February 2021

February 28, 2021

レイモンド・メリマン 週間コメント3/1【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2021年3月1日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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今週は≪先週を振り返って≫ の一部と≪短期ジオコズミクス≫を掲載します。
来週のコラムはお休みします。🙇‍♀️


≪ 先週をふり返って ≫

  “ジェローム・パウエル議長の言葉が与える安心感の効果はここまでだ。パウエル米国連邦準備制度理事会議長が2日間にわたり議会で心配することなど何もないと論じてからたった1日後の木曜、金融市場は突如として心配すべき問題が沢山あることに気付いた。10年物国債利回りが1日にして11月以来最大の上げ幅を記録し、1年ぶりの最高値水準に達したことが原因で株式市場は急落した。”

— “The Markets and Mr. Powell”
  Wall Street Journal Opinion page 2021年2月26日付

  “景気回復の強化を示す新たなデータによる利回りの急騰と米国債売りの波が木曜、株式市場を襲った...投資家はより急速な経済成長とインフレが予測される時に国債を売却する傾向がある。もし利回りが上昇し続けるなら、株式市場を圧迫する可能性がある。”

— Sebastian Pellejero and Sam Goldfarb
  “Treasury Selloff Intensifies”
  Wall Street Journal 2021年2月26日付


  水星は先週末に逆行のサイクル(1月30日〜2月20日)を終えた。土星は2月17日、天王星に対する1/4サイクル(11.25年)となる3回のスクエア形成のうち最初の回を完了した。世界では、これら2つの宇宙的イベントが起きた1週間のうちにほとんどすべての株式市場がピークアウトし、先週末までに激しい下落をみた。

この突然のトレンド転換は、この2つのジオコズミック・サインが持つ力学に沿ったものだ。しかし、水星に関わる逆行と順行、それにともなう滞留への共時性については先週のコラムで詳細に解説している。
“株式指数を代表とする多くの金融市場は、水星逆行前後の3取引日のうちにメジャーサイクルまたはプライマリーサイクル(の高値または安値)を形成する。それらは順行から3取引日のうちにそのカウンタートレンドの動きを完了する。私達は現在、その3日間という地点に在って、1月29日の安値からは多くの株式指数が新たなサイクルに入るか、さらに長期サイクルの高値をつけつつある。ではこれが天井なのか? 水星逆行のサイクルのみを見るなら、その可能性はある。”

  冒頭に引用したWSJの記事で述べられているように、株式市場の暴落は国債の急落が引き金となった。確かにインフレ懸念が高まれば投資家は国債を売り始める。しかし私には、市場のコメンテーター達が何かもっと大きな絵図の一部を見落としているように思える。これだけの規模の下落が起きるのは、大規模な売り手 — 大国(複数かもしれない) — が米国債の保有を解消した結果という可能性もあるのだ。国債のような市場がここまで大きく下落する陰には買い手よりも非常に多くの(あるいは大規模な)売り手を必要とする。この時期に他国が米国の金融システムに大きな混乱(天王星)を引き起こしたいと考えているとすれば、その国際政治的理由は多々考えられる。そして現在進行中の何らかの交渉事に力を及ぼす可能性がある。それは、天王星にスクエアを形成する土星の原理、すなわち政府(土星)の金融基盤(牡牛座の天王星/金融システム)の混乱(天王星)と合致するのだ。

  2月14日の『フォーキャスト2021』ウェビナーで解説したように、この金利上昇は、金利の長期トレンドの反転に相関する32年〜37年の土星・冥王星サイクルが持つ歴史的パターンを反映している。この土星・冥王星サイクルに基づくなら、金利サイクルは2020年に底を打っていることになるが、実際そのように見える。新たな金利上昇のトレンドは、21世紀半ばまで続くかもしれない。土星・冥王星のサイクルは、とある実在が望むものを手に入れるために強制的な手段を取ることの顕れともなり得る。もしそうなら、その実在は残忍かつ荒々しい行動を取る可能性がある。

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・・・以下、先週の米国株式市場を始めとして世界の金融市場の動きを追った文章が続きますが、割愛させていただきます。

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  総じて先週は注目すべき週であった。そして土星・天王星スクエアの働きと完璧に合致していた。このコンビネーションの影響力は、2021年12月24日まで続いていく。私が2021年を「逆張りの年/反逆者の年」と呼ぶ理由がここにある。今年、専門家が経済や市場について予測した物事は外れやすい。おそらく深刻な見直しが必要になるだろう。何事も予想どおりにはいかない。想定外の出来事やサプライズを念頭に入れておこう。



≪ 短期ジオコズミクス ≫

  “本当に嘘ばかりだ。トランプ氏が選挙に勝っていただの、議事堂を襲撃したのはアンティファだの、テキサス州の送電網災害を引き起こしたのは環境保護主義者だったなどなど。おっと、そしてトランプJr.は現在、「テキサス州の民主党知事」を非難しているが、偶然にもその人物は右派の共和党員なのだ。”

— Paul Krugman
  New York Times, as quoted in the Arizona Republic
 2021年2月20日付

  次に差し迫る主要なジオコズミック・サインは3月11日〜14日、自ら支配する魚座に在泊する海王星に太陽と金星の両方がコンジャンクトするという事象だ。3月13日は新月でもあり、同時に先週のコラムでも言及した水星逆行のシャドウ・フェーズが終了する日でもある。

  さて、誰もが魚座を愛している。魚座は風変わりで独特な星座宮だ。そして魚座を支配する海王星は、とてつもなく夢見がちだ。それは漂泊者、ミュージシャン、詩人、理想主義者、平和主義者、詐欺師、インチキ宗教家、セラピストやヒーラーの守護聖人と言っていいかもしれない。魚座は非常に想像力に富んでおり、それが昂じれば永遠に希望が湧いてくるような異世界の現実に生きるといった面が出てくる。それは絶望と同時に常に希望に満ちているという組み合わせなのだが、時に『カウガール・ブルース*』のようでもある。あなたは魚座や海王星的な特質を強く持つ人々を愛さずにはいられないだろう。とはいえ、地に足をつけて現実を見ようとしない(または見られない)特質は、その繊細さがわからず無限の可能性を秘めた未来が見えない人々に多大なフラストレーションを与える可能性がある。
原文 “Even Cowgirls Get the Blues” 邦題『カウガール・ブルース』:1993年に制作されたアメリカ映画。原作は1976年のトム・ロビンズの小説。大きな親指を持つ主人公の女性が社会に囚われず、ヒッチハイクをしながら自由な精神と愛を探求していくロード・ムービー (wikipedia )

  何故今、私がこんな話を持ち出すのか? それは私達が再び妄想ドラマの時間帯に入ろうとしているからだ。海王星と魚座の下では、またも多幸症に襲われる可能性がある。そして株式市場はとりたてて明白な理由もないのに急騰し始める。少なくともそこには証明可能な事実や意味をなす物事は存在しない。だが、ここで理解しておかねばならないのは、海王星と魚座が強調される期間が多幸症的な様相を示さない場合に何が起きるのかということだ。現実が襲いかかってきた時、多幸症と希望的観測の反動として起きるのは何だろう? それはヒステリーとパニックだ。

  だから心構えをしておこう。私達はこれから海王星ワンダーランドで集合的なサイキック・アドベンチャーの旅に出ようとしている。新月が魚座の海王星とコンジャンクトして起きるからだ。率直な言い方をするならこうだ。もし物事が突如として素晴らしく、予想より良く見えたなら、それは間違っている。もし物事が急激な災厄に見舞われるように感じられるなら、実際はたいして悪化しない。おそらくこの時間帯は、ビーチに行ったりストレッチやヨガにいそしんだり、あるいは良い本をじっくり読むか、iTunesやCalmアプリで好きな音楽を聴いてリラックスするのに良い時だ。

もしその代わりに何らかのトレードをしようというのなら、常に心しておくと良い。海王星と魚座の下ではとりわけ「噂で買って事実で売る」ことだ。それも、もしその時「事実」と呼ぶべき物事が存在するのなら、だが(その可能性は低い)。

  原油や大麻関連の株は、海王星と魚座が支配している。こういった分野ではきっと何らかのトレード機会を見出せるかもしれない(または別の経験の機会かもしれない)。ただし、常に合法的かつ現実的であることだ。そして自分のポジションがどんなものかを覚えていなければならない。このような惑星力学の下では忘れっぽくなりがちだが、それは高くつくし、恥をかくことにもなりかねない。また、素晴らしくロマンティックになる可能性もあるだろう。3月10日〜20日は、あなた自身の行動次第で結果が大きく違ってくることを肝に銘じておこう。この期間に無知であれば、至福に導かれることはない。だが、至福そのものが無知に繋がることもあるのが難しいところだ。だから常に覚醒し、警戒を怠らずにいよう。

そしていつも言うように、「今年の呪文」を覚えておいてほしい。


 あなたよ、
 幸福であれ
 安全であれ
 健康であれ
 そして平和であれ


これは本当に、魚座の季節にぴったりの呪文なのだから。




訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:56|PermalinkComments(0)金融アストロロジー | マンデーン・アストロロジー

February 21, 2021

レイモンド・メリマン 週間コメント2/22【金融アストロロジー】 

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レイモンド・メリマン・コラム  2021年2月22日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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今週は≪ 短期ジオコズミクス≫ のみの抄訳です。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

  “新型コロナウイルスに関わる切迫した警鐘のさなかにあって、ほとんど無視されている重要な事実が1つある。過去6週間の間に新規感染者数は77%減少しているのだ。現在のペースが続くなら、4月までに感染例はほとんどなくなり、アメリカ人が通常の生活を再開できるようになると予想している。”

— Dr. Marty Makary, professor at the John Hopkins School of Medicine
  “We’ll Have Herd Immunity by April”
  Wall Street Journal 2021年2月19日付

  ではちょっと水星逆行の話をしよう。先週のコラムでは、株式指数など多くの金融市場が、水星逆行開始から3取引日以内にメジャーないしプライマリーサイクルの高値または安値をつけることが多いと指摘した。これらの市場はしばしば、水星順行の前後3取引日のうちにカウンタートレンドの動きを終了する。私達は現在そのポイントに来ており、その3日間という時間枠に入るとともに、多くの株式指数が1月29日の安値からサイクル新高値、さらにはより長期サイクルの高値をつけている。これが天井なのだろうか? 水星逆行サイクルのみを指標にするなら、その可能性を論じる価値はあるだろう。

  アストロロジーの研究には「水星のシャドウ期」という概念がある。基本的に、この時期は水星は順行しているものの、その行程は水星逆行時に戻った度数の上を前進しているという期間だ。たとえば現在のケースでは、水星は1月30日に水瓶座26°台から逆行を開始した。順行開始は2月20日、水瓶座11°台からだ。

「シャドウ期」または「シャドウ・フェーズ」とは、まず最初に水星が水瓶座11°〜26°まで運行していった時期である1月15日〜30日、そしてその後、逆行を経て順行に転じた水星が同じ度数を今度は前進していく期間を言う*。それは2月21日〜3月13日だ。
* 逆行前後のシャドウを区別して、逆行前をシャドウ・フェーズ、順行後をエコー・フェーズと呼ぶ場合もある。

そして、その全ての期間において、水星逆行に関連する特質が顕れると考えられる。水星逆行シャドウ前期の1月15日〜30日が、とりわけ特筆に値すべき時期であったことは興味深い。この間、COVID-19 の感染者数はピークを迎え、恐怖と呪縛が戻って株式市場は下落していた。

だがその後、トレンド反転現象が起きた。COVID-19感染者数のトレンドが逆転したのだ。それは水星逆行中に急速に下落し、株価は急騰していくつかの指数は史上新高値または数年ぶりの高値までつけている。この事実は、コロナ禍と株価の両方が水星逆行前のトレンドに戻るのか否か? という疑問を投げかけている。

  私達は先週末に開催したフォーキャスト・ウェビナーにおいて、『COVID-19のパンデミックに対応するジオコズミックな相関性についての分析』から講義をスタートした。私達は『フォーキャスト2021』において発表した研究、すなわち『2021年2月にスーパーチャージ・ゾーンである乙女座15°〜19°の対向度数を海王星が離脱していく』という現象をそこで再び提示した。

そしてパンデミックの潮が2月の前後3ヶ月以内に引き始め、遅くとも2021年5月には関心を引く度合いがどんどん低くなるだろうと予測した。今現在、それが起きつつあるように見える。おそらく水星逆行のシャドウ期(またはエコー・フェーズ)を抜ける頃には恐怖心も十分に治まり、人々は不安よりも希望を抱く度合いが高まってくるだろう。そして春分(北半球における春の始まり)の頃には、より制限が少なく、より大きな自由という感覚が芽生えてくるだろう。ワシントンD.C.の春分図では水瓶座の木星が上昇している。水瓶座も木星も両方ともに、より広範囲の自由と社会活動の前兆だ。

  3週間前には、おそらくこのコラムと2020年11月に執筆された『フォーキャスト2021』を読む機会のあった人々を除いては、誰も COVID-19 の感染者数がこれほど一気に減少することなど予測していなかった。これはなにも、私が霊能者だとかいう話ではない  — 私はよく、自分の予知能力はポテト並み(どちらかというとポテトチップに近いかもしれない)だと言うのだが。

むしろ私に備わった “超能力” があるとすれば、私が宇宙の諸サイクルと人間活動の諸サイクルとの相関性を観察し、研究し、識別することが出来るということだろう。先週のウェビナーで指摘したように、現在、宇宙で起きていることは1965年〜1967年に起きた事象との強力な類似性を示している。

  COVID -19 感染者数の大幅な減少は、株式市場にポジティブな影響を及ぼすことが考えられる。結局のところ、レストラン、スポーツ・イベント、旅行関連企業など多くのビジネスは、まもなく新たな収益の急増をみることになるだろう。消費者は再びお金を使い始める。しかし、市場は先を見越すものであり、すでにそうした流れは株価に織り込み済みの可能性もある。したがって今一度、『噂を買って事実で売る』ということになるかもしれない。しかも今年、残りの期間は土星・天王星スクエアが支配的であり、この宇宙的コンビネーションを私は「逆張り(反逆)の年」と呼んでいる。

物事が殺伐として暗く見える時に、市場は上昇する。それがやがて良くなってくることを投資家が知っているからだ。とりわけトリックスターたる水星は、まるで地リスのパンクスタウニー・フィルが2月2日のグラウンドホッグ・デーで経験したように、おおよそ3月13日までは、いまだにその影(シャドウ)に浸っている(もっともフィルの場合、影は不足気味だったが)。

私はトレンドを好むが、水星が逆行に転じると少し用心深くなる。水星逆行はカウンタートレンドの動きに関連することから、そのトレンドは再び反転する可能性があるからだ。

したがって、皆さんに言えることはこうだ。『安全に気を配り、注意を怠るな。そしてウイルス感染のリスクを封じ込めるために注意してきた物事を止めてはならない』。


  3月13日、そして春分の後、すべての物事がどんなふうに見えるかを見てみようではないか。冒頭に引用したドクター・マカリーの言葉、そして『フォーキャスト2021』は正しいかもしれない。確かに今日、前途の見通しは有望に見える。







訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:55|PermalinkComments(0)金融アストロロジー 

February 11, 2021

🌑2/12日の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つのではないでしょうか。
    例えば... シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで 2月12日04:23前後、北海道周辺で 04:30前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は04:04頃、沖縄周辺では03:35前後に水瓶座 23°16’ で新月となります。


前回の新月のテーマについてはココをご覧ください。
シンボル解説の「ベース」と「メイン」の区別についてはこちらをご参照ください。
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サビアン・シンボルによる【 新月がもたらすテーマと挑戦 】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた象徴の言葉をそのまま書き写した「オリジナル版サビアン・シンボル」を使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【太陽・月水瓶座23°~24°― 発効期:2/12~3/12 】

🌞🌑 “A big bear sitting and waving all its paws”
   『腰を下ろして両手足を盛んに振る大きな熊』
     ↓ ↓ ↓
🌞🌑 “A man turning his back on his passions and teaching from experience”
   『自身の情熱に背を向け経験を通じて指導する男』 

 
【新月のテーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
※ひとによっては数日前から前倒しで感じられると思います。
※新月から満月を経てピークとなり次の新月まで共振しつづけるキーワードを抽出しています。
※シンボルはおおくのテーマをはらんでいます。沢山の中からこころに引っかかるものがひとつでもあれば、それが鍵になるかもしれません。

→★現在進行形の“常識”や“慣習”に囚われず自分自身に忠実であることへの試練
→★時流に乗り大衆を味方に付けているという驕りの浅薄さを見る
→★「流されること」と「波に乗り続けること」の違いをわきまえる必要
→★「場違いな存在」であり続けながら自信を失わないことへの訓練
→★「自分(達)だけが気付いている」という観念を払拭する必要
→★自分、または他者にとっての「癒やしに至るための危機」と
   「死に至らしめる毒」の違いに気付いている必要
→★未成熟で甘えた幻想と成熟した冷静な視点の違いに注意
→★あまりに過大な期待を抱く傾向、または前進するために必要な
   希望や期待を抱くことさえ怖れる傾向に注意
→★意図的・意識的で規律正しい追求によって得られる内的宇宙の覚醒と陶酔
→★思い込みによる万能感に煽られて一時的なスリルを追う危険に注意
→★ナマの欲望のほとばしりを盲目的に満たすのか、その欲望の力を
   特定の目的のために方向付けして使うかというテスト
→★「生きようとする力」の手綱を常にその手に握り滋養を与える必要
→★砕け散る波頭の頂点に在り続けることの困難さと挑戦
→★一方向に向かって過剰になりがちなエネルギーに正しい道をつける…→         


★エネルギーのポイント:

前回の新月『勇みつつも潜み、護り、熟考する』
          ↓ ↓ ↓
今回の新月『動きながらも全てにフラットであることの奥義』
                               
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  絶賛水星逆行中の今、世界では事故や地震、革命や洪水のニュースが流れ、またあちらこちらでコミュニケーションが齟齬 をきたし、見解の食い違いや文脈の取り違え(あるいは意図的な誤解)― が増幅して怒りや不安が高まっているように見えます。おそらくメディアやネットが大いなる増幅装置として働いていると思うけれど、それらも皆、わたし達人間が求めて創造したものです。

長く続くコロナ禍の下で、この1年わたし達の生活も大きく変わってきました。政治、社会、経済を見ても、ひとはそれぞれに独自の観点から今 何かがおかしい、何かがヘンだと感じているかもしれません。でも、これまでのようにシンプルな正義や悪という概念はすでに崩壊しつつあるし、「幸せ」という概念も多様化し、あるいは断片化しているように見えます。そして「世界はひとつ」という概念も。


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  そういえば「断片化」それも「自己のアイデンティティの断片化と再構築の苦悶」といえば、準惑星エリスの領分でしたね。エリスがもたらす「不和」は、「すでにそこに存在していた不和を炙り出す」というもの。そんな形を通して新しい自己を確認しようとするエネルギーとも言えます。確かにエリスは去年までずっと、冥王星をはじめとするカプリコーン・ステリウムとスクエアを形成してきました。

前回このアスペクトが起きたのは、ニアミス期を入れると日本では明治〜大正への変わり目となる1906年〜1912年のこと。その間に起きたのは日露講和条約、大逆事件、韓国併合。そしてニアミスを終えてまもなく日本はドイツに宣戦布告、第一次世界大戦勃発。国の内外ともに、大きな変わり目の時期でした。もし人類がこれから歴史的に未知の領域へと踏み込んでいくのなら、目に映り耳に聞こえる日常の世界と「進行していく現実」はある一定期間、乖離していくでしょう。それは、後になってふり返れば「小さな狂気」の蔓延だったとも感じられるかもしれません。


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  そんな大きな流れの一コマにあって。それでも、頑張ってる。踏ん張ってる。とはいうものの、やっぱり疲れたなぁ...なんてふと感じるひと、多いんじゃないかな..。去年の暮れに水瓶座の入り口で木星・土星コンジャンクションが起きて以来、わたし達を乗せた大地のギアはもう一段加速モードに入りました。このトンネルを抜けるのはいつだろう? 本格的な春が来たら、もう少し先がよく見えるようになるだろうか? だとしても、おそらく元に戻ることはないでしょう。気付く、気付かないは別として、もうわたし達の感覚は変化しつつあります。いつものようでいて、そうじゃない。繰り返しているようでいて、新しい。少し前と違っている自分に気付いているひと、いるかな?

  立ち尽くしている状態から進もうとするとき。足を一歩前へ踏み出すとき。わたし達は瞬間的にバランスを崩します。それが「動く」ということ。「飛ぶ」ということ。平衡が崩れるから悪いんじゃない。不安定が怖いのでもない。ただ問題は、自分がどこへ向かうのか。それを知っておくこと。知ろうとし続けること。


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  前回の新月でわたし達は、闘争に明け暮れる世界から一歩身を引いて静けさの中に在ることの意味を問われました。(そういえば、前回のベース・シンボル解説の中で、闘争の「苦痛」「苦悩」「苦悶」を表す単語「agony」が古代ギリシャの「Agon」から来ていて、公共の祭りで行われる競技やゲームを指していること。そこには戦車競争や競馬、その他の多様な陸上競技ばかりでなく、詩や音楽、文芸作品(ことば)の優劣を争う “競技” も含まれており、現代オリンピック大会の由来にもなっている...という一節があったの、覚えてるひといるかな? 今の森元首相に関わる “舌禍” とされる事件とその波紋や世界中の過剰反応を見ていると、水星逆行とあいまって本当に誰もが「agony」の中に在るような気がします。おそらく巷ではあらゆるところでミニ舌禍炎上事件が起きているのではないでしょうか。)


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  さてと。今回の新月はどうかな? なんとなく宇宙的には引き締めにかかっている気もするけれど..。

では早速サビアン・シンボルを見てみましょう。


★2月新月のサビアン・シンボル★


🌞🌑 新月のベース・シンボル:
   水瓶座23°『腰を下ろして両手足を盛んに振る大きな熊』



 これは、大きくてとても強い力を持つ動物の象徴でもある熊が地面に腰をおろし、そのパワフルな四肢を振っている光景です。一方「bear」ということばには、重い荷物を運んだり、重大な責任を負う...という意味もあります。


bear


  このシンボル、見方によっては滑稽にも思えるけれど、それはわたし達が抱く印象のどこかに「ぬいぐるみのクマさん」やアニメのキャラクター的なイメージがあるからかもしれません。さて、この大熊はいったい何をしてるんだろう? もしかしたらサーカスの演し物か何かかな? いきなり出くわしたら恐ろしい熊も、今は観客に向かって懸命に...でもちょっぴり不器用に手足を振り、しきりに愛嬌を振りまいています。いえ、彼自身は別に愛嬌を振りまいているつもりなんかないかもしれません。ただ厳しい訓練に耐え、連れてこられた世界で生きるために、自分に課された役割と責任を果たしているだけなのかもしれません。

遠目から見れば愛嬌ある姿に見えても、彼の力は強大です。気軽に撫でたり握手するなんてことは出来ません。たとえ大熊が穏和な性質で、悪気もなければ傷つけようとする気など一切なかったとしても、わたし達のほうが彼を人間と同じように考えて扱えばどうなるでしょう? 彼は怖れ、警戒し、怒るかもしれません。その結果として放たれた防御の一打を受ければ大怪我では済まないでしょう。そして結局は熊の生命を奪うことにも繫がりかねません。


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  このシンボルは、訓練によって自分自身を制御する力、「湧き起こる衝動的な反応に負けない精神の力」を身に付けることを示唆しています。けれどそれと同時に、自分と相手の違いをよく見極め、「安全」と「危険」、「好意」と「押し付け」、「誤った期待」と「現実の理」の間に立ちはだかる垣根にデリケートな注意を払いながら共存を図ることをも示唆しています。

大きな熊。その野性の手脚は太く力に満ちあふれ、美しくもあります。けれど彼はテディベアじゃない。自分を護ってくれる屈強なナイトでもない。別世界に生きるべく生まれた命です。本来、彼には彼の生きる世界があり、わたし達にもまたそれぞれの世界 — ホームがあります。ひとであれ獣であれ、たとえどんなに厳しくても自分の世界に生きているときが実は一番安全であり、美しいのかもしれません。

座り込んで手足を振る熊さん。彼に「ことば」はありません。わたし達が彼の棲む宇宙を理解し、本当に共存出来る領域はあるでしょうか? もしかして、自分自身の内なるいのちの原点の中に...わたし達自身の「獣性」を見出し、そのまま受け入れ包含し得たなら? 大きな熊はわたし達の内側にも居る。そして時折手足をバタつかせ、何かを訴えたりする。その危うさと、滑稽さ。内なる眼でそれを感じ取ったとき、わたし達はその熊さんを、そっと抱き留めることが出来るでしょうか?


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  内なる大熊も、外界のいかつい熊も、誤った期待感や勝手な思い込みで扱おうとすれば、致命傷になりかねないポテンシャルを持っています。 そういえば、金融市場でも「ベア・マーケット」といえば「弱気相場」を意味しますね。これは『熊を捕らえる前に熊の皮を売るな』という、甘い見通しや安易な相場観を戒める格言から来ていると聞きました。相場が下がると見込んで高くなったところを空売りする...まだ熊は山から下りてこないけど、そろそろ頃合いだろうと思い、とりあえず架空の皮を売ってしまう。ピタリと当たれば大儲け。でもうかつな空売りは大怪我のもとです。それでも、相場を張るひとにとってそれは、一種の醍醐味かもしれません。そしてこれもまた、危険と安全の境界線をよく見極めたうえで慎重にプランを練る必要があります。集合心理がうごめき、価値と価値とが闘争する市場は世の中の縮図みたいなもの。そこで必要とされるのは、自分自身と現実をありのままに視る力、そして自己制御。制御しがたい世界を渡っていくための、それは唯一の力なのかもしれません。

「To bear」とは重い荷物を運ぶこと、重大な責任を負うこと。何に対して? 何よりも、自分自身と、その決断と行為に対して...。

  では対向の補完度数も見てみましょう。


裏側のシンボル:獅子座23°
  
  獅子座23°のシンボルは『裸馬に乗る人』です。裸馬は野性の荒々しいエネルギーの象徴です。馬がまだ馴れないうちは、乗り手と馬の間でクッション役を果たす鞍を装着することなど出来ません。この馬はまだ野性の一群から捕獲されたばかりなのでしょうか? でも、乗り手は本能のままに荒ぶる馬を巧みに抑え、思い通りに走らせることが出来るようです。 「馬を乗りこなす」ことは「自分自身に備わった荒々しいパワーを統制する」こと。きっと裸馬の乗り手は、荒ぶる馬と自分とを隔てる鞍 — あるいは “隠蔽の障壁” を置かず、野性の荒々しさを受け入れて一体化することによって、それを自分のコントロール下に置くことが出来るのかもしれません。それは人間の「精神」と「本能」の闘いでもあります。


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  またこのシンボルのイメージは、半人半馬のケンタウルス族を想起させるものがあります。で、ケンタウルス族の惑星といえば、まずはカイロンでしょうか。そしてフォルス、アスボルス、ネッソス、キラルス、エケクルス...などなど。天上には現在までに発見され名付けられている半人半馬達が数多く存在します。けれどその中で、崇高な精神と荒々しい武闘派的な衝動とを完全に統合することが出来た存在は、ヘラクレスやアスクレピオスなどギリシャ神話に出て来る英雄達の師でもあったカイロンのみとされています(元々彼は他のケンタウルス族とは異なる出自を持つ、半神半馬と言える存在ではあるのですが..)。

その他のケンタウルス達は、温厚だったとされるフォルスでさえ、ふとした好奇心に負けてうかつな行動をとった挙げ句にあっけない死を迎えるし、他のほとんどが激昂した末に激しい戦いや復讐の刃に倒れ、凄惨な死を遂げています(例外は一番の美しさを誇ったキラルスでしょうか。彼は戦いに加わるために恋人とともに森へ入ったところ、突然どこからともなく飛んできた毒矢に貫かれ、理由もわからないまま命を落とします)。


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  ケンタウルス族の惑星達は皆「<象徴的な死>を経た末の癒しと解放」というテーマを持っています。死を迎えるまでのいきさつも死に方もそれぞれだけれど、彼らのほとんどは死を通して解放されるまで、怒り、恨み、裏切り、復讐、性的欲望や欲しいものを取らずにいられない欲動など、どちらかというと下半身的な生命力のほとばしりに殉じて生きた存在でした。その豪快な躍動感は裸馬の持つ荒々しいエネルギーそのものです。けれど同時に半分は人間でもあった彼らの生は、たとえ一時的な勝利の高揚感に胸躍ることがあったとしても、実は恒常的に抱える大きな痛みと哀しみを伴うものだったかもしれません。

  ちょっと横道に逸れてしまいますが...折角なので、ケンタウルス族について以前書いたことをもう一度、ここに提示しおきますね。

〜〜〜〜〜

  ネイタルチャートでケンタウルス族が位置する領域は、そのひとが抱える「暴れ馬」、奥深い「傷」を意味します。何かのきっかけでその傷が疼くとき、わたし達の中の裸馬もまた蘇ります。何か強い感情的な刺激を受けたとき。湧き起こる衝動に抗えず、傍目からは自暴自棄としか思えない行動を取るとき。あるいは、思わずひどいことを口走ってしまうようなとき。ただ暴れたくなるとき。その傷口は開き、深い開口部からは鮮血とともに自分でも驚くほど生々しい粗野な力が湧き起こります。

わたし達は文明社会に生き、日頃はいちおう良識的とされる生活を送っているけれど、実は一皮剥けば、みんな半人半馬のケンタウルスかもしれません。たとえ表面的には優雅にふるまえたとしても、その裏では縄張り争いが続いているし、支配と被支配をかけた闘争も後を絶ちません。それは広く世間一般に見られるだけでなく、身近な家族間や愛する者同士にも見られるナマの姿です。そこに愛が絡み、情がからみ、やがては憎しみが生じ、自縄自縛となったわたし達は、身動きが取れなくなります。そして、喪って初めて..その手に在ったもののかけがえのなさを知るのかもしれません。 

結局のところ、他の存在 — 動物や植物の命によって贖われ、支えられているわたし達の生命。それもまたこの世界が辿ってきたひとつの営み。わたし達の中には、理性や善に向かおうとするこころだけでなく、必ず動物としての苛酷な本能が潜んでいます。それを、善・悪という二元性で割り切れるものでしょうか? 肯定と否定、生に向かうこころと死に向かうこころの全てがわたし達であり、人間として今、ここを生きるということではないでしょうか?

〜〜〜〜〜

  「鞍=Saddle」。これは鶏やアヒルなど家禽類の腰背部の形を示すことばでもあります。普段は馬の背にやわらかな羽毛のクッションを取り付けて、しずしずと馬を進めるわたし達。中には白馬の騎士然としたひともいます。わたし達の本能なんて、すでに理性によって飼い慣らされたアヒルのようなもの。けれどふと気が付けば、世界の至るところに攻撃的なエネルギーが溢れています。

ゲームやスポーツで「健全」に昇華することの出来ない、何か永遠に蠢くものの存在。それはわたし達人間の中に、確かに存在します。たとえそれがあからさまな肉体的暴力の形を取っていないとしても...。ネットが当たり前の時代となり、上下左右もなく均一に繋がることが可能となった今は、自覚のない心理的な暴力が増幅していく光景を至るところで観察することが出来ます。それらをありのままに見るとき、そこにはシンプルな野性動物の世界よりずっと厄介で、一度たりとも癒やされることのなかった一種の “ねじれ” が生じ、はびこりつつあるのではないか?とも思えます。


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  でも... もしもわたし達が裸馬の乗り手なら? それが出来るとすれば、それは「鞍」というクッションを通さずに、自分の中に潜む矯められることのない荒々しさと向き合うことから始まるのかもしれません。上半身と下半身の中間 ― 裸馬との接点 ― に持てる力を込め、意識を持って一体化し、自我を超える力で全てを呑み干す。自分が負った傷のすべてをみとめ、それでもなお生きて前に進む。 語られる術を持たなかった、それぞれの「何か」を透明な暗闇に解き放つ。ただ、無を怖れずに漆黒の記憶へと旅してみる。それには孤独な作業を必要とします。何故なら、その旅には先達や導き手など何処にも居ないのだから。

一人の人間の中には、おそらく何層にも分かれた無数の多様性が存在するのかもしれません。その全てを見切るなんてことは、今のわたし達には不可能に思えます。それでも。自我の奥に潜む広大な存在の闇に意識を向けることも無いまま、真の多様性を理解することは可能でしょうか? それをこの世界に実現することは出来るでしょうか? わたし達はこの人生で「美女」と「野獣」を統合し、いつの日か新しい人間の “カタチ” を創り上げることが出来るのでしょうか? 今、科学の世界ではその可能性を前提としているようだけれど? 

…でも獣性と人間性を統合することの出来る裸馬の乗り手って、いったいどんな存在だろう? その可能性はわたし達の中に在るだろうか。もしかして...それが霊性と言われるもの? でもその主体って、誰? それは、本当に「わたし」だろうか? いえ、それとも... ? 


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  おっと! ベース・シンボルの記述が長くなりすぎちゃいました。ではメインのシンボルに行きましょう。


🌞🌑 新月のメイン・シンボル:
   水瓶座24°『情熱に背を向け経験から教える男』


  『情熱に背を向け経験から教える男』。彼はその内部に圧倒的で激しく躍動する感情の嵐を抱えています。けれど彼は、それに対し自分の立ち位置をしっかり定め、傲然と内なる嵐に抗って立っています。「教える」ということは、誰かを指導する役割を担っているのでしょうか? 


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  「経験から教える」ということ。それは単に自分の思い込みから、ある事実を「こうに違いない」と考え、それを伝えるような行為ではないはずです。何故なら彼は、教えようとする事柄については過去すでに原因を作り、その結果を受け止めたうえで、味わい尽くしているからです。ある経験を味わい尽くすという行為は、実はそう簡単ではありません。たぶん、とことんやって、それでもまだ足りずに一線を超えてみて、初めて理解出来るようなことなのかもしれません。その一線がどこに有るかは、ひとにより異なります。そして、たとえ全てを味わい尽くしていたとしても、その経験が彼にとって重ければ重いほど、過去の記憶にまつわる感情はいまだに強力なエネルギーを放ち、事あるごとに彼を苛むのかもしれません。けれど、そんなナマの感情のうねりに打ち勝ってこそ、様々な体験を智恵の高みにまで昇華させることが出来るのかもしれません。

  今、彼は情熱に背を向けています。こころは静かに凪いでいます。「背中」とは背骨によって支えられる体の一部。背を “向ける”(“turn” his back)とは、「拒絶」を暗示しているだけでなく、ヨガのような類い稀な柔軟性を得る修行をも暗示している...B.ボヴィはそう指摘していました。


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  情熱。それは人間が生きていく経験の中で、逆巻く波に巻き込まれた木の葉のようにわたし達を翻弄し得る、過剰な力を持つ感情のエネルギー。ポジティブにもネガティブにも働きかけ、わたし達を様々な岐路へと誘い込みます。それは歓びかもしれない。怖れかもしれない。許すことの出来ない怒りかもしれない。報われなかった過去の恨みや哀しみ、あるいは劣等感や優越感かもしれない。あらゆる記憶は感情をともないます。そして、そのときどきに味わい尽くし昇華されることのなかった感情は封印され、人知れず醸成され続け、そして何かのきっかけで勢いよく噴出してきます。

  ならばそれに背を向けて「経験から教える」とは、多くの体験を通して見てきたこと、深く感じ、その都度理解してきたことの中から真の智恵を導き出し、それを伝えることかもしれません。その理解は自分だけでなく、相手にとっても同じように役立つことなのか? それともまた異なる解が存在するのか? そんな可能性についても、思考し得る余地を持つこと。もし彼が本物の禁欲主義者であるなら、強い感情や欲望がもたらすこころの荒廃を拒絶して、それを自然で純粋なエネルギーに還元する術を知っているのかもしれません。うーん、ここは風性で情緒より思考や理念に傾くとされる水瓶座。その第3ディーカンに至って、やっと激しい感情のうねりに拮抗する力が出て来るのでしょうか? 人間って、やっぱり厄介な生きものかもしれませんね..。


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  じゃ、こちらも補完度数のシンボルを見てみましょう。


裏側のシンボル:獅子座24°

  さて、この度数に出て来るのは『身なりを構わずボサボサ髪をした男』。その姿はどちらかというと華やかで目立ちたがりという印象のある獅子座のシンボルとしては異質な感じもします(ある意味ではかなり目立つ存在かもしれませんが...)。でも、彼はもしかしたら...とても深い意味で、究極の獅子座なのかも?

表層だけを見るなら、誰が見ても彼はただみすぼらしく無秩序で不潔な人間として映るでしょう。けれどもっと深いところには何か別の姿が隠されているようです。身なりを構わないということ。それはTPOなんていう社会的慣習に無頓着なこと。その種のことの一切から「外れた人間」であること。そしてそのことを気にも留めない存在。おそらくそのせいで迫害されたとしても、彼は淡々と受け止め、燃える火を胸に抱いたまま、風のようにその場を去っていくのかもしれません(火性の獅子座から風性の水瓶座への流れ)。


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  「Untidy」ということばは「何かの規範にそって整理や整頓されていないこと」。「Tidy」は「潮汐/Tide」から来たことばで、潮の満ち干とそれが持つ周期的な水面の上下動のことです。そして、そこには「時間の流れ」が存在します。また「Unkempt」は磨かれていないこと、洗練されていないことを意味し、「Kempt」は櫛の歯、そしてニワトリなど家禽類の頭頂部にあるトサカ、または「波がその頂点に達して崩れ落ちる様子」に関連することばです。

  たとえば、その時々に相応しい服装やヘアスタイル...その社会で一般に受け入れられている “外見上の慣習” の中にあって、場違いでひどく悪目立ちする男の姿を見かけるとします。見た目に関わる社会的な慣習とは、その集合体が持つ無言の合意であり、多くの場合、未来永劫の真実ではなくその時々のコンセンサス — または比較的長期の流行に過ぎません。慣習に背を向けること。それはことばを換えれば「今、優勢な潮流や社会の圧力に流されない、巻き込まれない」こと、自分のアイデンティティを支える柱を自分の内界のみに見出すこと意味しています。


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  B.ボヴィはこのシンボルについて『世捨て人となったヨガの行者は自己を含めて誰の感情をも反映することがない。彼は外界の優勢な勢いに寄りかかって軽薄な欲望を満たそうとする集合的な混乱に身を投じたりはしない。彼は、自分という船の主が自分であることを知り、それを “情熱的に” 追求している存在だからだ』と語っていました。

  少し前に書いたように、今、ケンタウルス族のフォルスは山羊座の5°台を進行中で、牡羊座6°台のカイロンにスクエアを形成し、刺激しあっています。フォルスの象意は「蓄積したエネルギーの突然の噴出」、カイロンの主な象意は「遠い過去から木霊する深いこころの傷」。このエネルギーは政変から地殻変動、そしてひとびとの感情の爆発まで、深みに溜められたあらゆるエネルギーの暴発に関連するとされています。なのでこうした情動は今、世界中至るところで観察することが出来ます。しかも現在は水星逆行下。そして不和の種を探し当てては掘り起こす準惑星エリスは、いまだに山羊座の冥王星とはスクエア状態にあり、その冥王星には小惑星ニッポニア(日本の状況にピンポイントで関わることが多い)とイカルス(あらゆる面での軽率な行動)がコンジャンクトしています。こうした勢いに踊らされて自分自身を吹き飛ばさないよう、言動にはどうか注意深くあってください。


  さて、今回も大分長くなりました。前回の新月から歩を進めたわたし達は、ここでそれぞれの道に即した形で星々からの挑戦を受けるのかもしれません。それは、多くのひとびとに囲まれながらもただ独り、平和の内に在ることが出来るか? という挑戦なのだと思います。…なんて言うと、ここまで来て水瓶座の新月にしてはちょっとヘビーだな..と感じるひとがいるかも。

でも、こころの旅に近道なんてないから、ひとつ、ひとつ。小さな山を越えるたびに、サッと風が吹き抜ける。そして徐々に軽くなっていくのもまた、風性星座宮水瓶座のルネーションです。お仕着せの「We Are The World」ではなく、ひとりよがりな「I Am The World」でもなく。世界は生きとし生けるものすべてに浸透してる。ただ、それでいい。

そしてもし本当に救いが必要なら、それは自分の中に在る。それを見つけることが出来たとき、救いの手は外の世界に具体的な形をとって顕れるのかもしれない。ただ、今まで知らなかった透明な情熱を見出すことが出来たなら...。



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have a great trek!!!★

hiyoka(^_^



hiyoka_blue at 21:30|PermalinkComments(0)新月(満月)の星読み | パーソナル・アストロロジー

February 07, 2021

レイモンド・メリマン 週間コメント2/8【金融アストロロジー】 

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2021年2月8日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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今回は ≪先週をふり返って≫の一部と≪短期ジオコズミクス≫ のみの抄訳です。
 来週のコラムはお休みする予定です。


≪先週をふり返って≫

  “議会がバイデン大統領の1.9兆ドルに及ぶ COVID-19 援助パッケージのために道を開き、雇用統計が失業率の低下を示した後、金曜の米国株式市場は記録的な水準で引けた。労働省によれば、失業率が6.3%に低下し、1月には49,000人の雇用が増加した。この良好ともいえない雇用統計にもかかわらず、株式市場は上昇した。一方ワシントンでは金曜の早朝、議会上院でコロナウイルス救済のための予算決議においてカマラ・ハリス副大統領が決定票を投じ、51対-50でこれを採択、その後この措置は同日下院においても可決された。”

— Jonathan Garber
  “S&P 500, NASDAQ Hit Records as Congress Nears $1.9T Coronavirus Relief”
  www.foxbusiness.com 2021年2月5日付


  2021年の「グラウンドホッグ・デー*」に登場するパンクスタウニー・フィルのように、先週は水星逆行という「トリックスター」が中心となる週だった。地リスのパンクスタウニー・フィルは2月2日火曜に彼の影を見て地面に埋もれていた穴に戻り、暗い冬の6週間を予測した。
*グラウンドホッグ・デーは2019年4月のメリマンコラムでも少し触れられていた、北米各地に伝わる伝統行事で地リスの動きによって春の到来を占う祭事。ペンシルベニアのパンクスタウニーの街でその大役を務めるのがフィルと呼ばれ人々に愛されている地リス。ちなみにサビアン・シンボル射手座15°の『自分の影を探す地リス』(14°台のメイン・シンボル&15°台のベース・シンボル)がまさにこの祭りを描いている。ちなみにこのシンボルのキー・ポイントのひとつは「状況を慎重かつ実質的に吟味した上で決断する必要」。
 
  「トリックスター」もまた、先週末の1月30日に天上で反転を開始した。水星の逆行が始まる直前、世界の株式市場は10月下旬以来、テクニカル上最も弱気な1週間の終わりを経験した。1月29日金曜の弱気相場は2月1日月曜に突然否定され、世界の株式指数や他の金融市場はすぐに反転して元のトレンドに戻った。それはまたしても「グラウンドホッグ・デー」のように、予定より1日だけ早く終わった。

  水星が逆行する時期になると、物事はしばしば逆行したり、反転したりするように見える。これは、3ヶ月ごとに3週間(1月30日~2月20日)持続する。そしてすべての領域における “通信(コミュニケーション)” に影響を与える。もちろん私達は、この期間に起きる具合の悪い事の全てが水星逆行のせいにされる現象をアストロロジャーが嫌うことも知っている。

だがここで明確にしておこう:水星逆行は “原因” ではない。だがそこには相関性があり、あなたがマーケット・タイミング研究を取り入れたトレーダーであれば、注意を払う行為に十分値する頻度で発生するのだ。マーケット・タイミングはすべてのトレーダーが求める特別な強みを提供する。そしてそれは、たまたま私たちアストロロジャーにとって適材適所となるところ、つまり私達の専門分野だ。だがアストロロジーが提供しないものもある。それは、この知識に基づいて行動し得る能力や自発性だ。そこは自由意志が介入する領域であり、それらと宇宙現象との相関関係が組み合わさることによって、問題の結果が決定付けられる。

  いずれにしても、前週(1月29日)は3ヶ月間で最も急落し、非常に弱気な状態で終わった。だが、そのすべての損失は、前週の弱気を否定して非常に強気と化した先週の末までに強い反騰を見せながら回復した。トリックスターたる水星の逆行がもたらした、さらなるライブ・エピソードへようこそといったところだ。水星逆行は今も続いている。2月17日には反逆者または裏切り者たる土星・天王星スクエアが起きるが、この水星逆行下でそこに近付きつつあるというのは興味深い。一般に、 突然起きる予想外の出来事や、慌てふためくような方向転換が見られるだろう。

     ~~~中途(先週の各市場の動き概観)略〜〜〜

 アジアと環太平洋地域では、インドのニフティ指数が年初来高値を更新した。インドのニフティ指数は史上最高値を更新し、オーストラリアのASXは昨年3月のパンデミック・ショック後の最高値を更新したが、他の指数は1月14~25日の高値を大きく下回ったままだった。

このように、世界のいくつかの地域では弱気ダイバージェンスが依然として続いている。これは、次の米国の景気刺激策が発動されようとしている今、「噂を買い、事実を売る」という公理を適用する時が来たことを意味しているのだろうか? あり得ることだ。

 これは “ウォールストリート・ベッツ” の群衆に新たな弾薬を提供してくれるはずだ。ヘッジ派は気をつけるか — または(思わぬ動きに備えて)準備しておこう。


           ~~~以下各相場の動き略〜〜〜



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  ”莫大な財政赤字がインフレに関連してきた長い歴史が存在する...通常、必要以上に長く景気刺激策を維持すれば、短期的な連邦バランスシートを超えるコストの発生が起きるのだ。”

— Michael D. Bordo and Mickey D. Levy
  “The Short March Back to Inflation”
  Wall Street Journal 2021年2月4日付


  “本書はもう自分のためにならなくなった知識や意見を手放し、一貫性ではなく柔軟性の中で自分の感覚を支柱としていくことへの誘いである。”

— Adam Grant
  著書『Think Again』より
  reviewed by Phillip Delves Broughton
  Wall Street Journal 2021年2月5日付


  1970年代半ばに見られた様相が、再び形を取ってきたようだ。 それは、45年サイクルの土星・天王星のウェイニングスクエアが直近で起きた時のことだ。当時はリチャード・ニクソンが弾劾を避けてアメリカ大統領を辞任したばかりだった。そしてジミー・カーターと民主党が共和党を破り、アメリカ政府の執行部を引き継いだ。カーターの1期目の任期が終わるまでの間に、爆発的なインフレが進行しようとしていた。彼の任期が始まるとともに株式市場は4年ぶりの高値を記録したのだが、それから18ヶ月の内に約25%の下落を記録している。その後1980年の選挙シーズンには、株価はそれより少し下がってさえいた。

 歴史は繰り返すかもしれない。私から見るとジョー・バイデンはジミー・カーターによく似ており、長い一日の終わりに家のポーチに座りこんで、とりとめもなくしゃべれるような愛想のよい人物のように見える。

  だが、ジオコズミクスの研究者から見れば、土星・天王星スクエアの下では何も期待通りにも計画通りにもいかないのが常だ。 今年は政府のプログラムや金融市場のすべてに混乱や変化が生じるだろう。政府の法や規制と自由市場との間に生じる対立や、大規模ハイテク企業による小規模企業の併呑に関連する確執は、真っ向からぶつかりあう可能性がある。それが天王星(突然の不測の事態や自分の行動への結果)へのハードアスペクトを形成する土星(計画や目標)の持つ特質だ。

このアスペクトは 2021年2月17日から12月24日まで、3回にわたって形成される。これは来週行われる私達の『フォーキャスト2021ウェビナー』において基本テーマとなるだろう。今年はあなたの考え、意見、目標、期待する物事に対して柔軟に対応していくことが推奨される年だ。

天王星は、土星の基本構造や既存システムのガラスを粉々に砕く。多大な注意を払っていないと急上昇したものがさらに急激な下落を起こす可能性がある。

  短期的には、金星が木星と土星にコンジャンクトし、同時に天王星とスクエアを形成する2月6日から11日までの間に、土星と天王星が持つ力学の別の側面を味わうことになるかもしれない。この時間帯のちょうど中央部(2月9日~10日)には、もう一つの「変化」の指標である水星逆行のミッドポイントがあるからだ。

私達は1月20〜29日、ちょうど太陽と火星の両方が木星、土星、天王星にハードアスペクトを形成するという、似たようなハードアスペクトから抜け出てきたばかりだ。だが今は2ラウンドめの準備をするべき時が来ている。

しかし、まだそれだけでは終わらない。翌週2月17日には土星・天王星スクエアが起きる。2月19日〜26日にはニューヨーク証券取引所の設立チャート(1792年5月17日)の太陽・水星をトランシットの火星が通ることになる。続いて2月21日には同取引所のネイタルの天王星にトランシットの木星がオポジションとなる。オーブは±1週間だ。「3月のアイドゥス*」(借金の返済)は、ドナルド・トランプ前大統領の2度目の弾劾裁判が今から始まることを考慮に入れるなら、株式市場とおそらく米国政府にとってはおよそ1ヶ月早めに来るだろう。

* 現代ではローマ皇帝ユリウス・カエサルが暗殺された日(3月15日)として知られている。

  水星逆行の下で、選挙中の不正行為がトランプ防衛の争点となっても驚くにはあたらない。それは再び復活しそうだ(水星逆行)。おそらく人々はある時点において、人生が常に公平ではないこと、何人かの人々が不正をしていること、そしてこうした自明の理を最大限に利用したのはおそらく前大統領自身だったことを認識し始めるかもしれない。2016年の選挙に関しては民主党、そして2020年の選挙に関しては共和党がともに不正の存在を言い立てているが、まもなく両党とも次のステップに移る時が来るはずだ。今日の米国において最多の投票者数を形成する無党派層は、二つの党が互いに潰しあったり、米国における民主主義として知られるようになった基盤を破壊しないよう願いながら辛抱強く待つことになるだろう。

  私が思うに、2021年3月20日の春分、あるいはその後まもなく、冒頭に引用した地リスのフィルが示したように、トンネルの先に光が見えてくるだろう。新しい日、新しい季節が始まり、米国も世界も新しい春の楽観的な感覚を味わえる可能性がある。過去2回にわたる選挙のドラマがついに終わるのかもしれない。

また COVID-19 の物語も徐々に後退し始める可能性もある。米国の最新データの数字を見ると、すでに改善の兆しが見えてきているからだ。だからこうした動きが続いていくこと、皆が互いに楽しい春と夏を過ごせることを胸に描いていこうではないか。私達が互いを気遣い、関心を持ち合い、リスペクトの念を示し合うなら、それは可能だ。あなたにとって信頼し得るガイドラインに従うことだ。

それが、土星・天王星の下で生きる時にありがちなこと — ガイドラインに反する行動をして苦しむ状況 — への解毒剤になる。私達はもうすぐそこまで来ているのだ。






訳文ここまで
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