 今後はやはり時間が許す限り…という感じになりそうで、その都度お知らせしますね。🙇‍♀️

1月18日月曜はマーティン・ルーサー・キング・デイの祝日で米国市場は休場です。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

  “アストロロジーを予測のための訓練としてその価値を希釈する行為は、その意味を十分に理解していないということだ。また、鼻で笑われるリスクの可能性は、思考の自由や自分の意見を述べる勇気を抑圧する。それはまるで、真実に向かって突き進むよりも馬鹿に見えないようふるまうことのほうが重要だとでもいうようだ。”

— アンドレ・バルボー
  “The Value of Astrology”
  The Astrological Association CIO
  Translated from Éditions du Seuil (French), 2006
  London, 2014年

  「株式市場は経済ではない」という声をしばしば耳にする。それと同様に、宇宙における周期的な動きの関連性(または相関性)は、金融市場とのダイレクトな関係をもたないと言うことも出来る。もちろん相関性は存在する。私がこれまで出版してきた何冊かの本、中でも最も注目すべき『The Ultimate Book on Stock Market Timing』5巻シリーズで公開した調査研究において、それは証明されている。この研究は1928年以来の米国株式市場における日々の動きを調査し、英国株式市場については1690年代以降の月間/年間の動きを追って分析したものだ。

だが、より正確な相関関係を保っているのは宇宙のサイクルと人間活動との間に見られる相関性だ。つまり、非常に頻繁に — 常にではないが十分に頻繁と言い得るほど — 人々の行動サイクルは金融市場におけるトレンドと転換点(リバーサル)に反映されているのだ。

  私達は現在、そんな時期のさなかに在る。5つの太陽系最遠惑星のうち3つが大会合周期(コンジャンクション・サイクル)の1/4局面に来ているのだ。これは大きい。火星をそれらに含めるなら、6つの最遠惑星のうち4つが2020年12月21日〜2021年2月17日までに、互いに重要な数学的/空間的関係を結ぶことになる。私達はこの強力な時間帯について過去数ヶ月の間このコラムにおいて言及してきたし、『フォーキャスト2021』でも解説してきた。

だがここでもう一度繰り返そう。

📌 木星は2020年12月21日に、20年ぶりに土星とコンジャンクトした。
📌 木星は1月17日に天王星にウェイニングスクエア(14年サイクルの1/4局面)を形成した。
📌 土星は2月17日に天王星にウェイニングスクエアを形成するが、これは11.25年、すなわち45年の大会合周期の1/4局面となる。
📌 火星はすでにこの惑星サミットに参加しており、1月13日(弾劾決議の日)に土星とのスクエアを形成し終え、1月20日に天王星とコンジャンクト、1月23日には木星にスクエアを形成する。

したがって今、私達は12月21日〜2月17日という今年最強のジオコズミックな時間帯の真っ只中に、完全に入っていることになる。


  私達のアストロロジーの定義 — 宇宙におけるサイクルは人間活動の周期と相関している — によれば、現在米国と世界が経験している事象はまさに歴史的であり、この仮説に合致していることを疑う余地はない。グローバル・パンデミックに関連して、毎日報告される新たな症例、新規入院や死者の記録的な数。1月6日に起きた米国政府と議事堂への反乱と暴動。1月13日に起きた、米国大統領の2度目の弾劾決議(これまでに一度もなかった事だ)。そして1月20日の新大統領就任式に向けて、米国では今週さらなる大規模な反乱が起きるのではないかとの脅威がある。現在のジオコズミックな配置は、今日の世界、そして米国内に見られる人々の行動(と心理)によく合致している。

だが、こうした人間活動のドラマティックな動きは、金融市場のトレンドを大きく反転させることになるのだろうか? それはまだ断言出来ない。前述したように宇宙の動きと金融市場との関係は、全体としては、宇宙と人間活動全体との関連性ほどダイレクトなものではない。しかしこれは頻繁に起きることでもある。だからトレーダーや投資家として、私達はその可能性に大いに注意を払う必要がある。


  株式市場、ビットコイン、穀物市場のすべてが皆、バブル当時のようなパターンで爆発していることから、私達はこれらの動きに含まれる惑星力学に注意を向け、過去にそれらがどんな動きを見せたかを観察している。

たとえば木星が1/4局面(または1/3局面=トライン・サイクル)のアスペクトを天王星に形成した場合には、9取引日のオーブ内で、米国株式市場のプライマリーサイクルの頂点と惑星ペアサイクルとの間に最高度の一貫性を持つ相関関係が見られる。土星・天王星の1/4局面のアスペクトは、10ヶ月のオーブをもって株式指数の4年サイクルの頂点に最強のジオコズミックな相関性を持っている。実際、土星・天王星ウェイニングスクエアの45年サイクルは、米国史の中で2回の最も急激な株式市場の暴落時にも一貫して見られた惑星サイクルだ。その1つは1835年〜1842年に起きた80%の下落であり、もう1つは1929年〜1932年で、その当時は89%の急落が起きた。今回は、この交互に起きる(ワクシング&ウェイニング)45年サイクル — またの名を「潜在力の90年サイクル」と呼ぶ — が起きる3番目のケースだ。

「今回は事情が違う」そうかもしれない。だがそれは、自分が何も知らないことを知らないまま、自分は知っていると信じたい人々が唱える呪文だ。だが、土星と天王星が1/4局面(コンジャンクション、スクエア、またはオポジション)に入る時は常に、メインストリームの評論家が自らの拠り所とする経済モデルや、彼らが理解するところの経済・社会の動きに基づく予測どおりに物事が動くことはない。だからこそ、私は2021年という年を「逆張りの年(反対行動の年)」と呼んでいるのだ。人々はその意味をまもなく理解するだろう。しかし、アストロロジーの歴史を引用してみせることが、こうした理解への可能性に繋がる重要な鍵になると期待してはならない。まだ時期は至っていない。もしかするとその時期は、冥王星が水瓶座入りして双子座の天王星にトラインを形成する2020年代終盤となる可能性がある。


  このコラムを読んでいる多くの方々の動機は、ジオコズミック・サイクルとの相関性に基づく潜在的な市場動向への洞察を求めてのことだろう。だが今週のコラムで述べたように、より大きな相関関係は人間活動の全般を網羅するものであり、その一部である金融市場は二次的な相関性を持つに過ぎない。むろん相関関係が存在することは確かだ。だがそこに焦点を当てる前に、マクロコズム(大宇宙)とミクロコズム(私達/人間)との間に厳然と存在する、より大きな相関関係を理解しておくことが重要なのだ。

  さて現状だが、金融市場は今のところ人間活動全般と同様に、あなたの精神面にとっても資産面から見ても、非常に不安定であり危険な場所であり得る。今という時期は、トレーダーが最も望んで止まないこと、つまり市場に留まる時間を最小限に抑えて最大の利益を得ることが可能な時間帯だ。今月残りの日々は、火星、木星、天王星が互いに複数のアスペクトで結ばれている。つまり価格は急激かつ超速で動く可能性がある。こういった条件下では、敏捷に動けない人、または “止血” を頭に入れていない人にとって、損失のリスクは通常よりはるかに大きい。


もう一度、「Calm」アプリから次のマントラを最後に引用しておこう。こらからの週にはとりわけ必要になるかもしれない。

あなたが幸せであるように
あなたが安全であるように
あなたが健康であるように

そして

あなたが平和であるように...





訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:56|PermalinkComments(5)金融アストロロジー | マンデーン・アストロロジー

January 13, 2021

🌑1/13日の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つのではないでしょうか。
    例えば... シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで  1月13日14:21前後、北海道周辺で 14:27前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は14:02頃、沖縄周辺では13:50前後に山羊座 23°13’ で新月となります。


前回の新月のテーマについてはココをご覧ください。

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サビアン・シンボルによる【 新月がもたらすテーマと挑戦 】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた象徴の言葉をそのまま書き写した「オリジナル版サビアン・シンボル」を使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています


【太陽・月♑️ 山羊座23°~24°― 発効期:1/13~2/11 】

🌞🌑 “Two awards for bravery in war”
   『戦場での武勇を称える2つの賞』
     ↓ ↓ ↓
🌞🌑 “A woman entering a convent”
   『修道院に入る女』

【新月のテーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
※ひとによっては数日前から前倒しで感じられると思います。
※新月から満月を経てピークとなり次の新月まで共振しつづけるキーワードを抽出しています。
※シンボルはおおくのテーマをはらんでいます。沢山の中からこころに引っかかるものがひとつでもあれば、それが鍵になるかもしれません。

→★自己犠牲と自己利益のいずれにも付いて回る苦闘への覚悟
→★他者の心をもてあそぶために知らん顔をしたり冷酷にふるまう傾向
→★与えられたチャンスや好意が自分の払った犠牲への報酬なのか、
   それとも他意のある策略かを見極めていく必要
→★あら探し、難クセ、重箱の隅を突いて責めるような行為が
   双方に “肉体への暴力” と同じ結果を生み出すことに注意
→★危ういバランスの上に生まれる利益と損失をしっかり精査する必要
→★激しい感情の起伏を自分なりの「美」の創造へと昇華していく力
→★想像力の欠如、自分の知識が全てだという傲慢さを利用される危険
→★公衆が感知出来るレーダーから隠され、人知れず努力してきた
    個々の人々の偉大さを、称賛とともに見つめる眼の存在
  (目に見えないところで働いてくれている助け手、または秘密裡に動く
    悪意の存在に注意)
→★三すくみの状況で社会生活や家庭の問題について重要な選択を迫られる
→★たとえ「神の愛」でさえこの世では社会的な関係性が侵入することを知る
→★一番大事な物事を護るために何かを隠す、または立ち去る
   あるいは現実逃避や物事の先送り、臭いものに蓋をする状況
→★様々な現実を前に自分の見通しや立ち位置の再調整のために一時撤退する
→★大きな選択を前にして立ち帰るべきひとりのスペースを維持・確保する
→★火のような不屈さの芽生えとともに新たな可能性を探っていく…→ 
        

★エネルギーのポイント:

前回の新月『納め、踏みだし、踏み込む』
           ↓
今回の新月『勇みつつも潜み、護り、熟考する』

                               
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  厳しい寒波と増加するコロナ禍の影響下、先週の議会騒乱事件を追って米国ではTwitter、FaceBook、Instagramなど、様々なプラットフォームがジャーナリストを含む保守派やトランプ支持者、Walk AwayメンバーをBANし始め、FOXニュースなどの右派と目されるTV番組のスポンサーにも圧力がかかるなど検閲の嵐が吹き荒れる一方で中国経済も何だか不穏な匂い、落ち着かない世相の中で2021年最初の新月が起きます。

何が本当で何が嘘か? それが見えないまま、あらゆるひとびとがあらゆることを発信する今の世界。新しい世界への扉を恐る恐る開けてみたら、そこは冷たく凍って寒風吹く氷の世界が拡がってる? まぁ確かにメリマンさん曰く「今年最強のジオコズミック時間帯」ではあるし。でも、とにかくわたし達は一歩踏み出しました。それぞれの問題を抱えながらも、それでも自分なりの希望や願いを胸にして。そんなわたし達に、この新月はどんなテーマを告げているでしょう? 山羊座も第3ディーカンに入り、かなり社会的、かつちょっと高度で複雑な含みがあるように思えます。

では、早速サビアン・シンボルを見てみましょう。


★1月新月のサビアン・シンボル★

🌚 新月のベース・シンボル:
  山羊座23°『戦場での武勇を称える2つの賞』


  今回のベース・シンボルは 山羊座23°『戦場での武勇を称える2つの賞』。ここには戦場で示された勇気ある行動に対して与える名誉、勲章や褒賞、あるいは「高評価のしるし」が描かれています。これはその戦闘に勝ったときはもちろん、結果的に負けたとしても、怖れることなく立派に任務を遂行したという「兵士の理想の姿」を称えるもの。その対象となるのは、危険に直面したときの勇気、最後までやり遂げるという決意、任務を達成するためなら個人の願望や幸福など捨ててかかるという熱誠を持つ者であり、同じ隊や軍団に属する他の兵士達の戦意を鼓舞する存在です。


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  原文の “award” ですが、B.ボヴィはこの単語の含意としてこんな説明をしています。『award とは、様々な種類の競技やコンテストにおいて「然るべきだ」「適切だ」「正当だ」と見なされた行動や努力に対して与えられる承認の証しだ』と。すべてのコンテストは競い合いであり、闘争でもあります。「敵」との闘争、そして「自分自身」という敵との闘争。もちろんスポーツ競技であれば、闘いが終わった後で強敵同士が友情に似た絆で結ばれ、互いに称え合う姿が見られるかもしれません。けれどこのシンボルは本物の戦場のようです...。

激しい闘いの中で、わたし達は様々な感情が突出してくるのを経験します。緊張、怖れ、またはアドレナリン過多による一種の快感...? けれど常に付いて回る感覚は「苦しさ」かもしれません。B.ボヴィは闘いに付いて回る「苦痛」「苦悩」「苦悶」を表す単語「agony」についても言及していました。この単語は古代ギリシャの「Agon」から来ているそうで、公共の祭りで行われる競技やゲームを指しています。そこには戦車競争や競馬、その他の多様な陸上競技ばかりでなく、詩や音楽、文芸作品の優劣を争う “競技” も含まれており、現代オリンピック大会の由来にもなっているのだとか。


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  オリンピック、そこには国家VS国家の栄誉と威信を賭けた闘いの場という側面も強く存在します。またスポンサーとなる企業同士の競い合いという側面もあるでしょう。つまりそれは、闘う選手達の個人的な人生上の達成だけでなく、(目に見えるにしろ見えないにしろ)より大きな組織同士の闘争でもあるんですね。

  ところでこの「Agon」は「Agony」というワードの形成要素です。そしてそれは、様々な悲劇の主題となる「Agony = 苦悩」という概念を、「ドラマ」の基本的なキャラクターである「主人公」と「敵対者」の存在を介して説明するものです。けれど、誰が主人公で誰が敵対者であるかは、ひとそれぞれの見方によって大きく変わってくるのではないでしょうか。

ではここで、いつものように対向の補完度数も見てみましょう。


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★ベース・シンボルの裏側:蟹座23°

  ベースの対向度数、蟹座23°のシンボルは『文芸協会の会合』です。ここには「文学」への共通の情熱と実績を持つひと達が集う光景が描かれています。文学といっても、その幅はとても広いけれど。広範なジャンル(本や文章)の中で、それぞれに持つスタイルや文体、世界観の質を味わい、または評価するもの...とでも言えば良いでしょうか。また、「文芸協会」や「文学会」と言うとき、そこに集まるのは「ことば」や「文字」に生きるひとびと — そのあらゆる形式を受け入れたり、またはそれぞれの専門分野に特化して創造し、研究し、評論する文学者達を連想させます。

わたし自身は文学者でもなければ特別な愛好者でもないので、「文学とは」なんて語ることばは持ち合わせません。けれど日本語で「学」ということばが付くだけで、何か知的で分析的、または深みのありそうな香りが漂ってきます。原語の「literature」もやはり、「特別に優れ、同時に永続的な芸術的価値を持つ言語作品」という意味になるようです。なので、この会合に集うひと達も皆、知的でそれぞれに感覚が研ぎ澄まされているのでしょう。


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  使われることばの美しさ、または新しさ。可笑しみや鋭さ。物語や詩文が他のひとびとを鼓舞したり悲しませたり、癒やしたり、怒りに燃えさせたりする、その力。その力は、はかない人間である作者の存在を超えて永く生き続けます。おそらく文学が持つ力とは、他の評論や解説と異なる力、主に人間の普遍的な感情に強く働きかけることばの集積であり、その巧みな道筋が持つ “フォース” なのかもしれません。

  文芸協会や文学会においても、やはり毎年何らかの「賞」を優秀な会員に贈る例が多く見られます。日本にもジャンルごとに沢山あると思いますが、特に有名なのは「芥川賞」や「直木賞」などでしょうか。わたしには実際の選定の場がどんなふうか想像もつきませんが、たとえ満場一致で決まるのだとしても、おそらくどんな作品のどんな点を真に高く評価するかは...会員である文学者ごとに異なるのではないかと思います。何故なら文学者はそれぞれに個性的な存在のはずだから。けれど「個」ではなく「組織」として誰かを、誰かの作品を「一番」とし、「勝者」とすること。そこには「個」の好みや志向性を超えて、時代を見据える組織としての観点や(もしかしたら)文学世界を牽引するための「政治性」が働く余地さえあるかもしれません。そしてそこにもまたそれぞれの闘いがあり、そして一種の「苦悩」が隠れていそうにも思えます。


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  賞されるべきもの。優れた存在、素晴らしい行為だと認識され、評価されるもの。「形式」の有無に関わらず、そうした賞を通して与えられる「報い=利益」は、それを与える組織や集団全体をも利するという、別の共有利益と表裏一体であり、贈られる者も、贈る者も、その影響力をまぬがれることは出来ません。賞を受けるということ。それは与える者の側に属していることを公に受け入れること。つまりこの「戦場」のシンボルに描かれている「2つの褒賞」とは「両刃の剣」であり、二面のエッジを持っているのではないでしょうか?

  このシンボル軸を見るといつも、以前ネットで観た映画『プライベート・ライアン』が思い起こされます。有名な映画なので知っているひとは多いと思うけれど...覚えている限りで物語を要約すれば、舞台は第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦。待ったなしの凄まじい戦闘の中、主人公達の任務は、故郷で待つ母の元へ送り返すために、たった一人の無名の若い兵士を敵地から救い出すこと。その理由は彼の4人兄弟のうち3人が戦死してしまい、ひとりだけ生き残っているから...というもの。つまり、おそらく米国内向けの政治的な意味 — 戦争の意義や大義名分、米国的な理想を裏打ちする美談の必要性 — を持つ命令で、生死を賭した大任ではあっても通常の戦闘で期待される「勝利の栄光」とは無縁の救援作戦でした。しかも、他の多くの若者達が無数に屍をさらしていく中、将軍や英雄を救い出すのとは異なります。「果たしてこれに意味があるのか?」という問いに、誰も答えることは出来ません。凄惨な戦場と、戦地から遠く離れた国内の「政治」。そしてそれに翻弄されるひとびと。けれど感動の再会もまた、真実。それを囃すだろう多くのひとびとの人生もまた、真実。




  物語はそんな任務を全うし、その途上で命を落としていった兵士達の闘い、恐怖や苦悶、そして無事助けられて母の元へ戻され、今は老境を迎えるに至った兵士の回想を描いています。そこには勝利を目指す闘いのエクスタシーも、公的な華々しさもありませんでした。それは名誉やひとびとの称賛とは無縁のドラマでした。ただ凄惨な戦場の現実と、残った者の記憶に残る果てしない重さがあり、その重さこそが形のない誉れと崇敬の徴のようにも感じられました。そして見終わった後は、個であり集団でもある人間の生と死、それにまつわることばにならない「何か」が印象となって残ったのです。

人間の集合体が創り出す抗いようのない嵐に巻かれながら、それでも「自分」として生き、死ぬということ。一刻一刻の、記憶。これもまた、この世界という戦場での勇敢さに与えられる、形を持たない褒賞なのかもしれません。


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  厳しい星回りの下で、ニュースを見ても、SNSを眺めていても、あちこちで闘いが起きたりことばの競技が繰り広げられているように感じます。勝者は称賛され、敗者は奪われる。わたし達は観衆であり、参加者でもある。そして個であり、集団でもある。全てがエンターテインメントであり、また日々感情を刺激する「文学」であり、承認と自己の価値を確認する生の営みでもある世界。その潮流がまた政治となり、経済にも結びついていく、世界という場。

でも。「わたし」に真の承認と褒賞を与えられるのはいったい誰だろう? 厳しい戦場での勇敢さ。めげずに想いを貫いていく強さ。それを本当に理解し、「よくやった!」と承認することが出来るのは...誰? 


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  それはたぶん、もうひとりの「わたし」しかいない。それが最初。そしてたぶん、最後。そこからすべての根が張り、茎が伸び、花が咲く。それと知りながら、今という幻影を遊ぶ。そしてふと触れてくる透明な風に、癒やされて微笑む。強さはたぶん、ここからしか生まれない。

       じゃ、メインのシンボルはどうかな?


🌚 新月のメイン・シンボル:
  山羊座24°『修道院に入る女』


  このシンボルは、世俗的で粗野な世界に別れを告げ、俗世を遠く離れた世界へと避難することを選んだ女性のイメージです。確かに人間社会はいつだって混乱と葛藤に満ちていますから。

ひとにもよるけれど、人間ってときに世俗的な快楽や達成感を犠牲にして宗教的な献身の道に入り、霊的世界に身を捧げるという選択をすることがあります。特に激しく感情的なプレッシャー、たとえば苦しい恋愛 — 三角関係の葛藤や愛するがゆえの憎しみ — に疲れ果てたときなど、もっと純粋でもっと果てしない永遠に通じる世界に身を投じたいと思うのかもしれません。そして、神に身を捧げるしかないのだと思い至ります。それは第3の道、つまり全ての争いから身を引き、より高い世界、神との合一を目指そうとする道です。


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  一方「修道院」とは、そんな志を同じくするひと達の共同体です。そこは外界から隔離された、静謐の世界。祈りと瞑想に明け暮れ、神なるものとの一体感を目指して日々の暮らしの全てを捧げるための隠れ家。世俗的な刺激や誘惑から覆い隠され、壁に隔てられ護られた世界です。けれど、たとえ霊的な集団であっても、人間が集って創られた組織である以上、そこには現世的な「政治」が紛れ込む隙がないとは言えません。

  厳格なカトリックの修道生活は、究極の神との合一を通して神的意識の深みをその身に刻みつけるもの...とも聞いています。そしてそのためには常に清新であることが要求され、そのまっさらな身を護る必要がある。そのための規則と規範、修練と献身。けれどその戒律が組織としての「システム」でもあるとすれば、生半可な覚悟で入ったひとには現世と変わらぬ苦悩が待っているだけかもしれません。これもまた、山羊座の第3ディーカンが象徴する「両刃の剣」だと言えます。


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  では、これを補完する裏のシンボルは?


メイン・シンボルの裏側:蟹座24°

  蟹座24°のシンボルは『陽が降り注ぐ小さな土地で南を向く1人の女と2人の男』。 どことなく三角関係?を思わせる絵柄ですね。「陽が降り注ぐ小さな土地」 は、何かひとつに集約された事柄 —「限定的な状況」または「紛争」が、そこだけクリアな陽光に照らされて意識の焦点となっている感じでしょうか。ならばこれは、ひとりの女が自分のこころに向かい、どちらが本当に選ぶべき対象かを選択しようとしているところかもしれません。B.ボヴィによれば「南向き」 というのは古来、王の玉座が向く方向であり、神聖な王権を示す原型的な表現なのだそうです。それは「北」に関連付けられている先祖、つまり、代々の支配者達によって導かれた王家のカップルが、その手に持つ笏で神聖な力を示しながら、最も明瞭な光の中で物事を熟考する様子を示唆するものだそうです。


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  ではこの女性は、王権を担う者としての明確な主体性を持ちながら、二人の男性の間でこれからどうすべきかを熟考しているのかもしれません。彼らはそれぞれ顕著に異なる存在です。たとえばアーティストや詩人 VS 戦士、ロマンティスト VS 行動派、知識人 VS 権力や財産を持つ人物とか...。

  南の太陽は、世界の隅々をその光で照らします。人間という存在そのものに潜む、あらゆる問題を照らし出します。そして、わたし達が堂々めぐりの苦悩から一歩踏み出すためには「新たな選択」を行わねばならないという事実に焦点を当て、突き付けてきます。

もしそれが三角関係なら、三すくみになるような複雑な人間関係に終止符を打ち、一番大切な一人の相手を選ぶこともあるでしょう。または自分ひとりが立ち去り、壁の中に隠れることによって、行き詰まりを打破しようとするかもしれません。 逆に、安全そうに見える道 — たとえば仲間内のコンセンサスや自分の立ち位置を気にしつつ、常に自分自身が一種の “バランサー” と化して現状を維持するような生き方を手放すことに不安を感じるなら、そのまま身動きが取れなくなることだってあり得ます。


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  ひとはときに複雑な世界から身を引き、もっともっとシンプルな生き方の中に閉じこもってしまいたいと願います。社会的なプレッシャーに封じ込まれるような生き方から脱し、自分の人生を受け入れるために。見えない壁に守られて、自分自身と向き合うために。もちろん、遠い離れ小島や山の中に逃げ込んでみたものの、結局は生きるための困難な闘いに明け暮れることになるかもしれません。それもまた、シンプルな生き方にともなう苦闘だと言えます。どれを取っても、誰を選んでも、わたし達が人間である以上、それは両刃の剣かもしれない...。

   わたし達の住む社会には、競争や闘争が付きものです。特にこの新月は、相変わらず月のノード軸とTスクエアを形成する海王星(幻惑されないために「行間を読む」必要)の下、冥王星とコンジャンクトし、牡羊座のエリスとはスクエアで起きます。元々水面下に存在した不和の噴出に拍車がかかるかもしれません。

そして牡牛座の天王星と水瓶座の木星、小惑星火神アグニ、土星&水星のスクエアから乙女座の火の巫女ヴェスタへのクァドリフォーム、同じヴェスタとスクエアを形成するケンタウルス族のアスボルス(と月のノースノード)からやはりアグニ、水星、木星へと形成される2番目のクァドリフォームは、新たな状況に向かって自分自身を調整していく上でのストレス、内的な炎の強さを試されるような出来事を示唆しています。


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  また1月14日には天王星が順行に転じ、18日は木星と天王星がスクエア、19日〜21日は火星・天王星が牡牛座6°台でコンジャンクトし(辱めやプライドが傷つくような瞬間にどうふるまうかを試される)、月がそこを通り、木星とスクエアになります(傷ついた名誉に関わる闘争、深い動機の浮上、逃避願望との葛藤など)。27日前後は月のノード軸と海王星が正確なTスクエアとなり、月末近い29日には、木星とコンジャンクトした太陽の対向、獅子座9°台でハイジーア(ヒュゲイア/健康、衛生)とコンジャンクトの満月。これには火星(と天王星)がTスクエアです。そんなわけで、世の中はまだ落ち着きそうにありません。シンボル面でも当面は雪や “冷たい降水” の象徴が含まれている他、天災、事故や人災、テロや暴力などの危険を示す兆候もあることから、しばらくの間、わたし達の環境を取り巻く目に見えないストレスの密度が減じることはなさそうです。

だから、たとえささやかでもホッとするひととき、温かなふれあいを得られるなら。または自分の中に深い嬉しさを感じられたなら、それはたぶん思っている以上に幸せなこと。かけがえのないこと。


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  けれど今、こんなにも厳しい星回りのときに。目の前の問題が人間関係であれ、仕事やお金、健康状態、あるいは精神や霊的な道の険しさであれ、大きくても小さくても、いずれにしても。

もし、何かを選択すべき場面があるとしたら、第一条件となるのは「本当に本当に、何の気負いも虚勢も怖れもなく正直な自分でいられること」 の一点に尽きるのではないでしょうか。また、向き合うべき問題を(または「問題」が本当に存在するのかどうかを)自分の中で明確にしていくには、ほんの少しの間でも ひとり静かにこころを休めて熟考する時間をとりたいと思います。しんと、閑かに。そして、自分をひととき「見えない者」にするためのスペース。たぶん、それが鍵になるかもしれません。


  さてと。この世のすべてが両刃の剣なら、「わたし」はどちらの刃を使ってまとわりつく幻を切り裂こう? それとも眼を閉じて、両刃を使ってど真ん中を、突いてみるか? 

ね、あなたは...どうする?



dramingnebula



have a great trek!!!★
hiyoka(^_^




hiyoka_blue at 19:08|PermalinkComments(0)新月(満月)の星読み | パーソナル・アストロロジー

January 12, 2021

サビアン・シンボル解説での「ベース」と「メイン」について

「ベース・シンボル」と「メイン・シンボル」の違いについて一度お問い合わせがあったので、ここで触れておきますね。この二つに特に違いはありません。これはひとにより感じ方が異なると思いますが、例えばネイタル・チャートの惑星が牡羊座0°台だったとします。この例だと魚座30°がベース・シンボル、牡羊座1°がメイン・シンボルになります。

● 一つの見方としては時系列で考えて「ベース・シンボル=前半生」そして「メイン・シンボル=後半生」のテーマ。ただし何歳までが前半で何歳からが後半かはそのひとによります。

●もう一つは二つのテーマを「渾然一体となった流れ」として観る考え方。

わたし自身は両方とも有効だと考えています。自分のネイタルの体験でも、前半生はベース・シンボルが強く顕れていて、後半生に入るとメイン・シンボルのテーマが、良い面も、歓迎出来ない面も強くなったように思います。けれど、若く幼い頃のテーマが全て解決したり無くなったわけではありません。何かの折節に、考えさせられることが沢山あります。でも、それも自分が受け入れて生まれてきたテーマを知っているからこそ..なんですね。そのテーマは、トランシットやプログレスの惑星達が重要なポイントに来るたびに浮上してくる。そして、アスペクトの意味がもたらす心理や出来事の大背景として、いつもいつも木霊している...そんな感覚を抱いています。

サビアン・シンボルは360°がひとつの円環として、永遠の流れを創り上げています。この円環では、どの度数も孤立した壁に隔てられた領域ではなく、隣り合わせ、対向、120°や180°その他のアスペクトを通じて有機的に繫がり、溶け合いながら、互いに影響しあう構造になっています。そして、そこを惑星達が通っていくことによって、その都度わたし達の心理、ひいては社会に影響を及ぼす「留まることのない惑星グリッド」を創り上げています。(おそらく赤緯に関しても同様のシステムが存在するのだろうと思いますが、人間の領域でどの程度感得し得るものなのかは不明です..)

こうしたことは、新月・満月のルネーションに関するサビアン・シンボルの記事を書くようになった動機でもありました。超複雑な惑星グリッドの中でも影響力が顕著だと思われる太陽と月が、その都度投げかける “既存の” テーマを知ること。それは「人間」として生まれたわたし達ひとりひとりが、単に「ひととはこういうものだ」という調べに「踊らされる」のではなく、その調べを聴き取り、理解したうえで、あえて「自分の生のダンスを踊る」ために役立つのかもしれない...そんなふうに思ってのことでした。

この、複雑な惑星グリッドの成り立ちと、目に見えることのないその流れをことばで説明するのは難しく、実際のところ「意識し」「感じ」「理解する」しかないのだと思います。また、時を経るごとにシンボルが示唆する物事の深みも変化していきます。シンボルは、わたし達と同じ生きもの。あるいは、生きものとしてのわたし達を映す「鏡」なのかもしれません。



hiyoka_blue at 00:25|PermalinkComments(0)星読み随想 | パーソナル・アストロロジー

January 10, 2021

レイモンド・メリマン 週間コメント1/11【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2021年1月11日(フリー版より)

翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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今週はひさびさに≪先週をふり返って≫≪短期ジオコズミクス≫の抄訳をUPします。
来週・再来週の予定は時間の都合により未定です。🙇‍♀️


≪ 先週をふり返って ≫

  “米国経済は12月に14万人の雇用が減少、全国的なCOVID-19の急増を契機としてロックダウンの新たな波が押し寄せ、労働市場の回復を転覆させたため、7ヶ月ぶりの減少となった。失業率は6.7%と現状を保っている。 リフィニティブが調査したエコノミスト予測では、失業率は6.8%に上昇し、経済は7万1000人の雇用増加があると予想されていた。”

— Megan Henney
  “U.S. Economy Slashes 140,000 jobs in December”
  www.foxbusiness.com 2021年1月8日付


  “『我々はアメリカを再び偉大なものにするために署名した。我々は減税と規制緩和に賛同し署名した。大統領は、我々が誇りに思うことのできる成功の長いリストを持っている。しかし昨日、そのすべてが去った。』と、元トランプ政権の首席補佐官参謀長ミック・マルバニーは語った。”

— Amanda Macias
  “’I Can’t Stay Here’ – Mick Mulvaney Resigns from Trump Administration”
  2021年1月7日付

  私達は以前もこう述べた。 だがもう一度言おう。誰一人として無傷で冥王星トランシットを免れることは出来ない。一部の人達によって最も偉大な脱出マジックの名人と呼ばれる米国大統領でさえもだ。もはや逃げ道はない。 米国人や世界中の人々はそれを赦しそうにないし、後の歴史家によっても良い形で描像されることはないだろう*。彼は自分の遺産を著しく傷つけた(彼のネイタルの土星に山羊座を運行する冥王星がオポジション)。言うまでもなく、彼を信じ信頼を寄せてきた多くの支持者に幻滅と失望をもたらしている(トランシットの海王星が彼の太陽と月にスクエアを形成)。これはまったく驚くべきことだ。またこれは、今天上で木星と土星の両方が天王星にスクエアを形成しつつある現状を映してもいる。その中間点は2021年1月だ。私達はまさにそこに在る。

  しかし、ここには実社会と宇宙の両方の領域において、ポジティブな含みもまた存在する。アメリカ合衆国憲法は、それが作成された共和国の民主主義の原則を維持し、持ちこたえている(天秤座の土星)。これらの最近の出来事はまた、米国の建国チャートが国を永らえさせるためのチャートであることを断言するものだ。このチャートはこの国を弱体化させようとする猛烈なフォースに耐えられるように構築されている。それは建国図をハードなトランシットのアスペクトが打ち据えると同時に働く、国の弱体化への試みであり、2020年〜2023年まで続くかもしれない。これが国の建国図に冥王星リターンが訪れる時に見られる事象だ。したがって、まだまだ終わらない可能性がある。

  先週、大統領自身が駆り立て、一方ほとんどのトランプ支持者の価値観を代表しておらず、ルディ・ジュリアーニ(トランプ氏自身の弁護士)の「戦闘的訴訟」を行えという抗議者への誤誘導された勧告をも支持しないような過激派によって実行された暴動にもかかわらず、米国および他のいくつかの国の株式市場は、数年ぶりの高値、あるいは史上新高値まで急騰した。政治的に不安定な状況が続く中で、これは実際、非常に注目すべきことだ。しかし、株式市場は先を見越しており、投資家はこれらの出来事が短期間で終息するだろうと考えている。

  だが本当に短命で終わるのだろうか? そして、世界の株式指数が史上最高値を更新するこの爆発的上昇はいつまで続くのだろうか? バイデン次期政権が更なる景気刺激策の実施を計画していることを考慮すれば、おそらく同政権の増税計画が企業の利益を剥ぎ取るに至り、ついに個人消費の減速と失業率の増加に行き着くまでこの爆発的な高値がしばらく続く可能性はある。だがまた、はるかに迅速な反転を見せる可能性もある。今後2週間のうちに、強力な天王星のトランシットが訪れるからだ。

  他の市場では、牡牛座の天王星が水瓶座の木星にスクエアを形成しようとする動きの関連から、現在ビットコインが4万を超えている。火星が牡牛座入りした1月6日には、金が1960を試して数週間ぶりの新高値をつけ、銀は28.00を試して4ヶ月ぶりの高値をつけた。だが、金曜には両方とも大打撃を受け、銀は2.60(10%近く)を超える下げを見せ、金は80.00を超えて下落した。こうした予想外の大幅な値動きと驚きの反転は、天王星が影響力のオーブに入ってきたことの特徴でもある。



≪ 短期ジオコズミクス ≫

  世界の株式市場の騰勢がまもなく抵抗に遭遇するかもしれないもう一つの理由は、火星が自ら支配する牡羊座を離れて1月6日に次の星座宮である牡牛座に入居し、3月4日まで運行するという事実に基づいている。先週述べたように、自ら支配する星座宮、牡羊座を運行する火星は、世界の株式市場において大変な強気を示す。それは2020年6月28日に始まり、ダウ平均のプライマリーサイクルの安値24,971と同期した。そして1月7日木曜に31,193の新高値を記録した。

  だが、より大きな花火(少なくとも宇宙の領域では)は今週から始まろうとしており、今月末まで続くだろう。これには、天王星の順行、木星・天王星スクエア、火星・天王星コンジャンクションと木星に対するスクエア、太陽・木星および太陽・土星のコンジャンクション、そして両惑星と天王星とのスクエアが含まれる。歴史的に見て、火星(行動)、木星(誇張)と天王星(支持帯や抵抗帯のように期待されたものを犯す行為)を含むハードアスペクトは、金融市場での大きな値動きと相関している。これは多幸症状やヒステリー、興奮やパニックの期間となる可能性がある。この時期は間違いなく、2021年の最も強力なジオコズミックの時間帯だ。

  精神を引き締め、準備しておこう。これは、トレーダーの究極の願望 — 市場に身をさらす時間帯を最小にしながら最大の利益を得る機会 — でもある。だがまた、トレーダーや投資家にとっての最大の恐怖:突然の出来事に十分に素早い反応が出来ないか、または準備ができていないために、最大のリスクを負って想定外の損失を被る機会にもなりかねない。




訳文ここまで
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*(以下 訳者自身の個人的感想として)

  先週末に起きた保守過激派の暴動とされる事件の評価については、異論のあるひとも多いかもしれない。米国内も世界の見方も、まさに現状では分断されており、今後の成り行きも予断を許さない。また後世の歴史は往々にして最終的に勝利を得たほうが「善」として描かれるものだとも思う。ただ、訳者が見た限り — もちろん、狭い範囲に過ぎないので全体を語ることなど出来ないけれど — これまでトランプ氏を熱烈に支持してきた層の中にも、ある種の密やかな失望感(または脱力感)が見られることは確かだった。

ただしその失望感は、議会乱入騒動や一線を超えた暴力に関連するトランプ氏の責任についてのものではなかった。その反対に、彼が発信した『罠にはまらないよう、議会審議にまかせて安全に家に帰るように』という(たぶん日本人から見れば妥当な)呼びかけに対して失望した...という声が意外にも多く見られた。つまりコアな支持者の人々は、たとえトランプ氏が “煽動” などしなくても、もう十分に民主党の不正に対する鬱憤が溜まっていた。ところがその盛り上がりの頂点で、戦いのトップに立つはずのヒーローに梯子を外された ― 裏切られた ― と感じ、少なくとも今のところは「支柱を失った」という気分に陥っているように見える。

それは米国的理想(または建国精神?)の一部として厳然と培われ、今も深みに潜む「いったん戦いを宣言したら最後の最後まで後へ引くな(たとえ命を危険に曝しても)」という一種の “気概” を、トランプ氏のカリスマ性によって無意識のうちに目覚めさせられた大衆の「理屈抜きの気持ち」の現れなのかもしれない。そうした気分は今のところ、集会への参加・不参加を問わず、一部保守派の心中に霧のように拡がり始めているように見える。その人々のほとんどは、けっして過激派ではなく、ごく一般の保守派労働者層であり、地道な生活者だった。彼らは、今後の成り行きと振り上げた手の落としどころを見定めようとしているように見える。まだまだこれから先も何が起きるかわからない星回りが続くことから、バイデン政権が成立しても平穏に続くとは考えられない。共和党支持層も民主党支持層も、この先に内部分裂し始める可能性はありそうに思える。

  いずれにしても、トランプ氏はまさに地殻変動をもたらすリーダーとして、米国という集合体が選んだ「天王星の人」であり、おそらく米国史におけるその役割は十分に果たしていると言えるのではないだろうか(太陽・月のNノード・天王星が10室双子座でコンジャンクト)。

ブロックチェーン技術を使った新しい通貨発行への意欲など、ともすると既得権益を根底から覆しそうなことを構わず推進しようとするのもその顕れかもしれない。アストロロジーの主要な惑星のうちで、天王星ほど評価(または好悪)の分かれる惑星はない(海王星はまた別のニュアンスで評価が分かれるけれど)。またそこには「敵」と妥協しながら上手く事を運ぶイメージもない。極端に言えば、破るべき壁=「敵」を発見すると、即座に電気的な刺激が走って生き生きして見える。だから予測不能ではあるけれど、それがまた、天王星の大きな魅力にもなっている。

おそらくトランプ氏を支持してきた大衆(少なくともその一部)の無意識は、この時代の変わり目にあって自ら選んだ天王星的な指導者が、自分達にとっての「最終決戦的な場」を迎えたタイミングで分別くさく見えたり、一歩退くような印象を残したことに理屈を超えた拒否感を抱いているのではないだろうか(指導者として支持者を護るためには正しい行動なのだとしても)。 年末以来続く非常に厳しい星回りの下でたとえ大統領の座を明け渡しても、今後これまでのレガシーを維持し、人々を味方につけて達成したかったことをある程度成し遂げていくのなら、彼は最後まで折れることのないタフさを人々に見せつけていく必要があるし、その巧みさ(タイミング的な意味でも)にも、より磨きをかけていく必要があるのかもしれない。ちなみにメリマンさんはご自身も認める「土星の人」。なので一国のリーダーを論じるにあたっての結論は、当然ながら、主として土星的(プロフェッショナルな統治能力)な側面から評価してのことではないかと思う。

  なおTwitterでは、元下院議員でリバタリアン党のジャスティン・アマシュ氏が『憲法を重んじる保守派、リバタリアン、クラシック・リベラルの人々よ、新しい政治を皆で創ろう。我々が誇りに思えるような政党を、ともに創ろう。米国の伝統を尊重し、法の支配を護り、個人の権利を護るのだ。そして憎しみではなく、説得していくことに焦点を当てた政党を創ろうではないか。』と呼びかけており、それをクラシック・リベラルの論客で最近はダグラス・マレイ氏(邦題『西洋の自死』著者で英国の政治評論家)との左派・右派対談も行っているブレット・ワインスタイン氏(インテレクチュアル・ダークウェブの一員で進化生物学者、このブログ過去記事『山羊座の土星と冥王星 — WSJドキュメンタリー映像によせて』にも登場している)がRTしてすぐに3万以上の「いいね」が付いていた。コメントには賛否両論あったけれど...。果たしてこうした新たな目論みや要望は、これから先の「新時代」に向けて、米国内で力を持っていくだろうか? 

  最後に、ちょっとした余談として。凍結されていたトランプ大統領のアカウントがTwitterから永久BANされた。またトランプ氏や他の右派論客がアカウントを持つ「検閲なし」が売りのParlerアプリが、そのポリシーを変更しない限りGoogleとAppleから配布を止められるとも耳にした。で、取りあえずTwitter社の創業チャートを見てみた。すると、12月冬至とともに起きた木星・土星コンジャンクションが、ちょうどネイタル10室の太陽(と火神アグニ)の真上で起きていた(水瓶座0°台)。10室には太陽の他に月のSノード・海王星・水星のコンジャンクションが在泊しており、現在土星と木星がコンジャンクト中。獅子座 — 水瓶座0°台の軸はシンボル的に様々な象意を持つが、その中に「伝道者の自負と苛立ち」的なニュアンスが含まれているのは興味深い。またネイタルの8室射手座で冥王星とカイロンがコンジャンクトしており(隠された “力” — への渇望、「何が “人を傷つけるヘイトスピーチ” かを決める力は我にあり」という教条主義)、11室の火星(We,The People's Power)とはスクエア。その火星にトランシットのネッソス(カルマの支払い、報復)がオーブ2°で接近中。

  そして現在、ネイタルのアセンダント(牡牛座5°台)にはトランシットの天王星が来ており、その対向のDC上にはネイタルのフォルス(突然噴出する因果のエネルギー)が在泊する。そしてまもなくこのASCからオーブ1°でトランシットの火星とのコンジャンクションが起きる。たとえ私企業に「言論の自由」を護る法的義務はないとしても、多数の支持者を持つ一国の大統領アカウントを永久BANするという行為は、言論の場としてのSNSプラットフォームが持ち得る力の大胆な誇示とも受け止められる。けれどそれは、Twitterという企業が創業時に与えられた「集合体としての人格」の一側面が顕現した姿として受け取ることも出来る。

ちなみにCEOであるジャック・ドーシー氏のMCと、トランプ氏の太陽(とSノードと天王星)はコンジャンクトしている。去年12月15日に起きた射手座の日蝕が、その対向 — ドーシー氏のICとトランプ氏の月(月蝕)にコンジャンクトする形で発効していた事実は興味深い。テーマは様々にあったけれど、当時のエネルギー・ポイントは『納め、踏みだし、踏み込む』だった。

  木星・土星コンジャンクションから始まって、今後も木星、土星、そして最後の冥王星まで、水瓶座を強調する働きはしばらく続き、一方ではスクエア関係となる牡牛座を天王星が運行している。Twitterも含め、今後様々な種類のプラットフォームを提供するGAFAやビッグテックの寡占化の動きと「言論の自由」の在りようには、注意を払っていく必要があるかもしれない。そしてその場を利用する自分自身のスタンスや拠りどころにも。わたし達が踊り続ける祭りの場で、どこからともなく響き渡る笛の音を濃霧に隠れて奏でているのは、現在ひとびとの心理にひたひたと影響を与え続け、2026年初頭まで続いていく幻惑の源 — 魚座の海王星でもあるのだから..。



hiyoka記🍀


hiyoka_blue at 20:56|PermalinkComments(5)金融アストロロジー | マンデーン・アストロロジー

January 03, 2021

レイモンド・メリマン 週間コメント1/4【金融アストロロジー】 

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2021年1月4日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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今回も≪短期ジオコズミクス≫≪長期的考察≫のみの抄訳をUPします。
 今年からはたぶんこんな調子で抄訳やお休みが多くなるかもしれませんが、時間が許す限り続けたいと思っています。🙇‍♀️


≪ 短期ジオコズミクス ≫

  “共和党は、トランプ大統領の選挙人団をめぐるに強引な動きに困惑して然るべきだ。トランプ氏は忠実な副大統領を酷い状況に追い込んでいる。共和党は、もしペンス氏が引き金を引いてバイデン氏の270票が拒否され、下院がトランプ氏を大統領に選んだらどうなると考えているのか? 最低限、路上での暴動頻発は避けられないだろう。”

— “Trump’s Push to Turn 2020 Into 1876”
  Wall Street Journal “Opinion” page
  2020年12月31日付


  今週のビッグイベントは、火星が牡羊座を離れ、1月6日に次の牡牛座に入居することだ。火星は牡羊座の支配星だったこともあり、世界の株式市場はこのところずっと強気だった。これは2020年6月28日に始まり、ダウ工業平均のプライマリーサイクル安値24,971と同期した。それが今では30,600を超えて史上最高値を更新している。火星は9月9日〜11月14日まで牡羊座で逆行した。その間ダウ平均は、3月23日に示現したパンデミックによる安値以来最長かつ最も激しい急落をみた(9月3日〜10月30日)。また、ヨーロッパと米国におけるCOVID−19第二波の発生にも相関していた。

  自ら支配する星座宮を運行する火星には力があり、強気だ。だが支配する星座宮に在って逆行する時、効果も逆転する。つまり強さを失ってより弱気になるのだ。また今週火星が牡羊座を離れると、火星はその後すぐ(またはその直前に)これまで得ていた強さを失うかもしれない。何故なら牡牛座での火星はデトリメントだからだ。

  牡牛座に入った火星はまた、1月20日大統領就任式の日に天王星とコンジャンクトする。そしてどちらもが、木星(誇大・過剰)からスクエアを形成されることになる。1月14日には天王星が順行に転じる。したがって、今月は多くの面で問題が起きやすくなりそうだ。火星と天王星がネガティブな側面でともに働く時は非常に可燃性が高く、怒りとフラストレーションが堆積し、論争や口論が頻発し、それが巷にあふれ出して社会騒乱に繫がりやすい。そして無法行為、危険で不穏な活動と相関する可能性がある。

  牡牛座はどちらかといえば自制的な星座宮に在って、このコンビネーションは偶然(または意図的に)、すでに沸点に達している圧力鍋をより強い火にかけてしまうようなものかもしれない。はたして牡牛座の持つ影響力によって火星と天王星の組み合わせが持つ爆発力を封じ込めることが可能なのか、それとも物事が完全に吹っ飛んでしまうのかを観察するのは興味深いことだろう。何が起きるにしても、1月28日からおそらくは2月17日あたり、すなわち今年形成される全アスペクトの先駆け — 土星・天王星ウェイニングスクエア — が、都合3回のうち最初の1回を形成する時まで、その力学は非常に強力だ。

  社会情勢および市場活動という点で私達が焦点を当てているのは、1月14日〜28日の期間で、間違いなく今年最も強力なジオコズミックな時間帯だと言える。これは株式市場、またひょっとすると他の金融市場においても、息を呑むような相場反転、または新たな高みへの信じがたいほどの騰勢、あるいはその両方に相関する可能性がある。おそらくはオプション取引を検討するべき時期かもしれない。



≪長期的考察:『“逆張り”の年』≫

  今年は土星・天王星ウェイニングスクエアの年だ。このアスペクトは都合3回起きる。2021年2月17日、6月14日、そして12月24日だ。これは45年サイクルの土星・天王星のシノディック・サイクルにおける最後の1/4局面であり、あらかじめ計画されていた活動とその結果の筋道を変えてしまうような、予想外のドラマティックな出来事が起きる可能性をほぼ間違いなく示す、最も重要な惑星コンビネーションだ。物事はおそらくプランどおり、期待どおりにはいかないだろう。

  私達は2021年という年を名付けるにあたって「“逆張り”の年」という呼称を造語した。世界の政治、経済、そして金融市場において、2021年に起きるだろうと大多数の人々が考えている物事はひょっとすると起きないかもしれない。予測どおりに示現する物事は非常に稀だ。その代わりに、誰もが予想だにしなかったような一連の出来事が展開し、決定や決断がなされていく。土星は計画、筋道、伝統を体現する。そして規則、法律、社会的・政治的に引かれた境界線をも意味する。

  一方、天王星は反逆者であり、一匹狼であり、革命家だ。それは境界や制限を試し、それを犯すことも厭わない。土星は私達の歴史であり、天王星は私達の未来だ。そしてウェイニングスクエアは、それぞれに関わる力学の衝突を意味する。これは興奮と混沌の時であり、起きる物事をどう見るかによって全てが異なってくる。だから危険でもあるが、それと同時に発明の才があり「型破りの発想」を怖れない人々にとっては爽快でさえあるだろう。しかし、もしタイミングを間違えたり適切に展開出来なかった場合は非常にリスキーだ。

  交互に起きる(ワクシング&ウェイニング)それぞれの土星・天王星スクエアは、米国と世界の歴史における2回の最も激しい株式市場の急落と同期している。1930年〜1931年と1839年〜1840年の事例だ。これらの時期が90年離れていることに注目しよう。拙著『The Ultimate Book on Stock Market Timing』1巻〜2巻において解説したのがこの潜在力に満ちた90年サイクルだ。

  ここに、私達がこの歴史的に重要な惑星ペアサイクルの時期に向けて進んでいくにあたっての祝福の言葉があるので引用しておこう。

“あなたが幸せで安全でありますように。
 健康でありますように。
 そして何より平和の内にありますように。

— The “Calm” app > Meditate > Inner Peace> Loving Kindness, www.calm.com
   



訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:57|PermalinkComments(0)金融アストロロジー | マンデーン・アストロロジー

January 01, 2021

Happy New Year!


 皆にとって、今年が思い出深く良い年になりますように...!

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hiyoka_blue at 00:01|PermalinkComments(0)miscellaneous