金融アストロロジー

April 04, 2021

レイモンド・メリマン 週間コメント4/5【金融アストロロジー】 

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2021年4月5日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

来週12日付のコラムはお休みします。


≪ 先週をふり返って ≫

  “米国労働省が発表した3月の雇用統計によると、雇用者数は91万6千人、2月の雇用者数は46万8千人へと上方修正された。リフィニティブ社が調査したエコノミスト予想では、64万7千人の雇用増加だった。その一方で失業率は6%に低下、昨年3月に COVID-19 の大流行により多くの企業が少なくとも一時的に休業して以来の最低水準となった。失業率は2020年4月に14.7%の過去最高を記録していた。”

  — Jonathan Garber
    “U.S. Economy Adds 916,000 Jobs in March –
     The Unemployment Rate Fell to 6%”
    www.foxbusiness.com 2021年4月2日付

  “バイデン氏は「他の国が企業に強力な最低税率を導入すること」を望んでいるという。そうすれば、アイルランドのような国は、より低い税率で資本を獲得することができなくなる。ワシントンだけが、左派がアメリカの雇用者を罰して、他の国が同じように自滅することを期待しているのだ。”

  — “Here Come the Biden Taxes”
    Opinion Page, Wall Street Journal 2021年4月1日付

  今年、世界の金融市場で何が起こったか、特に2月17日に土星・天王星スクエアの最初の形成が起きてからの状況を手短に振り返ってみよう。参考までに言っておくと、土星・天王星ウェイニングスクエアは2021年に効力を発するジオコズミック・サインのうち最も重要かつ最長の惑星サイクルであることを覚えておいてほしい。これは土星・天王星45年サイクルのうち、11.25年からなる1/4サイクルであり、3/4局面だ。この2つの惑星が2032年6月28日に再びコンジャンクトする時、この周期はリセットされる。土星・天王星サイクルとその1/4サイクルのアスペクトは、金融市場と政治サイクルの長期的な頂点と相関する全アスペクトの中でも(実際の研究に裏付けられた)最も重要なジオコズミック・サインだというのが筆者の見解だ。

まずアジア・環太平洋地域から見ていけば、2月17日に起きた土星・天王星スクエアの重要性がすぐにわかる。その日、あるいはその前後1日以内に、オーストラリアのASXは7207で年初来高値を更新した。中国の上海総合も3731まで上昇し、2015年8月以来の高値を記録した。香港のハンセンは31,183まで上昇し、2018年3月以来の高値を記録した。日本の日経平均は30,714と30年ぶりの高値をつけ、インドのニフティは15,431と史上最高値を記録した。それぞれの天井はすべて、2021年2月17日に土星と天王星とスクエアを形成するとともに2月16日〜18日に示現している。

ヨーロッパの株式指数はアジアやオーストラリアに比べてはるかに不安定だった。私達が追っている市場はいずれも2月17日にはトップアウトしていない。ドイツのDAXとオランダのAEXは上昇し続け、先週4月2日時点でそれぞれ710、15,110と史上最高値を更新している。チューリッヒのSMIは3月26日に11,143まで上昇、1年前となる2020年2月20日につけた史上最高値11,270に迫っている。ロンドンのFTSEは、1月7日に6903と直近の高値をつけたが、これは年初来高値にも満たなかった。英国はヨーロッパ圏内では明らかに立ち遅れを見せているが、COVID-19のワクチン接種に関しては最も進んでおり、米国さえも凌駕しているというのが興味深い。これと対照的なのがドイツで、他のいくつかのヨーロッパ諸国とともに新たなロックダウン措置をとっている。これは土星・天王星ペアがもたらすシナリオの一つ「株価は良いニュースが出て下がり、悪いニュースで上昇する」という筋書きに当てはまっている。

   先週の米国株式市場は非常に好調で、取引日が短縮された週の最終日であった4月1日にはダウ平均とS&Pがともに史上最高値を更新した。一方、ナスダック総合は土星・天王星スクエアの前日だった2月16日につけた史上最高値を保持したままだ。これは天王星がテクノロジーを支配しているという点で重要だ。天王星は、米国の主要な株式指数の中でもナスダック総合との相関性が最も強い。

  先週は、他の金融市場にも注目すべき動きがあった。農業関連では、4月1日に大豆とトウモロコシがそれぞれ数年ぶりの最高値を記録した。トウモロコシは1ブッシェルあたり585ドルと、2013年7月以来の高値を記録、大豆は1456まで上昇し、2014年5月以来の高値を記録している。天王星は、極端な値動きや記録破りの価格といったように「過激性」を支配する惑星だ。その天王星が農業を支配する牡牛座を運行しているため、こうした傾向はもうしばらく続くかもしれない。

  ビットコインは4月2日に再び60,090まで上昇し、3月13日につけた史上最高値61,780にかなり接近した。これはまさに直近の★★ジオコズミック重要変化日の時間帯(3月12日〜15日)に合致している。通貨では、ドル/円がここのところ急激に上昇を見せており、先週は年初来高値となる110.96円を記録している。また同日、ユーロは1.1702に下落し、2020年11月初め以来の安値を記録した。

  米ドルのこの強気トレンドは、政治サイクルに適合している。つまり、米国が民主党の大統領を選出すると、他の世界の通貨に対して米ドルが強気になるという傾向があるのだ。2021年1月20日、民主党のジョー・バイデンが大統領に就任した。米ドルの数年来の安値は、わずか2週間前の1月6日には89.20だった。先週は93.43と数ヶ月ぶりの新高値を記録した。以前、トレーダーの皆さんにお伝えしたことのある「ドル建て以外の資産(たとえば他の通貨)をポートフォリオに加えることで通貨エクスポージャーを分散させる」という戦略は、2021年1月の米国新政権発足後は有効ではなくなっている。その代わりに、ドルが新たな “King of the Currencies” となっており、次の選挙までか、またはその次の選挙まで、数年間はこうした状態が続く可能性がある。



≪ 短期ジオコズミクス ≫

  “経済学者達は、法人税率の低下が賃金の上昇につながることを広範囲に渡って示してきた。税引き後の利益が増加すれば企業の投資も増え、生産性の高い労働者が増加する。それにより企業はより多くの給与を支払う余裕が出来る。つまり、バイデン氏の法人税増税は、中間層に大きな打撃を与えることになるのだ。特に今年の COVIDの蔓延 が緩和されて景気が良くなるとするなら、このダメージがただちに表面化することはないだろうが、景気を徐々に蝕んでいくその影響力は、今後数年のうちにさらに増大するだろう。”

 —  “Here Come the Biden Taxes” Opinion Page
    Wall Street Journal 2021年4月1日付


  新たな民主党大統領の就任について考え続けるなら、2つの歴史的な相関関係が注目される。まず、木星・土星のシノディック・サイクルと、土星・天王星のウェイニング・サイクルの両方が、大統領レベルにおける党内リーダーシップの変化を指し示していた。つまり民主党が勝利し、当時の現職大統領だった共和党のドナルド・トランプ氏が敗北するということだ。これらの相関性に関わる研究は、『フォーキャスト2020』及び、2020年9月に開催され1000人以上の参加者が集まったISARの世界的バーチャル会議の両方で論じている。

だが、現職大統領を1期のみで失脚させたことにより、共和党の16年選挙勝利サイクル(2000年、1984年、1968年、1952年)、すなわち通常は再選を目指して勝利するはずの16年/大統領サイクルのパターンも崩れたことになる。当然、民主党にも同じく16年周期(2008年、1992年、1976年、1960年、1944年)の再選パターンが存在するわけだが、この16年サイクルにおける勝者が再選されなかったという出来事は、1904年以来2回しか起きていない。その1つが1980年の選挙で、ロナルド・レーガンが現職の民主党員であるジミー・カーターを破っている。また1932年の選挙では、フランクリン・D・ルーズベルトが共和党のハーバート・フーバーを破った。これは次のような疑問を投げかける。はたして2020年〜2032年は、1932年〜1944年の間続いてきた状況と類似したものになるのだろうか?


  この、それぞれの12年間における土星・天王星のサイクルとそれに含まれる局面には、似通った点がある。もちろん、公転周期84年の天王星が当時も、そして今もまた牡牛座に在泊していることは言うまでもない。牡牛座は安心感や快適さに重きを置く星座宮だ。一方、天王星は安定や安心とは無縁の惑星だ。混乱や予期せぬ突然の出来事を意味する。また、意図せぬ結果を招く可能性のある(そしてしばしばそうなる)政策の大きな変更をも意味する。とりわけ天王星が土星とハードアスペクトを形成する時は、何事も思い通りにはいかない。

  より短期で見れば、楽観的になれるだけの理由がある。まず、私の友人であり同僚でもあるレン・オッペンハイムが指摘するように、米国の株式市場は過去16年間のうち15年間は4月に上昇している。次にワシントンD.C.の春分図では、木星が水瓶座で上昇している。夏至図においても木星が上昇惑星となるが、今度は海王星と共同支配する魚座を運行中だ。この2つの季節を通して、経済は成長のサイクルにあり続ける可能性が高い。しかし9月22日の秋分図になると、冥王星(税金)が山羊座(政府)で上昇することになり、状況は一変する(不況が頭をもたげてくる可能性)。

  直近では4月6日〜29日、特に4月13日〜26日、株式市場の急激な値動きに相関する強力な短期トランシットが数多く訪れる。太陽と金星が冥王星とスクエアを形成するのが4月12日〜16日、金星・天王星コンジャンクションが土星とスクエアを形成するのが4月23日〜25日だ。今週は9日に火星が海王星とスクエアを形成するが、これは原油価格の変動に関連している。社会的にも個人的にも、火星は「勇気」や「自己主張」を意味し、海王星は「回避」や「逃避」を表す。

両者の特質は正反対で、スクエアを形成する時は多くの場合、「立ち向かう必要のある障害物」の存在を意味する。これを避けることは出来ないのだが、避けようとする衝動は立ち向かわなければというニーズよりも強い力を持っている。これはいわゆる「受動攻撃的」な組み合わせだ。したがって、相手が「必要だ」と言ったり「これが欲しい」と言ったり、あるいは何かを「するつもりだ」と言う言葉自体にはあまり注意を払わず「相手が本当に望んでいることを読み解いていく」よう心がけるのが賢明かもしれない。隠された本当の動機はいったい何だろう? これは、本当に何かを必要としている人を援助するためには素晴らしい組み合わせだ。

  とはいえ、一方ではこの同じ組み合わせが「他者に利用されやすい」という側面にも繋がる。だから不誠実な人や感謝の念を持たずあなたを利用するような人物を相手にすれば、せっかくの援助が無駄になってしまう怖れもある。また感染症にかかりやすい時期でもあるので(火星はエネルギーであり、海王星はエネルギーの漏れや喪失を意味する)、マスクをして他者から6フィート離れているのが賢明だろう。

ただし、米国の場合は春分図で水瓶座の木星が上昇惑星となっているため、外に出てパーティーをしたり、自由になりたい、気ままにふるまいたいという衝動がより強くなることが示唆されている。油断しないことだ。







訳文ここまで
——————————————


hiyoka_blue at 20:55|PermalinkComments(0)

March 21, 2021

レイモンド・メリマン 週間コメント3/22【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2021年3月22日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

今回は ≪先週をふり返って≫ の一部分と ≪短期ジオコズミクス≫ ≪長期的考察≫ の全訳になります。

来週3月29日付はお休みします。m(_”_)m 

来週3月30日 ≪長期的考察2段落目≫「牡牛座」「水瓶座」の部分を修正しました。

≪先週をふり返って≫

先週の世界の株式市場の動きを追った部分は省略します(多くの市場に異市場間弱気ダイバージェンスが顕現していたとのこと)。また、金星・海王星とコンジャンクトの新月 — 多幸症 VS ヒステリー&パニック? — は「逆張りの年」の名に恥じず市場アナリストの予想に反して力強い反騰を見せ、「非合理な活況」が生まれたことに触れていました。
——————

  幸運なことに、米国の高速道路には長年の放置による穴が豊富に存在し、それを埋めなければならない。こうした案件のために、再び巨額の支出法案を承認するよう議会を説得するのは簡単に違いない。だが、このような考え方にはひとつ問題がある。新しい支出法案は、より多くの負債を意味する。そしてこれらのプロジェクト資金を調達するための米国債は、現在、市場でダブついているのだ。米国債市場は米国株式市場よりも規模が大きいが、すでにこういった新たな負債の重みで崩壊し始めている。またバイデン大統領の出生図では、トランシットの冥王星が負債を意味する8室の木星(アセンダントの支配星)にオポジションを形成している。これは、支出に十分な注意を払わない限り、「破産」を意味する典型的なアスペクト」のひとつだ。こういう時期は、将来に対して自信を持ち楽観的になる可能性がある。だが本当のところ、これは自身の収入や余裕を超えた支出が近い将来の経済的な問題を呼び込む種となることに気付く必要がある時期なのだ。出て行くお金に注意しなければ、破産へと導かれる怖れがある。今回の場合、このトランシットが示唆する「近い将来」とは今から2023年までの間だ。

——————


≪ 短期ジオコズミクス ≫

“不吉な月が昇ってきた
 厄介事がやってくる
 地震が起こり雷も落ちる
 今は災厄の時代だぜ ”

 — “John Fogarty on the Divil Behind ‘Bad Moon Rising’
   by Creedence Clearwater Revival” 1969年リリース

  2021年3月10付のウォールストリート・ジャーナルに掲載された、マーク・マイヤーズによるインタビュー記事によれば、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(ロックバンド―略称CCR)のジョン・フォガティは、この歌を創るにあたっての曲想の源について聞かれこう答えている。『1967年、サマー・オブ・ラブの全盛期にはヒッピー・ムーブメントが大いに流行していた。アストロロジーも、もの凄く流行っていた。特に「カプリコーン・ライジング(山羊座上昇宮)」や「第7室の月」という言い回しがとても多く使われていたんだ』。



  だが今、私としては「吉兆の月が昇ってくる」と言っておこう。

  予定通り、春分の日のワシントンD.C.には米国に拡がる安堵の気持ち、楽観性、新たな自由といったムードとの相関性が顕れている。これは今年の『フォーキャスト2021』やウェビナーで述べたように、春分図の水瓶座で上昇中の木星が示すテーマだ。その予測では、パンデミックの脅威やそれによる制限は2021年2月±3カ月のうちにピークを過ぎ、春を迎える3月20日の春分までには希望に満ちた新しい季節に呼応して人々の交流が活発になり始める(制限が減る)としていた。そして今ここへ来て、そうした動きが始まっている。

過去数ヶ月にわたる株式市場の急騰は、この自信と自由の新しい波を予見していた。株式市場は3ヵ月〜9ヵ月先の状況を示す優れた先行指標となってきた。常に先を読んでいるのだ。だから去年の厳しい状況のさなかにあっても、アメリカ大陸、ヨーロッパからアジアに至るまで、株式市場は次々と史上最高値を更新し続けている。

  だが、重力の法則からすれば「上がったものは必ず下がる」。急騰した株式市場は後に同様の急落をみるのが常だ。

9月の秋分の日以前に、経済や社会が新たに見出した自信と楽観から後ずさりするようには見えない。夏至には再び木星がワシントンD.C.のチャート上で上昇惑星となり、水瓶座を離れて自ら支配する魚座に移行する。したがって夏の間、巷ではパーティーやお祝いムードが続きそうだ。

しかしながら前述したように、株式市場は一般的に3ヵ月~9ヵ月先を見ている。秋分を迎え、季節が変化するとともに、社会的楽観性とそこから来る自信は再び心配や恐怖へと変化していく可能性がある。それは冥王星が山羊座で上昇し、太陽が8室天秤座に入居する時だ(秋分図)。株式市場は9月21日のかなり前からトラブルの予兆を感じ取っているかもしれない。夏の間は良好な経済データが出続ける可能性があるが、そのデータは遅行性の指標で構成されているのだ。

  株式市場にとっての2020年と2021年は、結局のところ悪いニュースが良いニュースだったという年になるかもしれない。何故なら、経済や社会の向上改善がデータとして記録される前に予見されたからだ。そしてほどなく、株式市場にとっては良いニュースが悪いニュースとなるかもしれない。夏以降、問題が明らかになる以前に投資コミュニティが水面下での動きを察知するからだ。



≪長期的考察≫

  上記の見通しは、土星・天王星サイクルの1/4局面が描いてきた歴史とも合致している。このサイクルの3/4局面は、2021年2月17日から12月24日まで続く。つまり、長期サイクルにおける株式市場はアスペクトの直前、または形成中に天井をつける傾向がある。そしてその後はアスペクトの終了までに急激な下落(またはパニック)が起き、時にそれが1年~3年続くこともあるということだ。

  私達は木星・土星・天王星が以前似たような配置になった時と同様のパターンを見ることになるかもしれない。それは1999年末から2000年初めにかけてのことだった。直近で木星・土星コンジャンクション起きたのは2000年5月だった。このコンジャンクションは牡牛座で起き、どちらも水瓶座の天王星に対しワクシングスクエアを形成していた(1999年7月〜2000年5月)。今回のケースでは、惑星とそれらが在泊する星座宮が逆になっている。木星と土星は2020年12月21日に水瓶座でコンジャンクトし、牡牛座の天王星とスクエアを形成している。土星と天王星のスクエアは2021年12月まで続く。

  1999年から2000年にかけて、ドットコムバブルが崩壊した。ダウ平均(DJIA)は2000年1月中旬に当時の最高値を記録したが、その後2002年10月までに39.7%の下落を記録している。ナスダックはダウ平均の2ヵ月後に当時の史上最高値を記録したが、その後2002年10月に向けて急落し、80%以上の価値を失った。

今回は、ナスダックのほうが先にトップアウトしそうに見える。2021年2月16日につけた史上最高値は2月17日に起きた土星・天王星ウェイニングスクエアの初回形成のちょうど1日前だった。ダウ平均は先週末に至っても史上最高値を更新し続けている。前者のケースでは、株式市場が2000年1月〜3月にトップアウトしたにもかかわらず、それが崩壊し始めたのは2001年5月以降で、とりわけ2001年9月に起きた9.11世界貿易センターへの攻撃の後が顕著だった。

  2000年のドットコムバブル崩壊は誰もが予想していたことだった。だが翌年に米国がテロ攻撃に遭うとは誰も予想していなかった。土星が天王星にスクエアを形成する時は、何事も予測どおりにはいかない。「ショック」や「サプライズ」という言葉がピタリとくる。だから、これからの6ヵ月を出来る限り大いにエンジョイしてほしい。旅に出て楽しみ、再び遠い土地での会議に集い、ずっと会えずにいた友人達と旧交を温めよう。たとえばISAR— the International Society for Astrological Reserce 2021会議 — が8月18日〜22日にデンバーで開催される。これに参加してみてはどうだろう。

しかし同時に、あなたの投資ポートフォリオや人間関係に突如として “不吉な月” が昇ってくる事態に無防備でいてはいけない。突然のショックやサプライズに弱いままでいてはならないのだ。





訳文ここまで
—————————————————


hiyoka_blue at 20:55|PermalinkComments(0)

March 14, 2021

レイモンド・メリマン 週間コメント3/15【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2021年3月15日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------


≪先週を振り返って≫

  “ジョー・バイデン大統領は木曜午後、1.9兆ドルのコロナウイルス救済策に署名した。大統領としての最優先事項であるこの計画は、最大1400ドルの直接給付、失業保険への週300ドル補填を延長し、子供のいる家族への税額控除拡大、そしてワクチン配布への資金投入が含まれる。予算調整プロセスにおいて、民主党は共和党の投票なしでこの法案を通した。”

 — Jacob Pramuk
   “Biden Signs $1.9 Trillion Covid Relief Bill,
   Clearing Way for Stimulus Checks, Vaccine Aid”
   www.cnbc.com 2021年3月11日付


  “私がモンゴメリー証券で機関投資家向けの営業職に就いてまもなくの80年代初頭、当時のマネージング・パートナーが外部からコンサルタントを招き、市場に影響を与えるマクロ的な考察について私達を指導してくれた。彼が言うには、投資戦略を立てる上で最も重要なのは、流動性サイクルを見極めることだという。流動性が向上していれば、何かをロングすることを考えるべきだし、流動性が低下している場合は、何かをショートすることを考えるべきなのだ。”

 — Len Oppenheim
   “Observations From the Middle End”
   2021年3月7日付



  先週、米国議会がまたしても大規模な景気刺激策を可決したことを受けて、米国の株式市場、そしてナスダックを除く他のいくつかの世界の株式指数が、数年来の最高値を更新した。景気刺激策、失業手当の増額、給与保護のためのローン免除プログラムなど、タダでお金が手に入るのは本当に気分がいい。これは、私たちが税金という形で財務省に納めているすべてのお金をどのように処理するかについて米国政府が決定したバラ捲き策のほんの一部に過ぎない。彼らは私達が苦労して稼いだ収入に税金をかけることによって得たお金をどのように使うかについて、私達より明らかによく知っている。

このひどく気前のよい支出の包括案は、金星・海王星とコンジャンクトした魚座の新月に向けて週末に可決された。2週間前にこのコラムで論じたように、2月26日の満月に向かって起きた株式市場の急落に続いて3月13日の魚座の新月は「不合理な活況」や「根拠のない高揚感」を象徴するように見える。もしそうであれば、「噂を買って(これからそうなる)事実を売る(それはもう過ぎた)」のタイミングかもしれない。流動性サイクルは拡大と爆発を繰り返している。次の段階は国債(債務)市場が制御不能に陥っているかもしれないという認識だ。(下記「短期ジオコズミクス」参照)

  バラ撒かれるお金や高値更新(あるいはそれに近い反騰)にもかかわらず、2月17日の土星・天王星のスクエアから1日以内に示現したそれぞれの高値から、世界の株式市場には多くの異市場間弱気ダイバージェンスのシグナルが点滅し続けている。ヨーロッパでは、太陽が魚座の海王星とコンジャンクションを形成した3月11日木曜にドイツのDAXが史上最高値14,595まで上昇した。これは3月11日〜14日に発効する、ロマンティックだが妄想的でもあるエネルギー構成の中央部だ。オランダのAEXもこの時高値をつけたが、2月16日につけた20年ぶりの高値には届かなかった。ロンドンのFTSEもチューリッヒのSMIも、先週は直近の高値を超えることが出来なかった。

  米国では、ダウ平均が3月12日金曜に史上最高値を更新したが、ナスダック総合は2月16日につけた史上最高値を大きく下回り、異市場間弱気ダイバージェンスがより顕著に示現している。S&P期近物は3月11日木曜、2月16日につけた史上最高値寸前まで騰がったものの、あと1ポイントに満たない差で届かなかった。これは異市場間弱気ダイバージェンスのまたもう一つの例だが、来週S&Pがスマートに上昇すれば払拭される可能性はある。

  アジア極東地域で私達が追っている株式市場は上昇したが、いずれも2月16~18日につけた数年ぶりの高値を大きく下回っている。

  この米国議会による新たな大盤振る舞いの恩恵を受けたのは、株式市場だけではなかった。原油は3月8日月曜、2年ぶりの高値まで急騰した。ビットコインは先月の史上最高値58,000強から26%下落した後、再び最高値近くまで上昇している。米ドルは日本円に対し、1年前のパンデミック危機以来の高値水準まで騰がった。一方、金は先週3月8日月曜に9ヶ月ぶりの安値水準まで下落、その後先週末にはヘリオセントリックの水星が射手座を運行(3月7日~18日)するに従って銀とともに見事な反騰ぶりを見せた。



≪短期ジオコズミクス≫

  “ネッド・デイビス・リサーチによると、債券利回りの上昇によりテクノロジー関連株は一時的に調整局面に入ったが、今後も金利上昇が続くようならさらに厳しい売り場面が展開する可能性があるという。”

 — Yun Li
   “A 2% 10-Year Yield Could Knock 20% Off Tech Stocks,
   Ned Davis Research Calculates”
   www.cnbc.com 2021年3月12日付

さて、どうしたものか?

金星・海王星とコンジャンクトして起きた週末の魚座の新月以降、放射された幸福感が薄れてきたらいったい何が起きるだろうか? ヘリオセントリックの水星が “気前の良い” 射手座から “しらふ” で説明責任を求める星座宮、山羊座に移動し、その支配星たる土星が予測不能で破壊的な天王星と、この1年の間に何度かに及ぶウェイニングスクエアを形成するとなれば、どうだろう? 楽観主義から現実主義への転換は、今週から始まる予定だ。4月には金星が土星・天王星スクエアにタッチし(4月23日)、それに続いて太陽が4月30日から5月第1週にかけて同じ動きをする。その後、6月14日には土星・天王星ウェイニングスクエアの2回目が形成される。

とはいうものの、多くの面に明るい兆しは見えてきている。COVID-19パンデミックの勢いは少なくともここ米国においては衰退しつつあり、このコラムや『フォーキャスト2021』で予測した時期の到来に合致している。私達は本の中で、パンデミックのピークは2021年2月±3ヶ月と予測していた。ワクチン接種プログラムの進捗は加速している。

初めのうち、政府は年末までに米国人の大半にワクチンを接種するよう指示していた。その後、9月に前倒しとなった。そして7月までとなった。そして今週、ホワイトハウスのプレスリリースによれば、全ての米国市民が5月1日までにワクチン接種を受ける要件が整い、7月4日までに平常時に近い状況に戻るとされている。さらにCDCは、ワクチン接種を受けた人々に対する旅行制限を緩和した。木星(自由と旅行)は山羊座を離れ、土星(旅行や移動の制限)からも分離していく。少なくとも人間活動の一部に関しては、生活は「ノーマル」に戻り始めている。休校や休業していた多くの学校や企業が再開の準備に入っている。人々が直接出会うライブ・カンファレンスもまもなく再開されるだろう。

こうした動きは皆、より大きな木星・土星のサイクルの一部であり、グレート・ミューテーション(2020年12月21日)がついに地性のエレメントを離れ、今後140年間の新たな風性のサイクルを始めようとしている現象を映している。まさに 「ニュー・エアラ」なのだ。

  さてここで、もし政治家達が相互に健全な世界貿易への取り組みに再び着手することが出来るなら、世界はこの1年で大幅に増加した債務の返済にもまた着手することが出来るかもしれない。おっと、失礼。これはちょっと言い過ぎだった。どうも私は金星・海王星にコンジャンクトした新月の影響を受けているようだ。不合理な高揚感はまったくもって心地良い。

だが一方で、私の中の山羊座は理解している。私が下した全ての決断、私が取った全ての行動には結果がつきまとうのだ。いや、もしかすると政府は「お金は木になるものだ」という彼らの明らかな信念を正当化し得るハイブリッドな苗木を創造する方法でも考えついて、世界の中央銀行に返済する必要がなくなるのかもしれない。

  いやいや、これではあまりに海王星と魚座そのままの希望的観測ではないか。しかし確かに、このお金が全くのタダで、返さなくてもいいのだと想像するのは楽しいものだ。まぁ『私はいったい何を考えていたのだ?』と心配し始めるのは来週からだろう。






訳文ここまで
________________


hiyoka_blue at 20:59|PermalinkComments(0)

February 28, 2021

レイモンド・メリマン 週間コメント3/1【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2021年3月1日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

今週は≪先週を振り返って≫ の一部と≪短期ジオコズミクス≫を掲載します。
来週のコラムはお休みします。🙇‍♀️


≪ 先週をふり返って ≫

  “ジェローム・パウエル議長の言葉が与える安心感の効果はここまでだ。パウエル米国連邦準備制度理事会議長が2日間にわたり議会で心配することなど何もないと論じてからたった1日後の木曜、金融市場は突如として心配すべき問題が沢山あることに気付いた。10年物国債利回りが1日にして11月以来最大の上げ幅を記録し、1年ぶりの最高値水準に達したことが原因で株式市場は急落した。”

— “The Markets and Mr. Powell”
  Wall Street Journal Opinion page 2021年2月26日付

  “景気回復の強化を示す新たなデータによる利回りの急騰と米国債売りの波が木曜、株式市場を襲った...投資家はより急速な経済成長とインフレが予測される時に国債を売却する傾向がある。もし利回りが上昇し続けるなら、株式市場を圧迫する可能性がある。”

— Sebastian Pellejero and Sam Goldfarb
  “Treasury Selloff Intensifies”
  Wall Street Journal 2021年2月26日付


  水星は先週末に逆行のサイクル(1月30日〜2月20日)を終えた。土星は2月17日、天王星に対する1/4サイクル(11.25年)となる3回のスクエア形成のうち最初の回を完了した。世界では、これら2つの宇宙的イベントが起きた1週間のうちにほとんどすべての株式市場がピークアウトし、先週末までに激しい下落をみた。

この突然のトレンド転換は、この2つのジオコズミック・サインが持つ力学に沿ったものだ。しかし、水星に関わる逆行と順行、それにともなう滞留への共時性については先週のコラムで詳細に解説している。
“株式指数を代表とする多くの金融市場は、水星逆行前後の3取引日のうちにメジャーサイクルまたはプライマリーサイクル(の高値または安値)を形成する。それらは順行から3取引日のうちにそのカウンタートレンドの動きを完了する。私達は現在、その3日間という地点に在って、1月29日の安値からは多くの株式指数が新たなサイクルに入るか、さらに長期サイクルの高値をつけつつある。ではこれが天井なのか? 水星逆行のサイクルのみを見るなら、その可能性はある。”

  冒頭に引用したWSJの記事で述べられているように、株式市場の暴落は国債の急落が引き金となった。確かにインフレ懸念が高まれば投資家は国債を売り始める。しかし私には、市場のコメンテーター達が何かもっと大きな絵図の一部を見落としているように思える。これだけの規模の下落が起きるのは、大規模な売り手 — 大国(複数かもしれない) — が米国債の保有を解消した結果という可能性もあるのだ。国債のような市場がここまで大きく下落する陰には買い手よりも非常に多くの(あるいは大規模な)売り手を必要とする。この時期に他国が米国の金融システムに大きな混乱(天王星)を引き起こしたいと考えているとすれば、その国際政治的理由は多々考えられる。そして現在進行中の何らかの交渉事に力を及ぼす可能性がある。それは、天王星にスクエアを形成する土星の原理、すなわち政府(土星)の金融基盤(牡牛座の天王星/金融システム)の混乱(天王星)と合致するのだ。

  2月14日の『フォーキャスト2021』ウェビナーで解説したように、この金利上昇は、金利の長期トレンドの反転に相関する32年〜37年の土星・冥王星サイクルが持つ歴史的パターンを反映している。この土星・冥王星サイクルに基づくなら、金利サイクルは2020年に底を打っていることになるが、実際そのように見える。新たな金利上昇のトレンドは、21世紀半ばまで続くかもしれない。土星・冥王星のサイクルは、とある実在が望むものを手に入れるために強制的な手段を取ることの顕れともなり得る。もしそうなら、その実在は残忍かつ荒々しい行動を取る可能性がある。

~~~~~~

・・・以下、先週の米国株式市場を始めとして世界の金融市場の動きを追った文章が続きますが、割愛させていただきます。

〜〜〜〜〜〜

  総じて先週は注目すべき週であった。そして土星・天王星スクエアの働きと完璧に合致していた。このコンビネーションの影響力は、2021年12月24日まで続いていく。私が2021年を「逆張りの年/反逆者の年」と呼ぶ理由がここにある。今年、専門家が経済や市場について予測した物事は外れやすい。おそらく深刻な見直しが必要になるだろう。何事も予想どおりにはいかない。想定外の出来事やサプライズを念頭に入れておこう。



≪ 短期ジオコズミクス ≫

  “本当に嘘ばかりだ。トランプ氏が選挙に勝っていただの、議事堂を襲撃したのはアンティファだの、テキサス州の送電網災害を引き起こしたのは環境保護主義者だったなどなど。おっと、そしてトランプJr.は現在、「テキサス州の民主党知事」を非難しているが、偶然にもその人物は右派の共和党員なのだ。”

— Paul Krugman
  New York Times, as quoted in the Arizona Republic
 2021年2月20日付

  次に差し迫る主要なジオコズミック・サインは3月11日〜14日、自ら支配する魚座に在泊する海王星に太陽と金星の両方がコンジャンクトするという事象だ。3月13日は新月でもあり、同時に先週のコラムでも言及した水星逆行のシャドウ・フェーズが終了する日でもある。

  さて、誰もが魚座を愛している。魚座は風変わりで独特な星座宮だ。そして魚座を支配する海王星は、とてつもなく夢見がちだ。それは漂泊者、ミュージシャン、詩人、理想主義者、平和主義者、詐欺師、インチキ宗教家、セラピストやヒーラーの守護聖人と言っていいかもしれない。魚座は非常に想像力に富んでおり、それが昂じれば永遠に希望が湧いてくるような異世界の現実に生きるといった面が出てくる。それは絶望と同時に常に希望に満ちているという組み合わせなのだが、時に『カウガール・ブルース*』のようでもある。あなたは魚座や海王星的な特質を強く持つ人々を愛さずにはいられないだろう。とはいえ、地に足をつけて現実を見ようとしない(または見られない)特質は、その繊細さがわからず無限の可能性を秘めた未来が見えない人々に多大なフラストレーションを与える可能性がある。
原文 “Even Cowgirls Get the Blues” 邦題『カウガール・ブルース』:1993年に制作されたアメリカ映画。原作は1976年のトム・ロビンズの小説。大きな親指を持つ主人公の女性が社会に囚われず、ヒッチハイクをしながら自由な精神と愛を探求していくロード・ムービー (wikipedia )

  何故今、私がこんな話を持ち出すのか? それは私達が再び妄想ドラマの時間帯に入ろうとしているからだ。海王星と魚座の下では、またも多幸症に襲われる可能性がある。そして株式市場はとりたてて明白な理由もないのに急騰し始める。少なくともそこには証明可能な事実や意味をなす物事は存在しない。だが、ここで理解しておかねばならないのは、海王星と魚座が強調される期間が多幸症的な様相を示さない場合に何が起きるのかということだ。現実が襲いかかってきた時、多幸症と希望的観測の反動として起きるのは何だろう? それはヒステリーとパニックだ。

  だから心構えをしておこう。私達はこれから海王星ワンダーランドで集合的なサイキック・アドベンチャーの旅に出ようとしている。新月が魚座の海王星とコンジャンクトして起きるからだ。率直な言い方をするならこうだ。もし物事が突如として素晴らしく、予想より良く見えたなら、それは間違っている。もし物事が急激な災厄に見舞われるように感じられるなら、実際はたいして悪化しない。おそらくこの時間帯は、ビーチに行ったりストレッチやヨガにいそしんだり、あるいは良い本をじっくり読むか、iTunesやCalmアプリで好きな音楽を聴いてリラックスするのに良い時だ。

もしその代わりに何らかのトレードをしようというのなら、常に心しておくと良い。海王星と魚座の下ではとりわけ「噂で買って事実で売る」ことだ。それも、もしその時「事実」と呼ぶべき物事が存在するのなら、だが(その可能性は低い)。

  原油や大麻関連の株は、海王星と魚座が支配している。こういった分野ではきっと何らかのトレード機会を見出せるかもしれない(または別の経験の機会かもしれない)。ただし、常に合法的かつ現実的であることだ。そして自分のポジションがどんなものかを覚えていなければならない。このような惑星力学の下では忘れっぽくなりがちだが、それは高くつくし、恥をかくことにもなりかねない。また、素晴らしくロマンティックになる可能性もあるだろう。3月10日〜20日は、あなた自身の行動次第で結果が大きく違ってくることを肝に銘じておこう。この期間に無知であれば、至福に導かれることはない。だが、至福そのものが無知に繋がることもあるのが難しいところだ。だから常に覚醒し、警戒を怠らずにいよう。

そしていつも言うように、「今年の呪文」を覚えておいてほしい。


 あなたよ、
 幸福であれ
 安全であれ
 健康であれ
 そして平和であれ


これは本当に、魚座の季節にぴったりの呪文なのだから。




訳文ここまで
--------------------------------------------


hiyoka_blue at 20:56|PermalinkComments(0)

February 21, 2021

レイモンド・メリマン 週間コメント2/22【金融アストロロジー】 

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2021年2月22日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

今週は≪ 短期ジオコズミクス≫ のみの抄訳です。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

  “新型コロナウイルスに関わる切迫した警鐘のさなかにあって、ほとんど無視されている重要な事実が1つある。過去6週間の間に新規感染者数は77%減少しているのだ。現在のペースが続くなら、4月までに感染例はほとんどなくなり、アメリカ人が通常の生活を再開できるようになると予想している。”

— Dr. Marty Makary, professor at the John Hopkins School of Medicine
  “We’ll Have Herd Immunity by April”
  Wall Street Journal 2021年2月19日付

  ではちょっと水星逆行の話をしよう。先週のコラムでは、株式指数など多くの金融市場が、水星逆行開始から3取引日以内にメジャーないしプライマリーサイクルの高値または安値をつけることが多いと指摘した。これらの市場はしばしば、水星順行の前後3取引日のうちにカウンタートレンドの動きを終了する。私達は現在そのポイントに来ており、その3日間という時間枠に入るとともに、多くの株式指数が1月29日の安値からサイクル新高値、さらにはより長期サイクルの高値をつけている。これが天井なのだろうか? 水星逆行サイクルのみを指標にするなら、その可能性を論じる価値はあるだろう。

  アストロロジーの研究には「水星のシャドウ期」という概念がある。基本的に、この時期は水星は順行しているものの、その行程は水星逆行時に戻った度数の上を前進しているという期間だ。たとえば現在のケースでは、水星は1月30日に水瓶座26°台から逆行を開始した。順行開始は2月20日、水瓶座11°台からだ。

「シャドウ期」または「シャドウ・フェーズ」とは、まず最初に水星が水瓶座11°〜26°まで運行していった時期である1月15日〜30日、そしてその後、逆行を経て順行に転じた水星が同じ度数を今度は前進していく期間を言う*。それは2月21日〜3月13日だ。
* 逆行前後のシャドウを区別して、逆行前をシャドウ・フェーズ、順行後をエコー・フェーズと呼ぶ場合もある。

そして、その全ての期間において、水星逆行に関連する特質が顕れると考えられる。水星逆行シャドウ前期の1月15日〜30日が、とりわけ特筆に値すべき時期であったことは興味深い。この間、COVID-19 の感染者数はピークを迎え、恐怖と呪縛が戻って株式市場は下落していた。

だがその後、トレンド反転現象が起きた。COVID-19感染者数のトレンドが逆転したのだ。それは水星逆行中に急速に下落し、株価は急騰していくつかの指数は史上新高値または数年ぶりの高値までつけている。この事実は、コロナ禍と株価の両方が水星逆行前のトレンドに戻るのか否か? という疑問を投げかけている。

  私達は先週末に開催したフォーキャスト・ウェビナーにおいて、『COVID-19のパンデミックに対応するジオコズミックな相関性についての分析』から講義をスタートした。私達は『フォーキャスト2021』において発表した研究、すなわち『2021年2月にスーパーチャージ・ゾーンである乙女座15°〜19°の対向度数を海王星が離脱していく』という現象をそこで再び提示した。

そしてパンデミックの潮が2月の前後3ヶ月以内に引き始め、遅くとも2021年5月には関心を引く度合いがどんどん低くなるだろうと予測した。今現在、それが起きつつあるように見える。おそらく水星逆行のシャドウ期(またはエコー・フェーズ)を抜ける頃には恐怖心も十分に治まり、人々は不安よりも希望を抱く度合いが高まってくるだろう。そして春分(北半球における春の始まり)の頃には、より制限が少なく、より大きな自由という感覚が芽生えてくるだろう。ワシントンD.C.の春分図では水瓶座の木星が上昇している。水瓶座も木星も両方ともに、より広範囲の自由と社会活動の前兆だ。

  3週間前には、おそらくこのコラムと2020年11月に執筆された『フォーキャスト2021』を読む機会のあった人々を除いては、誰も COVID-19 の感染者数がこれほど一気に減少することなど予測していなかった。これはなにも、私が霊能者だとかいう話ではない  — 私はよく、自分の予知能力はポテト並み(どちらかというとポテトチップに近いかもしれない)だと言うのだが。

むしろ私に備わった “超能力” があるとすれば、私が宇宙の諸サイクルと人間活動の諸サイクルとの相関性を観察し、研究し、識別することが出来るということだろう。先週のウェビナーで指摘したように、現在、宇宙で起きていることは1965年〜1967年に起きた事象との強力な類似性を示している。

  COVID -19 感染者数の大幅な減少は、株式市場にポジティブな影響を及ぼすことが考えられる。結局のところ、レストラン、スポーツ・イベント、旅行関連企業など多くのビジネスは、まもなく新たな収益の急増をみることになるだろう。消費者は再びお金を使い始める。しかし、市場は先を見越すものであり、すでにそうした流れは株価に織り込み済みの可能性もある。したがって今一度、『噂を買って事実で売る』ということになるかもしれない。しかも今年、残りの期間は土星・天王星スクエアが支配的であり、この宇宙的コンビネーションを私は「逆張り(反逆)の年」と呼んでいる。

物事が殺伐として暗く見える時に、市場は上昇する。それがやがて良くなってくることを投資家が知っているからだ。とりわけトリックスターたる水星は、まるで地リスのパンクスタウニー・フィルが2月2日のグラウンドホッグ・デーで経験したように、おおよそ3月13日までは、いまだにその影(シャドウ)に浸っている(もっともフィルの場合、影は不足気味だったが)。

私はトレンドを好むが、水星が逆行に転じると少し用心深くなる。水星逆行はカウンタートレンドの動きに関連することから、そのトレンドは再び反転する可能性があるからだ。

したがって、皆さんに言えることはこうだ。『安全に気を配り、注意を怠るな。そしてウイルス感染のリスクを封じ込めるために注意してきた物事を止めてはならない』。


  3月13日、そして春分の後、すべての物事がどんなふうに見えるかを見てみようではないか。冒頭に引用したドクター・マカリーの言葉、そして『フォーキャスト2021』は正しいかもしれない。確かに今日、前途の見通しは有望に見える。







訳文ここまで
——————————————


hiyoka_blue at 20:55|PermalinkComments(0)

February 07, 2021

レイモンド・メリマン 週間コメント2/8【金融アストロロジー】 

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2021年2月8日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

今回は ≪先週をふり返って≫の一部と≪短期ジオコズミクス≫ のみの抄訳です。
 来週のコラムはお休みする予定です。


≪先週をふり返って≫

  “議会がバイデン大統領の1.9兆ドルに及ぶ COVID-19 援助パッケージのために道を開き、雇用統計が失業率の低下を示した後、金曜の米国株式市場は記録的な水準で引けた。労働省によれば、失業率が6.3%に低下し、1月には49,000人の雇用が増加した。この良好ともいえない雇用統計にもかかわらず、株式市場は上昇した。一方ワシントンでは金曜の早朝、議会上院でコロナウイルス救済のための予算決議においてカマラ・ハリス副大統領が決定票を投じ、51対-50でこれを採択、その後この措置は同日下院においても可決された。”

— Jonathan Garber
  “S&P 500, NASDAQ Hit Records as Congress Nears $1.9T Coronavirus Relief”
  www.foxbusiness.com 2021年2月5日付


  2021年の「グラウンドホッグ・デー*」に登場するパンクスタウニー・フィルのように、先週は水星逆行という「トリックスター」が中心となる週だった。地リスのパンクスタウニー・フィルは2月2日火曜に彼の影を見て地面に埋もれていた穴に戻り、暗い冬の6週間を予測した。
*グラウンドホッグ・デーは2019年4月のメリマンコラムでも少し触れられていた、北米各地に伝わる伝統行事で地リスの動きによって春の到来を占う祭事。ペンシルベニアのパンクスタウニーの街でその大役を務めるのがフィルと呼ばれ人々に愛されている地リス。ちなみにサビアン・シンボル射手座15°の『自分の影を探す地リス』(14°台のメイン・シンボル&15°台のベース・シンボル)がまさにこの祭りを描いている。ちなみにこのシンボルのキー・ポイントのひとつは「状況を慎重かつ実質的に吟味した上で決断する必要」。
 
  「トリックスター」もまた、先週末の1月30日に天上で反転を開始した。水星の逆行が始まる直前、世界の株式市場は10月下旬以来、テクニカル上最も弱気な1週間の終わりを経験した。1月29日金曜の弱気相場は2月1日月曜に突然否定され、世界の株式指数や他の金融市場はすぐに反転して元のトレンドに戻った。それはまたしても「グラウンドホッグ・デー」のように、予定より1日だけ早く終わった。

  水星が逆行する時期になると、物事はしばしば逆行したり、反転したりするように見える。これは、3ヶ月ごとに3週間(1月30日~2月20日)持続する。そしてすべての領域における “通信(コミュニケーション)” に影響を与える。もちろん私達は、この期間に起きる具合の悪い事の全てが水星逆行のせいにされる現象をアストロロジャーが嫌うことも知っている。

だがここで明確にしておこう:水星逆行は “原因” ではない。だがそこには相関性があり、あなたがマーケット・タイミング研究を取り入れたトレーダーであれば、注意を払う行為に十分値する頻度で発生するのだ。マーケット・タイミングはすべてのトレーダーが求める特別な強みを提供する。そしてそれは、たまたま私たちアストロロジャーにとって適材適所となるところ、つまり私達の専門分野だ。だがアストロロジーが提供しないものもある。それは、この知識に基づいて行動し得る能力や自発性だ。そこは自由意志が介入する領域であり、それらと宇宙現象との相関関係が組み合わさることによって、問題の結果が決定付けられる。

  いずれにしても、前週(1月29日)は3ヶ月間で最も急落し、非常に弱気な状態で終わった。だが、そのすべての損失は、前週の弱気を否定して非常に強気と化した先週の末までに強い反騰を見せながら回復した。トリックスターたる水星の逆行がもたらした、さらなるライブ・エピソードへようこそといったところだ。水星逆行は今も続いている。2月17日には反逆者または裏切り者たる土星・天王星スクエアが起きるが、この水星逆行下でそこに近付きつつあるというのは興味深い。一般に、 突然起きる予想外の出来事や、慌てふためくような方向転換が見られるだろう。

     ~~~中途(先週の各市場の動き概観)略〜〜〜

 アジアと環太平洋地域では、インドのニフティ指数が年初来高値を更新した。インドのニフティ指数は史上最高値を更新し、オーストラリアのASXは昨年3月のパンデミック・ショック後の最高値を更新したが、他の指数は1月14~25日の高値を大きく下回ったままだった。

このように、世界のいくつかの地域では弱気ダイバージェンスが依然として続いている。これは、次の米国の景気刺激策が発動されようとしている今、「噂を買い、事実を売る」という公理を適用する時が来たことを意味しているのだろうか? あり得ることだ。

 これは “ウォールストリート・ベッツ” の群衆に新たな弾薬を提供してくれるはずだ。ヘッジ派は気をつけるか — または(思わぬ動きに備えて)準備しておこう。


           ~~~以下各相場の動き略〜〜〜



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  ”莫大な財政赤字がインフレに関連してきた長い歴史が存在する...通常、必要以上に長く景気刺激策を維持すれば、短期的な連邦バランスシートを超えるコストの発生が起きるのだ。”

— Michael D. Bordo and Mickey D. Levy
  “The Short March Back to Inflation”
  Wall Street Journal 2021年2月4日付


  “本書はもう自分のためにならなくなった知識や意見を手放し、一貫性ではなく柔軟性の中で自分の感覚を支柱としていくことへの誘いである。”

— Adam Grant
  著書『Think Again』より
  reviewed by Phillip Delves Broughton
  Wall Street Journal 2021年2月5日付


  1970年代半ばに見られた様相が、再び形を取ってきたようだ。 それは、45年サイクルの土星・天王星のウェイニングスクエアが直近で起きた時のことだ。当時はリチャード・ニクソンが弾劾を避けてアメリカ大統領を辞任したばかりだった。そしてジミー・カーターと民主党が共和党を破り、アメリカ政府の執行部を引き継いだ。カーターの1期目の任期が終わるまでの間に、爆発的なインフレが進行しようとしていた。彼の任期が始まるとともに株式市場は4年ぶりの高値を記録したのだが、それから18ヶ月の内に約25%の下落を記録している。その後1980年の選挙シーズンには、株価はそれより少し下がってさえいた。

 歴史は繰り返すかもしれない。私から見るとジョー・バイデンはジミー・カーターによく似ており、長い一日の終わりに家のポーチに座りこんで、とりとめもなくしゃべれるような愛想のよい人物のように見える。

  だが、ジオコズミクスの研究者から見れば、土星・天王星スクエアの下では何も期待通りにも計画通りにもいかないのが常だ。 今年は政府のプログラムや金融市場のすべてに混乱や変化が生じるだろう。政府の法や規制と自由市場との間に生じる対立や、大規模ハイテク企業による小規模企業の併呑に関連する確執は、真っ向からぶつかりあう可能性がある。それが天王星(突然の不測の事態や自分の行動への結果)へのハードアスペクトを形成する土星(計画や目標)の持つ特質だ。

このアスペクトは 2021年2月17日から12月24日まで、3回にわたって形成される。これは来週行われる私達の『フォーキャスト2021ウェビナー』において基本テーマとなるだろう。今年はあなたの考え、意見、目標、期待する物事に対して柔軟に対応していくことが推奨される年だ。

天王星は、土星の基本構造や既存システムのガラスを粉々に砕く。多大な注意を払っていないと急上昇したものがさらに急激な下落を起こす可能性がある。

  短期的には、金星が木星と土星にコンジャンクトし、同時に天王星とスクエアを形成する2月6日から11日までの間に、土星と天王星が持つ力学の別の側面を味わうことになるかもしれない。この時間帯のちょうど中央部(2月9日~10日)には、もう一つの「変化」の指標である水星逆行のミッドポイントがあるからだ。

私達は1月20〜29日、ちょうど太陽と火星の両方が木星、土星、天王星にハードアスペクトを形成するという、似たようなハードアスペクトから抜け出てきたばかりだ。だが今は2ラウンドめの準備をするべき時が来ている。

しかし、まだそれだけでは終わらない。翌週2月17日には土星・天王星スクエアが起きる。2月19日〜26日にはニューヨーク証券取引所の設立チャート(1792年5月17日)の太陽・水星をトランシットの火星が通ることになる。続いて2月21日には同取引所のネイタルの天王星にトランシットの木星がオポジションとなる。オーブは±1週間だ。「3月のアイドゥス*」(借金の返済)は、ドナルド・トランプ前大統領の2度目の弾劾裁判が今から始まることを考慮に入れるなら、株式市場とおそらく米国政府にとってはおよそ1ヶ月早めに来るだろう。

* 現代ではローマ皇帝ユリウス・カエサルが暗殺された日(3月15日)として知られている。

  水星逆行の下で、選挙中の不正行為がトランプ防衛の争点となっても驚くにはあたらない。それは再び復活しそうだ(水星逆行)。おそらく人々はある時点において、人生が常に公平ではないこと、何人かの人々が不正をしていること、そしてこうした自明の理を最大限に利用したのはおそらく前大統領自身だったことを認識し始めるかもしれない。2016年の選挙に関しては民主党、そして2020年の選挙に関しては共和党がともに不正の存在を言い立てているが、まもなく両党とも次のステップに移る時が来るはずだ。今日の米国において最多の投票者数を形成する無党派層は、二つの党が互いに潰しあったり、米国における民主主義として知られるようになった基盤を破壊しないよう願いながら辛抱強く待つことになるだろう。

  私が思うに、2021年3月20日の春分、あるいはその後まもなく、冒頭に引用した地リスのフィルが示したように、トンネルの先に光が見えてくるだろう。新しい日、新しい季節が始まり、米国も世界も新しい春の楽観的な感覚を味わえる可能性がある。過去2回にわたる選挙のドラマがついに終わるのかもしれない。

また COVID-19 の物語も徐々に後退し始める可能性もある。米国の最新データの数字を見ると、すでに改善の兆しが見えてきているからだ。だからこうした動きが続いていくこと、皆が互いに楽しい春と夏を過ごせることを胸に描いていこうではないか。私達が互いを気遣い、関心を持ち合い、リスペクトの念を示し合うなら、それは可能だ。あなたにとって信頼し得るガイドラインに従うことだ。

それが、土星・天王星の下で生きる時にありがちなこと — ガイドラインに反する行動をして苦しむ状況 — への解毒剤になる。私達はもうすぐそこまで来ているのだ。






訳文ここまで
——————————————————


hiyoka_blue at 20:55|PermalinkComments(0)

January 24, 2021

レイモンド・メリマン 週間コメント1/25【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2021年1月25日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

来週のコラムはお休みさせていただきます。🙇‍♀️


≪先週をふり返って≫

  “通信・ハイテク大手企業の堅調な業績への期待が、休日に短縮された週にメガキャップ株* の上昇に拍車をかけ、市場全体を押し上げた (ただし.... と続く)...投資家はジョー・バイデン大統領のCOVID-19に関わる野心的な景気刺激策の見通しを再評価した。一方、これまでとは別の景気対策の必要性、とりわけバイデン大統領が提案した1.9兆ドルに及ぶ刺激策の必要性には疑問を表明する共和党員が増え続けている。”

—  Yun Li and Thomas Frank
   “S&P 500 Slips from All-Time High, NASDAQ Ends Week Up 4% at a Record”
  www.cnbc.com 2021年1月22日付


*一般的に2000億ドル以上の時価総額を持つ企業を指す

  米国ではトランプ時代が終わってバイデン政権がスタートした週に、世界の株式市場ではいくつかの国が史上新高値または数年ぶりの最高値を更新するまで上昇した。新たな史上最高値をつけた国は米国とインド、数年ぶりの新高値に湧いた国はオランダと中国だった。

だが、世界的なパンデミックの最前線から伝えられるニュースはあまりポジティブなものではなかった。COVID-19 の記録的な症例が新たに報告されたからだ。ワクチンの普及に向けての動きが続いているものの、いまだ十分な供給と配布への調整が出来ていないことに加え、関連する膨大な量の事務処理にかかる負担が大きいことは言うまでもない。これらが多くのフラストレーションの原因となっているのだ。

またマーケット・チャーティストの間には、世界的に異市場間弱気ダイバージェンスを示す事例が増加していることについての懸念が生じている。先週までの10日間で史上最高値または数年ぶりの高値を更新したのはドイツのDAX、日本の日経平均、ブラジルのボベスパだが、先週はその勢いを維持することが出来なかった。市場の騰勢は失速しているように見える。私達が1月14日〜28日まで、重要なジオコズミック変化期に在ることを考慮するなら、今週中に上昇モメンタムが戻らない場合、状況はいともたやすく反転する可能性がある。

金と銀にとっては興味深い1週間となった。金は先週の取引初日に1800まで下落したが、その後は再び1850以上で取引された。銀は1ヶ月ぶりに24.00を試すも、2日後には26.00を試すまでに回復、25.50を超えて週を終えた。一方、ビットコインは2週間前に史上最高値となる約42,000を記録した後、週後半には30,000を割り込んだ。同様に、穀物市場もまた乱高下の様相を見せた。前週の1月14日には数年ぶりの高値をつけたが、そのどれもが1月22日金曜までに大幅下落となっている。

過去2週間にわたって強調された天王星の爆発的な特質は、いまだに株式市場には示現していないかもしれない。だがビットコインと穀物市場においてはエンジン全開となっている。



≪ 短期ジオコズミクス ≫

  “左派はバイデンに対し、彼には「進歩的な変革を推進する使命がある」と説得を試みるだろう。彼にその資質はない。”

— Jason L. Riley
  “Can the New President Avoid Obama’s First-Term Mistake?”
  Wall Street Journal 2021年1月20日付

  “噂や秘話、擬似統計を根拠として米国の選挙と民主主義の完全性を攻撃するのは愛国的な行為ではない。チェス盤上の闘いでは、私は負けを認めないことで有名だ。だが、いつまでも結果を受け入れず、そこに至った理由を理解しなければ結局負け続けることになると学んだ。”

— Garry Kasparov
  “The GOP Hit Rock Bottom, Can Conservatives Recover”
  Wall Street Journal 2021年1月22日付

  私達は先週、水瓶座(欧米では1月19日、アジア太平洋地域では20日)シーズンに入った。水瓶座は天王星に支配されている。つまり星座宮と惑星の両方が変化や不安定で予期せぬ行動に関連しており、その影響力は市場や世相から一般の人々の心理まで例外なく行き渡る。

株式市場を見るなら、価格は激しい上下動を起こしやすくなる。過去の多くの事例が示すように、たとえ最高値や数ヶ月ぶりの高値を更新した後であっても、突然で急激な下落が起きやすい。

  太陽が運行する全ての星座宮の中で、トレンド、支持帯、あるいは抵抗帯を頼りに市場を予測する際に最も困難なのは水瓶座かもしれない。しかも今年は天王星が土星とスクエアを形成しており、他の惑星達から多くのハードアスペクトも待っている。今年の試練は倍増しそうだ。しかも来週は水星が水瓶座で逆行に転じる。これもまた不規則な性質を持つため、トレーダーにとってはまた別の面倒な期間となりがちだ。ここに向けてのメッセージは、どんなポジションにも固執せず、敏捷に行動することだ*。これは超短期のトレーダーにとっては好ましい市場環境となりそうだが、ポジショントレーダーにとっては容易ではない*
* これはトレードに限らず、通常の生活においての自分の心理的立ち位置や主張、観点に対しても言えることで、状況を見ながら押す、退く、方向転換する、様子見するなどの柔軟さが鍵になりそう。ただし焦ったり焦らせたりはNG。自分も、関係する周囲も、出来る限りひと呼吸の余裕を持てるようなスタンスを取るのが最善かもしれない。

電気的な刺激によって精神が先走りしがちな水瓶座を、天王星とともに共同支配しているのが土星。今その天王星にスクエアを形成している土星は様々な特質を持つ。今のような時期に考えられる対応策の1つとしては、土星の特質である「慎重さ」を「動きの鈍さ」や「怖れに基づいた頑固さ(魚座の海王星の介在)」として使うのではなく、「明確な線引き」という側面を通して自分の中に シンプルな(つまり小難しくない)境界線を設定する。そして、退くにしても、あえて突破するにしても、それを目安にしたうえで臨機応変に対応する...という方法が考えられる。

  もちろんこれもまた、言うは易く...の一例に過ぎない。ただ、厳しいとはいえ、ディグニティから見ても月末からの水星逆行はターム、トリプリシティともに土星の領域から始まり、土星もルーラー+水星のタームを運行中で品位は悪くない(天王星はフォールの位置)。なのでこの期間に日常生活での精神的ストレスを和らげるためのヒントとして、水瓶座入りした土星をどう使うか...これを頭に置いておく価値はあると思う。

  非常に混み合った今週のジオコズミック・サインをより詳しく見てみよう。太陽は土星(1月24日)と木星(1月29日)にコンジャンクトする。また、天王星と火星にスクエアを形成する(1月26日〜2月1日)。その中間点は1月28日だが、その日は金星が冥王星とコンジャンクトする。そして2日後に、水星が逆行に転じる。

上記の期間は投資家心理が変化する危険性が非常に高い。したがってトレーダーは大いに注意する必要がある。この時期は大変に神経質でボラタイルな市場となり、超短期の間に大きな価格変動が起きる可能性がある。また、テクニカルな売買シグナルが一夜のうちに無効化されるような事例も起きる。

今週示唆されている緊張状態は、1月28日(日本時間29日未明)に起きる獅子座の満月によってさらに強調される。同時期に太陽は木星にコンジャンクトし、金星が冥王星にコンジャンクトするのだ。誇張の惑星である木星がいまだに天王星とハードアスペクトを形成していることから、何故このあたりで非常に大きな価格変動の可能性があるかが見て取れる。金星が山羊座の冥王星とコンジャンクトするということは、その変動の原因は世界の指導者達によるお金の問題を巡っての葛藤かもしれない。税金は冥王星の管轄だ。なぜなら税は資産の除去や浄化を意味する。そして金星は資産とそれらを確保し維持したいという願望を表す。たとえアスペクトがコンジャンクションであっても、両惑星は対向する星座宮(牡牛座と蠍座)の支配星だ。したがって誰が何を所有し、また誰がより多い、またはより少ない資産を所有することが適切かについての衝突が起きる可能性が高い。だが冥王星はまた、弾劾や処罰といった問題にも関連している。

  金星と冥王星は山羊座を運行しており、説明責任とそれに付随して相応の結果を求める圧力を喚起する星座宮だ。これら全ては米国新大統領が団結と癒しを呼びかけている時に起きる。冥王星が癒しのための宇宙的なエージェントとなることは可能だ。だが、それはまた復讐にも相関している。だから今週は弾劾、税金、そしておそらくは賠償金に関する事柄まで、“結合” の糸がそれら全てを結び付けようとする作用とともに、対立する両サイドからの強い議論を耳にするのではないかと私は考えている。

  アメリカでは新しい日々が始まった。だからここには希望という感覚も存在する。しかし現実を見るなら、宇宙からのメッセージは政治的にも健康危機の観点からも、すべてが依然として不安定なことを示唆している。だが宇宙はまたこんなことも提示している。2020年の苦難が春の訪れとともに明らかに勢いを失い始め、そこから解放された集合体が安堵のため息をつき始めるという可能性だ。ワシントンD.C.の春分図(3月20日)では水瓶座の木星が上昇している。木星は、はじけることやパーティーが好きだ。

私達の判定は、依然として、パンデミックの勢いもまた5月までには衰え始めると見ている。それはトランシットの海王星が、1965年〜1966年に起きた天王星・冥王星コンジャンクションによってスーパー・チャージされた度数である乙女座15°〜19°へのオポジションから離れ始める時期だ。

  もしそうならなければ、COVID-19の脅威は2024年〜2025年まで続く可能性がある。しかし、この春には水瓶座の木星が米国の首都ワシントンにおいて上昇する。そして水瓶座の木星は楽観性への強い傾向を示す。その背景には然るべき理由が存在するはずだ。これら2つのシグナルがともに結び付いて、3月〜6月についての楽観へと私を導いていく。






訳文ここまで
—————————————————


hiyoka_blue at 20:56|PermalinkComments(0)

January 17, 2021

レイモンド・メリマン 週間コメント1/18【金融アストロロジー】 

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2021年1月18日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

今週は≪短期ジオコズミクス≫の抄訳をUPします。
 今後はやはり時間が許す限り…という感じになりそうで、その都度お知らせしますね。🙇‍♀️

1月18日月曜はマーティン・ルーサー・キング・デイの祝日で米国市場は休場です。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

  “アストロロジーを予測のための訓練としてその価値を希釈する行為は、その意味を十分に理解していないということだ。また、鼻で笑われるリスクの可能性は、思考の自由や自分の意見を述べる勇気を抑圧する。それはまるで、真実に向かって突き進むよりも馬鹿に見えないようふるまうことのほうが重要だとでもいうようだ。”

— アンドレ・バルボー
  “The Value of Astrology”
  The Astrological Association CIO
  Translated from Éditions du Seuil (French), 2006
  London, 2014年

  「株式市場は経済ではない」という声をしばしば耳にする。それと同様に、宇宙における周期的な動きの関連性(または相関性)は、金融市場とのダイレクトな関係をもたないと言うことも出来る。もちろん相関性は存在する。私がこれまで出版してきた何冊かの本、中でも最も注目すべき『The Ultimate Book on Stock Market Timing』5巻シリーズで公開した調査研究において、それは証明されている。この研究は1928年以来の米国株式市場における日々の動きを調査し、英国株式市場については1690年代以降の月間/年間の動きを追って分析したものだ。

だが、より正確な相関関係を保っているのは宇宙のサイクルと人間活動との間に見られる相関性だ。つまり、非常に頻繁に — 常にではないが十分に頻繁と言い得るほど — 人々の行動サイクルは金融市場におけるトレンドと転換点(リバーサル)に反映されているのだ。

  私達は現在、そんな時期のさなかに在る。5つの太陽系最遠惑星のうち3つが大会合周期(コンジャンクション・サイクル)の1/4局面に来ているのだ。これは大きい。火星をそれらに含めるなら、6つの最遠惑星のうち4つが2020年12月21日〜2021年2月17日までに、互いに重要な数学的/空間的関係を結ぶことになる。私達はこの強力な時間帯について過去数ヶ月の間このコラムにおいて言及してきたし、『フォーキャスト2021』でも解説してきた。

だがここでもう一度繰り返そう。

📌 木星は2020年12月21日に、20年ぶりに土星とコンジャンクトした。
📌 木星は1月17日に天王星にウェイニングスクエア(14年サイクルの1/4局面)を形成した。
📌 土星は2月17日に天王星にウェイニングスクエアを形成するが、これは11.25年、すなわち45年の大会合周期の1/4局面となる。
📌 火星はすでにこの惑星サミットに参加しており、1月13日(弾劾決議の日)に土星とのスクエアを形成し終え、1月20日に天王星とコンジャンクト、1月23日には木星にスクエアを形成する。

したがって今、私達は12月21日〜2月17日という今年最強のジオコズミックな時間帯の真っ只中に、完全に入っていることになる。


  私達のアストロロジーの定義 — 宇宙におけるサイクルは人間活動の周期と相関している — によれば、現在米国と世界が経験している事象はまさに歴史的であり、この仮説に合致していることを疑う余地はない。グローバル・パンデミックに関連して、毎日報告される新たな症例、新規入院や死者の記録的な数。1月6日に起きた米国政府と議事堂への反乱と暴動。1月13日に起きた、米国大統領の2度目の弾劾決議(これまでに一度もなかった事だ)。そして1月20日の新大統領就任式に向けて、米国では今週さらなる大規模な反乱が起きるのではないかとの脅威がある。現在のジオコズミックな配置は、今日の世界、そして米国内に見られる人々の行動(と心理)によく合致している。

だが、こうした人間活動のドラマティックな動きは、金融市場のトレンドを大きく反転させることになるのだろうか? それはまだ断言出来ない。前述したように宇宙の動きと金融市場との関係は、全体としては、宇宙と人間活動全体との関連性ほどダイレクトなものではない。しかしこれは頻繁に起きることでもある。だからトレーダーや投資家として、私達はその可能性に大いに注意を払う必要がある。


  株式市場、ビットコイン、穀物市場のすべてが皆、バブル当時のようなパターンで爆発していることから、私達はこれらの動きに含まれる惑星力学に注意を向け、過去にそれらがどんな動きを見せたかを観察している。

たとえば木星が1/4局面(または1/3局面=トライン・サイクル)のアスペクトを天王星に形成した場合には、9取引日のオーブ内で、米国株式市場のプライマリーサイクルの頂点と惑星ペアサイクルとの間に最高度の一貫性を持つ相関関係が見られる。土星・天王星の1/4局面のアスペクトは、10ヶ月のオーブをもって株式指数の4年サイクルの頂点に最強のジオコズミックな相関性を持っている。実際、土星・天王星ウェイニングスクエアの45年サイクルは、米国史の中で2回の最も急激な株式市場の暴落時にも一貫して見られた惑星サイクルだ。その1つは1835年〜1842年に起きた80%の下落であり、もう1つは1929年〜1932年で、その当時は89%の急落が起きた。今回は、この交互に起きる(ワクシング&ウェイニング)45年サイクル — またの名を「潜在力の90年サイクル」と呼ぶ — が起きる3番目のケースだ。

「今回は事情が違う」そうかもしれない。だがそれは、自分が何も知らないことを知らないまま、自分は知っていると信じたい人々が唱える呪文だ。だが、土星と天王星が1/4局面(コンジャンクション、スクエア、またはオポジション)に入る時は常に、メインストリームの評論家が自らの拠り所とする経済モデルや、彼らが理解するところの経済・社会の動きに基づく予測どおりに物事が動くことはない。だからこそ、私は2021年という年を「逆張りの年(反対行動の年)」と呼んでいるのだ。人々はその意味をまもなく理解するだろう。しかし、アストロロジーの歴史を引用してみせることが、こうした理解への可能性に繋がる重要な鍵になると期待してはならない。まだ時期は至っていない。もしかするとその時期は、冥王星が水瓶座入りして双子座の天王星にトラインを形成する2020年代終盤となる可能性がある。


  このコラムを読んでいる多くの方々の動機は、ジオコズミック・サイクルとの相関性に基づく潜在的な市場動向への洞察を求めてのことだろう。だが今週のコラムで述べたように、より大きな相関関係は人間活動の全般を網羅するものであり、その一部である金融市場は二次的な相関性を持つに過ぎない。むろん相関関係が存在することは確かだ。だがそこに焦点を当てる前に、マクロコズム(大宇宙)とミクロコズム(私達/人間)との間に厳然と存在する、より大きな相関関係を理解しておくことが重要なのだ。

  さて現状だが、金融市場は今のところ人間活動全般と同様に、あなたの精神面にとっても資産面から見ても、非常に不安定であり危険な場所であり得る。今という時期は、トレーダーが最も望んで止まないこと、つまり市場に留まる時間を最小限に抑えて最大の利益を得ることが可能な時間帯だ。今月残りの日々は、火星、木星、天王星が互いに複数のアスペクトで結ばれている。つまり価格は急激かつ超速で動く可能性がある。こういった条件下では、敏捷に動けない人、または “止血” を頭に入れていない人にとって、損失のリスクは通常よりはるかに大きい。


もう一度、「Calm」アプリから次のマントラを最後に引用しておこう。こらからの週にはとりわけ必要になるかもしれない。

あなたが幸せであるように
あなたが安全であるように
あなたが健康であるように

そして

あなたが平和であるように...





訳文ここまで
————————————————


hiyoka_blue at 20:56|PermalinkComments(5)

January 10, 2021

レイモンド・メリマン 週間コメント1/11【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2021年1月11日(フリー版より)

翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

今週はひさびさに≪先週をふり返って≫≪短期ジオコズミクス≫の抄訳をUPします。
来週・再来週の予定は時間の都合により未定です。🙇‍♀️


≪ 先週をふり返って ≫

  “米国経済は12月に14万人の雇用が減少、全国的なCOVID-19の急増を契機としてロックダウンの新たな波が押し寄せ、労働市場の回復を転覆させたため、7ヶ月ぶりの減少となった。失業率は6.7%と現状を保っている。 リフィニティブが調査したエコノミスト予測では、失業率は6.8%に上昇し、経済は7万1000人の雇用増加があると予想されていた。”

— Megan Henney
  “U.S. Economy Slashes 140,000 jobs in December”
  www.foxbusiness.com 2021年1月8日付


  “『我々はアメリカを再び偉大なものにするために署名した。我々は減税と規制緩和に賛同し署名した。大統領は、我々が誇りに思うことのできる成功の長いリストを持っている。しかし昨日、そのすべてが去った。』と、元トランプ政権の首席補佐官参謀長ミック・マルバニーは語った。”

— Amanda Macias
  “’I Can’t Stay Here’ – Mick Mulvaney Resigns from Trump Administration”
  2021年1月7日付

  私達は以前もこう述べた。 だがもう一度言おう。誰一人として無傷で冥王星トランシットを免れることは出来ない。一部の人達によって最も偉大な脱出マジックの名人と呼ばれる米国大統領でさえもだ。もはや逃げ道はない。 米国人や世界中の人々はそれを赦しそうにないし、後の歴史家によっても良い形で描像されることはないだろう*。彼は自分の遺産を著しく傷つけた(彼のネイタルの土星に山羊座を運行する冥王星がオポジション)。言うまでもなく、彼を信じ信頼を寄せてきた多くの支持者に幻滅と失望をもたらしている(トランシットの海王星が彼の太陽と月にスクエアを形成)。これはまったく驚くべきことだ。またこれは、今天上で木星と土星の両方が天王星にスクエアを形成しつつある現状を映してもいる。その中間点は2021年1月だ。私達はまさにそこに在る。

  しかし、ここには実社会と宇宙の両方の領域において、ポジティブな含みもまた存在する。アメリカ合衆国憲法は、それが作成された共和国の民主主義の原則を維持し、持ちこたえている(天秤座の土星)。これらの最近の出来事はまた、米国の建国チャートが国を永らえさせるためのチャートであることを断言するものだ。このチャートはこの国を弱体化させようとする猛烈なフォースに耐えられるように構築されている。それは建国図をハードなトランシットのアスペクトが打ち据えると同時に働く、国の弱体化への試みであり、2020年〜2023年まで続くかもしれない。これが国の建国図に冥王星リターンが訪れる時に見られる事象だ。したがって、まだまだ終わらない可能性がある。

  先週、大統領自身が駆り立て、一方ほとんどのトランプ支持者の価値観を代表しておらず、ルディ・ジュリアーニ(トランプ氏自身の弁護士)の「戦闘的訴訟」を行えという抗議者への誤誘導された勧告をも支持しないような過激派によって実行された暴動にもかかわらず、米国および他のいくつかの国の株式市場は、数年ぶりの高値、あるいは史上新高値まで急騰した。政治的に不安定な状況が続く中で、これは実際、非常に注目すべきことだ。しかし、株式市場は先を見越しており、投資家はこれらの出来事が短期間で終息するだろうと考えている。

  だが本当に短命で終わるのだろうか? そして、世界の株式指数が史上最高値を更新するこの爆発的上昇はいつまで続くのだろうか? バイデン次期政権が更なる景気刺激策の実施を計画していることを考慮すれば、おそらく同政権の増税計画が企業の利益を剥ぎ取るに至り、ついに個人消費の減速と失業率の増加に行き着くまでこの爆発的な高値がしばらく続く可能性はある。だがまた、はるかに迅速な反転を見せる可能性もある。今後2週間のうちに、強力な天王星のトランシットが訪れるからだ。

  他の市場では、牡牛座の天王星が水瓶座の木星にスクエアを形成しようとする動きの関連から、現在ビットコインが4万を超えている。火星が牡牛座入りした1月6日には、金が1960を試して数週間ぶりの新高値をつけ、銀は28.00を試して4ヶ月ぶりの高値をつけた。だが、金曜には両方とも大打撃を受け、銀は2.60(10%近く)を超える下げを見せ、金は80.00を超えて下落した。こうした予想外の大幅な値動きと驚きの反転は、天王星が影響力のオーブに入ってきたことの特徴でもある。



≪ 短期ジオコズミクス ≫

  世界の株式市場の騰勢がまもなく抵抗に遭遇するかもしれないもう一つの理由は、火星が自ら支配する牡羊座を離れて1月6日に次の星座宮である牡牛座に入居し、3月4日まで運行するという事実に基づいている。先週述べたように、自ら支配する星座宮、牡羊座を運行する火星は、世界の株式市場において大変な強気を示す。それは2020年6月28日に始まり、ダウ平均のプライマリーサイクルの安値24,971と同期した。そして1月7日木曜に31,193の新高値を記録した。

  だが、より大きな花火(少なくとも宇宙の領域では)は今週から始まろうとしており、今月末まで続くだろう。これには、天王星の順行、木星・天王星スクエア、火星・天王星コンジャンクションと木星に対するスクエア、太陽・木星および太陽・土星のコンジャンクション、そして両惑星と天王星とのスクエアが含まれる。歴史的に見て、火星(行動)、木星(誇張)と天王星(支持帯や抵抗帯のように期待されたものを犯す行為)を含むハードアスペクトは、金融市場での大きな値動きと相関している。これは多幸症状やヒステリー、興奮やパニックの期間となる可能性がある。この時期は間違いなく、2021年の最も強力なジオコズミックの時間帯だ。

  精神を引き締め、準備しておこう。これは、トレーダーの究極の願望 — 市場に身をさらす時間帯を最小にしながら最大の利益を得る機会 — でもある。だがまた、トレーダーや投資家にとっての最大の恐怖:突然の出来事に十分に素早い反応が出来ないか、または準備ができていないために、最大のリスクを負って想定外の損失を被る機会にもなりかねない。




訳文ここまで
________________
*(以下 訳者自身の個人的感想として)

  先週末に起きた保守過激派の暴動とされる事件の評価については、異論のあるひとも多いかもしれない。米国内も世界の見方も、まさに現状では分断されており、今後の成り行きも予断を許さない。また後世の歴史は往々にして最終的に勝利を得たほうが「善」として描かれるものだとも思う。ただ、訳者が見た限り — もちろん、狭い範囲に過ぎないので全体を語ることなど出来ないけれど — これまでトランプ氏を熱烈に支持してきた層の中にも、ある種の密やかな失望感(または脱力感)が見られることは確かだった。

ただしその失望感は、議会乱入騒動や一線を超えた暴力に関連するトランプ氏の責任についてのものではなかった。その反対に、彼が発信した『罠にはまらないよう、議会審議にまかせて安全に家に帰るように』という(たぶん日本人から見れば妥当な)呼びかけに対して失望した...という声が意外にも多く見られた。つまりコアな支持者の人々は、たとえトランプ氏が “煽動” などしなくても、もう十分に民主党の不正に対する鬱憤が溜まっていた。ところがその盛り上がりの頂点で、戦いのトップに立つはずのヒーローに梯子を外された ― 裏切られた ― と感じ、少なくとも今のところは「支柱を失った」という気分に陥っているように見える。

それは米国的理想(または建国精神?)の一部として厳然と培われ、今も深みに潜む「いったん戦いを宣言したら最後の最後まで後へ引くな(たとえ命を危険に曝しても)」という一種の “気概” を、トランプ氏のカリスマ性によって無意識のうちに目覚めさせられた大衆の「理屈抜きの気持ち」の現れなのかもしれない。そうした気分は今のところ、集会への参加・不参加を問わず、一部保守派の心中に霧のように拡がり始めているように見える。その人々のほとんどは、けっして過激派ではなく、ごく一般の保守派労働者層であり、地道な生活者だった。彼らは、今後の成り行きと振り上げた手の落としどころを見定めようとしているように見える。まだまだこれから先も何が起きるかわからない星回りが続くことから、バイデン政権が成立しても平穏に続くとは考えられない。共和党支持層も民主党支持層も、この先に内部分裂し始める可能性はありそうに思える。

  いずれにしても、トランプ氏はまさに地殻変動をもたらすリーダーとして、米国という集合体が選んだ「天王星の人」であり、おそらく米国史におけるその役割は十分に果たしていると言えるのではないだろうか(太陽・月のNノード・天王星が10室双子座でコンジャンクト)。

ブロックチェーン技術を使った新しい通貨発行への意欲など、ともすると既得権益を根底から覆しそうなことを構わず推進しようとするのもその顕れかもしれない。アストロロジーの主要な惑星のうちで、天王星ほど評価(または好悪)の分かれる惑星はない(海王星はまた別のニュアンスで評価が分かれるけれど)。またそこには「敵」と妥協しながら上手く事を運ぶイメージもない。極端に言えば、破るべき壁=「敵」を発見すると、即座に電気的な刺激が走って生き生きして見える。だから予測不能ではあるけれど、それがまた、天王星の大きな魅力にもなっている。

おそらくトランプ氏を支持してきた大衆(少なくともその一部)の無意識は、この時代の変わり目にあって自ら選んだ天王星的な指導者が、自分達にとっての「最終決戦的な場」を迎えたタイミングで分別くさく見えたり、一歩退くような印象を残したことに理屈を超えた拒否感を抱いているのではないだろうか(指導者として支持者を護るためには正しい行動なのだとしても)。 年末以来続く非常に厳しい星回りの下でたとえ大統領の座を明け渡しても、今後これまでのレガシーを維持し、人々を味方につけて達成したかったことをある程度成し遂げていくのなら、彼は最後まで折れることのないタフさを人々に見せつけていく必要があるし、その巧みさ(タイミング的な意味でも)にも、より磨きをかけていく必要があるのかもしれない。ちなみにメリマンさんはご自身も認める「土星の人」。なので一国のリーダーを論じるにあたっての結論は、当然ながら、主として土星的(プロフェッショナルな統治能力)な側面から評価してのことではないかと思う。

  なおTwitterでは、元下院議員でリバタリアン党のジャスティン・アマシュ氏が『憲法を重んじる保守派、リバタリアン、クラシック・リベラルの人々よ、新しい政治を皆で創ろう。我々が誇りに思えるような政党を、ともに創ろう。米国の伝統を尊重し、法の支配を護り、個人の権利を護るのだ。そして憎しみではなく、説得していくことに焦点を当てた政党を創ろうではないか。』と呼びかけており、それをクラシック・リベラルの論客で最近はダグラス・マレイ氏(邦題『西洋の自死』著者で英国の政治評論家)との左派・右派対談も行っているブレット・ワインスタイン氏(インテレクチュアル・ダークウェブの一員で進化生物学者、このブログ過去記事『山羊座の土星と冥王星 — WSJドキュメンタリー映像によせて』にも登場している)がRTしてすぐに3万以上の「いいね」が付いていた。コメントには賛否両論あったけれど...。果たしてこうした新たな目論みや要望は、これから先の「新時代」に向けて、米国内で力を持っていくだろうか? 

  最後に、ちょっとした余談として。凍結されていたトランプ大統領のアカウントがTwitterから永久BANされた。またトランプ氏や他の右派論客がアカウントを持つ「検閲なし」が売りのParlerアプリが、そのポリシーを変更しない限りGoogleとAppleから配布を止められるとも耳にした。で、取りあえずTwitter社の創業チャートを見てみた。すると、12月冬至とともに起きた木星・土星コンジャンクションが、ちょうどネイタル10室の太陽(と火神アグニ)の真上で起きていた(水瓶座0°台)。10室には太陽の他に月のSノード・海王星・水星のコンジャンクションが在泊しており、現在土星と木星がコンジャンクト中。獅子座 — 水瓶座0°台の軸はシンボル的に様々な象意を持つが、その中に「伝道者の自負と苛立ち」的なニュアンスが含まれているのは興味深い。またネイタルの8室射手座で冥王星とカイロンがコンジャンクトしており(隠された “力” — への渇望、「何が “人を傷つけるヘイトスピーチ” かを決める力は我にあり」という教条主義)、11室の火星(We,The People's Power)とはスクエア。その火星にトランシットのネッソス(カルマの支払い、報復)がオーブ2°で接近中。

  そして現在、ネイタルのアセンダント(牡牛座5°台)にはトランシットの天王星が来ており、その対向のDC上にはネイタルのフォルス(突然噴出する因果のエネルギー)が在泊する。そしてまもなくこのASCからオーブ1°でトランシットの火星とのコンジャンクションが起きる。たとえ私企業に「言論の自由」を護る法的義務はないとしても、多数の支持者を持つ一国の大統領アカウントを永久BANするという行為は、言論の場としてのSNSプラットフォームが持ち得る力の大胆な誇示とも受け止められる。けれどそれは、Twitterという企業が創業時に与えられた「集合体としての人格」の一側面が顕現した姿として受け取ることも出来る。

ちなみにCEOであるジャック・ドーシー氏のMCと、トランプ氏の太陽(とSノードと天王星)はコンジャンクトしている。去年12月15日に起きた射手座の日蝕が、その対向 — ドーシー氏のICとトランプ氏の月(月蝕)にコンジャンクトする形で発効していた事実は興味深い。テーマは様々にあったけれど、当時のエネルギー・ポイントは『納め、踏みだし、踏み込む』だった。

  木星・土星コンジャンクションから始まって、今後も木星、土星、そして最後の冥王星まで、水瓶座を強調する働きはしばらく続き、一方ではスクエア関係となる牡牛座を天王星が運行している。Twitterも含め、今後様々な種類のプラットフォームを提供するGAFAやビッグテックの寡占化の動きと「言論の自由」の在りようには、注意を払っていく必要があるかもしれない。そしてその場を利用する自分自身のスタンスや拠りどころにも。わたし達が踊り続ける祭りの場で、どこからともなく響き渡る笛の音を濃霧に隠れて奏でているのは、現在ひとびとの心理にひたひたと影響を与え続け、2026年初頭まで続いていく幻惑の源 — 魚座の海王星でもあるのだから..。



hiyoka記🍀


hiyoka_blue at 20:56|PermalinkComments(5)

January 03, 2021

レイモンド・メリマン 週間コメント1/4【金融アストロロジー】 

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2021年1月4日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

今回も≪短期ジオコズミクス≫≪長期的考察≫のみの抄訳をUPします。
 今年からはたぶんこんな調子で抄訳やお休みが多くなるかもしれませんが、時間が許す限り続けたいと思っています。🙇‍♀️


≪ 短期ジオコズミクス ≫

  “共和党は、トランプ大統領の選挙人団をめぐるに強引な動きに困惑して然るべきだ。トランプ氏は忠実な副大統領を酷い状況に追い込んでいる。共和党は、もしペンス氏が引き金を引いてバイデン氏の270票が拒否され、下院がトランプ氏を大統領に選んだらどうなると考えているのか? 最低限、路上での暴動頻発は避けられないだろう。”

— “Trump’s Push to Turn 2020 Into 1876”
  Wall Street Journal “Opinion” page
  2020年12月31日付


  今週のビッグイベントは、火星が牡羊座を離れ、1月6日に次の牡牛座に入居することだ。火星は牡羊座の支配星だったこともあり、世界の株式市場はこのところずっと強気だった。これは2020年6月28日に始まり、ダウ工業平均のプライマリーサイクル安値24,971と同期した。それが今では30,600を超えて史上最高値を更新している。火星は9月9日〜11月14日まで牡羊座で逆行した。その間ダウ平均は、3月23日に示現したパンデミックによる安値以来最長かつ最も激しい急落をみた(9月3日〜10月30日)。また、ヨーロッパと米国におけるCOVID−19第二波の発生にも相関していた。

  自ら支配する星座宮を運行する火星には力があり、強気だ。だが支配する星座宮に在って逆行する時、効果も逆転する。つまり強さを失ってより弱気になるのだ。また今週火星が牡羊座を離れると、火星はその後すぐ(またはその直前に)これまで得ていた強さを失うかもしれない。何故なら牡牛座での火星はデトリメントだからだ。

  牡牛座に入った火星はまた、1月20日大統領就任式の日に天王星とコンジャンクトする。そしてどちらもが、木星(誇大・過剰)からスクエアを形成されることになる。1月14日には天王星が順行に転じる。したがって、今月は多くの面で問題が起きやすくなりそうだ。火星と天王星がネガティブな側面でともに働く時は非常に可燃性が高く、怒りとフラストレーションが堆積し、論争や口論が頻発し、それが巷にあふれ出して社会騒乱に繫がりやすい。そして無法行為、危険で不穏な活動と相関する可能性がある。

  牡牛座はどちらかといえば自制的な星座宮に在って、このコンビネーションは偶然(または意図的に)、すでに沸点に達している圧力鍋をより強い火にかけてしまうようなものかもしれない。はたして牡牛座の持つ影響力によって火星と天王星の組み合わせが持つ爆発力を封じ込めることが可能なのか、それとも物事が完全に吹っ飛んでしまうのかを観察するのは興味深いことだろう。何が起きるにしても、1月28日からおそらくは2月17日あたり、すなわち今年形成される全アスペクトの先駆け — 土星・天王星ウェイニングスクエア — が、都合3回のうち最初の1回を形成する時まで、その力学は非常に強力だ。

  社会情勢および市場活動という点で私達が焦点を当てているのは、1月14日〜28日の期間で、間違いなく今年最も強力なジオコズミックな時間帯だと言える。これは株式市場、またひょっとすると他の金融市場においても、息を呑むような相場反転、または新たな高みへの信じがたいほどの騰勢、あるいはその両方に相関する可能性がある。おそらくはオプション取引を検討するべき時期かもしれない。



≪長期的考察:『“逆張り”の年』≫

  今年は土星・天王星ウェイニングスクエアの年だ。このアスペクトは都合3回起きる。2021年2月17日、6月14日、そして12月24日だ。これは45年サイクルの土星・天王星のシノディック・サイクルにおける最後の1/4局面であり、あらかじめ計画されていた活動とその結果の筋道を変えてしまうような、予想外のドラマティックな出来事が起きる可能性をほぼ間違いなく示す、最も重要な惑星コンビネーションだ。物事はおそらくプランどおり、期待どおりにはいかないだろう。

  私達は2021年という年を名付けるにあたって「“逆張り”の年」という呼称を造語した。世界の政治、経済、そして金融市場において、2021年に起きるだろうと大多数の人々が考えている物事はひょっとすると起きないかもしれない。予測どおりに示現する物事は非常に稀だ。その代わりに、誰もが予想だにしなかったような一連の出来事が展開し、決定や決断がなされていく。土星は計画、筋道、伝統を体現する。そして規則、法律、社会的・政治的に引かれた境界線をも意味する。

  一方、天王星は反逆者であり、一匹狼であり、革命家だ。それは境界や制限を試し、それを犯すことも厭わない。土星は私達の歴史であり、天王星は私達の未来だ。そしてウェイニングスクエアは、それぞれに関わる力学の衝突を意味する。これは興奮と混沌の時であり、起きる物事をどう見るかによって全てが異なってくる。だから危険でもあるが、それと同時に発明の才があり「型破りの発想」を怖れない人々にとっては爽快でさえあるだろう。しかし、もしタイミングを間違えたり適切に展開出来なかった場合は非常にリスキーだ。

  交互に起きる(ワクシング&ウェイニング)それぞれの土星・天王星スクエアは、米国と世界の歴史における2回の最も激しい株式市場の急落と同期している。1930年〜1931年と1839年〜1840年の事例だ。これらの時期が90年離れていることに注目しよう。拙著『The Ultimate Book on Stock Market Timing』1巻〜2巻において解説したのがこの潜在力に満ちた90年サイクルだ。

  ここに、私達がこの歴史的に重要な惑星ペアサイクルの時期に向けて進んでいくにあたっての祝福の言葉があるので引用しておこう。

“あなたが幸せで安全でありますように。
 健康でありますように。
 そして何より平和の内にありますように。

— The “Calm” app > Meditate > Inner Peace> Loving Kindness, www.calm.com
   



訳文ここまで
————————————————


hiyoka_blue at 20:57|PermalinkComments(0)

November 29, 2020

メリマン・コラムのメモと満月・月蝕について少しだけ

⭐️ 今週のメリマンコラムはお休みさせていただきますが、送られて来た原稿を読む限り、たぶんメリマンさんが伝えたいことが書いてあると思ったのでメモ的に、書いておきます。ただざっとなので、完全な翻訳ではありません。エッセンスのみです。その点はどうかご容赦ください。後半は満月についてのメモ書きです。

————— ————— ————— —————

メリマン・コラム 11月30日付 ≪ 短期ジオコズミクス ≫ よりのメモ書き


  先週のコラムには、あらゆる政治的志向の読者から多くの反応があった。

  私が引っかかったのは、ドナルド・トランプ氏が起訴されるのか、恩赦が下りるのか、それとも共和党を支配し続けて2024年に再び出馬するのかを知りたいという、リベラル派の質問だった。

まずはジョー・バイデン自身の言葉を参照しよう。
彼は 「癒しの時」の到来を誓った 。

癒やし...か。今週もまた魚座で強調された海王星が方向転換の渦中で影響力を強め、12月14日(日本では15日に入ってまもなく)の重要な日食に近づいていく。まさにその日、米国では選挙人投票が行われ、これによって米国の次期大統領が正式に決まる。


  では、違法行為をしたと自分達が信じているその大統領に恩赦を与えることで、癒やしを 達成できるのか? あるいは、もし彼の行為が違法であることが証明された場合、その罰 — 彼らはそれを「正義」と呼んでいるが ― を厳格に遂行することで米国は癒やされるのか?

  さらに、トランプ支持者も主張しているように、ジョー・バイデンが副大統領時代に息子のハンター・バイデンに金銭的な便宜を図ったことに絡み、彼が潜在的に違法な取引をしていたことはどうなのか? あるいは、ヒラリー・クリントンと政府の機密情報を含む彼女の行方不明の電子メールは? またクリントン財団の違法な取引の疑惑についてはどうか? あるいは、オバマ政権がトランプ陣営に行ったとされるスパイ行為や、証明されることのないロシア陰謀論の捏造を承認するために果たしたオバマ氏の役割はどう考えているのか?

それらは1972年のニクソンによるウォーターゲート事件の選挙への介入と比べて、どこがどう違うというのか? それは合法的で今回は違うのか? また共和党上院議員のリンジー・グラハム氏が、ジョージア州の選挙当局者にトランプ氏の勝利のために何千もの郵送票を捨てさせようとしたとされる告発は合法であり、「法の上にある」ものなのか?

  現在巷で囁かれている、あらゆる疑惑についての意見を求めるメールの数々。それに対する私からの回答と根本的な問いは:

「我々は本当に我が国の基盤をゆるがす分裂状態を癒やす心づもりがあるのか?」だ。

  もし「ある」と言うなら、海王星が持つもう一つ別のテーマ「赦し」から始めねばならないだろう。それにはまず「真実」を認め、(それがどんなに自分の感情に痛みをもたらそうとも)現実をあるがままに見て、自分と合わないものを即座に否定する習慣を捨て、事実を見て見ぬフリをして自分を騙すことで現実そのものも変えられるという迷妄を乗り越えることだ。

  国として、また国際社会としても、米国民としての私達の先には、まだやらねばならない多くの仕事が待っている。


  11月30日には月食が起き、11月28日には金星・天王星オポジション、11月29日には海王星が順行する。これは、投資家の感情が変化するには十分な火力だ(まあ、海王星と月食では、火力によって水分が蒸発するようなものか)。

先週末、ビットコインでそれが目撃された。それは今週、他の市場でも見られる可能性がある。天王星の影響によって、トレンドは出し抜けに、突然変わる可能性がある。

そして、海王星が影響力のオーブを抜けると、非合理な高揚感の幻影はすぐに発作的な警告音に道を譲る可能性があり、さらにヒステリーが起きるかもしれない。特に、次の2週間の間に月食から日食へと移行するのであれば、なおさらその可能性は高まる。

射手座では、すべてが誇張される。だから慈善活動や楽しみに集中してみてはどうか。射手座はそれも大好きだ。


MEMOここまで
ーーーーーーーーーーーーーー

以下は毎週のコラムと『フォーキャスト』シリーズを訳してきての、訳者としての感想です。

  おそらく、メリマンさんに意見を求めるひとびとの多くが、海王星によって厚く張られた煙幕の中で「占い」や「ご託宣」的なニュアンスを含む「断定的見解」を求めていたのではないかと思う。人間は常に自分より “物が分かっているひと” に安心させてもらいたいものだし。それに、断定的見解を披露されれば、それを支持したり従うだけでなく、自分の断定的見解を駆使して反論も出来る。つまり、戦える。論 VS 論で戦っていれば「何かをやっている感」を得られるし、自分を安全な場所に置いたまま、ひととき実人生で起きている物事を忘れられる..というひとも多いと思う。好戦的な今のムードの中では、それを無意識に望むひと達は多いかもしれない。

_____________
これも今週のコラムより:

『海王星は前進のために患部の「治療」を求める。それに気付いていないと、海王星の真の目的を知ることは出来ない。その上に立って生き、行動することが出来なければ、海王星が求める真の「癒やし」も「赦し」も生まれない。皆さんにはその気があるだろうか? もしあなたがその痛みを厭わないのであれば、それは素晴らしい結果を生むだろう...』

引用ここまで
—————————————

海王星はあらゆる煙幕を張ってわたし達を誘惑する。

特に強い誘惑は:

「自己憐憫」
「被害者意識」
「加害者的罪悪感」
「同情や共感という名の無自覚な優越感」

または

「わたし(達)の罪は誰かを助ける(尽くす)ことで赦されるという浄罪感覚」
「わたし(達)が犠牲になることで全体が良くなるという期待感」

  これらはすべて「自分」を中心とする意識。なので思い通りにいかないと、救済/援助者→自己憐憫→被害者意識→…と堂々巡りになる場合も多い。魚座も海王星も、その本質は「無私」だとされる。牡羊座に至って生まれ変わる前の、魂的断捨離と言えるだろうか。けれど真の「無私」に辿り着く前に、わたし達が振り払うべき霧はあまりに厚く、広大無辺なのかもしれない。

  これらは政治問題だけでなく、日常の社会や家庭内の人間関係、友情や恋愛関係にもあまねく反映される。そして美しい(または正義の)幻想となって当事者やその周囲を巻き込み、あらゆるドラマを創造していく。けれど実際には何かがそこから生まれたり、進歩や進化が起きるわけではない。生まれるとすれば、それは混沌。悲喜こもごもの、個人的ドラマの集大成が社会の流れを創り出していく。

それに惑わされず、いや惑わされるときがあっても、間違ったと思えば潔く認めて引き返し、初めからやり直す。その繰り返しにめげず、何度でも気を取り直し、生きていく。そういうことが、人間として海王星の霧の中を歩いて行く道なのかもしれない。怒りも痛みも怖がらずに、誤魔化さず、こころを開き、ひとりの人間としての自分が今やるべきことを、淡々と積み重ねていく。

それはまるで、海王星の囁きに反することのようだけれど、それこそがこの惑星の霧の裏側に隠された「真実」なのかもしれない。その「真実」 は、結局はひとりひとり異なるものなのだということもまた十分に知りながら。そしてその上で、もし幻想を幻想として十分に楽しめるひとがいるなら、それはもう十分に「海王星使い」と言っていいのかもしれない。


(..なんかいつにもましてメリマンさんぽい翻訳口調になってるような...-_-;)
—————————————————————

11月30日18:29ごろの満月・月蝕メモ

双子座8°『労働者のストライキ』〜9°『沢山の矢で満たされた矢筒』

  11月30日の双子座の満月・月蝕。度数的には激しいものを秘めている。前回の新月からこの満月期近辺の世界は、いろいろな意味で荒れているけど、そのピークが月曜の月蝕。ただその次も強力な射手座の日蝕ということで、ここしばらくは社会的にも、自然災害、人災の面でも注意が必要だと思う。シンボルの流れとしては、鬱積したエネルギーの暴発、闘争、混乱から少しずつ的が絞られようとする、その手前で迷っているような雰囲気。

環境や自分自身を含め、変化を受け入れて踏み出さないと…と思う気持ちもあるけれど、見えない怖さも同時にあり、抵抗もしてきた。そんな経験をしてきたひと、しているひとにとって、その葛藤は大きいかも。全体的な圧力の高まりは、社会にも人間関係や個人にとっての今後のプランにも、様々なプレッシャーの感覚として顕れるかもしれない。まるで圧力鍋みたいに。それなら、熱とともに圧力鍋の蒸気が勢い良く抜けていく…そんなふうにエネルギーを使えるといいかも。まっすぐ。元気に。好きなこと、好きなイメージに集中して。息を大きく吸って、吸ったら大きく吐いて。ゆっくり、微笑んでみる。ヨシ!と力強く言えなくても、迷いの中で自分が、物事が落ち着いてくるのを待つのもいい。

何か正しいことを言わなくては…なんて気にしない。物事に行き詰まったら、投げ出すのではなく「ひっくり返して眺めてみる」。フライパンでオムレツをつくるときのように。ポンとひっくり返したその瞬間に、何かひらめくかもしれない。自分の中の綱引きにタオルが投げられ、みんな同時に尻もちをつく。そんなときにふと浮かぶ、ほんの小さな、取るに足りないこと。それが、とても価値あるものに育つかもしれないから。

今は潜在的な可能性があらゆる方向に開けている不思議なとき。当然、良くも悪くもいろんな道がある。だから怖れも生じやすい。もしこうなったらイヤだな...とか。起きていないことをあれこれ想像してみる。けれどあえて、沢山ある中から、ひとつの方向に絞ってみるのもいい。真剣に、遊んでみるつもりで。まっすぐに、矢を飛ばす。途中で落ちたら? たぶん落ちた場所にも意味がある。これは双子座満月の思考の遊びと割り切って。でも、双子の柱のど真ん中に、見るべきものが隠れているかも?

今、沢山の声がいろんなことを叫んでる。なんだか忙しい。遠くなんて見えないし。だから今日も間違える。けれど、何を言われてもまぁ、気にしない。もしそれが、螺旋のようにグリグリとねじ込んでくるようなことばなら、なおさら。それは皮下深く入り込み、海王星のネガティブ風味に染まった「わたし」と一体化していくから。

でも、もしそのことばが即座にグサッとくるなら、それって本当は自分で自分に言いたかったことばかもしれない。誰が言ったかは関係ない。まっすぐ矢のように飛んできて、スッと刺さってくることば。
『そうか...サンキュ! 今はまだどうしていいかわからないけど、たぶん、きっと、ちゃんとやれる』

何故なら、圧力鍋から噴き出る蒸気のように、自分の想いもまた沢山のポテンシャルを持って表現されたがっている。いろんな方向に。それをまず、感じてみたい。

太陽は射手座の第1ディーカンを進行中。ここはクセ者ぞろいの度数だし、刺激も強い。それを映す双子座の月は、安定の牡牛座を出て掴めない風となった。こころもとない。掴まるところがない感じ。でも何となく、自由なのかも?? 本当に? 大丈夫かなぁ.... けれど、楽しめるひとはそれを楽しもう。元気のないひとは、出来る限り眠り、好きなものを見て、聴いて、自分を元気にする物語にひたって。疲れた神経を休めたい。

でも、どんな物語の中にも今の自分自身が映ってる。それを忘れずにいたい。自分が立っている、わずか直径30cm足らずの大地。でもどんなときも、そこから全てが始まっていく。自分の中のぶつかりあいも、滅びゆくものの ささやかなぬくもりも。全部が自分の中にあり、ずっと、ともに生きていく。

まっすぐな矢でいっぱいになった矢筒は、わたし達ひとりひとりの姿。幾本もの矢は、これからどこへ飛んでいくだろう? その的は? 決まっているようで、本当はまだ何も決まっていない。ポテンシャル満杯。突然噴き出す力。動き出す何か。予感と予兆。

思い付くままの走り書きになったけれど、この満月・月蝕の位置はこんな感じのエネルギー。 これは破壊的にも創造的にも、どっちにも使える。双子座らしく、どっちもイーブン。かろやかに選んでみるもよし、選ばなくてもよし。でもこれから動き出す何か(外界にも内界にも)があることは確か。だから、目を瞑り、何も見えない闇の中で…やっぱり「ヨシ!」なんて言ってみたい。

これから月蝕、そして強力な日蝕へ。すべてはたぶん、自分が選んだ道。でもその道は、思わぬところに可愛いい花が咲いてるのかもしれない...

と、いうわけで...
この満月、月は風。太陽は火。火の影が、風を隠す。

なら、火を燃やし、火に負けず。
さまよう双子座の思考を貫いて、いこう...不可視の的をめがけて! 😊


Inner_cosmos


have a great trek!!!★

hiyoka(^_^


hiyoka_blue at 20:53|PermalinkComments(0)

November 22, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント11/23【金融アストロロジー】 

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年11月23日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

今週も≪ 先週をふり返って ≫の一部(今後のジオコズミクスに触れた箇所)と≪短期ジオコズミクス≫(全文)の抄訳になります。

来週はお休みします。それ以降は未定です。🙇‍♀️


≪ 先週を振り返って ≫

・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・

(先週の各地域の株式市場の動きを受けて)

  ...これらの世界的な指数の大部分は、特筆すべき重要変化日(CRD)になると予測されていた11月9日〜19日までの時間帯に重要な高値をつけた。だが私達は、太陽が射手座を運行することで強気シーズンになりがちな11月21日〜12月21日に株式市場が上昇し続けることができるかどうかを観察すべく待機している。

  他の市場では、金は11月19日木曜に再び1850レベルを試し、それは維持された。2000はおろか、1900以上に戻るのも難しい状況だ。銀は2360と2520の間での取引が続いている。大豆とトウモロコシも先週は1年以上ぶりの高値まで急騰した。大豆は4年ぶりの高値を更新している。だが引き続き大きな話題となったのはビットコインで、現在まさに史上最高値を更新しようかというところで金曜には18,830を突破した。過去の最高値は2017年12月18日につけた19,458だった。ビットコインにとって最もボラティリティが高い時期は、太陽が射手座〜魚座を運行する時(11月21日〜3月21日)だ。これからがまさにそのタイミングなので、急騰や急落が今後4ヶ月〜5ヶ月間続く可能性を示唆している。


≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “グレート・リセット "は、世界経済フォーラムが2021 年1月に開催するユニークなツイン・サミットのテーマとなる。世界経済フォーラムの創設者でありエグゼクティブ・チェアマンであるクラウス・シュワブは、『グレート・リセットは、すべての人間の尊厳を尊重する新しい社会契約を構築するために必要だ』と語る。『世界的な健康危機は、社会的結束力、機会均等、包括性の欠如という点で、私達の古いシステムにおけるサステナビリティの欠陥を露呈させた。また私達は、人種差別の弊害に背を向けることは出来ない。私達はこの新しい社会契約の中に、私達が若者の期待に応えることを保証する世代間の責任を組み込む必要があるのだ』”

  — Adrian Monck, World Economic Forum   
    “The Great Reset: A Unique Twin Summit to Begin 2021”
    public.affairs@weforum.org 2020年6月3日付

  “ここで取り上げる鍵は、数ヶ月のオーブを考慮しておよそ2020年近辺まで、現在の「ウェイニング時代」に終わりは来ないということだ。経済、社会・政治の領域、そして集合体の統治のあり方は、その時点まで変化しない。その理由はリーダーシップの欠如か、または指導層がそれだけの権能を持たないだ。これが何を意味するかといえば、今世界中で膨らみつつあるフラストレーション、不信と冷笑主義、現況への落胆は、真の改革、新機軸の思考、そして統合を探求する真新しい観点を使うことによって、2020年代の始まりにそれとわかる形で新時代の幕が開くまでは、ずっと存在し続けるということだ。”

  — Raymond Merriman
   「ザ・グレートリセット
     — 土星ウェイニングアスペクトが終わりゆく日々」より
   『フォーキャスト2017』より 2016年11月


  “「アメリカの大統領がこれ以上悪質で非民主的な行為をするとは考えにくい」と、2012年の共和党大統領候補、ミット・ロムニー上院議員(ユタ州)は語った。”

  — Dan Mangan
    “Shame: Protesters Tell Michigan Lawmaker to Certify Vote for Biden
    as He Goes to Meet Trump”
    www.cnbc.com 2020年11月20日付


  さて、今週は少し市場から遠ざかろうと思う(まぁ、これは私が書く私のコラムということでご勘弁願いたい)。米国で政治的に何が起こっているのか、そしてこの状況についての読者からの質問が殺到しているからだ。

  冒頭に掲載した2本の引用文は、このコラムが、ニュース記事や人間活動における重要な動きを、それが起こる前に報告—予測—していることを示すまた一つの例に過ぎない。宇宙のメッセージに関する知識を通して、これらのコラムに書き記した洞察が、後になってまるで自分が考え出したかのように他の人によって「発見」されることは、よくあることだ。 残念なことに、アストロロジャーの仕事が源泉となって生まれたものは、オリジナルのソースとして引用されることはほとんどない。何故かといえば…「占星術」だからだ。

アストロロジーに対する社会的価値観の現状は、社会がこの注目すべきテーマの研究や調査を支援する機会を逸したことによるものであり、それは大きな損失でもある。これまで幾度となく証明されてきたように、アストロロジーは地域、国家、またクローバルな社会のどのレベルにおいても、何かを「計画」するにあたっての重要な機能の大いなるツールとなるからだ。

  私がこれを書いているのは、すべてのプロフェッショナルなアストロロジャーと同様に、ある一つのことを理解しているからだ。それは「自分が犠牲者になった気分」とはいったいどういうものか? についてだ。つまり、あなたが真実だと信じていることに対して、システムが「不正に操作されている」と感じることがどのようなことかを理解しているからだ。あなたがその問題について何を考え、何を感じるかはこの際、問題ではない。

重要なのは、あなたが何を知って、それに対して何をし、どう行動するかなのだ。

あなたは諦めるのか?  泣き言や愚痴を言うのか? 癇癪を起こし、あなたのグループ(または党派)に属する人々のキャリアと幸福を危険に曝すような行為をするのか?

あるいは、不正、差別を正すために働き、常に卓越した仕事をし、自分自身と自分の仕事に自信を持つ人間のモデルとして倫理的かつ正直に行動し、独自の研究や発見を報じることによって、自分が誰であり、何をしているかについての真実を広めるのか? 

あなたのふるまい自体が次の「選択」となる。そしてあなたはその選択の結果に責任がある。その結果が気に入らないからといって文句や泣き言を言ったり、癇癪を起こしても何の役にも立たない。結末は変わらないし、行く末には自分自身を傷つけることになるだろう。

  「自分は被害者だ」「犠牲になっているのだ」という感覚は、海王星の領域に属している。トランシットの海王星の下では、人はしばしば虚偽、噂、または証明が不可能な疑惑の対象となりやすい。それも野放しで荒ぶった糾弾よりも、ただ率直に尋ねるだけで誤解だったことがわかるような疑惑であるケースが多く見られる。あるいはまた、あなた自身が他の誰かを自分の申し立ての犠牲にする加害者なのかもしれない。それもけっして真偽を証明することは出来ないまま、ただ他者の幸福を損なうばかりか、同時に自分は正義の味方だと思い込んでいる人自身さえ傷つける可能性がある。

  この2週間で私が最も頻繁に尋ねられてきた質問は、すべてトランプ大統領の行動、つまり選挙結果の受け入れを拒否するという行動に関わっていた。

“連邦保安当局者は選挙は「米国史上最も安全な選挙」だったと語っている” *(Deanna Paul, "Giuliani Claims Fraud Conspiracy, Wall Street Journal, 2020年11月20日付)という事実が報じられたにもかかわらず、彼は選挙が不正操作されたと主張している。そこでこのコラムでは、すべての読者の皆さんに向けて私に寄せられた質問に答えようと思う。私がアストロロジーのレンズを通して理解した言葉によって、これらの出来事をどう見ているのかを知って欲しいと思ったからだ。

* 目安としては左派中道路線とされる USA TODAY紙 は、FEC(連邦選挙管理委員会)議長トレイ・トレーナー氏が『“この選挙は違法であり、不正が行われた”と言明した』という一部保守系紙のニュースに対し「ファクトチェック」と題する記事を掲載、これを「一部のみ真実」と断定した。別の独立系ジャーナリスト(Tim Pool氏/クラシック(オールド)・リベラル派とされる)によれば、実際の言葉としては『今回、ある程度の不正があった』ことを認めたというのが正しいという解説も。また投票システムを提供したドミニオン社は最初の承諾を突然翻し、ペンシルベニア州公聴会への出頭と証言を拒否したと報じられた。その理由は不明。
今は世界中の報道機関が右派左派を問わずニュース報道というより「党派別機関紙」と化す傾向が以前より際立ってきたようで、何が真実かは本当に見えない。魚座の海王星の下では「真実」という言葉自体が曖昧な意味しか持てないのではないだろうか? いずれにしても、昔ながらのすべての「権威」に疑問符がつく今、報道機関もまたその例に漏れないのかもしれない。 各報道機関に対する “ファクトチェック・サイト” も存在するが、メインストリーム・メディアの大半が信頼度で高得点を得ていることから、特にトランプ支持の中道〜保守派の人々の間ではサイト自体のバイアスに対する疑念も強い。個人でも簡単に使えるディープフェイク技術の発展と一般化もその潮流に拍車をかけ、疑念をより底深いものにしている。

「トランプ氏は現在の選挙結果を覆すことになると思うか?」

 — そうは思わない。

「彼が共和党を支配し続けると思うか?」

 — いや、もうその時は過ぎた。 彼の時間は終わったと信じている。

「あなたは民主党支持か?」「共和党支持か?」

 — そのどちらでもない。

「 あなたは偏見を持っているのか?」

 — 人間なら誰もが偏見を持っている。それは 避けられない。
  だが 結局のところ、それは問題ではない。

  重要なのは、誰もがどう現実に適応するかということだ。そしてそれが、海王星トランシットの厄介なところだ。海王星は現在、トランプ大統領の太陽・天王星と月のオポジションに対し困難なTスクエアを形成している。前の2回の『フォーキャスト』シリーズ、そして最近このコラムでも述べたように、今は大統領にとって、物事の現実をありのままに見ることが非常に難しい時期だ。彼は現実の状況に繋がり続けることに苦労しているだろう。そしてその現実は、けっして喜ばしいものではない(再集計がすべて終わった後、彼は負けるかもしれない。そうならなければ、私は本当に驚くだろう)。何故か? その理由はこの同じ時期に、彼のネイタルの金星・土星コンジャンクションに対し冥王星がオポジションを形成しているからだ。トランシットの冥王星の下では誰も逃げられないし、痛手を受けない者もいない。それが土星とオポジションであれば、本人の義務 — 役割 — は多くの場合終了する。大統領としての彼の責務は、彼自身がどう抗おうとも終わりを迎える可能性が高い。

「彼はホワイトハウスから強制的に追い出されることになるのか?」

 ― 冥王星が関わることから、その可能性はある。

「トランプ氏がクーデターを起こし政府を乗っ取ろうとするのでは?」

 — ここが米国でなければ それも考えられるし、試すかもしれない。 しかし、トランシットの海王星と冥王星が彼のネイタルの惑星達に絡み、プログレスのアセンダントが天秤座から蠍座へと移行することを考慮すれば、乗っ取りに成功するというよりも、十中八九、解任される可能性のほうが高いと思われる。しかし、上昇中の惑星が海王星であることから、そんなアイデアが頭の何処かにふと湧かないかといえば、そうではないだろう。

  去年の9月にISAR(www.isarastrology.org)が開催した大統領選挙に関するウェビナー・ディスカッションにおいて私は、トランプ氏のプログレスのアセンダントが今回の選挙から就任までの間に天秤座から蠍座に移行することを指摘した。これは約30年かかるプログレスだ。ネイタルの木星(幸運)が在泊する天秤座から蠍座へと上昇宮が移ることは、彼の人生の中で居心地の悪い時期の始まりとなる可能性が高いと私は述べた。ネイタルの木星が天秤座に在泊しているため、プログレスのアセンダントが同じ天秤座に在る時なら、彼が望むものは何でも手に入れることが出来た。だが今はもう、その時ほどやすやすと思い通りにはならなだろう。

彼は蠍座には何も持たない。まあ、彼は負債を抱えているかもしれない。蠍座は債務を負うことによって成功することもある。借金をバネにして彼/彼女の欲しいものを手に入れることがあるのだ。蠍座で体験する現実は、木星が在泊する天秤座とは180度異なるものだ。 だから私は、彼は政治家としては終わったと思う。だが蠍座はお金の星座でもあり、他者と取引するのが大好きだ。だから彼は、まだまだトランプの札を配ることが出来る。

「彼がこの難関を乗り越える方法はあるのか?」

 — もちろん、ある。冥王星と直面する時は「避け難いこと」に対する降伏が必須となる。それは現在、トランプ氏の脚本にはない筋書きだろう。まずは変化が起きてしまったことを一旦認識し、固執していた物事を手放すことが必要になる。それから全てを再構築するのだ。それによってこそ、冥王星の力はやわらぐ。そして彼/彼女は生まれ変わる。その時、別の道で新たに体験する成功は、これまで以上に大きいものとなる可能性がある。だがそれまでは、万力の締め付けがどんどん強まっていくばかりだ。

そして最後に
「今回の選挙は操作されていたと思うか?」
「今回の選挙で不正行為が行われたのだろうか?」


  まあ、前述の海王星のトランシットが、米国ネイタルの火星・海王星のスクエアにもTスクエアを形成している。詐欺や不正行為は海王星の庇護と援助の下で行われるのだ。ただしそのチャートの当事者のほうが騙されているのか、それとも詐欺を実行する張本人なのかどうかは、常に疑惑の中にある。

海王星は通常、彼らの主張を支持するに足る確実で説得力のある証拠を提供する力というよりは、より非難がましくなりやすい質を持つ。だからその質問への答は — 「私にはわからない」だ。不正の可能性はある。だが、その疑問への答がトランプ大統領の現在の状況を変えるとは思えない。彼は傷ついたレームダックだ。そして私は彼が一刻も早く癒やされること、そして彼の人生を軌道に乗せるために冥王星が要求する個人的な変革を遂げるよう願ってやまない。


  さて、トレードや投資のための洞察を得るためにこのコラムを読んでくれている皆さんに向けて、ひと言書いておこう。今週やってくる主なジオコズミック・サインは、11月27日〜28日に起きる金星・天王星オポジションと海王星の順行だ。どちらも急激な価格変動やリバーサルとの相関性を持つ。また木曜は感謝祭の祝日で、米国の金融市場は休場となる。

歴史的に見て、株はほとんどの場合このホリデー期間中に上昇することが多く、その後も消費者が多くのお金をプレゼントに費やすような日々が続く。だから全ての読者の皆さんが、この季節に本当に欲しい贈り物を手に入れられることを願っている。ひょっとして、それは『フォーキャスト2021』の本だったりするだろうか? 私が受け取る贈り物はきっと、私がこの本を書き終えた後、内部に残されたものになるだろう。今回、私はこの本を書くという行為を非常に愛している。昨年の本よりもはるかにスムーズだ。そして、素晴らしい内容になりそうだ!





訳文ここまで
—————————————————


hiyoka_blue at 20:54|PermalinkComments(2)

November 08, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント11/9【金融アストロロジー】 

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年11月9日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

今週も≪ 先週をふり返って ≫の一部と≪短期ジオコズミクス≫全文の抄訳となります。

来週はお休みします。m(_”_)m


≪ 先週をふり返って ≫


この項目ではアストロロジーに関する箇所のみ訳しました。他の部分は先週の市場の値動きの記述です。
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・

  それは10月31日にハロウィンの満月が天王星とコンジャンクトした後の週だった。そして、満月と天王星の両方が強調されたことで予測されたように、すべてが突然、予想外に反転した。投資家心理の突然の変化はまた、11月3日火曜に方向転換した水星によっても示された。月が水星が支配する双子座に入ったタイミングは米国大統領選挙のタイミングだった。いわゆる “ブルーウェーブ” がなかったとして、世論調査はまたしても外れたと思われていた(しかし、ジオコズミック研究はこれを捉えていた)。民主党の候補者ジョー・バイデンは二桁のリードで勝つことはなかった。実際、この記事を書いている時点では、勝者は11月6日以前にはわからないだろうという私たちの予想どおり、誰も公式には勝利を確認していないし、11月14日に火星が順行に転じるまでそれが続くかもしれない。土星・天王星のスクエア形成が2月17日と近付いているため、選挙結果の完全性や正確性についての疑念はそのあたりまで尾を引くかもしれない。共和国とその指導者、そして同胞であるはずの市民に対する安心感と国民の誇りは、あと数週間はまだ捉えどころなく彷徨う可能性がある。そしてこれからの1~2週間には、さらに多くの驚きが待っているかもしれない。

・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・

  振り返ってみると、満月が天王星とコンジャンクトし、水星が順行するというシンボリズムを反映した1週間ではあった。しかし、来週の惑星配置は、潜在的に同程度の重要な意味を持っている。げんなりするようなワイルドライドはまだ終わっていない。シュールレアリスムは、私たちがかつて知っていたリアリズムをなおも凌駕し続けている。トランシットの海王星(現実感覚への試練)が、太陽・月のオポジション(自分自身への核心的な信念、アイデンティティ)とのTスクエアを形成している今、トランプ大統領の心中で起きているに違いないシュールレアリスムのレベルは想像することしか出来ないが、これは超越の時間、または彼が信じているものと現実の間の完全なる切断状態が起きている可能性がある。したがって、多くの人にとっては超自然的な時間かもしれないが、投票傾向がバイデンに有利な状態が続くのであれば、大統領と彼の最も熱烈な支持者にとっては、非常に超現実的な時間に感じられるだろう。だがジョー・バイデンにとっても、別の理由でかなりシュールな時間になるのではないか。2020年の選挙でバイデンが本当に勝利者として宣言された時には、それについて今後のコラムで論じるつもりだ。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “ここ(アリゾナ州)では道徳が重要であり、忠誠心にも重きを置く。トランプ大統領による故ジョン・マケイン上院議員への攻撃は、多くの共和党員を激怒させた。また彼の元スタッフである100人以上の上院議員と同様に、マケイン氏の未亡人シンディも ジョー・バイデン氏を支持した。彼らの公開書簡によれば... トランプ氏が2016年に3.5%の差をつけて制した州で以前民主党が勝ったのは1996年だった。”

  — Masada Siegel
    “Has Trump Turned Arizona Blue”
    Wall Street Journal 2020年11月6日付


  “民主党は2018年に郊外やハートランドである程度の地盤を保持したが、今年は多くの地域で敗退した。一つ提案しよう。たぶん警察予算のカットよりも、もっと穏健なメッセージを試してみてはどうだろう。”

  — “A Democratic Flop in the States”
    Wall Street Opinion page 2020年11月6日付


  先週のコラムで述べたアストロロジーの研究に関しては、サイクル研究が劣勢に立ったように見える。前回提示したアストロロジー上の相関関係はバイデンの勝利を指し示していた。これらには、2020年12月21日の木星・土星のシノディック・サイクルと、2021年2月~12月の土星・天王星スクエアが含まれていた。そして、そのそれぞれがホワイトハウスにおける現職大統領とその党の敗北に明確な相関関係を持っていた。一方私が引用したサイクル研究では、トランプ氏の勝利を示唆していた。この記事を書いている時点ではまだ最終的な得票数は出ていないが、バイデンは大統領よりもゴールに近づいている。

では、地性星座宮から風性星座宮への200年にわたる変化が顕れることから、今回は「グレート・ミューテーション」サイクルとも呼ばれる木星・土星の20年サイクルが「風性新時代/ニュー・エアラ」を意味するとすれば、今後の200年、とりわけこれからの20年間に何が期待できるのだろう? 新しい風性星座宮シリーズの始まりは、米国にとって、世界にとって、地性星座宮シリーズよりもっと統合されたものになるのだろうか? それはこの壮大な宇宙シフトによって示される可能性の少なくとも一部ではある。しかし、そのような変化が最初のうちから明確になるとは限らない。シフトが明らかになるまでには、5年〜10年はかかるかもしれない。これについては、あと1ヶ月ちょっとで発売される『フォーキャスト2021』の中で詳説する。

その間にも、ここ数日の間に宇宙ではまた別の惑星達が集会を開く。11月9日〜19日、金星は火星にオポジションを形成し、その両方が冥王星、木星、土星のカプリコーン・ステリウムにTスクエアを形成するのだ。このカーディナルTスクエアの真っ只中で、木星は11月12日に冥王星と3回目にして最後のコンジャンクションを形成し、火星は11月13日〜14日に2ヶ月を費やした逆行運動を終える。これら後者の二つのシグナルは非常に強力だ。11月12日の木星・冥王星コンジャンクションは、11取引日以内のプライマリーサイクルとは88%の歴史的相関性を持つ。11月13日〜14日の火星順行は、11取引日の内に75%の相関関係だ。どちらもリバーサルに関しては強力なレベル1のジオコズミック・サインだ。10月29日〜30日に示現した世界の株式指数の安値は、これら11取引日の時間的オーブ圏内にあり、プライマリーサイクルの底と一致した可能性がある。しかし、今週はこの時間帯の中間部分が重くのしかかっており、しかも株式指数(およびビットコイン、通貨、金属)はこの時間帯に向かって急上昇している。したがって、さらなる急反転の可能性を排除することは出来ない。

  11月と12月にこれらがどのように展開されるかは、今月のMMAサイクルリポートの主題となるだろう。今のところ、私達の関心は、2020年の米国大統領選挙がどう帰結するか、そしてそれが、宇宙的な「ニュー・エアラ」の描像に向けて何を意味するかに集まっている。「ニュー・エアラ」という呼称を考えてくれたMMAマーケットアナリストの キャット・パウエルに感謝している。






訳文ここまで
————————————————————


hiyoka_blue at 20:54|PermalinkComments(2)

November 01, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント11/2【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年11月2日(フリー版より)

翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

今週は≪ 先週をふり返って ≫部分の抄訳+αになります。
   来週と再来週は未定です。m(_”_)m


≪ 先週をふり返って ≫

  “米国経済は第3四半期に年率33.1%増と記録的なペースで成長した。コロナウイルスのパンデミックによって失った分の約2/3を回復した形だ。”

  — Harriet Torry
    “U.S. Growth Eases Much of Slide”
    Wall Street Journal 2020年10月30日付

  GDPが予想を上回ったにもかかわらず、世界の株式指数は先週、下落し続けた。これは主に、米国と世界各地におけるCOVID-19の新規感染者数が連日報告され続けたことによる。この新規感染者増加という警鐘に伴って、多くの地域社会で新たな封鎖措置を実施し始めている。これは企業活動に打撃を与えることから、市場が下落する理由となった。しかし、希望をこめて言うなら、この第2波(あるいは第3波か)が終われば、人命が救われ、さらなるな経済回復に繋がっていくだろう。

  水星逆行サイクルも今週11月3日で終わる。有り難いことに、2020年の米国選挙戦もそうだ。とはいえ、その後何日も何週間も、勝者は判明しないかもしれない。今週のコラムの最後で、今年の選挙と、現在進行中の過去のジオコズミック・サイクルとの相関関係について述べようと思う。だが市場の動きを見れば、先週の株式市場は水星逆行サイクルの前半まで続いていた狭い取引レンジをブレイクアウトしている。

  世界の一部の株式市場では、かなり劇的な下落が起きている。これはまた、私達のジオコズミック環境の解釈とも一致している。9月初旬、私たちは読者(と購読者)に、3月下旬のパンデミック市場パニックの安値以降、最も険しく最も長期化する下落が始まるというアイデアをもって警鐘を鳴らし始めた。3月下旬、火星は3月20日~31日に木星、冥王星、土星とコンジャンクションを形成した。それは、ほぼ間違いなく今年最も強力なジオコズミック・セットアップだった。世界の主要株価指数のほとんどが、3月16日〜26日に年初来安値を記録、米国市場は3月23日にMMAの★★★CRD(重要変化日)のオーブ圏内で底を打った。もう一つのMMAの★★★CRDは9月4日だったが、これは世界の多くの指数の暴落後の高値と同期した。例えばDJIAは、9月3日にトップアウトし、S&Pとナスダックは9月2日に史上新高値をつけている。

  その後、多くの市場で今年2番目の急落が始まった。しかし、MMAの次の★★★CRDだった10月9日~12日には二番天井をつけた。日本の日経、オーストラリアのASX、インドのNIFTYのようないくつかの指数は、その時に暴落後の最高値を更新している。また、米国のようにダブルトップとなった指数もある。火星が自ら支配する牡羊座で逆行する直前の9月第1週に始まった売り圧力は10月9日~12日、株式市場に二番天井(ダブルトップ)が示現した後、さらにその強さを増していった。これは、火星が逆行し、自身が3月下旬にコンジャンクトした山羊座の惑星達に対し、サイクルの初回1/4局面(ワクシングスクエア)を形成した時だった。これが、この期間を、昨年3月以来最も急激で最も長期化した下落になると私達が予測していた理由だった。現在、多くの株式指数はDJIAやヨーロッパの主要市場を含め、少なくとも3ヶ月ぶりの安値をつけている。経済と世界の株式市場に対する懸念が COVID-19 の記録的な感染者数とともに戻ってきた。こうした物事には相互の関連性が存在するし、その双方が、現在フォースを放っているジオコズミック・サイクルと緊密に関わり合っている。

  金と銀もまた、先週は3月中旬と同様の下落を喫した。だが先週最大の敗北者は原油で、6月15日以来の安値まで下落した。先週最大の勝者となったのはビットコインで、6月26日の2019年高値13,895に次いで事実上のダブルトップとなる13,863まで急騰した。

  トリックスターの水星は11月3日(火/日本時間4日未明)に逆行のサイクルを終える。しかし火星は11月13日〜14日まで逆行を続ける。これらの期間のどちらかが現在の市場下落の終わりと合致するかどうかを確認するのは興味深いことだ。何故なら11月13〜14日の火星順行は、木星・冥王星コンジャンクションの最後にして3回目の形成からちょうど1日〜2日後に起きる。これは金星が11月9日〜19日に火星と木星、冥王星、土星のカプリコーン・ステリウムにカーディナルTスクエアを形成している最中だ。これは興味深い。

木星・冥王星コンジャンクションが最後の形成へと向かうにつれて、COVID-19 の記録的な感染者数が報告されているというのは、驚くべきことではない(それは憂鬱な話題ではあるが)。木星・冥王星コンジャンクションの歴史をふり返ってみると、世界の人口の多くが命を失ったような事例を数多く見つけることができる。木星は「多いこと」(豊かさ、誇張)を支配し、冥王星は死、または生命への脅威を司る惑星の一つだ。良いニュースは、3月下旬、4月上旬に最初の形成を果たし、そこから始まったこのアスペクトが終わりに近づいているということだ。またそれに伴って私達は、このウイルスに関連した生命への脅威も、まもなく12月から3月の間に終わりを迎えるのではないかと考えている。もしかするとこれは、ついにワクチンの完成が発表されるか、あるいは有効な治療法がより広範囲に実施されることによるものかもしれない。



≪米国大統領選についての項目から一部抜粋≫

・・・・・・・
・・・・・・・

  ... 選挙は今から火曜までの間、非常に不安定になりがちだ。10月31日から11月6日までは水星が滞留しながら土星とスクエアを形成している。土星は遅延を意味するので、今週は結果が判明しないかもしれない。火曜〜水曜に予想された結果が、来週の金曜、11月6日までに逆転する可能性もある。さらに、最終的な結果が11月14日の火星順行の後まで明確にならない可能性さえある。また、選挙結果が2021年2月に至るまで承認されないというシグナルが一つ出ている。就任式は2021年1月20日の正午に予定されているので、これは大問題となる可能性がある。

その1月20日には火星が天王星とコンジャンクトしている。したがって、発表された結果を市民が拒絶することで、大規模な抗議運動、さらには暴動が起きるかもしれない。今回の選挙は、投票期間中もその後になってもスムーズに進展しそうにない。だがワシントンD.C.の春分図を見る限り、春になれば良い方向への変化が示唆されている。夏季を通して米国もまた世界も、より良い姿勢で生きていくという課題に取りかかるだろう。この件に関しては『フォーキャスト2021』で詳説している。

・・・・・・・・
・・・・・・・・


この後の段落では水星逆行と天王星とコンジャンクトの満月の下で、世論調査の右往左往や過去の選挙サイクルとジオコズミックの関係について述べられていますが、結論としては、今回はサイクル理論とジオコズミックが相反した結果を示唆していること、どちらが勝つにしても一筋縄ではいかず、選挙民の半数は満足しても半数は怒りに駆られることで起き得る混乱などに触れています。ただ上述されたように、春を過ぎれば皆が「選挙が終わったこと」を喜ぶのではないか、とも。いずれにしても2020年の終わりはグランドコンジャンクションの時であり、これまで経験したことのないような途方もなく桁外れなもので、だからこそ2020年を終わらせ2021年のスタートと重なる選挙自体もまた途方もなく注目すべきものであって当然だ...と締め括っています。)




訳文ここまで
_________________


hiyoka_blue at 20:55|PermalinkComments(0)

October 25, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント10/26【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年10月26日(フリー版より)

翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

今週も ≪短期ジオコズミクスと長期的考察≫ のみの抄訳になります m(_"_)m


≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “もし前副大統領のように多くの重荷を背負って大統領選の終盤に突入するとしたら、おそらく誰であっても大したことは言えないだろう。民主党は左傾しすぎて話にもならず、息子であるハンター・バイデンの闇ものしかかる...”

 — Daniel Henninger
   “Trump, Biden, Hunter, Chaos”
   Wall Street Journal 2020年10月22日付

  “これは彼の家族や私の家族の話じゃない。あなた自身の家族のことで、あなたの家族がひどく傷ついているということなんですよ。”

 — Joe Biden
   トランプ大統領とのディベートより 2020年10月22日


  リアルクリア・ポリティクスの最新の世論調査によると、バイデンの対トランプ支持率は先週の8.9%から7.9%に落ち、先々週からは10%以上落ち込んだ。また私が最も注視しているラスムッセンの調査では、バイデンのリードが2週間前の12%から10月21日水曜には3%に縮小している。来週のコラムでは、長期的な惑星シグナルの歴史と2020年との関連に鑑みて選挙結果についてふり返ることにしたい。

  その間にも、歴史的な市場活動と、おそらくは集合体の心理にも相関関係を持つ二つの重要なジオコズミック・サインがまもなくやって来る。10月27日火曜、水星は逆行運動によって蠍座から天秤座に戻り、その領域を12月1日まで運行する。それ自体は紛争解決のためには調和的な側面だ。だが、土星に対しては11月1日と、順行に転じた直後の6日にスクエアとなる。これは合意や紛争解決への援助となるようなアスペクトではない。決定、すなわち総数計算の完了に至る時期の遅延を示唆する可能性があり、これが米国大統領選のまっただ中に来るのだ。

そして金星もまた、水星と同様に10月27日に天秤座に入り、11月21日まで運行する。これも合意に至るには良いコンビネーションだ。だが同時に関わり合う当事者の全てを喜ばせたいと思うあまり、しばしば優柔不断に陥る場合がある。私達にとってもっと重要なことは、これが銀市場の重要なリバーサルとの相関性を持っていることだ。

10月は31日の強力な満月 — 天王星とコンジャンクションの満月をもって終わる。物事は突如として急激に変化する。人々は気が変わりやすく、そのために予期せぬ混乱が起きやすい。また、短期的だが激しい集団ヒステリーによる激しい衝突と同期する場合もある。それはまるで地震か何かのようだ(比喩的にも文字どおりの意味でも)。

  しかし、次に備えるべき重要な時間帯が来る。それは11月9日〜19日で、やはり二つの強力なジオコズミック・フォースが待ち構えている。まず第一はトランシットの金星が火星にオポジションを形成し、カプリコーン・ステリウム(冥王星、木星、土星)にはスクエアとなる。これはカーディナルTスクエア(活動宮Tスクエア)として知られており、金融関連の全て、とりわけ通貨に影響を与えるほか、穀物市場にも力を及ぼす。

第二に、11月12日に木星が冥王星に対し3回目にして最後のコンジャンクションを形成し、11月13日〜14日には火星が順行する。これについては拙著『The Ultimate Book on Stock Market Timing Vol.3 : Geocosmic Correlations to Trading Cycles』で報告した研究にあるとおり、米国株式市場におけるプライマリーサイクルとの相関性においては最強のレベル1に属するジオコズミック・サインだ。


  このコラムを締めくくるにあたって、皆さんには今が「蠍座の季節」であることを覚えておいてほしいと思う。この時期は、物事がとにかく激しくなりがちだ。だから金融市場はいともたやすく揺れ動く可能性がある。だが同時に調査研究を好む人々にとっては秘密と発見の時期でもある。もしあなたに何か知りたいことがあるなら、今こそそれを深く掘り下げて見出す時だ。だが、気をつけてほしい。もしかすると、知りたくなかったり、知るつもりもなかったような物事を発見してしまうかもしれない。

今は「魔女の季節」だと認識しておこう。または “パンドラの箱 — あるいはハンター・バイデンのハードディスク — を開ける時”、もしくは “数年前にニューヨークはバーニーズの試着室で起きた女性作家とドナルド・トランプの冒険の時” でもいい。もし、来週起きる満月の前に開いた蓋が素早く閉じられないなら、この種の疑惑は厄介なことになる可能性がある(いや、すでに厄介なことの傷が深くなるのかもしれない)。

今から選挙までの間には、露呈する可能性の高い “水面下の物事” があまりにも多く潜んでいる。蠍座の季節は始まったばかりだ。




訳文ここまで
———————————————————


hiyoka_blue at 20:55|PermalinkComments(0)

October 18, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント10/19【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年10月19日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

今週は≪ 先週をふり返って ≫ を割愛し、抄訳とさせていただきます。m(_"_)m


≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “もしトランプ大統領が11月3日の選挙に負けるとすれば、その理由の1つは自分と意見を異にする人物が原理原則に基づいて行動していることを彼が理解できないことだろう。トランプ氏は政治の全てを個人的な — 常に自分自身に向けられた — ものとして受け止める。”

— “Trump’s Misguided Swipe at Bill Barr”
  Review and Outlook
  Wall Street Journal 2020年10月12日付

  “彼(バイデン)はもし選挙に負けたらどうかと聞かれて内向きな態度に転じた。『私はお粗末な候補者だと言われるかもしれないし、良い仕事をしなかったから負けたと言われるかもしれない。 しかし、私達が人種的、民族的、宗教的な争いを起こしているとは言えないと思うし、そう望んでいる。大統領は私達がそう見えるよう欲しているようだが。』”

— Jonathan Lemire
  “Trump, Biden Go At It From a Distance in Town Halls”
  Associated Press 2020年10月16日付


肩越しにふり返ったら
何が見えると思う

他の猫が肩越しに
俺を見ているのさ

アイツは奇妙だ
とても とても とても奇妙だ
十分気をつけなくちゃいけない
あのパンク野郎は金持ちになるために出て来たんだ
なんてこった 魔女の季節に違いない

— ドノヴァンの楽曲 “Season of the witch”より歌詞の一部
  Columbia Studios 1966年


  あと2週間で今回の選挙が終わるとは信じがたい。何故かといえば、まるでもう何年も続いているかのように感じられるからだ。11月3日の選挙当日には水星と火星の両方が逆行しているとなれば、余計に信じがたい(水星は現地時間で3日中に順行)。水星と火星が逆行していたり、海王星とのハードアスペクトを形成する時は、読んだり、見たり、聞いたりしたことを信じることは出来ない。またこの逆行下で選挙当日のうちに結果が判明することすらも信じられない。正確で完全な集計に近づくには時間がかかる可能性がある。水星逆行下での郵便投票は、トランプが予想する以上に困難なものになるかもしれない。

Real Clear Politicsの最新の世論調査では、先週の時点でバイデンが8.9%トランプをリードしており、前週の10%以上から減少している。そして私が最も入念に参照しているラスムッセンの世論調査では、バイデンのリードは1週間前の12%から10月14日(水)の時点で5%まで縮小している。

  トリックスターの水星が蠍座で逆行に転じた。太陽は今週10月22日に天秤座から蠍座にイングレスする。水星は情報、ニュース、コミュニケーションを支配している。蠍座の性質は、調査し、深く掘り下げ、長く戦わされてきた議論の筋道を変えてしまうようなショッキングな物事を暴露することだ。今後2週間のうちに、非常に不穏な新事実が発表されても驚くにはあたらない。蠍座が強調されるとともに火星・水星逆行の影響がすこぶる強まるという流れは、志の低い政治家達が敵を追い落として権力を得るために彼ら自身が駆使し得る最も “汚い” トリック、最もネガティブな側面を露わにする状況をもたらすかもしれない(蠍座は力、そして権力に関連する)。

これが金融市場にどのような影響を与えるかもまたトリッキーな様相を呈するだろう。トリックスターの水星は矛盾したメッセージを提示する方法を心得ている。これから選挙までの間、金融市場はまるでシーソーのように上下に跳ね回るかもしれない。あるいは一大ブレークを演じる可能性もある。10月19日月曜に牡羊座の火星が山羊座の木星にスクエアを形成するからだ。ここには2つの鍵がある。まず最初は10月12日月曜につけた高値が現在の重要な抵抗帯となっていることだ。この水準より上の終値は、重要変化日とした期間から除外される。

  次に、私達は現在、今年出現するシグナルの中で3番目に強力なジオコズミック・サインの時間帯に向かって進んでいる。それは11月3日〜19日で、木星・冥王星のコンジャンクション(11月12日)と、火星順行(11月13日〜14日)だ。拙著『The Ultimate Book on Stock Market Timing Vol.3 : Geocosmic Correlations to Trading Cycles』に掲載した私達の研究で示したとおり、このどちらもがレベル1のジオコズミック・サインだ。木星・冥王星は、プライマリーサイクルに対し11取引日のうちに88%という相関性を保っている。火星の順行もまた、11取引日のオーブをもってプライマリーサイクル(天井または底)に対し75%の相関性を保っている。これらは非常に高い確率を示す数字だ。

もし株式市場が、1日〜4日ごとに反転したり上を下へとブレークアウトするようなトリックスターの傾向を乗り越えられるなら、私達は次の3週間〜4週間のうちに開いた口が塞がらないほどの驚きの展開を目撃することになるかもしれない。それを起こすには大地を揺るがす “蠍座の啓示” が必要かもしれないが、いずれにせよ今は “魔女の季節” だ。そして “あのパンク*は金持ちになるために出て来た” のだ。そのために犠牲にならないよう “十分気をつけなくちゃならない”。

* punks といえばロックのスタイルや風体として有名なことばだが、ここでは元々の「チンピラ」「悪ガキ」「生意気で役立たずの青二才」という意味で使われているのではないかと思う。ただし1966年にこの曲がリリースされた時の歌詞には「 パンク」ではなく、1950年〜1960年代当時のビート・ジェネレーションの思想に影響を受けたヒッピー達や反体制的で反商業主義的な若者達を指す 「ビートニク」という言葉が使われていた。


  



訳文ここまで
———————————————————


hiyoka_blue at 20:58|PermalinkComments(0)

October 04, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント10/5【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年10月5日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

【お知らせ】

  次回10月12日付のコラムはお休みします。
 19日付のコラムについては未定です。m(_”_)m


≪ 先週をふり返って ≫


— 以下は抄訳です—

  雇用統計はかなり失望的な数字だった。その上、木曜の夜遅くには大統領とファーストレディがに COVID-19に感染したと診断された。

木曜日の夜は満月だった。天秤座に太陽が在泊する時に起きる満月と新月は、しばしば世界の株式指数の急激な価格反転と同期する。しかし、より大きな宇宙的観点で俯瞰的に見れば、火星は山羊座の土星、冥王星、木星(2020年の "カプリコーン・ステリウム " または "グランドコンジャンクション")にスクエアを形成し、しかも自ら支配する牡羊座を逆行している。この惑星パターンは潜在的に今年最も困難で不穏な時期の一つとして、最近私達のコラムで何度か取り上げてきたものだ。また先週はこう述べている。「今、宇宙嵐の中心部が始まる」と。

  株式市場の安値は、9月24日(木)に達成された可能性はある。これは、この潜在的に危険な宇宙の配置が中央時間帯に入るわずか2取引日前のことだ。また3取引日という私達のオーブ範囲内でもある。この9月24日は、火星が同じカプリコーン・ステリウム(3月20〜31日)にコンジャンクトしたときに起きた3月23日のパンデミック・パニックの安値以来、米国株式市場における最長かつ最も急な下落の終わりとして記録された。それは間違いなく、2020年の惑星アスペクトにおいて最も強力な組み合わせであり、おそらく世界にとっても今年の最も困難な期間であった。主要な株式指数のほとんどは、わずか1ヶ月でその価値の約40%を失い、何百万人もの雇用が失われた。米国の株式市場(と経済)は、これほど急激な下落を経験したことがなかった。それはまた、COVID-19パンデミックを取り巻くヒステリーと恐怖のピークでもあった。

  そして9月28日から10月19日は、こうしたテーマが再来する時だと予測されていた。そしてここに今、米国大統領とファーストレディが世界史上7番目に致命的なウイルスに感染している("History of the World's Worst Pandemics", www.publichealthonline.org)。ちょうど今週、COVID-19による死者数が100万人を超えたところだった。

原油は大打撃を受け3週間前につけたプライマリーサイクルの安値を再び試すことになった。金と銀は前週の数週間ぶりの安値から見事に反騰した。しかし今の私達は、この9月28日〜10月19日に星々が上げる火炎の真っ只中だ。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “初回のトランプ対バイデン討論会は、立候補制度の混沌が蘇った姿をを明示した... それも98分にわたってだ。彼は対戦相手と司会者の両方を侮辱し、底意地悪く非難した。あまりのことに、見ているのが苦痛なほどだった...何よりも、その98分は混沌を体現する候補者としてのトランプが戻ってきたことを示していた。”

  — Philip Wegmann
    “Trump’s Night: The Return of the Chaos Candidate”
    www.realclearpolitics.com 2020年9月30日付

  “火星逆行の下では通常、攻撃を仕掛けた方が敗者となる。”

  — Raymond Merriman(このコラム上での何度かの記述から)


  トランプ大統領は先週火曜日の第1回大統領討論会では攻撃する側であり、保守派のトークショーのホストとして語った壮大な物語にもかかわらず(『彼は剣闘士であり、真の戦士であり、自分が米国人とその権利のためにどう戦うかを皆に示していたのだ!』)、その後に実施されたほとんどの世論調査によると、彼は明らかにそのディベートの敗者であった。

ここで想像してみよう:あなたは自分が愛する大会社の人事部長で、この二人(私は彼らを紳士と呼ぶことにするが、それは誤解を招くかもしれない)があなたの会社(国)の幹部になるべく面接を受けているとする。あなたは自分の会社が過去200年にわたって世界の目に焼き付けてきたイメージと集めてきた敬意を誇りに思っており、今回の新規雇用を通してそのイメージを護り、さらに高めていきたいと考えている。それを念頭に置いた上で、どちらの応募者を信頼するだろうか? 米国の有権者として、これはまさにあなたが置かれている立場だ。彼らはあなたの国を率いるために面接を受けているのだ。

  このコラムの目的は、現在と未来のジオコズミック・サイクルと金融市場の動きとの関係を論じることだ。それを承知の上で、大統領のチャートとその健康状態の推移についてコメントしたい。

米国大統領ドナルド・トランプが COVID-19 に接触したことは、ジオコズミックな観点から見て興味深い。海王星と冥王星が彼のネイタル・チャートにハードアスペクトを形成していること、それに彼の年齢を考えると、これは当初考えられていた以上に深刻な事態になる可能性がある。現在、彼には専門的な治療が必要になるかもしれない。もちろん、傑出した医療従事者が彼の容体を監視しているだろう。こうした展開は、金融市場の値動きに強力な影響を与える可能性がある。

  さらに、この展開は、アストロロジーがどのように機能するかについての洞察を提供する機会となる。私が歴史上最も致命的ないくつかのパンデミックに関わるジオコズミックな要因の研究と、それらが今回のCOVID-19にどんなインパクトを与える可能性があるかに興味のある人達は、今すぐ『フォーキャスト2021』を予約注文したいと考えるかもしれない。何故か? それは、私がこの研究を今週で終えることから、今週中にこの本を予約してくれた皆さんには、本に先行してその記述パートを送付することになっているからだ *。これはタイムリーな資料であり、実際の本の発売までにすでに古くなっているかもしれない。
MMA CYCLESからダイレクトに出版される英語版のみ
  メディカル・アストロロジーの研究において、海王星は疾病とそれに対する脆弱性、とりわけ免疫システムの弱体化に関連している。土星と海王星の組み合わせ(ミッドポイント)は、人の身体の最も弱い部分を強調する。海王星がネイタルチャートの個人的な感受点にハードアスペクトを形成する時、人は通常より疫病や病気に対する抵抗力が弱くなる。また、もし土星と(または)冥王星がトランシットでネイタルチャートの重要な感受点へのハードアスペクトを形成しているなら、通常より危険な状態になる可能性がある。

もちろん、ネイタルの惑星や感受点へのトランシットが活性化した時は、他にも様々な体験が考えられる。しかし、深刻な病気になった場合、これらの要因のコンビネーションが存在する可能性が高いだろう。現在、トランプ大統領のネイタルチャートでは、重要かつ個人的な感受点を活性化する前述のトランシットのすべてが発効している。したがって、アストロロジャーとしての私達は、この状況が深刻になる可能性があることを理解している。しかし、私はまた、これらのジオコズミック要因が他の形で示現するかもしれないケースについても論じてみたい。

  まず、トランシットの海王星は、双子座—射手座の21°〜22°に在泊するトランプ大統領のネイタルの太陽と月の月蝕軸にTスクエアを形成している(彼は月蝕の下で生まれており、この蝕は海王星によって2020年〜2022年に活性化される)。太陽はトランプ氏の支配星であり、彼の健康、特に心臓とバイタリティを支配している。海王星が自分の太陽や支配惑星にハードアスペクトを作るときによくある疲労感を感じると報告されています。彼は疲労感を感じていたと伝えられるが、それは海王星が当事者の太陽か支配星にハードアスペクトを形成する時によく体験される事象だ。

また、注目しておく必要があるのは、12月14日(日本時間15日)の日蝕が射手座23°台で起き、それが彼の月とコンジャンクトし太陽にオポジションとなることだ。日蝕はまた、仕事、人間関係、あるいは健康に関わる重要な変化に強力な相関性を持っている。

このようにヘビーな海王星トランシットの下では、人生の他の領域にも影響を受ける可能性がある。それは精神的、心理的な状態で、まるで(または実際に)現実から切り離されたような感覚に陥る可能性がある(「多くの世論調査の結果、私はディベートに勝利した。ありがとう!」など)。 これは芸術的、音楽的、または霊的傾向のある人には効果的で、強力なビジョンや霊的な啓示を得る時期となる傾向があると同時に、監禁や幽閉状態の時期にもなり得る。また、自分の評判を損なう怖れのある、事実に基づかない虚偽かつ有害な噂の対象となり、被害者になるか、または被害を被ったような感覚を味わう場合がある(加害者となるケースもある)。

  また、今回はトランプ大統領のネイタルの金星・土星(蟹座23°~25°)にトランシットの土星と冥王星がオポジションとなることも影響している。冥王星は2022年11月1日までオポジションの範囲内を運行する。これもやはり、いつも以上に疲労がたまる時期と重なる可能性がある。しかし、冥王星がこのようなアスペクトを形成する時は、以前このコラムでも述べたように「無傷で逃げられる人間など存在しない」。これは人生において、もはや本人の最善の利益とはならず機能もしなくなってしまった以前の行動や習性に関連し、個人的な変容に導かれていく時期なのだ。

ここでは象徴的な「降伏」ともいうべき状態が求められる。それは人生の当該領域において、より良い生活を再構築出来るようになる前に必要とされるものだ。トランプ氏の金星・土星コンジャンクションは蟹座に在泊する。蟹座は家族を支配しており、彼の姪であるメアリー・トランプによる最近の本に詳述された彼の家族のあり方やその精神力学の厳しい暴露に関わる事柄を指しているのかもしれない。

とはいえ、ここでポイントとなるのはトランプ氏がトランシットの海王星、冥王星、土星からハードなアスペクトを形成されていること、そしてCOVID-19に感染していることであり、このアスペクトの組み合わせが健康面など人生の深刻な課題を示唆していることだ。通常、獅子座の火星を上昇惑星に持つ彼は強くて活力に満ちており、その生来の強さをもって人生を上手く乗り切っていくことだろう。しかしながら今の大統領にとっては休息を取りストレスを避けることが最も賢明な方法だ。そして米国の最高権力者らしい品性を伴った立派な議論を国民が再び視聴することが出来るように、一種の啓示を得られるほどに自分自身をオープンにすることが最善策かもしれない。

  その間、私達は複数のジオコズミック・サインが発効する時間帯に入っている。それは世界の株式市場が底を打ち、1ヶ月前に始まったパニックに終止符が打たれた3月20日~31日の状況と非常に高い関連性を持っている。大統領の健康状態が悪化していると発表されれば、株式市場は再び激しく下落するだろう。だが、霊的な啓示を受けていない時、海王星は偽情報や虚偽の惑星だ。一般の人々に提供される情報が、実際に起きている事実を示すものかどうかについて、私には全く確信が持てない。

海王星が介在する時、見るもの、聞いた事、読んだ内容を鵜呑みにすることは出来ない。だがたとえそんな時であっても、祈りの力を信じて大統領を応援している人々にとっては、彼の全面的な回復と幸福を祈るのに適した時期となるだろう。

  一方、祈りや奇跡を信じない人々にとっては、人類への共感や思いやりが溢れ出す時期になるかもしれない。確かに世界はそれをもっと強力に使うことが出来るはずだ。幸いなことに海王星は、それが欺瞞や嘘の網にかかっていない時には、思いやりの心を支配するのだから。






訳文ここまで
—————————————————


hiyoka_blue at 20:57|PermalinkComments(0)

September 27, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント9/28【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年9月28日(フリー版より)

翻訳:hiyoka  http://twitter.com/hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

『フォーキャスト2021』の原稿がメリマンさんから届き始めたため、しばらくは抄訳とさせていただきます。またお休みも増えるかもしれません。そのぶん、本の内容を少しでもわかりやすくお伝え出来るよう頑張るつもりです。 🙇‍♀️ 今年もよろしくお願いいたします。



≪ 短期ジオコズミクス ≫

今回は抄訳として冒頭の部分のみ訳してみました。この段落以降は世界の各市場の動きをふり返るパートが続いていました。


  先週は3月16日〜23日につけた2020年のパンデミック安値以来、最も急激かつ最も長期化した下落が続いた。それは驚くことではない。牡羊座終盤からの火星逆行が、今から10月19日までカプリコーン・ステリウムにワクシングスクエア(1サイクルの初回1/4局面)を形成するからだ。火星がこれら3惑星とコンジャンクトしていた時は、2020年3月のパニックで安値をつけた。コンジャンクションはサイクルの始まりを表している。初回1/4局面(ワクシングスクエア)は通常、サイクルのスタート時に存在していたテーマへの試練や再直面を意味する。COVID-19の状況と世界の株式指数の下落は、確かに3月に見られた恐怖と市場パターンへの回帰という様相を呈している。だが今のところは、まだ3月のような激しいドラマは起きていない。とはいえ、まだあと3週間は残っている。2020年3月1日〜23日の期間において述べたように、3週間というのは市場が下落し、世界中でCOVID-19の感染者数が大幅に上昇するには十分な期間だと言えるだろう。しかし、3月中旬の時間帯から教訓を学んだ人々にとって、半年前に経験したパニックの拡大を防ぐためにその経験を応用する時間は十分にあるだろう。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “米国の経常収支赤字は世界の他の国々との比較において国際的不均衡の最も一般的な尺度であり、第2四半期にはこれが記録的に悪化したとされるが、現在、米ドルインデックスは94前後で取引されている。ローチ氏が昨年6月に『トレーディング・ネイション』においてドルインデックスが35%下落すると予測した時には96近辺で取引されていた。 当時、ローチ氏はそれが来年または2年後、もしかしたらそれ以降になるだろうと予想していた。しかし今、彼は2021年終盤までにそれが起こると見ており『貯蓄が不足する中で成長を望むことから経常収支の赤字を余剰貯蓄の借入で賄うことになり、それが常に通貨を押し下げている』『ドルはこうした古典的な調整への免疫などない』としている。”

 — Stephanie Kandsman
   “Economist Stephen Roach Issue New Dollar Crash Warning,
    Sees Double-Dip Recession Odds Above 50%”
    www.cnbc.com 2020年9月23日付

“資本主義に固有の悪徳は、恩恵を共有するにあたって不平等なことだ。
 社会主義に固有の祝福は、不幸を共有するにあたって平等なことだ。”

― Winston Churchill
  as seen on the email signoffs of astrologer Georgia Stathis

   今、宇宙のハリケーンの根幹部が始まる。そして今この瞬間、私たちは宇宙嵐の中心へと入りつつある。ハッチを補強し、これからの3週間に備えて自分自身の財政、健康、そして総合的な幸せを護ることに焦点を絞ろう。火星が土星(9月29日)、冥王星(10月9日)、木星(10月19日)にワクシングスクエアを形成していく。この挑戦的な期間は土星が9月28日月曜 *に順行することから始まるが、これは前後9取引日のオーブをもってプライマリーまたはそれ以上のサイクルへの強力なレベル1の相関性を持つジオコズミック・サインだ。(頻度70%)

*日本時間では29日火曜午後2時過ぎから順行

この日、土星はオーブ約11分で牡羊座の火星(とエリス)にスクエア
土星が獅子座の金星(とルシファー)にクインカンクス
土星・レクイエムから金星(とルシファー)にYOD
Nノード(とアスボルス)・金星(とルシファー)から土星にYOD
月・天王星から太陽にYOD
また金星・火星とノード軸でカイト形成
太陽・カイロンがオポジション
そして月が赤緯0°(ある種の節目になることが多いとされる)を通過するなど、非常に複雑で緊張感の高いアスペクトが見られる。なお月のNノードは中国の習近平主席の太陽(6月15日出生の場合)に、Sノードは米国のトランプ大統領の太陽にそれぞれコンジャンクト中。ちなみにこの日のT太陽は天秤座6°台、主要テーマは「“2つの現実”に同時に気を配る必要」「自他の言葉と行動の両方に注意を向ける」>

   土星の特質は抑圧的で、不安や恐れを生じさせる。火星が順行直後で滞留状態の土星と正確なスクエアとなるのは翌日の9月29日で、プライマリーサイクルとはオーブ11取引日のうちに80%というジオコズミックな相関性を持つ。火星と土星はまた、疲労困憊の時期、遅れを取り戻そうとはやる気持ち、すべてを行うには十分な時間がないと感じる状況を意味している。人々はこのハードアスペクトの下で焦燥感と怒りの感情を抱く。だがそれはどんな問題を解決するのにも役立たない。焦る気持ちを煽られてイライラを募らせるだけだ。だから相手を束縛したり、過度に批判的になるような人々との仕事は避けたほうが良いだろう。まだきちんと完成する準備も出来ていないのに、すぐに何かを実現させようと自分を鼓舞したりせず、締め切りを延ばすほうが賢明だ。今現在、必要とされる重要な鍵 — そのマントラは「忍耐 」だ。

  土星のテストに合格したら、その直後に私達は冥王星の試練に直面する。冥王星は10月4日に順行するが、その5日後(10月9日)には火星が4つのD:負債、赤字、格下げ、デフォルトの惑星に対しワクシングスクエアを形成する。土星はフラストレーションを抱えて苛立つかもしれないが、冥王星は自分の思い通りにならないと執着し、執拗な無慈悲さを発揮し、恨んだり憤慨する可能性がある。だから脅しや力ずくで道を開こうとするかもしれないが、当然ながら火星逆行の下ではそう早々と物事は進展しない。他の惑星が前進を望んでも、すべてが後回しになる。冥王星は元に戻ってすべてをやり直さねばならない。

多くの場合、それは物事をより良くしていく。また同様に多くの場合、人々は途上で手を引き、プロジェクトは気まずい思いのうちに終了する。対処もなければ癒やされることもない。終わったのだ。そして、再び一から始める時だ。

  金融市場と経済の面では新しい税の提案、そしておそらくは、さらなる関税や貿易取引終了という脅しの可能性に注目が集まっている。このアスペクトの下で、Tik Tok が幸運を掴むことはないだろう。いったん扉が閉じてしまえば再び開くのは非常に困難だ。そういえば、今行われている決定に対する恨みと報復(仕返し)の問題についてはすでに言及したろうか? 誰かのこんな声が聞こえる:『俺に手を出したら代償を払うことになるぞ。高くつくぜ』 これは他者が護り続けたいものを手放すよう強制する「ならず者」的なアスペクトとなり得る。

  こうした問題は新しい最高裁判事の指名にも当てはまる。私達はここで政治的指導者達の偽善について話しているだけでなく、来たるべき選挙を通して自分達の優先順位を表明する機会のない人々にとって、彼らの決定がいかに強制的なものとして映るかについて話している。繰り返すが、火星の逆行の下で、しかもその火星が滞留の土星と冥王星へのハードアスペクトを形成するような時にこの問題を人々に強制するなら、後に支払うべき代償が生じるかもしれない。人々は怒っている。この決定と選択方法に反対している人々は、そんな状況でなければ棄権するか、あるいは比較的穏やかな意志を示したかもしれない。だが今は怒りに煽られて投票する可能性がある。

  今、多くのことが起きている。そして火星が逆行し土星が強調される現在は、まるで行く手を阻まれながら自分に課された要求に追い付くためにもがき続ける闘争のように思えるかもしれない。だからこれからの3週間は、仕事、遊び、休息、運動やエクササイズなどのバランスが取れるように、懸命に努力することのほうを薦めたい。この時期は仕事の占める割合が大きくなりすぎて、他の3つの事が十分に出来なくなりがちだ。だがバランスを取らなければ、あなたは燃え尽きてしまうかもしれない。

最大限のストレスを感じた時は、もしかするとこのシンプルな呼吸を試してみると良いかもしれない。ゆっくりと4つ数えながら息を吸い込む。その息を保持したまま4つ数える。そしてその後、8つ数えながらゆっくりと息を吐き出す...という呼吸法だ。もちろん私は、あなたが市場やアストロロジーに関する洞察を得るためにこのコラムを読んでいることを知っている。だが、アストロロジーの観点から見て特定の困難な要因と条件が存在する下では、人生を健やかに保つための簡単な方法を覚えておくと便利だ。そして、呼吸法もそのひとつだ。






訳文ここまで
________________


hiyoka_blue at 20:57|PermalinkComments(0)

September 20, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント9/21【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年9月21日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

≪ 先週をふり返って ≫

  “米国連邦準備制度理事会(FRB)が大規模な債券購入プログラムの変更に関して約束するまでに至らなかったため、世界の株式市場は木曜日にさらに下落した...FRBが水曜日に少なくとも2023年末までは米国の金利を歴史的な低水準で維持するとのシグナルを出した後でさえも、投資家には不安が残ったままだった。”

— Adam Samson and Camilla Hodgson
 “Global Equities Slip After Federal Reserve Comes Up Short on QE Plans”
 Financial Times 2020年9月17日付  


  パンデミック危機が3月下旬の市場の底打ちと重なって以来、FRBとの闘いは勝利への戦略ではなかった。しかし、先週FRBが2023年まで金利をゼロ%程度に据え置くと発表した時、世界の株式市場は歓声を上げなかった。特に米国が選挙に向かおうという今、FRBは株式市場を刺激するための武器を使い果たしたのだろうか? それとも、牡羊座を支配する火星が逆行しているせいに過ぎないのだろうか? 通常、火星逆行の下では、積極的で自信過剰な性質から、あまりにやり過ぎて過剰に攻撃した結果として望まない結末を迎えることへの恐怖へと人心が移行する事例は多い。火星が逆行する時は通常、攻撃者が敗者となる。11月13日までは天上の様相に沿って、そんな状況が続きそうだ。成功するかどうか疑問がある時は、何もスタートすべきではない。

  今からおよそ2週間前となる9月4日の★★★重要変化日から1日のうちに、世界の多くの株式市場が3月16日〜23日の市場暴落時につけた安値以来の最高値を記録した。そしてナスダックとS&Pは史上最高値を更新した。先週月曜、9月14日の★★重要変化日には、日本の日経平均のように他のいくつかの市場がいまだに暴落後の新高値をつけていた。そして9月18日金曜までに、これら同じ市場の多くが月初来安値を更新している。9月に火星が牡羊座で逆行する事実は、このコラムでも示唆した楽観主義の逆転(±1週間)と確かに相関しているようだ。

しかし、一部の商品もまた反転したものの、それらは急激に上昇している。牡羊座の火星は「熱い」。米国西部で進行中の制御不能の火災、そして予想外の気温上昇と需要逼迫による穀物価格への悪影響が指摘されているように、それは火星が土星と冥王星にスクエアを形成する時の象意(作物の被害)に合致する。トウモロコシと小麦は、3月以来の最高値をつけている。大豆は2年ぶりの高値を更新、原油も急騰している。原油は、木星と火星がともに方向転換の準備をしていた9月8日につけたプライマリーサイクルの安値36.13から1週間で15%上昇し、9月18日金曜の時点で高値41.49まで反騰した。

    火星逆行は11月13日まで続く。だがこれは9月28日〜10月19日にやってくる物事の一部に過ぎない。それは世界に起きる諸問題の大津波となる可能性があり、その結果として金融・商品市場の価格に急激な影響を及ぼす可能性がある。



≪ 短期ジオコズミクス ≫ 

  “過去数十年の間、私達は幸福感に関わる多くの要因が正しい方向に向かっているのを目撃してきた。経済的繁栄は上向きだったし、重要なリソースやサービスへのアクセスは拡大している。また人々は、少なくともデジタルの領域ではこれまで以上に繫がりあっている。ところがこうした傾向にもかかわらず、精神衛生上の懸念が高まっている。米国保健省の調査によると、10代の鬱病は2007年から2017年にかけて63%増加した。そして世界保健機関(WHO)のメンタルヘルスとCOVID-19に関する報告書によれば、世界経済は毎年1兆ドルを鬱病と不安神経症のために失っていると推定される。”

― UBS Chief Investment Office
  www.ubs.com/global/ 2020年9月17日付


  宇宙の嵐が襲い来る来週を前に、今週はひと息つくことができるかもしれない。

  太陽は9月22日から1ヶ月間、合意と外交の星座宮、天秤座を運行する。また水星は蠍座入りする。これは調査や隠された事柄の暴露に関わる星座宮だが、水星は9月27日に入居した後、10月13日~11月3日まで逆行となるため、10月のほとんどを蠍座で過ごすことになる。トランプ大統領が水星を支配星とする双子座であることを考えれば、この逆行期間は彼にとって重要だ。私は2008年当時を思い出すのだが、当時、乙女座(水星が支配するもうひとつの星座宮)のジョン・マケインは、水星が選挙シーズン中に逆行した後、それまでの選挙戦の勢いと上昇機運が完全に反転下降してしまった。それまで彼はリードしていたが、逆行期間中に当時の経済危機が爆発するにつれて、彼の地位は、勝者のバラク・オバマに追い付き追い越すにはとても無理なほどに落ち込んでしまった。

  2020年の選挙に向けて、もうひとつの経済危機と株式市場の崩壊が起きる可能性についての懸念は、2008年に起きた物事と比べても歴史的にはまれな相関性ではあるものの、排除することは出来ない。

2008年の危機は、土星が選挙当日である2008年11月4日に天王星とのオポジション形成に向かって接近し始め、それが2010年7月26日まで続いたために爆発した。現在は土星・天王星間の別のハードアスペクトが近づいているが、その最初の形成は2021年2月まで起きない。だが今後2週間のうちに、経済危機と株式市場のヒステリーが発生する可能性を示唆する、また別の強力な宇宙的指標がやって来る。牡羊座を逆行中の火星は、9月28日から10月19日まで、土星、冥王星、木星のカプリコーン・ステリウムと、都合3回中2回目のワクシングスクエアを形成するのだ。これら3惑星と火星は、今年春に株式市場が危機を迎えた時(3月20日~31日)にコンジャンクションを形成していた。実際、それは3月23日に示現した株式市場暴落の底とタイミングが合っていた。これらの同じ惑星に対する火星からの初回1/4局面、すなわちワクシングスクエアは、その時と似たような力学が戻ってくることを示している。COVID-19 にはまだ治療法がなく、世界の様々な自治体におけるロックダウンという状況もまた、多くの企業の閉鎖を伴いながら戻ってきている。

  11月13日まで火星が牡羊座を逆行し、すでにそれが土星と冥王星に対し形成するスクエアのオーブ圏内にある現在、やるべき事のすべてを行うにはあまりに時間が足りない…そんな圧力を誰もが感じているのではないか..と気付いた人はいるだろうか? これは社会のどこにでも見られる、非常にストレスフルな原動力だ。しかし、その解決法はシンプルだ。これには一時に締切が来るようなタスクを数多く負ったりせず、自分自身のペースを護ることが含まれる。

あなた自身の精神と肉体の健康にとって、仕事、休息、エクササイズ、ダイエット、社会的な問題など全ての活動において強制的なバランス取りを行うこと、そして不必要な争いには参加しないこと、これらは今、非常に重要な鍵となる。

そして、それが出来ているのなら、次はこれだ。責務の達成や目標の成就が、物事を先延ばしにしがちな人物の肩にかかっている — そんな依存関係にけっして入らないこと。そうすれば、あなたは何事かを成し遂げられるだけでなく、期日どおりにこれらのプロジェクトをやりおおせた事からの大きな解放感、そして達成感を味わえるだろう。何故ならあなたは他の人達に依存するのでなく、自分自身が主導権を握ることによって物事を達成したからだ。

  もしあなたが遅れをとるなら、とりわけ他の人々が自身の役割を果たしていないというのがその理由なら、あなたはそれを恨むか、または他者から見下されている、評価されていない、などと感じるかもしれない。もしあなたが仕事、あるいは特にストレスを感じるような問題のために全ての時間を割くとすれば、おそらく肉体的に燃え尽きるか、または精神的/感情的な疲弊状態を招くだろう。

この期間は、これまでに増して自分自身をよくケアし、出来れば今すぐにでも全てを終わらせてしまいたいという強迫観念を軽減していくことだ。「あなたも...私も...息が出来ない...*」これが土星と冥王星への火星スクエアだ。これは3月下旬から発効しており、文字通りの意味でも比喩的な意味でも働き続けている。自分に「息をする」のを許し、他者が「息をする」のも許すことだ。そうしなければ、誰かが傷つくかもしれない。
 *「I can’t breathe」今や米国を席巻するBLM(ブラック・ライブズ・マター)運動が爆発するきっかけともなったジョージ・フロイド圧殺事件において被疑者フロイドの最期の言葉とされている。

  先週のコラムで私は「直観に耳を傾ける」こととは反対のアドバイスをした。だがそれは賢明ではなかった。「心の声」には常に耳を傾けて良いし、そうすべきでもある。しかし、それに従って行動する前に、その “声” が何を言っているのかを、自分自身に備わった常識を通してよく確かめてみよう。今は衝動にのみ身を任せて行動すべき時ではない。



≪ 長期的考察 ≫

  “『この選挙に我々が負けるとすれば、唯一考えられるのは選挙が不正操作されるケースだ』ドナルド・トランプ大統領による先月の驚くべき発言 — そして11月の投票の完全性について疑念を植え付けるためにエスカレートする彼の努力 — は、増大する懸念を浮き彫りにするものだ。”

—  “Losing Faith: In Bastion of Democracy,
       Worries over US Election Integrity”
  The Economic Times 2020年9月13日付 


  “ラスムッセン・レポートの週刊ホワイトハウス・ウォッチ・サーベイによれば、トランプ大統領は民主党候補のジョー・バイデン氏を1ポイントリードしている。統計的には重要ではないものの、トランプがリードしたのは初めてのことだ...両者の差は過去2週間で狭まっている。バイデンは先週2ポイントのリードを保っていたが、この調査でトランプが過去2ヶ月半で45%を超えたのは初めてのことだ。これまで、バイデンは7月初めにホワイトハウス・ウォッチが始まって以来、毎週の調査でトランプに勝ってきた。”

—  Rasmussen Reports
  “White House Watch: Trump Takes First Lead”
   www.rasmussenreports.com 2020年9月16日付


  さぁ彼が来た。

  聴き逃した人のために報告するが、私は他の4人の国際的に尊敬されているマンデーン・アストロロジャー(フランスのリン・ベル、ワシントンD.C.のキャロライン・ケイシー、ノースカロライナ州アッシュビルのドクター・リー・リーマン、英国ロンドンのクリスティーン・スキナー)とともに、米国2020年大統領選挙に関する魅力的なオンラインディスカッションを主催した。プレゼンテーションの内容は、この選挙が持つ力学を最高に反映していると考えられる特定のチャートに関するアストロロジカルな洞察と、過去すべての米国大統領選挙の量的分析との組み合わせだった。

すべてのプレゼンテーションにおいてその研究結果として浮上してきたのは、こもごもの歴史的結末を示す選挙戦の顛末であり、大変な接戦だった事例や、また結果が数日または数週間後までわからないような問題の多い選挙、そして一般投票と選挙人投票の結果が再び分裂する可能性をも示すものだった。

  ウェビナー冒頭の導入部において、私は最新のリアル・クリア・ポリティクス(RCP)アベレージの結果を提示し、ジョー・バイデンがドナルド・トランプ大統領より平均7.5ポイントもリードしていることを示した。しかし、ラスムッセン世論調査は2016年の事例において最も正確だったため、提示されたRCPのグラフの中では特に強調されていた。先週、それはバイデンがまだ2ポイント先行していることを示していたが、それはドナルド・トランプに関するすべてのRCP世論調査の中では最高の数値だった。

そして今週、トランプの支持率は著しい改善をみた。彼の対バイデンのRCP平均は7.5ポイント減から5.9ポイントまで改善している。そしてラスムッセン世論調査では、ドナルド・トランプはこの世論調査シーズンで初めて1ポイント差でバイデンを実際に引き離した。ラスムッセンは、トランプが先行していることを示す唯一の世論調査ではあるが、彼が最後の6週間に向かって勢いを増していることは明らかだ。もう一つ、私が観察してきたポイントは、選挙の3~5週間前に先を走っていた候補者は負けるということだ。2012年のミット・ロムニー、2004年のジョン・ケリー、2000年のアル・ゴアを思い起こしてみよう。選挙の3~5週間前の世論調査では、すべての候補者が優勢だった。

  では2020年も逆転劇が起こるのか? 選挙は異議を唱えられ、結果は受け入れられず、投票日の夜になっても結末はわからないままになるのだろうか? その可能性はある。11月3日に行われる選挙の4日前となる満月図では、太陽と天王星がオポジションだ。また逆行していた水星は11月3日の昼に天秤座で順行し(日本時間4日午前2時50分頃)、水星が支配する星座宮、双子座では月が運行中だ。これらの要素は、選挙日に投票が終了するまでの最後の100時間のうちに結果が上下したり前後したりと落ち着かない状況を示す指標となる。

月はトランプのネイタルの太陽上に来ているトランシットのNノードとコンジャンクトし、成功の兆しを示唆している。だがそれはまた、カマラ・ハリスのネイタルのアセンダント、そしてネイタルのNノードともコンジャンクトする。これも成功の兆しだ。こうした要素は先週末のウェビナーで議論されたポイントのほんの一部だ。

  なお、散らばった点と点をどのように繋げていくかの鍵を示す、非常に洞察力に富んだこの議論のビデオ録画は以下のMMAサイトで購入可能だ。アストロロジーが示す要因に基づいてこの選挙戦を予測したい人は視聴してみてほしい。







訳文ここまで
______________________________________

<ひさびさに翻訳後記というか感想的なもの..>

今回の ≪長期的考察≫ では米国大統領選挙について触れられていたけれど、今年の選挙は自分が知る限り、最も深い混迷感が漂っているような気がする。2016年の選挙でトランプ氏の勝利を明確に予測した数少ないアストロロジャーのひとりジョニ・パトリー氏も『今年は何が起きるかわからない』と話していた。彼女は『選挙自体、まともに行われるかどうか疑問』と言い(コロナ禍による郵便投票の件ではすでに各所で混乱が起きている)、『何かとてつもないことがまだ先にあるのではないか?』とも。(ただしパトリー氏はヴェーディック・アストロロジャーなので、ウェスタン・アストロロジーとは異なる技法を使用)。

大統領選の行方は本当に混沌としているけれど、今一番気にかかるのは、もしトランプさんが勝った場合、大統領職の新たな任期を全う出来るかどうか?ということかもしれない。何故なら今年12月15日に起きる射手座23°台の皆既日食の影響力が大きいと思われるからで、トランプ氏は双子座23°台に太陽があり、対向の射手座22°台に月を持つ月蝕の生まれ。その月とオーブ2°弱で皆既日蝕が起き、太陽とはオーブ5分のタイトなオポジション。これがどう影響するだろうか?

この日蝕はSノード・イクリプス、つまり何かの「終わり」に重点が置かれる食とされている。またサロスシリーズから見ると、感情面にかなり深い影響を及ぼす特質を持つとも言われる。そして当然、トランプ氏のネイタルのノード軸へのリターン期でもあり、人生において非常に重要な時期(半年〜長くて3年)であることを示唆している。4室の月は、プライベートな内面を意味するし、家族内の女性(妻や娘など)を暗示するケースもある(ちなみに娘のイヴァンカさんのN金星はまさに射手座23°台で22°台の海王星とコンジャンクト。出生時間が不明なのでハウスはわからない)。また月は当事者の体そのもの、つまり健康面の変化を示唆するのかもしれない。月が「人気」を左右するケースもある。また彼の場合は同時に10室の太陽にもオポジションなので、社会的な立場の変化もあり得るし、太陽がバイタリティを意味することから、やはり生命力に関連することで何か試練があるのかな?とも思う。

トランプ氏のチャートは超強力だし、ある意味で何が起きても不思議はないと思えるほど。なのでたとえ激しい毀誉褒貶があるにしても、彼のような型破りのひとこそが今の米国にとって必要な大統領として選ばれたのではないだろうか。

今回のコラムでも言及のあったラスムッセン・サイトの掲載記事によれば、2016年の選挙でトランプ氏に投票すると答えた有権者を人種別を見ると黒人が8.4%だったのに比べ、今年はその比率が22%に増加しているという。これは元々の共和党支持層に加えて、全体主義的な極左集団の下で暴徒化しているBLM運動への忌避感と、それにともなう秩序回復を望む声の顕れなのかもしれない。民主党離れを宣言する “Walk Away” 運動の YouTube番組では黒人やヒスパニックなど様々な人種からなる一般市民層のひとびとが声をあげているのが見られる。彼らの声は、おしなべて極左エリート意識と異論を持つ者を排除し生活の糧まで奪おうとする思想統制(キャンセル・カルチャー)への強い違和感を語っているように感じられた。

またその一方で、民主党の大統領候補戦からいち早く脱落したIT系実業家で中国系米国人のアンドリュー・ヤン氏などは、包括的な社会主義路線とベーシック・インカムを基本とする政策を広めるために “Humanity First“ を旗印にかかげて今も地道な政治活動を続けており、地味ながら若年層を中心にコアな支持者を開拓しつつあるという。将来、米国がより落ち着きを取り戻すなら、そして土星と木星、やがては冥王星が本格的に水瓶座入りすれば、彼のような候補者が再び台頭してくるのかもしれない。

もちろん今回の選挙でバイデン氏(とハリス氏)が勝つことも考えられる。特にカマラ・ハリス氏(かなり野心的で手段を選ばない面を持つ極左、または少なくとも社会主義者とされる)は、チャートが非常に強いことから民主党支持の米国アストロロジャー達の期待が高まっている。けれど、いずれにしてもこの選挙はスッキリとは終わらないように見えるし、来年初頭にかけて一筋縄ではいかない結果が待っているのではないだろうか。

それともうひとつ。中国の習近平主席には残念ながら確証ある出生データがないけれど、誕生日は6月1日説と6月15日説がある。もし6月15日説が正しいとすれば、彼の太陽は双子座23°台でやはり12月15日の皆既日蝕がオポジションを形成する。今年の夏至の日蝕が彼のネイタルの火星にコンジャンクトだったので、これは蝕による2度目のヒットということになる(もし誕生日が6月1日でも、今回はオーブ2°で火星にオポジション)。トランプ大統領と習近平主席、この世界を騒がす二人の指導者のチャートをこの年末の日蝕がヒットするとしたら、これは2021年の世界にとって、そして当然日本にとっても、とても大きな意味を持つかもしれない。




2020年9月20日夜明けに。
 hiyoka


hiyoka_blue at 20:56|PermalinkComments(0)

September 06, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント・番外編【金融アストロロジー】

レイモンド・メリマン・コラム(番外編)  2020年9月7日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

【お知らせ】

今回のコラムは休載ですが、メリマンさんから『フォーキャスト2020』からの抜粋と、それに対しての現況コメント付きの原稿が送られてきましたのでそれを掲載します。(来週はお休みさせていただきます🙇‍♀️)


木星・冥王星コンジャンクション:過激な手段

  “今日、共和党は財政的に無責任な党であり、そして民主党はといえば、財政的に正気とは思えない党だ。”

  ― モナ・シャレン
    “Deficit is the Great Missing Topic”
   Arizona Republic 2019年11月11日付

  カプリコーン・ステリウムの最後のパートは木星と冥王星の13年シノディック・サイクルだ。これは2020年の4月4日、6月30日、そして11月12日の3回にわたって起きる*。
* 逆行と順行運動により最初の2回が山羊座24°台で、最後が山羊座22°台で起きる。
  2020年1月12日に起きる土星・冥王星コンジャンクション、及び2020年12月21日の木星・土星コンジャンクションと結び付けるなら、木星・冥王星コンジャンクションは2020年に起きる外惑星のシノディック・サイクルの3番目だ。木星とそれより以遠の惑星達を含むコンビネーションは10種類しかない。だから10種類ある長期のシノディック・サイクルのうちの三つが同じ年に見られるというのは極度に稀な事象だ。しかも、3回にわたるシリーズとして木星・冥王星のコンジャンクションが見られるのも非常に珍しい。過去160年間でたった2回しか起きていないのだ(1869年7月~1870年5月、1955年11月~1956年6月)。

    木星に関連する原理は楽観、希望に満ちた心理、成長、拡大、誇張、そして過激思想だ。また、世界貿易、教育、そして判決が下される司法裁判所にも関連する。要するに、木星が関わると全てが通常より大きく ― 拡大鏡を通して ―  見えるのだ。
・年明けは世界の多くの株式指数が史上新高値や数年ぶりの高値をつけるなど、2020年に向けて世界の経済見通しも非常に良好であり、大きな希望をもってスタートした。

  だが今回の場合、木星は山羊座に在泊している。山羊座は木星とは正反対の原理を持つ星座宮であり、リアリズム、深刻さ、懐疑論、収縮、限界といった原理に関連している。木星は成長への衝動、何でも緩めようとする動き、リスクを取ろうとする心理だ。だが山羊座では、保守的で安全でリスクを取らず、しっかりした計画に沿って明確に定義され、しっかりと実行可能な目標を達成するために、常識と実務的な方法を使いたいという衝動に出くわす。山羊座はプランに従って何かを実行する。だが木星は、希望と信条に従って何かを実行する。何故ならそれは良いアイデアで、ある意味では成功することが「運命付けられた」また場合によっては「神命によって定められた」物事だからだ。
・この傾向はCOVID-19に関して顕れた。安全と常識を駆使して2月〜4月の第一波の後に有効だった計画に固執していく代わりに、世界はあまりにも早くパンデミックに対し大きなリスクを取った。それはまるで復讐するかのように、晩春〜夏に戻ってきた。

     その最善の顕れでは、山羊座の木星は節度や穏健さを通して獲得する成功を意味する。つまり高い志と、何が実現可能かというリアリティとが共存する状態だ。一方では成長と拡大を望みながら、他方ではその限界と必要な境界線を心得ている。木星と土星は共に上手く連携し、その努力と取り組みによって永続的な成功を収めることも可能だ。それは長期的な観点から、適切で健全な判断を下す良い事例を提示することが出来る。

だがその最悪の顕れは、物事の進展を妨げる遅れや障害物の結果として肥大していくフラストレーションだ。これは物事を前進させる着実な向上と進歩の代わりに、急激な損失と失望、そしてついにはプロジェクトの放棄に至るといった期間となる可能性がある。
・多くの政府がロックダウンを余儀なくされ、また多くの企業では人々が直接会ったり対面での会議を開くことが不可能になった。プロジェクトの保留や倒産が数多く起きた。木星は会議と旅行を支配する。そのどちらもが、2020年は制限と禁止に遭って苦戦している。

  例として挙げるなら、前回木星が山羊座に在泊したのは2007年12月18日~2009年1月5日だった。これは2007年12月~2009年6月の「大不況」のスタート時期となり、政府や企業のリーダー達が望んでいた多くのプロジェクトの実施を遅らせる結果となった。

しかし、山羊座の木星は常に経済不況と同期するわけではない。2007年~2009年の「大不況」は、2007年12月11日に起きた前回の木星・冥王星コンジャンクションに近接、同期していた。それは木星が山羊座へのイングレスを果たすわずか1週間前のことだった。木星・冥王星サイクルは、景気後退と負債により大きな関わりを持つのかもしれない。それは1994年12月2日(オレンジ郡地方債の破綻)と1981年11月2日(1981年10月6日エジプト大統領アンワル・アッ=サダトの暗殺と米国における不況期)の過去2回の事例に見て取ることが出来る。
・2020年、怖ろしい経済不況と株式市場のパニックが木星・冥王星コンジャンクションと再び同期した。それは年明けにはまったく予想もつかなかったことだが、その後木星・冥王星のフォースに打たれると、輝かしい国内と世界の経済も、今後の成長についての楽観論もすべてが打ち砕かれた...

  これは山羊座の木星と冥王星とのコンビネーションが持つ重要性を私達に教えるものだ。以前も論じたように、冥王星は経済における「四つのD」すなわち「dificits(赤字)」「debt(負債)」「downgrade(信用格下げ)」「default(破産)」を支配する。木星が冥王星と結合するということ、そして木星が成長と過激主義を象徴し、それが政府や大企業を支配する山羊座に在るということ。これらが意味するのは、「四つのD」が増大するための力学が整うということだ。米国の財政赤字は、それを減らすことを約束した政党の監視下で7年ぶりに1兆ドルを突破しようとしている。また負債も増加して、2020年に入れば23兆ドルという記録的数字が計上される。米国の信用格付は(まだ)下げられてはいないが、2020年の木星・冥王星コンジャンクションが示唆するのは、いくつか(または多くの)国々が、やはり世界のいくつかの大企業とともに信用格下げに直面する可能性であり、その多くは破産の申し立てに至るまで追い詰められるかもしれない。
・2020年に向けての米国政府の歳出は、パンデミックとそれに付随して行われたロックダウンのために1兆ドルの増加と見込まれたが、実際ははるかに多く、現在7兆ドルの増加と予測されている...

  私達はまた、木星、冥王星、そして山羊座の原理をグローバルな社会政治の領域に当てはめることも出来る。木星を過激主義と「独善的な」信条、山羊座を「従わねばならず、破れば罰される法と規則」、冥王星を力や権力を振りかざす人々の集団(政府とは限らない)と見なすなら、多くの可能性を示唆する設定を見て取れるからだ。その一つは、世界中で増加の一途を辿る「モラル・ポリス」のようなグループで、自分達が良しとする規則や法を破ったと思えば相手が誰であろうと罰したり、投獄さえすべきだと欲する。また別の表現としては、政府(山羊座)の指導者の行動や決定に対する永遠に続くかと思われる調査で、これによりその間の政府機能は制限される。最も極端に顕れた場合、冥王星は解任、弾劾、または政府の首長職からの追放、あるいはその事態に付随する脅威そのもの(冥王星)を意味する。
・ミネアポリス警察官によってジョージ・フロイドが死に至った事件を受けて、市民間の分断と不和は米国全土の主要都市でエスカレートしている。結束した抗議者達は今や暴力的なギャング集団へと変質して日々 略奪や殺人が行われ、いくつかのグループが都市の一部市街地を占拠し、独自の自治区を組織している。こうして法律と規則の星座宮である山羊座の木星(極端な措置)が冥王星(暴力と破壊の可能性)が融合する下で、2020年の米国大統領選挙の主要なキャンペーン・テーマとなっている。

  私がこれを執筆している間にも、米国ではすでにこうした山羊座の木星・冥王星的な活動が進行している。例えばトランプ大統領を弾劾し、大統領職から追放するために策定された調査の進行がその一つだ。また、もう一つの政党(民主党)が犯罪を犯し、ロバート・モラーに命じて2016年大統領選妨害(ロシアン・ゲート)の捜査をさせたのではないかとの疑惑も浮上し、それに関する調査が始まってもいる。これは木星が絡む時の典型的なやり方だが、米国のある政党の政治指導者達が犯罪を犯したかどうかを判断するために行われる調査は一つだけではない。二つの調査が並行して行われ、両方の政党が違法な活動を行って相手方の政党を害するか、一方より大きな制圧力を得る目的の下に彼らの「隠密」行動を「隠蔽」したかどうかを明らかにしようとする。冥王星は、自分の敵方に対する優位性を得るか維持するための「隠蔽工作」と「隠密行動」に関連しているからだ。
・これを執筆してから後にドナルド・トランプ大統領は下院で弾劾されたが、上院の投票では罷免されることはなかった。そして今、2016年に秘密裡かつ不法にトランプ陣営をスパイしていたオバマ政権に対する調査が行われている。

  ポジティブな観点を通して見れば、木星はまた、その3回のコンジャンクションで海王星とは調和的なセクスタイルを形成することになる(2020年2月20日、7月27日、10月12日)。このコンビネーションは、国の歳入が増加する可能性を提示するものだ。冥王星が関税を含む税金一般を支配し、より多くの人々が職を得ることで税金を払うようになったこと、同時に諸外国が購入する米国製品に関税が課されていることを考慮すれば、歳入は増加するかもしれない。おそらくこれは連邦赤字の改革と改善に役立つことだろう。
・これはCOVID-19のパニックが起きた2020年3月までは当てはまった。しかし不思議なことに、株式市場は素晴らしい回復ぶりだ。2020年2月半ば〜3月下旬にダウ平均が38%の損失を被った後、S&Pとナスダックの両方がともに今や史上新高値をつけている。この騰勢は、木星・海王星セクスタイルの最後の形成が終わる10月12日の後も続くのだろうか? ( *木星・海王星セクスタイルは「夢見心地」や「現実とかけ離れた楽観」に対応する)


相場編
『2020年の米国株式』より抜粋
 木星・冥王星コンジャンクション

  2020年、木星と冥王星は3回にわたってコンジャンクトする。4月4日、6月30日、11月12日だ。そしてこの期間全体が「中央時間帯」として知られている。この場合の「中央時間帯」は株式市場の長期的なサイクルと相関するものであるため、前後1ヶ月以上のオーブを考慮する必要はない。このアスペクトもまた株式市場にとって重要なジオコズミック・サインであり、特にこれが3回シリーズで形成される場合はなおのこと重い意味を持つ。

3回のアスペクト形成は、過去160年間に13回となるこのアスペクトの事例のうち今回で3度目となる。拙著『ストックマーケット・タイミング』シリーズ第2巻で述べたように『木星・冥王星コンジャンクションは、米国株式市場の中期サイクルにおいてかなり信頼度の高いジオコズミック・サインだ』。だが、逆行運動によってコンジャンクションが連続3回にわたって展開するような場合は、例えば4年サイクルのようなタイプの長期サイクルと合致する傾向がある。過去2度の事例では、3回のコンジャンクション・シリーズの中央時間帯の中で4年サイクルの天井が示現している。したがって、2020年に株式市場の長期サイクルの天井がこの3回コンジャンクション・シリーズの期間中に再び示現したとしても驚くにはあたらない。
・今これを書いている時点(2020年9月)において、ダウ平均が史上最高値をつけたのは2月12日で、その後市場は3月下旬に暴落した。現在はS&Pとナスダックが史上最高値をつけるなど、市場は順調に回復している。しかしこうした反騰は、過去に見られたように最後の木星・冥王星コンジャンクションから1ヶ月となる2020年12月までに終わるだろうか?

要約すれば、山羊座で3回にわたる木星・冥王星コンジャンクションが起きる2020年は、確かに「過激な手段」の年であり続けたのは明白だ。これがどう顕れ、今後にどう影響するかは2020年12月に発刊予定の『フォーキャスト2021』で詳細にふり返っていく。予約開始を楽しみにお待ちいただきたい。







訳文ここまで
_________________





hiyoka_blue at 20:58|PermalinkComments(0)

August 30, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント8/31【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年8月31日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

今週は ≪ 先週をふり返って ≫ を省略させていただきます。
下記にあるとおり、来週のコラムは休載ですが、再来週は訳者の都合でお休みまたは抄訳、またはメモになるかもしれません。
____________________________________________


【NOTE】 来週月曜のコラムは休載させていただく。なお9月7日月曜日はレイバーデーの祝日で米国市場は休場となることに留意されたい。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

  火星が9月9日に逆行に転じる一方で木星が9月12日に順行することから、金融市場と商品市場の全てはまもなく重要なリバーサルを起こす可能性がある。それ以前にも、金星(価値、お金)が8月25日〜9月2日に木星、冥王星、土星に次々とオポジションを形成し、9月4日には火星も加わってTスクエアとなる。

これらはリバーサルを示唆するジオコズミック・サインであり、今から9月中旬までの全期間は、反転が起きてそれが展開し始めるとともに、サイクル高値、または安値の示現が見られる可能性がある。だがその後で、今年最も強力なジオコズミック・サインの時間帯の1つが始まる。期間は9月28日〜10月19日で、火星が自ら支配する牡羊座を逆行し、土星、冥王星、木星のカプリコーン・ステリウムとスクエアを形成していくのだ。これは世界的な状況や政治問題、経済、あるいは自然現象における重大なシフトの前兆だ。

そして金融市場はそういったシフトへの反応として、重要なトレンド転換を起こすことになりそうだ。このようなリバーサルがどの程度続き、どのくらい急激なものになるかは、以下の長期的考察で述べるように多くの要因に左右される。

  今週は9月2日に満月が起きるが、その日は金星が土星とオポジションを形成する。私達のジオコズミック・トレーディング・ルールの1つとして、金星と土星のハードアスペクトに向かって下落してきた市場は、どれも皆 反転と反騰の候補になるということだ。トレーダーならそれがどの市場かを見極めたいと思うだろう。



≪ 長期ジオコズミクスとその考察 ≫

  “エコノミストは、自分達がけっして間違っていないことを知っている。しかしながら、エコノミストの高頻度データリリースの予測は期待値に比べてあまり正確ではなかった。これは何故なのか? ...これは従来の景気循環とは異なる。人々の反応関数がこれまでのサイクルとは異なるのだ。経済モデルというものは、反応関数が一定であることを前提としている。パンデミックはついに経済における構造変化を加速させた。経済データは進行する変化を認識するにあたって遅れがちだ。そのため、マクロデータとミクロデータのすり合わせが困難になる”。

— Paul Donovan
  “Why Have Forecasts Become Less Correct?”
  UBS Weekly Blog 2020年8月21日付

  私達はこの事について話すべきだ。私の好きなエコノミストの1人であるドノバン博士が上記の引用で述べているように、最近は景気循環に歪みが出ているだけでなく、世界の株式市場や債権市場のサイクルもまた歪んでいる。

こういったサイクルの歪みは、金や通貨のような貴金属のサイクルにおいては顕著に見られない。これらのセクターの両方に見られるサイクルパターンは、今年のサイクル研究やジオコズミック研究と非常によく相関している。

しかし、なぜ株式指数の売買サイクル予測に基づいてトレードを行うことが、このところ難しくなったのだろう? それはドノバン博士が景気循環に関して示唆しているように、パンデミックが「...経済の構造変化を加速させた」ことが理由かもしれない。

  『経済データは進行する変化を認識するにあたっては遅れがちだ。そのため、マクロデータとミクロデータのすり合わせが困難になる』。 これは確かに正しく、市場動向に影響を与える。だが私はさらに踏み込んで、2020年に株式市場と債権市場にサイクルの歪みを起こしている根本的な大原因は、世界の中央銀行が提供する大規模な金融緩和(流動性)によるものだと言いたい。多くの場合、中央銀行は実際に「量的緩和」として知られる株式や債券の大規模な買い入れを行ってきた。このような金融介入と市場操作は、これらの証券の価格を大きく歪め、正常なサイクル・パターンが展開される「自由市場」の概念を否定するものだ。そしてこれが『FRBとは戦うな』という金言の基盤ともなっている。

  これは、株式や国債のサイクルがもう顕現しなくなったということではないし、ジオコズミックなタイミング要因がこれらの市場で機能しなくなったわけでもない。それらは今でも機能している。市場のトップとボトムは、今でも「予定通り」に示現している。

しかしながら、通常の価格変動のパターン — トレンドやカウンタートレンドの価格目標 — は、大きく歪められている。反騰は通常よりもはるかに強く、継続期間も長い。そして修正安への下落幅は通常よりもはるかに小さい。あるいは国債の場合、価格変動の振れ幅が極端に狭くなっている。サイクルとその反転は存在するが、通常なら40%~60%である修正安が示現するのは稀になっている。

したがって、サイクルが存在し、ジオコズミックにおいてもエントリーのタイミングを示している時間帯に40%~60%の修正安で相場の底を買うことは難しいのだが、さらにトレーダーにとって好ましいリスク/リターンの比率で取引を実行するだけの下げ幅がない。このような状況ではただ「バイ&ホールド」に徹し、「FRBとは戦わない」ほうが良い。

しかしこの種の金融工学はまた「資産バブル」をも生み出す。そこでは予想外のショック(ブラック・スワン)が起きて、同じ市場が予想よりもはるかに激しく下落する。とりわけ中央銀行が、世界各国政府の不適切な財政管理によって引き起こされた過剰支出と債務爆発の中毒性を満足させることから手を引いたような場合はそれが起きやすい。そうなると「通常より小さい」修正安ではなく、「通常より大きい」相当危険な下落に巻き込まれることになる。

  2012年〜2015年にも同様の現象が起きている。この時も「通常の修正安」はなかった。反騰の上げ幅は通常よりも大きく、しかも長い間続いたのだ。金融市場にパターンの歪みが見られるこういった期間は、ジオコズミックな観点から見てどんな共通点があるだろう?

  2012年から2015年の事例は、長期的な天王星・冥王星ワクシングスクエアの下で起きた。過去において、天王星・冥王星のハードアスペクトは債務危機の加速と同期して株式市場の下落を招いた。しかし、それはFRB議長ベン・バーナンキが流動性危機に対抗するために、ZIRP(ゼロ金利政策)とQE(量的緩和)として知られる異例の政策を開始する前のことだった。

それは上手くいった。世界の株式市場はその間下落するどころか、金融流動性と債務が歴史的なレベルに増加したために舞い上がった。その結果、投資家は貯蓄への最低利子を受け入れない限り、実際は株式への投資に向かわざるを得ない形となり、それが資産バブルへと導いた。2018年後半にドラッグ(低金利とQE)が手に入らなくなると投資家はパニックに陥った。だがその後、FRBと中央銀行は新たにZIRPのラウンドを開始した。そして2月にパンデミックが解き放たれた時、株式市場は血を流した。QEが復活し、流動性と債務が急増し、投資家は再び株に戻ってきた。これが土星と、その後に木星が冥王星とのコンジャンクションを形成する2020年1月~11月のことだ。

  このコラムの目的は、経済・金融市場の現象をジオコズミック研究と関連付けることだ。 では、これらの市場サイクルに歪みが起きる期間に共通するジオコズミカルな特徴とは何だろう? 冥王星だ。冥界を統べる惑星の神は、欲した結果を達成するための借金と操作介入(金融工学)の両方に関連付けられる。外惑星へのハードアスペクトにおいて、それは 1)世界の負債の歴史的な増加 2)借り入れの必要を生み出す世界の政府の財政的不始末 3)金融市場に介入し、株式と(または)証券資産の需要を操作することで拙い財政政策を補正しようとする中央銀行サイドの努力と合致する可能性がある — そして21世紀においてはまさに合致してきた。

  このサイクルにおける最後の木星・冥王星のコンジャンクションは、2020年11月12日に起きる。きっと政府はまだ何兆ドルもの金額を刺激策に費やし、中央銀行が金融の流動性を高めることでこれに対応するよう誘導し、株式とおそらく国債などにまた新たな資産バブルを起こし続けるだろう。冥王星が木星に対する影響力のオーブ圏内を離れ始めるにつれて — 米国大統領選の後で — 彼らがこういった拡張的な金融活動を抑制し始めるなら、皆さんは次に何が起きると予想するだろう? ちなみに2021年に展開する次の重要なアスペクトは牡牛座の天王星と土星のスクエアだ。 

  願わくは上記の説明が、暴落前の高値をつけた2月12日〜20日に私達が発信した売りシグナル以来、株式市場において有利なリスク/リターンのポジション取引を行うのが困難である理由の説明になっていればと思う。つまり下落局面の安値を買おうとしないのではなく、サイクルが完了した時に通常ならつけるべき目標価格の水準まで下がっていないということだ。それでもこれは、ジオコズミックとサイクル研究の両方に見られる歴史的パターンに基づく私達の長期的見解に変化をもたらすものではない。

  これらの研究に基づいて、私達は再び深刻な下落が起きることを予測し続けている。だがそれと同時に私達は、政府の抑制なき財政政策を可能にし、ついには再び深刻な暴落をもたらすよう運命づけられたかのような資産バブルを生み出すFRBの意志に逆らいつつも、上流へ上流へと河を遡行している。下落はおそらく、中央銀行が正常な状態に戻ろうとすればすぐに始まるだろう。2020年の土星・冥王星コンジャンクトに基づいて『フォーキャスト2020』で詳説したように、今年は長期金利サイクルが底をつける時期に入っている。これについての分析は、当然ながら3ヶ月後に発刊予定の『フォーキャスト2021』にてアップデートする予定だ。

その間にも、私はどの市場についてもサイクルやジオコズミック研究との相関性を断念したり見限るようなことはないし、今後もあり得ない。商品市場や通貨市場では非常にうまく機能しているし、FRBや他の中央銀行が財政の不備を補完する金融政策の手を緩めれば、すぐにでも株式市場に戻ってくるだろう。これは歴史を無視する人々についての格言だ。『彼らは過ちを繰り返し、似たような結果を経験する定めにある』

  資産の価値を味わうべき時と、その資産を護るべき時がある。前者は2020年3月23日から始まった。だが、後者もそう遠からず訪れるかもしれない。別の角度から見れば、安値で資産を購入する時期はまだ来ていない。しかし、多くの人々が予想しているよりも早く到来するかもしれない。いずれかの時点で、再び「現金」が王位に着くだろう。だがどの通貨でどの程度の価値を保持しているか? 私達はこれを来たるべき『フォーキャスト2021』で詳しく論じるつもりだ。







訳文ここまで
————————————————————————


hiyoka_blue at 20:52|PermalinkComments(0)

August 23, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント8/24【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年8月24日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------


≪ 先週をふり返って ≫

  “彼ら(民主党と共和党)は言う。『我々の経済は壊れている』と... 『近年、獲得された富は完全に上位1%の所得者へと行ってしまった。中間層の実質賃金は停滞しており、“ゲームは不正に操作されている”』。(しかし)ブルッキングス研究所が発表した研究の中でスティーブン・ローズは、アメリカ人の上位中間層の数が1967年の6%から2016年には33%まで増加していることが判明したとしている... マイケル・ストレインの新刊『American Dream Is Not Dead』では、2007年から2016年の間に不平等が7%減少したことを示している... 右派と左派のポピュリストたちは、それを否定する方向では同意している。「アメリカンドリームの死」は誇張され、広く拡散されている。”

— Mona Charen, senior fellow at the Ethics and Public Policy Center,
  “The American Dream is Not Dead”
  Arizona Republic 2020年8月21日付

  “金融パニックが終わった後に金融政策の正常化を拒否することにより、(FRBは)証券取引所、企業債権市場,都市不動産市場その他、世界各地で資産バブルを膨らませた。こうしたブームは主として資産家には利益をもたらしたが、賃金所得者や起業家はその犠牲となった。その結果、イノベーションや勤勉な努力ではなく、資産の所有や政治的なコネに対し恩恵を与えるという、米国に損害をもたらす新たな不平等の形が生まれた。このことは、オバマによる拡張政策が労働者を置き去りにしていたというドナルド・トランプの主張に役立った。”

— “The Obama-Biden Economy Redux”
  Wall Street Journal Opinion Page 2020年8月21日付

  “私がこうしてここにいるのはオバマ大統領とジョー・バイデンのおかげだ。もし彼らが良い仕事をしていたら、私はここにいないだろう...”

— ドナルド・トランプ大統領 2020年8月20日 
 (米民主党全国委員会でのオバマ前大統領のスピーチを受けて)

  “オバマ氏は水曜の夜、有権者に『市民としての自分自身の責任を受け入れてほしい — 私達の民主主義の基本的な原則が持ち堪えるのを確実なものとするために』と説いた。それが今、危機に瀕しているからだ。それは私たちの民主主義だ。”

— Steve People’s、Michelle L. Price、Aleksandra Jaffe
  “Dems’ Message: Trump is a Threat”
  Associated Press 2020年8月20日付



  先週末、8月14日に天王星が滞留から逆行に転じたことを受けて、世界の株式市場は吉凶入り混じった1週間となった。いくつかの世界の株式指数は暴落後の高値を更新した後で下落に転じ、その他の指数は先週初め2度目の高値をつけた後、週の終わりにかけて下落した。

また、他の指数は先週半ばまで下げていたが、その後に上昇している。ナスダックは8月21日金曜に再び史上新高値をつけた。上海総合は8月18日に年初来高値を試した。ヨーロッパでは、8月12日に2度目の高値をつけた後、先週の大半で下落している。日本と米国のDJIAも同様だった。インドとオーストラリアは8月19日に暴落後の新高値をつけた。そんな状況が世界の株式市場に起きていた。これらの高値はそこから市場が反転し始めるのかもしれないし、あるいは新高値へのブレイクアウトの始まりかもしれない。私達は今週、それを知ることになるかもしれない。

  一方、米ドルとビットコインはより興味深い展開となった。前者は8月18日に2018年5月以来の最低水準まで下落、同時にユーロ通貨は2018年5月以来の高値を更新している。ビットコインは8月17日に12,489で年初来高値をつけた。また8月19日、原油は暴騰して8月5日につけた暴落後の高値43.52と並ぶダブルトップをつけた。金と銀は、8月18日の高値が7日につけた高値を下回ったが、それでも8月12日の安値を上回っていた。

  株式や貴金属を含むほとんどの市場が、数ヶ月来、数年来、そして(または)史上最高値を更新し続けたいのかどうか、それともそろそろ反転するのかを決断しようとしているかのようだ。今週は強力な金星アスペクトのシリーズがスタートする。金星(とそれが支配する天秤座)は自分が果たして優柔不断なのか、そうでないのかと悩むことで知られているので、この状況には見合っている。
金星は日本時間で8月26日に山羊座17°台を逆行中の木星とオポジションを形成し、そこからカプリコーン・ステリウムへのオポジション、牡羊座の火星へのスクエア形成の期間が始まる。



≪ 短期ジオコズミクス ≫


  ダウ工業株平均は8月11日、暴落後の高値をつけた。S&Pは8月21日金曜の時点で新たな史上最高値へのドアをノックし、ナスダックは実際、8月21日に史上新高値をつけている。

ジオコズミックな観点から見れば、この状況は非常に興味深い。何故なら、コロナウイルスによる株式市場パニックの底は3月18日〜23日に示現しており、それは火星が木星、冥王星、土星のカプリコーン・ステリウムにコンジャンクトしていった3月20日〜31日の間だったからだ。

  惑星同士のコンジャンクションは、それら惑星のジオコズミック・サイクルの開始を意味する。コンジャンクションの後に続くサイクルの1/4局面は非常に重要であり、アストロロジーの研究においてはワクシングスクエアとして知られている。

火星はこれら3惑星に自らの逆行運動を通じてその1/4局面(ワクシングスクエア)を3回にわたって形成する。そして初回は現在、8月4日〜24日に順行で起きている。ここで興味深いのは、このサイクルの始まりが世界の株式市場の重要なサイクル安値の示現と同期し、この初回1/4局面はその後の市場の最高値と合致していることだ。

ジオコズミックなアスペクトと金融市場との間の重要な相関性がトレンドの反転に関連することを考慮すれば、次のような疑問がわく。8月4日から現在までに展開中の高値が今や株式市場の反転下降へと通じる重要な頂点となるのか? あるいは火星が逆行してカプリコーン・ステリウムに対し同じワクシングスクエアを形成する9月29日〜10月19日に市場が下落に転じるのか? それともその両方だろうか?

     火星は現在牡羊座を運行中で、来年1月6日まで在泊する。火星は牡羊座を支配している。または別の言い方をすれば、火星は自らが支配する星座宮に在って非常に強い。アストロロジーにおける1つのセオリーとしては、惑星が自ら支配する星座宮を運行する時は世界(株式市場も含む)にポジティブな事象が起きやすいという事がある。だが例外は支配する星座宮を逆行する時で、その場合は状況がより困難になる。

現在、自ら支配する星座宮を運行中なのは火星ばかりではない。太陽も同様に自ら支配する星座宮、獅子座を運行している。だがこれは週末、8月22日に終了する。水星もまた、自ら支配する乙女座に9月5日まで在泊する。そして土星と海王星もそれぞれが支配する星座宮を運行中だ。だが土星は12月17日には山羊座を離れるが、海王星はまだこれから5年間魚座に残る。ちなみに土星も海王星も今は逆行中だ。

したがって我々アストロロジャーとしては、火星、土星、海王星が揃って自ら支配する星座宮を逆行し、逆に太陽と水星がともにもう自らの支配星座宮からは離れている9月9日以降に何が起きるかに注意しておかなければならない。もちろん言うまでもないことだが、米国の選挙シーズンはその時 最高潮へと向かっている。

     これから選挙までの間、天上の空間にはイージーでスムーズなことなど1つとしてない。9月9日の牡羊座の火星逆行に向けて、蟹座の金星がカプリコーン・ステリウム(木星、冥王星、土星)に対し8月25日〜9月4日までオポジションとなり、同時に牡羊座で逆行前の滞留に入った火星とTスクエアを形成する。これは多くの可能性を示唆し得るが、金星が関わる時の鍵になるのは、公平性、平等、女性に関する問題だ。またこれらのアスペクトは金融市場におけるトレンド転換と相関する可能性もある。

だが、その後9月9日~17日に示現するジオコズミック・サイン、そしてその直後に展開するシグナル(9月28日~10月19日)も同様の兆候を示す。これらは普通に見られるタイプのジオコズミック・サインではない。特に後者は並大抵ではない。

私は今ここで暗示された可能性についての仮説をたてることは出来る。だがそれらは複雑で、理解するには長い説明を要するだろう。だからもう少し時期が近付いた時点で話すことにしたい。今のところは、ただこうイメージしてほしい。集合体としての私達はもう1つ別に訪れる「最大の圧力期」に向かっている。そこでは「真実」を、そして「情報の正確さ」を見極めるための識別力が要る。さらに、驚くべき状況によって自らの内部に生まれる衝動的で感情的な反応から自分自身を切り離すための能力が必要になるだろう。金融市場において、これは自分のポジションに対して自己満足したり無頓着でいるには適さない時期だ。とりわけ今から9月下旬までの間に年初来高値や長期の高値が形成される場合はなおさらだ。

     さて、個人的な話になるが、最近のコラムで米国とドイツ間の渡航禁止によって、ドイツに住む妻に会えないと嘆いていた私を覚えている人もいるだろう。そのドイツが、つい先頃 適切な書類さえあればドイツ国民の配偶者の入国を許可すると発表したばかりだ。

もう私は「必要不可欠なビジネス」を理由としてそこに滞在する必要はない(ネイタルで蠍座の金星と木星がコンジャンクトしている私にとっては、これは「必要不可欠なビジネス」なのだが)。

私は来週ドイツに向けて出発する。それはおそらく私のネイタルの月(家族)と彼女の金星(パートナー)の上をトランシットの木星(旅行と幸運)が通過することによるものだろう。もしかしたら、コラムの文章にも私の最高のユーモアが戻ってくるかもしれない。それを考えただけで、私はすでにニコリと微笑んでいる。では来週、ラインラントで執筆するこのコラムでお会いしよう!







訳文ここまで
________________________________


hiyoka_blue at 20:56|PermalinkComments(0)

August 09, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント8/10【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年8月10日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

今回も≪短期ジオコズミクス≫ のみの抄訳となります。
 なお、来週のコラムはお休みさせていただきます。🙇‍♀️


≪ 短期ジオコズミクス ≫

  “木曜、トランプ氏は米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)に先立ち解除されていたカナダのアルミニウムに対し10%の関税を再び課すとした。...もし米国が貿易協定という公的約束事から身を引くというなら、同じ事をしている中国をどう批判出来るというのか? 対アルミニウム関税はトランプ氏による最悪の政策だ。彼は米国の産業と消費者を傷つけると同時に、米国の友人達に対し貿易に関して発する自分の言葉は信頼出来ないと伝えているのだ。” 

— Wall Street Journal editors
  “So Much for Trump’s Trade Promise”
  The Wall Street Journal 2020年8月7日付


  “世の中が悪いだの何だの言う必要はない。誰だってそんなことは知っている。鬱状態なんだ。誰もが失業するか、仕事を失いそうだと怯えてるじゃないか。1ドルで買えるものは5セントの価値しかない。銀行は破綻するわ、店の主人は客を怖れてカウンターの下に銃を置いてるわ、路上じゃチンピラが暴れ回ってるときた。で、何をどうしたらいいのか誰にもわからないんだ。空気は吸えたもんじゃないし、食べ物は食えたもんじゃない。

...なにもかも、どこもかしこも狂ってるようで、もう外になんか出られない。家で座ってると、自分が住んでる世界がゆっくりと縮んで小さくなっていくんだ... 

俺が知っているたった1つのことは、まずあんた方が怒らなくちゃならないってことだ。こう言うべきなんだ。『私は人間だ!私の命には価値がある!』だから今すぐ立ち上がってくれ! で、窓際に行ってこう叫ぶんだ。『怒った!もう完全に頭にきた!もう沢山だ!これ以上耐えられない!』”

— シドニー・ルメット監督 映画『ネットワーク』1976年公開 より
  quote provided  by MMA editor Beth Woody

『ネットワーク』:視聴率のトップに立つことでTV局内での出世を目論むキャスターやプロデューサー達が、真面目な報道番組を廃して視聴者を過激なレトリックで煽りまくる報道ショウ番組に創り変え、高視聴率を叩き出して一躍業界の寵児となる。だが、視聴率だけを目的とした狂気にも似た行動が、やがて破壊的な道に繋がっていくというストーリーの映画。公開当時はTV業界をオーバーな調子で戯画的に表現した風刺映画として受け止められたが、現代ではマスメディアのモラル崩壊を予見的に描いたと評価されている。出演はフェイ・ダナウェイ、ウイリアム・ホールデン、ピーター・フィンチほか。
(参考:wikipedia)





  世界はワイルドだ。そしていつまで経ってもなかなか落ち着きそうにない。燃える火星は燃えやすい牡羊座を運行し、木星、冥王星、土星からなるカプリコーン・ステリウムに対する3週間に及ぶハードアスペクトの形成を開始する。これは8月4日~24日までだ。

また今週の8月13日、私達はこの高い可燃性を持つコンビネーションの中央部に至って火星・冥王星のスクエアに立ち会うが、これは人々を極度に追い詰め、烈火の如く怒り狂った人々が「もう沢山だ!」と宣言する可能性を持つ組み合わせだ。そしてその2日後の8月15日、今度は天王星が牡牛座で逆行に転じる。だから状況が穏やかになることはない。それはちょうど、プレッシャーを最大の強度まで上げて当事者にとっての「敵」を強調し、個人的なフラストレーションの燃焼性を極度に高めるようなものだ。したがって文字通り、山火事の類いや爆発、環境や作物、そして人命への脅威が示唆される。

実際、このフォースは3週間では真の終焉とはならない。火星が逆行に転じてその行程を9月29日〜10月19日まで再度繰り返すからだ。自ら支配する星座宮を運行する火星は通常なら、世界にとって非常にポジティブな影響をもたらす。だが木星、冥王星、土星に対するスクエアとなれば、それは大きな試練を意味する。火星が自ら支配する星座宮を逆行する時(9月9日〜11月13日)、火星が持つ自己主張の激しい特質は、攻撃性や戦争に繋がるようなレトリックおよび行動へと変わる可能性があるのだ。

だから自分自身の奥底に潜む衝動をコントロール出来ていなければ、その部屋の空気は耐えがたいものになるかもしれない。自己点検や確認を怠れば、それは破壊行為、または自己破壊に到達するレシピとなるかもしれない。逆行する火星の下では、通常は攻撃者が敗者となる。

  これは金融市場にどんな影響を与えるだろう? 貴金属、ビットコイン、通貨にはそれがすでに顕れている。政治的な環境や政局はひどく乱暴かつ炎上しやすくなり、投資家を手仕舞いへと追いやるだろう。株式市場は昨今展開する大火事のただ中で十分に持ち堪えているが、いつ崩壊してもおかしくない状況だ。もし今月中には起きなかったとしても、とりわけ9月29日〜10月19日には破綻の可能性が高まる。

天王星は、明確に定義された支持帯や抵抗帯をもブレイクする可能性を示唆している。米国株の抵抗帯は、ナスダックとS&Pの急騰ですでに突破されているが、支持帯もそう遠くはない。実際、日経やハンセンのようなアジアのいくつかの指数ではどちらも非常に近い。天王星が強調される時は、リバーサルやブレイクアウトが起きやすい。そして火星が強調される時は、物事が急速に起きる。火星は行動であり、量、それも大量を意味する。そして騒がしくなる。

  さらにその先を見るなら、2021年はその大部分を通して土星が天王星への45年サイクルのウェイニングスクエアを形成する。前回このコズミック・サインが顕れたのは1975年10月〜1977年4月で、映画『ネットワーク』が公開された時点と同期する(冒頭の引用参照)。それはまた、ニクソンの「法と秩序」に関わる混乱期がジェラルド・フォードによって終わりを告げた後に、ジミー・カーターが大統領に選ばれた年でもあった。ジョー・バイデンにはジミー・カーターを彷彿とさせるものがある。バイデンが大統領になれば、ジミー・カーターの時と良く似た状況になることを想像出来るのだ。

また、前々回このサインが顕れたのは1930年2月〜1931年10月だった。それはスムート・ホーリー関税法が大恐慌の進展に重要な役割を果たした時期で、トランプ大統領の登場以前、ビジネスの経験しかなく政治経験はほとんど皆無に等しい共和党の大統領(ハーバート・フーバー)が最初の任期の2年間、上院と下院を支配することになった時期だ。歴史は繰り返す必要もない。だがそれが、長期の惑星アスペクト自体の繰り返しと相関する時(しばしば起きることだが)、これら同じ宇宙サイクルの下に在ったテーマ(カオス)に注意を払うのが賢明というものだろう。

  覚えておくべきポイントは、これら惑星サイクルがカオスや社会、金融上の混乱と相関するということだけではない。重要なのは、私達が以前にもこうした宇宙嵐を過ぎ越してきたこと、そしてそこから出て来た私達はより強く、より良くなっていったことを思い出すことだ。一部のリーダー達は、まさに自己破壊的な決定やふるまいを通して米国精神の核心的な原理原則に試練を与えた。だが国家としての私達は、自己破壊することはなかった。

経済と金融市場はワイルドな価格変動を起こし、人々はお金を失い多くの企業が倒産していった。だが、経済と市場が暴落してもう回復することはないという、当時まん延していた恐怖にもかかわらず、それらは戻ってきた。そしてこれがアメリカの終焉であり、民主主義と資本主義の終わりだと宣言するアナーキスト達の大声にもかかわらず、それは戻ってきた。

  これは長期のサイクル(土星・冥王星、木星・土星、土星・天王星)であり、私達はちょうどそのど真ん中を生きている。私達がここでよく認識し、心に刻み込んでおくべきは、こうしたサイクルにおいては発明や新機軸のアイデアが新たな繁栄の時代に繋がる道を拓いていくことだ。私達が足を踏み込もうとしているのは、新時代だ。その新時代に向かって何が好機となるかを考え、理解しよう。まぁもっと良いのは、それを発明することだ。







訳文ここまで
_______________________________


hiyoka_blue at 20:51|PermalinkComments(0)

August 02, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント8/3【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年8月3日(フリー版より)

翻訳:hiyoka 
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

今週は ≪先週をふり返って≫ を割愛した抄訳とさせていただきます。


≪ 短期ジオコズミクス ≫


“ここから抜け出す道があるはずだ

 ジョーカーが泥棒に言った

 どこそこ混乱だらけで

 救いも何もありゃしない”

  — Bob Dylan
    “All Along the Watchtower”
    also sung by Jimi Hendrix, Columbia studios, Nashville,
   TN, 1967年


“ファミリーってのは生まれた時の家族のことじゃねぇ…

 そいつのためなら死ねるってのがファミリーだぜ”
 
  — リンカーン・クレイ 
     Game『マフィアIII』2016年 より



  私は今、いつもと異なる気分を抱えている。もしかしたら山羊座の月が関係しているのかもしれない。つまり、いつものように客観的で距離を置いて見ようとするコラムニストの眼ではなく、より主観的な視点から書こうとしているような気がするのだ(危険な誘惑ではあるが)。

私は今年の残りの期間について抱く自らの懸念、そして私の人生の残りの月日について私が抱く希望を皆さんと共有したいと感じている。こうした自らの内省の一環として、私はこのところ自分がいったいどこから来たのかを振り返っていることに気付いている。今は1960年代の生の様相に様々な側面で似通っている。たとえば、あの時代をバラバラに引き裂かれることなく生き抜くためのたった1つの方法は、大胆で勇敢であること、そして互いの交流を通じて拡大された世代感覚を通して「自分が属すべき “部族” (またはファミリー)」を見出し、その中に在ってニュー・エイジが幕を開け確かに進展しているという感覚に浸り、そして冒険者の一団である自分と仲間達が、まぎれもなくその新しく勇壮な世界を共同創造しているのだという感覚にしがみついていることだった。それは今も同様に見える。

あの時の世相や出来事は今日と同じように、暗かった。それでも当時の若者達が抱く、輝かしい未来と平和で美しい世界へのビジョンは強力だった。そしてそれは、今の私達にとっても必要なものだ。だが残念なことに、欠落している。

  今年の残りの期間、特に8月4日から24日までの宇宙の配置を見て、私は思う。私は以前にもここに来たことがある、と。私達は以前にもこれを経験している。1960年代半ばにこれを経験した。そして、私達は今年の初め(2020年3月~4月)にもこれを経験した。

米国株式市場は1966年2月にダウ工業平均が初めて1000に触れたことで 史上最高値を更新した。当時は抗議者達が警察や政府と戦い、暴動はその後3年~5年にわたってエスカレートしていった。 ダウ平均の史上最高値は約2日間続いたが、その後激しい下落となり、8ヶ月間にわたって株価は大暴落した。そしてリチャード・ニクソンがもう沢山だと判断して1974年8月8日に辞任する直後まで、株価の底は見えなかった。

ダウ平均は、2020年2月半ばに再び新たな史上最高値をつけた(ダウ平均は2月に高値をつけるのが好きだ)。そしてその後5週間にわたって激しく下落した。だがナスダックが7月中旬に史上新高値をつけるとともに再び反騰している。大統領はおそらく、これはすべて価値あることなのか?と疑問に思っているだろう。

『誰にも好かれないのは、私の性格のせいかもしれない(大統領のツイートより)』 彼は考えているのかもしれない。私が考えているように『...だがきっと、ここから抜け出す道があるに違いない』と。しかし、おそらく彼の考える抜け道は私とは異なるだろう。

わたし自身は、ドイツに住んでいる妻と一緒に過ごしたい。だから、どうやってここから脱出出来るかと頭を悩ませている。しかし米国とユーロ圏の間には、不公平で無意味な渡航禁止の規制があるためにここから出られないのだ。

私たちの国はドイツ人の渡航を認めない。だからユーロ圏は現在のCOVID-19の検査結果をもってしても米国人の渡航を認めない。つまり、どちらの国も相手国の市民の入国を許可しているセルビアであれば、会うことができるのだ。私はセルビアが大好きだが、果たしてドイツよりも安全なのだろうか? 前にも言ったが、なんともシュールな時代になったものだ。

  今年の年末に木星(旅行)が山羊座(制限)を支配する土星(制限・禁止)から離れていくのとおよそ同時期に、木星(旅行)が山羊座(制限)を離れていく。その時はきっと嬉しく思うだろう。そうなれば、きっと何かしらの脱出口が見えてくると思う。


  さて、今週のコラムを終える前に、市場にも触れておこう。8月4日〜24日の間に、火星はカプリコーン・ステリウムの惑星(木星、冥王星、土星)に対してサイクル1/4局面のスクエアを形成していく。このサイクルがスタートしたのはこれら4惑星がコンジャンクトした2020年3月20日〜31日、COVID-19によるヒステリー状態と市場の暴落が起きた時だ。

つまりこの惑星コンボにとって最初の1/4局面となるのが8月4日〜24日で、それは(少なくともそのテーマ性においては)繰り返しであり、すなわち投資家にとっての警告シグナルとして機能する可能性を持つということだ。市場はたやすく激昂するかもしれない。もしあなたがのんびりとぬるま湯に浸かっているならおそらく危険だ。政治家や中央銀行が激怒し、衝動的かつ対立的な決定や行動に走りやすいからだ。

トレーダーや投資家として、あなたが知っておくべきことがある。

8月は赤旗 — 危険 — 月間だ。

それは灼熱となるかもしれない(天候の面でも同様なので穀物のトレーダーは注意)。

  貴金属や通貨には良い状況が続くかもしれない。こういった宇宙嵐の中ではこれらの市場はワクワクと沸くからだ。私もそうだ。何故なら貴金属と通貨のトレードが好きだからだ。たった1つの問題があるとすれば、9月9日(日本時間10日)に火星が逆行するため、火星とカプリコーン・ステリウムとのワクシングスクエアは今年の終わりまでにあと2回起きることだ。山羊座の私としては、興奮をどれほど抑えられるかわからない。他の皆さんもおそらくそうだろう。実際、他の人々が私の周囲であまり感情的になり過ぎることのないよう願っている... ただハッピーで遊び心を持ちながら緊張感を保ってほしい。あるいは私の新しいお気に入り心理学者、メアリー・トランプ*と話してみるのも良いかもしれない。
*メアリー・トランプ:最近刊行されて話題になったトランプ大統領に関する暴露本『Too Much and Never Enough: How My Family Created the World's Most Dangerous Man』の著者でトランプ大統領の姪。

  いずれにしても、読者の皆さんに今週のコラムから受け取ってもらいたいメッセージは、今後3週間が非常に不安定であり、それが再び10月最初の3週間にも繰り返される可能性があるということだ。これはよく心に留めておいてほしい。また、火星が逆行に転じる9月9日〜10日も要注意だ。警戒を怠らないようにしよう。

だが、それと同時に希望の種もある。これから先、この宇宙的火山噴火は、木星と土星が山羊座を離れた直後に形成するコンジャンクションとともに始まる冬をもって終わるだろう。短期で見れば、太陽と火星はそれぞれ獅子座と牡羊座、つまり自ら支配する星座宮を運行中だ。だから楽しむための道はある。その点から言えば魚座の海王星も山羊座の土星も自ら支配する星座宮を運行中だ。

これら4惑星は、8月22日までそれぞれが支配する星座宮に在泊する。惑星がその「ホーム」を運行する時は、ポジティブな物事も起こり得る。おそらく株式市場は(懸念の壁を登っていそうなカプリコーン・ステリウムに火星がスクエアを形成していてさえも)何か囃すべき物事を見つける可能性がある。

そしてひょっとすると、大統領もまた似たよう状況になるかもしれない。獅子座の太陽が彼の獅子座のアセンダントを通過するからだ。彼が再び翼を拡げて離陸し、8月半ばまでに自分の剣を見出して振り回し始めても、驚くべからずだ。


『(ゲームは)終わるまで、終わらない』— ヨギ・ベラ






訳文ここまで
——————————————————


hiyoka_blue at 20:56|PermalinkComments(0)

July 26, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント7/27【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年7月27日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------


≪ 先週をふり返って ≫

  “銀は週の上げ幅としては2008年のリーマン・ショック以来の最大値を記録したが、金価格の上昇が足りず、その上げ幅は大きく相殺された。より低価値の金属は先週1オンス23ドルと20%上昇、これは3月につけた底値12ドル以下からは94%もの上げ幅となった。”

  — Jonathan Garber
    “Silver Prices Poised to Outshine Gold”
   www.foxbusnessnews.com 2020年7月24日付


  “つまり、この秋にホワイトハウスと上院を掌握する道は、民主党の歳出大盤振る舞いに加わることなのだという見解の下に進行するのがデフォルトというわけだ。実のところ、保守派の有権者はワシントンの救援法案がバランスシートと民間経済の土台の両方に与えつつある継続的なダメージに不満を募らせている... 不可解なのは、彼が取引交渉術においてペロシ氏の薫陶を受けたという完璧な記録を考慮するなら、では誰がムニューシン氏を議会の筆頭特使として任命し続けているのかということだ。”

  — Kimberly A. Strassel
     “The Mnuchin Follies”
    Wall Street Journal 2020年7月24日付

  7月14日〜20日に起きた木星、冥王星、土星を含む「カプリコーン(山羊座)・ステリウム」に対する太陽のトリプル・オポジションによって、貴金属価格は数年ぶりの高値まで爆発的に上昇した。それはまた、いくつかの世界の株式指数におけるサイクルの頂点と推定される値と同期しており、その後は多くが下落し始めた。貴金属価格の急騰と世界の株式市場の一服への一助となったのは、米ドルによる継続的な年初来安値への下落とユーロの年初来高値だった。

  現在、投資家心理の根本的なシフトが再び起きつつある。これは2020年7月1日に山羊座に戻って木星と冥王星に加わり、強力な2020年の「カプリコーン・ステリウム」の一部となった土星からのメッセージだ。そして土星が山羊座を短期間離れて水瓶座入りした3月21日〜7月1日、つまり今年の第1四半期に為された判断、そして(または)決定と再直面し、再評価し、修正する時だ。

これらの多くはもちろん、米国における COVID-19 感染増加の再加速と、このウイルスがもたらす経済的脅威に対処しようと政府が打ち出した追加の財政刺激策と連動する、FRBが創出したお金の洪水と関係している(あるいはその主な目的は11月の選挙のために票を集めることだったのか?)。この「バラ捲き大作戦」は、同時に山羊座の冥王星が象徴する4つのD:負債(debt)、赤字(deficits)、格下げ(downgrades)、デフォルト(defaults)の再訪への恐怖をともなうものだ。これに木星(誇張、過剰)が絡むことによって、金融と財政問題はかつての米国共和党政権下では想像もつかなかったレベルの負債に喘ぎ、みるみるうちにコントロール不能へと陥っている。

そこで疑問が生じる。いったい誰がこの流れで主導権を握っているのか? 彼ら(あるいは彼)は、本当にマネー管理の方法論を理解しているのか? また、米国は自国通貨の深刻な信用失墜を招くことなく、あるいは少なくとも、現在ドルを世界の基軸通貨とみなしている他国からの信頼を失うことなく、どれほどの負債を抱えることが出来るのか?

  では、ここ2週間の米国株式市場を振り返ることから始めよう。太陽のトリプル・オポジションが7月14日〜20日に起きた。7月13日、ナスダック先物は史上新高値をつけ、7月21日に再びこれを試した。実際、現物市場もそこで史上新高値をつけ、先物・現物間の異市場間ダイバージェンスの示現となった。他の指数に史上新高値は見られなかったが、S&Pは7月22日にプライマリーサイクルの新高値をつけた。

一方、DJIAはそうはならなかったものの、それでも7月15日にはメジャーサイクル(プライマリーサイクルの1段階下)の新たな高みに上り、やはり7月22日に再びこれを試している。このプライマリーサイクル高値は、6月8日に示現したままとなっているが、その日は強力な月食が起きてから最初の取引日であり、金星逆行の中間点から2取引日後だった。これらはチャート及びテクニカル理論、そしてジオコズミクス研究とサイクル研究を組み合わせた私達の技法によって、いかに市場タイミングを捉えるかを示す一例だ。

これらの異市場間ダイバージェンスは、世界各国の株式市場に見受けられた。ヨーロッパでは、7月21日(火)にオランダのAEX、ドイツのDAX、チューリヒのSMIが暴落後の高値をつけた。だがその後はどれもが金曜日に向けて大きく下落し、ロンドンのFTSEは週の高値を更新することさえ出来なかった。

  アジア・環太平洋地域では、インドのニフティが7月22日に暴落後の新高値を更新する一方で、中国は7月13日にプライマリーサイクル新高値をつけた。先週はこの地域の他の市場がプライマリーサイクルの新高値をつけることはなかった。

しかしながら、より大きなポイントとなったのは金と銀だった。金は2011年9月の市場最高値以来、初めて1900を超えて取引された。私達は2018年8月の時点で講読者向けに買いプログラムを開始してきたが、おかげで非常に好評を博している。

銀は先週、2013年9月以来の高値、23.67まで急騰した。こうした強気の動向はすべて、先に論じた米政府による疑わしい金融政策とその意図を背景とする米ドルの下落に関連していた。この事はまさに、山羊座の土星に絡む木星と冥王星(過剰債務)の原理を反映している。また、土星が再び水瓶座入りし、来年には天王星との45年サイクルのウェイニングスクエアを形成する時期が間近に迫っているのだが、ここに政府が金融の才人たちによって運営されてはいないのでは?と懸念する理由がある。だが野党の方がマシなのかといえば、そうも言えない。



≪ 短期ジオコズミクス ≫


  現在、私達は注目すべき焦点を8月4日〜24日へと移行させつつある。これは牡羊座を運行中の火星が都合3回起こす、カプリコーン・ステリウムへの初回1/4局面となるスクエア形成の時期だ。その後の2回は今年の終わりまでに完了する。つまり、2020年3月20日〜31日に始まった火星とこれら惑星間のシノディック(合)・サイクルが、今から2020年12月下旬までの間、私達にこのサイクルが始まった当初の社会、政治、政府、経済、そして保健衛生に関わる力学との再直面を促すことになる。

その当時は、COVID-19 が簡単には封じ込めることの出来ない不可視の敵であり、それが現実であろうと想像であろうと、はたまた企図された操作であろうと、私達の生き方そのものを破壊するために生まれたのだという想いに関わるヒステリーのピークだった。だが宇宙はそんなことを気に掛けたり判断したりはしない。ただひたすら人間の活動サイクルの途上で何が起きているかを告げるのみだ。そして、宇宙は当時と同じフォースが今再び訪れ、おそらくは今年終盤まで続くことを示唆している。

もしそれが3月下旬のような様相であれば(そしてジオコズミクスはそうだと示唆している)、金融市場は再び激動し、大きな価格変動に見舞われる可能性がある。さて、今年の残りの期間をさらに興味深いものにしているのは、木星・冥王星・土星に対する火星からのハードアスペクトが、とりわけ8月30日〜10月12日の間に同じカーディナル・サインの同じ度数に在泊するNYSE(ニューヨーク証券取引所)設立図の木星・海王星コンジャンクションに対する土星のオポジションにも触れるという事実だ。火星はその時、NYSE設立図とグランド・カーディナル・クロスを形成する。また、米国、FRB、ジェローム・パウエル、ピーター・ナヴァロ、そしてドナルド・トランプのネイタル・チャート上の惑星とも似たようなパターンを形成していく。

  あなたが刺激的な行為を好むのなら、こうした状況も良いのかもしれない。だがもし安全と安心を望むのなら、宇宙に示されるサイクルと人間活動のサイクルとの符合に気付いていなければ、あまり良い結末にはならないだろう。気付きと知識をもってすれば、あなたが人生で下す決断の結果やその報いに影響する選択を自覚の上で行うことが出来る。そして不注意や衝動に負けない道を選ぶことが出来る。行動を開始する前に(特にその行動が他者から敵対的な反応を引き起こすような時)、あるいはあなた自身、あなたが属する地域の共同体、あなたの国、地球、そして多くの他者を危険に曝すような決断を下す前に、あらゆる側面を熟考した上で選択することが出来る。

今は誰もが本心に立ち帰り、冷静になり、自己制御を心得たうえで、やり過ぎや過剰になる時、まだまだ足りない時、それぞれの時とその違いを理解すべく励むべき時だ。天才である必要はないし、大声で果敢にふるまう必要もない。このような時期は、ただひたすら警戒心を維持し、心を眠らせず、自制心を鍛えて状況や環境(山羊座の土星)および財政を適切に管理することがベストかもしれない。こうしたツールを用いれば、あなたは今年残りの月日のほとんどを費やして私達に働きかけるジオコズミック構造の強力なフォースの原動力を成功裡に過ぎ越すことが出来るだろう。

また個人的なトレードに関しては、上述したような精神的特質が非常に大きな利益へと導いていくはずだ。だがこれらの特質を維持出来なければ、逆効果に陥る可能性がある。あなたが気に掛けているのが健康問題であれ、金銭問題や人間関係であれ、チャンスにしても危険にしても、可能性は非常に高まっているのが今という時だ。

  いや、私は皆さんに説教などするつもりはない。ただ天上で起きている事象を認識しておいてほしいだけだ。何故なら『上なる如く、下もまた然り』だからだ。

そして明けの空に見える、600年というサイクルを経て再び地球に近付いてきた彗星、ネオワイズを忘れないようにしよう。彼は天文学上の驚異であり、美と希望を携えた人類への使者なのだから。



JTK 8728
 Comet Neowise
Jimkerr10 / CC BY-SA (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)




訳文ここまで
——————————————————————


hiyoka_blue at 20:55|PermalinkComments(0)

July 12, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント7/13【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年7月13日(フリー版より)

翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

今週は≪ 先週をふり返って ≫ の一部と ≪ 短期ジオコズミクス ≫ の抄訳になります。

来週7月20日付のコラムはお休みします。🙇‍♀️


≪ 先週をふり返って ≫


  ● 冒頭の引用は「スーパー・シックス」と呼ばれるテック部門の雄(FB,AMZN,AAPL,GOOGL,NFLX,MSFT)が存在しなければ何も残らず、ファンダメンタルズと市場パフォーマンスが食い違っているという米国ヤフーファイナンスの記事。

  ● 2番目の引用は、中国経済がコロナウイルスによる減速から脱却しつつあるという見方が強まり、楽観論によって中国本土株を数年ぶりの高値に押し上げたというWSJの記事。


(以下、本文少しだけ)


それは帰還と出発の1週間だった。

  中国と米国では「非合理的な活況」の帰還となり、そして来週に控える太陽の木星へのオポジション形成ともマッチしている。そしてこの後2週間のうちに、非合理的な活況にかけては右に出る者がいない王者 — 木星と海王星 — が2回目のセクスタイルを形成するために戻って来る。初回の形成は去る2月20日、S&Pの市場最高値の形成と同期した。そこから翌月にかけて、世界の全株式市場が暴落していった。では再び同じことが起きるのだろうか?

さて、当時の暴落の原因はCOVID-19ヒステリーの始まりであり、米国では今それが仕返しでもするように戻って来ている。多くの州や都市(そして国全体)から、連日記録的な感染者数が報告されている。グラフの曲線は、これに関しては望ましい方向に曲がってはいない。

  また今週は宇宙的な出発の週でもある。逆行の水星 — トリックスター — が現行サイクルを終えて7月12日日曜から順行運動を再開するからだ。先週は世界各地でダイバージェンスの兆候が見られるという、非常に予測しにくい期間だった。しかし今後の数週間は、問題がより明確になってきそうだ。いや、必ずしも簡単になったり良くなったりするわけではないが、よりクリアになってくるだろう。私達はこれまでのスコアを知り、闘いはまだ終わっていないことを自覚するのだ。


(この後は各市場の値動きを追う記述が続く)



≪ 短期ジオコズミクス ≫

  “どちらの判決においても裁判所はトランプ大統領の弁護士および司法省の主張を却下、大統領には免責特権があり、当局が大統領の文書やその証言を求めても完全に手の届かないところにいる存在だとした。”

  — Bryon Tau
    “Ruling Cast Light on the Limits of Presidential Power”
    Wall Street Journal 2020年7月10日付

  先週は大統領にとって良い週ではなかった。最高裁は基本的に、彼が大統領職にあっても法より上に存在するわけではないという判決を下した。そしてその直後、今週発売になる彼の姪、メアリー・トランプ博士(心理学者)の新刊本からの抜粋が発表されたが、その中で彼女は彼の性格、家族、過去についての不穏な真相を暴露している。

彼はその本の出版を差し止めようとしていたが、その闘いにも負けた。彼は負けることに慣れていないが、先週はいくつかの重要な戦いに敗北している。これはすべて、トランシットの冥王星がトランプ大統領のネイタルの金星・土星コンジャンクションにオポジション(自らの過去に関する不利な暴露)であり、なおかつトランシットの海王星がネイタルの太陽と月にTスクエア(スキャンダル)を形成していることに関連している。以前の彼はそんな嵐を乗り切ることが出来た。だが、今回は冥王星が絡んでいる。以前から何度も指摘してきたように、手つかずの無傷なままで冥王星の領域を抜け出すことなど誰にも出来ない。先週は彼にとって深刻な痛手となった。

ところが大統領の個人的な敗北にもかかわらず株式市場は急落もせず、3月半ばに起きた暴落以降の経済的利益は今のところ反転はしていない。だがこうしたカーブは今後2週間のうちに近付いてくるジオコズミック・サインとともに曲がり始める可能性がある。

  前途にたちはだかる最も重要な宇宙のパターンは、7月14日〜20日に起きる太陽のトリプル・オポジションかもしれない。これは太陽はまず木星にオポジションを形成し(7月14日)、次に冥王星とオポジションになり(7月15日)、そしてついには7月20日に土星とオポジションを形成する時間帯だ。このそれぞれがレベル1のジオコズミック・サインであり、10取引日のオーブをもってプライマリーサイクルかそれ以上のサイクルとは最高度の相関性を見せている。実際、太陽・木星と太陽・土星のオポジションは、50週以上のサイクルに対し50%の歴史的確率を持っているのだ。

これは太陽と他の惑星間のペア・サイクルに対しこの長さの市場サイクルが示す相関性としては非常に高率だ。そしてこれが意味するのは、重要な天井(または二番天井)を現在あるいは直近でつける可能性があるということだ。

株式市場と経済における急激なリバーサルの可能性は、他のチャートでも示唆されている。たとえば山羊座終盤を運行する木星・冥王星・土星ステリウムは、ニューヨーク証券取引所の設立図(“バトンウッド・チャート”1792年5月17日)上の木星・海王星コンジャンクションとそれにオポジションを形成する土星に対し、Tスクエアを形成している。来週はトランシットの太陽が、この組み合わせに加わってカーディナル・グランドスクエアを形成する。そして8月になると、火星が同じ山羊座ステリウムの惑星達にスクエアを形成し、年末まで断続的にそれが続いていく*

*火星は日本時間9月10日に逆行を開始し、11月14日に順行するためアスペクト形成は1回では終わらない。

それはまるで、原動力の薪束に火がついたようなものだ。誰かがまず始めにその炎を消す方法を考え出さない限り、何かが爆発するのは時間の問題かもしれない。


  このコズミックドラマでヒーロー役を演じる者がいるとすれば、それは海王星かもしれない。10月半ばに向かって海王星は木星とセクスタイルを形成する。それはまた、土星と冥王星にハードアスペクトを形成中の他の惑星達の打撃を和らげる可能性があることも意味する。

では、海王星はどうやって爆発の危機を消し去るのだろう? カプリコーン・ステリウムの惑星達を刺激して燃え上がる太陽や火星のようなやり方とは正反対の行動を通してだ。さて、これは興味深い。なぜなら、リーダー(太陽と火星)が自己コントロールを失って周囲の誰も彼もを脅すような時、最も爆発が起きやすいからだ。彼が海王星的な性質、つまり共感、理解、寛大さや温情という海王星的な特質を示す時、爆発の危機は軽減される。

これらはトランプ大統領を特徴づけるような資質ではない。とりわけ、彼が次々に仕掛けられる調査という攻撃を寄せつけまいと闘っているような時に見られるものではない。だからトランプ氏にとって、今回の選挙シーズンは非常に難しいものになりそうだ。一方、ジョー・バイデンがやらねばならないことは、自分が冷静沈着で理解があり、人々を統合するための担い手であって、この国の分断を加速させるような者ではないことを示すだけだ。

  ほとんどの政治評論家のコメントとは裏腹に、彼は自分が大統領として働く際の素晴らしいビジョンを表明したり、しっかりした計画など持っている必要はないのかもしれない。やるべき事はトランプ氏とは真逆のキャラクターを表現するだけだ。これまでとは異なり、私は人々が考えるほど経済問題に重点が置かれるとは思わない。また候補者の政策や意見がモノを言うわけでもない。暗にそれより重要となるのは、集合体が抱えるストレスであり、いったい誰がそれを軽減出来るのか? という問題かもしれない。牡羊座の火星が木星、冥王星、土星にスクエアを形成するという事実が示唆する物事がそれだからだ。ノー・ストレス、ノー・ロス。— “とりあえずノー・ストレスならこれ以上損することもないさ”


  おっと市場に戻ろう。今週はアストロロジーの観点から見て重要だ。実際、今後2週間は重要な時間帯となる。長期的には、6月27日(火星の牡羊座入り/日本時間28日)から私達は再び火星シーズンに入っている。そして8月4日に山羊座ステリウムの惑星達とスクエア形成を開始すれば、火星は非常に活発化する。そしてこの勢いが年末まで発効し続ける。

火星が絡む時、金融市場では多くの動きが生じ、値動きも激しくなる。もしあなたがトレーダーなら、こういったタイプの地合はさぞかしワクワクすることだろう。多くの急激な価格変動が起きそうだ。

これからの10日間、宇宙は私達にその一端をかいま見せてくれるかもしれない。それはダイナミックなアクション全般が好きな人々にとっては好ましい時期だ。だが、もし無謀であれば危険な時期でもある。





訳文ここまで
——————————————————


hiyoka_blue at 20:57|PermalinkComments(0)

July 05, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント7/6【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年7月6日(フリー版より)

翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

今週も≪ 先週をふり返って ≫を割愛し、≪ 短期ジオコズミクス ≫ のみの抄訳になります。また引き続き≪ 長期的考察 ≫ はありませんでした。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

  “複数にわたる危機 — パンデミック、経済への深刻なダメージ、人種を巡る社会混乱 — のただ中で、米国人は国家が直面する挑戦に匹敵する能力と、第2期への大胆なアジェンダを見出す必要がある。それを欠いた物事 — 不必要なツイート、重要度の低い話題や確執への集中など — は何であれ、トランプ氏の大統領職が1期限りで終わる可能性を高めるだけだ。”

— Karl Rove
  “The Trump Campaign Needs to Hit ‘Reset’”
  Wall Street Journal 2020年7月2日付

  “まるで大地を擦り潰すような金利の在りかたは、貯蓄者を投機家へと変え、隔離されたミレニアル世代をデイトレーダーに変貌させる。彼らは過剰借入を促進して市場のシグナルを抑圧し、投資されたドルを誤った方向に誘導することで資金力のある公共企業を莫大な負債を抱える民間企業に変えるという怪しげなビジネスを奨励している。”

— James Grant
  “Powell Has Become the Fed’s Dr. Feelgood”
  Wall Street Journal 2020年6月29日付


  私達は今水星逆行のただ中にあり、7月1日の逆行中間点から順行までという、神経を “擦り潰す” ような局面に入っている。これは、将来何をすべきかを誰も確信出来ないような期間であり、特定のデータに関わる重要な点に欠けが生じたり、または予測に使用する他の測定基準との矛盾が見られる時間帯だ。

今週の重要なアスペクトは、滞留する水星から7月8日に形成される火星へのスクエアで、これは7月27日に再び戻ってくる。この全期間を通じ、このスクエアの力学はすべての意図と目的とに関わりながら働き続けていくだろう。水星・火星の組み合わせは、冷静で合理的かつ成熟した精神が力をふるうような時ではない。

金融市場においても、この力は突然の急激な動きと同期する可能性がある。それはおそらく誰かの衝動的で軽率な言動の結果として起きるのかもしれない。つまり例えるなら「考える前に口が動く」ような時だ。世界の舞台を指揮するリーダー達は、今何かを口にする前に、自分が本当は何を伝えたいのかをよく考えてから発言するのが最善の身の処し方だ。

個人の皆さんに対するアドバイスもまた同じだ。口論や喧嘩をしたくないなら、相手を攻撃したいという衝動を出来る限り抑えておこう。衝突、炎上、失態や後悔を避けたいなら自らの言動に気を抜いてはならない。


  おっと、市場の話に戻ろう。通常、水星逆行の終わりは労多くして神経が擦り減る時期だ。だが水星・火星スクエアの場合、価格の急騰もあり得る。これはもしかすると、噂や突発的な騰げが急に火を噴いた後でそれに対する逆張りトレードをするのも一手かもしれない。

だがそれよりも気になるのは来週、まずは水星が順行に転じ、すぐに太陽が木星、冥王星、土星とオポジションを形成していく7月12日~20日だ。

先週のコラムでも述べたように、

  『このコンビネーションは、状況がより明確になり始め、新たな気付きの下に意志決定が行われる可能性が高いことを示唆している。これらのオポジションは、それぞれにプライマリーサイクルの高値または安値の示現に対しレベル1の相関性を持っている。したがって、市場はそのタイミングで反転しやすい。だがそれはまた、新しい政治的方向性が顕れる時期にもなりそうだ。経済や金融市場に影響を与える決定がなされる可能性が高い。またおそらく「法と秩序」を重んじる側からの声が非常に大きくなるのかもしれない。』

ではその「声」はどれほど大きいのか?

まぁ、先週は火星が牡羊座入りし(6月27日)これが2021年1月6日まで続くことから、今はかなりの大声になっている。

  火星は牡羊座を支配するが、この惑星と星座宮のどちらもが「行動」と(または)「攻撃性」の原理を分かち合っている。両方とも戦争、紛争、軍事的・政治的対立の可能性を支配しているのだ。米国における今回の選挙シーズンが非常にたちの悪い戦闘的なものになると予測する宇宙的な理由がこれだ。火星は通常、1つの星座宮におよそ6週間在泊する。だが今回の牡羊座運行では9月9日から逆行に転じるため、結果として在泊期間が非常に長い。そしてこの期間中に、木星、土星、冥王星のカプリコーン・ステリウムに対しワクシングスクエアを3回形成する。

このワクシングスクエアは、コロナウイルス・パニックのピークと重なった2020年3月20日~31日にこれら4つの惑星のコンジャンクションで始まった、より大きなサイクルの最初の1/4局面となる。この初回1/4局面が近づくにつれて私達は、この恐怖またはヒステリーが再び頭をもたげて来るのを見ることになる。

ここでの懸念は、世界の株式市場にもまた、このサイクルが始まった3月当時のフラッシュバックが起きるのではないかということだ。とりわけ今は、逆行の土星も3月21日に短期で水瓶座に足を踏み入れたものの7月1日には山羊座に戻っており、そのまま12月17日まで在泊するのだ。これはあたかも私達に、2020年3月の2週間のみではまだ決着のつかない仕事が残っているから着手しろとでも言っているようだ。

  だが良いニュースもある。それは、今回こそ私達はその中途半端な仕事をやり遂げる可能性が高いということだ。結局のところこれは、木星、冥王星、土星への火星サイクルの初回1/4局面となるワクシングスクエアなのだ。ワクシングスクエアはウェイニングスクエアと同様に「危機」と同期する。

だがウェイニングスクエアとは違い、ワクシングスクエアは通常、危機を解決した上で前進の勢いを保ち続ける。これは「行動においての危機」であり、大抵の場合は「生存の危機」とはならない。つまりアプローチの仕方や方向性を変えることを要求されるのだが、その方向性自体を終わらせる必要はないのだ。言い換えるなら、私達は口論や不快な対立を経験するかもしれないが、それが必ずしも戦争や革命へと繋がるわけではない。..まぁいずれにせよ今年中はないだろう。


そして最後に...ハッピーバースデイ、アメリカ!

これから先も、(再び)ワイルドな1年になりそうだ。だがこれが癒やしの時となり、互いに理解と寛容の精神を深め、そして世界の他の国々ともそれを分かち合えるよう祈ろうではないか。





訳文ここまで
—————————————————


hiyoka_blue at 20:58|PermalinkComments(0)

June 28, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント6/29【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年6月29日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

今週は≪先週をふり返って≫を割愛し ≪ 短期ジオコズミクス ≫ のみの抄訳になります(今週は「長期的考察」はありませんでした)。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

注意:米国市場は7月3日金曜は休場となる。7月4日は独立記念日であり、アメリカ合衆国にとって244回目のソーラーリターンだ。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

  “IMFは水曜日、今年の世界経済は4月の予想である3%に対して4.9%縮小すると発表した。最も打撃を受けやすいのは米国で、今年は8%の縮小が予想されている。”

— Josh Zumbrum
   “IMF Sees an Even Sharper Contraction”
  Wall Street Journal 2020年6月25日付


  土星、金星、木星のトリプル逆行(5月10日〜14日)は、米国や他の国々の経済再開と相関した。だがそれはまた、COVID-19の復活とも相関していた。そして現在、私達は6月18日〜25日のもう1つのトリプル惑星(水星・海王星逆行、金星順行)滞留・方向転換期に入っており、3月〜4月に体験したコロナウイルスの感染者数増加とそれがもたらす恐怖が戻りつつある。

  「パニックとヒステリー」(「非合理的な活況」の裏面)という概念は、木星が天王星、海王星、冥王星のいずれかとハードアスペクトを形成する時の惑星テーマに属している。そして実際に、木星・冥王星コンジャンクションの2回目の形成は今週6月30日に起きる。初回の形成は4月4日で、パニックが最高潮に達した日から±2週間の範囲内だった。それだけではない。土星は現在、3月30日〜7月1日という短期間の水瓶座滞在を経て7月1日に山羊座に帰還する。

私達は再び3月下旬の日々に戻りつつあるが、今回の場合、経済は再開されている(あるいは再びロックダウンされるだろうか?) ここに来て私達は、木星、冥王星、土星が山羊座を運行する「山羊座ステリウム」の宇宙的挑戦に再び曝されようとしている。

  人々は訊く。『このパンデミックの脅威はどのくらい続くだろう?』 さて、この問題は土星が3月21日に水瓶座に向けて山羊座を離れ、4月4日に木星・冥王星コンジャンクションの初回形成が起きてからまもなく改善し始めた。その期間は致死性がピークに達した頃だった。現在、土星は逆行して山羊座に戻ろうとしており、12月17日まで滞在する。感染症の脅威はそのあたりまで残る可能性がある。

また私達は、
1)山羊座における3回目にして最後の木星・冥王星コンジャンクション11月12日に起きる

2)火星は2020年8月4日〜2021年1月23日の間に木星、冥王星、土星に対しスクエアを3回形成する

3)トランシットの海王星2021年2月に乙女座15°〜19°のスーパー度数へのオポジションを離れていく

以上の3点に注目している。

したがって宇宙的観点からすれば、この健康への脅威は2020年10月〜2021年2月の期間中になおも2回目のピークを迎えるかのように見える。そのうえ、この事は私達の注意力をどんどん疲弊させていく。

  こうした状況を念頭に置いて考えるなら、当然ながら国際間の渡航禁止令が年末まで発効し続ける可能性はある。これは航空会社、ホテル業、旅行業および観光客向けのビジネスには凶兆だ。木星と射手座は長距離の旅を支配し、土星とそれが支配する山羊座は両方とも「制限」や「抑制」に関連している。したがって木星(旅行)が山羊座(制限)に在泊し、12月21日に起きる土星とのコンジャンクションに向けて進んでいることを考慮すれば、これが「渡航禁止」と相関関係にあることがわかるだろう。木星と土星は12月21日(日本時間22日早朝)以降は分離し始め、同時に木星は山羊座を離れて水瓶座入りする。それから先は、再び海外旅行への気運が戻って来るだろう。

  短期的に見れば、今週は重要だ。何故なら木星が6月30日に冥王星とコンジャンクトし、水星が7月1日に逆行の中日を迎えるからだ。初めの事例では、木星・冥王星のアスペクトは「何もかもがバラバラに崩れ落ち、国家が、世界が、手に負えない状況に陥る...という誇張された恐怖と相関する可能性がある。しかし、このアスペクトは山羊座で起きる。だから真に手に負えない状況になるとは考えにくく、むしろそれは「非合理的な恐怖」に近いだろう。山羊座で生成されるフォースは法と秩序を要求するものであり、全てを引き裂き混沌を招き寄せよという要求と同じくらい大きな声となる。木星と冥王星はカオスを好むかもしれない。だが山羊座はそうではない。そしてこれら両惑星は山羊座を運行しているのだ。

山羊座は言う。『君達が私の家に入るのは歓迎しよう。だがそれは、君達が私の壁を好き放題に塗りたくる権利を与えるものではない。私のルール(法)に従え。さもなければ相応の結果が待っているぞ』


  一方、水星逆行の中日は市場タイミングの観点からも重要だ。逆行開始(6月18日)から2〜3日のうちに反転しなかった市場は、逆行サイクルの中間点(7月1日)±1日に示現する高値または安値から反転する可能性が高い。

  また、もう1つの重要な時間帯も近付きつつある。太陽が木星、冥王星、土星に対しオポジションとなる7月14日〜20日だ。また水星は7月12日に順行に転じる。オポジションは転換点を意味するものだ。このコンビネーションは、状況がより明確になり始め、新たな気付きの下に意志決定が行われる可能性が高いことを示唆している。これらのオポジションは、それぞれにプライマリーサイクルの高値または安値の示現に対しレベル1の相関性を持っている。したがって、市場はそのタイミングで反転しやすい。

だがそれはまた、新しい政治的方向性が顕れる時期にもなりそうだ。経済や金融市場に影響を与える決定がなされる可能性が高い。またおそらく「法と秩序」を重んじる側からの声が非常に大きくなるのかもしれない。

  そしてこれが今後2〜3週間のテーマに見える — すなわち「法と秩序」だ。秩序の欠如に対処するための新法または規則。この原理は、自分達の仕事を規律に則って進めようと努力する人々には価値があることが証明されるかもしれない。規律正しくあれば(山羊座—蟹座軸に在泊する全ての惑星を通して!)この期間には大いなる成功と達成がみられるかもしれない。規律、そして計画と(または)スケジュールへのこだわりがなければ、葛藤、混沌、そしてついには損失を招く。選び抜くことの価値を理解している人々にとって、それは難しい選択ではないはずだ。






訳文ここまで
----------------------------------------------------


hiyoka_blue at 20:58|PermalinkComments(0)

June 14, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント6/15【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年6月15日(フリー版より)

翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

来週はお休みさせていただきます。m(_"_)m


≪ 先週をふり返って ≫

  “米連邦準備制度理事会(FRB)当局者は、ここ何年か金利をゼロに近い状態に保つ計画を示唆した。彼らは今年の経済が4%〜10%の間のどこかで収縮するだろうと予測した。パウエル氏は、5月に経済が予想外に250万人の雇用を増加させたという先週の報告書からのポジティブなニュースは重視しなかった。”

— Nick Timiraos
  “Fed Plans to Keep Rates at Low Level for Years”
  Wall Street Journal 2020年6月11日付

  “FRBの厳しい予想と感染症再燃への懸念により、木曜に株価は急落した。ダウ工業株平均は1,861ポイント、6.9%の下落となり、1日の下落幅としては史上4番目を記録した。”

— Megan Henney
  “Fed Warns Economic Damage from
   Coronavirus Pandemic Could be ‘Quite Persistent.”
  www.foxbusiness.com 2020年6月12日付

  “FRBは頻繁に間違いを犯す。私は数字も見るし、彼らよりもはるかに優れた仕事をしている。我々は非常に良い第3四半期を迎えたし、グレートな第4四半期、そして2021年は米国にとって過去最高の年の一つになるだろう。”

— ドナルド・J・トランプ
  @realDonald Trump on Twitter  2020年6月11日 


  木曜に起きたダウ工業株平均(DJIA)の1800ポイントという大幅な下落は、先週月曜と火曜に世界のほとんどの指数に起きた急落後の反騰のピークを取り巻く不合理な活況に屈服していた人々に対する突然の警鐘となった。だがその後二つの出来事が起こった。第一に、COVID-19の感染者が予想を大幅に上回る勢いで増加しているという心配なニュースが広まり始めた。

治療法がない状況での経済開放、そしてより多くの検査は、気掛かりな新トレンドをもたらしつつあった。まぁ、惑星の動きと人間活動の相関関係を研究する者達にとってこれはそれほど予想外のことではなかったのだが。

  二番目に、FRBは少なくとも2022年までは非常に低い金利を維持すると発表した。通常であれば市場は大歓迎だが、こうした緩和策の背景となる認識は、このところの株式市場が示唆していたこととは裏腹に、経済が危機に陥っているという事実だった。今回のFRBの発表は、株式を大量に売り始めた投資家にとって納得のいくものではなく、またおそらくはトランプ大統領にとっても、この発表が彼個人の非合理的な活況感に基づく経済予測の素晴らしさとはかけ離れていたため、とうてい受け入れられるものではなかったろう。

  結局のところ、大統領はトランシットの海王星(不合理な多幸症の惑星)の影響下にあり、それが彼のネイタルの太陽と月にTスクエアを形成している。したがって、ホワイトハウスの住人とFRB議長との間には、二つの異なる世界線の物語が存在する。これら二つの正反対の経済予測のうち、どちらが正しいのかを確認するのは興味深いことだろう。

  では、宇宙から見た今までの出来事を少し俯瞰しながらふり返ってみよう。新型コロナウイルスの最初の症例とされるものは、中国の武漢で報告された。それは海王星が魚座15°〜16°で順行に転じ(2019年11月27日)、1965年〜66年に天王星・冥王星がコンジャンクトしていた乙女座(健康)15°〜16°の「超帯電度数」とオポジションを形成する直前のことだった。このトランシットが持つ影響力のオーブは、そのままこのパンデミックが影響する時間帯となる。この時間帯は、世界の保健衛生、そしておそらく経済をも左右する主要なフォースであり、およそ3ヶ月のオーブをもって2021年2月前後まで続くだろう。COVID-19 のピークを死亡率で見るなら、3月20日〜31日に株式市場の安値とともに示現している。それはトランシットの火星が木星、冥王星、その後土星とコンジャンクトしたことにより、3惑星の全てが火星との1会合サイクルを終えて新しいサイクルを開始した時期と合致していた。

  次に私達が予測したのは、土星、金星、木星のトリプル逆行時(5 月 10日~14 日)に世界の経済が再開するのではないかというものだった。しかしながら、トリプル逆行時に再始動すれば、今体験している COVID-19 もまた復活する可能性が高いとも警告した。これでは終わらないかもしれない。実際、火星が8月から来年1月にかけて木星、冥王星、土星に長期のスクエアを形成する時、この封じ込めが難しいウイルスの別の波が襲う可能性がある。

  一方、世界の金融市場は2月12日~20日(火星が山羊座入りし水星が逆行)につけた史上最高値からの1ヶ月にわたる暴落により多くの指数が価値の40%近くを失ってからというもの、桁外れとも言えるボラティリティーに揺れている。これはDJIAの歴史上、1ヶ月間では最も急激な下落だった。しかし、その後の反騰もまた、これまでで最も印象的な動きの一つだった。これはトランシットの木星が滞留状態でニューヨーク証券取引所の設立チャート(1792年5月17日設立)の海王星にスクエアを形成することによるもので、典型的な "非合理的な活況 " の復活でもあった。オーブ1°の範囲内に在ったこのトランシットは4月半ばから発効し始め、まさに今週終わった。このアスペクトはもう一度形成されるが、2020年12月の声を聞くまでは戻らない。

  「非合理的な活況」の反対は「パニックとヒステリー」であり、海王星と(または)木星のダークサイドでもある。経済とパンデミック・ヒステリーが3月下旬〜4月上旬にピークに達した時、天上では木星・冥王星間の3回にわたるコンジャンクションの最初の形成(4月4日)も起きていた。このアスペクトは歴史的に見てもパニックとヒステリー、混乱状態を示唆する指標となっている。

このコンジャンクションが前回起きたのは2007年12月のことだった。これは大不況が始まった時期だ。それは2007年10月当時の株式市場に示現した史上最高値の後に起きている。換言すれば、株式市場の当時の高値は正確なアスペクト形成の2ヶ月前に示現したことになる。これは2020年の場合も同様だ。2月に示現した史上最高値は2020年4月に形成された同じアスペクトのおよそ2ヶ月前だ。2020年最初の木星・冥王星コンジャンクションから2週間のうちに、パニックはピークに達した。そして今、私達は6月30日に起きる木星・冥王星コンジャンクションの2回目形成から2週間以内の時間帯に在る。投資家は先週、まさにヒステリーとパニックの感覚が戻って来るという経験をした。したがって、市場アナリスト及びファイナンシャル・アストロロジャーとして、私達はこれが今後に迫るさらなる金融危機への警告であるという可能性を認識している。

  こうした懸念は、現在土星が逆行中で、7月1日(日本時間2日朝)に再び山羊座に戻って来るという現実を認識することでさらにかき立てられていく。 土星は3月22日に山羊座を抜けた。それは当時のパニックがピークに達した時だった。そして7月1日〜12月17日に再び山羊座に戻り、2月上旬から3月21日 — 直近の株式市場の崩壊期間 — に運行した天上の同じ領域を辿っていく。惑星が最近通過したばかりの領域に再び戻る時、私達は多くの場合、人間活動に当時と同じような様相が繰り返されるという光景を見る。これは宇宙の対称性の一形態であり、マンデーン・アストロロジャーなら多大な注意を払う現象だ。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫


  現在は他にもアストロロジーから見て重要な相関が展開中だ。それは私達が遭遇する稀な時代が持つ性質と相関するもので、先先週の6月5日に起きた月食と来週6月21日に起きる夏至と同日の日食だ。つまり私達は、二つの強力な蝕の中央部に在るのだ。日食もまた、人間活動の激しい騒乱や動揺と相関するのだが、とりわけ月(過去)が太陽と交差し太陽の光(未来)を遮る皆既日食は強力だ。それはあたかも人類が健全で新しい前進への道を創造するために、過去の不均衡を是正する必要があると告げているかのようだ。

  日食それ自体は、株式市場のサイクルとの強い相関性を持っているわけではない。どちらかといえば商品市場や食品関連に与える影響のほうが大きい。だが6月21日の夏至に起きるこの日食は、それがカーディナル・サインである蟹座0°台で起きることから、非常に特別なものとなる。またこの蝕は、三つの惑星が方向転換する時間帯のまさに中央部で起きる。6月18日の水星逆行、6月22日の海王星逆行、そして6月25日の金星順行だ。三つの惑星が1週間のうちにそれぞれ反転するというのは稀だ。5月10日〜14日にもそれは起きており、その直後から経済活動の再開とパンデミックの感染急増が報告され始めたとしてもだ。

私達がさらなる3惑星滞留・反転期に入る時、いくつかの地域社会は再び閉鎖するのだろうか? 新たなCOVID-19の症例が急増し、株式市場は新しいヒステリーの嵐に見舞われるのだろうか? あるいは、まず先にリバウンドが起き、自己満足と「非合理的な活況」という新たな偽の感覚に投資家を誘っては崩壊を招くのだろうか?

  これらの惑星が方向を変え — まず5月、そして6月の今回 — そして水星が逆行サイクル(6月18日〜7月12日)に入る時、ウイルスの突然変異は金融市場のチャートにも似たような突然変異を起こすかもしれない。これは「変異」の時期であり、そこでは物事がはかばかしく運ばず、市場は気まぐれで不安定になり、誰もが何をどうしたらよいのか、何を期待すべきなのかがわからない。不確実性が支配する時間帯であり、それがこれから全ての海王星アスペクト(6月11日太陽・海王星スクエア、6月13日火星・海王星コンジャンクト、6月22日海王星逆行開始)によって増幅されていく。

この組み合わせによって大きく影響を受ける可能性を持つ商品は、木星と海王星が共同支配する原油だ。皆既日食がカーディナル・サインである蟹座の0°台で起きるため、通貨もそれに含まれるかもしれない。カーディナル・サインから月のノードが離脱する局面についての研究では、前後5ヶ月のオーブをもって通貨市場に重要なトレンド転換が起きる可能性が示唆されている。皆既日食は月のノードが新月にコンジャンクションまたはオポジションの時に起きる。したがって、月のノースノードとコンジャンクトするこの日食を起点とした前後5ヶ月の範囲において、米ドルは最近トップアウトしたか、あるいは今後まもなくトップアウトする可能性がある。

  さて、これでもまだ6月期のジオコズミック活動としては十分でないとでもいうかのように、まだ私達を待ち受けるものがある。今週6月16日〜27日にはヘリオセントリックの水星が射手座を運行するのだ。これは多くの金融市場、特に金や通貨の大規模な価格変動に関連する悪名高い惑星・星座宮のコンビだ。

では、考えてみよう。まずは大きな混乱と不確実性のジオコズミックな兆候があり、それにヒステリーとパニックに向かう傾向が組み合わせられる。また同時に金融市場は大きな価格変動と突然のシフトが起きやすくなるわけだ。そのさなか、今週末(6月14日)はトランプ大統領の誕生日だ。誕生日に起きる事(ソーラーリターン・チャートに示される事)は、その年のテーマになるとされている。大統領に幸運を! そうだ、あなたには幸運が必要かもしれない。そして、アメリカと新しい51番目の州チャズ *に神の祝福があらんことを。

  見渡す限りすべてが分厚い海王星の雲で覆われており、まるで全てが退行しているかのようだ。ならば平和的な抗議運動、意識的な瞑想、そして「内なる自己」への信頼を実践していくにはふさわしい時期と言えるだろう。何故なら本当に、これほど強力な海王星のフォースと、これほど多くの惑星滞留の下では、読むもの、見るもの、聞くこと(外界からの情報)の全てが信じられないからだ。真実はそこにはない。だが、それがどこにあるかをあなたは知っているはずだ。


* CHAZ(Capitol Hill Autonomous Zone) :

シアトル市内の一画をBLM抗議者やアンティファその他のグループが占拠しており、入り口はバリケードと武装したグループが固めて「壁」を作っている。市長もこの行動は容認。警察予算の大幅削減(または組織の廃止)と市民による新しい平和維持システムの新設を考慮中と伝えられている。CNNに代表される左派メディアは中の様子を「美しく平和でアートに満ちている」と報道、FOXその他の保守系メディア(今はオールド・リベラル系もここに含められる)は占拠地内部からの911コール(窃盗やレイプなど)は多いがバリケードに阻まれて駆けつけることが出来ないという警官の話を伝えるなど、全く異なる雰囲気の伝聞が報じられている。なお6月13日現在、CHAZの中が組織化されているかどうかは不明だが、一種の独立宣言のようなものが出されたという話も伝えられ、入り口には「ここから先はアメリカではない」と書かれている。したがって中の人々が抱くイメージは「米国の新しい州」というよりは「新国家建設の第一歩」に近く、海王星的な「社会(共産)主義革命」への「夢」(同床異夢であるとしても)を象徴しているように見える。
(社会秩序を維持するための「警察組織」は山羊座の土星に象徴され、冥王星がそれを「革命する」イメージに重なる。また水瓶座もやはり「革命」「革新」に関連する星座宮だが、土星は一時的に水瓶座入りし、7月2日に再び山羊座に帰還する)。

また、シアトルやミネアポリスなど暴動のあった市、郡、州ではこのところ不動産の売り物が急激に増加し価格も急落しているとの報道や、米国のトラックドライバーの7割が警察が機能しない地域への輸送を拒否しているとの記事も目にする一方で、ニューヨークタイムズ紙は『警察組織を全廃し、その予算をヘルスケア、教育、住宅、より良い仕事/賃金に回すことで社会を良くしよう』という、非常に<海王星的>とも思える論説記事を掲載していた。




訳文ここまで
----------------------------------------------------


hiyoka_blue at 20:54|PermalinkComments(4)

May 31, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント6/1【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年6月1日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

来週はお休みします。その次の回は抄訳をUPしようと思っています。


≪ 先週をふり返って ≫

  “アルゼンチンは金曜日に海外債権者への利息の支払いを怠り、経済的に包囲された国から再びデフォルトの領域に向かって突出することになった。”

  — Natalie Alcoba
    “Argentina Defaults Again as Debt Talks Progress”
    www.Aljazeera.com 2020年5月22日付

  “中国が企てた香港版国家安全法制に関する米国の対応への懸念によって外国為替市場には慎重なムードが高まり、米ドルは水曜に上昇、中国の人民元はおよそ9ヶ月ぶりの安値を記録した。米国通貨は火曜に急落したが、これは強いリスク志向が投資家をより危険な通貨に向かわせたためだ。”

  — Reuters
    “Yuan Hits 9-Month Low as US-China Tensions Return”
    2020年5月27日付

  “まるでデジャヴが再び蘇ってきたかのようだ。”

  —  Yogi Berra

  世界の株式市場は、金星が逆行に転じた翌日の5月14日に示現したメジャーサイクルの安値を後に上昇を続けた。火星が3月20日〜31日に木星、冥王星、土星との一連のコンジャンクション(すなわち新たな会合サイクルの始まり)を開始するにつれて起きた3月19日〜23日の歴史的な大暴落を受けて、この反騰はほとんどの指数において新高値を更新している。当時私達はこの稀な宇宙現象を、パニックのピークと新型コロナウイルスの感染増加率のピークの可能性が高い時期として予測していた。

また世界の経済活動は、特に米国内のそれは、土星、金星、木星のトリプル逆行期に感染状況がフラットなカーブを描き始めるにつれて再開していく可能性が高い(5月10日~14日)と予想していたが、これもその通りになった。

 世界の経済活動が再び動いていく中、世界の株価は特に5月14日につけた安値から急騰している。米国を含む多くの国では、3月19日~23日の弱気相場の安値から今や40%以上もの上昇をみている。

  ジオコズミック・サインの研究は、この反騰について何を語っているだろう? それは私達にとって何が起きているかを理解し、将来のためにどんなプランを立てればよいかを考えるにあたって役立つだろうか?

まず初めに、この直近の反騰は、いまだに魚座の海王星とスクエアを形成中でしかも双子座で逆行中の金星下で展開していることを理解しなければならない。また、滞留中のトランシットの木星が “バトンウッドチャート” すなわちニューヨーク証券取引所の設立図(1792年5月17日)の海王星に正確なスクエアとなる山羊座27°からその逆行運動を開始するという事象も同時進行だ。

この組み合わせは、デジャヴの再来だと言える。つまり私達は、2019年にまん延していた「非合理な活況」に立ち戻っており、海王星の甘い薬が切れて山羊座に戻る土星(7月1日~12月17日―21日の冬至)が突き付ける現実が今年後半に示現してくる時、かなりの確率でヒステリーとパニックが再び悪化する可能性があるということだ。

  逆行が、その時点からそれほど遠くない以前からその時点までの間に完全には解決されなかったある問題を浮上させ、それが生じた時期に立ち戻ることを意味する可能性があると考えれば、たった4日間(5月10日〜14日)のうちに土星、金星、木星が逆行するというのは興味深い。

私達は本当にもうパンデミックの問題を解決したのだろうか? 経済は本当に危機に襲われる前の状態に戻るだろうか?

金星逆行はしばしば国や中央銀行の金融政策や財政政策の変更に関連し、これが通貨市場の混乱に繋がる可能性があることは以前にも述べた。先週はアルゼンチンが海外債権者への支払い不能によってデフォルトした。中国人民元が9ヶ月ぶりの安値まで下落したのも先週だった。これは中国が経済開放を続けるにあたり、世界貿易で優位に立つために通貨を切り下げようとしているのではないかというアナリストの見解によるものだ。にもかかわらず、株式市場は暴落後の最高値を更新し続けている。

  この明らかに矛盾したふるまいを理解するために、金星逆行が魚座の海王星にスクエアを形成するという主題に戻ろう。

2019年に私達が何度も論じてきたように、海王星と魚座は「非合理な活況」に関連している。特に木星が関与している場合はそれが顕著だ。今回木星は、直近の安値が示現した5月14日に山羊座27°で逆行に転じたことで “バトンウッドチャート” 上の天秤座27°に在泊する海王星に対し正確なスクエアを形成したことをもって関与することになった。

昨年、射手座の木星と魚座の海王星との間で起きた3回にわたるウェイニングスクエアのシリーズ(『フォーキャスト2019』で論じた「セットアップ」〜2020年の「断崖」— 山羊座のステリウム)での体験からも理解出来ると思うが、この3回のシリーズでは、過剰な楽観主義と自己満足の状態が予想外の “ショック” な出来事( “ブラックスワン” またおそらくは選挙結果)に対し、完全に脆弱で対応する準備ができていない状態となる可能性がある。

そして、非合理的な高揚感と妄想が現実(山羊座の冥王星・土星コンジャンクションなど)によって破壊された時、市場は暴落する可能性がある。換言すれば、2019年の木星・海王星スクエア、そしてそれがもたらす「非合理的な活況」によって導かれる「ショックに脆弱な特質」というテーマは、NYSE設立図上の天秤座27°に在泊する海王星と山羊座27°の木星の組み合わせによって再び戻ってきたということだ。

  これは5月のほとんどの期間そこに存在する。そして一つの疑問が生じる:木星が6月にNYSEの海王星とのアスペクトを離れ、土星が7月に山羊座に戻ってから12月のほとんどをそこで過ごす時、何が起こるだろう?

ちょうど2019年のような相場付きが再び示現し、その後に続いて2020年2月〜4月に起きた様相が繰り返されるのだろうか?

その可能性はある。土星が山羊座に戻るということは、今年初めに解決されなかった全ての問題に対する厳しいリアリティ・チェックの時となるかもしれないからだ。

  先週の他の市場を見れば、銀は18.55の数ヶ月ぶりの高値に急騰したが、金は4月14日の7年ぶりの高値1788.80や5月18日のダブルトップ1775.80を超えることができなかった。

先週つけた1684がハーフプライマリー・サイクルの安値でない限りは(その可能性はある)、1750近辺で呻吟した金には銀に対する異市場間弱気ダイバージェンスが継続していると考えられる。

原油は株式市場と同様に先週も好調で、5月29日金曜に35.77に達し、4月21日の安値6.50以来の最高値を更新、1ヶ月で350%の上げを達成した。

一方ビットコインは再び上昇し、5月25日のプライマリーサイクルの安値8630まで下落した後、週末に向けて再び10,000に接近している。

だがより大きな話題の一つは、金星逆行に関連している。金曜に1.1144と、3月27日以来の最高値に急騰したユーロ通貨だ。金星はお金を支配するが、通貨もまた同様だ。

金星はまた、愛をも支配する。お金と愛。その一方が欠けていれば、もう一方を簡単に手にすることは出来ない。


≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

 ビートは続く ビートは続く
 脳ミソじゃドラムがリズムを刻んで
 ラ・デ ダ デ ディ  ラ・デ ダ デ ダ

 婆ちゃん達は椅子に座って思い出話
 男の子はキスが欲しくて女の子を追いかけまわす
 車はいつだって速く速くと走りまわる

 なのに能なし共はまだ泣きっ面
 「よう、相棒 金持ってねぇか?」

 — Sonny and Cher  “The Beat Goes On” 1967年

  金星逆行(5月13日~6月25日)の中間地点は今週、6月3日~4日だ。これはしばしば金融市場の転換点となるが、とりわけ逆行時点(5月13日)近くに反転しなかった市場がその候補となる。逆行の金星(双子座)が6月2日に火星(魚座)にスクエアを形成し、射手座の月食で週が終わることから、今週はさらなる注目が必要だ。

金星と柔軟宮(双子座、射手座、魚座)に関わる全ての活動は、他者が何を望んでいるか、またはなぜ彼らがそのように行動しているかを理解することが困難な者同士の間に生じる潜在的な誤解や過剰反応が起きやすい、ワイルドな週になることを示唆している。

もしかしたら(おそらく)、彼らには隠している下心や動機があり、それは過去に彼らを引き付けた何かまたは誰かに関連しており、彼らはそれをもう一度燃え上がらせるという幻想を持ったり勘違いをしている。それは前に一度終わったことなのだが、今の彼らはそれを見過ごして無かったことにしたいと思っている。

だが、そのような過去の未解決の問題を見落とすことには注意が必要だ。問題はまだそこに存在し、デジャヴのように繰り返すことになりかねないからだ。金星・火星のスクエアは、ソーシャル・ディスタンシングのガイドラインに関して特に脆弱さをもたらすことになるかもしれない。

人はお互いに繋がりたいと感じており、ハグをしたり、情熱や親密さを表現したいと思っている。だからマスクをつけて6フィートの距離を維持しようとするのは困難に感じられるかもしれない。したがって人々がこうしたガイドラインに違反する可能性は高く、金星が(土星と木星もともに)逆行していることから、その結末に直面することになるかもしれない。

コロナウイルスの新たな感染事例が急増する可能性はある。今週は、社会的なふれ合いにおける安全対策を維持するためには重要な週だ。

  金融市場に関しては、今週終盤までに急落または急反騰が終了し、市場が再び反転するという見通しを立てておきたい。そしてその後私達は、海王星と水星が逆行し、金星が順行に転じる一方で夏至と同期した強力な日食が起きる6月22日±1週間に焦点を合わせることになる。この期間はより長期の市場サイクルが完了する時期であり、来週見られるであろう市場の反転に比べてより大規模で、より持続的な市場反転の可能性が強調されているからだ。


 Sonny and Cher  “The Beat Goes On” 1967




訳文ここまで
------------------------------------------


hiyoka_blue at 20:59|PermalinkComments(0)

May 24, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント5/25【金融アストロロジー】

<5月23日の新月>は一つ下の記事になります。よろしければそちらもどうぞ🌱

レイモンド・メリマン・コラム  2020年5月25日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

Note:月曜の米国市場は祭日(メモリアルデー)のため休場となる。

≪ 先週をふり返って ≫

  “5月18日月曜、モデナのCOVID-19ワクチン候補 — 米国市場における最有力候補 — が臨床試験フェーズ1被験者に免疫反応を起こさせたようだというニュースで重く沈んだハートが舞い上がった。モデナの株価も急上昇し、評価額は290億ドルに達した。これは今現在、商品を一つも販売していない企業としては驚くべき離れ業だ。しかし、これほどの熱狂に果たして見合うだけの理由はあったのだろうか? モデナはメディアに電撃を走らせたが、情報の中身はほとんど無いに等しかった。彼らが開示したのはデータではなく、そのほとんどが言葉だった。”

— Helen Branswell
  “Vaccine Experts Say Moderna Didn’t Produce Data Critical to Assessing Voved-19 Vaccine”
  www.statnews.com 2020年5月19日付


不確実性。混沌としたシグナル。それが先週起きた逆行の金星から海王星へのスクエアが持つ性質だ。このアスペクトはもうしばらく続く。7月末まで3回にわたって形成されるからだ。現実はどこにも見えず、何事も明確ではない。だから自分自身に、あるいは周囲の人々に余計なストレスをかけることなく、ただゆっくり腰を下ろしてリラックスするように心がけよう。詳細なプランなど立てようもない時だ。だから今、この瞬間に生きる術を学ぶことだ。

  5月18日月曜、COVID-19との戦いにおいてモデナが有望なワクチンを開発したというニュースによって、ダウ工業平均は爆発的上昇をみた。その日のうちに、ダウ平均は金曜の引け値から1000ポイント以上も騰がったが、これは私達のマーケットタイミング・メソッドにとって有意な結果だった。5月17日のウェビナーにおいて「5月13日の強力な金星逆行がサイクルの高値または安値と同期するのか?」という質問を受けた。これに対し、私は「翌日の5月14日にメジャーサイクルの高値または安値が示現する可能性が非常に高い。だがこの時間帯はまだ発効中であり、もしダウ平均が週初めに1000ポイント急騰するなら、おそらくハーフプライマリー・サイクルの天井になる可能性も持っている」と答えた。そして市場はそう動いた。

ダウ平均は5月18日月曜に1000ポイント急騰して24,708の高値をつけ、その後は横ばいとなった。その後ダウ平均は、他の指標とともに5月21日には24,718とわずかに上昇した。しかしながら、他の市場(S&P、ナスダック)とは異なり、先週のダウ平均は4月29日につけたサイクル高値24,764を超えることはなかった。これまでのところ、5月14日の安値は維持されており、5月21日につけたダブルトップの高値もそのままだ。したがって、私達は金星逆行時、とりわけそれが海王星にスクエアを形成する場合に典型的に見られる混ざり合ったシグナルと不確実性の中に在る。

モデナのワクチンがCOVID-19の解決策になるかどうかへの確信など誰も持っていない。あるいは金星逆行と5月15日の★★★CRD(ジオコズミック重要変化日)が世界の株式指数サイクルの安値または高値、またはその両方と合致したかどうかについて、誰も確実なことは知らない。

もちろん私は、多くの読者がある種の占いツールとしてアストロロジーを捉えていることを知っている。だが実際、それはアストロロジーがどう機能するものなのか、あるいはそれが社会にどんな価値を提供するのかを言い得てはいない。アストロロジーとは、人間の活動サイクルと関連して顕れる事象の頻度を歴史的確率に基づいて予測するツールというカテゴリーに属する研究を指す。つまり、100%の確実性をもって事象を予言する「ご託宣」ではない。

  私達は、80%かそれ以上の相関関係を示す研究結果を使用している。市場サイクルの頂点に対し、100%の相関性を示すレベルのジオコズミック・サインは非常に稀だ。もしそれを求める人がいるなら、他を探すべきだろう。熟練したトレーダーなら、どんな市場研究も100%「当たる」などということはなく、調査方法が異なればほとんどの場合、異なるシグナルを得ることを知っている。つまり、ほとんどのケースにおいて、それぞれの市場研究は過去との合致に基づく見通しが互いに相反する結果をもたらす。プロフェッショナルなアストロロジャーも同様で、アストロロジーのシグナルに関して示現するそんな傾向を良く知っている。

たとえば金星逆行だが、これは過去に、12取引日、そして通常は7日以内のオーブをもってプライマリーサイクルに対し80%の相関性を維持してきた。そしてその80%の事例において、2/3が天井であり1/3が底だった。また時に両方が示現することもあった。特定のテクニカル研究と併せて駆使するサイクル内パターンの知識は、アナリストが予測を行いトレード戦略を立てる際の助けとなる。

  だが今は前に進もう。3つの惑星(土星、金星、木星)が揃って逆行した5月10日〜14日を過ぎて、言うは易く行うは難しだ。このセットアップ自体が、ほとんどの金融市場における大規模な反転との高い相関性をもっている。これは先週の金と銀において顕著だった。銀は5月20日水曜、18.16まで急騰した。これは2月24日に18.92をつけて以来の最高値だ。また金は5月18日月曜に1775まで舞い上がったが、現行サイクルの新高値をつけるには至らなかった。4月14日の1788.80がまだ立ちはだかっている。原油も印象的な反騰を続け、5月21日木曜には34.66の高値をつけ、4月21日安値6.50から5倍という上昇を見せた。またビットコインは5月18日に10,000を試し、数ヵ月ぶりの高値を更新しようとしている(サイクル最高値は5月8日につけた10,078だ)。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “コロナ禍によるロックダウンは、毎日の二酸化炭素排出量に対し「極端な」効果を発揮した。ロックダウン実施のピークとなった4月上旬までの間に、世界で17%の減少をもたらしたのだ。このレベルが過去に見られたのは2006年以来のことだ。石油、ガス、石炭などの化石燃料を燃やすことから排出される二酸化炭素は地球温暖化の最大の要因となる温室効果ガスであり、散逸する前に大気中に約100年留まるとされる。”

— Doyle Rice
  “Pollution Falls During Pandemic Peak”
  USA Today 2020年5月20日付

  “「発展期」として知られる1890年〜1920年は、米国の歴史において何回もの変化を経験した時期だ。米西戦争(1898年)は、グローバルな介入に向けてのシフトを象徴する典型例だ。人口増加、押し寄せる移民の波、産業の発展やその他の要因が、多くの米国人を、国家の利益により見合うよう政府のシステムを根本から変える必要があるとの結論に導いた。そして建国時代の伝統的な姿勢とは異なる新たな外交戦略を打ち出した。こうした変化の一つが、海外の紛争において軍事行動を取ることへの意欲の高まりだった”。

— Bill of Rights Institute
  “The Turning Point in U.S. Foreign Policy”
  https://billofrightsinstitute.org

  5月13日の金星逆行は、歴史的にプライマリーサイクルとは80%の相関性を持つにもかかわらず、株式市場ではいまだ明確なサイクル高値または安値が示現していない。ハーフ・プライマリーサイクルを含めれば、相関性の確率は91.3%だ。こうしたサイクルの一つが金星逆行周辺で起きなかった場合はミッドポイント近くでそれが起きるケースが多く、今回の場合はそれが6月3日〜4日だ。また、金星が順行に転じる時期の近辺(6月25日±10取引日)も、プライマリーまたはそれ以上のサイクルと非常に高い相関関係がある。

また6月18日〜30日の時間帯を観察するのは興味深いことだろう。この期間はさらに3つの惑星が方向転換し、その上さらに強力な2回目の木星・冥王星コンジャンクションが起きるからだ。つまり、6月18日に水星が逆行を開始し、その後6月22日に海王星が逆行に転じる。そして6月25日には、金星が順行に転じる。6月30日には木星が冥王星にコンジャンクトするのだ。COVID-19のパンデミックとそれに関わる規制の未来がどうなるか、その不確実性はそれまでは明瞭にならず、見極めることは出来ないだろう。将来の経済についても同様で、水星が順行に転じる7月12日、または3回目にして最後の金星・海王星スクエアが成立する7月27日までは不明瞭だろう。

ではいつになったら私達は、このパンデミックについての明確な見通し — 真のターニングポイント — を得始めるだろうか? 先週のウェビナーで論じたように、海王星が「スーパーチャージ度数」である乙女座15°〜19°へのオポジションのオーブ圏内から脱する2021年2月を過ぎるまでは、おそらくそれは起きないだろう。これは111年〜143年サイクルを持つ天王星・冥王星コンジャンクションが1965年〜1966年に起きた度数だ。

  『フォーキャスト2020』において、私は今年を「チェックメイト」の年、そして「時代の終焉と新時代の始まり」だと描写した。それは木星、土星、冥王星、そして月のサウスノードが山羊座を運行する「カプリコーン・ステリウム」に基づいた分析だった(木星・土星のコンジャンクションは実際には2020年12月21日冬至当日の水瓶座0°で起きる)。当時、その「チェックメイト」は米中間貿易戦争、あるいは米国とイラン間の地政学的緊張を示唆する可能性があると思われた。これらの紛争ではどちらの側も引き下がろうとはせず、誰かが手ひどく傷つき大怪我をする前にウィンウィンの解決をみることは無さそうだった。

そして今、私はこの「チェックメイト」が新型コロナウイルスのパンデミックにも適用出来るのではないかと考え始めている。そうであれば、勝者は母なる大自然とエコロジーだ。そしてひどく傷つき大怪我をしたのは近年、自然とエコロジーに対し「友好的」とは言えなかった当事者で、交通機関(航空、自動車)、製造業、エア・トラベル(観光業)、そしてエネルギー(石油)などがそれに当てはまる。ある意味、これらの産業はCOVID-19のパンデミックを通して母なる自然とエコロジーに「チェックメイト」されてしまった。誰も旅行に行けず、多くが働くことさえ出来なかった。

  ともすると私達は、自分の人生にもたらしたネガティブな物事を通してCOVID-19を見がちだ。この病は多くの人々を苦しめ、死をもたらした。しかし、これには結果としてポジティブな展開もあり、今後も多くの前向きな事象が展開していくだろう。すでに私達は、こうした健康上の問題を解決し、この地球上で生活する際の安全性と護りの力を高める新たな便益を開発するために、創造的で革新的なアイデアが頭をもたげようとする様子を目の当たりにしている。これはまさに、5大最遠惑星のうち3つ(木星、土星、冥王星)が互いにコンジャンクションを形成する新しい時代の始まりだ。1年のうちにこの稀な宇宙的事象が起こり、すでにこの間、突然起きてきた生か死かという状況のさなか、新時代の現実に適応する必要性に押されて新たな発明がもたらされようとしている。これはマンデーン・アストロロジーを研究する人々にとっては驚きではない。何故なら「2020年のカプリコーン・ステリウム」は、私達が生きている間に経験することなどなかった事象だからだ。

直近で10大会合サイクル(木星とそれより外側を公転する惑星達とのコンジャンクション・サイクル)のうち3つが1年以内に起きたのは、1882年〜1883年だった。それは、人類の歴史が辿る方向性を永久に変えてしまうような時代が始まった1890年代の直前のことだ。そしてそれは、経済を牽引する支配的な力であった農業の終わりの始まりであり、交通関連と通信コミュニケーションの分野における全く新しい発明の数々が始まっていった時代だった。また、多くの戦争もそれに付随して起きてきた時だ。

  今、私達は1890年代や1900年代と同じくらい重要な時のポータルに入りつつある。あなたがアストロロジャーなら、天上に形成されるパターンの中にそれを見出すだろう。そしてまた、人間活動の中にそれが生じる様子を見ることが出来る。「上なる如く、下もまた然り」だ。

投資家としての私達は、新しい発明とそれが適用され — そこから利益を生み出す — 可能性が高い人生領域を考慮する必要がある。またアストロロジャーとしては、これらの発明が起きる領域と機会が風性星座宮 — コミュニケーション、テクノロジー、宇宙、そして教育の分野に関連することを知っている。また、地性星座宮(製造業とエネルギー資源として地中を掘り下げる事業、四六時中四角いオフィスの中で働くことなど)の時代が終わりに近付いていることも知っている。燃料を使って動く自動車や飛行機、そして今日のオフィスビルや小売店、ショッピングモールは、次の20年〜200年のうちにはひどく時代遅れに見えるかもしれない。私達は地性から風性に、物質世界から斬新でオリジナルなアイデアの世界へと移行しつつあるのだ。

  次の6年〜12年 — 今から月のノースノードが水瓶座〜山羊座入りし、その後45年サイクルを持つ土星と天王星のコンジャンクションが双子座で起きるまでの間 — は、おそらくこうしたシフトに沿った形の事業を興す人々を見出し、彼らに投資するには最適な時期となりそうだ。






訳文ここまで
——————————————————————


hiyoka_blue at 20:59|PermalinkComments(7)

May 10, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント5/11【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年5月11日(フリー版より)

翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

今週のコラムは ≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫ のみの抄訳になります。また来週と再来週は週末の予定がまだ不明なため、都度Twitterでお知らせします。🙇‍♀️


≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “これは護らねばならない繊細かつ微妙な一線だ。ほんの少しでも不注意が過ぎれば感染拡大が再燃する。ほんの少しでも慎重になり過ぎれば経済全体が沈下する。”

— (エドゥアール・フィリップ仏首相の言葉)
  Greg Ip
  “Risk-Based Distancing is Key to Reopen”
  Wall Street Journal 2020年5月6日付

  “財務省は4月〜6月期に2兆9900億ドルの借り入れを行うと発表した。これは2008年の不況で設定された過去最高の四半期借り入れ記録である5690億ドルを軽く吹き飛ばし、2019年を通して債券市場において借り入れた1兆2800億ドルを上回っている。”

— Paul Wiseman and Martin Crutsinger
  “As US Borrows to Aid Economy, Usual Critics Cheer”
  Associated Press 2020年5月6日付

  今週(5月13日)に逆行するのは金星ばかりではない。土星と木星もまた順に、5月10日と14日に逆行に転じる。同じ週のうちに3つの惑星が逆行するというのは宇宙的現象としても珍しく、金融市場に急激なリバーサルを起こすかもしれない重要な物事が発表される可能性を高めている。

私達は金星逆行の歴史に主な焦点を当てているが、それはこの19ヵ月の惑星サイクルがこのところ何度か重要な筋立てを演じてきたからだ。まずは2002年10月10日だが、これはまさに、2000年のドットコムバブルが弾けた後の株式市場の下落が終わった日だった。そしてまた、2009年3月6日の逆行は、2007年~2009年の大不況時に株式市場が大底(72年サイクルの安値)をつけたまさにその日だった。直近で金星が逆行に転じたのは2018年10月5日だったが、それは当時の史上最高値(4年サイクルの天井)が示現してからわずか2日後のことで、その高値からはドラマティックな下落が始まり2018年12月26日に4年サイクルの底を打った。これは大不況以来この年に至るまでに起きた最大の下落だった。

今回の金星逆行は、それほどドラマティックな様相をもたらすことはないかもしれない。何故なら今は、長期サイクルの安値も高値も示現しそうにないからだ。とはいえ80%の確率で、プライマリーサイクルまたはハーフ・プライマリーサイクル(あるいはそれ以上)が金星逆行日の前後12取引日のうちに示現するという傾向がある。そのほとんどは7日以内だ。そして今回もまた、株式市場はプライマリーサイクルまたはハーフ・プライマリーサイクルのいずれかの時間帯に入っている。

  以前からこのコラムで何度も指摘してきたように、金星は愛とお金を支配している。愛なくしては、お金もない。お金がなければ、愛もない。だがお金の面で言うなら、いくつかのケースにおいて株式市場の反転が世界の中央銀行、とりわけ連邦準備制度理事会(FRB)の政策変更に関連していたことに私達は注目している。たとえば2018年10月の株式市場のミニ・パニック(ダウ平均で19%の下落)は、当時FRBの政策として実施された利上げに依るもので、ドナルド・トランプ大統領をひどく怒らせた(彼を怒らせるのは当時も今もひどく簡単なことなのだが)。

  お金がなければ愛もない。金利と金融政策はすでに可能なラインのギリギリまで緩和的な状況であり、今後2週間のうちにがFRB利上げを行うかは疑わしい。だからもしかすると、政策変更するのは他の中央銀行かもしれない。あるいは、どこかの国による通貨介入または切り下げに関連するのかもしれない。

いやあるいはひょっとすると、今回は金融界とは何の関係もないのかもしれない。その代わりに愛に関する“政策”、あるいは方針が上手くいかないといった事柄として顕れるのかもしれない(たとえばジョー・バイデンに関わる最近の状況だ。男性の捕食者的な行いを告発する女性を信じることの重要性に関わる彼の態度の反転ぶりは衆知のことだ *)。

* トランプ大統領がブレット・カバノー氏を連邦最高裁判所判事に指名した2018年当時、カバノー氏が学生時代に起こした性暴力事件の被害者だと名乗り出た女性を巡って大きな疑惑が起こり、民主党とその支持者層、メディアやフェミニストグループが厳しく追及し、上院公聴会での証言も行われた。被害を訴えた女性の証言は曖昧な点が多いとも言われたが「100%確信がある」との証言から、「自らの痛みを乗り越えて告発する女性達が嘘をつくはずがない。全てを信じるべきだ」との論調がメディアにおいても大勢を占めていた。当時バイデン氏もまた「全ての被害女性を信じるべきだ」として徹底的にカバノー氏とトランプ氏を糾弾した。しかし最近になって、大分前に彼自身の下で働いていたタラ・リード氏から性暴力の加害者として告発されたバイデン氏は、彼女の証言を虚偽として真っ向から否定している。

金星が逆行に転じ、数週間にわたって海王星にスクエアを形成する時、あなたは誰を信じるだろう? 海王星がもたらす苦痛の下では、ルールはシンプルだ。あなたは誰のことも信じられない。または読むもの、耳にする物事、あるいは目にする事、全てを信じることなど出来ない(今回 マイケル・フリン事件に関してFBIが隠匿した秘密が明るみに出た件は、見ること、聞くこと、読むことの全てが信じるに値しないというもう1つの典型的な例だ *)。

*2017年当時トランプ大統領のロシア疑惑に関連し、元国家安全保障顧問だったマイケル・フリン氏はロシア駐米大使との接触についてFBIに訴追され、その際に偽証したとして司法取引により有罪を認め辞任した。その後彼はFBIの捜査担当者による不正があったと主張して有罪答弁の撤回を求めていたが、5月7日、米国司法省はこれを認め起訴を取り下げる事態となった。

また(政界スキャンダルのみならず)、金星が強調されていることから愛とセックスに関連する物事がとりわけ問題の核心となるかもしれない。つまり「彼はこう言い、彼女はああ言う」といった状況になりがちだ。そして真実は... まぁ何処かにある。だが何処に? 誰も知らない。真実を知る者は何も話さないし、もし話したとしても誰もそれを信じない。アストロロジーの業界用語で言えば、まさに「ネプチュニアン」そのものだ。


  一方、個人活動や経済活動においても同じようなことが言える。COVID-19による健康への脅威を理由とした社交的な集まりや交流の制限を緩和するという今現在の流れのことだ。予測どおり、今や制限は緩められる傾向にある。多くの政府指導者達が、経済をより正常な状態に戻すことを望んでいる。そして世界はこの動きを支持するか、ショックを受けるかで二分されている。

これはアストロロジャーとしては気掛かりなことだ。何故なら「逆行期の間に決断された物事は、十分な情報やデータを欠いたまま実行に移されることが多い」ため、後で後悔する結果になる可能性があるからだ。海王星が金星とのハードアスペクトを形成している今、こうした可能性はさらに高まっている。

したがって、今は社会的な活動、および金銭が関わる行動には慎重を期することが賢明だろう。借り手や貸し手になるには良い時期ではないし、見知らぬ人々と親密になったり社会的な活動を積極的に行うには最適とは言えない時期だ(まぁこれは常にそうかもしれないが)。

  今という時は、自分の行動に対し「買い主危険負担あり」そして「恋は用心深く」という2つのアプローチが必要な時期だ。愛がなければお金もない。お金なくしては、愛もない。だが互いに惹かれ合い、双方合意の上で戯れの恋をしている相手とオンラインで会話するぶんにはそう悪くないかもしれない。実際、双子座の金星が魚座の海王星にスクエアを形成することの意味は論じてきたとおりだ。おそらく魚座の海王星の下では、この手の活動が増えるだろう。

だが、相手にはあなたが何処に住んでいるか、懐にいくら持っているか、どのくらい稼いでいるのか、またはいくら借りているのかなどは話さないことだ。またもし相手があなたにそんな話をしたなら、まともには受け取らないことだ。感染症や恋の病にかかる可能性を除けば、現実のものなど何処にもない。

世界のほとんどの地域に春がやってきた。そして規制は解かれつつある。春の息吹は十分に承知してはいるのだが、まだ油断は禁物だ。





訳文ここまで
———————————————


hiyoka_blue at 20:58|PermalinkComments(2)

April 26, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント4/27【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年4月27日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

⭐️来週5月4日付のコラムはお休みします ☕

≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫ 中の記述に誤りがありましたので修正しました。「太陽・天王星スクエア」→「土星・天王星スクエア」


≪ 先週をふり返って ≫

  “すでに雇用者側は、失業給付金によって働くよりもはるかに多くを稼いでいる一部の従業員を再雇用するにあたって苦労している。コロナウイルスによる生命と生計への被害を上回る最大の脅威となるのは、経済的な痛みを長引かせる政策の誤りだ。民主党はパンデミックを口実に、政府に対し民間経済への責任をより多く負わせようとしている。現在、トランプ氏は米国の人材供給を制限しようとしている。それが成功すれば、我々は2021年にCOVID-19を制圧し、衰退した経済の未来という代償ととも目を覚ますだろう。”

 — “Trump’s Immigration Distraction”
   Wall Street Journal editors 2020年4月22日付

  私達は土星(水瓶座)と天王星(牡牛座)間の3回にわたるウェイニングスクエアのシリーズに基づいて、2021年の米国(と世界)経済に対し警告してきた。今、誰かがそれと同じような見通しを立てているようだ。このアスペクトは2020年1月に形成された土星・冥王星コンジャンクションの後に起きることからとりわけ重要だ。

最近のウェビナーでも説明したように、米国株式市場における過去120年間で最も深刻な7回の下落は、土星・冥王星間と土星・天王星間のハードアスペクトが互いに1暦年以内に形成された時に示現した高値から起きている。それは2000年〜2001年、2008年〜2009年に起きた。そして2020年〜2021年に再び起きている。もしこれが正しければ、私達は2020年2月のしばらくの間、史上最高値の最高峰を見ていたかもしれない。

  先週、あるインタビュアーが私にこう尋ねた。『この先の経済や株式市場がさらに下落していく可能性を怖れているか?』と。その質問に対する私の答は『No』だった。何故か? まず初めに、私達はすでにこの下落がもたらす最大の「ショック」を経験しているわけだが、それは私達の人生における健康面での最大の脅威となったCOVID-19コロナウイルスと闘うために政府が引き起こした不況によるものだ。1918年に起きたスペイン風邪の大流行について書かれた本『The Great Influenza』の著者であるジョン・ベリーは4月17日、フォックス・ビジネス・ニュースのゲリー・ベイカーのインタビューに答えて『このウイルスの致死率はピークに達している』と述べている。それは以前私が予測した『パニックのピークは火星と木星、冥王星、土星のコンジャンクション、さらに木星・冥王星コンジャンクションが起きる3月20日~4月4日の期間になるかもしれない』という見解にも一致している。世界の株式市場は崩壊し、その後重要な底をつけた。

2番目に、私は2021年〜2023年に起き得る経済と株式市場の第2の下落波を、例外的とも言える人生最大の買い場の一つとして見ている。だから恐怖というよりは、チャンスを見据えるような感覚でこの期間に対峙している。同じ将来なら、生涯でもまれな買い場の到来として捉えたほうが、まるで世界が終わるのに脱出も回復も出来ず、さらなる損失を被る悲惨な恐怖の時だと考えるよりもはるかに良いだろう。結局これはサイクルの問題であり、終焉ではないのだ。

  それでも市場の現況の動きは非常に興味深い。特に皆さんが「対称性」というものを理解しているならなおさらだ(アストロロジャーなら皆そう考えるだろう)。世界の株式市場の多くが2月20日近辺で数年ぶりの高値または史上最高値をつけた。そしてその後、1ヵ月後の3月20日近辺の安値に向けて暴落した。それから再び印象的な反騰を見せ始め、1ヵ月後4月20日近辺でトップアウトした(4月17日〜20日)。次回の★★★重要変化日はまた1ヵ月後、週末を挟んだ5月15日〜18日だ。さて、それに向かってまた激しい下落が待っているのだろうか?

その可能性はある。特に4月17日〜20日の高値(MMAの★★重要変化ゾーン)に向けての反騰が、最高値近辺から3月20日前後の危機的な安値への下落のおよそ50%という修正高だったことを考慮すれば、あり得ることだ。しかし、もちろん他にも市場サイクルのように考慮すべき要素がある。『フォーキャスト2020』や、私達の月報、週報、日報など講読者向けリポートでも以前概説したように、多くの市場サイクルは3月20日(特に3月20日〜31日)が底を打つべき日柄だった。

  先週のコラムで予測したとおり、4月21日火曜の太陽・土星スクエアが終わった後で米国議会はまたも大型の景気刺激策を可決した。またこの日は金融市場の分野でも歴史的な日となった。原油価格が1バレルあたり−40ドルまで下落したのだ! 原油価格がゼロ以下になったことなど一度もなかった。だからその日は原油が本質的に無価値だったということになる。単に長期サイクルの底などというものではなかった。誰も想像さえしなかった価格さえ下回ったのだ。それが起きたのは土星とスクエアを形成し、天王星とのコンジャンクションに近付く新月の前日だった。これは、土星が天王星に正確なスクエアを形成する2021年に起き得るカオス(とチャンス)がどんなものか? をかいま見せるプレビューだったのかもしれない。

  原油を除けば、先週のほとんどの金融市場は先週のコラムで概説したジオコズミクスに基づくパターンを踏襲した動きとなり、比較的平穏だった。つまり、株式市場と貴金属市場は火曜に週の安値をつけた後で新月とともに2日間反騰し、26日日曜の太陽・天王星コンジャンクションに向かって金曜の初めには少し下げ、引けまでに再び上昇した。今週は4月28日火曜に水星が土星にスクエアを形成し、その後4月30日には天王星にコンジャンクトするすることから、再び似たような上下動を見ることになるかもしれない。そして5月1日金曜には失業率のリポートが出るだろう。次に金星、木星、そして土星が5月11日〜14日に逆行に転じる。これは多くの金融市場でトレンド反転との相関性を発揮しがちなシグナルだ。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “いつだろうと、どこであろうと、完璧な安全を享受している人などいない...国は、グループごと、コミュニティごと、セクターごとのプロセスを経て、徐々に安全性の高い正常な状態に移行していく必要があるだろう...大規模な検査が完全に実施可能になる前に通常の社会が穏やかに始動していくことを考えれば、ミスが生じることは避けられない。人々は不完全さを受け入れるだろう。だがそれは、リーダー達が誤りを認めて進路を変更する意思がある場合のみだ。”

 — William A. Galston
   “America Again Faces ‘Fear Itself’”
   Wall Street Journal 2020年4月22日付

  “社会的な距離を取ること(ソーシャル・ディスタンシング)は、何百万年にもわたって学習されてきた人類の行動様式に道を譲るだろう。人々はいつまでも閉じこもったままではいられないからだ... ロックダウン初日から言われたもっとも説得力ある議論は「医療システムの崩壊を避けるために感染グラフの曲線をフラットにする」ということだった。何百万人もの米国人がその感染抑制戦略に従って目標を達成した...  コロナウイルスの感染ピーク後は闘いになるが、それは D-Day すなわち大規模作戦の開始ではない。私達は国の総力を挙げて対コロナウイルスの大規模作戦を繰り広げ、そして生き残った。公的な許可があろうと無かろうと、人々はコロナウイルスがもたらした隔離状態から自部自身を解放し、仕事に戻るだろう。彼らはトランプを支持する暴徒ではない。これは反科学主義の台頭でもない。人類が社会的均衡の在り方を再構築しているのだ。”

 — Daniel Henninger
   “How We’ll Live with Coronavirus”
   Wall Street Journal 2020年4月23日付


  このコラムの目的は教育的なものだ。つまり、宇宙のサイクルと人間の活動サイクルとの相関関係への理解を促すものであり、具体的には金融問題や金融市場のサイクルに直接、間接的に影響を及ぼす人間活動の別の領域(経済、中央銀行の活動、政治など)に関連する様々な物事を理解してもらうことだ。このコラムは金融市場の見通しを予測することを目的とはしていない(その役割はMMAの日報、週報、月報など講読版リポートが果たしている)。だが、このコラムにおいても教育的目的で大切なポイントを伝えるために、こうした分野の相関性を例示することがある。

このことを念頭に置いた上で、宇宙のサイクルと集合体の行動および感情の相関関係を理解する教育的な機会として、先週末の牡牛座で起きた太陽・天王星コンジャンクションを取り上げてみよう。

  4月26日 日曜に、太陽と天王星が牡牛座(星座宮であって実際の星座ではない)でコンジャンクトする。これはおよそ1年(+3日〜5日)に1回起きる宇宙的事象だ。太陽・天王星のコンジャンクションは、拙著『The Ultimate Book on Stock Market Timing, Volume 3: Geocosmic Correlations to Trading Cycles』で解説した研究で述べたように、株式市場のプライマリーサイクルの天井または底に対し、14取引日のオーブをもって83%の相関性を持っている。また、孤立した安値または高値をつけてから4取引日のうちに4%かそれ以上のリバーサルが起きるという事象に対しても83%の相関性を持つことも示している。これは異常に高い頻度だ。金融市場タイミングを計る私達のメソッドの中でも、太陽・天王星コンジャンクションがレベル1(最強で最高確率)のジオコズミック・サインとして扱われるのはこれが理由だ。

  アスペクト、または滞留~逆行~順行によって天王星が強調されている期間の市場研究は、アストロロジャーが長年見なしてきたように、不規則かつ不安定で予測不能な、しばしば混沌とした動向を示す。何の前兆もなく起きる出来事や発表される想定外の声明は、価格の方向性を突然反転させる結果に繋がる。しばしば突如として反騰や下落が起こるが、それは非常に急激であると同時にすこぶる短期で終わる可能性がある。これはポジション・トレーダーにとっては困難な時だ。ある日の市場は非常に強気だが、その翌日には突然非常な弱気になる。とりわけ太陽・天王星コンジャンクション前後4日間のオーブ圏内ではその傾向が強い。私達は現在そのオーブ圏内に在って、市場が前日の引け値から急激に騰げたり下げたりするのを目撃している。先週の市場には「流れ」がないように見えたが、その代わりに突然の変化があり、多くの場合 その変化は寄り付き前の一晩のうちに生じた。

  では、牡牛座という星座宮で形成されるこの特定のコンジャンクションが持つ基本的な力学と、それが今日の集合体にとっての現実にどう相関しているかを見てみよう。

太陽が支配する星座宮は獅子座であり、天王星は獅子座に対向する水瓶座を支配している。つまり、太陽と天王星は本質的に対立(オポジション)する特質を持っており、「衝突の原理」であると同時に、「気付きを促す原理」でもあるのだ。

だが獅子座と水瓶座は両方とも、固く動かぬ信念に基づいたふるまいに関連する不動宮だ。そして太陽と天王星がコンジャンクトするのは牡牛座で、これまた不動宮だ。つまりそれ自体が固定した、または確固とした信条を意味している。

太陽・天王星コンジャンクションが不動宮である牡牛座で起きるということは、アストロロジャーが「不動宮Tスクエア」として認識するパターンに似たふるまいを喚起するということだ。したがって私達は、「期待」と「現実」という本来的な対立の中で高まる緊張をここで目撃することになる。

  今回の場合、喚起されるのは安全(牡牛座)、集会や寄り集まる自由(天王星)、そして何かクリエイティブで楽しいことをしたいという欲望(太陽)との間に起きる衝突や葛藤かもしれない。

社会の多くの人々は、企業や店舗、社交の場の再開を望んでいる。引用文の中でダニエル・ヘニンガーが正しく言い当てているように、人々は人類が社会的な均衡を再構築していくさまを見たいと思っている。人々は旅行のプランを立てたり、出かけて多くの人と会ったり、グループで集まったりしたいと願っているのだ。だが、それと同時に「安全で護られている感覚」(牡牛座)を味わいたがってもいる。

だから彼らは何をするべきかについて葛藤している。何故なら、彼らはいつになったら再び自由(天王星)を味わえるのか、計画を立て、それを変更(天王星)せずに済むようになるのはいつなのかがわからないからだ。牡牛座は一度立てた計画を変更するのが大嫌いだ。天王星にハードアスペクトを形成する太陽は、堂々と大声をあげ、挑戦的な態度で抵抗する。いや、通常の決められた行動に沿って生活しようとする他者を混乱に巻き込むような「安全へのリスク」を進んで企図する可能性さえある。

  とはいえ、この葛藤が私達の将来の計画や活動にどんなインパクトを与えるかという点について言うなら、「柔軟で機敏な対応」が望ましいだろう。これは常に不動宮を苦しめる葛藤にまつわる話であり、今回の牡牛座で起きる太陽・天王星コンジャンクションもまたその例に漏れない。

中でもより「不動性」が高いのは、彼ら(人々)の「期待感」だ。だから「もっと、もっと」と要求し続けたり、自分の制御が効かない状況に合わせて変化したり順応することが出来ないか、拒否したりすれば、内部のストレスはいよいよ高まっていく。そしてそれは外に向けた破壊的なふるまいへと繫がり、それが全体をカオスへと導いていく可能性がある。

  だが幸いなことに、このアスペクトが発効するのは1週間だ。先週、私達はソーシャル・ディスタンシングの義務化や他の制限に反対し、ビジネスや社会活動を再開せよと抗議する運動を目撃した。だがそんな世相とその動きを今、この時点でよくよく観察しておくことは重要だ。

何故ならこれが、似たようなテーマながらはるかに長く発効するジオコズミック・サイン「土星・天王星スクエア」がやはり不動宮(水瓶座と牡牛座)で起きる時 — 2021年 — の予告編かもしれないからだ。

  私がこの事を今この時点で取り上げるのは、数週間のうちに金星(牡牛座の支配星)が逆行に転じるからだ(5月13日〜6月25日)。この時期に、経済や社会全体が「ノーマル」な状態へと一発逆転するようなことは無さそうだ。どちらかといえば2歩進んでは1歩後退するような感覚が、おそらく6月終盤から7月下旬の何処かまでは続きそうに見える。

天王星が強調された新月が牡牛座で起き、それが土星(計画)とスクエアを形成した先週、そして金星が今にも逆行に転じようかという今、どんな社会的な活動(旅行や行楽、エンターテインメント)であれ、プランを立てるのは困難だ。どうなるか、先が見えないのだ。また、経済の再開・始動はそれぞれの国、州、またはコミュニティによって差があり、いずれかが他より早く、または遅く動き出すなどの不均衡が顕れる可能性がある。そしてそれがまた、予期も意図もしなかったような結果を招くことになるかもしれない。

  金星(社交、人間関係、そしてお金)は双子座で海王星にスクエアを形成しながら5月13日、逆行に転じる。これはいつもより大きな混乱、幻滅、そして計画を中止したり変更しなければならないことへの失望感さえも示唆するものだ。ネイタルで多くの惑星を不動宮(牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座)に持つ人達にとって、その悔しさは常ならぬものになるかもしれない。しかし木星(旅、そして社会活動の必要性を示唆するもう1つの指標)と土星(境界線、ルール、制限)もまた逆行に転じる。世界の半分が弛みたいと欲し、もう半分はそうやって規則を破る人々を叱責したい、ツケを払わせたい —(おそらく金銭的な)罰 — を与えたいと欲する。

これが金融市場にどんな影響を与えるかに言及するなら、金星と土星の逆行(5月10日〜13日)は太陽・天王星コンジャンクションに匹敵するレベル1のジオコズミック・サインで、プライマリーサイクルまたはハーフ・プライマリーサイクルの頂点(成就期)と相関している。また金星逆行期は、中央銀行が予想外の発表や政策転換を行うことが多く、それが金融市場に大きな価格変動をもたらす可能性が高い時期でもある。読者の皆さんは、前回金星が逆行に転じた2018年10月5日を覚えているかもしれない。当時はFRBが利上げを開始し、世界の株式市場が2018年12月下旬にミニ・パニックを起こし始めた時期だった。

この19ヵ月ごとのジオコズミック・サイクルは2009年3月6日にも起きたが、それはちょうど「大不況」のただ中にあった株式市場が底を打ち、72年サイクルの底ともなった時だった。また、1932年7月8日の大恐慌当時、株式市場が底を打った時も金星が逆行していた。これは決して100%の確率というわけではないが、プライマリーサイクルかそれ以上のサイクルと相関する頻度は前後12取引日のオーブをもって80%近くとなる。

  では、このような時節にはどうアプローチすべきだろう? とりわけ2021年〜2022年には、良識的かつ価格が手頃で、価値の高いもの(素性が良くて割安なもの)を手に入れる機会を探すことだ。おそらくだが、大規模なマルチ商法のミミズ農法などに投資するのは良いアイデアとは言えないだろう(何が言いたいかはわかってもらえると思うが)。

過剰な恐怖心に心を乗っ取られ、固まって頑なになった人は、チャンスが訪れても掴むことが出来ずに逃してしまうかもしれない。そして、そんな機会が発生した時こそが千載一遇のチャンスであり、それが目の前に訪れたなら、そうとわかる可能性は高い。


だがその時、あなたは行動に移す気概を持っているだろうか?
必要なキャッシュはあるだろうか?






訳文ここまで
———————————————————


hiyoka_blue at 20:55|PermalinkComments(0)

April 12, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント4/13【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年4月13日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

来週4月20日付のコラムはお休みさせていただきます。


≪ 先週をふり返って ≫

  “米国のトップエコノミストの一人で前FRB議長のジャネット・イエレン氏は、今年のGDPが30%縮小すると予測したが、50%に至るモデルをも見てきた。”

 — Megan Henney
   “Coronavirus Unemployment Could Hit Post-Depression Record, Economists Say”
   www.foxnews.com 2020年4月10日付


  “ジェローム・パウエル氏とスティーブン・ムニューヒン財務長官は、この一時封鎖が米国経済の心臓部をどれほど空洞化しているかを過小評価している可能性がある。”

 — Review and Outlook
   “The Fed’s ‘Main Street’ Mistake”
   Wall Street Journal 2020年4月10日付

  “ドナルド・トランプ大統領は金曜『国が健康を取り戻したと判明するまで... 経済活動を再開しない』と述べた。『我々はその日付を注視している。その確かな日付が達成されることを願っているが、国が健全になっていくと解る時までは何もやらない』”

 — Lora Koloday, Sam Meredith, Yelena Dzhanova
   “Coronavirus Live Updates”
   www.cnbc.com 2020年4月10日付


  火星、木星、土星、冥王星を含む4つのコンジャンクションが4月4日までに形成され、今日4月10日の聖金曜日には世界で10万人以上の死者が出ているという最新の報告にもかかわらず、COVID-19のパンデミックにまつわるパニックは衰退し始めている。惑星サイクルも終盤にかかった段階で顕れるポジティブなシフトは、先週、世界中の株式指数においても顕著だった。火星が木星、冥王星、土星の3惑星とコンジャンクションを形成した3月20日〜31日、世界の株式市場の多くが2月12日〜20日に示現した史上最高値または数年ぶりの高値からの歴史的下落に終止符を打った。その大規模な下落のスピードは、これを歴史的なものとするに十分だった。

  たとえばダウ平均は、約1ヵ月で11,355ポイント(38.4%)を失った。3月23日につけた18,213の安値(当時火星が冥王星にコンジャンクト)からダウ平均は4月9日木曜の高値24,009まで上昇、2週間強で5796ポイント(31.8%)の上昇をみた。これもまた歴史的だと言える。これら惑星サイクルの終わり(ウェイニング・フェーズの終わり)から新しい惑星サイクルの始まり(ワクシング・フェーズの始まり)への移行は、市場サイクルの終わり(弱気)から新たな市場サイクルの初期段階(強気)への移行とほぼ完全に同期している。

人間活動(金融市場)におけるこのサイクルと惑星サイクルとの相関関係は、ここ2ヵ月というもの非常にうまく機能してきた。実際、この相関関係はこれ以上と言えるものはなく、アストロロジーの研究が社会にとって素晴らしい価値を持つ理由を示してもいる。また市場のタイミングツールとしては、私が知る中でもリバーサルという点においてはその一貫性と正確さにおいてこれに匹敵するものはない。

  火星、木星、土星、冥王星によるウェイニングからワクシングへのフェーズ・シフトによって示されるこうした変化は、世界の株式市場に見られただけではなかった。金は先週1754.50まで上昇し、7年ぶりの高値を更新した。たった3週間前の3月20日には、金は2019年11月と同水準となる最安値1450を試していた。原油もまたもう一つのスタープレイヤーだった...ある時点までは。

3月30日、まさにウェイニングからワクシングへの移行のまっただ中で、原油は19.27で取引され、18年ぶりの安値を更新した。だが週の取引最終日だった4月9日には28.36まで騰がり、50%近くの上昇となった。ところがその日の引けまでに22.57まで売られ、1日で20%以上の下落をみた。原油は木星と海王星に支配されており、こういった急激な上昇と急激な下落という不規則な動きはおそらく前週末4月4日に起きた木星・冥王星コンジャンクションに関連していたと考えられる。

木星・冥王星は今後数ヵ月の間、こういった主要な惑星がアスペクトを形成するための「ホスト」のような役割を果たす。何故なら2020年12月21日冬至に水瓶座0°台で起きる木星・土星コンジャンクションまでに展開していく惑星サイクルの中ではこの組み合わせが最も長期のものだからだ。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “米国は新たな時代の計画を立てる喫緊の努めを果たすと同時に国民を疾病から護らねばならない。”

 — Henry Kissinger
   “The Coronavirus Pandemic Will Forever Alter the World Order”
   Wall Street Journal 2020年4月4日—5日付

  “債権投資大手ピムコの最高投資責任者マーク・キーセルは『第一の優先順位は債務の返済となるだろう。我々はV字回復は期待していない。期待しているのはU字回復だ』と語った。”

 — Josh Mitchell and Rebecca Elliot
   “Legacy of Crisis: Debt Surge” 
   Wall Street Journal 2020年4月10日付

  念のために言っておくと、V字やU字型の回復を期待している市場アナリスト達がアルファベットの意味を正しく理解しているとは思えない。彼らが景気回復について語っていることはわかっているが、私は株式市場のパターンについて話している。また私は、「自分は知らない」ということを知っているのを認める。だが私は何十年もを研究に費やしてきた。だから長期サイクルにおける歴史的な市場のパターンについても大変精通している。私はチャートの専門家が株式市場の「W字型」回復と定義するものを見ているのだ。つまり、私達の講読者版リポートや最近開催したウェビナーで概説したように、7週間〜10週間、もしかすると2ヵ月〜6ヵ月間は健全な反騰が続き、その後2021年の土星・天王星スクエアに向かって(そしておそらくはその期間を超えて)もう1つの下落が待ち受けるということだ。

キッシンジャー博士が書いているように、私達は新たな時代、全く新しい世界秩序の崖淵に立っている。これは、2020年12月に起きる木星・土星コンジャンクションが意味する20年、200年、そして800年のサイクルと合致している。つまりこの木星・土星サイクルが1802年以来、主に地性星座宮の組み合わせで起きてきた後で風性星座宮の140年シリーズが始まり、それは1226年以来最初の連続した風性星座宮のサイクル(800年)だということだ。今私達はアルファベットではなく時代の話をしている。そしてほとんどの長期サイクルは底(安値)とともに始まり、その数ヵ月後または数年後に二番底が続く。

  ところで今回はこの新時代、または新しいエポックが始まっていくという観点を裏付けるもう一つの長期的なジオコズミクス研究について話してみよう。私がこれまでに書いた最初の本の中に『進化アストロロジー:ホロスコープを巡る魂の旅』と題されたものがある。(これは、今ではアストロロジーの研究において非常に人気のあるテーマについて書かれた最初の本だった。)その中で私は「帯電ポイント(charged point)」という概念を紹介した。

その本の『惑星ペアサイクル:集合体のパターンを突破する』という章において、私は2惑星がコンジャンクトした位置が黄道上の「帯電ポイント」になると述べた。コンジャンクションが起きた度数は、関わり合う2惑星が持つ原理の合成となる特質を帯び、そしてそれら2惑星の次のサイクルが始まるまで効力を発し続ける。そして別の外惑星がトランシットでこの「帯電ポイント」にアスペクトするたびに、惑星ペアサイクル(同調サイクル)の性質に関連する出来事と同期する可能性がある。これは、次の基本的な仮定へと繋がる。すなわち『2惑星によるペアサイクルの周期が長ければ長いほど、その潜在的な影響は人類の問題に影響を与える可能性が高い』。

  アストロロジーの研究においては通常、多数の生命が失われるか脅かされる健康関連のパンデミックは海王星(病気)と冥王星(生命への脅威)によって表され、多くの場合土星(損失、または損失への怖れ)も関連付けられる。私達は今日のパンデミックが32年~37年サイクルの山羊座の土星・冥王星コンジャンクションに起因すると見るが、それはこのコンビネーションの下で社会、政府、経済の構造が大規模な変容と再構築の時期を通過し、その途上で古くなった構造を放棄(終了)することを余儀なくされ、それに代わる新しい構造を発見・構築する必要に迫られるという結論にアストロロジャー達を導く組み合わせだ。

しかしながら、アストロロジャーとしての私達には、何故このパンデミックの間に起きた主要なハードアスペクトに海王星という存在が見られなかったのか? と疑問に思うことがしばしばあった。だが、ある一つの原理、つまり「帯電ポイント」の原理を使って考えるなら話は別だった。2番目に長い惑星ペアサイクルは天王星と海王星の171年サイクルだが、それは1993年に山羊座18°〜20°で起きている。そしてこれは2020年1月に起きた土星・冥王星コンジャンクションの位置山羊座22°台に非常に近い。実際、山羊座22°台で起きた土星・冥王星コンジャンクションは現在、山羊座18°〜22°の領域を少なくともこれから32年~37年の間、天のスーパー帯電セクターに仕立てている。また1965年〜1966年には、3番目に長い惑星ペアサイクルが健康を司る星座宮、乙女座16°〜17°で起きている。トランシットの海王星は、2019年11月〜2020年2月まで、ちょうどそこに在泊していた(オポジション)。それはまさに虚偽や誤解を招くような報道に満ちた海王星の雲の下で今回のアウトブレークが発生し、致命的な行進を始めた時期にあたる。

  こうして見ると解るとおり、このマンデーン・アストロロジーの概説メソッドに従えば、海王星と冥王星はこのヒステリー、パニック、生命への脅威の爆発においては非常に突出した存在だったのだ。

ここで良いニュースは、海王星が現在この「帯電ポイント」から離れつつあることだ。今年はもう戻ってこない。とはいっても突然ウイルスが消えるわけではないし、社会的背景の中にあって人類の互いへのふるまいが以前の状態に戻るわけでもない。何故なら冥王星が絡む時は、新しい構造が生み出されて新しい方向へと向かい、それが集合体の意識の確固とした基盤となっていくほどの「全面的な降伏」が起きないかぎり、癒やしが完了することはないからだ。

  冥王星の下では以前の状態に戻ることなど出来ない。戻るとしても因に対する果としての「病の再発」だ。冥王星の影響力は、アスペクトのオーブ圏にある時間帯に限定されることはない。発効期にはそのアスペクトが孵化する時間帯も含まれている。これは、もし冥王星がもたらすレッスンや改革への促しが明らかな「治療」やヒーリングへと繋がる「変容した行動パターン」を具現化しなかった場合、後に再びそのフォースを放射するために力を内在させる時だ。

そしてこれが集合体に適用される時、それは私達の個人生活における行動パターンのみならず、集団として互いに相対する際の行動パターンにも影響を及ぼす。また同時に人類と地球や環境との関係性にも適用される。

私は地球温暖化の話をしているのではない。私が言及しているのは汚染や廃棄物、そして地球の特定地域が細菌、バクテリア、ウイルスを収集することを許している不注意さだ。もしあまりに長く無視されるなら、ついにそれらは解き放たれ、私達の健康と存在そのものさえ脅かす原因となる。

  これが現在私達がその渦中に在る冥王星期であり、水瓶座の木星・土星コンジャンクションが今年終盤に起きて大胆で輝かしい新たな世界に突入する寸前の様相だ。だが冥王星は、米国や中国などの主要国、ドナルド・トランプ、ピーター・ナバロ、ジェローム・パウエル(米国)などの世界の重要なリーダー達、またニューヨーク証券取引所、アムステルダム証券取引所(世界最古の取引所)、上海証券取引所、連邦準備制度理事会のような主要機関など、すぐに思いつく例を挙げるだけでもこれだけの数のネイタルチャートに対しあと数年の間ハードアスペクトを形成し続ける。

読者の皆さんは自分自身の想像力を駆使し、これらの実体にどんな改革が行われ、より良い世界の再生にどう繋がっていくのかを思い描いてみてはどうか。何故なら最終的に、冥王星は変容を意味するだけでなく、改善と再生をも意味するからだ。これはアストロロジーが提供する「理解」の一種であり、それはどんな社会にとっても潜在的に非常に価値あるものだ。

  さて、トレーディングを念頭に短期的に天空で起きている事象に簡単に触れて今週のコラムの締めとしよう。

今週は太陽が木星・冥王星コンジャンクション(4月14日〜15日)にスクエアを形成する。木星・冥王星のサイクルとその力学は、今週非常によく働くことになる。来週は太陽が土星にスクエアとなり(4月21日)、その後冥王星が逆行に転じ(4月26日)、太陽が天王星にコンジャンクトする。COVID-19の死亡者の増加率は横ばいにはなってきているが、その角度はまだまだ険しい。トレードの観点から見るなら、太陽・木星と太陽・天王星のアスペクトは市場のリバーサルとは最も強い相関関係を持っている。

そしてそのどちらもが、非常に高い頻度で短期間ではあるが急激なリバーサルと同期している*。だがこの時期と牡牛座の新月(地域により4月22日〜26日/日本時間23日11:25頃)を過ぎれば市場のボラティリティは落ち着くのではないだろうか。また水星も4月10日には魚座を離れ牡羊座に入居する。情報の混乱や不確実性(魚座の水星)は、私達のリーダーが発するより率直かつ効率的なコミュニケーションに道を譲っていくことに期待しよう。これは政治的にも健康に関する領域にも言えることだ。

このパンデミックがどう進行していくかについて提供されたモデルはあらゆる側面に拡がり、個人または企業にとって具体的なプランなど何も立てられない状況となっている。だがそれも変化していくだろう。山羊座の土星と冥王星がそうあれと要求し、牡羊座の水星がそれを生み出す。私としては、これらの学術的モデルが実際に有用で信頼度の高いものとなるように絞り込まれていくことを期待している。

*現在、トランシットの天王星はニューヨーク証券取引所設立図(バトンウッド・チャート)のMCと金星の上に来ている。






訳文ここまで
——————————————————


hiyoka_blue at 20:55|PermalinkComments(0)

March 29, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント3/30【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年3月30日(フリー版より)

翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------

今回も≪ 先週をふり返って ≫ は割愛し抄訳とさせていただきます。


なお、内容は激しい動きとなった各市場の動き、及び惑星の動きに関連しては以下のような文面でした。

  “先週をふり返ると、世界の多くの株式市場は2020年2月につけた史上最高値や数年ぶりの高値から30%〜45%の下落を終え、その後1週間足らずのうちに20%〜30%の反騰を開始した。こうした極端な市場動向(と極端な社会動向)は、火星が木星(3月20日金曜)と冥王星(3月23日月曜)を通過したことが引き金となって立ち現れた、4月4日の木星・冥王星コンジャンクションという強力な惑星コンビネーションの前兆と合致する。世界の株式指数の多くが、これら2つの日付(±1日)のいずれかで底を打ち、その後強力な反騰を開始した。ヨーロッパにおいては、事実上の安値は1週間早く3月16日に示現し、3月20日〜23日に二番底をつけている。”


この後商品市場(金とヘリオセントリックの水星射手座入りの関連、原油と火星・木星コンジャンクション、ユーロ、ビットコイン)の動きが続きます。


≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “過去最高記録となる328万人の労働者が先週失業給付を申請した... 申請手続きをした米国人はこれまでの記録の5倍近くとなった。3月の時点で米国の雇用主は113ヵ月連続で雇用を増やしてきたが... その後たった数日のうちにそれは止まってしまった。”

— Eric Morath, Jon Hilsenrath, Sarah Chaney
  “U.S. Cases, Jobless Claims Soar”
  Wall Street Journal 2020年3月27日付

  “彼(エコノミスト、アーノルド・クリング)の分析によれば、米国には個人と企業両方に流動性の問題があり、財政や金融刺激策を必要とするような典型的景気後退とは異なるという。喫緊の問題点は、個人や企業が不自然な財政危機に陥り、社会に対し正しい行いをするために必要な収入を失うところまで追い込まれているということだ。”

— Tom Giovanetti
  “Less Stimulus, More Overdraft Protection”
  Wall Street Journal 2020年3月27日付

  “木星のもう一人の兄弟は、悲哀に満ちた青白い顔をしていた。その王国は大地の下、太陽の光は届かず、いつも闇とすすり泣く声、そして哀しみに支配されていた。彼の名は冥王星。彼の国は「影の国」また「ハデス」とも呼ばれていた。人々は言った。誰かが死ぬたびに、冥王星は使者を、または「影の導き手」を送るのだと。それは死者を彼の陰鬱な王国に運び行くための使いだ。だから人々は彼のことを決して良くは言わなかったし、彼を人生の敵としか見なさなかった。”

— James Baldwin, Alan Sklar (narrator)
  “Jupiter and His Mighty Company”
  www.calm.com


  私達は冥王星が支配する日々 — 年 — を生きている。1月12日、その32年〜37年にわたるコンジャンクションサイクル形成のため土星は冥王星と会合した。同じ週のうちに米国は、米国人の殺害を計画していたとされるイランの将軍ガーセム・ソレイマーニー暗殺を実行し、世界中を恐怖で震撼させた。

この、何かの前兆とも感じられる土星・冥王星コンジャンクションの後には、まもなく木星・火星が冥王星と同様の出会いを果たすことになる。いや実際には、今すでにそれは起きているのだ。そして再び不吉な不安の雲が私達の惑星を覆っている。私達は冥王星から逃げることなど出来ない。誰ひとりとしてだ。誰も冥王星の蹄から無傷で抜け出すことは出来ない。

  冥王星は、その裏に破壊と同様に強力な癒やしの強制力 — 再生と新生のフォース — をもたらすが、それを解き放つことを許す前に、私達に降伏することを要求する。それが叶うまでは「物事の終焉」そして「恐怖が支配し論理など存在しない、最も深く暗い領域への突入」という冥王星のプロセスを過ぎ越していかねばならない。冥王星は人間に対し、その信じがたいほどの癒やしのフォースを体験する前に、もうすでに意味をなさず不要な物事を認識し、それらを手放すことを要求してくる。

土星(制限)と木星(極端)の両惑星が冥王星(未知の恐怖)と意見を交わし合う2020年、集合体としての私達は人類にとっての「魂の闇夜」を経験している。しかし、冥王星が与える約束は、私達が変容したり、集合的な再生を経験しさえすれば、その闇が即座に終わるということだ。だが冥王星の場合、通常これら経験するべきエピソードがすぐに終わるということはない。つまり、人々は自分達のやり方、日常の在り方、互いへのふるまいを早々には変えないということだ。したがって、私達集合体そのものや、個人的な資産の安全を脅かす危険をともなうこのパンデミックがすぐに終わる可能性は低い。しかしながら、これらの惑星がコンジャンクトする3月20日〜4月4日は、少なくとも意識レベルにおいて、なにがしかの変化が現れ始める期間を意味している。

  最近、私が人から最もよく尋ねられるのは『これはいつ終わるのか?』という質問だ。そして私が最もよく口にする答は『解らない』だ。だが心の奥ではこう考えている。『私達が変わり、変容し、他者を尊重し、愛し、気遣うようになればすぐに終わるだろう』と。

  そしてそれは、ゆっくりと起き始めるかもしれない。おそらくこれは今進行中の「冥王星的」な状況のせいだ。現在起きているポジティブな事象は、いかに多くの人々が進んで立ち上がり、犠牲を払い、苦しんでいる沢山の人のためにヒーラーとしての役割を果たしているかを目の当たりにすることだろう。だがこういった犠牲、エゴの放棄や自分第一の態度を改める動きは果たして十分だろうか? 私達のリーダーの中に、あるいは恐怖や破壊をその目的とするような集団の中に、その気配を見ることは出来るだろうか? 冥王星が絡む時、それには時間がかかるものだ。

彼は急がないし、急がせることも出来ない。そして人が何も手放すことなく犠牲も払わないまま冥王星のプロセスを短縮させようとすればするほど、苦痛はより大きくなる。何故なら — 象徴的な意味で — 冥王星には力があり、私達にはないからだ。

そのプロセスとはまず

1)何かが間違っている

2)単に望んだり要求したからといってそれが止むことはないという事実を受け入れる
  (私達には — まだ — その力がない)そして

3)再生へのプロセスを開始する

これがまさに冥王星の特質 — そのプロセス — そのものだ。そして、必須の改革と新生を受け入れることを拒むというのはまさに人間の持つ特質だ。

  初回の木星・冥王星コンジャンクションが起きる4月4日はもうすぐそこに迫っている。木星と冥王星のコンビネーションについては『フォーキャスト2020』中、「過激な手段」と題した章において解説した。そして私達は今、その「過激な手段」を経験していると思う。だが3月20日〜4月4日の期間には、惑星間に起きる非常に多くのコンジャンクションが終了する時期でもある。たとえば火星はまず最初に木星にコンジャンクトし(3月20日)、その後冥王星に(3月23日)、そして最後に土星に(3月31日)コンジャンクトして起重機、すなわち木星・冥王星コンジャンクションの準備を整える。こうして私達は3月20日〜4月4日の間に4惑星全てに関わる新しい惑星サイクルのスタートを迎えるのだ。

こんなにも多くの惑星達が現在の時間枠の中でコンジャンクトし、そこから新たなサイクルが始まるという事実には、何か象徴としての希望がある。

  だがこれは都合3回あるうちの最初の木星・冥王星コンジャンクションだ。その後木星は5月14日に逆行し、後ずさりして6月30日に冥王星と2回目のコンジャンクトを果たし、最終の3回目は11月12日、米国大統領選の直後に起きる。

  5月14日〜6月30日の期間も非常に重要だ。おそらく現在展開中の3月20日〜4月4日と同等の重みを持っている。5月14日に逆行する木星は土星と金星に非常に接近しており、金星もまた5月13日に逆行を開始する。金星の逆行期は歴史的に見て、株式のような金融市場の重要なトレンド転換と相関する重要な時期だ。また6月30日に起きる2回目の木星・冥王星コンジャンクションは金星が順行してからちょうど5日後であり、これも歴史的に金融市場の重要な反転と相関するもう1つのシグナルだ。一方、これが都合3回起きる木星・冥王星コンジャンクションのちょうど中央部にあたるということも重要な点だ。それまでにCOVID-19の感染拡大の阻止が見られ始めるような兆候は顕れない可能性がある。


  その時が来るまでは、私達の互いに対するふるまい、そして持続的な集合的変容と癒やしのために必要な変化に適応しようとする意志は言うに及ばず、世界のリーダー達の行いにも真の変化への兆しは見られないかもしれない。






訳文ここまで
——————————————————


hiyoka_blue at 20:55|PermalinkComments(0)