金融アストロロジー

February 16, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント2/17【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年2月17日(フリー版より)

翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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来週のコラムはお休みします。🙇‍♀️


≪ 先週をふり返って ≫

  “連邦予算の赤字は会計年度初めの4ヵ月で25%増加した... 1月までの12ヵ月で歳入は6.7%増加し、2016年2月以来最大となった。歳出は8.8%の増加で、赤字総体を1.06兆ドルに押し上げた。これは前年度から16.4%の増加となる。”

— Kate Davidson
  “Deficit Widens as Spending Hits High”
  Wall Street Journal 2020年2月13日付

  “(ジュディ・シェルトンによる)生産性(不足)に対する解決策としての金融安定化を精力的に防衛する姿勢は、彼女がかつて提唱していた金本位制などよりも自分達のモデルがいかに優れたものであるかを説こうとした今日の正統派を当惑させた。過去50年にわたる連続的な失敗に照らして見れば、彼らがそれを主張することは出来ない。彼女のFRB理事への指名が経済学の専門家やその友人でもある報道関係者らからの辛辣な批判を引き起こしたのは無理からぬことだ。彼らが示したシェルトン氏への不快感は、彼女がおかしな人物だということではない。彼女が正しいかもしれないということだ。”

— Joseph C. Sternberg
  “Why the Economics Establishment Hates Judy Shelton”
  Wall Street Journal 2020年2月14日付


  先週、米国とヨーロッパの株式指数は好調な推移を見せた。金曜にはドイツのDAXとチューリヒのSMI、同様に米国のS&P先物指数に史上最高値が示現している。それより2日前の2月12日にはダウ工業平均、1日前の13日にはナスダック総合も史上最高値を記録している。またアムステルダムのAEXも、2001年2月以来の最高値水準まで舞い上がった。

ジオコズミクスの観点から言えば、この反騰の一部はトランシットの火星がニューヨーク証券取引所の設立図(バトンウッド・チャート/1792年5月17日)の木星・海王星コンジャンクションに調和的なアスペクトを形成したことに依るものだ。ユーロ通貨は2017年4月以来の最低水準に下落していたが、ヨーロッパの株式指数は弱い通貨に対するサポートとなった。

これは欧州連合の全ての加盟国が財政規律を欠いている中、金融緩和策(マイナス金利など)を続行する時に起きる。米国でも似たようなもので、FRBは最近(金曜までの現先市場など見ても)非常に緩和的な政策を採っており、米国政府は再び1兆ドルもの赤字を積み上げた。全ての流動性は株式市場へとなだれ込む — 債務上限を突破し、信用調査機関が介入してくるまでは。こうした状況は2020年〜2023年、冥王星(負債と税金)が米国、現米国大統領、FRBおよびその議長、そしてニューヨーク証券取引所のチャート上で強力に働く時、浮上してくる可能性がある。ひょっとするとジュディ・シェルトンは本当にこれに対応する正しいアイデア(たとえば金のような資産に裏付けされた通貨制度など)を持っているのかもしれない。

  アジアと極東地域では、おそらくコロナウイルスのパンデミック化に対する恐怖が続いたせいで株式指数に史上最高値は示現していない。それでも上海総合とハンセン指数は2月4日まで続いた大規模な下落から2週間でかなりの回復をみている。

  原油は前週に1バレルあたり50ドルを下回る数ヵ月ぶりの安値をつけた後に強さを取り戻し、好調な週となった。金と銀はいまだに3週の間につけた安値と高値の間で取引されている。これらは方向性を探る形となっており、今週末の2月16日から始まる多くの新たなジオコズミック・サインの訪れとともに向かう先を見出すかもしれない。連邦準備制度理事会へのジュディ・シェルトンの指名承認も、金の強気相場に対する追い風となる可能性がある。



≪ 短期ジオコズミクス ≫

  “最も危険な人物 — それは自分が何も知らないことを知らぬまま、自分こそが誰よりも物を知っていると思い込んでいる人物だ。”

— 匿名人の言葉

  “トランプは1987年、マンハッタンの共和党員として登録し、それからは属する政党を5回変えた。2001年8月、トランプは民主党へと所属を変更した。2009年9月、トランプは再び所属政党を共和党に変えた。2011年、トランプは所属政党なし(独立系)となった。そして2012年4月、トランプはまた共和党に戻った。”

— wikipediaより

  “ブルームバーグは2002年最初の任期以来、ニューヨーク市の108代目の市長として連続3期を務めた。人生を通じて長らく民主党員だったブルームバーグは、2001年に共和党員として市長選に立候補するために所属政党の登録を変更している。”

— wikipediaより


  さあ、“彼” が再びやって来る。今週末の2月16日(日本時間17日午前中)には、買ってやられ売ってやられの市場の上下動や、朝令暮改の政策発表など、悪名とどろく兆しの出番だ。彼は3月9日(日本時間10日昼)まで舞台に躍り出る。いや、ドナルド・トランプやマイケル・ブルームバーグの所属政党変更の話をしているのではない(トランプは以前民主党員で今は共和党の大統領であり、ブルームバーグは元共和党のニューヨーク市長で今は再び民主党に帰還して大統領候補選に出馬している)。

今ここで話しているのは水星逆行、すなわち鳥ならミチバシリに例えられるトリックスターで、支持帯や抵抗帯の騙しのブレークアウトに相関し、また全ての事実を把握する前に早計で軽率な決定を下したり、あるいは以前の立ち位置やポジションを覆したりする傾向を促進させる存在のことだ。しかも今回の彼は、持ち前の異世界的かつ非現実的な才能をフルに発揮するかもしれない。何故なら彼は、狂ったような夢心地にもなれるが、多くの場合ファンタジーに陥りがちな星座宮、魚座で逆行を開始するからだ。

  これはあなたが何かハッピーな歌でも歌いたくなる時だ。何故ならあなたは恋をしている。あるいはまた、考え得る最悪の時に最悪なことを口にして恥ずかしさと後悔にまみれ、まるで呪いにでもかかったような気分で今やブルースの一節でも口ずさみたくなる時だ。この魚座の水星逆行が発効中は、何を提案するにあたっても、「当の相手と同じ土俵上に在るかどうか」をしっかり確認したほうが良い。いや、あなたの(または彼らの)頭にあるのは「提案」でさえないかもしれない。むしろ多くの「要求」やら「命令」として口に出される可能性がある。

だが、大統領候補に名乗りを上げている一部の人々のように、伝えるべき言葉選びにしくじったり、相手の名前を間違って呼びかけたりするかもしれない。もし売買の際にブローカーを通しているなら、たとえばあなたの携帯電話が一時的に不通になった後で(水星逆行中にありがちなこと)再び繋がった時、自分の意志が「売り」の代わりに「買い」と(あるいはその反対に)伝わっていないかどうかをよく確認することだ。 水星逆行、とりわけこの魚座での逆行中は、あらゆる分野、領域において奇妙なことが起き、結果的に間違っている可能性がある(それは最初のうちは上手くいったように見えがちだ)。

  さて、これは市場にとって何を意味するだろう? 大したことではない。ただし、近接しあって起きる突然で短期的なリバーサルと相関することを別とすればだが。とはいえ、必ずしもプライマリー・タイプのリバーサルとは限らない。ほとんどの場合、それは取引サイクルの問題だ。つまり、あなたは取引することは出来るが、それと添い遂げようなどと思わないないほうが良い。

  それでもこの水星逆行は、いつもよりもっと重要な意味を持つ可能性がある。火星もまた同じ日に山羊座入りするからだ。これは取引サイクルというよりも、もっと大きなサイクルと相関するかもしれないことを示唆している。これは大きい。(まぁ、木星が支配する魚座や射手座を水星が運行する時は、ほとんど全ての物事が「もの凄いこと」として扱われるのだが..)

それにしても、火星の山羊座入りが何故それほど大きいのか? 
その理由は、連邦準備法が成立したのが1913年12月23日であり、当時太陽は山羊座1°に在泊して蟹座0°の冥王星とはオポジションを形成していたからだ。これはFRBが世の話題に上る時期を強調する兆しかもしれない。そしてそれは多くの場合、Tノートや通貨のように金利に関連する市場を動揺させる新たな政策や発表で、その後間接的に(または直接的に)貴金属や株式市場の価格変動へと波及していく。

  魚座で水星が逆行する時は、全てが非常に上手くいったと思った途端にカーブボール(またはスクリューボール)を投げてよこされるような感覚かもしれない。 突如として関心の焦点は変わる(こう言うと、まるで魚座を逆行する水星が何かに焦点を当てることが可能であるかのように聞こえそうだが)。 しかし、その関心の変化は果たして事実に基づいているのか? それとも単なる噂なのか? 魚座を逆行する水星がちょっと目眩を起こすのは、ここだ。

ある時は、状況は上手くコントロールされているように見える。だが翌日には不安定な状況に戻ってしまう。そして金融市場は多くの場合、こうした良いニュースと悪いニュース、喜劇と悲劇の度重なる転換劇にその都度ムチ打ち状態の上下動(ウィップソー)となって反応し続ける。だがそれは、長期的に見ればほとんど意味を持たない動きだ。

  トレーダーと投資家は、特に水星が魚座で逆行するような時は、より大きな視点から物を見ていく必要がある。この時間帯は、あまりにも多くのノイズや雑音に注意が行ってしまう可能性があるからだ(つまりウィップソーが起きる)。

では、私達が見るべき大きな視点からの物事とは何か? それはまさに、先週のウェビナーで説明したとおりだ。株式市場は長期サイクルの天井をつけるにあたっての延長時間帯に在る(2019年4月~2020年11月)。これは木星が射手座10°~山羊座20°を運行する時期を基にしているが、私の推定では85%の確率で20~50%の下落が起き、そしてその後2021年の土星・天王星スクエアへと続いていく。この詳細は過去に起きた土星・天王星、および土星・冥王星ハードアスペクト一覧に記載されており、ウェビナーの参加者に提供した。

  短期的に見れば(結局のところ私達はトレーダーでもある)、ちょうど2月16日は、多くの金融市場におけるサイクルの各頂点(安値または高値)に対し、歴史的な相関性を持つ8つのジオコズミック・サインが続々と起きてくる3週間の始まりとなる。

2月16日の水星逆行と火星の山羊座入りと同様に(あるいはさらに)重要なのは、2月23日〜3月3日、トランシットの金星が木星、土星、冥王星(カプリコーン・ステリウム)にスクエアを形成していくこと、そして3月8日に起きる太陽・海王星、金星・天王星との2つのレベル1(最強)コンジャンクションだ。またこの日は水星が順行に転じる前日でもある(3月9日/日本時間10日昼頃)。

通常なら、私は今後の3週間に為される約束は突飛で一貫性がないと言うかもしれない。ただし、魚座で逆行する水星の下での約束はけっして果たされない可能性があることを私は知っている。

ならばいっそのこと、歌ったり踊ったり、もしかすると瞑想でもしているほうが良いかもしれない。それでも、「事実」として流布される「噂」には十分気をつけてほしい。






訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:55|PermalinkComments(0)

February 09, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント2/10【金融アストロロジー】

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レイモンド・メリマン・コラム  2020年2月10日(フリー版より)

翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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今週は...取りいそぎ全体をざっと訳してみました。来週は抄訳か部分訳になるかもしれません。


≪ 先週をふり返って ≫

※引用部分は省略します。
内容は「先週の株式市場の下落について/cnbc.com」「弾劾騒動についてトランプ大統領が語ったことば/cnbc.com」「トランプ大統領とレーガン大統領を比較しての評論/Arizona Repubulic紙」でした。

  コメディと悲劇の両方に彩られた奇妙な週であったにも関わらず、米国経済は依然として堅調だ。一方の悲劇はコロナウイルスの脅威が中国経済に大混乱を巻き起こし、今や世界中の経済にその悪影響が拡がると予測されることだ。

また、大統領を追放する機会を失い、先週初めに大統領候補を決めるための最初の党員選挙を行った民主党にとっても悲劇だったかもしれない。弾劾裁判への証人喚問についてはほとんど完全な党派性による投票が行われ、全ての共和党議員は証人喚問に反対し、罪状として挙げられた2つの論点に関しても無罪投票。全民主党議員が証人喚問と有罪に投票した。

  この悲劇的な党派投票には例外が起きた。共和党のミット・ロムニーが彼の良心に従い1つの罪状において有罪に投票したのだ。そして自分の党と保守系メディアから叩かれた。

この件を今日の山羊座における土星・冥王星時代を生きる上でひとつの教訓としてみよう。あなたがあくまで自分自身の原理原則に依って立ち、自分が属する社会的グループ(あるいは自分の党か?)が受け入れている物事を容認しなかったり忠誠心を拒否するなら、あなたは村八分になったり追放されたり、非難される危険がある。

『フォーキャスト2020』で述べた山羊座の土星・冥王星が示す象意の1つを「ヒーローと悪役」「個人の倫理 VS 腐敗」の戦いとして表現したのはこれが理由だ。そして今日の米国を苦しめているこの党派的な不和においては、敵対するどちらの側も、相手側こそが腐敗した悪だとして非難している。これは皮肉なことだ。

  だが少なくとも論点のひとつについてはトランプ大統領が正しいように見える。民主党はまったくもって「ダーティ・コップス」(汚いことでも何でもありの腐敗警官)のように見えた。まぁ、彼らが本当にダーティ・コップスなのかどうかは不明だが、とにかく先週は “間抜けで騒々しい警官達" が『ヤツは “筋肉モリモリの木偶人形” に違いない...!』と思い込んだ当の相手と戦っていた。その光景は愉快であると同時に悲劇的でもあった。

  とはいえ、先週は世界の株式市場にとって全体に良い週だった。前週金曜に600ポイント下落したダウ平均は木曜までに安値から1000ポイント以上上昇。2月7日金曜には好調な賃金を示す発表にもかかわらずザラ場で300ポイント下落した。市場を怖じ気づかせたのは本当にコロナウイルスという“黒鳥”だったのか? それともこれは、株価がひと息入れて中期サイクルの修正安が入っただけなのか? それはこの日曜に開催する『フォーキャスト・ウェビナー』で詳説しよう。

他の市場では2020年5月に「ビットコイン・ハービング」が実施されるとの信条に後押しされてビットコインが10,000の大台に向けて引き続き上昇した。これは時とともに創造されるビットコインの量が減らされるため、その供給が限られて不足することを意味する。もし需要が一定のまま保たれて供給が減少するなら、それは価格上昇の方程式だ。



≪ 短期ジオコズミクス ≫

  この週末は恒例のウェビナーを開催すること、そしてニューヨーク証券取引所のチャートに火星が調和的なアスペクトを取ること以外に目立つジオコズミック・サインはないため、それほど特筆すべきものはない。あるとすれば来週で、16日に火星が山羊座入りし、その後魚座の水星が3週間の逆行を開始する。

またも “間抜けで騒々しい警官達”と“筋肉モリモリの木偶人形” との戦いのドラマが上演されそうだ。というわけで、観戦準備をしておこう。2020年の選挙を前にして、戦いに終わりはない。そしてもしトランプが再選されたら(あるいは再選されなかったとしても)その後も終わりは来ないだろう。山羊座に冥王星が在るかぎり、調査や捜査は決して止むことがない。

とはいえ、いずれにしてもトレーダーとしては、2月16日〜3月9日の間はやるべき事が多くなるだろう。市場の反転に相関する8つの惑星シグナルが展開し、それには牡羊座の金星が木星、土星、冥王星の山羊座ステリウムに形成するスクエアが含まれている。

  では、日曜に皆さんにお会い出来ることを楽しみにしている。きっとエキサイティングなウェビナーになることだろう。





訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:58|PermalinkComments(0)

February 02, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント2/3【金融アストロロジー】

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レイモンド・メリマン・コラム  2020年2月3日(フリー版より)

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文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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≪ 先週をふり返って ≫

  “株価は金曜に急落、ダウ工業平均は1月の上昇分が消し飛ぶ形となった。投資家は急速な拡がりを見せる中国発のコロナウイルスがもたらす潜在的な経済的影響への怖れを膨らませつつあった。デルタ航空とアメリカン航空が米中間の全便を運休すると発表し、それを追って同日ユナイテッド航空が似たような手段を取ると発表した後、ダウは650ポイント/2.3%下落した。ダウはまた、このままの勢いで進めば8月以来最悪の日に向かって...  WallachBeth Capitalのシニアストラテジスト、イリヤ・フェイジンはこれに対し次のように述べた。
『週末を怖れる心理があった。今年のテーマとして上がってきた物事は、どんな物事もFRBとトランプがどうにかして解決するというものだった。だがウイルスは誰にもどうにも出来ない。それが恐怖心に駆られる理由だ。』”

— Fred Imbert
  “Dow Plunges 650 Points as Friday’s Sell-Off Tied
   to the Coronavirus Accelerates Into the Close”
  www.cnbc.com 2020年1月31日付

  先週の世界の株式市場は、コロナウイルスのまん延に関する見通しが「制御下にある」と「制御不能」との間で変化するのに呼応して非常にボラタイルな様相を呈した。月曜はダウ工業平均が450ポイント売られ、ヒステリー状態に陥った。だがその後の2〜3日は、結局ウイルスはそれほどの脅威ではないという見通しが高まった。ダウ平均は月曜の安値から500ポイント以上上昇した。だが金曜になり、ウイルスの脅威は非常に深刻で渡航規制と検疫・隔離が実施されるとの新しい報告が出てダウ平均は600ポイント以上の下落となった。

  コロナウイルスの大流行に関して発表される見通しが突然ころころ変化するという事象は、先週末に発効した射手座の火星と魚座の金星・海王星とのスクエア(制御不能)に対する山羊座の土星・冥王星コンジャンクション(制御を必要とする妄想、または少なくともコントロール下にあるように見える状況を必要とする強迫観念)によって象徴される、典型的なジレンマの様相を呈した。

だが、土星・冥王星はまた自然界、そして人間によって為されたふるまいによって人命に深刻な脅威をもたらす潜在的可能性をも意味する。現在、土星・冥王星に関連するより深刻な長期的影響力は、海王星のアスペクトがもたらす一過性で短期的なヒステリー症状に取って代わるようにも見えるが、これが世界の株価に対し、短期的な影響力以上の力となる怖れはあるかもしれない。

  とはいえ、世界の株式市場における急激な価格の上下動はまた、太陽が水瓶座を運行する時節(1月20日〜2月19日)の典型として見られる事象でもある。水瓶座は市場動向の予測が最も困難な太陽星座宮の一つだ。何故ならそれは — 水瓶座の支配星、天王星と同様に — 支持帯や抵抗帯がものの見事に突破されることの多い時期だからだ。読者の皆さんは2018年2月の水瓶座期において、ダウ平均が1000ポイントを超える下落を見せた2日間を覚えているのではないだろうか。株価は怒濤のように支持帯や抵抗帯を打ち破っていく。この傾向は、水星が今後2週間のうちに逆行に転じるとともに一層目立つようになるかもしれない。これは短期間に強気または弱気から他方に転じる傾向をもって知られる、もう一つのジオコズミック・サインなのだ。

  こういった時期のトレーダーは、より大局的な見地から物を見ることが重要になる。換言すれば、水星の逆行期または太陽の水瓶座運行期である3〜4週間を超えて働くフォースのトレンドに目を向けることが肝要だ。先週初めの急落にもかかわらず、世界のほとんどの指数と金は依然として強気だ。ただし株式に関して言えば、MMAの講読者(日報、週報、月報、及び年刊フォーキャストブック)は50週、および15.5ヵ月サイクルが底を打つ時間帯が発効しており、その期間内に株価は2019年に目撃されたどんな下げよりも激しく下落する可能性があることを十分に認識しているはずだ。結局のところ、木星もまた2020年は山羊座を運行中だ。去年はより強気の射手座を運行していた。

  他の市場では原油もまた急落した。3週間前、原油は2019年4月以来の最高値水準まで反騰していた。だが今や1バレルあたり50ドルを試しており、2019年につけた最安値近くまで下落している。また貴金属にとっては奇妙かつボラタイルな週となった。銀は水曜に17.28まで下落、1月の最安値を記録した。しかし金はなかなか好調な推移を見せ、1月8日につけた6年ぶりの高値を追って金曜に最高値まで上昇した。ビットコインと国債も先週は非常に好調だった。国債の場合は驚くに値しない。人々は危機の時に安全地帯を求めるものだ。

だがビットコインとなると別問題で、11月4日以来の最高値への上昇はジオコズミクス要因に依るものかもしれない。木星は山羊座を運行中だが、ビットコインが生まれたのは複数の惑星が山羊座に在泊していた時だった(2009年1月3日)。このチャートを綿密に研究し尊敬すべき成果を挙げている同業者の一人が AstroCrypto Report のロバート・ウェインステインだ。9月に開催されるISAR2020では、私とともに彼もまた講演する予定となっている。



≪ 短期ジオコズミクス ≫

  “トランプ大統領は、オバマ時代に達成した2%という経済の成長傾向を引き上げると約束し、その後しばらくの間は税制改革と規制撤廃が功を奏した。しかし、彼の貿易政策と税制へのテコ入れは企業投資とグローバルな製造業を弱体化させ、現在、経済成長は2%の横ばい状況に陥っている。これは不況には程遠い状態ではあるが、失われた機会を思えば期待外れだ。”

— “The Growth Cost of Tariffs”
  Wall Street Journal Opinion Page 2020年1月31日付

  “米国経済は、2019年末までの3ヵ月間に2.1%と緩慢な成長ぶりだった。これはドナルド・トランプ大統領の貿易闘争の結果として起きた世界的景況の停滞と企業投資の急激な後退を受けてのものだった…. 最も懸念されるのは、進行中の貿易闘争が企業にとって先行きの不確実性を高めていることにより、企業が急激に投資を削減していることだ。”

— Martin Crutsinger
  “US Economy’s Growth in 2019 Was Weakest of Past Three Years”
  Associated Press 2020年1月31日付

  2019年第4四半期のうちに木星が機会やチャンスを意味する射手座を離れ、より抑制的で慎重な山羊座に移ったことを考えれば、経済成長の減速と言ってもファイナンシャル・アストロロジャーには驚くようなことでもない。翻ってこれは、米国株式市場の騰勢にも影響する可能性を持つ。以前も述べたように、木星が射手座10°〜山羊座20°を運行する時期は、米国株式市場に見られる長期サイクルの天井と歴史的相関性を持っている。現在、私達はその圏内にある。これは木星が山羊座にイングレスした2019年12月2日から始まり、2020年12月19日まで続く

  ダウ平均の史上最高値はこれまでのところ、土星・冥王星間32年〜37年長期惑星サイクルのコンジャンクションの期日と同じ週内である1月17日に記録された。ナスダックはそれから1週間後の1月24日、天王星とスクエアの新月および魚座の金星・海王星が火星にスクエアを形成した日に史上最高値をつけている。私達の調査においてこれとともに重要なのは、1月10日に起きた天王星順行が持つ歴史的相関性だ。

  先週述べたように、『MMAマーケット・リポートの講読者に指摘したことだが、天王星順行は12取引日のうちに米国株式市場の中期または長期サイクルの終了と最強の相関性を持つジオコズミック指標の一つだ』。

では1月17日の高値はプライマリーサイクル、あるいはそれを超えて長期サイクルの天井だと考えられるだろうか? このジオコズミック指標のみに基づいて見るなら、その可能性はある。1月17日は天王星の滞留からわずか5取引日しか隔たっていないからだ。S&P(1月22日)とナスダック(1月24日)の高値もまた、この天王星が強調される時間帯に含まれていた。さらにこれは、MMAのジオコズミック重要変化日(CRD)の時間帯に関連各市場に示現した異市場間弱気ダイバージェンスの完璧な事例でもあった。

  ここで注目すべきは、水星が魚座で逆行を開始し、火星が山羊座入りする2月16日までの間は、顕著な影響力を発揮するトランシットの惑星シグナルがないということだ。これらはどちらも重要であり、とりわけ金利関連市場に影響を及ぼすジオコズミック・サインだ。また同じように重要なのはトランシットの金星で、木星、冥王星、土星の山羊座ステリウムにスクエアを形成する(2月23日〜3月3日)。そして3月8日には金星・天王星、太陽・海王星と2つのコンジャンクションが形成される。その翌日にはボラタイルな星座宮である水瓶座に戻っていた水星が向きを変え、順行を開始する(日本時間3月10日昼前後、水星魚座入りは日本時間3月16日夕刻)。

  株式市場におけるこの新たな下降トレンドのリバーサルと反騰を示唆する唯一のジオコズミック指標は、射手座終盤を運行するトランシットの火星で、2月4日〜13日にニューヨーク証券取引所設立図(1792年5月17日設立)の木星・海王星コンジャンクションに対しマイルドなセクスタイルを形成する。しかしながら、これはまたTMI(トランプ・マーズ・インディケータ)として設定された宇宙領域にも重なる。

つまり、ドナルド・トランプ大統領、米国、そしてイランのネイタルチャートを互いに結びつける “グランドスクエア” 構造を、1月28日〜2月10日に火星が活性化して回るのだ。この時期はちょうど私達が年に一度開催する『フォーキャスト・ウェビナー』とも重なる(2月9日日曜)。ここで私は多くの事を皆さんにシェアすることになるだろう。







訳文ここまで
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January 19, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント1/20【金融アストロロジー】

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レイモンド・メリマン・コラム  2020年1月20日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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今週も≪先週をふり返って≫を割愛し、短期および長期のパートのみの抄訳になります。
次週1月27日付のコラムはお休みさせていただきます。🙇‍♀️


≪ 短期ジオコズミクス ≫


  ただ一度きりの土星・冥王星コンジャンクションは先週末に起きた。だが、この32年〜37年サイクルの影響力のオーブはあと数ヶ月からおそらくは2年ほど続くだろう。宿敵や自らの権威への脅威を取り除くために行われる新たな「政治的暗殺の時代」は、過去2年にわたって続いてきた(北朝鮮、ロシア、サウジアラビア、そして南米諸国など)。しかしこれは強力な冥王星が持つ顕れの1つに過ぎない。私達が抱く懸念は冥王星が経済と金融市場にどう相関するのかであり、ここでもう1つのカテゴリーを見ていく必要が生じる。それは負債と赤字だ。私はこの非常に成熟した強気市場に対する最大の脅威は政治の領域になると書いてきた。だが今私は、巷の関心がもう1つ別の脅威、すなわち負債爆発へと逸らされるのを見ることになるのではないかと考えている。トランプ弾劾の手続きが進行し、今なお続く米国とイランを取り巻く緊張の後にニュースが出始めるにつれて、この問題が掘り下げられていくだろう。

  短期的に見るなら、興味深い宇宙的展開が起きようとしている。1月23日〜24日、天王星とスクエアの新月が起きる。これは突然で予想外の何事かが起き、それが市場のトレンドにとって潜在的な混乱要因となることを示唆するものだ。ただし天王星が関連するため、もしリバーサルが起きなければこれがもう1つのメルトダウンならぬ “メルトアップ” に繫がり、世界の株式指数に史上新高値や数年ぶりの高値が示現する可能性もある。

またその後1月26日〜28日には金星と海王星が魚座でコンジャンクトする。あぁ!恋することは何と素晴らしいのだろう(金星、海王星、そして魚座の組み合わせは全てが真実の愛に身をやつした「のぼせ上がり」を意味する)。問題は、火星がこれら2惑星にスクエアを形成することだ。このため、熱烈な恋愛と思われたものはたちまち引き裂かれた愛へと変わりやすい。社会的な事象として見れば、これは合意の頓挫を意味する。一方が合意、または合意するという想定の下にある条件に背く傾向があり、もう一方はそれに激しい不満を感じる。多くの新しい合意事項が進行中の現在、それに関連する人々は過剰反応しやすい... どんな物事に対してもだ。それが市場を下落に転じさせる可能性がある。つまり、この時点で市場がはらむ最大のリスクはやはり政治的リスクだ。

  だが、もう少し道(または宇宙的ハイウェイ)の彼方を見てみよう。するとトランシットの火星がまさに射手座17°〜25°というクリティカルな度数の領域をヒットしようとしているのが見える。これが起きるのは1月27日〜2月9日だ。火星はこの時、トランプ大統領の出生図上の月食に触れていく(TMI— トランプ・マーズ・インディケータ)。これはまた、米国とイラン両国の建国図に在泊する火星と海王星のスクエアをも活性化する(グランドスクエアを形成)。火星に言わせれば「真の終わりはまだ先だ」。土星と冥王星に語らせるなら「抗争中の派閥はどちらもウィン・ウィンの結果など眼中にない」。どちらかが勝利し、どちらかが敗北せねばならない — しかも徹底的にだ。

火星は非常にマッチョな性質を帯び得る。そして魚座の海王星と金星はひたすら平和を望む。これからの3週間は非常に興味深いエネルギーが放射されるだろう。そして金融市場はこうした原動力を反映しそうだ。



≪ 長期的考察 ≫

  “中国とその他の貿易相手国との間に生じた緊張とそれによる不確実性が、米国の企業投資における落ち込みの一因となっているかもしれない。中国との貿易協定、それに米国・メキシコ・カナダ協定修正議定書の批准は、そうした不確実性解決の一助となるはずだ。しかし、トランプ政権の移り気とも見える政策決定の足跡を考慮すると、貿易における緊張が大統領の気まぐれによって再燃し、投資やサプライチェーンに関して決定を下すにあたりその基盤として企業が必要とする確実性を損なう可能性は残る。翻ってこれが、労働生産性、雇用、賃金に悪影響を及ぼす怖れがある。”

— Eswar Prasad
  “China Gets the Big Win in the End”
  The New York Times 2020年1月17日付

  “貿易税(関税)は世界経済をどれほど痛めつけるだろう? 米国の貿易税は4種のコストを生み出した。

1)米国のほとんどの貿易税は国内の企業によって支払われる。これは利益を圧迫する。

2)サプライチェーンの切り替えが行われた。課税対象となった中国製品の約半分が米国の市場シェアを失った。これが中国の輸出業者を傷つけ、米国の輸入業者のコスト増(新しいサプライヤーにより高く支払う必要が生じる可能性)にも繋がった。

3)一部の米国企業は生産地を移す可能性がある。中国製部品を使用する米国製品は生産中止となる。また企業は中国製の部品をたとえばカナダ等に輸入する。そして完成した製品をカナダから米国に輸出する。これは米国の雇用を悪化させる。だがこれまでのところ、それはあまり顕著ではなかったように見える。

4)最大のコストは貿易政策の不確実性が生み出したものだ。グローバル・サプライチェーンへの25年にわたる投資の後、企業の貿易に関する投資への信頼は損なわれた。

投資意欲の鈍化が米国と世界経済の成長鈍化の主な要因であった。米中貿易協定がこうした貿易における不確実性を変えるようには見えない。”

— Paul Donovan
  “The Costs of Trade Policy”
  UBS Weekly Blog 2020年1月20日付

  現在、トランプ政権と米国の大勢は今月締結される2つの貿易協定を祝っている。これは確かに米国の将来のみならず、世界の経済にとっても素晴らしいニュースだ。いや、本当にそうなのか?

ここで問題となるのは、関税は維持されており大統領が望めばいつでもさらなる追加関税が課されないという保証はないことだ。上記の引用文でも指摘されているとおり、こういった不確実性は、約束された3%の経済成長を達成するために真に必要な投資の手控えを招く主な要因だ。米国外の機関による新たな予測では、米国の成長率は現在1.8%となっている。

  今や木星が射手座(希望、楽観と貿易の星座宮)を去り、最近山羊座入りして2020年のほとんどを過ごすにあたり、宇宙の指標は予想や約束よりも低い成長率を示唆している。実際、2021年半ばより手前のいずれかの時点に起き、2021年〜2023年の何れかの時点で終了する市場の厳しい下落の可能性は、土星・冥王星(2020年)と土星・天王星(2021年)の相次ぐハードアスペクトによって裏付けられている。1900年以来、市場に起きた5回の最も深刻な暴落はこの組み合わせの下で起きた(直近では2008年〜2009年。それ以前は2000年〜2002年、1973年〜1974年、1930年〜1931年)

これがスタートする正確な日付をピンポイントで示すことは非常に困難だ。強気市場が終わりを迎える時に鳴るゴングはない。しかし、これについては3週間後の2月9日に開催する恒例のワールドワイド・ウェビナーにおいての主題の1つとして言及するつもりだ。また、これらのアスペクトの歴史が示唆する金融危機において自分を護る方法についても解説する。

  当日多くの皆さんと沢山のアイデアを分かち合えることを楽しみにしている。それまでの間は来週起きる魚座の金星・海王星コンジャンクションを楽しむと良いだろう。愛を見出すか、または愛のほうからあなたを見出すままに。だが、つまらない議論で互いの過ちを誇大に言いつのり、せっかくの想いを木っ端微塵に吹き飛ばさないよう注意されたい。1月3日〜2月16日まで発効する射手座の火星の下では何事も安易に誇張されやすい。このアスペクトがもたらす力はスポーツ、エクササイズ、または野外活動のために使うほうが良いだろう。そして危険が潜む可能性を持つ場所(と人)には意識して近付かないことだ。

射手座の火星の下では、人々は得てして非常に攻撃的かつ批判的になるか、むやみに銃を撃ちたくなるような衝動を刺激される。あるいは反対に、ただ「楽しくやろうぜ!」となるかだ。ならばとにかく楽しくいこう。そして友人達と良い時間をともに過ごそう。






訳文ここまで
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January 12, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント1/13【金融アストロロジー】

レイモンド・メリマン・コラム  2020年1月13日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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今回のコラムはチューリヒで開催される「土星・冥王星 国際会議」での講演準備のために要約版となっています。前段の ≪先週を振り返って≫ は文字どおり色々な事が起きた先週の様相と相場を振り返る内容でした。今回は後段の≪長期的考察≫のみ、最終部分を除いて全訳してみました。


≪ 長期的考察 ≫

  “1914年、オーストリア=ハンガリーのフェルディナンド大公暗殺を契機に第一次世界大戦が始まった... もう一度繰り返すが、1914年〜1915年、ここでも再び政権交代を企図した政治的暗殺と蜂起があった。この時期にはそれが第一次世界大戦へと導いた... 米国を含む世界各国において、政府の根本的変革や(または)社会的反乱、蜂起を目指す集団が出現している。2020年にはこれらの動きがより可視化され、そしておそらくは、より活発化していくだろう。彼らの試みは政治的暗殺の企図、または実際の暗殺事件に繋がるだろうか? 山羊座の土星・冥王星コンジャンクションの下で、その可能性はある。何故なら冥王星はそれ自体で「敵だと認知した相手を暴力的な行為によって排除する」ことを示し得るし、山羊座も土星も、ともに政府とその指導者に関連するからだ。”

—『フォーキャスト2020』2019年11月執筆
  2020年1月12日の土星・冥王星コンジャンクションに関連する項目より抜粋


  政治的(または闇世界における)暗殺が増加するという主題は、山羊座の冥王星・土星コンジャンクションが象徴するひと組の力学と合致する。この32年〜37年にわたる長期惑星サイクルは今週正確なコンジャンクションを形成したが、その影響力のオーブはその前後2年に及ぶ。したがって、敵に対処するこうした方法 — 暗殺 — が再び浮上、増加している。だが、海外の地(イラク)に在る政敵の暗殺を敢行する張本人がアメリカ合衆国であろうとは誰が考え得たろう?

これが山羊座の土星と冥王星の一側面だ。つまり、あなたは暗殺を行うことが出来る。そしてそれを国家の安全保障上の行為として正当化し(あるいはそれを否定して隠匿し始め)、他の暗殺事件(ロシアやサウジアラビアなど)と同じようにすぐに消え去るだろうと信じているといったものだ。問題は、その行為が他の諸国の指導者達による似たような行いをも正当化することにある。米国にそれが許されるなら、他国が同じ口実の下にそれが出来ない理由があろうか?

  とはいえ、土星と冥王星にはまた別の相(実際には多くの相)があり、それらも現在展開中だ。土星と冥王星は両方とも物事を調査し、深層に至るまで掘り下げ、行われた行為の背後に潜む真実を明らかにしたいという欲動を意味している。したがってこれは「暗殺の時代」を示すと同時に「容赦のない調査や捜査の時代」ともなる可能性が高い。隠匿の壁がゆっくりと剥がされ、驚くべき真実が露呈するとともに、それを知った大衆が説明責任と然るべき結末を要求するようになる。これもまた山羊座の土星と冥王星が持つ顔だ。

山羊座の土星と冥王星の下で説明責任を逃れることが可能だと思う人間は誰もが不愉快な驚きに見舞われるだろう。もちろん彼らはあらゆる事を試す。それが冥王星の持つ一面「自分を脅かす物事や人々を消し去り、隠匿すること」だからだ。だが山羊座の冥王星が持つ他の側面 — とりわけ土星とともに在るとき — は、事象の底まで降り立って真実を見出そうとする。山羊座は公正であることを求めるが、それに透明性と説明責任が伴わねばならない。だから私達は今後も大統領(リーダー)と大統領の敵(リーダーの敵)に対して行われる調査の期間を過ぎ越していくことになる。やがてゆっくりと、だが確実に、隠匿の壁が崩れ虚偽が白日の下に曝されていくにつれ、真実が顔を覗かせるだろう。

  だが、こうした力学は市場にどう影響するだろうか? 山羊座の土星によって示唆された「不安と懸念の壁」にもかかわらず、世界経済は拡大と成長を続けている。このコラムで何度も述べたように、世界の株式市場と世界経済にとっての最大のリスクは政治的リスクだ。先週起きた事はこのポイントを強調していた。政治的緊張が限界点に達し、指導者達がドラマティックかつ想定外の行動を取れば、市場は暴落する。だが緊張が和らげば株式市場は再び舞い上がる。こうした状況はいつまで続くだろう?
  
それを予測するのは難しいが、ジオコズミクスから見るなら、この長期的で記録破りな強気トレンドの重要な反転が完了するのは、土星と天王星がスクエアを形成する2021年第1四半期近辺、あるいはひょっとすると木星・土星コンジャンクションが起きる2020年12月の前後5ヵ月の間かもしれない。しかし、今後およそ3ヵ月、木星が山羊座の第1~第2ディーカン(20°)を運行すること、そして株式市場の歴史に関連するナチュラル・サイクルの研究に基づいて可能性を見るなら、それら2つの期間の手前で反転が起きることさえあり得る。通常、木星が射手座を運行する時(2019年)は上昇相場の変化率は非常に高い。だが木星が山羊座入りすると、その変化率は低下し鈍くなる。そして究極の最高値は、木星が射手座の20°以降を運行する時と同程度の頻度で山羊座の20°までを運行する時に示現しやすい。この期間は2020年10月までに終わる。

  短期で見れば、今後数日間の市場は先週のイラン—米国間対立に対する反応に左右されるかもしれない。しかし、ここで覚えておかねばならないのは、いまだに火星が射手座を運行していることだ(1月3日〜2月16日)。これは極端なふるまいや行動と相関している。読者の皆さんは1月27日〜2月11日、トランシットの火星がトランプ大統領のネイタル・チャート上の月食(双子座の太陽・天王星が射手座の月にオポジション)を活性化し、同時に米国とイラン両方の建国図に在泊する火星・海王星スクエアをも刺激することに特別な注意を払う必要があるだろう。この記録的とも言える経済拡大と株式市場の史上最高値に立ちはだかる最大のリスクがあるとすれば、それは政治的領域から来るものだ。だから私達はこうした期間には注意を向けねばならない。

  この1週間に生じた緊張は、今現在緩和されつつある。これが続くことを期待しよう。だが、射手座の火星が持つ衝動的で「やり過ぎる」性質が終わったと考えるほどナイーヴになるのは止めておこう。射手座の火星は株式市場の強気と相関するかもしれないが、歴史的に見れば、世界の一部の指導者達が宣言するほど平穏かつ平和的な時期と相関するものではない。


この後は、ファイナンシャル・アストロロジーの大家であり、W.D.ギャンのメソッドと現代アストロロジーを相関させることに最大の貢献を果たし、メリマン氏とも協働して市場タイミングツールとしてのアストロロジーの確立と普及に努めた故ジャンヌ・ロング氏の訃報に接しての弔辞が続きます。




訳文ここまで
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January 05, 2020

1月6日付メリマンコラムより(メモ的に)

今回はお休みする予定でしたが、≪短期ジオコズミクス≫のみ掲載します。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

  “とはいえ、この軍事関与に否定的な姿勢は、2020年にプログレスの月が米国ネイタルの火星・海王星スクエアにT字スクエアを形成する時に試されるかもしれない。それは2019年12月から2020年3月、そしてその前後に3ヶ月の許容範囲を加えた期間だ。もしここで使っている建国図の時間(1776年7月2日11:45AM, フィラデルフィア)が正しいとすれば、これは軍事的対立の増加と、不確実または矛盾をはらむメッセージが同盟国に送られる可能性を示している。”

— 『フォーキャスト2020』日本語版85〜86頁
  2019年11月執筆

  上記引用はトランシットの火星が射手座入りから山羊座へと進み、それが中東地域を含む軍事衝突の可能性を示唆するが、もう一方では射手座に在泊するプログレスの月が米国建国図(1776年7月2日を使用)の火星・海王星にTスクエアを形成中であることをも示唆するものだった。そしてこれには、米国建国図が実際に独立宣言への投票の完了時点に基づくものであるという前提を支持する相関性が見られる。つまりそれは7月2日正午少し前であり、ジョージ・ワシントン将軍が投票結果を知らされ独立戦争が開始された7月4日ではない。

そのうえ1776年7月2日に射手座に在泊した月は、これまでも述べてきたとおり、イランのチャートの火星・海王星スクエア、そしてトランプ大統領の太陽・天王星と月のオポジションを活性化させる。

この新たに勃発した紛争は、一部のアナリストが考えるほど早急には終わらないかもしれない。火星が射手座を運行するにつれて、これが米国とイランの火星・海王星スクエア、そしてトランプ大統領の太陽・天王星と月のオポジションを1月28日〜2月13日まで強烈に刺激するからだ。この事はいったい何を意味するだろう? これは指導者が衝動的になりがちで考えるより先に行動を起こす可能性、そして思考が過剰反応気味になるか、一方向的な先回りの傾向を帯びることを意味する。つまり非常に強い強制力、行為、そして反応が見られるかもしれないということだ。火星が射手座を運行する時、物事は米国でよく言うところの “Over the top” すなわち「やり過ぎ」な傾向が顕れやすい。

こうしたエネルギーは来週に入ってさえ強力に見られるかもしれない。何故なら天王星 — 驚きと噴出の惑星 — が1月10日に順行するからだ。このジオコズミック・サインが持つ影響力のオーブはすでに発効圏内だ。金融市場の観点から見ると、これは上にも下にも非常に急激な価格変動としばしば関連し、多くの場合、通常の支持帯や抵抗帯を超えて動く。つまり非常に印象的なトレンド・リバーサル、もしくは数年ぶりの新高値または新安値への壮大なブレイクアウトと同期する可能性を持つ。これは世界の一部の株式市場において、すでに史上最高値と同期している。今回、これがリバーサルのシグナルでないとするなら、より多くの事例が続くだろう。

また、火星が11月19日〜1月3日の蠍座運行を終えたことをも指摘しておきたい。これは私達が言うところの「ゴールド・タイム」、金のためにあるような時期で、MMAの各リポート講読者はイングレスの1週間前、安値(1446)をつけた時分に金に買いを入れ、最終ポジションを手仕舞いしたのは1月3日、火星が蠍座を離れる日だった(金は1550を超えていた)。金がトップアウトしたというテクニカルな兆候はまだ顕れていないが、プランを遵守する必要がある。そのプランとは、火星が蠍座入りしてから2週間以内に孤立した安値をつけたら買い(これを実行した)、蠍座運行が終わるまでホールドすることだった(これも実行)。そして過去何度も経験したように、今回も非常に綺麗に決まってくれた。


<メモのメモ>

前の項目で中東での紛争と金相場、それにスイスフランの上昇との関連に触れている

アグレッシブな火星の射手座運行は1月3日〜3月30日。そして1月12日の土星・冥王星コンジャンクションが持つ32年〜37年サイクルは、前後18ヵ月のオーブをもって第一次世界大戦(コンジャンクション)と第二次世界大戦(ウェイニングスクエア/270°)の始まりと同期している。『フォーキャスト2020』において1947年のコンジャンクションは第二次世界大戦終結後の復興期の始まりと指摘されている。

火星は4月1日、水瓶座入りしてすぐに土星とコンジャンクト。そのとき山羊座24°で木星・冥王星・小惑星パラスがコンジャンクトし、牡羊座のエリスとはスクエアを形成している。これも政治が絡んで強圧的かつ一方的なフォースが働く可能性を示すと思われる。そして4月8日(満月)には水瓶座の火星と牡牛座の天王星がスクエアを形成する。これもまた非常に攻撃的な配置。






訳文ここまで
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December 22, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント12/23【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2019年12月23日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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【お知らせ】

 ※今年はこれが最後のメリマン・コラムになります。年明けは3日にコラムが出ますが、翻訳はお休みさせていただきます。来年もマイペースになると思いますが、よろしくお願いいたします。

フォーキャスト2020』12月25日に発売です。大きな変わり目となる2020年を迎え、メリマンさんもとても力をこめて書かれていますので、ぜひご一読ください。



≪ 先週を振り返って ≫


冒頭にはトランプ大統領の下院における弾劾決議と、それへの支持が思わしくなかったことについてのcnbc.comとウォールストリートジャーナルの記事の2本が引用されていますが、今回は時間の都合で割愛させていただき、本文のみ全訳とします。


  先週の様相は12月27日まで発効するポジティブな木星のトランシットと、1月12日に正確に形成される32年〜37年サイクルの厳しい土星・冥王星コンジャンクション(影響力のオーブは前後11ヵ月)とが相互に作用する完璧な一例となった。

今週は、米国と中国間に交わされた貿易協定の光がきらめいた後、米国、メキシコ、カナダのUSMCA貿易協定が下院で承認された*。そして週の半ばには、米国下院においてドナルド・トランプ大統領の弾劾が行われた。これは米国の党派的政争史上3回目となる。だが、株式市場にはそんな政争を気にする様子は見えなかった。市場はこれが貿易(木星)を通じた経済成長の新しい世界をもたらす貿易協定という歴史的な週であることに焦点を当てたのだ。そんなわけで、米国株式市場は史上最高値を更新し続け、それとともに世界の多くの株式市場が上昇した。
*反トランプで固まる民主党が支配する下院で承認されれば共和党が制する上院の承認はまず間違いないと考えられる。

  こうした事のみで、トランプ大統領の経済に関する手腕を議論することは困難だ。彼は市場や企業の懸念となっていた厄介な貿易協定をめぐる緊張感を解消した。これは12月15日の木星・天王星トラインと、この好ましいトラインを12月23日〜27日に太陽がトランスレートする事象の典型例でもあるからだ。従来から言われてきた事として、人々は自分の経済的満足感の高低に応じて投票先を決めるとされる。だがそれは必ずしも正しいとは限らない。最新の世論調査では、彼の支持率はいまだに50%を下回っている。米国人の半数は自分の懐具合に応じて投票するように見えるが、他の半数は人格を見て投票する。そしてそれは、今も引き続き大統領に欠落した部分だ。この事自体が、大統領として彼を望んでいる米国人と彼を追いやりたいと思っている米国人とが半々に分断されている状況を説明している。

  これは興味深いことだが、以前より多くの無党派層が彼の弾劾を望んでいるという。だが果たしては彼は大統領の座を追われるだろうか? おそらくそうはならないだろう。上院の2/3が解任に賛成票を投じることが必要だからだ。53vs47の過半数を占める共和党は、今後の選挙に向かって結束を乱す可能性は低いし、これが党派間の闘争だということは明白だ。しかし、トランプ大統領は今後2年間、冥王星と海王星の強力なトランシットの影響下に置かれる。冥王星は当事者の権威や権力への脅威と関連するが、それが彼のネイタルの金星と土星にオポジションを形成する。金星は愛と人気に関連し、土星は地位と権威に関連する。どちらも前向きな改善に寄与するとは考えられないし、とりわけ6月以降から選挙までは、火星が牡羊座を運行してアスペクトに参加し、好戦的なTスクエアを形成する。

同時に、トランシットの海王星は大統領のネイタルの太陽・天王星コンジャンクションとそれにオポジションの月(彼は天王星を含む月食の生まれだ)にTスクエアとなる。天王星を含む月食の生まれである彼は、強力な天王星を持つチャートがしばしば示す「異質な者」だ。もし人々が、彼が奇妙で「不適切」だと感じるなら(つまりこれが大衆の嫌う彼の「人格」なのだが)、彼らにはまだ何も見えていない。彼は弾劾投票の結果として「ノーマル」になるようなタイプではない。おそらく、その反対だ。ある人々にとっては、彼はもっと「愉快」になり、さらに奔放になっていくだろう。だがそのようなふるまいは、大統領の座から追われる状況に彼を近付けるかもしれない。何故なら冥王星もまた「力の剥奪」を意味する惑星だからだ。

ほとんどの政治アナリストは、この弾劾騒ぎが長く続けば続くほど民主党側を傷つけ、トランプの支持者を増やすだろうと見ている。だが私のアストロロジーからの理解と、山羊座の冥王星(審判)がもたらす事象が彼のチャートに及ぼす影響は、選挙に近付けば近付くほど反対の現象を示唆している。それに忘れてはならない事は、2018年の選挙で民主党があれほど多くの新しい議席を確保した理由だ。それは新しく選ばれた民主党員の新人達がトランプ大統領に反対の意を示し、その多くが彼の弾劾に向けて動くと言ったからだった。もし当選すればそうすると約束したことを彼らは実行したのだ。彼らを選んだ同じ有権者が、次は自らの代表者達を罰するだろうと共和党が考えているなら、それはあまりにナイーヴ(海王星)というものだろう。


  もしもトランプ大統領に似たような形をもって、冥王星があなたのチャートに影響を与えるような時は、あなたは通常なら人生で対処が必要になるとは思いもしなかったような現実に遭遇する。

そんな時、これまでに経験した人生の諸問題への対応法と同じやり方でそれを扱おうとすると、もうそれでは上手くいかなくなる。そこから抜け出すためには、価値観、信念、そして(または)ふるまいの全てにおいて、何らかの形で個人的な変容を遂げる必要があるのだ。

これを意志を持って行わなければ、自分が変容せざるを得ないような体験が半ば強制的に起こり、あなたの人生は不本意な形となって変化する。冥王星のトランシット、とりわけ土星へのそれは、人生においてすこぶる厳粛な期間だ。物事はもはやこれまでと同じではない。そしてあなたにとって、物事は以前と同じように動いてはくれなくなるだろう。




≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫


  さて、読者の皆さんは何よりもこれから先の金融市場の行方に懸念を抱いていると思う。そこで皆さんにホリデー・ギフトをお贈りしよう。2020年の米国と世界の株式市場について私がどう見ているかの概観だ。なお、詳細については今後1年〜3年のジオコズミック&サイクル・パターンの分析を含む『フォーキャスト2020』を参照してほしい。

まずは2018年10月3日の史上最高値の後、2018年12月26日〜27日に起きた19%の下落が続いたというのは非常に興味深い。今年10月3日はプライマリーサイクルの安値が示現したが、12月26日〜27に近付くにつれて史上新高値をつけつつある。このパターンはこれまでのところ、去年とはまったく正反対だ。

世界のほとんどの株式市場は15ヵ月〜18ヵ月サイクルを示しており、そのオーブは3ヵ月だ。米国において、これは15.5ヵ月(13ヵ月~18ヵ月)サイクルだ。これは2018年12月26日〜27日に底をつけた4年サイクルの1/3フェーズだ。世界の他の指数はたとえばヨーロッパのように3年サイクルを持ち、それが2つの18ヵ月サイクルで構成されている。この3年サイクルもまた2018年12月26日〜27に底をつけた(日本も同様で、その1週間後には中国でも底打ちが見られた)。

  簡単な計算では、米国株式市場における次回の15.5ヵ月サイクルは2020年4月±3ヵ月だ。この間には金星が逆行する(5月13日〜6月25日)。この時期にもし株価が明確に下落しているなら、世界の株式市場で買いを入れる絶好の機会になりそうだ。

この場合の下落は2019年の下落より規模が大きいと考えられるが、2018年12月26日〜27日のそれよりは小さいかもしれない。米国における2019年の最大下落幅は7.5%だった。2018年12月26日の下落幅は19%を超えていた。したがって、2020年4月±3ヵ月に底をつける場合の下落幅は8%〜19%と予測される。

その底値に続き、2020年12月21日に起きる木星・土星コンジャンクションに関する研究から導き出される天井示現期の範囲、12月21日±5ヵ月に入っていく。だが今の時点では、その高値が2020年当初の高値より高いか安いかを判断することは出来ない。

しかしながら、いったんその2度目の高値をつけ終わると、2021年の土星・天王星ウェイニングスクエアが示唆するとおり、市場は急落して6.5年サイクルの安値へと向かうだろう。これが示現するパターンとしての理想形は、2021年~2023年にかけての期間だ。


  これが私達の、来年に向けてのおおまかなロードマップだ。これが皆さんの投資計画において有用なガイドとなることを願っている。結局のところ、2020年の強力なカプリコーン・ステリウムに対応する策としては『プランニング/適切な計画』のひと言に尽きる。これは「創造の源」から人類に贈られたギフトの一つであり、アストロロジーはその計画を立てるにあたって使用出来る最高のツールの一つなのだ。

そしてもちろん、時を消化し年が進むとともに、これら各サイクル内で展開していくパターンに基いて出される日報、週報、月次リポートを通じて私達の見通しはより詳細に範囲を狭められ、洗練されていく。

このような想いを胸に、皆さんひとりひとりが楽しいホリデーシーズンを過ごされることを祈っている。ではまた来年!






訳文ここまで
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December 01, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント12/2【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2019年12月2日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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【お知らせ】
 先日お知らせしたとおり、コラムは当分不定期とさせていただきます。🙇‍♀️


≪ 先週を振り返って ≫

   “中国は、ドナルド・トランプ大統領が香港の抗議者を支持する2法案に署名した後、報復すると脅した。『中国は香港人権法に強く反対している。』中国外務省副報道局長の耿爽(グォンシュアン)は金曜の定例記者会見でこう述べた。『これは全く以て覇権主義的行為であり、中国の内政問題である香港情勢への深刻な干渉である。中国は強力な対策を講じるだろう。』投資家はこれらの法案に署名したことが、12月15日の重要なデッドラインが近付くにつれて交渉を複雑にするのではないかと怖れている。それまでに交渉がまとまらなければ、中国製品に対する米国の追加関税が発効する。”

        — Fred Imbert
    “China Threatens to Take ‘Strong Counter-Measures’
    Against U.S. After Hong Kong Bill Signings”
    www.cnbc.com 2019年11月29日付

        “『私は中国の習近平国家主席と香港の人々を尊重し、これらの法案に署名した』トランプ氏はこう述べた。”

    — Lingling Wei, Philip Wen, Chao Seng
      “China, U.S. Aim to Save Trade Deal”
      ウォールストリートジャーナル 2019年11月29日付

        今、木星は最後に残された射手座での時間を過ごし、そして物事はこんな流れを見せている。木星も、それが支配する射手座も世界貿易を支配している。このトランシットが発効した過去13ヶ月間、多くの人々にとっての希望は、米国と中国との重要な貿易協定の交渉に入ることだった。それはこれまでで最大規模の取引協定の一つになると考えられていたが、これも射手座の木星の力学に見られる典型だろう。木星も射手座も物事を大きく考えるのが好きだ。全てが誇張され、膨らんで希望が暴走する。これら二つの原理の下に、縮小思考の居場所はない。だがそれももうすぐ終わる。12月2日、木星がもっとずっと要求の厳しい星座宮、山羊座に入り、来年に向かっていくからだ。

        「カプリコーン・ステリウム」へようこそ。それは過去13ヶ月にわたって用意された全ての「セットアップ」(プラン、決定、そして行動)の「結果」を世界が体験する1年間の宇宙サイクルだ。これがカプリコーン・ステリウムと呼ばれるのは、太陽系において最も外側に位置する五つの惑星のうち三つ(木星、土星、冥王星)が2020年12月21日までともに山羊座を運行するからだ。そして山羊座は「説明責任」または「最終責任」— “アカウンタビリティ”を要求する。

山羊座は細部に注意を払い、現実的で実用的なプランを受け入れ、実現の可能性を持つ成功話を好む。単なるポジティブ・シンキングや好ましい印象操作は通らない。過去13ヶ月の間、射手座の木星の下では全てが壮大で、何事も「最大」で「最も大規模」で「最も偉大」だった。だが去年の殆どの時期において、木星は魚座の海王星とスクエアを形成していた。魚座も海王星も、ファンタジーや妄想と関連する。つまり、何か凄いものを創れるというアイデアを発表するだけで、本当にそれが凄いものになるといった考え方が席巻する。だが最終的に、それはより土星と山羊座タイプの物事に収束していく — 非常に限定された形となり、約束された物事は「形骸」として残る。とはいえ、形骸もまた役立つ時はあるのだが。

     それでも、大統領は香港の抗議者の側に立った。それは2020年の国内選挙に向けて素晴らしい政治的態度となるかもしれない。だが、その米国自体も、自らが何であるのか(民主主義、資本主義、自由)、そしてこれからどうなりたいのかについて、米国自身の妄想を抱いている。いずれにせよ、これは貿易戦争が始まった当初から推進されてきた中国との貿易協定に繋がるような動きではない。私達は、そこからはるかに遠い所に立っている。

     香港の抗議者を支援する法案が成立する前、世界の株式指数の多くが反騰していた。 このコラムで追っているすべての米国市場は、11月27日水曜に海王星が順行し、11月22日から25日週末にかけてのジオコズミック重要変化日(CRD)のオーブの圏内のうちに、史上最高値を更新した。法案署名に続く株の下落は株式市場のパニックを引き起こすことはなく、今のところテクニカルに内在する深刻なダメージは見られない。しかし、木星が楽観的で希望に満ちた射手座を離れ、12月2日月曜から注意深く綿密な山羊座の1年間の旅を始めるにつれて、全ての弱気市場が何処かで始まらなくてはならない。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “才能に恵まれた知的な人々は常に過去に目を向けている。過去に惹かれ、過去について学んでいる人々に無能な人間はいない”

  — Mike Nichols
    映画監督(1931年〜2014年)


  先週の高値が米国株式市場における長期の強気相場の終焉を意味するかどうかはまだわからない。そう断じるには早すぎるが、同時にまた強気相場の歴史的サイクルから見れば非常に遅いと言える。この強気市場サイクルの天井は十分時期が来ているし、それを過ぎてさえいる。それは何処かで始まる — 木星の射手座運行最後の日か、木星・天王星トライン(12月15日)の近辺か、または土星・冥王星コンジャンクト(1月12日)か、あるいはそれさえも過ぎた何処かで。始まりを報せるゴングは鳴らないが、殆どの場合、土星、天王星、海王星そして(または)冥王星が互いにアスペクトを形成する時に始まる。そしてその一つが近付いている。実際、すでにそのオーブ圏内には入ってもいる。それは土星・冥王星の32年〜37年シノディック・サイクルで、2020年1月12日に起きる。長期サイクルが終わりを迎える時のオーブは前後11ヶ月だ。とはいえ、殆どのリバーサルは5ヶ月以内に起きている。

もう一つの非常に重要なシノディック・サイクルが2020年12月21日に起きる。それは木星が土星に20年ぶりのコンジャンクションを形成する時だ。これは前後5ヶ月のオーブをもって、株式指数の4年かそれ以上のサイクルとあまりに多いと言えるほど相関してきた。前回これが起きたのは2000年5月28日であり、世界の多くの株式市場では当時の史上最高値が示現した。そしてその後急落し、ドットコム・バブルの崩壊となった(2000年1月〜3月)。これら二つのサイクルが互いにオーバーラップし(オーブ圏)弱気の熊が冬眠から目覚めるまでには時間がかかるのかもしれない。これらと他のサイクルについて、その詳細を論じた『フォーキャスト2020』はまもなく発刊となる。


        さて、この本について話すなら... これまでに執筆した全ての『フォーキャスト』シリーズの中で最も困難かつやり甲斐のある仕事だった。その長さも今まで一番だ。これは難しかった。何故なら木星・土星・冥王星コンジャンクションの惑星サイクルが起きるのは山羊座だからだ。この三つの外惑星によるシノディック・サイクルが一年以内に起きるのは非常に稀なことで、参照可能な多くの歴史的事例を持たない。

だが、2020年1月12日に起きるこの長期の土星・冥王星惑星サイクルについて、私はその下に生まれた者として何かを知っている。今年の『フォーキャスト』で描写しているように、土星・冥王星コンジャンクションは「英雄か?それとも悪役か?」といった時期と同期する。また私はこうも主張する。土星と冥王星は超人的な取り組み/努力に関連する可能性があると。

そうだ、私もまた超人的だったと主張しておこう — それは土星と冥王星の組み合わせが創出する超人だ。何故なら私は4ヶ月足らずで250ページ(英語版)の本を書き上げたからだ。これをやり遂げるのは尋常ではないし、同時に働いてくれた5人のエディターもまた超人的だった。たった一つだけ、私が確信を持てないことがあるとすれば、果たして私はヒーローか、それとも悪役なのか?ということだ。

今の私は疲れてへとへとになっている。だがそれと同時に、実際に4ヶ月足らずでこれだけの範囲をカバーした本を書き上げることが出来たという事実に、自分でも少し驚いている。この経験は私に、もし自分の精神の全てを注ぎ込めば、やりたいと望んだことはどんな事でも達成出来るのではないかと考えさせる。

そしてもしかすると、それこそが2020年の山羊座の土星と冥王星から贈られるポジティブなメッセージなのかもしれない。もしあなたが意志を持ってこれと決めた物事に集中し続け、必死に励むなら — そしてそのタスクが完成する前に破綻したり壊れたりせずにいられるなら、あなたが達成出来る物事に限界はない。

私のタスクは完了した。そして今は私自身をケアし、再び充電する時間だ。ヘビーな土星アスペクトの厄介なところは人を燃え尽きさせることだ。土星の下で何かを達成し続けるためには、人生において仕事、休息、社会的な活動とのバランスを取る必要がある。それが今後4ヶ月の私のミッションだ。だが今は、この執筆マラソン期間を忍耐強く支えてくれた皆さんに感謝する。米国では今、感謝祭のシーズンだ。だが皆さんこそ、私が感謝を捧げなければならない一番の存在だ。

ありがとう!




訳文ここまで
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<訳者より>

  『フォーキャスト2020』の翻訳は今、最後の山場を迎えています。コラムにもあるとおり、今回は文章量も、その内容の深みも、今までにない領域に踏み込んでいて、それを日本語にしていく作業もまた、これまでに経験したことのないハードなものになりました。おそらくページ数から見て、紙の本はこれまでにない厚みになるかもしれません。

投資家の方はもちろんですが、今回は特にマンデーン・アストロロジー学習者の方にとって、もしかしたら永久保存版になるかもしれません。ここで詳しくは説明出来ないけれど、『フォーキャスト』『マンデーン』の2020年版を読んでくだされば、その意味がわかると思います(場合によってはパーソナルにも応用可能かも)。ただ、テクニカルな記述も多いし、歴史的な事例など耳慣れない名称や史実も多く出て来ると思います。時折訳注を付けましたが、十分とは言えません。なので不明の点はご自分で調べ、深めていく意欲のある方向けの本になっていると思います(本当に、土星・冥王星の年に向けて書かれた本ですね)。

『フォーキャスト』シリーズの翻訳は、来年からのディープでヘヴィな惑星エネルギーを先取りして感じ、それにどっぷり浸りつつ、メリマンさん特有のニュアンスを行間に感じながら、それらを何とか日本語に表現していくという作業です。日本にいるだけではわかりにくいニュアンスを掴むために、海外(主に米国社会)のニュースを深掘りするべき時もあります。その合間に『あぁ、世界は確かに燃え始めてるな...』と感じ、横目に桜だのシュレッダーだの言って騒いでいる日本の国会を見ては危機感を覚えたり。

そして、英語と日本語の絶対的な感覚の違いを痛いほど感じながら。細部をどの程度表現出来たのか...水星逆行を挟んだ正味2ヶ月半、一発校正&あまりに短い時間の中でミスは出ていないか..などなど、気になることは山ほどあります。が、自分自身に戻れる日まで、とにかくあともう少し。
引き続き頑張ります(^_^。


深夜、ひと息いれつつ

hiyoka


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November 10, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント11/11【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2019年11月11日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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今週のメリマン・コラムは ≪短期ジオコズミクス≫ のみの抄訳です。
なお、来週のコラムはお休みさせていただきます。🙇‍♀️


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    “長年にわたり強気論者として知られてきたエドワード・ヤーデニが『株が高くなりすぎている』と懸念している。ヤーデニはS&Pの予想株価収益率(forward earnings multiple)が19〜20まで上昇すれば「酷い修正安」を招く怖れがあると警告する。現在、S&P500指数は17だが歴史的標準値は15〜16だ。”

— Stephanie Landsman
   “A ‘Market Melt Up’ is Becoming a Real Risk as Stocks Hit New Highs”
  https://www.cnbc.com 2019年11月3日付


     誰もが今、市場のメルトダウンならぬ「メルトアップ」を求めてやまないようだ。もちろん多くの著名な市場アナリストもまた、3月〜6月の「メルトアップ」を予測してきた。そして米国(と世界の多くの株式市場)は7月後半に確かに史上新高値まで舞い上がった。これは射手座を運行する木星とダウ工業平均との歴史的相関性に基づいて、2019年8月の前後2ヵ月以内に長期サイクルが天井をつけるのが望ましいという予測によく合致した。

このトランシットは、2018年11月8日〜2019年12月2日まで発効する。木星は8月11日、ちょうど射手座の中盤で滞留〜順行に転じた。歴史的研究を頭に入れた上で、米国株式市場もまた木星が射手座の中盤に在泊した2007年10月11日に史上最高値をつけ、そこから世界大恐慌以来最大の下落が始まったことを考えれば、今回そこで4年サイクルがトップアウトしたとするのは妥当な予測であった。だが、現在この長期サイクルの天井予測にとり理想的な時間帯を過ぎてしまった事実は何を意味するだろう? 木星が射手座を運行するタイムリミットである12月2日まで、サイクルの天井と射手座の木星との相関性は有効なのだろうか?

これに関しては月曜夜に発行するMMAサイクルズリポート月報において、株式市場のスペシャル・リポートとして回答するつもりだ。


     一方、最近の米国株式市場の騰勢を支持する他のジオコズミックな相関性が存在する。一つは射手座を運行する木星が、「バトンウッド・チャート」と呼ばれるニューヨーク証券取引所の設立図(1792年5月17日)の木星、冥王星、土星、海王星と非常に調和的なアスペクトを形成していることだ。トランシットがもたらすこの思いがけない大当たりは10月11日〜11月25日までが発効のオーブ圏内だ。またそれと同じ時期の11月7日〜16日、NYSE設立図の天秤座22°〜27°に在泊する木星・海王星コンジャンクションにトランシットの火星がコンジャンクトしている。火星(熱)と木星(拡大)がこれほど顕著に強調される状況にあっては「メルトアップ」という概念が生まれても不思議はない。だがこれはいつまで続くのか?

まず火星について言うなら、来週はTMI(Trump Mars Indicator)の一つが発効する。11月8日〜14日、火星が大統領のネイタルの金星・土星コンジャンクションにハードなスクエアを形成するのだ。これはすでに発効しているように見える。彼は米国—中国間の貿易戦争に関して中国が発表した関税の段階的撤廃への合意を否定した(火星から金星へのハードアスペクト)。金曜の市場はこれを嫌気したが、これまでのところ、その影響はそこそこといったところだ。市場は大統領の機嫌にもかかわらず、いまだに反騰し得ることを証明したようだ。

     しかしながら、現在水星が蠍座を逆行している(11月20日まで)。だから民主・共和両党から相手側に対する調査や捜査の話が大量に飛び交っている。民主党が大統領弾劾に向けて足並みを揃えているばかりでなく、今や司法長官ウィリアム・バーがコネチカット州検事のジョン・ダーラムを、何故FBIが特別顧問ロバート・ミュラー任命に繋がった2016年の選挙について対情報操作を開始したのか、その理由について捜査するよう任命した。

トランプとその支持者達が申し立てている主張は、クリントンを落選させるためにロシアが選挙に介入したという虚偽の話を民主党(その界隈では“ディープステート”と呼ばれているが)がでっち上げたということだ。もし2016年の選挙介入の発信源を捜査する捜査官を捜査するという話に少し混乱させられたとしても、別段気にする必要はない。今は単に「魔女狩り」の季節... いや、まぁ「トリックスター」たる水星が仄暗い洞窟を走り抜けて地下世界の秘密の隠れ家、蠍座に埋蔵された記録の隠し場所を目指しながらやりたい事をやりたいようにやっているだけだ。

     これら全ての調査から何かが明らかになるかもしれないが、一般の人々が見たいと思うような事柄ではないかもしれない。32年〜37年サイクルを持つ土星と冥王星のコンジャンクションが2020年1月12日に山羊座で起きる、その寸前まで来ている今、事はそう生易しくはない。政治的にはこれが、休火山にも似た何事かが噴火し始めるといった様相に繋がるかもしれない(山羊座の冥王星と共に蠍座も強調されている)。民主、共和両党の指導者達が腐敗と隠蔽の網に絡め取られていると判明するにつれて、それは単に「沼地から水を抜いて何が出るか見る」という以上の状況になる怖れがある。それは好奇心をかき立てる。それはとても複雑怪奇だ。蠍座を逆行するミステリー好きな水星が心惹かれる全てがそこに詰まっている。とりわけ水星逆行の中盤である11月9日〜10日、そして満月が起きる11月12日はそうなるだろう。


     あなたの地域(または国)の調査官から発信される、何か恐ろしいニュースに備えておこう。それと共に、他者の行動や動機に疑問を抱き、問いただしたくなる自分の衝動も抑えたほうが賢明かもしれない。それが彼らに火を点けて、今度はあなたのことを問いただすかもしれないからだ。






訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:56|PermalinkComments(0)

October 20, 2019

10月21日付メリマン・コラムの概要

以下は ≪短期ジオコズミクス≫ の抄訳になります。書かれているほとんどを網羅していますが、細かい表現については推敲していません。

来週のコラムはお休みします。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

  ジオコズミック活動から言えば、PG&Eの停電とサンフランシスコに起きたM4.5の地震に関連したと思われる天王星のアスペクトと冥王星にTスクエアの満月が起きた後の先週は、比較的穏やかな様相だった。

  次の主要なジオコズミック・サインは火星が土星と冥王星にウェイニングスクエアを形成する10月27日〜11月5日だ。これは地政学的な原動力であり、戦闘的で好戦的な話法や行動に関連する。

土星と冥王星に絡む火星は人命や大自然への脅威を象徴し、敵対的で強圧的だと見なされる怖れのあるいかなる行為にも、それに代わる手段を探る必要があることを示す。一方、火星は天秤座を運行しており、そこでの火星はデトリメントだ。

また天秤座は、相対する双方が「交渉妥結」のための歩み寄りが必要なことを理解した上で合意する行為を支配する。そこを運行する火星は「俺様が一番」または「嫌なら出て行け」といった原理を意味する。これは新しい(火星)提案が交渉(天秤座)を前へ進めるためにもたらされることを示唆する。

だが土星と冥王星が関与することからエネルギーは拒否へと向かいがちで、受容を促す力を見出すのは困難だろう。積極的に妥協を図ろうとする意志がなければ、その結果として起きるのは一方の怒りとフラストレーションであり、その過程で決裂の危険が高まる。これは米中間の貿易交渉にも、トランプ大統領をめぐる弾劾の動きにも言えることだ。

  10月28日の新月*が天王星とオポジションで起き、同じ時期の10月31日〜11月20日(日本時間11/1〜11/21)に水星が逆行することを考慮すれば、衝動的に行動したり反応したりする前に忍耐強くなること、そして全ての行動の可能性とその結果をよく考えてみることが肝要となる。

米国大統領をめぐる問題の場合、11月初めの2週間は非常にボルテージが高くなる。これはTMI(トランプ・マーズ・インディケータ または トゥー・マッチ・インフォメーション)が大きく振れる時期だ。そして市場への政治リスクが最も懸念される時期でもある。

  そんな時期に株式市場はどう反応するだろう? 10月27日〜11月14日には、急激でおそらくは短期のリバーサルと強い関連を持つ、5つのジオコズミック・サインが顕れる。

これらが強気市場のトレンドを終わらせるとは限らないものの、突如として起きる1日〜4日にわたる下落は示唆している。また、木星の13ヵ月にわたる射手座運行の最後の2ヵ月に入って来たことを考えるなら、長期サイクルの天井が示現する期は熟してもいる。

天井をつける理想的な時間帯は2019年8月±2ヵ月だった。そして今までのところ、S&Pとナスダック総合は7月の最終週に最高値をつけており、それがちょうどこの時間帯のうちに収まっている。しかし、市場はいまだに崩壊していない。

したがって私達は、米国の全主要株式市場とは言わないものの、そのうち少なくとも1つにおいて、史上新高値へのさらなる上昇が示現する可能性を排除することは出来ない。





訳文ここまで
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* 10月28日新月のエネルギーがもし先倒しで示現するなら、世界は今週あたりから徐々に政変や武力衝突、テロ、事故、自然災害などの注意期に入るかもしれない。


hiyoka_blue at 20:55|PermalinkComments(0)

October 15, 2019

10月14日付メリマンコラムの『概要メモ』

◎ 昨日画像でツイートした≪短期ジオコズミクス≫の概要をこちらにもあげておきます。


天王星と海王星がセミスクエアにわずかオーブ1°のタイミングとともに、木星・天王星セスキコードレイト(セスキスクエア)が10/14に成立。これについては『フォーキャスト2019』で詳説したが、木星・海王星の非合理な活況を続行させるだけでなく、これに天王星(予想を覆す想定外の変化)の要素が加わる。

つまり一方が合意したと考える内容と他方が主張する合意内容との断絶・乖離(天王星)が起きやすい。この三つ組みは通常、1月~6月がそうであったようにカオスと決裂の象徴だ。今回は最後だけに、もしかするとなんとかまとめるか、または投資界の「希望と願い」の幻再びとなるのか。

いずれにせよ市場は発表が好きだ。いや、引け15分前の「第一段階合意」発表までは好きだったと言うべきか。ダウはその日の高値から200pt下落した。天王星が強調される時はこうした突然のリバーサルは常態だ。合意内容の概要が知れる時どうなるかが見物だが海王星も働いていることから「実際的な詳細」は十分ではなく希望と願い」が大部分を占めるかもしれない。

金星・天王星オポジション、木星・天王星セスキスクエアを含み、冥王星とTスクエアの満月が14日に成立した後、10/27~11/14には天秤座の火星から土星・冥王星へのスクエアが起きる。天秤座の火星(10/4~11/19)はデトリメントですでに試練の原動力として発効しており、米中貿易問題とトランプ弾劾に焦点を当てている。天秤座は外交を通じた合意を望むが、火星は攻撃的で強圧的。物事をすぐに決めろと迫る。中国は天秤座の国(太陽が天秤座)だが、トランプは獅子座のアセンダントに火星が合で非常に火星的な人格を持つ。

したがって米中の協議には潜在的対立の傾向が強まる。では天秤座の火星(すぐ決めろ、今決めろ)が山羊座(条件を呑むか否か、2つに1つ→結果に苦しむ)、土星(遅延と障害)と冥王星(勝者が全取り、敗者はゼロ以下)にスクエアを形成したら何が起きるか?

トランプ大統領の「沈着冷静な才能」が勝つか、または彼の「内なる子供」が頭をもたげ、またしても物別れになるか。あるいは現在進行中の別のプロセス、たとえば弾劾調査(冥王星)が熾烈になるか、もしくは別の問題 ― たとえばトルコ、イラン、ベネズエラに火が付くかなど、これら全ての火星的ホットスポットのうちどれが火を噴くかは、11/7~14の次回TMI(トランプ・マーズ・インディケータ)の節目までには見えてくるだろう。

こうした物事のさなか、11/1~11/20(日本時間)水星が蠍座で逆行する。実際、水星は10/3~年末まで蠍座を運行する。蠍座の水星もまた秘密裡に行われた行為の調査に関連する。弾劾の動きは年末ではまだ終わらず、掘り起こされてくる情報量は大量になるだろう。

(以上です)


hiyoka_blue at 16:21|PermalinkComments(0)

October 06, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント10/7【金融アストロロジー】

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レイモンド・メリマン・コラム  2019年10月7日(フリー版より)

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文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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【お知らせ】
『フォーキャスト2020』全体のボリュームがまだ不明なため、翻訳作業が終わるかメドが付くまでコラムは不定期掲載&抄訳とさせていただきます。来週はお休みするかもしれません。もし何か特筆するようなことが含まれていると思ったときはツイートしたいと思います。🙇‍♀️


≪ 先週をふり返って ≫

金曜の雇用統計に関するcnbc.comの記事を引用し、リセッションへの不安と大統領弾劾調査の不穏な状況に揺れるボラタイルな市場の様相を描写、各市場別の動きを追うと共に、株式、債券、通貨、商品市場間の相互に関連する動きの基本を軽く説明しています。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫


  さて、もしも金利引き下げが行われ、今後1〜2週間のうちに米国・中国間の貿易協定が前進するという市場の願いが叶うなら、再び投資家の望みどおりの幸せな日々がやって来ることになる。

私達はこれら懸案事項の一つ、または両方についての重要な発表が待たれる10月14日の週に木星が予測不可能な天王星にセスキコードレイト(セスキスクエア/135°)を形成し、それが木星・海王星スクエアを再び刺激して覚醒させるという事象に注目している。木星・海王星スクエアはいまだに正確なアスペクトからはそう離れず、近接したオーブ圏内に在るからだ。つまり、木星はまだ海王星に対するスクエアの度数から3°以内に在泊しており、天王星は海王星への正確なセミスクエアから3°と少し離れた位置に在る。そして木星は天王星に対するセスキコードレイトによって、天王星・海王星に割り込んでいるのだ。

それに輪をかけて、10月13日(日本時間14日朝)は満月だ。その直前の10月12日には金星が “不測の惑星” たる天王星に再び重要なオポジションを形成する。今回は蠍座からお金の星座宮である牡牛座へのアスペクトだ。そうだ。牡牛座はお金であり信用であり資金でもある。このアスペクトがまた木星・海王星スクエアを呼び覚ます。だからこの時間帯には「非合理な活況」に対する宇宙的サポートがたっぷり供給され、これが今後1〜2週間続くことになる。そして再び、希望の泡がもう一つの大きな失望に転じるという非常に現実的な可能性が待つことになる。

また、それではまだ足りないとでもいうように、10月7日と14日に太陽が土星と冥王星にスクエアを形成する。私達はこのアスペクトにも注目している。土星は政府に関連し、冥王星は以前も述べたように、負債と税金に関連する。このコンビネーションはまた政権から人を排除しようとする企図にも関連している。つまりこれは、大統領弾劾に向けての調査が少なくとも今後1〜2週間は激しい執念をもって進められるだろうことを意味している。もし私がこうした動きを正しく読んでいると仮定するなら、おそらくこの流れはゆうに2020年の大統領選までもつれ込むかもしれない。何故なら2020年後半には火星が牡羊座で逆行し、8月〜11月の大半で土星と冥王星にスクエアを形成するからだ。弾劾運動がそのタイミングを念頭において進むよう計画されているのかどうかはわからないが、私はそのように見ている。

  もし2016年の選挙がひどく汚いものだったと考える人がいるなら、2020年の選挙を待ってみるといい。その時、逆行の火星が土星と冥王星にスクエアを形成中で、さらに水星もまた投票開始の24時間以内に逆行を終え、順行に転じるのだ*
*順行に転じる時、水星は天秤座から山羊座の土星にスクエアを形成、同時に牡羊座のエリスにオポジションを形成、米国始原図の蟹座の水星にはスクエアを形成している。またこのあたりで山羊座に集結した木星、土星、冥王星(それに小惑星パラス)は米国始原図2室の冥王星と月にコンジャンクトしようとしている。

良いニュースもある。今の私達が生きているうちは、2020年が米国大統領選に絡んで展開する政治闘争のピークとなるかもしれないということだ。これについては現在鋭意執筆中の『フォーキャスト2020』で詳説するつもりだ。今年12月15日という米国での発売予定に変わりはない。

2017年と2018年のシリーズでは、世界の政治経済に起きる「リセット」について述べた。そして2019年版では2020年に展開するカプリコーン・ステリウムへの「セットアップ」の年と位置付けたが、これも見ての通り、現在進行中だ。そして、2020年は「チェックメイト」の年となるだろう。米国行政府と他の世界、そして国家的指導者達との間で2017年以来続けられてきたこのチェスの試合で、誰かが勝利し、誰かが敗北しようとしているのだ。






訳文ここまで
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September 22, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント9/23【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2019年9月23日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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今週も抄訳とし、来週は都合によりお休みさせていただきます。🙇‍♀️


≪ 先週をふり返って ≫


<米中間の貿易戦争にまつわる行きつ戻りつのニュースを2本引用>

  いよいよ迫ってきた。世界の株式市場は先週再び上昇してその多くが年初来高値に近づきつつある。頂上の大部分はこれまでの史上最高値だ。

9月21日の木星・海王星スクエア(2019年に発効する最長期の惑星アスペクト)の「非合理な活況」と、9月18日の土星順行(株式市場のリバーサルに関連する強力なレベル1のジオコズミック・サインで心配、不安、抵抗を示唆する)の間に起きた典型的な宇宙間の争いは、木星・海王星がより支配的だったように見える。株式市場は1ヵ月にわたる反騰を続行したからだ。しかしながら、新高値には届いていない。近付くほどに抵抗に突き当たる(土星)。

金曜も引け近く、米国株式指数はヨーロッパの市場が退けた後に、上昇分を全て失った。それは今や中国人が米国の農産物をどれほど買っているかをトランプが記者会見で誇らしげに喋ったすぐ後、中国の代表団が米国の農業州を来週訪問する予定をキャンセルしたという報道の後だった。それでも世界の株式市場にとっては良い週だった... (この後に世界の株式市場の詳細が続く)

その他、ビットコインが土星順行当日に下げた件、重要変化日の範囲内で金と銀に異市場間強気ダイバージェンスが示現していること、先週末の石油施設攻撃を受けて月曜に5月20日以来の高値へと爆発した原油は再び下がったが現サイクルの新安値まではつけていないことなど。木星と海王星はともに原油を支配しているので重要な市場だとしている。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “身動きの取れない状況からデトロイトでこの夏始まった交渉は、日曜にUAW(自動車労働者組合)の声がけでGMで起こされた、ここ10年来で最初の全米規模となるストライキによって決裂をみた。何万人もの工場労働者がピケを張り、30箇所にわたる米国の工場を操業停止に追い込んだ。”

— Mike Colias and Nora Naughton
  “GM Strike Pits Combatants with Something to Prove:
  An Automaker with Memories of Bankruptcy, a Union Facing Scandal”
 Wall Street Journal 2019年9月20日付

  “12時間で2フィート(約601mm)を超える降雨がテキサス州南東部の街を襲った。”

— Elizabeth Findell
  Wall Street Journal 2019年9月20日付

  “今日(金曜)は国中から集まった何万人もの高校生が学校を休み「地球の気候を護るストライキ」に参加、気候変動を終わらせるために早急な行動をと呼びかける。これは彼らによると「この惑星の破壊行為を無視している大人達」に向かってダイレクトに抗議する世界的な共同抗議の一環として行われるという。”

— Elizabeth Weise
  “Students Skip School to Fight Climate Change”
  The Arizona Republic 2019年9月20日付

  “森林育成のために使える土地を最も広く持つのはロシア、中国、カナダ、オーストラリア、ブラジル、そして米国だ。スイスに拠点を置く研究者集団は1.2兆本の樹木を新たに植栽すれば、 有害ガス10年分を帳消しにする効果が生まれると発表した。その一人であるクローザ—によれば、ここ10年以上にわたりこうした木々は大気から2000億トンの炭素を吸い込んだという。”

— Kathleen Parker
  “Want to Stop Climate Change? Start by Planting a Trillion Trees”
  Washington Post 2019年7月23日付

  上記の引用に共通するテーマは何だろう? これらは今発効中のジオコズミック・サインのテーマを映し出している。GM(英国航空もそうだが)の労働者ストライキは乙女座の太陽・火星コンジャンクションの反映だ。これについては2回ほど前(9月2日付/当ブログでは休載)のコラムで『今週は乙女座で太陽と火星がコンジャンクトするところから始まる... そして世界の労働者(乙女座)はストライキに入る準備が出来ているかもしれない』と書いたとおりだ。

他の3つの引用記事は、木星・海王星アスペクトに付き物のテーマと関連している。海王星は水と降雨を支配するが、木星と関わる時はとりわけ大量の雨が降る。このアスペクトが形成される近辺で洪水が起きても驚くにはあたらない。また木星と海王星は利他的な行為とも関連している。何か壮大で高潔な行為 — たとえば地球を救うなど — をしたいという衝動だ。木星は他にも教育を支配するので「何万人もの学生」が気候変動を終わらせるために抗議運動を起こすのも意外なことではない。ひょっとすると彼らはもっと大きなこと、たとえば1.2兆本の植林を促すための運動を促進するかもしれない。

  しかしながら、記事からは読み取れない内容と情報がある。それは他の惑星とハードアスペクトを形成する海王星が持つ3つの基本ターム、すなわち「混乱」「錯覚」「妄想」だ。これは、自分自身の責任を回避するために物語を創り上げ、他者をスケープゴートに仕立てようとその相手に対する噂話を広める人物(達)のせいで、誰かが不当に告発される怖れがある時期だ。こうしたやり方をすれば、噂を流した張本人は自分を省みる必要がなくなるか、または自分(達)がした事の裏に隠された真実を見なくて済む。彼らは自分達が選んだスケープゴートの評判がいかに傷つこうとも気にもかけない。少なくとも「自分自身」には火の粉がかからなくて済む。「真実」は “必要に迫られて生み出された巻き添え被害” へと成り果てるが、土星が滞留から順行に移るとともに、相手側の意図または役割を拒絶するか、直接または間接的に攻撃して弱体化させるなどのダメージ・コントロールが重要になってくる。

  では、こうしたタイプのふるまいの影響を最も受けやすいのは誰だろう? 相手の評判を落とそうとする企てを実行する側、そして仕掛けられる側は? 専門的・実践的なアストロロジーの観点からすると、おそらくミュータブル・サイン(双子座、乙女座、射手座、魚座)の16°〜18°にネイタルの惑星を持ち、トランシットの木星・海王星スクエアとハードアスペクトを形成している人々だ。これは本人の太陽星座宮である必要はない。だがもちろん、そうであれば話はシンプルだ。何故なら太陽 — 地球の関係は、毎年おおよそ同じ星座宮の同じ度数で成立する。

たとえば現在、3月6日〜8日生まれ、6月6日〜8日生まれ、9月9日〜11日生まれ、12月9日〜11日生まれの人達はこの渦中にある。彼らの出生時の太陽は、おそらくミュータブル・サインの16°〜18°に在泊するからだ。この人々は、自分に向けて仕掛けられるこの種の企てに特別の注意を払う必要があるだろう。だが、この度数に位置するのがどんな惑星であっても、こうした原動力が働いているのを “感知” するかもしれない。一例を挙げればトランプ大統領が現在このアスペクトを受けている。彼はネイタルで双子座17°台に天王星を持つ(これは世代的な位置であり、1946年〜47年生まれの多くの人々がここに天王星を持っている)。そして彼の天王星は、同じくネイタルの太陽と月のノースノードに近接している(しかもネイタルの月とはオポジションだ)。実際、彼のチャートへの海王星からのアスペクトは今後2年間、強い力を持つ。彼はいともたやすくいくつかの「噂」の犠牲者だと感じるだろう。彼はそれが自分を貶めるためのものだと考える。また同時に、彼自身が一部の噂を流す張本人にもなり得る。そしてターゲットになった人物はそれを彼が仕組んだ事だとみなすかもしれない。

  こうして私達は、昨今の宇宙的配列として「混乱」「錯覚」「妄想」の原理が蠢くのを見ている。今 人々と市場は混乱し、少々途方に暮れているように見える。新高値まで舞い上がると信じたいが、節目に近付くたびに抵抗線に阻まれる。現在、土星は順行に転じ、今週後半〜来週、金星と太陽の両方が土星に対し厳しいスクエアを形成する(9月25日〜10月7日)。数週間前までは確かなことに見えた物事が、今やむくむくと湧き起こる疑惑の対象となるかもしれない。これは国際関係の争いを意味する可能性がある。一方株価にとっては、おそらくシンプルな反応でセットアップはそう困難ではないかもしれない*

* 原文の最後の1行におそらくタイプミスと思われる箇所が含まれていました。問い合わせの時間がなく、訳文は推測であることをご承知おきください。🙇‍♀️





訳文ここまで
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September 15, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント9/16【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2019年9月16日(フリー版より)

翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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お知らせ
『フォーキャスト2020』の作業が始まったため、これからしばらくの間は抄訳とさせていただきます。またお休みも増えるかもしれません。🙇‍♀️

≪ 先週をふり返って ≫

 — 要約 —

  「米国の負債がここ7年以来初めて1兆ドルを超え、連邦政府の赤字は2000億ドルから1兆670億ドルに上った」という Fox Business のニュース、「ECBが新たな金融緩和策を発表した」という cnbc のニュース」を引用して先週の世界の各種マーケットが示した動きを追い、こうした動きの影に木星・海王星スクエア、太陽・水星・金星・火星が揃って木星・海王星スクエアにTスクエアを形成することで「霧の中」「多幸症」状態を創り上げている状況があると示唆。

そして再びこうした星回りの下では読んだこと、聞いたこと、見たことの全てを信用することは出来ないと念を押している。ポジティブな態度でいることは良いが、楽観的なメッセージの正体が実際には人々を操縦するための情報(たとえば相場を上げるためなど)だった時に深刻な状況になるかもしれないとしている。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “モーゲージ・ニューズ・デイリーによれば現在、米国30年債の利回りは月曜の水準から20ベーシスポイント上昇、9月4日につけた最低水準からは36ベーシスポイントの上昇となった。これはドナルド・トランプ氏が大統領に選出された直後の週以来、短期で最大の上げ幅になる。”

— Diana Olick
  “This Was the Worst Week for Mortgage Rates in 3 Years
   – And It May Be Just the Beginning”
  www.cnbc.com 2019年9月13日付

  先週のコラムでは、今現在から9月21日までの間に発効するいくつかの矛盾を孕んだシグナルについて述べた。この部分だ。『太陽と火星の両方が木星に対しスクエアを形成する。木星は「誇張」を象徴することから、上下どちらにも非常に強力な価格変動が起きるかもしれない。もし「非合理な活況」が支配的になれば、上値追いが継続するはずだ。だが9月18日から始まる土星の滞留〜順行の力がもし勝るなら、市場心理はたちどころにヒステリーとパニックに変わるだろう。これは木星と海王星が現実に直面した時に見られるもう一つの顔であり、希望と願望は幻滅と失望へと変わる。これまでのところ、9月18日〜21日の土星順行(米国始原図の太陽・土星スクエアにTスクエアを形成)、および3度目にして最後の木星・海王星スクエア形成が足早に近付く中で優勢なのは「非合理な活況」の方だ。だが全体のムードはヒステリーとパニックに近付いているように見える。木星と海王星が持つ別の顔が、国債と貴金属市場に展開しつつあるかもしれない。

今週は他にも興味深いジオコズミック・サインが展開する。9月14日には土曜に水星と金星が天秤座入りする。これは金星が支配する星座宮だが、通常、これは株式市場には強気で貴金属には弱気のシグナルだ。両惑星は、水星が10月3日、金星は10月8日まで天秤座を運行する。通常はその期間中、常に株が反騰し続けるわけではないし、貴金属も下がり続けるわけではない。その期間中は特に高値または安値からの重要なリバーサルが起きやすいということだ。

心理面から言えば、天秤座の水星と金星は通常なら歩み寄りが起きやすい期間と関連する。だから米国と中国が貿易協定に漕ぎ着けるという希望が浮上する。しかし射手座の木星が魚座の海王星にスクエアという事実は、これに関しあまりに楽観的であることへの警鐘を鳴らすものだ。おそらく話し合いの場は持たれるだろう。だが決裂するか、もしくはひょっとすると、投資家にとって想定外の内容で合意がなされるのかもしれない。9月25日〜30日には金星が山羊座の土星と冥王星の両方にスクエアを形成する。これは交渉が決裂しそうな雰囲気を映し出すシグナルだ。

  この期間に合わせて私達は新たな「TMIマーケット・インディケータ*」を機能させている。昨今のスラングで “TMI” と言えば「情報過多(Too Much Inforomation)」という意味だが、私達のそれは少しばかり異なる意味合いを持つ。つまりこれは「トランプ・マーズ・インディケータ(Trump Mars Indicator)」だ。この指標はトランシットの火星がトランプ大統領のチャートにハードアスペクトを形成するタイミングで発動する。それは彼が煽りに反応しやすい状態になり、FRBや中国などの他、その時点で彼を苛立たせる相手なら誰にでもツイッター・ミサイルを打ち込むのを目撃する時間帯だ。そしてその時市場はしばしば崩壊の憂き目にあう。このTMIインディケータが今、9月12日〜22日まで発効中だ。乙女座を運行中の火星がトランプ大統領の双子座に在泊する太陽・天王星と射手座に在泊する月のオポジションに対しTスクエアを形成するからだ(彼は月蝕の下に生まれている)。これからの10日間に高波が来るかどうか観察してみよう。
* 9日付のブルームバーグ・ニュースによれば、JPモルガンが「ヴォルフェフェ・インデックス」と名付けた似たような指標を発表している。「ヴォルフェフェ」は「ボラタイル(volatile)」と「コヴフェフェ(covfefe)」を併せた造語。「コブフェフェ」とはトランプ大統領が過去のツイートで皮肉まじりに使った「小グループ」を指すアフリカの言語だそうだが、その謎のワードを理解する人がほとんどいなかったため「指が太すぎてキーボードを打ち間違えた」という説がネット上ではデフォルトの解釈となって出回り、そこからまた多くのインターネット・ミームが生まれた。この「ヴォルフェフェ・インデックス」では2017年5月以来の統計をとっているが、これまでのトランプ氏のツイートで市場に大きなインパクトを与えたワードのベスト5は :
1. China 2. Billion 3. Products 4. Democrats 5. Great だそう。

ちなみに以前『フォーキャスト』シリーズの中でも名前の挙がったアストロロジャーでW.D.ギャンの後継者とも言われるオルガ・モラーレス氏もまたアストロロジーを使った「トランプ・ツイート・インデックス」を発表している。

  テクニカルとチャート分析の上では、今は全てが株にとって素晴らしく見える。だがジオコズミクスは、爆発や洪水に突然襲われるかもしれないと厳しい警鐘を鳴らしている。そして米国債市場 — 株式よりもはるかに大きな市場 — には少々常軌を逸した動きが見られ、もし特定のファンドないし政府*が大規模で継続的な売りオペに加わっているとすれば、この先より大きな問題となって立ちはだかる怖れがある。

* 原文は両方とも複数表記





訳文ここまで
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September 01, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント9/2【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2019年9月2日(フリー版より)

翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて「講読版」をお求めください。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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今週は ≪短期ジオコズミクスと長期的考察≫ のみの抄訳になります。

  また来週9月9日付のコラムはお休みさせていただきます。

米国市場はレイバーデーの祝日のため月曜は休場です。


≪短期ジオコズミクスと長期的考察

    ジオコズミックな相関性から見て、9月は世界の株式指数にとって非常に重要な月になろうとしている。というのは、9月2日〜30日の間に50週サイクルに対して40%かそれ以上の相関性を持つ5つのジオコズミック・サインが展開するからだ。これはかなりの数だ。以下に拙著『The Ultimate Book on Stock Market Timing, Vol 3: Geocosmic Correlation toTradeing Cycles』からその日付けと相関性のパーセンテージをピックアップした。
9月2日  太陽・火星コンジャンクト(43%)
9月10日 太陽・海王星オポジション(43%)
9月18日 土星順行(43%)
9月21日 木星・海王星スクエア(40%)
9月30日 金星・冥王星スクエア(55%)

  上記と比較すれば8月と10月は、50週サイクルの天井または底に対し40%かそれ以上の相関性を持つジオコズミック・サインはそれぞれたった1つしか形成されない。9月に形成されるジオコズミック・サインの中間点は9月16日で、私達はこの日±1週間以内をこのサイン群のピークと見て注視している。

これらサイン群のそれぞれは、アストロロジーにおいて「ハードアスペクト」と認識されるもので、世界の集合意識のムードがある種のストレスに曝されることを示唆している。それでも過去をふり返れば、私達は「非合理な活況」をもたらす木星・海王星のアスペクトが形成されるにつれて株価が史上最高値に舞い上がるのを見てきた。9月21日はこのアスペクトの今年3回目の形成日だ。過去2回のケース(2019年1月13日と6月16日)において、株価は非常に強い反騰を見せた。厳しい下げが8月26日、この最後のアスペクト形成まで3週間弱というところで終わったことから、これが再び示現するように見える。

  しかしながら、この木星・海王星スクエア最終形成のちょうど3日前、9月18日に順行する土星の存在が異なる結果の予兆となるかもしれない。木星(誇張)と海王星(希望と切望)が象徴する膨大な多幸症状態の中、何か良いニュース(たとえば貿易協定など)の発表に世界が期待を寄せるものの、それが現実にならず結局は失望する筋書きを私達は過去の観察結果から知っている。今回もまた同じことだろう。ただ反動としての失望の度合いはより深まる可能性がある。何故なら土星は失意と損失の原動力に関連するからだ。

もちろん、土星が持つ最もポジティブな象意には、関わり合う全ての側がフェアプレイ精神を遵守しながらゴールに向かうことに専念した結果、重要な物事を達成するという可能性も含まれる。だが「ルールを遵守し続けること」や「達成」という状況は、木星と海王星が互いにスクエアを形成する時、自然に見られる状況ではない。このコラムで以前から何度も述べているように、木星・海王星が互いに関わり合う時は読む事、見る事、聞く事、全て信じることが出来ない。むしろそれらは単なる噂や偽の希望に過ぎないことが多いのだ。世界でポジティブな話題、たとえば貿易協定が取り交わされる寸前に来ているなどと取り沙汰される度にそれは起きてきた。貿易協議が再開されるだろうとの見通しが発表されるたびに、投資コミュニティーが株価をせり上げる。そんな事が続くというのも不可解な話ではある。だがもしかすると、今度こそ進展があるのかもしれない。そしてこうした想いこそが、木星・海王星下での共通感覚なのだ。

  9月2日〜14日に太陽、金星、火星の全てが木星・海王星スクエアにTスクエアを形成し、一方9月6日〜19日には土星・冥王星コンジャンクションにトラインを形成することを考えれば、話し合いのテンポは進むと思えば後ずさりという調子で揺れ動きそうだ。後者はすこぶる建設的で、長期的な合意との同期が可能なシグナルだが前者は異なる。9月の株式市場が、人を惑わす噂と正確なニュースやファクトの間を行きつ戻りつする新しいニュースやらプレスリリースが出る度に上下するかもしれないというのはこれが理由だ。何がどんな状況にあるか、それを突き止めるのは困難になる、それが9月だ。これはなにも米国 — 中国間の貿易戦争に限ったことではない。ブレグジットの行方にも当てはまることだ。

今月は話し合いの場が用意されて進展が伝えられる限り、株価は騰がる。だがこれも再び偽の希望と「非合理な活況」という木星と海王星の話法に沿った話かもしれない。そうした話し合いが物別れに終わったとたん — 私が予測するとおり再度相容れずに終わるとすれば — 株価は下落するし、おそらくそれは非常に激しいだろう。射手座の木星がもたらす天井をもってこのサイクルは終わっていく。そしてその後2020年~2022年、木星は山羊座、水瓶座、そして魚座を運行していく。それは長期サイクルの安値が示現するサイクルとして歴史に刻まれている時間帯だ。または楽観的に見るなら、それは勇気 — とキャッシュ — を持つ者にとって、あえて闘技場に参加することによって株価(とおそらく不動産価格)がとてつもない価値を生み出す時期となるだろう。

  視点を今週に戻せば、宇宙は乙女座にコンジャンクトする太陽と火星に彩られて始まる。これは以前、株式市場が8%かそれ以上下落し、それが終わって反騰が始まると述べたアスペクトだ。下落は先週8月26日に終了したように見える。しかし戦いはまだ終わっていない。世界の労働者(乙女座)はストライキ決行への準備を整えている可能性がある。

また米国ではカレッジフットボール・シーズンの始まりでもある。太陽・火星が競争のシグナルでもあることから、多くの記録が破られこれまでの金字塔が砕かれるエキサイティングなシーズンになりそうだ。だが願わくは、骨を砕く事故が沢山起きないよう祈りたい。これは新しいプロジェクト(または新たな抵抗運動)をスタートさせるには幸先の良い時期だ。乙女座の火星は完璧主義の傾向があり、喜ばせるのが難しい組み合わせだ。だが分析的なスキル、または運動技能に優れた人々には追い風になるだろう。

今週は楽しんでほしい。だが最初は慎重に考えぬくことだ。慌てて急な行動に走らないよう気をつけねばならない。あまりにジリジリして衝動的になれば、それはミスや事故に繋がる。軽挙妄動を慎み、忍耐強く、思慮深くあるべきだ。その上で取り組んでいる物事に情熱的になれるなら、それは今回、きっとあなたを成功に導くだろう。





訳文ここまで
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August 25, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント8/26【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2019年8月26日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて「講読版」をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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≪ 先週をふり返って ≫

  “金曜、米国企業は中国での操業をやめて代替地を探せと要求するドナルド・トランプ大統領の連続ツイートが流れた後で株式市場は下落した。『我々の偉大なアメリカ企業はそのホームであるアメリカ合衆国での生産開始を含め... これによりただちに中国に代わる操業地を探すよう指令する』トランプはこうツイートした。ナショナル・セキュリティーズのチーフ・マーケットストラテジスト、アート・ホーガンはこれを受けて『中国は常に脅威ではあるが、なにも火に油を注ぐことはない』と述べた。『トランプ政権はおそらくFRBがジャクソン・ホールの会合で利下げを発表すると期待していたのだろう。それでパウエルが応えなかったものだから彼はデフコン5* 状態に入ったのだ』” 

— Fed Imbert
  “Trump Orders U.S. Companies to Look for Alternative to China”
  www.cnbc.com 2019年8月23日付


*デフコン5:デフコン(DEFCON)とは戦争への準備態勢を5段階にわけて整えるという米国国防省の規定。「5」は平時における防衛準備態勢を意味する。

  “中央銀行は緩和策のスタートを切ろうとしているとヘッジファンドのマネジャー、カイル・バスは述べた。そして米国金利はどんどん下がる世界の金利を追いかけて下がり続け、ゼロ(あるいはそれ以下)まで行くだろうと予想する。『長期債券利回りが自然数ベースなのは我が国だけだ*。ここには世界の投資適格債の90%がある。事実、我々には法規範があり経済も好調だ。マネーがどんどん流れ込むだろう』 ヘイマン・キャピタルマネジメントの創業者でありチーフ・マネジメントオフィサー、カイル・バスは火曜、CNBCにそう語った。”

—  Fred Imbert
   “Kyle Bass Says U.S. Interest Rates Will Follow the Rest of the World
   to Zero – “This is Insane”
  www.cnbc.com 2019年8月20日付

* 原文は「We’re the only country that has an integer in front of our bond yields.」元記事によればこれは約15兆ドル分の長期国債がマイナス金利で取引されるに至るまで世界主要国(文中ドイツ、フランス、日本、中国を例示)の中央銀行が刺激策を遂行しており、これはもう常軌を逸している...という文脈の中で出て来た言葉。

(“integer” は「整数」または「完全体」という意味になるが、整数にはゼロ以下も含まれる。おそらくこれは値1以上を維持しているという意味ではないかと思う。債券利回りに関する他サイトの記事中で “natural”=自然数というワードが用いられていたため、この訳文にしてみた。ただし訳者は債券取引に詳しいわけではないので、もし誤訳であればご指摘ください。) 

なおバス氏はこの流れにともなって起きる想定外の結果を『富める者はますます富み、中間層はそのまま何も変わらず、貧困層はますます貧困になることだ』とも語っている。


  私達は再びハリケーンを追跡し始めた。素晴らしいライン河クルーズとイタリアはトスカナの豊かな渓谷と葡萄畑に抱かれたハネムーンの日々はこの上ない休養の日々だった。だが、ツイッターの嵐と “狂気じみた” 政治・経済政策が金融市場に引き起こすカオスの世界に突っ込んでいくことこそが結婚生活を離れた自分のやる事だった... だから私は並行するもう一つの世界へと戻って来た。さて、大統領と私は昨今、とある深遠な疑問について考えているかのように見える。その日、大統領はこうツイートした。『我々の最大の敵はいったい誰だ? FRB議長のパウエルか? それとも中国の国家主席習近平か?』(ヒント:答はどちらでもない) 私自身の疑問はもっとシンプルだ。『本当のリアリティーはどちらにあるのだ? トスカナの優しくリラックスしたライフスタイルか、目の前のスクリーンに映し出された世界の株式市場のさらなる雪崩とその誘因となる突然のツイート旋風やニュースという、まぎれもない混沌なのか?』

  金曜までは全てが上手くいっているように見えた。株式市場は木星と天王星がそれぞれ方向転換した8月11日を間に挟む8月7日と15日につけたダブルボトムの後、良い感じに回復しつつあった。だがこうした反騰は太陽が現実的な星座宮乙女座に入居した直後の金曜、突如として終わった。中国が自動車を含む米国製品に対しさらに750億ドルの新関税をかけると発表したのだ。それは数週間前の中国製品に対する米国の追加関税措置への報復だった。中国は報復があり得ると通告していたし、市場はその発表を織り込みつつあった... 大統領がツイッターで怒りを爆発させる前までは。これは惑星の影響と行動が同期する、アストロロジーにおける典型例だ。先週のコラム終盤に書いたように、

『... 今週の主要なジオコズミックの動きは太陽、金星、火星の全てが獅子座から乙女座に移行することだ。これはドナルド・トランプ大統領のチャートにとって重要な出来事だ。何故ならそれぞれの惑星がネイタルの獅子座のアセンダントと火星を通る形になるからだ』。

火星は攻撃的かつ衝動的な闘争本能を通じて闘いたいという欲動を象徴する。それ自体は生きていく上で別に悪い事ではない。しかし、ひとたび怒りや激情に駆られて働けば、そのエネルギーが消耗しきるまで何であれそれを止めることは不可能だ。その時点に至るまで、株式市場にはもう一段の下げやさらなる価格崩壊のような想定外の結果が起こり得る。それは大統領が一番望まない結果だ。 繰り返すが、これは典型的な弱気相場が見せる動向だ。市場は徐々に上昇するが、突如として踵を返し、上げ幅を失ってそれ以上に下落していく。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

ドイツ中央銀行はヨーロッパ最大の経済がこの第三四半期にもリセッションの瀬戸際に立つことになりそうだと警告した。輸出の急激な減少と工業生産の低下がその重石となっている。

— Martin Arnold
  “Bundesbank Adds to Fears of German Recession as Trade Wars and Brexit Hit”
  Financial Times 2019年8月20日付


  これからの3〜4週間は互いに矛盾したジオコズミック・サインで溢れる日々となるため、投資家は非常に混乱するかもしれない。もしかすると彼らは誰が米国の最大の敵なのかというトランプ大統領の問いをじっくり思案するのかもしれない。習主席を彼はしばしば友人として語っていなかったか? ジェローム・パウエルにしても、彼自身が決めて任命したのではないか? ところで、私が中国に滞在していた6月当時、習主席は常ならぬ外交的処遇をもってトランプ大統領を『私の友人』と公的に認めた。だがプーチン大統領に対しては『私の無二の親友』だそうだ。

皆さんはそれが金融市場とどう関係するのかと疑問に思うかもしれない。これは米国との貿易にまつわる不確実性の代わりとして、中国がロシア(や他の国々)との交易関係をより拡大しようと決めたことを物語っている。つまり中国は、以前は安定した通商パートナーとして依存していた米国に代わる新たな売買の市場を見出しつつあるということだ。彼らは世界中の貿易を介した同盟関係が変化しつつあるという(彼らにとって有利な)見込みの下でより長期の戦略を見据え、調整しようとしている。だが米国のリーダーシップは米国企業に対し国内に戻って生産しろと命じるのみで調整も補正もしない。それは賢いやり方だろうか? 現実的だろうか? 私にはわからない。何故なら私自身、何がリアルで何がそうでないかを理解しようと試みている最中だからだ。トスカナはリアルに見えた。だが今、ここで見聞きするものはそう見えない。だが上手くいくのならそれでOKだ。もしそうでなければ、きっと私達はそれぞれに自分自身にとってのトスカナを見つけるべきなのだ。

  いや、短期のジオコズミック解説に戻ろう。金星と火星(恋人達と反目者達)は互いにコンジャンクトしながら完璧主義者の(すなわち批判的な)星座宮、乙女座を運行中で、8月24日〜27日まで天王星と調和的なトラインを形成中だ。また太陽も8月29日には天王星に対し調和的なトラインを形成する。通常ならこれは株式市場の起爆剤であり、交渉事の成功を示唆すると考えるところだ。とりわけこれらの惑星がその後9月1日〜19日に土星と冥王星にもトラインを形成することから、その可能性はある。だがこうしたソフトアスペクトの背後には、より潜在力を秘めたコズミック・フォースが控えている。9月2日の太陽・火星のコンジャンクションと、9月21日に起きる3回目にして最後の木星・海王星ミュータブル・ウェイニングスクエアだ。9月初めの2週間には太陽・金星・火星がこの木星・海王星スクエアに対してTスクエアを形成する。9月が相互に矛盾したメッセージが出やすく非常にややこしい月となるかもしれない理由がこれだ。巷は噂だらけでそれが「非合理な活況」またはヒステリー、もしくはそれらが交互に示現する。事実が噂を否定し、そして(または)生じた希望が事実によって打ち消される。世界の株式市場は9月初めの2〜3週間、ワイルドな上下動を見せるかもしれない。

  より長期の視野で見るなら、木星の射手座運行(2018年11月8日〜2019年12月2日)がすでに市場の天井と合致し終えたか(私は終えたと考えているが、確認はまだ取れていない)、そして(または)太陽・火星のコンジャンクションによる崩落が終了したかという問題が残っている。このコラムでも数回にわたり指摘したように、米国株式指数における長期サイクルの天井と木星の射手座運行には歴史的相関性が存在するが、それは通常、そのトランシットが終わる少なくとも2ヵ月前にはピークアウトする。理想的なのは木星が射手座の中間度数を通過する近辺で最高値が示現するケースだ。2019年8月11日、木星は射手座のほとんど中心部で滞留し順行に転じた。つまり木星は7月〜9月の間、射手座の中間度数(13°〜17°周辺)に在泊するということだ。

この木星の射手座運行に加え、9月2日の太陽・火星コンジャンクションが持つ重要性も加味することが出来る。この日付けから前後の4週間は、世界の株式指数がその間、もしくはその直前につけた高値からの8%かそれ以上の下落に見舞われやすいという歴史的傾向を持つからだ。7月の高値はこのパターンに当てはまる。したがって私達は今もなおこれが示唆する8%またはそれ以上の下落のただ中にあるかもしれない。もしそうなら、これもまたこの時間帯の内に終わる可能性がある。しかしそれが10月までに終わったとしても、12月2日には木星が射手座を離れ山羊座入りする。これは歴史的に見て強気よりは弱気を物語る動きだ。太陽・火星でつけた安値からの反騰はあるかもしれない。だからといって必然的にその後、史上新高値が示現することを意味するわけではない。

  9月の木星・海王星スクエアはまた、ここ3ヵ月ほど50ドル近辺でもみ合っている原油にも関連している。都合3回にわたるこのアスペクト形成のうち初めの2回は金のメジャーサイクルにおける安値にも同期し、それを追って金は強い反騰をみせた。この時期は夏の終わりかもしれないが、金融市場はヒートアップしそうだ。






訳文ここまで
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August 18, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント8/19【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2019年8月19日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて「講読版」をお求めください。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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≪ 先週をふり返って ≫

  “イールドカーブはリセッションへの警告を声高に告げている。水曜、米国の2年イールドと10年イールドのスプレッドは2007年以来初めて逆イールドに転じた。こうした動きは過去50年にわたり米国に起きた全てのリセッションの前触れとして起き、ときには24ヵ月程度前から顕れてきた。『歴史的に見て、2年・10年のスプレッドは不景気の予測ツールとして株よりも優れた能力を示している』 カリフォルニアのサンタモニカをベースとするスリ・クマール・グローバルストラテジーズの代表取締役スリ・クマールはフォックス・ビジネスにそう語った。”

— Jonathan Garber
  “Recession Indicator, with Perfect Record Flashing Red”
  www.foxbusiness.com

  ...光と影のコントラストは疑いようもなく、鮮明に顕れている。

  イタリアはトスカーナのカステッロ・ディ・モンテグフォニ。トスカーナの丘陵地帯に抱かれた12世紀の古城の部屋でゆったりと腰をかけ、窓の外にたたずむ大木の葉を優しい風がサラサラと揺らす音に耳を傾けるのんびりした午後。窓越しに射し込む薄桃色のやわらかな日射しは壁や天井に描かれた華麗なルネサンス絵画の上に幻想的な光と影を創り出している。その時、私は今という時が自分の人生で本当にけた外れの瞬間なのだと悟った。私は今までで出逢った中で最も美しい女性と結婚したばかりだ。結婚式は最高だった。この特別なイベントのために手配したライン河クルーズの船上で、世界中から集まってくれた140人もの最高の人々 — 家族や友人達 — に囲まれて祝福されたのだ... 。

それから私は携帯電話を取り出し(12世紀建立のフィレンツェの城に寝起きしながら実際は21世紀に生きているという時点ですでに甚だしいコントラストを意味するが)、そしてダウ工業平均が800ポイント下落するのを見る。オフィスに連絡した私は金融界がパニックに陥るのと時を同じくして今回のリポートが休みだったことからクライアントが動揺していると知らされる。無論、その人々は私が今居る場所から速報を出せないことなど知るはずもない。ここでの Wi-Fi は脆弱で、数分ごとに途切れることなしに私のマーケット・ブログラムの数字やチャートを呼び出すことは出来ない。私の心は2つに分かれた。一方では、ローマが今まさに燃えているというのに反応したくても十分なネット環境がなく、クライアントの役に立つことが出来ずに心がかき乱される思いだ。だがもう一方では、結婚したばかりの美しいミューズが私をからかってこう言う。『ねぇ、ミスター・メリマン? 今この惑星上でこれほどシュールで美しい自然に溢れる場所はないわ。あなたはただここに座って何もせずに数日を過ごすの。そしてリラックスして私の魅力を十分に味わったらいかが?』。

『弱ったな… 』私はアンビバレンスの中で考える。『これが2室蠍座に金星と木星のコンジャンクションを持つことの意味するハードさだ。世界の株式市場がクラッシュしている最中に自分を信頼してくれる顧客に向けてリポートを送信することが出来ない。それに失望と苛立ちを感じるか、さもなければ男なら(女性もだが)誰もが夢見るような美と幸運に包まれて大喜びするか、どちらかだ。』 

だがしばらくして私は気付く。生きている限り、誰にでもその人それぞれの季節がある。私にとって今は夢を生きる季節なのだ。来週の私は並行宇宙へと戻るだろう。その時私は中世の城の窓から木々を通り抜けて吹き込むそよ風の中、美しい午睡の幻と戯れながら、太陽神の鋭い光線がそんな私の眠るベッドを素通りしていくこのひとときを...きっと懐かしく思うことだろう。


  考えてみれば、この城はおそらく前回の風性星座宮における木星と土星のコンジャンクション、すなわちグレート・ミューテーションのシリーズが始まったあたりに建てられたものだ。それから800年を経て、このサイクルは再び次の140年〜200年という周期へとフルに踏み込んでいく。これについては年末に刊行する『フォーキャスト2020』の中で詳説するつもりだ。今ひと言だけ言うとしたら、地性星座宮(1802年〜)から風性星座宮へのシフトは全体の状況が物質主義(唯物主義)から知性と美的感覚やその技量がステイタスとなる状況へと戻っていくことを意味する。もしかしたら、私が今パニックに陥らない理由の1つがこれかもしれない。私はお金と中央集権的な政府の統制の重要性にこれからの200年を通してほとんど変化がないとは思わない。このプロセスが展開していくには時間を要するだろう。だが今後20年の間にそれは十分に観察可能な現象となるかもしれない。

カステッロ・ディ・モンテグフォニ。もしかしたらあなた自身もいつの日か “時の流れの何処か” で今私がしているような経験をするかもしれない。もしあなたが通常の責務から短時間でも自分自身を自由に出来るなら、それは本当に歓びとなるだろう。


Montegufoni
 A room in Castello di Montegufoni


≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “サイクル研究の見地では、4年サイクルの天井は2019年10月までに、そして場合によっては2019年7月末までに天井をつけると示唆されている… また、このグラフでも見て取れるように、ヘリオセントリックの木星が射手座を運行中に長期サイクルの高値が示現しやすい。これが発効するのは2018年10月6日〜2019年10月19日で… 木星の射手座運行は米国株式市場が2018年10月3日につけた史上最高値を超えて再び新高値をつける可能性を持つと考える理由になる。この研究に基づく可能性を考慮した上で、2018年10月3日の高値を試す展開、そしてそれを2019年中に超える可能性を予測している。”

— レイモンド・メリマン
 『フォーキャスト2019』より
  *( 相場編は担当外のため、訳文は本誌内の記述とは微妙に異なると思います。)



  過去数ヶ月にわたり、私達のリポートは射手座の木星に関連する歴史に基づいてこの強気相場が2019年8月前後の2ヵ月の間に終わる可能性があると読者の皆さんに警告してきた。ダウ平均の史上最高値は7月16日、私達の★★重要変化日だった7月12日〜15日の1日後となる月蝕の日に示現した。S&Pとナスダックはその1週間後に史上最高値をつけたが、その時はダウ平均における天井の裏付けはとれておらず、それは天井をつけた兆候を示すジオコズミックとテクニカル・シグナルだった。しかしながらサイクルとパターン研究では、各市場が2ヵ月前につけたプライマリーサイクルの安値を割るまでは天井示現の裏付けとはならない。

とはいえ、クライアントに強気相場が終わって弱気相場が始まったと思うかと聞かれたら、ジオコズミクスの関連と7月末〜8月初めに顕れたダイバージェンスに基づいて今は『イエス』と答える。そこからの市場動向は典型的な「弱気相場」の動きを示している。つまり、反騰するごとにもっと厳しい下落に見舞われ、短期の買いシグナルが出た後はより強力な短期の売りシグナルが出現する。それに加えて7月の高値はまさにタイミングどおりだった。もちろんダウ平均が24,680以上を維持している限りにおいては木星が射手座を運行している間にさらなる高値をつける時間的余裕が残されていることは確かだし、その可能性はある。だが私はそれに期待するつもりはない。

  射手座の木星と相関する高値に加え、私達は今9月2日に起きる太陽・火星コンジャンクションに対し4週間の時間的オーブの中にある。この時間帯は、世界の株式市場における高値または安値からの8%〜20%のリバーサルとの強力な相関性を保っている。したがって、この種の下落が現在進行中だとしても驚くには当たらない。またこれは、いったん下落が完了すれば8%〜20%の反騰が起きる可能性も示唆している。しかし8%〜20%の上昇は同等の下落と比較してはるかにその価値は低い。

  今週の主要なジオコズミックの動きは太陽、金星、火星の全てが獅子座から乙女座に移行することだ。これはドナルド・トランプ大統領のチャートにとって重要な出来事だ。何故ならそれぞれの惑星がネイタルの獅子座のアセンダントと火星を通る形になるからだ。以前から度々述べてきたように、そしてその都度証明されてきたように、米国および世界の経済と株式市場にとっての主要な脅威は政治的な脅迫だ。私達はこのドラマが10月を通して展開していくのを見ることになりそうだ。中国との貿易問題、そして(または)FRBに関連する何か前向きなニュースが今後1〜2週間(8月24日〜9月1日)のうちに流れるかもしれない。だが中国と米国間の貿易戦争を調和的に解決するための機会はおそらくもう過ぎ去っており、米国株式市場の新たなダウントレンドが確立されたように見える。だがおそらくトレーダー諸氏にとっては別に問題ではないだろう。皆さんは強気相場でロングポジションを取るよりも、弱気相場でショートするほうがより短期で大きな利益を得られるからだ。

  私達は来週8月20日以降から通常のスケジュールに戻る。その間、先週の結婚式とそれに続く祝祭の日々に向けて祝いのメッセージを贈ってくださった方々に私は心の底からの感謝を表したいと願っている。140名の友人や親戚達とともに巡るライン河のクルーズとその後2日間のパーティーは本当に素晴らしい体験だった。そして今ハネムーンのただ中で、それがここ2週間の金融・株式市場の危機と同期している。実のところ、私はこの期間中そこから離れていたこと(そして今週半ばまで離れていること)が残念に思えてならない。私が休みをとる時、いつも市場は爆発したり崩壊したりするように見える。休みの計画を上手く立てすぎるのか、それとも私は奇妙ではあるが反面、素晴らしくもあるカルマを負って生まれたか、どちらかなのだろう。







訳文ここまで
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August 04, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント8/5【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2019年8月5日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて「講読版」をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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【メリマンさんよりの告知】

  旅行及び私自身がヨーロッパで結婚式を挙げるため、来週8月12日付の無料コラムは休載させていただく。

  2020年は途方もない宇宙の力が働く年だ。それは重要なシフトが起きるということであり、おそらく国際問題、リーダーシップ、そして金融市場に重要なシフトが起きるだろう。これは1年や2年単位のシフトではない。「グレート・クロノクレーター」である木星と土星を含む20年、60年、そして800年サイクルのシフトだ。アストロロジャーにとってこれは『グレート・ミューテーション』という名で知られている事象だ。きっと皆さんは『フォーキャスト2020』を読まずに済ませたいとは思わないだろう。またMMAリポートのアクティブな講読者向けには8月12日から予約特価(MMA直販の英語版)を用意したのでお待ちいただきたい。


≪ 先週をふり返って ≫

  “『市場がジェイ・パウエルとFRBから聞きたかった言葉はこれが長期的で積極的な利下げサイクルの始まりで、中国、EUや他の世界中の国々と足並みを揃えることだった』トランプはこうツイートした。だが市場が得たのは異なる結果だった。決定を受けての記者会見でFRB議長ジェローム・パウエルはこう語った。『はっきり言わせていただきたい。この決定は長期にわたる連続的利下げの始まりではない』。パウエルはまた “たった一度きりの利下げ” とは言わなかったとも付け加えた。”

— Jonathan Garber
  “Trump Bashes Fed’s Rate Cut”
  www.foxbuisiness.com 2019年8月1日付

  7月の米国経済は164,000の雇用増加となり、これはダウ・ジョーンズが推定した165,000をほんのわずかに下回った。雇用増加は米国の労働力を記録的な高みに押し上げた。賃金はアナリストの期待を上回った。前年同期比で3.2%の上昇はダウ・ジョーンズの増加予測0.1%を超えている。強い賃金の数値は投資家にインフレ率上昇のサインと受けとめられる可能性があるため、それがFRBを今年中の複数回の利下げから遠ざける要因となるかもしれない。

— Fred Imbert and Dam Meredith
  “Dow Futures Surge 100 Points in Sudden Reversal”
  www.cnbc.com 2019年8月2日付


  世界の株式市場はどれもが先週のファイナンシャル・アストロロジーが示唆したセオリーどおりの “奇っ怪” な様相を呈した。つまり:1)トリックスター水星が順行前の滞留に入ることで強調された 2)7月29日〜8月2日、太陽と金星が一匹狼の天王星とスクエアを形成した。

  ではダウ工業平均を例にとってみよう。月曜と火曜は投資家が水曜のFRBによる金利引き下げ発表を待って様子見の態勢となり、比較的平穏だった。FRBはたぶん1/2%程度の利下げを行い、今後の利下げについてもハト派的な言説を表明するだろうとの確信の下、ダウ平均はMMAの★★重要変化日の1取引日後につけた7月16日の史上最高値27,398近くの27,300近辺で取引されていた。そしてFRBが1/4%の金利引き下げを発表するとともに、これは1回きりの措置であり今後も順次利下げが続くわけではないと述べた直後、トランプ大統領はこのFRBの決定に対する最初の非難ツイートを撃ち放った。

その後ダウ平均は26,719まで崩れ落ちて500ポイント以上の往って来いとなった。だがそれ自体はあまり問題とはならなかった。翌日の8月1日、ダウ平均は前日の下げのほとんどを埋め、300ポイント以上騰げて27,175まで回復した。そしてその後、トランプは彼の2回目の市場殺しのツイートを放った。中国に対する新たな関税を9月1日から実施するというのだ。市場は素早く反転し、上げ幅の全てを失ってその日の高値から600ポイント以上下落することになった。金曜までにダウ平均は26,249まで下がって7月16日の高値から4%、1149ポイントを失っている。

  世界の投資家達は今一度、突如として先行きに対する不透明さの新ラウンドに直面して確信を持ず、不安定になっている。この事自体は2019年の大半にわたって発効中の強力なジオコズミック・サインの反映だ。それは木星と海王星のウェイニングスクエアであり、9月21日に終わっていく。

その後に訪れる宇宙の象徴的な原動力によって量られる集合心理は、甘い考えと自己満足から醒め、現実には深刻な問題が山積しておりその解決には厳しく深い思考を要するという認識に向かっていくことになる。2019年終盤から2020年いっぱい、そしてそれを超えてもまだ続く『カプリコーン・ステリウム』は足早に近付きつつある。山羊座の特質の1つは「真面目さ」だ。これは木星・海王星スクエアの特質とは正反対だ。木星・海王星スクエアは、社会的な事象に顕れる場合「愚かさ、バカバカしさ」という特質がより目立って表面化する。だがその反面でスピリチュアルな世界、あるいは美学的な思想や物事に関連するケースでは「超越」に向かっていくエネルギーでもある。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “ドナルド・トランプ大統領の前トップ経済アドバイザーは、中国との貿易戦争に勝つことは不可能であり、米国経済を傷つけることになると述べた。先日ゲーリー・コーンがBBCに語ったところによれば、高関税は中国から必需品を輸入する際のコストを上昇させ、減税によって経済を刺激するというワシントンのプランを事実上相殺する。『工場設備を建設しようとすれば、鉄鋼を買い、アルミニウムを買うことになる。つまり輸入品だ。そしてそれらに高い関税をかける。これは文字どおり、片手で優遇税制を差し出しながらもう一方の手でそれを奪う行為に他ならない』 コーンはこう述べた。”

— David Reid
  “Gary Cohn: Trump’s Trade War with China is Hurting the U.S. Economy More”
  cnbc.com 2019年7月26日付


  “トランプ大統領は木曜、合意が達成されるまで北京の悩みの種は尽きないだろうと述べて中国から米国に入ってくる3000億ドルの商品に対し新たに10%の関税を課すとの自身の決定を強硬に堅持した。『取引成立の時が来るまで我々は徹底的に中国に関税をかける』 トランプはこう言い放った。この措置への反動として、中国当局筋がFOXビジネスに独占的に語ったところによると、北京の首脳はこれまで米国に依存してきた経済からのデカップリングに向かうという... トランプはその日の朝、対話は “ポジティブ” で未来は “非常に明るい” と貿易問題の議論に関し楽観的な調子で語っていた。”

— Brittany De Lea
  “Trump: ‘We Will Be Taxing the Hell Out of China’ Until a Trade Deal is Reached”
  foxbusinessnews.com 2019年8月2日付



  金融市場に先週起きた突然で急激な変化は、天王星の権化であるトランプ米国大統領によるこれも突然で急激な公式発表とダイレクトに繋がっていた。それはFRBの1/4%の利下げ、そして彼が出した貿易協定の条件に対し不満を露わにする中国への不快感によるものだった。このどちらに対しても、発表後の米国株式市場は厳しい売りの嵐に襲われ、Tノートは2年ぶりの反騰、金期近先物は6年ぶりの高値に沸いた。金とTノートが年初来高値に反騰する時は通常、投資家が世界経済の不穏な先行きへの懸念から安全な逃げ場を求めていることを意味する。

ここで皮肉な事は、これら(FRB批判と関税)が去年11月〜12月に市場を急落させた2つの要因と同じであり、まさにその2点がトランプ大統領の耳に入ったことが2018年終盤の株式市場に19%の急落を引き起こしたということだ。彼がアドバイスを求めて相談しているまさにその人物が、何故当時市場が下落したのか、その原因を彼に告げたところによれば:(1)彼(トランプ)が公的にFRBの政策を批判し、それによって独立性をダイレクトに脅かしたこと (2)彼の関税政策と中国との貿易摩擦が本格的な貿易戦争へと拡大することを怖れる投資家を神経質にしたことだった。これは妙な気にさせられる。彼は全く同じアプローチが今回は違う結果を生むと思ったのか? 彼は現在非常に厳しい海王星トランシットの下にある。これは著しい健忘症になりやすい期間と相関するアスペクトだ。

  事ほどさように何も変わっていない。ただ今回は1つだけ変化したかもしれない事がある。強気市場は終わったかもしれないということだ。通年述べてきたように、木星が射手座を運行する12年サイクルは米国株式市場における長期サイクルの天井と歴史的に強力な相関性を維持している。特に、木星が射手座の中盤度数を運行する時が顕著だ。7月10日〜9月13日、木星は射手座14°〜16°に在泊している(各星座宮は30°構成)。換言すれば、木星は現在射手座半ばの度数に在り、そこは長期サイクルの天井と最高度の関連性を持っているということだ。前回のコラムで私達は8月7日〜11日の期間にこの天井が顕現する可能性が高いと言及した。それはその間に木星と天王星が方向転換し*、同時に木星が太陽と金星に対し調和的なトラインのアスペクトを形成するからだ。しかしその事実があるとしても、私達は常に前後2ヵ月のオーブを許容範囲に入れている。先週起きた下方ブレークを考慮するなら、7月22日〜29日に米国株式指数に見られた各史上最高値がこの天井の顕れだった可能性はある。
* 惑星が方向転換する前後はその惑星の力が通常より強調される。

  今後2週間について言及するなら、これからやって来る重要なジオコズミック・サインは8月7日と8日の太陽・金星と木星のトライン、その後8月11日の木星順行と天王星逆行開始*だ。木星と天王星が同じ日にともに方向転換するというコンビネーションは非常にパワフルな宇宙的セットアップで、前後1週間のうちに金融市場に見られる非常に大きな価格変動としばしば関連する。私達は7月31日水曜からすでにその症状を目撃してきた。木星は誇張、そして通常は楽観の原理と関連する。天王星は支持帯や抵抗帯のような境界を破りたいという衝動を意味する。これら2惑星が同時期に強調される時は大抵の場合、突然の変化と新たな希望が生まれて株価を急騰させることが多い。

しかしながら、正反対に動くケースもある。木星が楽観的でもなく希望に満ちてもいない時は、その代わりにパニックと危機に向かうエネルギーと化すのだ。したがってこれからの2週間は、一部の市場に突然のリバーサルが起きて史上新高値や数年ぶりの高値に上昇するか(私達はすでにTノートと金にそれを目撃している)、あるいは2018年終盤の世界の株式市場に見られたような深刻な価格崩壊が起きるか、どちらかになるかもしれない。
* 日本時間では時差の関係で天王星逆行は12日に入る。


  では2週間後に皆さんと再会しよう。今週やって来る木星・天王星のシグナルを楽しんでほしい。何故ならこれは大いに楽しみを満喫し、そして多くの旧友や新たな友人達とエンジョイするにはうってつけの時間帯だからだ。パーティーにも絶好だし、結婚式にはなお良い日取りだ…まぁ少なくとも私自身はそう思っている。また、この時期は独創的で創意あふれる思考にも適している。もしあなたが何か厄介な物事に足を取られているなら、解決策を思いつくかもしれない。これは停滞から抜け出すには良いタイミングだ。また今まで訪れたことのない土地を旅したり、何かエキサイティングな冒険をしてみるにも良い時期だ。






訳文ここまで
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レイモンド・メリマン 週間コメント7/29【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2019年7月29日(フリー版より)

翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて「講読版」をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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≪ 先週をふり返って ≫

  “今年の米国株式市場は調子良かったが、この四半期が終わるとまもなくそれも終わる可能性があるとJ.Pモルガン・アセットマネジメントのグローバルマーケット・ストラテジストであるジャスリン・イェオは語る。想定される下落は来年の利益見通しが下方修正されることで起きるかもしれないという。『タイミングで言えば、FRBの金利引き下げを控えているからこの2週間はまだ株式市場にとっては良い状況だと思う。』 彼女は続けて、要はFRBが期待に沿って動いたその後で、投資家が株価に影響を及ぼす他の要因、たとえば企業収益に目を向けた時だと述べた。『私達はそれ(収益)が下向きになるリスクの可能性を考えている。』”

— Yen Nee Lee
  “J.P. Morgan Warns of Significant Sell-Off in U.S. Stocks This Quarter,”
  www.cnbc.com 2019年7月26日付


  7月25日は、水星逆行のさなかにも関わらず多くの市場にとって注目に値する日だった。それはおそらく7月8日から始まった水星逆行から8月11日の天王星逆行開始と木星順行開始までの中間日であるとともに、いくつかのジオコズミック・サインが含まれていたことが原因だろう。

水星逆行の典型例は世界中の株式市場に見られた。たとえばナスダック総合やオーストラリアのASXのように、一部の市場は7月25日〜26日史上新高値をつけた。オランダのAEXは2001年6月以来の最高値水準まで舞い上がった。またドイツのDAX、中国の上海総合、そして日本の日経もまた7月25日に向けて見事な反騰を見せた。だが7月の新高値には届いていない。他の市場は先週のほとんどで下げており、インドのニフティやブラジルのボヴェスパ、ロンドンのFTSEなど数週間ぶりの安値をつけた。

似たようなパターンは世界の通貨市場にも見られた。ユーロは7月25日、ECB総裁マリオ・ドラギによるヨーロッパ経済の未来に関する矛盾したメッセージを受けて2年以上ぶりの最安値まで落ち込んだ。スイスフランも同様に下落したが、4月25日と5月6日につけた年初来安値よりははるかに上に留まった。米ドルはFRBが次週に利下げを行うとの観測から下落していたが、ドラギのスピーチの後で突然反転し、今や再び年初来高値に挑戦しつつある。これはどうもトランプとEUがにらみ合い、誰が自分達の通貨を一番安くなるよう導いて自国の地域経済のために世界の市場シェアを勝ち取るかという競争でもしているように見える。それほど遠い過去でもない前回の通貨戦争当時のように、まるでそれが本当に自国の経済を再び活性化させると考えているかのようだ。

この金融市場における特異な水星逆行サイクル(7月7日〜31日)の奇妙さと、そこで起きた異市場間弱気 そして/または 強気ダイバージェンスの様相はそれだけではなかった。

前週、金は6年ぶりの新高値まで爆発的に上昇し、ここ6年で初めて1450ドル以上になった。高値1454.40は、私達が2018年8月26日、最初に発行した金のスペシャル・リポートにおけるターゲット価格だった。当時金は1190以下で取引されており、私達はこう書いた。『…何故ならもし8月16日が30.5ヵ月サイクルの安値であれば、数ヶ月の良好な反騰がすでに始まっていることになる。実際、それは “良好” 以上の素晴らしさになるかもしれない。新たな30.5ヵ月サイクルが持つ上値のポテンシャルは、その天井として1499±54までの見込みがある。』 2018年8月16日の安値と私達の金の買い推奨の後、30.5ヵ月サイクルは31.33ヵ月サイクルに調整された。次のスペシャル・リポートは2019年6月25日に発行、その中で私達はこう述べている。『31.33ヵ月サイクルの内には通常3回の50週サイクルが存在する。このサイクル開始時である2018年8月16日(当時の値1167.10)から見た(最初の50週サイクルの)上値目標は1450±33.50だ。』 うむ、悪くない。私達がスペシャル・リポートを発行する時は、大抵の場合トレンド、価格、タイミングに関して的を外すことがない。前の2回もその例外ではなかった。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “金曜の商務省発表によれば第二四半期の成長は減速したが、関税と世界的減速が米国経済に重くのしかかっているわりにはウォールストリートが予測したほどではなかった。この発表を受けてトランプはこうツイートした。『FRBが我々の首にとんでもなく重たい錨を巻き付けているわりには悪くない結果だ。ほとんどインフレは起きていない。米国はこれから急上昇だ!』”

— Jeff Cox
  “Growth Slows to 2.1% in Second Quarter”
  www.cnbc.com 2019年7月19日付

  トリックスター水星の逆行はいつもの矛盾したシグナルの頻発によって、まさにその期間中(7月8日〜31日)に世界の株式指数と金融、商品先物両方の市場に異市場間ダイバージェンスを創出した。だが水星逆行ばかりが今現在お気に入りの宇宙劇場の演し物というわけではない。同時に演じられているのは『FRBウォッチ』というゲームショーで、そこでは今週金利引き下げを1/4%にするのか1/2%にするかで激しいディベートが繰り広げられている。

また、中国 — 米国間の貿易交渉はミステリー仕立てのネバーエンディング・ストーリーとなって断続的に演じられている。今回ドナルドは本当に素晴らしくスーパーな貿易協定を締結出来るのか? 出来ないのか? 彼は何度もそれが起きると言っているが? いや、だいたい彼はそれを本当に望んでいるのか? 彼はスーパー・ディールを望むと言う。また彼は中国も真にそれを望んでいるとも言う。だがこれまでのところ、互いに何の同意もしていないし、同意に達しそうな兆しさえ見えていない。ならばこれは、単に幻想であり、9月21日に終わる木星・海王星ウェイニングスクエアの乱反射ということになる。木星は貿易を支配する。そしてその本来的な表現は常に何か「グレート」な物事であり、一方海王星は幻想、錯覚、失望や誤った方向性に関連する。もしかすると人々は再び自らリスクを負いながら希望を追っているのかもしれない。

それでも、木星(貿易)を含む調和的なジオコズミック・サインのいくつかが8月7日〜11日にやって来る。両者が再び手を結ぶ寸前まで来るのか、あるいはもし宇宙におわす神が人類に微笑みかけるなら、ひょっとして実際に彼らが取引協定に漕ぎ着け、この遅々としながら徐々に進んできた世界的な悲喜劇の終演に至るのかもしれない。これはまさに悲喜劇(木星/海王星)だ。何故ならそれは、貿易赤字は悪だという主張に基づいている。だが事実上、このケースにおける貿易赤字は通常、米国が豊かでその国民が相手側より多く物を購入出来るということを意味している。貿易赤字のバランスを取るために関税を使うというのは、全員に税金を払わせることだ。それ以上の何物でもない。それは誰の成長にも繋がらず、誰も得をしない。したがって、不景気の種が植え込まれていると見るのはそう的外れではない。とりわけいったん木星・海王星が創り上げたファンタジーが終わってしまうことを考慮すれば、人々は煙幕を通し魔法の鏡を貫いて、厳しい様相 — 山羊座ステリウムが支配する「現実」を見ることになるだろう。

  この「シフト」は2019年12月2日の宇宙から始まっていく。それは木星が射手座を離れ、現実に醒めた星座宮、山羊座入りする時だ。そこで木星は土星と冥王星に邂逅することになる。これはなにも12月2日に市場がトップアウト、反転して下落するという意味ではない。株式市場は木星が射手座を運行中にトップアウトする頻度が高い。特に射手座の中間度数に在泊する時が多く、まさに2019年8月11日前後の2ヵ月間がその時期にあたる。火に油を注ぐことになるのは、9月2日に起きる火性の強い太陽・火星コンジャンクションだろう。このジオコズミック・サインはまた多くの株式指数における8%かそれ以上のリバーサルとの高い相関性を持っている。その発効オーブ範囲は互いに8°以内だ(8月と9月のほとんどがその期間にあたる)。

  金融市場に関連する宇宙の指標に沿って見るなら、私達は再び非常にワイルドなジオコズミック活動期に入っていくことになる。これは希望と期待VS失望と厳しい現実の間で非常に素早く変化する地合と、それによってトレンドが突如として反転する時だ。取引もなければ合意もなく、深い関与や責任への献身もない。ついに協定書へのサインが行われるまでは。だがそれは、両サイドが互いを信頼出来ないうちは起こり得ない。もし彼らが真に互いを信じることが出来るなら、これからの2週間は合意達成への例外的な好機となる。

  まぁ実際、私が8月9日(8月7日〜11日)を自分自身の結婚式の日取りとして選んだのもそれが理由だ。このような機会が宇宙から与えられるなど、そうあるものではない。大きなチャンスを逃すことは、取引で重大な損失を経験するのと同じくらい大きな心理的ダメージとなる可能性がある。一度のロスはまた他のダメージを呼びやすい。しかし、どんな瞬間にもその時特有の「質」があり、その瞬間に生まれた事象はどれもその瞬間の特質を帯びる。これを理解することが、アストロロジーを強力なプランニング・ツールとして使うことの基盤だ。周到な計画を成功させるための巧みな技、それはおそらく人類最古の智恵であるアストロロジー研究において最も価値ある特性と言えるだろう。







訳文ここまで
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July 21, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント7/22【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2019年7月22日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
★文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
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来週のメリマン・コラムはお休みさせていただきます。m(_"_)m


≪ 先週をふり返って ≫

  “金曜、イランの革命防衛隊はホルムズ海峡で英国のタンカーを拿捕したと発表した... これは今月初めにイランのタンカーがEUの制裁に違反しシリアへの原油輸出を図ったとして英国海兵隊により拿捕されたことに対する報復と見られる。イランは当該船舶の解放を要求していたが、金曜早朝に英領ジブラルタルの裁判所はその拘束期限の延長を決定していた。この動きは米国海軍の強襲揚陸艦USSボクサーがイランに属する無人機を撃墜したとドナルド・トランプ大統領が発表した翌日に起きた。イランはこれに対し無人機はイランとは無関係であり、米国は自国の無人機を墜としたのではないかと応酬した。原油価格は上昇し、WTIは引け寸前に1バレルあたり55.98ドルとおよそ1%騰がった。”

— Patti Domm
  “Iran Says It Captured a British Oil Tanker; Oil Prices Jump”
  www.cnbc.com 2019年7月19日付

  “ドナルド・トランプ大統領は金曜「中央銀行はその“クレイジー”な引き締め戦略を終わらせるべきだ」と食ってかかり、一触即発の論争を呼び起こした。大統領はいくつかのツイートを費やし、ニューヨーク連銀のジョン・ウィリアムズ総裁が行ったスピーチをきっかけに持ち上がったあまり例を見ない議論について語った。当初、市場参加者はウィリアムズの所見を中央銀行が積極的な金利引き下げ、おそらくは0.5%程度の下げに動く準備段階の示唆だと受けとめていた。しかしFRBの広報担当者がすぐにその言葉を “後ずさり”させたことで、金利政策の行方とその見通しに混乱を来すことになった。”

— Jeff Cox
  “Trump Wades Into Debate Over Controversial Fed Speech Thursday”
  www.cnbc.com 2019年7月19日付


  現在は水星逆行サイクル(7月7日〜31日)の半ばであり、また金星による土星・冥王星へのオポジション(7月17日〜21日)の中間部でもある。ニューヨーク連銀総裁ジョン・ウィリアムズがそのコメントを “後ずさり”させると、市場は即座に反応した。金と銀はウィリアムズの最初の論調が報じられた後、金が6年ぶりの新高値1450ドル以上に達し、英国の原油タンカーがイランによって拿捕され、イランの無人機が米国によって撃墜された(イランは否定)というニュースを受けて躁状態に入っていた。だがその後、ウィリアムズが積極的な利下げを支持したと受け取られた内容をニューヨーク連銀が “後ずさり” させたことが伝えられると金はあっという間に30ドル下落した。この手のとんぼ返り、否定、後ずさりなどは典型的な「トリックスター」のふるまいであり、これは水星が逆行する時に私達が頻繁に使う表現だ。

  水星はニュースやコミュニケーションを支配し、逆行時にはゴタゴタした混乱状態や矛盾した状況が通常だ。市場においては強気から弱気など1日〜4日の間に変化するセンチメントと相関する。木星(誇張)もいまだ9月いっぱいまで海王星とのウェイニングスクエア(混乱、錯覚、幻滅)を形成中であることから、今回のコズミック・コンビネーションは投資家にも誰にとってもとりわけ厄介だ。

とはいえ、水星逆行下の世界の株式指数はこれまでのところまぁまぁよく騰がり続けてきた。実際、先週はいくつかの指数が史上新高値をつけている。その一部、たとえば米国市場は先週の早いうちに高値をつけた。それ以外、たとえばブラジルやオランダは週の終わりに年初来高値や史上新高値をつけている。だがその他は逆を行った。一部は週の初めに修正安となった。たとえばスイス、中国、香港がそれだ。そして他は米国、ヨーロッパ、日本、そしてオーストラリアのように週後半にメジャーサイクルの安値をつけた。しかしこれらの安値は強気市場の終わりを示すほど目立つものではなかった(まだ今は)が、例外はおそらくインドかもしれない。

  他の市場で大きな動きが出たのは貴金属で、金は数年ぶりの新高値へと昇り続けた。銀もまた上昇への動きに加わり、7月16日火曜に上方ブレークアウトを果たした。そして金曜には16.60ドル以上で取引されたが、これは2018年6月以来見られることのなかった水準だ。原油は米国、ヨーロッパ、日本の株式市場と同じパターンを踏襲した。つまり、週の初めは強かったがその後週末の水星逆行中日に向かって後退した。ビットコインもまた興味深い動きで、7月17日に9000ドルまで再び落ち込んだ。これはちょうど3週間前につけた年初来高値13,900ドル領域からは4000ドル以上の下落だ。だが7月19日金曜には再度戻して10,800ドルを試している。

ふり返ってみれば、先週は7月16日に強力な月蝕が起き、7月17日~21日には蟹座の金星が山羊座の土星・冥王星コンジャンクションにオポジションを形成、しかも7月19日は週末の水星逆行中日を控えた取引最終日と、とりわけ商品市場にとってはかなりワイルドな週だった。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “企業はFRBとその金利こそが米国の経済成長を遅らせる要因だとする大統領を非難している。金曜、CNBCのジム・クレイマーはこう語った。「大統領閣下、私が取材した企業のほとんどが米国経済成長の遅れは関税のせいだと言っていますが。」”

— Jessica Bursztynsky
  “Cramer to Trump: More U.S. Companies Blame Tariffs Than
   the Fed for the Slowing U.S. Economy”
  www.cnbc.com 2019年7月19日付

  今週は太陽が自ら支配する星座宮、獅子座に入居して始まる。北半球では夏の盛りとなり、行楽や楽しみ、歓び、パーティー、そして祝い事を象徴する時期だ。また結婚するにも良いシーズンで、太陽と金星が寄り添い、射手座の中央部で方向転換(逆行から順行へ)を果たす木星に調和的なトライン(120°)を形成する8月9日、当然ながら私自身もそうするつもりだ。

この時期は結婚に良いばかりではない。貿易協定を締結するにも良い時だ。そしてその希望を乗せて、世界の多くの株式市場で史上新高値が示現するかもしれない。この時間帯はおよそ1ヶ月〜2ヵ月間発効する。何故私がこれまで何度かにわたり、7月〜10月、とりわけ8月〜9月の間に米国株式市場が史上新高値または二番天井をつけるだろうと言ってきたか、その理由がこれだ。また、もし米国と中国がこの時期に貿易協定に関して合意出来なかった場合は長期にわたってその機会は失われ、株式市場はネガティブな反応を示すだろうという見解も述べ続けてきたし、今後もその見通しは変わらない。

それはFRBの政策 — または無策が原因ではない。それは中国との折り合いをつけることが出来ない米国のリーダーシップの無能さに起因している。だからこの期間には結婚生活の成功だけでなく(これは私の宇宙での話だが)、米国と中国間の貿易協定が成功裡に締結され、結果として堅牢な世界経済が継続していくことへの期待と希望があるのだ。

私自身は貿易協定が締結されることに起因する楽観的な世界経済の見通しを期待しようとは思わない。それにはいくつか理由があり、多くはジオコズミックな要因に関連している。

基本的に言って、今はすでに記録的景気拡大の最長ピリオドに入っている。2009年6月以来、この7月で121ヵ月目だ。前回の記録は1991年3月〜2001年3月で120ヵ月だ。したがってピークは過ぎている。次に、トランシットの木星と米国株式市場における長期サイクルの天井との歴史的相関性は、木星が射手座を運行する時に非常に高くなる。それは2018年11月8日〜2019年12月2日までだ。通常はこのトランシットが終了するまでにサイクル高値が示現する。前回この12年トランシットが発効したのは2007年だった。ダウ平均が14,198の史上新高値をつけて長期サイクルがトップアウトした2007年10月11日当時も木星は射手座中盤を運行していた。高値をつけた後、株は通常急落して1年〜3年後に木星が山羊座、水瓶座、または魚座を運行中に長期サイクルの底値をつける。

貿易協定は鍵(射手座の木星)になる。だが、世界の中央銀行がインフレは抑制されているという論議の下に再び金融緩和策に走り始め、最安通貨(最低価格)への国家間競争を再開して行われる調整は鍵とはならない。しっかりとした通商環境の欠如はすでに中国に強い影響を及ぼしており、ほとんど30年ぶりの経済成長の鈍化が起きている。そして今や米国において景気拡大は最長期間をマークしているとはいえ、内容はそれほど頑強だったわけでもない。この景気拡大期における年間GDP成長率は、記録的な低金利にも関わらず歴史に残るどの景気拡大期と比べても最低の部類に入るたったの2.3%だ。

では、金利がもっと下がった上に、それにともなうはずの大規模な景気拡大が先行き不確実な通商環境の下で生み出される世界的不安感の影響で減衰したらどうなるだろうか? 木星が射手座から山羊座へと移り、そこで土星と冥王星に加わったら? それはまるで、余りある世界(射手座)から欠乏の世界(山羊座)へと移行するかのようだ。


  2020年のカプリコーン・ステリウムは、もし山羊座のコンセプトである『マネジメント』が財政に効果的に適用されるなら実際に良い結果をもたらす可能性がある。木星が射手座を運行する時に強調されるのは成長であり、市場占有率の拡大が生み出す歳入の増加だ。そのためマーケットシェアを増大させるための刺激策として、より低い金利(そしてより安い通貨)へ移行する動きが出る。だが山羊座においては経済を管理可能にすることを旨として、歳入の増加具合と歳出の堅実なマネジメントとの間にバランス取りが必要となる。もし世界各国の財政が健全に “管理” されるなら、全ては上手くいくだろう。だがもし各国財務省が歳出を管理することなく歳入増加への取り組みのみで赤字を免れると信じるなら大きな問題が生じるだろう。その問題の名を人々は「負債」と呼ぶ。







訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:51|PermalinkComments(4)

July 07, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント7/8【金融アストロロジー】

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レイモンド・メリマン・コラム  2019年7月8日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
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今週も訳文は ≪ 先週をふり返って≫ を割愛し、≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫ のみとさせていただきます。m(_”_)m

【メリマンさんよりの告知】

  来週は旅に出るためコラムは休載とさせていただく。
  再来週には復帰する予定だ。


≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  世界が金本位制を離れて以来、しぶとく生き残った金本位制主義者の一団は米国に本源に戻れと要求してきた。そしてその一人であるジュディー・シェルトンをトランプ大統領はFRB理事に指名するつもりだと語った… 全ての国が金を基盤としていた時代には為替相場は安定しており予測可能だった。金本位主義者はこう主張する。それがないために各国政府は雇用創出や賃金戦争を押し進めるための通貨を乱発出来るのだと。

— Greg Ip
 “Fed Pick is Goldbug Who Bends to Fit Trump”
 Wall Street Journal 2019年7月5日付

  先週は取り立てて見るべき惑星アスペクトはなかったものの、それはひとえに現行トレンドのリバーサルが起きる可能性が低かったことを意味するのみだ。株式市場が史上新高値へと昇り、金市場が乱れた動き(まず下がり、そして騰がってまた下がる)を示すのは、射手座を運行するヘリオセントリックの水星によるところが大きい。一部のファイナンシャル・アストロロジャーは先週7月2日の日蝕と市場の強い動きとを関連付けるかもしれない。しかしながらそれは、先週見られたような市場の動きとの歴史的相関性において7月1日〜12日のヘリオセントリックの水星による射手座イングレスほど強力ではない。この “犯人”と私達はあともう1週間つき合うことになる。

  水星は現在、いつも以上に物事の元凶となっているかもしれない。しばしば「トリックスター」と呼ばれる水星だが、これが7月7日(日本時間8日早々)から3週間にわたる逆行運動を開始する。本来水星は非常にクレバーで移り気だ。だが逆行中はまるでロードランナー(米国のアニメで有名な鳥のミチバシリ)のような性格を表す。まずある方向に猛烈にダッシュしたかと思うと突然方向を変え、反対方向に突進する。水星逆行中はどんな支持帯も抵抗帯も堅固ではないし、テクニカル指標もアテにはならない。おそらくこれは逆行の水星が「フェイクアウト」と関連するせいかもしれない。

つまり、まずは抵抗帯を突き破って「底をつけたからには騰げ相場になるだろう」との印象を与えるかもしれない。だが買いシグナルが出たすぐその後で市場は踵を返して支持帯を突き破る。だがそれはあまりにも素早く「フェイクアウト」となって終わり、価格は前触れもなく反転して再び上向きとなる。この手の相場つきは通常、政治的な発表や経済報告から生み出される矛盾したシグナルへの反応だ。今月の大部分において、相反する示唆を含んだニュースが伝えられるだろう。あなたにはトレーダーとしての選択肢がある。すこぶる機敏に動いて短期トレードに徹するか、もしくはノイズが鎮まるまで手を引いて傍観するかだ。

  これに関してもう少し言及するなら、今後2週間は多くのノイズでやかましくなるだろう。太陽と金星のどちらもが蟹座を運行し、ともに7月9日〜21日まで土星と冥王星にオポジションを形成する。すでにこれだけで対立や矛盾を示すには十分だが、運行するのが12星座宮の中で最も葛藤や確執をはらむサイン、蟹座なのだ(もっともこれは観察結果から導き出されたもので、事実として証明された物事ではない。つまりネイタルで蟹座に強力な惑星を持つ個人は、利害が衝突するドラマの渦中に嵌まりやすく、しかも本人は何故そうなったかさえもわからないというケースがしばしば見られるのだ)。

したがって、この水星逆行サイクルはいつもよりもっと強烈で過敏で、ほとんどのケースに比べてもややこしくなる嫌いがある(しかもほとんどの物事が、すでに多くの矛盾したメッセージのせいでややこしくなっている)。この時期にトランプ大統領を観察するのは興味深いことだろう。彼の太陽は双子座で、支配星は水星だ。今月の彼が(そして全ての双子座の人々が)メッセージを発し、その後些細な不快感や腹立ちで横道に逸れ、それが山ほどの誤解を生んで活火山の様相を呈するという、水星逆行が持つ典型的傾向にどう対応するか見てみよう。また、トランプ氏を中傷する人々が彼をひどく苛立たせようとする(そしておそらく成功する)様子を観察するというのも興味深いだろう*

* 先日、W.D.ギャン直系のファイナンシャル・アストロロジャーでメリマンさんも『フォーキャスト』シリーズでその名に言及していたオルガ・モラーレス女史が、ダウ平均の『トランプ・ツイート・インデックス』という面白い指標を披露していた。これはトランプ大統領が驚きの発言やお騒がせなツイートをしたタイミング(エネルギーのピーク)と、比較的大人しい、または予測可能なツイートをしていたタイミング(標準的?エネルギー)を繋ぐラインチャートとダウの日足を組み合わせたもので、まさにSNS時代、というかTwitterを縦横無尽に駆使して内外に影響を与えることを厭わないトランプ大統領ならではの指標。

そのツイート内容と相場の動きはかなり見事な一致を見せている。モラーレス氏によれば、次の山場は7月半ばだとか。ツイートをどう判定するかの詳細はわからないので推測するしかないけれど、おそらくラインチャートはトランプ氏のアストロロジカルなバイオリズム&メンタルリズムを測っているのだろうと思う。

だとすれば7月半ばというのは7月17日(日本時間)の満月の前後数日間を指すのかもしれない。次回の満月・月蝕の近辺では、トランプ氏のネイタルチャート上の土星に太陽がコンジャンクト、これに月(と冥王星)がオポジションを形成、ネイタルのフォルスにコンジャンクトする。またネイタルの冥王星にトランシットの火星が乗る。他にもこのところトランシットの海王星がネイタルの天王星にスクエア(世代的)、トランシットのカイロンがネイタルのエリスにコンジャンクトするなど、下地となる多くの刺激が示唆されている。

  市場に関して言えば、7月9日〜21日の例のように、同時期に金星と冥王星の両方が他の惑星とアスペクトを形成したり互いにアスペクトしあったりする場合は、債務と税金問題に関する報道価値が上がる。つまりそれらの問題が、たとえば国債や米ドルのような通貨など債務に関連する市場に影響を与えるということだ。またこんなルールもある。「金星と土星のハードアスペクト形成に向かって下落してきた市場はどれも反騰開始の候補となり得る」。だから私達は素晴らしいトレードの機会としてこの時間帯を非常に注意深く観察するつもりだ。とは言え、何もしないかもしれない。結局のところ、水星は逆行中だ。前にも言及したように、通常はポジション・トレーディングに良い時期ではない。トリックスターたる水星が逆行に転じるにあたり、これに関連してすでに今でさえアストロロジー上でも矛盾したシグナルが出始めているのがわかるはずだ。

  今月はどんな決定をするにも確認の上に再確認を重ねることをお勧めする。あなたの手許にある「事実」が本当に正しいのか、十分な情報を基にした上で決断を下せるのかを確実にしておく必要がある。そしてこれも大事なのだが、万一気が変わった時に使える「避難経路」をもしっかりと用意しておくことだ。






訳文ここまで
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June 30, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント7/1【金融アストロロジー】

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レイモンド・メリマン・コラム  2019年7月1日(フリー版より)

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今週も全訳は後半のみの抄訳とさせていただきます。m(_"_)m

※メリマンさんより
今週7月4日木曜は米国独立記念日の祝日となるため市場は休場となる。
また5日は午後1時で引けることに留意されたい。


≪ 先週をふり返って ≫

このパートの引用文は割愛させていただきます。

【以下、要点のみ】

木星・海王星ウェイニングスクエアの2度目の形成を含む6月9日〜24日のパワフルな時間帯が終わった。海王星逆行が21日、金星・木星・海王星のミュータブルTスクエアが23日〜24日。それまでに世界の主要な株式市場はほとんどが6月3日〜4日から始まった強力な反騰の最初の節目を迎え、その後休止した。

市場チャートの専門用語で言えば先週はほとんどの株式指数にとって「インサイド・ウィーク」だった。つまり週を通して前週の高値より安く安値よりは高く取引される状態だ。これはつまり投資家が何かを待っている状態だ。何か大きな物事、それは日本の大阪で開かれるG20で予定される中国の習近平主席と米国のドナルド・トランプ大統領の会談だ。

牡牛座では月がイグザルトであることから、この首脳会談で何か実りある結果が期待出来るかもしれない。だが牡牛は頑固な動物だ。もしどちらかが相手の譲歩を期待したり、無理で不公平だと相手が感じるような要求を突き付ければフラストレーションが生じ、進展はない。それが起きれば今週の幕開けは急落となるので、これは二大国の指導者に世界経済と株式市場を発展させるための機会を与えた形だ。

(この後は株式市場よりも顕著な動きのあった商品市場への言及。そして最後に『フォーキャスト2019』で予測されていたビットコインの動きについて、このセクターを支配する牡牛座に入った天王星と、それがもたらす騰勢についての言及。第3のポイントとして牡牛座を天王星が運行する間に反騰が終われば、次にイングレスする前に再び77%〜93%の下落が予測されること。2025年に天王星が牡牛座を離れるまでは人々が通貨に安定性を求めるため、今後しばらく主要な地位を掴むには困難が待つだろうと。)



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “ハサン・ロウハニ大統領は(イランの指導者達を)標的とした米国の新たな制裁措置を「言語道断で愚かだ」と非難し、その動きが外交の扉を閉ざし、世界の安定を脅かしていると語った。それを受けてトランプ氏はイランが米国に属する物を攻撃した際は圧倒的な軍事力で応えると脅した。”

— Rebecca Ballhaus and Sune Engel Rasmussen
  “U.S., Iran Trade Barbs as Tensions Escalate”
  Wall Street Journal 2019年6月26日付

  “6月9日〜24日:.....敵対的で自慢げな態度を取ったり狂信的にふるまう宗教指導者達も、メディアからの総叩きに遭うかもしれない。これは米国とイランとの対立が新しい段階に入る可能性を含んでいる。それが昂じれば結果的に軍事攻撃に繋がる怖れがある。”

— 『フォーキャスト2019』
  https//www.mmacycles.com

  “月曜にイランは国際水域を飛行していた米国ドローンを撃ち落とした。我々がイランの3箇所への報復攻撃の準備を整えた際、私が死者は何名出るかと尋ねると将軍は150名と答えた。攻撃開始の10分前、私はこれを止めた。”

— ドナルド・J・トランプ
  @realDonaldTrumpのツイート 2019年6月21日

  今週はメジャーなジオコズミック・アスペクトは生じない。しかしながら、3つの惑星が星座宮を移り(イングレス)、そして日蝕が起きる。私の見解では、そのうち最も重要なのが7月1日〜12日のヘリオセントリックの水星による射手座イングレスだ。これは私が注意深く監視する唯一のヘリオセントリックのトランシットだが、その理由はこれが金融市場、とりわけ貴金属と通貨市場における強力な価格変動と相関することを私自身が長年にわたって目撃し、実際の定量分析を通してリポートしてきたからだ。金は6年ぶりの高値にブレークアウトした。そこでMMAのスペシャル・リポート及び金の長期サイクルに関してアップデートを行った先週のMMAサイクル・リポート発行に繋がったわけだが、今週は特に重要な局面となるかもしれない。

また、射手座を運行するヘリオセントリックの水星と直近の木星・海王星スクエアを結びつけて考えるなら「誇張された話」や「守られるとは限らない約束」と相関する可能性がある。自分が掴んだと思っている事実が正しいものであり、後に恥辱や不信へと導く見え透いた誇張ではないと確認しておくことが、誰にとっても賢明なやり方というものだ。

  火星の獅子座入り(7月1日〜8月18日)は、それに比べればもっと楽しげな雰囲気を醸し出すだろう。火星も獅子座も火性であり、大胆さを持ち自信に溢れる傾向がある。たとえばトランプ氏だが、彼はこのコンビネーションの下に生まれている。アストロロジー関連の執筆者であるマイケル・オライリーの研究によれば、ネイタルチャートに見られるこの惑星/星座宮のコンビネーションは米国の歴代大統領に最も共通する特徴とされている。トランプ氏が大胆で自信家であることを疑う者は誰もいないだろう。

それから2日後に金星が愛国的な星座宮、蟹座に入居する。この2つの日付け(7月1日と3日)に挟まれて起きるのが、またも愛国的な蟹座で起きる日蝕だ。蟹座は自分の家庭、家族、そして帰属する国への愛情を持っている。もしかしたら、今週はトランプ氏の指揮下で大規模な祝賀行事が催されるのかもしれない。何故なら7月4日は米国の独立記念の祝日だからだ。宇宙によって示唆されるこのような愛国精神、誇張、大胆さ、そして壮大なパーティー/祝い事への欲動を考慮するなら、これは人々とつき合うにはとても良い時期かもしれない。だが議論や口論、喧嘩には出来る限り近寄らないよう努めることだ。

このような自信と攻撃/主張というテーマは、ゆうに8月に至ってまで続くかもしれない。いや9月に入っても終わらない可能性がある。私達は火星が太陽との2年ぶりのコンジャンクションを9月2日、米国の次の祝日(レイバーデー)に控えていることに注目している。太陽・火星のコンジャンクションは8°のオーブをもって米国株式市場における8%かそれ以上のリバーサルを示唆する最強のジオコズミック・サインの1つだ。その時間帯は8月から始まる。

  この夏は退屈する人間など一人もいないだろう。この上なく楽しくなりそうだ。いつも以上に、下手な成りすましや役者気取りの面々による威力の誇示がはびこるだろう。エンターテインメントとしてそれを楽しめばいい。だがサーカスの罠に囚われてはならない。しかし、もしあなたが右へ左へと極端に揺れ動く空中ブランコの間をヒラリと飛び移ったり、ライオンの背に乗り続けられるほどの技量を持つなら話は別だ。もしそうでないなら、遅れをとらないように素早く学ばねばなるまい。つまり冒険に出るか、もしくは自分の心が落ち着く場所に帰ることだ。あなたにはこの夏、選択肢がある。その多くはきっと良い選択肢だろう。






訳文ここまで
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June 23, 2019

6月24日付メリマン・コラム要約メモ

📈📎今週のメリマンコラムはお休みしますが、G20を控えて混沌とした微妙な感じ?もあったのでメモ的な要約を置いておきます。
...もしかしたら来週もこんな形になるかもしれません。m(_"_)m

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≪ 先週をふり返って ≫ と ≪ 短期ジオコズミクス ≫よりのメモ


(不安定な関税政策に関連する批判記事 by W.S.ジャーナル を引用して)今からレイバーデー(9月の第一月曜日) の間にトランプ大統領にとって再び交渉を上手く成立させる機会が訪れる。これは以前彼が得たにもかかわらず、相手を脅して屈服させるやり方のせいでものに出来なかったチャンスだ。

トランプ・習会談が予定されるG20を目前に控え、今回ペンス副大統領の声明発表を取りやめたことは、彼がその事実に気付いたかもしれないとも見える。そのスピーチは再度中国を非難する内容だったが、これを重要な会合の前に公にすれば、またも彼が交渉者として役立たずであることを証明しただろう。

トランプ氏がこれを理解したということなら、長く待たれた合意へのサインとなる可能性がある。彼が成功裡に合意を遂げられるかどうか見てみようではないか。今回もし成功すれば「勝利の淵から一転、窮地に追い込まれる」という彼のパターンを繰り返さずに済む。そうなれば株価はより騰勢を強めるだろう。

射手座の木星(2018年11月8日〜2019年12月2日)は世界の株式市場における長期サイクルの天井との歴史的相関性を保持する。私は『フォーキャスト2019』のウェビナーにおいて、2019年8月の前後2ヶ月の間にこれが示現するのが理想だと指摘したが、現在その時間帯に入ってきた。

先週はS&P、ダウ平均、ナスダックに異市場間弱気ダイバージェンスの可能性が見られた。木星・海王星ウェイニングスクエアを中心として種々のアスペクトが形成される時間帯(6/9〜24)にこれが示現するのは注目に値する。つまりアスペクトが象徴する「非合理な活況」を強調するものだからだ。

先週見られた市場動向は大衆の希望と願望の現れであり、リアルではない。前回と同様に習近平とトランプの合意成立はまだ実現していない。9月〜10月を過ぎれば「希望と願望」の期限が切れる。もう時間はあまり残されていない。カプリコーン・ステリウムが起きる2019年12月以降、交渉成立は困難だ。

希望と願望がもたらす「非合理な活況」は先週の金利についてのFRB発表によっても示現した。これは米ドル、金、Tノート、ビットコインを押し上げた。だがそれら全ては木星・海王星スクエアに関連するバブルであり、この微妙なアスペクトが一旦乖離し始めれば非常にはじけやすくなる。

木星・海王星スクエアの影響は今週も重くのしかかる。海王星は6月21日に逆行に転じたばかりだ。そして6月23日〜24日には金星が両惑星にTスクエアを形成する。これは人々の想いにファンタジー、希望と願望、それにロマンティックまたはスピリチュアルな志向性が目立つことを保証するものだ。

次のコズミック・シフトはこの後7月初めの週、日蝕が起きる7月2日(日本時間3日未明)、そしてその後の水星逆行(日本時間7月8日〜8月1日)で始まる。7月のほとんどにわたり混乱を誘うようなメッセージが巷を跋扈する。進展&袋小路といった矛盾した内容の発表がありそうだ。


7月1日〜12日、ヘリオセントリックの水星が射手座入りして市場のボラティリティの高まりに焦点があたる。とりわけ貴金属と通貨が顕著だろう。



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以上です。
(なお木星・海王星スクエア最後の形成は日本時間9/22日曜午前1時ごろ)📝


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June 16, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント6/17【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2019年6月17日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて「講読版」をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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【メリマンさんよりの告知】

  週末に北京においてMMAマーケットタイミング・コースの講義を行うため、今週のコラムは通常(金曜夜)より1日早い6月13日木曜に執筆している。したがって14日金曜の取引活動については考慮していないことをお断りしておく。

今週は≪ 先週をふり返って ≫ のパートを省略し、≪ 短期ジオコズミクス ≫のみの抄訳とさせていただきます。
また来週はお休みさせていただく予定です。🙇‍♀️

なお、≪ 先週をふり返って ≫の内容としては、ECBのマリオ・ドラギ総裁、IMFのクリスティーヌ・ラガルド専務理事による貿易戦争がもたらす影響への警告、そしてモルガンスタンレーが発表した2008年12月以来の最低値を示す業況指数の悪化を伝える引用部に続き、各市場の動きとこれまで論じられてきたジオコズミック・サインとの関連性、今後2週間はそのオーブ圏内であることが記されています。



≪ 短期ジオコズミクス ≫


  前項で述べたように、2019年に展開する木星・海王星ウェイニングスクエアのピーク期に入っている。これはほぼ間違いなく今年最も支配的なジオコズミック・サインであり、とりわけジオコズミックの研究者にとっては最も重要なアスペクトだ。何故なら、2惑星の両方が自ら支配する星座宮、射手座と海王星に在泊している。これは166年〜167年に一度しか起きない。木星とそれが支配する射手座はともに楽観と希望に満ちた感情に関連する。どちらもグラスに酒が半分入っているのを見て「これから一杯に満たされる途上だろう」と楽観的に受けとめる。しかしながら両方ともに、事実を基にした証拠を軽視するに至るほどの誇張癖が見られる。おそらくこれは、最善の結果が待つのだと信じたがっているからだろう。それは「ポジティブ・シンキング」と呼ばれる。だがそれは拙い、もしくは誤った判断に導く可能性があり、過剰な高望みの中で期待された利益よりも損失に繋がる怖れがある。

魚座の海王星にウェイニングスクエアが形成される時、その特質はより大きな問題を含むようになる。魚座の海王星自体にも「事実」を軽視したり、でっち上げやねじ曲げの傾向があるからだ。これもまた楽観性(と非現実的なまでの壮大さ)を望ましく思う感性から来ている。そして私が思うにウェイニングスクエアは取り組むのが最も骨の折れるアスペクトであり、ポジティブな結果を得るために全ての要素を成功裡に統合していくのは困難だ。そんなわけで証拠、説明責任、識別力や洞察力などは無用の長物となり、大衆のムードはたやすく「非合理な活況」へと向けられていく。人々はポジティブだ。何故ならその物事は「いい感じ」がするからだ。だからそれは良い物であり、これからもっと良くなるだろう。ここでしばしば忘れ去られるのは、異なる筋書き — 非合理な活況(いい感じ)の背景に存在する信条や願望によっては支えられない「現実」の存在だ。目の前の現実がそれまで信じられていたものとは異なることが明白になり、その事実に打たれる時、非合理な活況は即座にヒステリーとパニックへと化していく。

  「現実」と「願望/希望」とのこうした葛藤を、私達はこれからの2週間、木星・海王星ウェイニングスクエアが6月16日にピークに達し、続く影響力のオーブが約2週間発効し続けるにしたがって体験していくかもしれない。先週、6月9日と10日に太陽は木星と海王星に対しTスクエアを形成した。世界の株式市場は米国と... 他の様々な国々、特にメキシコとの貿易障壁が突破され、次に米国と中国の首脳会談が行われることを期待して上昇した。射手座の木星は世界貿易に関連し、スクエアというアスペクトは袋小路または妨害と関連している。木星と海王星がスクエアで絡む時は多くの場合、不信感、誤魔化し、そして/またはどちらか一方によって歪曲された伝達内容の結果として妨害が起きる。

  さて、次に私達は6月14日〜19日に火星が土星と冥王星にオポジションを形成してこの構図に参入してくるのを見ることになる。一方では木星と海王星が物事を誇張しつつ、もしかすると「フェア」で「善良」であろうとするかもしれない。土星と冥王星にハードアスペクトを形成する火星には、キツイ球を投げて敵方を従順にさせたり服従させるためのプレッシャーをかけようとする傾向がある。これは好戦的なアスペクトだ。強力なフォースが不動の物事に真っ正面から立ち向かう、獰猛な力の闘争だ。一方が力の限り押せば、もう一方はめり込まんばかりに踏ん張る。合意や成功裡に終わることは稀で、その代わりに木星・海王星スクエアを通じてポジティブな何かを "信じた" 者達が抱く希望と願望(いや虚偽の公言と言うべきか)を打ち砕くようなことが起きる可能性がある。したがって世界の市場は突然の衝撃に見舞われやすい。

  今週、6月21日に順行することから海王星は再びその力が全開になる。続いて6月23日〜24日、金星が木星・海王星スクエアにTスクエアを形成する。世界の指導者達は彼らの要求が通らず、希望や願望が打ち砕かれた時、どんな反応を示すだろう? このようなアスペクトの下では非難、告発、そして一方的な責任の押し付けに続いて相手方のアンフェアな行為への苦情といった様相になりがちだ。私達の歴史研究は、この時期の株式市場がしばしば非常に大規模な価格の上下動を見せることを示唆している。とりわけ今週から6月24日までの間だ。

  興味深いことに、この期間中である6月14日はドナルド・トランプ大統領の誕生日だ。アストロロジー研究においてこれは「ソーラーリターン」として知られており、公転軌道を巡る地球が本人の出生当時と同じ位置に来る時を意味する。その帰還の瞬間を捉えたものがソーラーリターン・チャートであり、これは次の1年間に潜在するテーマの概要を示すものだ。したがってドナルド・トランプの場合、木星・海王星スクエアとともに火星が土星と冥王星にオポジションを形成するという、非常に強力な図となる。この図は多くの合意や物事の達成を示唆するものではなく、むしろ増大する障害や捜査の対象となることを指し示している。

彼は他の人々がやりたがらない事を強制しようとするかもしれない(何故なら彼は、正しかろうと間違っていようと自分の観点を "信じて" いるからだ)。だが、あまり上手くいかないだろう。それと同時に彼は自分がしたくもない事を強制されていると感じ、そのような要求に対して強く反応しそうだ。彼の抵抗は向かってくるフォースと同じくらい強力かもしれない。彼を権力の座(冥王星)から排除しようとする動きの勢いは増大しそうだ。この1年は彼にとって「好戦的」な年だ。こうしたジオコズミック・サインの影響下において、彼の「落ち着いて自己制御の利いた状態でいる能力」に対し真の審判が下されることになる。もしもソーラーリターンの時にこのようなタイプのアスペクトを経験する人へのアドバイスがあるとすれば、それはこのひと言に尽きる。『可能な限り対立や敵対を避け、ストレスフルな状況を軽減すること』だ。しかし当然ながら、もしあなたがアメリカ合衆国の大統領ならそれは不可能だ。

  他の人々に向けては、今週はこんなアドバイスが有用だろう。『落ち着いて地に足をつけ、カッとしたりせず、不必要で勝てもしない闘争や論争を始めたり、参加したりすることから遠く離れていることだ』。あなたが相手方の要求に屈しないのと同じように、相手方もあなたの意志には沿わないだろう。この時期を有意義に使うには、自分のプランを注意深く練りあげることに心血を注ぎ、それらを大袈裟に物語ったり行動に移したりしないことだ。自分の信条の範囲内では、あなたは正しいかもしれない。だがおそらく勝利には必須となる他者からの支持はアテに出来ない可能性がある。攻撃に移るならその前に時間をかけ、戦略をよく練らなければならない。もっと良いのは攻撃しないことだ。

忍耐強くあることだ。そして離れた場所から大局を客観的かつ現実的に見据えることだ。自分の目的を崩壊させることなく、現実に利益を得ていくためにいったい何が出来るだろう? 

それをせずに、もし衝動のおもむくままに過剰反応すれば、あなたは諺で言うところの『茶碗の中の嵐で大騒ぎを演じる』ことになるかもしれない。 







訳文ここまで
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June 09, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント6/10【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2019年6月10日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中や訳文下の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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【メリマンさんよりの告知】

今後2週間は講義で海外に滞在中のため、このコラムの執筆時点は通常より早めになる。このコラムは雇用統計が出る7日前日の6日木曜に書かれたものであることをお断りしておく。


≪ 今週のみの項目:これまでとこれから ≫

  “下落する債券利回りは成長鈍化を示しており、もしイールドカーブの反転が3ヶ月続くなら、ほとんど常にリセッションを予測し得る。トランプ氏はFRBが利下げをすることで再び全てを "グレート" にすることが出来ると信じているようだ..... 米国の関税は世界中の経済成長にとってネガティブなインパクトを与え、翻ってそれが米国の輸出の障害となっている..... トランプ氏、そして彼の外遊に随伴する共和党の議員達は、中国への関税に対して悲観的見解を持つ人々は間違っていると言うが、当初の関税は税制改革と規制撤廃が持つ成長効果によってその影響が矮小化され.... (そして)もし関税引き上げが苛酷さを増し今後も衝動的に課されるなら、そこからのダメージは大きくなるだろう。遅かれ早かれ、拙い政策は常に経済的にも政治的にも高い代償を払う結果になる。”

— Wall Street Journal Editors
  “Washington’s Anti-Growth Turn”
  2019年 6月6日付

  “新たに出された2種の分析は、トランプ氏が中国、メキシコ、ヨーロッパとその他の政府を懲らしめるために駆使している関税が、彼の1.5兆ドルに及ぶ低・中所得者向け減税のもたらす効果を帳消しにするか、それ以上の結果を生む可能性があると示している。”

— Jim Tankersley
  “Trump’s Tariffs Could Wipe Out Many Gains From His Tax Cut”
  2019年6月5日付

  “大勢の人々、これには上院議員も含むが、彼らはこと関税のこととなると自分達が何を言ってるのかさえわかってない。彼らは何も — 完全に何もわかっちゃいない。”

— ドナルド・トランプ
  Brett Samuels,
   “Trump: Senators ‘Have No Idea
     What They Are Talking About’ On Tariffs” より
  The Hill 2019年6月6日付

  ここ北京から、読者の皆さんへ挨拶を送りたい。この地は世界の経済を担う2大国間に勃発した貿易紛争の一拠点だ。ここで私は超現実的な光景を目にしている。CNNでは米国、英国、フランスによるDデイ(ノルマンディー上陸作戦開始日)の記念行事が映し出され、その中で米国大統領はまさに大統領らしい佇まいで、米国と世界第5位の経済大国である英国間に締結される、前途洋々たる貿易協定を請け合っている。

次に別の局にチャンネルを変えると、中国の最高指導者 習近平とロシアの大統領ウラジーミル・プーチンが莫大かつ歴史的な取引協定に合意したことを記念する印象的な式典が報じられている。

射手座の木星が示唆するとおり、大規模な貿易協定への合意が世界中で起きている。例外は米国で、何度も何度も協定締結が約束されながら、いまだに実現していない。だがこれもまた、射手座の木星が魚座の海王星にスクエアを形成する時の典型例だ。物事を上手くまとめていく際に立ちはだかるウェイニングスクエアは、まず間違いなく最も困難なアスペクトだ。だが参加する全ての当事者間に互いへの信頼があれば不可能ではない。しかし、信頼が裏切られたり皆無である場合は全てが帳消しだ。そして頻繁に見られるその結末は、相手方への中傷、そして公言した物事を実現出来なかった失敗を糊塗するための責任追及だ。

  ともあれ、米国と世界の株式市場は1ヶ月にも及ぶ下落を6月3日月曜に終えて力強いリバウンドを見せた。5月中に2,000ポイント以上下げた後、ダウ工業平均は火曜〜木曜(これを書いている時点)にかけて爆発的に上昇し、たった3日で約ひと月分の下落の半分以上を戻した。金と銀も急上昇し、金は水曜に年初来高値(1,350ドル近く)を試した。金はわずか1週間前に安値を試し、銀は安値をつけていた。何が変わったのか? 連邦準備制度理事会議長ジェローム・パウエルが火曜、金利引き下げという選択肢も可能性としては開かれていると述べた。これだ。新月とともに古いサイクルが終わり、新しいサイクルが始まった。非常に象徴的な出来事ではある。

  しかし、木星・海王星がもたらす「非合理な活況」の次の段階へと入っていく新しい思惑の冒険はいつまで続くのだろう? この「壮大なイリュージョン」を映し出すアスペクトは3回にわたって形成されるが、その2回目が起きる6月16日に向かうにしたがって、私達はまもなくその結果を目にするだろう。だがもともとこのアスペクトに付いて回る狂気、奇妙な歪み、そして偽善的な思考や行為さえもが、すでに現象として顕れ始めている。このコラムでも過去何度となく述べてきたように、目に見えるもの、聞こえるもの、そして読もうとするもの全てを信じることは出来ない(そして確固とした証拠なしに受け入れてはならない)。

現在発効しているこの惑星コンビネーションほど信頼するに足りず、現実や真実からかけ離れたアスペクトを思い起こすことは、私には不可能だ。とりわけ6月9日〜24日(日本時間25日、もしトゥルーノードをとるなら26日まで)の期間は注意を要する。

さぁ私達はそのとば口に来た。シートベルトをしっかり締め、心の準備をしておこう。最善の結果を得られるとすれば、外界の光景を楽しむことが出来るだろう。だが悪くすれば、幻滅し、失望さえするかもしれない。世界の指導者達が善きインスピレーションを得て行動しているのか、それともただ奇妙さを露呈し、幻想世界に住むことに失敗するのかが明らかになるにつれて、結果も見えてくるだろう。

  ところでリアリティ・チェックを受けるにあたり、最も大きな挑戦を受けるのは誰だろう? ミュータブルサイン(双子座、乙女座、射手座、魚座)の17°〜21°に惑星(や感受点)を持つ人々だ。これには6月8日〜13日生まれ、そしてこの期日から各90日ごとの日付に生まれた人々が入る。つまり太陽を当該度数の領域に持つ人達だ(双子座17°〜21°から90°ごとの領域)。

これは壮麗で魅惑的な式典や祭典に参加し、祝うにはとても良い期間だ。しかしながら、あなたのことを頼みにならず信頼できないと見た他者を激怒させたいと願っているのでもない限り、事実を誇張したり、守れない約束をしたり、またはすでに取り交わした約束事への違反や破棄を行うには良くない時期だ。

  ではこうした力が金融市場にどう影響し、どの市場が最もリバーサルを起こしやすいだろう? もちろん、原油はその筆頭だ。木星と海王星、そしてそれらが支配し在泊している射手座も魚座も、全てが原油に関連している。もしあなたが原油を取引しているなら、この時期はMMAが発行するニティン・バンダーリの『Time for Crude Oil』リポート講読を検討する重要なタイミングかもしれない。実のところ、この時期に向かって急激に騰げたり下げたりしているどの市場も皆、重要なリバーサルの候補になる。この先は今年最強のジオコズミックが満載と言うべき時間帯なのだ。

  だからこの時期を大いに楽しんでほしい! だが何事も易々と約束したり請け合ったりしないことだ。自らの手で自分に馬鹿を見させてはならない。木星・海王星スクエアは、いわばパーティーのようなものだ。だがそこには自分がやり過ぎたこと、言い過ぎたことへの狼狽や困惑が潜在している。その後に来るのは二日酔いならぬ失望と落ち込みだ *

投機にもまた同じことが言える。あなたは大きな利益を掴むかもしれない。だがそれが消えて無くなる前に利食いすることを忘れないように。そうしなければ、不注意と楽観によって全ては雲散霧消する。あなたの直感はズバリ当たる可能性がある。しかし、もし気分が良くなって自己規律を忘れるなら、その緩みは確実に最終的なトレード結果に顕れるだろう。

  そしてもう一つ、トレーダーとして心しておきたいことがある。「噂で売って事実で買う」ことだ。

いや、これは逆ではないか? 木星が海王星にスクエアを形成する時、いったい誰が真実を知るだろう? しかし、今後2週間のうちに発効するこれら惑星ファクターの研究を通じてひとつだけ、私達が確実に知っていることがある。それはこの期間が十中八九「噂にまみれ、出てくる事実は非常に稀な時間帯」だということだ。






訳文ここまで
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* (新月記事にも類似したことを書いたけれど...)

  この期間は途中まで水星・火星ダブルOOB期と重なることもあり、勢いに乗ったことばが飛び交う傾向がより顕著になる可能性がある。たとえばSNSなどでも、一次ソースの原文を巧妙に切り取ったり、自己流の解釈を加えて文脈を操作したツイートや記事が流れやすい。また脊髄反射のようにそれをリツイートしたりシェアするひと達も輪をかけて増えるのではないだろうか。

射手座の木星には、形成するアスペクト等で触発されるネガティブな側面のひとつとして「自己のドグマ(または思い込み)によって正義の鉈をふるう」、そして魚座の海王星には「責任回避のために犠牲者を装い同情を集める」という一面がある。もしこれがダブルOOBの影響下で短絡すれば、『動機が正義にかなうものなら、少しくらい大袈裟に言おうと嘘が混じろうと構わない』という心理に繋がりやすい。この心理には根底に『相手側こそがもともと嘘をついている(に違いない)』という、よく突き詰めてみるとほとんどいわれのない前提が存在し、それが罪悪感を帳消しにする安全弁となっていることが少なくない。これは当事者にとって無意識の感情的要因(魚座の海王星)に根ざしていることも多いので、惑星達の誘いに乗って極論に飛びつかないように十分な注意が必要と思われる。

また、このところエリスやオルクス、フォルスなど他罰的なエネルギーに変換されやすい外惑星達も長期で働いている。それは自分自身が怒りを感じて排他的になりやすいというだけでなく、そんな自分の行為を「どこかで誰かが醒めた目で見ている」という現実をも示唆している。この時期に失った信頼を回復するのはけっこう大変かもしれない。なのでコラムでメリマンさんが指摘している自己規律、そして一歩踏み留まってひと呼吸入れるといった習慣は今とても大切なことだと思う。


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June 02, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント6/3【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2019年6月3日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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【メリマンさんよりの告知】
今後2回の週末講座のため私は現在中国に向かっている。
そのため期間中のコラムは通常のスケジュールどおりには掲載出来ない可能性があることをお断りしておく。


≪ 先週をふり返って ≫

  “J.P.モルガンのCEOジェイミー・ダイモンは、エスカレートする米中間の貿易摩擦が企業心理を悪化させダメージを与える「真の現実問題」だと語った。『貿易はリアルな問題だ。これはちょっとした小競り合いから、もっとはるかに重要な現実と化している。もし酷い状況になって失敗すれば、他にも物事への信頼度や人々の投資への意欲を変化させる、さらなる驚きが待つだろう。』ダイモンは火曜、ニューヨークの会議でこう述べた。”

— Hugh Son
  “Jamie Dimon Warns US-China Trade Fight Becoming a
  ‘Real Issue’ that Could Deter Investment”
  www.cnbc.com 2019年5月28日付


  “CNBCのジム・クレイマーは火曜、資金を脇へ除けておくことで相場に身を曝す状況のバランス取りを行うべきだと述べた。『そこにはあるリアルな懸念が存在するからだ。』と言う。『もし早急に何かしかるべき変化が起きなければ、我々は米国経済の重大な減速の瀬戸際に立たされるだろうと考えている。』「マッド・マネー」の番組ホストでもある彼はこう語った。『消費意欲と企業心理の勢いは衰えてきている。今、この国では何かがおかしくなっている。』”

— Tyler Clifford
  “Cramer: The U.S. Economy
  “Could Be On the Verge of a Significant Slowdown”
  www.cnbc.com 2019年5月28日付


  木星・海王星ウェイニングスクエアの主要フェーズが進行しつつある。5月に始まった希望と楽観は、先週、5月が終わりを告げるとともに裏返った。

5月1日以前、あるいはその当日、世界の多くの株式市場は史上新高値をつけたり試したりしていた。中国と米国との貿易交渉が進み締結はもう間近だとされ、巷では楽観と「非合理的な活況」が明確に見て取れた。世界貿易と経済の爆発的な発展、これはこのアスペクトにおける射手座の木星が受け持つ典型的な顕れだ。S&Pとナスダック総合、そしてチューリヒのSMIとオーストラリアのASXは記録的な高みに昇り、ダウ工業平均は史上最高値近くまで騰がっていた。『フォーキャスト2019』(と『マンデーン2019』)の中で多くのページを割いて論じたとおり、これは木星・海王星スクエアの「セットアップ」局面だった。

だがその後、このプロセスは突然奇妙は転回を見せた。これも木星・海王星ウェイニングスクエアに関連する性質に沿ったものだった。こう想像してみよう。あなたは合意を形成したい相手と交渉の最終段階に入っている。あなたはもっと譲歩してくれと相手に持ちかける。すると相手はこう言う。『そうですね。もしあなたがそう望むなら、以前合意した別件をチャラにしてもらわないといけませんね。』

妥協はどんな交渉事においても核心的な要素だ。何かを望むなら、何かを諦める必要が生じる。しかし、相手方からすでに合意した条件を元に戻すよう持ちかけられた時、あなたが不快感を示すなら、何が起きるだろう? 大したことは起こらない。交渉を続け、双方が何かを得て何かを手放す中間点まで歩み寄ることで合意し、その結果がフェアでありバランスが取れていると見えるようになるまで他の妥協点を探り続けるだけの話だ。

あるいは、あなたは真っ向から腹を立て、相手側が以前の約束を破ったと声高に主張し、先方は不誠実だと申し立てるだろうか? このような主張とそれにともなって、語り口を互恵的な色合いから不誠実さに対する非難へと変える行為は、合意の可能性を粉々に打ち砕く。不誠実や誤魔化しの申し立て(または実際にそれを体験すること)もまた、木星・海王星が持つ特質の一つだ。

交渉は決裂する。その原因は「新たに出された要求への反応」という形で提示する条件として、一方が以前合意した条項を変えたいと望んだからではない。おそらくはそうした行為の中に暗示される誤魔化しや策略の存在と、それを公表することが要因だろう。交渉事においては奇妙なやり方だが、現在の宇宙的フォーメーションを反映する筋書きだ。


  株式市場は貿易交渉の突然の変化にネガティブな反応を示した。ビッグな貿易協定が世界貿易のビッグな増大に繋がるという期待が、今や世界経済を収縮 — 拡大ではなく — へと導く大きな失望感へと変容したのだ。5月初めに26,700を試していたダウ工業平均は、月末には24,800を試していた。その差はおよそ2000ポイントだ。前回のコラムでも2019年で最も重要なジオコズミック期間であると概説した6月9日~24日という時間帯に私達が近付くにつれて、楽観はミニ・パニックの可能性を包含しながらヒステリー状態に向かおうとしている。私達はすでにこの宇宙的セットアップにともなう影響力を体験しつつあるのだ。

政治・金融の分野が統制力を失うという懸念が増大するにつれて、投資家は資金を注ぎ込むべき他の領域を探し求める。それによって米国債は年初来高値まで舞い上がった。こうした懸念がより深刻化し始め、皆がシステム崩壊への怖れを感じる時、投資家は金を買う。先週は金の強力な反騰が目撃された。たった1週間前には1270以下だった金は、このコラム執筆時点で1310以上に戻している。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “米ドルはまもなく世界の基軸通貨という地位を失うのだろうか? この問いに対する大方のコンセンサスはNOだ。ドル離れには数十年かかるだろうと言われている。だがこのような見方は楽観的過ぎる。過去18ヶ月の為替市場は脱ドル化(dedollarization)が進みつつあることを示している。”

— Sahil Mahtani
  “The Dollar May Be Knocked Off Its Pedestal”
  Wall Street Journal 2019年5月23日付

  “国際貿易における米国の統制を嫌い始めた同盟諸国は、今や米国通貨に依拠しない代替システムを開発しつつある... 世界貿易がドルによって押し進められてきた事実は、あらゆる地域からあらゆる物品を輸入し輸出する、ほとんど全ての存在を支配するような、けた外れの力を米国に与えてきた。こうした影響力は、米国主導の貿易制裁のターゲットにされやすい敵国が抱える長期にわたるフラストレーションの源だった。”

— Justin Scheck and Bradley Hope
  “Dollar Rivals Emerge, Testing U.S. Power”
  Wall Street Journal 2019年5月29日


  人が新たな行動に乗り出す時は、えてして意図せぬ結果が待つものだ。関税引き上げによる新規の貿易戦争をスタートさせる場合に直面し得る一つの結果は、その行動によって影響を受ける側が他の貿易相手を探したり、取引量を増やすための別な方法を取っていく過程において、期待とは逆の効果をもたらすことだ。商品を輸出入する手段を米ドルから別の通貨にする動きが勢いを増し始めている。これは米国始原図の冥王星上で山羊座の土星と冥王星(トランシット)がコンジャンクトする時に示される一つのテーマだ。

現在、私達は宇宙から二重の挑戦を受けている。それは木星・海王星スクエアと、山羊座における土星・冥王星・月のSノードのコンジャンクションだ。射手座の木星は、「拡大」し「成長」したいという切望を表す。そして、物事は生来 "良い"ものであり、もっと良くなっていくものだと "信じる"。

土星と山羊座は正反対で、「縮小」し「後退」する。"信条" によって働くことはなく、むしろ実際に目の前で起きている "現実" に基づいて動く。そしてこれらの力学は6月、特に6月9日〜25日(日本時間)にそれぞれのクライマックス・ポイントに到達する。しっかりつかまっていよう。ジェットコースターは動き始めたばかりだ。

では何が予測出来るだろう? それに対して今、何が出来るだろう? この宇宙エネルギーの下であなたに出来ることは2種類だ。親切さ、同情心、他者を助けること(だがあくまで事実に即して正直でなければならない)の顕れとなる多様な行動をとるか、あるいは自分のやり方で何かを為すために他者を屈服させようとして拒絶に遭遇するかだ。ポジティブな可能性で言えば、山羊座の土星・冥王星は自分自身の「個人的な倫理原則」を自覚するキャパシティを持つ。そしてそれらを全ての攻撃から護るよう求められる。

冥王星はもともと変容と変革のフォースだが、山羊座の土星とともに在る時は、特にこの特質が強調される。これはあらゆる「力」と関連する。自分自身の「倫理原則」に忠実であり続ける限り、あなたは力を持つ。それがあなたを力づけるのだ。だがもし自分の倫理原則を曲げてまで他者にあなたを支配する力があると思わせれば、その通りになる。そしてその過程において、あなたは自分自身を失うことになる。あなたは強力な罪悪感とともに、重大なアイデンティティ・クライシスに陥るだろう。これは人生において節目となる危機のポイントだ。そしてカーディナルサイン(牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)の18°〜22° *に主要惑星を持つ人々にとって非常に重要な問題だ。また1月9日〜13日(日本時間では14日も)、そしてその前後90日目にあたる日(4月、7月、10月)が誕生日の人も、この時期の強烈さに気付くことだろう。

自分自身の思考を明確にしておくことだ。そして自分が何に拠って立つ者であり、何を大事にするのかをよく自覚し、それを護らねばならない。


  短期的に見れば、今週は双子座の新月が起きる。双子座は多くの新しいアイデアに満ち、インスピレーションを受けて機敏に動ける質を持つ。だが、そんな多岐にわたる思考を秩序だった物事にまとめ、しかも落ち着いた状態であり続けることは困難だ。木星と海王星もまた双子座と同様にミュータブルサインであることから、この時期は非常にワイルドな様相を呈することになるだろう。それは個人それぞれの感情面においてもそうだし、当然ながら市場が上下するその変動ぶりにおいても言えることだ。





訳文ここまで
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* トゥルーノードで見る場合、月のノード軸は山羊座/蟹座の17°台になる。冥王星は6月9日〜25日の間、スイス・エフェメリス上で山羊座22°41'〜21'まで動く。したがってカーディナルサイン18°〜22°台の前後1°の範囲は影響圏に入るかもしれない。

6月2日
一つ下の新月記事中/惑星スケジュール/5月31日の項目にバージニアビーチ銃乱射事件のチャートとアスペクトを追記しました。


hiyoka_blue at 20:56|PermalinkComments(0)

May 05, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント5/6【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2019年5月6日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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今月はお休み中ですが、先週のコラムが休載で一週空いたので今回は ≪短期ジオコズミクス≫ のみ掲載します。来週はお休みします。



≪ 短期ジオコズミクス ≫

  父と母を敬いなさい。それはあなたにとって良いことであり、地上で長生きすることが出来るだろう。

— the fifth of the Ten Commandments, Exodus 20: 2-17
  ジェームス王欽定訳聖書

  母親は皆、自分の息子が大統領になるような男として成長することを望んでいる。だがその過程で政治家になることは望まないものだ。
— ジョン・F・ケネディ
  https://www.goalcast.com


  4月22日〜5月18日、私達は多くの市場におけるリバーサルへの歴史的な相関性を保ついくつかの重要なジオコズミック・サインが展開するただ中に在る。金と銀は2019年の新安値へと向かい、株とビットコインは新高値をつけようとしている。

今週はとりわけ動きが活発になりそうだ。5月5日日曜、火星が木星とオポジションを形成するが、これは極度の多幸症か、あるいは無謀さと関連する可能性を持つ。これは一部の人達にとっては、他者がどう反応するかなど自己の言動の結果を考えずにうっかり「本音」を口にしがちな時だ。つまり、戦略的に動いたり自己抑制が利くアスペクトではない。だが抑制が利かなければ、無遠慮で攻撃的で、不注意かつ愚かになる。特に現在は火星が口数の多い双子座を運行中だ。だから衝動的に喋ったりツイートすることは避けたほうが懸命だろう。とりわけもしあなたの意図が自画自賛であり、自分の行動が何であれ、それに対する称賛を求めるような気持ちがあるとすれば、なおさらだ。注意深くしていないとおそらく他者からは傲慢と見られ、彼らを激怒させる結果になるだろう。

5月7日火曜〜9日木曜には牡羊座の金星が山羊座の土星・冥王星コンジャンクションにスクエアを形成する。これも火星・木星オポジションの下で起こされる厄介な事態を収拾する助けにはならないだろう。おそらく実際にこれが示すのは、当人の放縦さと自己満足に彩られたふるまいがもたらす結果であり、批判や叱責の声だろう。もしあなたが自分自身の緩みを省みず、それを解き放ちたい誘惑にかられたなら踏み留まるべきだ。それはきっと非常に悪しき考えだからだ。

しかしながら、市場に関しては様相が異なる。私達にとって、この種のアスペクトに向けて下落してくる市場はどれも魅力的な「買い」の候補になり得る。金星は大豆を支配し、大豆はサイクル新安値をつけつつあることから、これは潜在的な買いの機会を念頭に置きながら観察すべき市場かもしれない。

  次に来るのは牡牛座の太陽が山羊座の土星・冥王星コンジャンクションと調和的なトラインを形成する5月11日〜13日だ。これは長期の計画、またはアイデアを捨てずに努力し続けることで結果を得られる物事のスタートにはとても良い宇宙のコンビネーションだ。また、より長期的展望の下に投資したり、ビジネス上の決断を下すにも良い時期だ。結果はすぐには出ないかもしれない。だからこの原動力を投資に活かすには、忍耐力とそのアイデアに対する信念が必須の要件となる。

そして、あなたの世界やあなたの心の内に生きる偉大な物事や人物を讃えるにもふさわしい時期だ。偶然にも今年はそれが「母の日」に起きる。だからきっと、多くの家族にとってとてもスペシャルで実り多い祝いの一日となることだろう。






訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:55|PermalinkComments(0)

April 21, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント4/22【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2019年4月22日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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★お知らせ★

 満月の星読みでもお知らせしましたが、5月は原則としてブログを一時お休みさせていただく予定です。ただ、思いついたときに不定期に記事をUPすることはあるかもしれません。
また、メリマン・コラムは何か目を惹く記述があった際は要点を掲載したりツイートするかもしれません。なお、下記にもあるとおり来週のメリマン・コラムは休載とのことですので、これが今月最後の記事となります。

【告知】
 金曜に開催されるコロラド州ボールダーでの講演のため、来週のコラムは休載させていただく。当日はデンバー周辺の読者の皆さんとお会い出来ることを楽しみにしている。


≪ 先週をふり返って ≫

  “...この捜査においてトランプ陣営のメンバーがロシア政府による選挙干渉活動に協力したり共謀したと認められなかった。”

— Robert Mueller
  “Responses Spin After Mueller’s Findings are Released”
  Associated Press 2019年4月19日 付 
 

  “... モラー氏は『このリポートは大統領が犯罪を犯したと結論づけるものではないし、彼の潔白を証明するものでもない』と明確に語っているが、司法妨害についての「検察側の判断」は示さなかった。”

― Wall Street Journal 社説面
  “Obstruction of Nothing” 2019年4月19日付

  “共謀もない。妨害もない。ヘイターと急進左派の民主党よ。ゲームオーバーだ。”

— ドナルド・トランプ@realDonaldTrump


  “問題を全部終わらせてしまいたい共和党からの猛烈な要求を尻目に、民主党はむしろリポートで概説された大統領のふるまいに対して一層の危機感をつのらせたようだ。民主党はいくつかの疑問点について特別捜査官ロバート・モラー三世自身から意見聴取することを決意している。”

— Carl Hulse
  “Mueller Findings Kick Off a Political Tug of War
   That’s Only Just Beginning”
   The New York Times 2019年4月19日付


  皆が首を長くして待っていた待望のモラー・リポートが4月18日木曜、ついに発表された。その結果は大きな... 驚きは全くなかった。しかしながら、反応は非常に大きかった。そして発表前の了解事項にもかかわらず、誰も自分の考えを変えようとしなかった。これと同様に、世界の株式市場も方向転換しなかった。ほとんどが12月終盤から始まった熱烈な反騰を続けた。一部の市場、たとえばインドのニフティ、チューリヒのSMIなどは新高値まで舞い上がった。ダウ工業平均、S&P、そしてナスダック総合など他の市場もそれに近い動きだった。

先週見られたサイクル新高値への反騰は、4月10日の木星の滞留〜逆行を含む三つの重要な木星シグナルが示現した4月10日〜15日の時間帯にいまだに関連している可能性がある。またこれは、ビットコインがこれまで試しはしたものの突破出来ずにいた数ヶ月ぶりの新高値をつけた日でもある。

だが、多くの株式指数が2019年の新高値かそれ近くで週を終えたという事実は、相場がまだ騰がる可能性を示唆している。つまり4月10日〜15日のジオコズミック・サインがビットコイン、原油、国債など他の市場のリバーサルに関連した一方で、これからやって来るジオコズミック・サインは株式市場により強力な相関性を持つ可能性があるからだ。



≪ 短期ジオコズミクス ≫


  4月22日〜5月18日、私達は多くの市場における歴史的相関性を保ついくつかの重要なジオコズミック・サインが含まれる時間帯に入ろうとしている。この時間帯は4月22日の太陽・天王星コンジャンクションと5月18日の金星・天王星コンジャンクションに挟まれた期間だ。1920年代末に遡る私達の研究によれば、この両方はともに株式市場のリバーサルに関連するレベル1(最強)のシグナルだと考えられている。これらは二つとも予測不可能な天王星を含むが、それが投資家にとっても市場アナリストにとってもこの期間を非常に困難なものにするのだ。天王星が関わるほとんどのケースにおいてリバーサルとの同期が見られる。だが、こうした天王星のシグナルは驚くほどの確率の下に、しっかりと確立された抵抗帯や支持帯を急激に打ち破り一部の市場を新高値へ、他の市場を新安値へと導く。株式市場は新高値に近付いている。

実際、いくつかのグローバルインデックスはすでに今年(2019年)の新高値をつけているが、この新高値への急騰は今週月曜、4月22日に起きる牡牛座(お金と株)の太陽・天王星コンジャンクションに関連している可能性がある。そしてこうしたブレークアウトの続行または再スタートが5月18日、これも金星が支配する牡牛座で起きる金星・天王星コンジャンクション近辺まで見られる可能性もある。

だが天王星が持つこうした爆発的なブレークアウトへの潜在力は、来週4月22日の冥王星、そして29日に起きる土星それぞれの逆行によって抑え込まれるかもしれない。後者(土星逆行)は拙著『The Ultimate Book on Stock Market Timing, Volume 3: Geocosmic Correlations to Trading Cycles』において解説したもう一つの重要なレベル1ジオコズミック・サインだ。

来週の冥王星と土星のように、惑星が進行方向を変える時はその惑星が持つ原理が強調される。冥王星は妄想や強迫観念、そして誰かを現在の立場から追いやるために行われる執拗な攻撃や企てに関連する。つまり、大統領を弾劾せよとの声が高まる。また自然災害(火災や洪水、嵐や暴風)、あるいは他の人々を危険に曝す人間の行為(テロリズム、暗殺の企て、有無を言わさぬ力の闘争)にも関連している。だが一方では破壊された物事や修復する必要のある物事を再建したり改革しようとする、強力で徹底的な取り組みを意味する可能性も持つ。また冥王星は捜査、調査、そして監視をも支配している。

しかしながら、金融市場のリバーサルにより強く関連するのは4月29日の土星滞留(順行から逆行に転じる際の停止に見える状態)だ。土星は説明責任を要求する。だからモラー特別捜査官による捜査はすでに終わったと考えるのは、もしかしたら正しくないのかもしれない。代わりに、これは単に初期の段階が終わったに過ぎず、より広範な捜査が始まって — ドナルド・トランプだけに関わる問題ではなくなる可能性もある。土星は過去の行いに関連する。となると、まるで2016年の選挙全体が再び戻って来るかのような状況も考えられる。ちょうどビル・マレー主演の映画『恋はデジャ・ブ』*(原題:Groundhog Day)のようだ。

一方、まさに2惑星の逆行開始期のさなかに火星も海王星とスクエアを形成(4月27日)する。だから私達は再び何が真実かを掴むことが困難になるだろう。何故なら海王星の下ではあなたが見るもの、聞くこと、読むもの全てを信じることなど出来ないからだ。

真実はただあなたの内的世界に存在する。外側からはやって来ない。






訳文ここまで
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*『恋はデジャ・ブ』
時間の迷路にはまり同じ日を繰り返さなければならなくなった男がタイム・ラビリンスから抜け出し恋を成就させるまでを描いたコメディ(Movie Walkerより)

このグラウンドホッグ・デーは北米各地に伝わる伝統行事で地リスの動きによって春の到来を占う祭事。サビアン・シンボル射手座15°の『自分の影を探す地リス』(14°台のメイン・シンボル&15°台のベース・シンボル)がまさにこの祭りを指しているので馴染み深いひともいると思う。ちなみにこのシンボルのキー・ポイントのひとつは「状況を慎重に実質的に吟味した上で決断する必要」。


hiyoka_blue at 20:56|PermalinkComments(0)

April 14, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント4/15【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2019年4月15日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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≪ 先週をふり返って ≫

  “「バーゼルIII 自己資本比率最低要件」... バーゼルIIIの下、2017年現在で中核的自己資本と補完的自己資本は少なくともリスクアセット*の8%を超えていなければならない。最低所要自己資本比率(資本保全バッファーを含む)は10.5%だ。”

— www.investopedia.com 2019年3月24日付

*バーゼルIIIは、世界的な金融危機の再発を防ぎ、国際金融システムのリスク耐性を高めることを目的として策定されました。具体的には、銀行が想定外の損失に直面した場合でも経営危機に陥ることのないよう、自己資本比率規制が厳格化されました。また、急な資金の引き出しに備えるための流動性規制や、過大なリスクテイクを抑制するためのレバレッジ比率規制等が導入されることになりました。規制を設計する際、金融システム全体の安定性を維持するというマクロ・プルーデンスの観点が重視されている点も一つの特徴です。バーゼルIIIは、わが国を含む世界各国において2013年(平成25年)から段階的に実施されており、最終的には、2027年初から完全に実施される予定になっています。(日本銀行

*リスクアセットは広義ではリスクのある資産を指すが、狭義にはBIS規制における自己資本比率を計算する際に分母に用いられる証券や債券などの各種資産の総称となる。分子には自己資本を、分母には金融機関が保有する資産の種類ごとにリスクの大きさに応じてリスクウェイトをパーセンテージで表し合計して用いる。

  先週、世界の株式市場はムラのある動きを見せたが、それは強力かつ矛盾に満ちたジオコズミック・サインによって示唆されたテーマには確実に沿っていた。いくつかの指数は2018年12月終盤につけた長期サイクルの安値からの最高値水準まで舞い上がり、4月10日の木星滞留(逆行開始)近辺でその高値をつけた。他の指数は前週トップアウトしてその後先週終わりにかけて下落した。これはトランシットの太陽による土星・冥王星コンジャンクションへのスクエア形成と関連していた。また他の指数は木星が滞留するとともに、週の早いうちにトップアウトし、土星・冥王星に太陽がスクエアを形成した週の終わりに向けて下落していった。

  また先週は中国の株式市場において今年最大の上昇率が記録された。上海総合は4月8日月曜に3288でトップアウトしたが、この日は木星滞留のわずか2日前だった。これは1月3日につけた長期サイクルの安値2440からは実に34.7%の上昇を意味する。香港のハンセン指数はその翌日4月9日にトップアウト、これもやはり1月3日につけたサイクル安値からは21.4%の上昇をみた後のことだ。どちらの市場も太陽が土星とコンジャンクトした今年初めに底をつけ、その後太陽・土星が初回1/4サイクルのスクエアを形成した日の前後2日以内、かつ木星逆行開始日の直近となるタイミングでトップアウト(これまでのところだが)している事実が興味深い。日本の日経もまた先週4月8日に21,900のサイクル新高値をつけたが、これも12月26日につけた16.5〜33ヶ月サイクルの安値18,948からの急激な上昇となった。日経は金曜の引けでも高値からはたった30ポイント下げただけと勢いを保っており、今週早期により高みへとブレークする態勢を整えた形だ。一方、インドのニフティとオーストラリアのASX指数は4月3日の高値を抜けることが出来ず、週のほとんどで動きが悪いか下落基調だった。結果として極東と環太平洋地域の株式市場には異市場間弱気ダイバージェンスが示現している。

  一方ヨーロッパでは、私達が追っている全ての株式市場が今年の新高値をつけたが、そのうちの3市場(オランダのAEX、ロンドンのFTSE、チューリヒのSMI)は木星が逆行に転じる1日前の4月9日に高値をつけ、その後騰勢が止まった。これは太陽・土星スクエア形成時の典型的な形だ。他の市場 — ドイツのDAX — は金曜まで反騰し続けた。先週発表されたいくつかの経済リポートによれば、他のヨーロッパ諸国に比べてドイツはまたもより強い経済力のシグナルを見せているという。ここには異市場間弱気ダイバージェンスのシグナルは見出せない。しかしながら、もしDAXが今週に入って先週の高値を抜け、一方で他の市場にそれが起きなければ、ジオコズミックな重要変化日(CRD)の時間帯における弱気ダイバージェンスの示現となるだろう。

  アメリカ大陸では、米国株式市場では強気、ブラジルとアルゼンチンでは弱気と「二都物語」の様相が続いた。ナスダックとS&Pは今年の新高値まで急騰、一方ダウ工業平均は前週4月5日につけた2019年の高値にはわずかに届かなかった。もし今週早いうちに新高値をつけなければ、こちらも強力なジオコズミック時間帯で弱気ダイバージェンスが示現することになるだろう。それはちょうど米国の所得税確定申告シーズンの終わり(4月15日)に間に合う形だ。

  他の市場では、原油もまた木星が逆行に転じる1日前の4月9日に64.79まで騰がって2019年の新高値をつけた。木星は原油の副支配星だ。ビットコインにとっても良い週で、まさに木星が方向転換した4月10日に5487をブレークアウトした。2018年に木星が逆行に転じた当時にもビットコインには同様の現象が起きており、同じタイムフレームで高値と同期している。しかし、今回は少し様相が異なる。何故なら2018年のビットコインはすでに弱気相場に入っていた。今回はこれまでの鬱血状態を抜けつつあり、新たな強気相場の始まりを示唆している。ビットコインの反騰は今や2018年12月15日の安値から75%の上昇をみており、私達が『フォーキャスト2019』で提示した見通しにまさしく合致している。そして3月6日に牡牛座入りした天王星に関わる私達の観点にも沿った動きだ。銀行政策と通貨にとって、これはラディカルな変化に見舞われる時なのだ。

  また一方ヘリオセントリックの水星による射手座運行が終盤に入る時の典型例として、金と銀にとっては良い週ではなかった。この12日間のトランシットが始まってからの前半では予測された反騰が起きた。金は4月10日(これも木星逆行日)に1314.70をつけてトップアウトした。だがその翌日、1292.90の安値へと1トロイオンスあたり20ドル以上も下落している。それでもこの値は1週間前の4月5日、ちょうどヘリオセントリックの水星がボラタイルな星座宮、射手座の旅をスタートした日につけた安値1287.50を上回っている。

伝説的なサイクルアナリストであるウォルター・ブレッサートがしばしば「レンダール・ウィグル」について言及しているが、これは市場がプライマリーサイクルの安値をつけてから4〜9取引日後にもう一度急激に下落し、最初の安値を試すが下抜けることはないという現象だ。銀にはこの「レンダール・ウィグル」は見られず、4月11日に4月4日の安値14.86をわずかに下回る14.84まで下落している。だが、銀がサイクル新安値を更新し、金にはそれが起きなかったことは、MMAのジオコズミック重要変化日(CRD)の時間帯における二つの関連市場間に見られる異市場間強気ダイバージェンスのセットアップを示唆する初期段階だと言える。それを確認するには、両方の市場が直近の安値を割る前に先週の高値を抜くことが必要だ。しかるべきコンプライアンスのデッドラインが目前に迫るとともにバーゼルIII合意が注目を集め始めた今、世界の銀行にとってはこれから2022年の間にリスク加重資産(金など)で自らの資産を裏付ける必要性が増大するだろう。2018年8月につけた31.33ヶ月サイクルの安値1167の後、金には新たな強気相場が始まっていると信じるに足る理由はある。



≪ 短期ジオコズミクス ≫

  “米ドルは石油取引の支配的通貨だが、もし米国議会が反OPEC法案を可決するようなことがあれば他の通貨で原油を売ることが出来る。もしサウジアラビアがこれを遂行すれば、世界の金融市場に対する米国の影響力を減衰させ、ワシントンが外国に対して行う制裁の実施能力をも骨抜きにするだろう。石油取引における米ドルの役割を減殺しようとする取り組みはこれまでかなり限られたものだったが、サウジ・プランはこうした動きに拍車をかけることになるかもしれない。”

Tom DiChristopher
   "Saudi Arabia Is Reportedly Mulling ‘Nuclear Option’
                        of Stripping the US Dollar from Oil Trade”  
  www.cnbc.com 2019年4月5日付

  先週論じたように、私達は今や4月10日〜15日という複数のジオコズミック・サインが発効する期間のただ中に在る。先週はこう述べた。

『この期間には4月10日の木星の滞留~逆行、そしてその後に起きる4月14日の太陽・木星トラインが含まれる。このジオコズミック・サインはこれまで上昇してきた市場のピークを示唆するものだ。

私達はまた、4月10日に金星が海王星とコンジャンクトし、15日には木星とスクエアを形成することにも注目している。この金星による木星・海王星スクエアの「トランスレーション」は、これもまた強気(またはもしパニックが起き始めるケースなら非常に弱気)を示唆する。これに加えて4月10日~13日は太陽が土星と冥王星にスクエアを形成する。これは弱含みのムードを醸し出す。たとえば、せっかく物事が非常に上手くいくはずの今、上向きの勢いを削ぐような何かが障害となって見える、といったフラストレーションだ。 
これら全てのジオコズミック・サインが働けば有り余るほどのコズミック・パワーとなる。そして来週かあるいは再来週初めには、様々な金融市場を突然のリバーサルへと導くかもしれない。』

  複数のジオコズミック・サインを含む次の時間帯は、牡牛座初期度数で太陽が天王星とコンジャンクトする4月22日から始まり、非常に長期の天王星・海王星セミスクエア*(45°)が終わる5月1日**まで続く。

この時間帯を終わらせるのが天王星であることに注目だ。天王星は予測不能であり、突然で想定外の物事を支配し、しばしば進行中の計画やその道程を破壊する。だからこそそれが、米国と中国(EUをも含めて)が貿易協定を締結するにあたり、世界貿易を支配する木星が4月15日まで一時的に強調される今こそ同意に至ることが重要だという理由になる。いったん天王星が割って入れば、そう簡単にはいかない。さらに、天王星はたとえば地震や暴風のような自然災害が猛威を振るう時に多く強調されるものだ。そこに海王星も含まれるとなれば、異常気象、とりわけ洪水との相関性が浮上する。私達は現在、突然の雪嵐がその後に起きる洪水への警鐘となりつつある米国中西部においてこの現象を目撃しているところだ。だが懸念はまだここでは収まらない。天王星と海王星はサイバー世界の危機やハッキングにも関連している。これらは米国の軍用コンピュータからハッキングされた大量の機密書類をリリースしたジュリアン・アサンジを米国の裁判に出頭させるための送還手続きが進行するにつれて、突然世間を賑わせるニュースとして再び戻ってきた。

* 天王星・海王星セミスクエアは2017年8月〜2019年5月の間に5回形成され、その後2020年2月27日にオーブ約21分のニアミスが起きる

**日本時間5月2日午前11時49分(ただし遅い惑星同士なのでジャストとしての影響力はそれ以前から発効すると考えられる)

  もう一つ、直近のジオコズミック現象に関して言及するに足る興味深い事柄を挙げるなら、司法長官ウィリアム・バーによる「スパイ行為」対「監視」と「捜査」に関連する宣誓証言だ。4月11日付ウォールストリートジャーナルのトップ記事によれば、バーは『... トランプの選挙活動に従事した人々へのスパイ行為だと彼が称した2016年の対諜報活動捜査の発端に何があったかを調べる』ことを望んでいる。バイロン・タウ、サディ・グーマン、アルーナ・ビシュワナサによって書かれた記事には『“2016年の監視・調査が適切な事由のもとに為されたかどうかを捜査”(司法長官談話)』との副題が添えられている。

ジオコズミック学の研究者にとって興味深い点は「スパイ行為」が海王星の持つ属性であり、一方「監視」や「捜査」は冥王星によって支配されていることだ。現在、支配的に働いている惑星アスペクトは射手座の木星と魚座の海王星のスクエアであり、それとともに土星と冥王星が互いに山羊座で近接しあっている。他の人達が過去に行った「舞台裏」の活動や犯罪行為の全てが光の下に曝される。それが共和党か民主党かなど関係ない。片方は「お先にどうぞ」とばかりにあなたの後に控えているのだから。もしあなたが何か不適切な行為の隠匿(海王星)に関わっていたなら、その行為は捜査される。冥王星はいったん隠し立ての匂いを嗅ぎつけたら最後、駆り立てられ、取り憑かれ、その無慈悲なまでの徹底ぶりは止まらなくなる。つまりは双方(または関わる全ての側)が無防備となるのだ。そこでもし自分達の行為に対する説明責任を負えなければ、一部の人々にとっての今は、まるで新たに発見されたブラックホールにも似た人生の一時期に突入する寸前となる怖れがある。そこからの出口はないかもしれない。






訳文ここまで
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April 07, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント4/8【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2019年4月8日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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≪ 先週をふり返って ≫

  “金曜の労働統計局発表によれば、3月の雇用は堅調な回復ぶりを見せた。非農業部門雇用者数は19万6000人増加し、失業率は3.8%と手堅く推移している。一方賃金上昇率は最近の力強いペースが衰えを見せ、前年比3.2%と前月からわずか0.14%の上昇となり予想された3.4%を下回った。”

— Jeff Cox
  “Job Market Bounces Back in March”
  https:www.cnbc.com 2019年4月5日付


  “ドナルド・トランプ大統領は金曜、連邦準備制度理事会(FRB)が金利を引き下げれば米国経済は "宇宙船" のように高く舞い上がるだろうと述べた。『彼らは量的引き締めなど止めて金利を引き下げるべきだと思う』トランプ氏は報道陣にこう語った。『本当に宇宙船が見られるぞ。逆風にもかかわらず、我々は非常に上手くやっている』。このところパウエルFRB議長の決定を強く非難し続けてきたトランプ氏は金利引き上げによって『FRBは気が狂った』とまで口にするようになった。トランプ氏は株式市場の下落を2018年の着実な金利引き上げというパウエル氏の意志決定が招き寄せたものとして非難、彼を『ロコ(狂人)』と呼び、パウエルをFRB議長に選んだことは大統領としての職務における最大の失敗だったと語った。”

— Michael Sheetz
  “Trump Says Economy Would Take Off Like
  ‘A Rocket Ship’ if Fed Cut Rates, Ended Tightening Policy”
  https://www.cnbc.com 2019年4月5日付


  ではちょっと確認しておこう。つまりこういうことだ。彼が以前述べたように、ジェフ・セッションズを司法長官に任命したことがトランプ氏の大統領職における最悪の決断では ‘なかった’わけだ。ジェローム・パウエルをFRBの議長に任命したことが彼の最悪の決断だったわけだ。

とはいえ、米国経済と世界の株式市場はたぶん大いに成長し続けており、それにはトランプ氏の経済政策のいくつかが功を奏している。ますます多くの人々が高く、より高く上昇する賃金を得るために職に就き、平均的な個人純資産が成長し続けている。その傾向が、たとえ中間所得層や低所得層よりも所得階層のトップと目される人々に最も顕著に表れているとしてもだ。ゆるやかな成長が持続しており、これはほとんどのエコノミストが理想とする形だ。大統領の見方は異なるとしてもだ。

彼は「宇宙船」の打ち上げのような成長を欲している。これは木星が自ら支配する射手座に在泊する時に見られる常に変わらぬテーマだ。おだやかな成長は良いことだ。だが爆発的な成長ならばもっと良い — ただしそれが終わる時までは。そして皆さんの相場経験からも理解出来るように、急激に上昇したものはまた落ちる時も激しいものだ。「宇宙船」打ち上げのような爆発的な成長を維持することなど不可能だ。結局はいつか燃料が切れる。そしてクラッシュする。 ここには2019年に射手座の木星が魚座の海王星にスクエアを形成し、その後2020年にカプリコーン・ステリウムが示現して山羊座で土星と冥王星がコンジャンクトするという現象に象徴される事物がほとんど完璧に投影されている。

  先週は世界の株式市場のほとんどが健全な反騰を見せた。実際、世界中の中央銀行が2008年〜2016年までの金融緩和策へときびすを返したことを受けて、ほとんどの市場が2019年の最高値水準まで舞い上がった。とりわけ射手座の木星と魚座の海王星がスクエアを形成する下では、全てが流動性の一語に尽きる。そして引き締め策はまたしても(銀行と政治家によって)下策だと思われている。この惑星コンビネーションの下で、いったい誰が抑制されたいと思うだろう? そう思うのはもしかしたら、これら全ての宇宙的ノイズが山羊座に移行した時に遭遇するだろう結果を理解している人々かもしれない。それはちょうど、ヘヴィメタルのロックコンサートからすぐにワグナーのオペラを観に行くようなものだ。

  堅調な経済データはまた、原油相場に示現した数ヶ月ぶりの高値にも反映された。原油を副支配するのは偶然にも — さて、何だろう? — 木星と海王星であり、射手座と魚座でもある。一方、先週はビットコインにとっても非常に良い週で、ついに11月以来初めてとなる5000ドルの壁を突破した。これは現在牡牛座(サービスや物品との交換に用いられる通貨や金融手段)に戻っている天王星の動きとともに、今や注目すべき市場だ。しかしながら、金と銀にとってはあまり良いとは言えず、両方とも4月4日木曜にはサイクル新安値をつけている。金はその時1284.90をつけたが、これは3月7日につけた期近物の安値1280.60をいまだに上回っている。だが銀のほうは、3月7日の安値14.98を下回る14.86まで下落している。これは異市場間強気ダイバージェンスとして知られるシグナルで、ここはひとつそれを確かめたいところだ。特に4月3日からはヘリオセントリックの水星が射手座を運行している。この惑星/星座宮コンビは通貨と金属市場に起きる急激な価格変動と同期することが多い。



≪ 短期ジオコズミクス ≫


  4月5日金曜は牡羊座の新月で、新しい始まりを象徴していた。また今週4月10日〜15日という、非常にタイトで強力なジオコズミック・サインが支配する時間帯の始まりへと私達を導くものだった。この期間には4月10日の木星の滞留〜逆行、そしてその後に起きる4月14日の太陽・木星トラインが含まれる。このジオコズミック・サインはこれまで上昇してきた市場のピークを示唆するものだ。

  私達はまた、4月10日に金星が海王星とコンジャンクトし、15日には木星とスクエアを形成することにも注目している。この金星による木星・海王星スクエアの「トランスレーション」は、これもまた強気(またはもしパニックが起き始めるケースなら非常に弱気)を示唆する。これに加えて4月10日〜13日は太陽が土星と冥王星にスクエアを形成する。これは弱含みのムードを醸し出す。たとえば、せっかく物事が非常に上手くいくはずの今、上向きの勢いを削ぐような何かが障害となって見えるといった類いのフラストレーションだ。

これら全てのジオコズミック・サインが働けば有り余るほどのコズミック・パワーとなる。そして来週かあるいは再来週初めには、様々な金融市場を突然のリバーサルへと導くかもしれない。以前にも述べたように、木星・海王星スクエアのトランスレーションが土星・冥王星のトランスレーションと同時に(または直後に)起きる時は、今後数ヶ月に起きると予測し得る物事の予告編が見られる。これは言い換えれば、来週の私達は来年をかいま見るだろうということだ。それは展開しつつあるマクロコスモスの概観をミクロの世界として顕微鏡で見るようなものだ。

今から4月15日にかけて発効する射手座の木星とそれに関わる全ての木星シグナルが働くことによって、私達は株式市場を含む多くの市場で非常に大きな価格変動を見ることになるかもしれない。

  また政治的な面では、現在強調されている木星と射手座は世界貿易に関連する宇宙原理を体現する。したがって、これは近い将来米国と中国が貿易摩擦を終わらせ、然るべき貿易協定を結ぶために適した最後の時間帯を意味する可能性がある。私達は今や宇宙によって示されたこの好機が浪費されないよう願うばかりだ。

もし今月中に貿易協定にこぎ着けるなら、株式市場は爆発的に上昇するだろう — ずっと高く舞い上がる。だがもし失敗に終われば、私達は株式市場に正反対の結果が起きる様子を目撃するかもしれない。貿易の惑星たる木星が逆行に転じるからだ。いまだ木星が海王星にスクエアを形成していることから、人々は常に希望を心に抱き、それを囃すかもしれない(実際そうなるだろう)。だが木星が逆行すると同時に、山羊座で土星が冥王星に間近に迫ろうとしている。だから私達は、希望と現実が激しい衝突を起こすかあるいは幾度も衝突を繰り返し、結果として「現実」が勝利を収めることにも気付いていなければならない。私達はすでに先月その例のいくつかを目にしているのだ。今年これから、そして来年はもっと多くの出来事が待っている。






訳文ここまで
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March 24, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント3/25【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2019年3月25日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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来週4月1日付のメリマン・コラムはお休みさせていただきます。🙇


≪ 短期ジオコズミクス ≫

  “『米国経済は依然として強い』というFRB議長ジェローム・パウエルの今週の主張は、金曜に典型的なリセッションの兆しを見せた債券市場によって厳しい試練に直面している。短期債のイールドは現在長期債より優位に進んでおり、2007年以来見られることのなかった強い不況への兆候を表している。3カ月債と10年債とのスプレッド、またはイールドカーブ(利回り曲線)はこれまで長期にわたって続いてきた10ベーシスポイント(0.1パーセンテージポイント)以上という壁を抜けた。前回これらのスプレッドがこの水準を下回ったのは2007年9月のことだった。そして金曜の朝、不況がやって来るというほとんど完璧なシグナルである逆イールドが発生した。イールドの逆転は必ずしも切迫した景気後退を意味するものではないが、来年以降かそのあたりには直面することになりそうだ。”

— Jeff Cox
  “The Bond Market is Flashing Its Biggest Recession Sign
  Since Before the Financial Crisis”
  www.cnbc.com 2019年3月22日付

  “都市設計家、建設業者、エンジニア、そして科学者達は、気候変動が深刻な洪水や危機的状況を生み出す気象条件、極度の高潮の発生と増加をもたらすとして、人々が住宅を建てる新たな方法を見つけ出そうと躍起になっている。”

— Elizabeth Weise
  “The Floods Are Coming; Here’s What You Can Do”
  USA Today 2019年3月22日付


  先週は興味深いジオコズミック活動の重複が見られた。その全てが魚座の水星逆行のサイクル中央部で起きている。この逆行期の実際の中央部はちょうど週末の3月16日〜17日だった。しかしながら、先週中盤の3月20日、春分と同時に稀有な満月が起きた。これは18年〜19年ごとに起きるように見える(そして株式市場の下押しへの先駆けにも見える)事象だった。その翌日となる21日、水瓶座の金星が牡牛座の火星と各23°台で不動宮スクエアを形成した。ニューヨーク証券取引所の設立図(1792年5月17日)では、水星が牡牛座23°台、冥王星が水瓶座23°台に在泊しており、これは現在の金星・火星スクエアと同じ位置だ。となれば、読者の皆さんはこれが世界の株式市場と他の金融市場での重要な動き(リバーサル)と同期したと考えるかもしれない。それはおそらく正しいだろう。

  3月19日〜21日は世界のいくつかの株式指数にサイクル新高値が見られ、その後週末に向けて急落が起きた。米国ではS&Pとナスダック総合に今年の新高値が示現したが、ダウ工業平均(DJIA)にはそれが見られなかった。DJIAは3月19日火曜に26,109をつけたが、2月25日のサイクル高値26,241にはわずかに届かず今年2度目のピークとなった。そして3月22日金曜までに400ポイント以上と厳しい下げを見せて引けには25,500を試している。アナリスト達はヨーロッパと中国の成長が当初の予想より遅れていることも念頭に、即座に米国経済の成長見通しを下げた。これは週の半ばにFRBが、たった2週間前にあと2回の利上げが予測されたにもかかわらず何故中央銀行が2019年内はこれ以上の利上げが出来ないと断念したかを説明したその隊列に加わった寸法だ。

どうして世界経済の見通しが楽観から懸念へと突然転じたのか、誰もその理由を知っているようには見えない。この停滞が何故以前は目に入らなかったのか? それは、その界隈の人々が誰も水星逆行、とりわけ魚座を逆行する水星が魚座の支配星である海王星とコンジャンクトする時に生じる原動力を理解していないという事実と関連するのかもしれない。しかし、ファイナンシャル・アストロロジャーは知っている。実際、これは世界経済が持つリアリティーをリアルに知る者はいないというリアリティーを指し示す典型的なアスペクトなのだ。彼らは自分達が何も知らないという現実に直面するまで自分達が知らないということを知らない。そしてその後でさえも現実を拒絶し、説明責任を負う意志の欠如が見られる。これらは全て、海王星と魚座が持つ暗黒面の特質だ。

  水星は知っている。水星は知識、情報、そして知的/精神的な処理を支配する。だが魚座ではデトリメントであり「ファクト」のような情報を処理するにあたってはひと苦労だ。これにまた、適切な情報を他者にも理解し得る形を通して伝達するために処理していく — あるいはそれを受け入れる — 行為への試練を暗示する逆行運動の重荷が重なる。その結果は、私達が現実だと思った物事(米国と世界経済の「奇蹟」)が現実でも何でもなかったことへの気付きだ。つまりは全てが幻想かあるいは希望的観測の副産物であり、これもまた魚座の海王星が受け持つ領域だ。どちらも想像力、ファンタジー、抽象化した物の見方を支配する。これらの特質はインスピレーションに裏付けられた文言には貴重だし、高まる直観力や創造的な思考にさえも寄与するものだ。だがそれは、世界経済や金融市場が最も有効に機能するような世界においての話ではない。錯覚からなる幻想はついに現実と出会い、あなたは不意の刺々しい声に起こされる。あなたは眠っていたのだ。自己満足に浸り、全てが上手くいっていると信じ、どんな下落も一時的なもので全てが(あなたのポートフォリオを含めて)まもなく正常に戻ると信じてきた。何故なら過去10年間をふり返っても、物事なんてずっとそんな風だったではないか?

そして今 私達は、2007年10月11日の株式市場に示現した史上最高値の後、2007年12月に始まった「2007年〜2009年グレート・リセッション」のちょうど2カ月前に見て以来初となるイールドカーブの逆転現象を目撃している。

  面白いではないか? 2007年10月11日はまた、前回木星が射手座中央部に在泊した時期と関連している。この12年ごとの惑星サイクルは、米国株式市場の長期サイクルの天井との関連性において色濃い歴史を持っているのだ。それは2018年11月8日から2019年12月2日にかけて、再び進行中だ。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

“あぁ、星々のただ中に素晴らしい知識が発見されようと待ち受けている。最も微細な物事までもがそこには描かれているのだ... もし人がそれを読み取るだけの技術を持ってさえいたならば。”

— ベンジャミン・フランクリンの言葉
  近々刊行予定の書籍中に引用されている一文

  この本は非常に成功したビジネスマンがアストロロジーによるコンサルテーションを受けた後に体験した「覚醒」について自ら書き起こしたもので、将来のコラムでまた触れることになるだろう。


“昨日からのわたしが知る全て...
  それは何もかもが変わってしまったこと”

— テイラー・スイフト&エド・シーラン
  “Everything Has Changed” アルバム“Red”より
  Big Machine Republic 2013年(YouTubeで視聴可能)


  いや、なにも私はテイラー・スイフトの追っかけファンというわけではない。だがこの曲は今週聴いていたパンドラ・ラジオステーションでたまたまかかった時に私の注意を惹いた。それは友人のレコーディング・ミュージシャンでアストロロジーの研究家でもあるリチャード・ハーディとの刺激に満ちた会話の直後のことだった。その時私達は、山羊座において土星・冥王星がコンジャンクトすることの意味と、その原理を個人的な人生の中で最善の形で使うにはどうすればよいかについて論じ合っていた。

特に今回は、共に自ら支配する星座宮に在泊して力を強めつつ人間を夢見心地へと誘う木星・海王星のスクエアがもたらす「甘美な錯乱状態」と、山羊座の土星と冥王星のコンジャンクシャンが「さぁ見よ」とばかりに突き付ける「厳しい現実」の間を行きつ戻りつするような状況下だ。後者には、おおらかとも言える木星・海王星コンビのような寛容さの持ち合わせはない。

  木星・海王星コンビは2019年1月から9月まで発効する。土星・冥王星コンジャンクションのほうは2020年1月12日まで、正確な形成には至らない。だが今でさえ、関連する事象が起きるには十分なほど近付いている。6月いっぱいまでは互いに3°以内のオーブ圏に入っているからだ。時系列で言えば、木星・海王星スクエアがまず先に形成され、その後に土星・冥王星コンジャンクションが続く。しかしその途上、ちょうど今頃から夏を通してこれらがうねり合うように互いの領地を行きつ戻りつするのだ。そしてそれから先は、2019年終盤から2020年を通してほとんどの時間帯が土星・冥王星とカプリコーン・ステリウムの影響下となる。

つまり『昨日からのわたしが知る全て...それは何もかもが変わってしまったこと』という歌詞の世界だ。輝かしい経済、大統領によってどんどん好転していると宣伝されてきた「奇蹟」の経済は、彼が『FRBによる2018年末の金融引き締め政策がこの「経済的奇蹟」を損なった』と宣告した先週までの世界だ。楽観は懸念へと転じた。射手座の木星(楽観性と事実無根の活況)は、山羊座の土星と冥王星(『花は — あるいはお金は — 何処へ行ったの?』)へと変容した*
*『花は何処へ行ったの?』“Where Have All The Flowers Gone?” 1960年代、ピーター・ポール&マリーによって反戦歌として歌われ大ヒットしたフォークソング

  それでも、どんな惑星や天体であれ、それぞれの原動力と原型を持っている。それがたとえ土星・冥王星コンジャンクションのようなハードアスペクトであっても建設的に使うことは可能だ。では、どうすれば山羊座の土星と冥王星を前向きに使えるだろう? 最善の個人的成長を目的として統合し努力するべきその原理とは何だろう?

土星と山羊座は両方とも統制と倫理を象徴する。一方、冥王星は絶大な力(または権力)と変容を意味する。つまりこの時期は、冥王星の「力」が「個としての統制」への脅威として経験される可能性がある。これは個人的な(内的な)倫理規範に逆らってまでも変容することを迫られるように見える時期だ(もっとも、自己の内部に倫理規範を持っているならという話だが)。

ここでの試練はあなたの核となる道義や指針に嘘をつくことなく忠実であり続けることだ。そして他の人々や環境の外圧に負けて、自分の手で「自分自身であること」の核を侵し、自分がするはずのなかった行動を取らないようにすることだ。こうした試練は一般的に見て世界中の大衆に当てはまるが、とりわけカーディナル・サイン(牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)の15°〜24°に惑星を持つ人々、特に蟹座と山羊座には強く作用するだろう。読者の方々なら知っていると思うが、1月5日〜16日生まれと7月7日〜18日生まれの人達は年齢に関係なく太陽がその位置に来る。また4月5日〜16日生まれと10月8日〜18日生まれもその影響を受ける。(日本では1日程度ズレる可能性あり)


  燃えさかる石炭とその炎の中に自分の二本の脚で立ち、聖なる核として抱く自らの道義を捨て去ることなく保つことは、あなたを力付け、あなたを強くする。外圧にひれ伏して妥協し、内部の深いところでは正しくないと知りながら何かを行動に移すなら、自分自身であったはずの大切な一部を失うことになる。そしてそれを取り戻すのは難しいだろう。この時期は、自分自身の責任に基づく深い関与のありよう、他者との人間関係、そしてあなた自身の個的な倫理が試される時だ。自分自身を売り渡してはならない。自分を変えることは出来る。だが品位を失うことなく、自分で自分を統御出来ているという感覚を維持していくことだ。

冥王星はまた自己の内部を深く掘り下げ、その深部に個的な変容を起こすための源泉を置きたいという衝動をも象徴する。したがって、これは重要な学びの時期だ。そしてあなたが — より広く見れば世界が — いかにその試練と学びを受け入れ、取り組み、過ぎ越したかの結果がやがて問われる。それが今後数年のあなたを(そして私達を)取り巻く未来の環境を決めるのだ。


  一方、金融市場を短期ベースで見ていくなら、3月22日から4月3日の間は水星が魚座で滞留し海王星とコンジャンクションになる。水星は3月28日に順行に転じるが、逆行の力学はその後も数日は余韻として残るだろう。混乱と不確実性がニュースを支配することになる(たとえばブレクジットを思い起こすといい)。

今は情報や報道が正確さや信頼性を欠きがちな時期だ。人々はとんでもなく荒っぽい(バカげてさえいる)セオリーを考えつき、自分達がしている事から皆の目を逸らし、自分を護ることが出来ない他者(スケープゴート)に注意が向かうよう仕向けて責めを負わせるために、あらぬ噂を流すという誘惑に駆られる。今という時は巧みに「犠牲者カード」を振りかざし、あたかも自分が被害者であるかのようにふるまう人々を目の当たりにする時期だ。しかもそれは驚くほどの信ぴょう性を伴って見える — ただし嘘だということを除けばだが。それは良くても演技にすぎず、悪くすればでっち上げだ。

  おそらく今、市場として熱いのは原油で、魚座の海王星に支配されている。先週、原油は1バレルあたり60ドル以上に舞い上がった。これは11月半ば以来初めてのことだ。穀類もまたニュースを賑わせるかもしれない。何故なら — 木星(誇張)と海王星(降雨)のスクエアに付きものの出来事として — 今や気象予報士が(それに『フォーキャスト2019』では私達も同様に)この季節とその後も記録的な洪水が押し寄せると予測しているからだ。だから驚くことではないが、私達としては今年の降雨量は予想以上となるにしても、その後までは続かないと見ている。







訳文ここまで
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March 17, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント3/18【金融アストロロジー】

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レイモンド・メリマン・コラム  2019年3月18日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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今週のメリマン・コラムは ≪先週を振り返って≫ を抄訳とさせていただきます。


≪ 先週を振り返って ≫


引用文

・ホワイトハウス前主席経済顧問が特に国家通商会議議長と商務長官を名指して語る “中国に対する関税など効力を持たない誤った戦略によって貿易戦争に敗北しつつある米国の現状”という話題についてのニュース(cnbc.com 2019年3月17日付)

・“英国議会はEUからの合意なき離脱はしないとする予想外の決定を下しメイ首相のブレクジット戦略をさらなる混沌へと引き込んだ”というニュース(Wall Street Journal 2019年3月14日付)


本文

  混乱と混沌、噂話、ゴシップ好き、出来事を互いに相手のせいにして非難し合う風潮など、魚座を逆行するトリックスター水星に影響を受けての世相。その中で日々目にすること、読むこと、聞いたことを信じ込まず、深い直観を頼りにすべし...という警句的な文言が再び書かれています。もし内なる声も聞こえず混沌とした感覚を覚えるなら、何も判断することなく、動かず、ただリラックスしているほうが良い。そして何としても心身のストレスを昂じさせるような対立関係は避けるべきだ、とも。

その他、株価関連ではおしなべて好調だったヨーロッパ、アメリカ大陸、マチマチだった環太平洋地域での結果と原油、貴金属、生牛市場の足跡についても触れ、いずれにしてもこれまでヒントとして示されてきたジオコズミック・サイン(魚座の水星逆行及び水星が支配する双子座の月)の示唆に沿っての値動きだったことが説明されています。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫


  今週は宇宙的観点から見てまたもう一つの「シフト」が行われる時だ。

まず第一に、3月16日〜17日は水星逆行(3月5日〜28日)の中間地点だ。サイクル高値または安値が逆行開始日近辺で示現しなかった市場はどれもが、その前後2取引日のうちに反転する有力候補となる

第二に、3月20日は春分(春の始まり)であると同時に満月だ。季節の変わり目、そして黄道最後の星座宮(魚座)から始まりの星座宮(牡羊座)への移行はマンデーン・アストロロジーにおいて常に重要かつ強力なシフトの時節とされている

厳密に言えば、キリスト教徒にとっては牡羊座の満月を過ぎてから最初の日曜は復活祭のホリデーなのだが、今年は何らかの理由があってそうはならない。復活祭は次の満月、つまり4月21日の日曜となる。きっと誰かがカレンダーの印を間違えたのだ*

  いずれにしても、太陽の魚座から牡羊座への移行は、人間心理が深い眠りや瞑想状態から、非常に活動的でいくぶん攻撃的かつ争い好きでさえある状態に移行することを示唆する。魚座において、私達はどう「感じる」かを凝視してきた。だが牡羊座では、行動に移すことを望む。だが、3月28日まではいまだに水星が魚座を逆行している。誰もが何かを行動に移す準備が出来ているわけではない。世界を見れば、多くの指導者達がもっとよく "話し合う" ことを望んでいる。いつまでか? 自分が為すべきことについて、彼らが現段階よりも「良し」と "感じる" ようになるまでだ。そしてそれがいったい何を指すのか、解き明かすことが出来ればの話だ。これは天上地上を問わず今のような状況の下では簡単なことではない。

しかしながら、行動をスタートさせたいという(無意識領域の)衝動は今週末には強い力となるだろう。3月20日、火星が冥王星に対し調和的なトラインを形成する。そして翌21日、金星が火星に対し挑戦的なスクエアを形成する。火星は牡羊座の支配星だ。火星は牡羊座と同様に、行動を欲する。だが金星(合意と歩み寄り/妥協の惑星)とのスクエア、そしていまだに魚座を逆行中の水星の影響下にあって、新たな行動開始がスムーズに運ぶかどうかは疑わしい。『ブレーム・ゲーム』すなわち「ある出来事をひたすら相手のせいにして非難し合い、実際の解決には何の役にも立たない状況」が、まぁこの春には満開の花を咲かせそうだ。


  株式市場を念頭に置いて見るなら、トランシットの火星がニューヨーク証券取引所設立図(1972年5月17日)の水星と太陽にコンジャンクト、水瓶座終盤度数に在泊する設立図の冥王星にはスクエアとなることに注目だ。

このトランシットは3月18日〜27日に発効するが、これは直前の天井からの急落と同期することが多い。換言すれば、この時期はなおも短期狙いの積極派で攻めの売買が得意なトレーダーに向いているということだ。投資志向のポジション・トレードは来週以降に順番が回ってくるだろう。

したがって今週は、コミュニケーションにおいては『忍耐こそが美徳』だが、短期のトレーディングにおいてはそれが不利益をもたらすことを肝に銘じておかねばならない。


* ここでメリマンさんは冗談めかしているが、実際は次のような子細がある。キリスト教の初期段階では、異なる教派の教会がそれぞれ異なる手法で月の公転周期を計算し、それを元に復活祭の日付けを決定していた。その後復活の時期に関する見解は合意を見ることなく幾世紀も続いている。けれどもたまにその日付が同期することもある。西方教会でイースター・サンデーと言えば、常に春分の次の満月後の日曜を指す。そんなわけで現在キリスト教における復活祭は毎年3月22日〜4月25日までの間の異なる日付となる。今年はたまたま春分が満月と重なるために、この満月が「春分後」とは見なされなかった。ちなみにこれまで最も早期の復活祭は2008年3月23日、最も遅い時期の復活祭は2000年4月23日だったという。




訳文ここまで
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March 10, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント3/11【金融アストロロジー】

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レイモンド・メリマン・コラム  2019年3月11日(フリー版より)

翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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今週のメリマン・コラムは引用文を省略した抄訳になります。
なお、来週はもし重要なポイントや興味深い動きが示唆されていればその部分のみの訳文とさせていただきます。(特に気になる記述がなければお休みするかもしれません)



≪ 先週を振り返って ≫

※冒頭では世界の株式市場に起きた下落の様相とそれに関連してECBの発表、米国の雇用統計、中国への関税問題を報じる CNBC.com の記事を2本引用しています。

  先週は金融市場における突然のリバーサルに相関するジオコズミック・サインの典型例が示現したが、それは経済・銀行界の指導者による予想外かつ驚きの発表によってもたらされた。先週の市場における取引環境はまさしくこのコラムで述べたとおりで、ダウ平均は1000ポイント近く下げて前週の高値から3月8日金曜の安値まで4%下落した。世界の他の株式指数も3月4日月曜の高値から3月8日金曜の安値まで、予想どおり4%かそれ以上の下落をみている。たとえば日本の日経はこの4日間で8%下げた。中国の上海総合は3月7日木曜のサイクル高値から3月8日金曜の安値まで、たった1日で5%以上下げている。

学習を目的とする読者の皆さんには、これらのコメントを繰り返し読んで頭に入れ、もっと細部を詳しく見直してみることをお薦めする。先週3月4日付のコラムでは、ジオコズミック・サインがもたらす市場環境についてこう述べている。
  “今週は宇宙的パースペクティブから見て最も興味深い週となるはずだ。事実上、この時間帯は3月1日金曜、金星(お金と愛情)が天王星(予期せぬ事、ボラティリティ、混乱や崩壊、突然の変化)にウェイニングスクエアを形成した時から始まった。元々このアスペクト自体が、前後4取引日の内に株式指数など多くの金融市場に起きるリバーサルへの相関性を持っている。3月5日火曜には水星が魚座で3週間にわたる逆行運動をスタートするが、これは奇妙な期間になりそうだ。何故ならこの「トリックスター」が魚座を運行する間に3回も海王星とコンジャンクトするからだ。水星は情報やコミュニケーションのようなデータを支配する。海王星と魚座はインスピレーションを支配する。だが魚座に在泊する時、水星は働きが弱くなる(デトリメントまたはフォール)。だから..... その結果は混乱や当惑、または事実として流されたニュースに間を置かずして事実とは異なるという異議が出され、その結果、事実上のミスリードや矛盾した話として伝わるといった具合だろう。..... 今週は3月6日に魚座の新月が起きる。これは水星が逆行を開始した翌日、海王星にコンジャンクトして起きる新月だ。だから物事が新月で明解になるなど期待出来ない。”

  先週はまた、3月6日に天王星(想定外の驚き、混乱、分裂)がお金、通貨、そして銀行を支配する牡牛座に戻ったという事象でも注目に値した。先週指摘したように、3月6日は海王星(不確実性、現実と幻想の間に生じる矛盾)とコンジャンクトして起きた魚座の新月で、しかも水星逆行(予定変更)の翌日だった。当然ながら、世界の経済ミラクルは突如としてひっくり返った。EUとその中央銀行は予測していた経済成長に届かず、尽きることのない金融緩和の道を進み続けるしかないことに気付いた。似たような思い切った金融緩和策を過去数年にわたり続けた後も、経済が弱すぎるのではないかという怖れのために金利を引き上げることが出来ない。

ブレクジット危機を解決する能力の欠如もまたEU、英国、そして他の世界各国にとっての重石となっている。過去のコラムでも述べてきたように、ブレクジットとヨーロッパ連合の問題は、何ら明確な進路も見えないままに曖昧な未来に向けて何だかだと続いていくだろう。EU離脱を決めた国民投票は2016年6月下旬、強力な火星逆行の下で行われたのだ。

  過去1週間を顧みるなら、魚座で水星が逆行するのとほとんど同時に起きた魚座の新月の下で、世界中の経済は突如としてその航路からそれた。前週には誰もが楽観の中にあり、株式市場は年初来高値に沸いていた。そして多くの指数が月曜までその勢いを保った。その後、タイタニック号の船長がそうであったように、誰もがついにそのことを、そう、前方に氷山が立ちはだかり、私達が今にもそこに突っ込んでいこうとしていることを認識したのだ。世界経済 — とりわけEUの経済 — は、大衆がそう信じるように経済、銀行、政治、各界のリーダー達が誘導するところの(偽の)強さとは程遠い状況だ。実際のところ経済は弱く、傾く寸前に来ている可能性がある。

木星・海王星スクエアの中央部(2019年中)へようこそ。それは年末に控えるカプリコーン・ステリウムの崖 — 投資家がそこに何かが待ち構えていると感じ始めている、その崖っぷちに近付いているということだ。

こうして私達は、それぞれにミュータブル・サインである自らの支配宮、射手座(誇張と希望)と魚座(信頼、だが「歪曲された事実」も含まれる)に在泊する木星・海王星スクエアが持つ二つの顔を目撃している。その一方は、アラン・グリーンスパンが言うところの「非合理な活況」、つまり市場が希望と信頼以外には何の理由も見当たらないのに高騰するという状況だ。もう片方は、ヒステリーとパニックに陥りやすく、最悪な状況への恐怖心以外には市場に何の理由も見出せないにもかかわらず、滝落としが始まるという状態だ。そのどちらにもリアリティーはない。どちらも誇張されている。「真実」と「正確な情報」は、ここでは捉えがたい。まがい物、または歪曲されたニュースが「現実」として流布されていく。したがって、私達が頼れる選択肢はたった一つしかない。すなわち「自分自身を信じよ」だ。

  ところで、世界とヨーロッパの経済見通しが変わるという先週のショックは、先週の宇宙的アレンジメントに付きもののシンボリズムを反映していたわけだが、これにより株式と通貨の両市場がちょっとしたパニック発作に襲われた。ユーロ先物は年初来新安値まで売られ、世界の多くの株式指数が先週月曜3月4日につけたばかりの直近高値から予測された4%またはそれ以上の下落をみた。これはまさに、これらのジオコズミック・サインに関する歴史的研究が示唆したとおりの結果が顕れたことになる。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫


  木星・海王星スクエアは、太陽が3月6日に海王星とコンジャンクトした後に3月13日には木星とスクエアを形成することをもって、今や点火された状態にある。この「トランスレーション」は、私達が木星・海王星スクエアの一方の顔を見ることを示唆するものだ。それはヒステリー、怖れ、パニックの顔だ。だからこの力学と同期して、株式市場とユーロ通貨にはかなり大規模な下落が起きている。

魚座の水星逆行は3月28日まで続くことから、今後3週間の間、ニュースは希望と恐怖、活況とヒステリーの間を複数回揺れ動くような状況が続きがちだ。それはトリッキーで不安定な取引環境を示し、そこではテクニカルな指標が普段ほどアテにならないだろう。トレーダー諸氏はあまり長い時間ポジションを維持しないことだ。この時期は短期専門の投機家に適した環境だからだ。

  今週終盤と来週初めは特に気を付けなければならない。水星逆行がその中間地点に到達する(3月16日〜17日*)。3月5日の逆行開始時点の近辺までに反転しなかったどの市場も皆、この逆行中間地点(3月15日金曜または3月18日月曜)の前後1日中にリバーサルを起こす候補の筆頭だ。この時期はまた、混乱と不確実性がその極みに達する可能性がある。これは魚座の水星逆行に特有の困難な側面だ。
* 水星逆行中間点への到達:日本時間では3月15日午前10時42分頃

  もちろん、これにはポジティブな側面も存在する。想像力が豊かな人々にとっては、素晴らしいインスピレーションに恵まれる時となる可能性があるのだ。また、温暖な浜辺でゆっくり鋭気を養うにも非常に良い時期だ。私がマイアミのフォート・ローダーデールで今週末に講演するのもそれが理由だ。そこで何人かの読者の皆さんにお会い出来ることを楽しみにしている。







訳文ここまで
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March 03, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント3/4【金融アストロロジー】

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レイモンド・メリマン・コラム  2019年3月4日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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今週のコラムは ≪ 先週を振り返って ≫ を省略し、≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫ のみの抄訳とさせていただきます。なお、 ≪ 先週を振り返って ≫ のパートでは、パウエルFRB議長が示した(中国、ヨーロッパとの貿易に高まる緊張のリスク、英国のブレクジット問題なども含む)今年終盤に向けての懸念を冒頭に、特に世界の株式市場に見られる木星・海王星スクエアによる楽観的反応などに言及しています。


≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “FRB前議長ジャネット・イエレンは、ドナルド・トランプ大統領が経済政策というものを、いやFRBが持つ権能さえも理解しているかどうか疑わしいと語った。『彼の知識はFRBの目的を最大の雇用創出と物価の安定にあるとさえ言ってしまえる程度ではないかと私は疑っている』。イエレンはラジオ番組『マーケット・プレイス』のインタビューにこう答えた。彼女は語る。『このようなコメントは、"経済においてFRBが持つインパクトと適切な政策目標に対する理解の欠如" を物語るものだ』。月曜に報じられたインタビューの中で、トランプがマクロ経済政策を理解していると思うかと尋ねられたイエレンはこう答えた。『いいえ、そうは思いません』。”

— Martin Crutsinger
  “Yellen Critical of Trump’s Grasp of Economic Policy”
  Associated Press(AP) 2019年2月26日付

  “ジャネット・L・イエレンは今までで最も適格なFRB議長だったし、おそらく最も上手く役割を果たしたFRB議長だった。だがある一部分において適格でなかったため、トランプ大統領によって再任命されることはなかった....  つまり彼女は今までで一番背の低いFRB議長だったのだ。ワシントンポストによれば、トランプはFRBをジェットコースターによく似たものと認識しているらしい。つまり背が高くなければ危なくて乗れないわけだ。特に彼は5フィート3インチのイエレンについて、これまでの4年間彼女が非常に良くやってきたにもかかわらず、その仕事をするには背が低すぎると思ったようだ....  これは愚の骨頂というものだろう。”

— Matt O’Brien
  “Trump Thought Yellen was too Short to be Fed Chair:
  That’s Not How Any of this Works”
  ワシントンポスト 2018年12月3日付


  今週は宇宙的パースペクティブから見て最も興味深い週となるはずだ。事実上、この時間帯は3月1日金曜、金星(お金と愛情)が天王星(予期せぬ事、ボラティリティ、混乱や崩壊、突然の変化)にウェイニングスクエアを形成した時から始まった。元々このアスペクト自体が、前後4取引日の内に株式指数など多くの金融市場に起きるリバーサルへの相関性を持っている。

  3月5日火曜(日本時間6日水曜未明)には水星が魚座で3週間にわたる逆行運動をスタートするが、これは奇妙な期間になりそうだ。何故ならこの「トリックスター」が魚座を運行する間に3回も海王星とコンジャンクトするからだ。海王星と魚座はインスピレーションを支配する。だが魚座に在泊する時、水星は働きが弱くなる(デトリメントまたはフォール)。だからこの期間に為される情報伝達の試みはどちらかというと降って湧いたインスピレーションに基づくものか、あるいは説教じみたものに近くなる。ファクトやリアリティに基づいたものとは言い難い。

その結果として考えられるのは混乱や当惑、または事実として流されたニュースに間を置かずして事実とは異なるという異議が出され、事実上のミスリードや矛盾した話として伝わるといった具合だろう。たとえば先週の "トランプ・金正恩会談" にまつわるニュースと終了後の報道がどうだったかを思い起こしてみると良い。それは単に、今後3〜4週間に予測される事柄の予告編に過ぎない。換言すれば、再び『あなたはいったい誰を信じるか?』という命題をはらむ数週間になるということだ。今月は「真実」を捉えようとしてもかなり難しいことだろう。

  今週は3月6日に魚座の新月が起きる*。これは同じ魚座で水星が逆行を開始した翌日、海王星にコンジャンクトして起きる新月だ。だから物事が新月で明解になるなど期待出来ない。この新月期はたとえどんな人間であれ、次の事柄に気を付けることを強く薦めたい。すなわち、何かを口にする前によくよく考えること。そして喋り終えたら、自分の言った言葉の意味を相手が正しく理解したか確認すること(相手が言った事を自分が正しく理解しているかも当然確認すべきだ)。あなたがブローカーに『売りだ』と伝えた時、本当は『買い』と言ったつもりではなかったか? 自分の母親に電話したつもりで、秘書(または上司)に『愛してるよ』などと言ってしまわないか? もしかするとあなたはそんな事をするかもしれない。それも無意識のうちに、気付かないままで。海王星と魚座は人間の「無意識領域」に強く作用する。そして両方とも「眠り」を支配している。これに逆行の水星が絡むことを考慮すると、おそらく睡眠中に多くの夢遊病的行動が出たり、寝言で甘い言葉が囁かれそうだ。この時期は自分を不用意に曝して自らを揉め事に巻き込むことのないよう、なるべく一人で寝るほうが良いかもしれない。
*新月:日本時間 3月7日 午前1時4分前後

  だがもしあなたがトレーダーなら、場中に寝てはいけない。何故なら今週は天王星も活発に働いており、そのため価格変動のスピードが速くしかも激しいからだ。そして水星逆行のせいでその度合いが倍にもなる。知ってのとおり、トリックスターは即座に気が変わる。その時もし躊躇していれば、機会はすぐに失われるのだ。ルールも境界線も、この海王星・魚座・水星逆行という三羽烏の下ではぼやけて不鮮明になる。しかしながら、直観を働かせるには非常に良い時だ。それはインスピレーションにも少し似ているが、いわゆる「情報」に関してはそう信頼がおけるとは言えない。だから他者の指示には従わず(彼らはあなたを混乱させるだけだ)、自分自身の本能的直観力を信じるほうが良いだろう。「(他者ではなく)自分自身にとって — 何が正しくて何が間違っているか」これに尽きる。

今週は「トレーディング」に関する限り、決断力を発揮して素早く行動出来る者にとっては良い報酬の機会となるだろう。価格の変動幅は大きくなるかもしれない。だがそれを捉えるチャンスは分単位ではなく秒単位で過ぎ去る。大体、こと「トレード」において決断に数時間もかけるヒマがあると考えるなら、それは希望に基づくファンタジーに過ぎない。そう考えてみると、これは現在の宇宙が描く構図とそのメッセージを表現するもう一つの言い方となりそうだ。

すなわち『絵柄を楽しめ。文字は気にするな』だ。






訳文ここまで
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February 24, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント2/25【金融アストロロジー】

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レイモンド・メリマン・コラム  2019年2月25日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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来週3月4日付のメリマン・コラムは抄訳または要約とさせていただきます。なお、場合によってはお休みさせていただくかもしれません。m(_"_)m

【お知らせ】2月25日更新
 メリマンさんよりメールがあり、≪ 短期ジオコズミクス ≫ 6ブロックめが変更されました。3月1日に雇用統計とありましたが、1日ではなく8日に出るそうです。ただし金星・天王星ウェイニングスクエアに変わりはないので、本文全体の意味合いに変更はありません。


≪ 先週を振り返って ≫

  “トランプ大統領は長く続いてきた同盟関係に緊張が高まる中で、もし貿易協定が双方の合意に至らなければEUに対し自動車関税をかけるかもしれないと語った。”

— Vivian Salama
  “President Threatens Tariffs on EU Autos”
  Wall Street Journal 2019年2月21日付

  欧州製自動車に対する関税という脅威を背景に、株式市場は下落した — 1日だけのことだが。多くの株式指数が金曜には戻して年初来高値をつけている。いくつかの例を挙げるなら、ダウ工業平均は金曜に26,000のラインを超えたが、これは11月の初め以来初めてのことだ。ドイツのDAXは12月初頭以来初の11,500超えを果たし、中国の上海総合指数は9月以来初めて2800を超えている。

これはまさに、先週発行したMMAサイクルズ・リポートの月報で論じたアイデア、すなわち2018年12月終盤に向けてのミニ・パニックが結果として米国株4年サイクルの底となったという筋書きを裏付ける証拠となった。またこれは、射手座の木星(2018年11月8日〜2019年12月2日)が持つ歴史的相関性に沿った流れでもある。つまり、株式指数はしばしばこの期間内にトップアウトするか、あるいはこれまでのところ2018年に多くの株式市場がトップアウトしている状況に対して二番天井をつけるということだ。

世界の株式指数は現在、8週間連続で騰げている。今週も騰勢が続くようであれば、私達が言うところの『強気8週ルール』に当てはまる。これは「プライマリーサイクルにおいて8週間を過ぎてもなおサイクル新高値を更新し続ける市場は、次の下落がサイクル開始時の安値を割らない限りどれも強気である」というルールだ。したがって今週の動きは重要だ。

  先週は金も良い調子で2月20日水曜には1350を試したが、これは2月18日の★★重要変化日からわずか2取引日後のことで、金星が土星と冥王星にコンジャンクトしていく期間(2月18日〜22日)のちょうど中間点でもあった。これは2018年4月以来の最高値水準だった。だが、銀も同様に重要なリバーサル・ゾーンにありながらサイクル新高値には届かず、異市場間弱気ダイバージェンスが示現した後は金、銀ともにその後2日間急落。金は1320を試し、銀は15.75を試した(銀は週内で16.19までつけたが、前回の高値は1月終盤につけた16.20だった)。

  ビットコインと原油は山羊座の金星・土星・冥王星ステリウムの間、数週間ぶりの高値に湧いた。ビットコインは先週、1月10日以来初めて4000の高値をつけ、一方原油は57.81まで舞い上がった。これは11月中旬以来見られなかった水準だ。原油は2019年9月まで発効し続ける、木星・海王星ウェイニングスクエアの3回にわたる形成の波に乗っている。ちなみに両惑星、そしてこれらが在泊する両星座宮も、ともに原油を支配している。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “自分自身を信じなさい。あなたが懸命に働き、誰が何と言おうとけっして諦めなければ、あなたが抱く途方もない夢を達成することが出来るのだから。”

— レディ・ガガ
  “The Queen of Fashion” by Sharon Kanter
  People Style 2019年2月号
(射手座の木星と魚座の海王星がスクエアを形成する状況を真に物語る引用文として)

  何事も永遠に上昇し続けるものなどない。上昇すればするほど下落もまた激しいというのが一般的なルールだ。このルールは、自ら支配する射手座に在泊する木星が、これまた自ら支配する魚座に在泊する海王星にスクエアを形成するという状況が「セットアップ」の一部として含まれ、それが1年を通じてほとんどの時期に発効するという2019年においてはとりわけ真実味を帯びたものとして響く。

これは典型的な自信過剰のシグナルだ。人々の思考は希望的観測に傾き、非合理的活況を生み出し、ファンタスティックな幻想やビジョンを抱く。それでも人が平凡さを超えて成功への第一歩を踏み出そうとする時は、自信、ビジョン、そしてファンタジーでさえも必要となる。

これが個人のネイタル・チャートであれば、トランシットの海王星がネイタルの木星にハードアスペクトを形成する時には多くの場合、浪費傾向が顕れる。そしてそれが原因となって信用問題や負債の試練に遭遇し、時に末路は破産となる。トランシット同士が天空でスクエアを形成する時は、えてして政府、企業や公共機関が浪費に走りやすく、そのために信用格付が下がったり破産に至る状況が起きる。だがこれが進行している間は誰も信じない。何故ならこのアスペクトは無関心、または自己満足や子細(たとえば請求書や送り状)を見落とすような状態とも同期するからだ。このコンビネーションは、基本的で秩序立った物事に焦点を当て続けることへの試練だ。そしてそのせいで、債権者が押しかけて支払いを要求する時点までこうした地道な物事は脇へ追いやられる。これは2019年、時が進むにつれて起きる可能性のある危険な状況だ。

何故危険か? 木星が射手座を離れ海王星とのスクエアを解消すると、次に木星は山羊座入りし、そこで今度は土星と冥王星とのコンジャンクションへと進むからだ。一部の人々はこう言う。『木星は吉星なので山羊座の土星・冥王星の困難をもっと容易なものにするだろう』と。私はそうは思わない。木星は運行する星座宮の質を "誇張" する。無効にしたりはしない。

しかしながら、山羊座の木星はまたハードワークにも導く。だから人が自分のゴールを達成することを可能にもする。だからこそ、木星が射手座という居心地良いハッピー・ランドを離れて締め付けの厳しい山羊座に入居する時は、射手座特有の自己満足、無秩序、不注意が原因となって引き起こされる結果への試練が増幅される。軽快さではなく深刻さを誇張してくるのだ。そしてそれは今年終盤から2020年を通じて発効し、2021年〜2022年に頂点に達する。私達はこの集合意識とそれが創り出す雰囲気の、突然でおそらくはドラマティックな変化に対して備えておかねばならない。

  短期的に見るなら、2019年〜2020年に経験されるだろうドラマティックなシフトのちょっとした予告編が3月初めの2週間に用意されている。3月1日金曜は金星(お金と愛情)が天王星(予期せぬ出来事、ボラティリティ、混乱、突然の変化)にウェイニングスクエアを形成する日だ。そして3月5日、水星が3週間にわたる逆行運動を開始する。これはこの "トリックスター" がテクニカルな支持帯や抵抗帯を信頼しかねる指標に変える時間帯だ。他の多くのテクニカルなシグナルにも同様の影響を与える。トリックスターが後ずさりする時は、偽の買いシグナルや売りシグナルが頻出するのだ。

こうした傾向は後にますますその度合いを増す。何故なら水星逆行中の3月6日、魚座の新月が幻想と誤った指示を誘う惑星、海王星とコンジャンクトして起きるからだ。これは多くの偽のシグナルが示現し、経済や政治についての矛盾したニュースが束になって流されることを示唆するコンビネーションだ。だから重箱の隅々までも見切ることなくして合意を模索するには良いタイミングではない。映画を観たり、劇場やダンスに行くのにうってつけの時期だ。あるいは、もしそれが上手くいかないのなら、宗教復興運動や降霊術の会にでも参加するほうが良いだろう。これらは皆、魚座の海王星と魚座を逆行する水星に率いられて浮上する。また休みを取って南洋や穏やかな海辺の砂浜でのんびりするのもいいだろう — と書きながら思い出した。フロリダ州の読者の皆さん、私は2週間後にフォート・ローダーデールでアフタヌーン・プレゼンテーションを行う予定だ。そこで多くの皆さんにお目にかかれることを楽しみにしている。

  長期的な観点から見ても3月6日はやはり重要だ。天王星が再び牡牛座入りする(アストロロジー的には大きなイベントだ)。そしてあと6年滞在する(最初に双子座入りするまで)。天王星が最初に牡牛座入りしたのは去年の5月で、当時は生牛(乳牛も含む)の価格が上昇した。天王星はにわか景気と落ち込みの惑星で、運行する星座宮に支配されるセクターの景気と相関して働く。したがって、牡牛座と生牛は非常にドラマティックな今後6年間を彩る主役となる。

牡牛座はまたお金と通貨、そして暗号通貨までも支配する。だから私はこれらも今後6年のドラマティックな変化の中心部に位置すると見ている。全銀行システムが、今日見られるものとは全く異なる様相を呈するかもしれない。米ドルも同様の可能性を持つ。

だが今のところはおそらく、来月魚座で交差する水星と海王星の両方とどう踊ればよいかを学ぶほうが良いだろう。最低限、実効性のあるコミュニケーションを図るために努力し、とっちらかることなく、正直で正確であるよう意識することだ。そして避けるべきは... 財政面や人間関係のように注意力を必要とする物事を避けるような態度だ。だがこれも常に覚えておくと良い。たとえ木星・海王星スクエアの次にカプリコーン・ステリウムが待ち受けていたとしても、もしあなたがけっして諦めずに懸命に働くなら、途方もない夢を達成出来るだろう。魚座の1ヶ月を楽しむのだ。まだ始まったばかりなのだから!






訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:53|PermalinkComments(0)