お知らせ

April 06, 2022

お知らせ

⭐️ 大変お待たせしました。R.メリマンさんの『フォーキャスト2022』から相場編を割愛し、米国を中心とした政治・社会予測の章をまとめた『マンデーン2022』のPDF版が4月6日より投資日報社さんのサイトにて発売されました。興味ある方はぜひご覧ください。

mundane2022PR -S


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December 19, 2018

📕『フォーキャスト2019』&『マンデーン2019』

  今年も『フォーキャスト2019』が投資日報社さんから発売されます。12月25日の販売開始なので、予約していた方の手許にはもうすぐ届くのではないでしょうか。毎年購入する方々も多い本ですし、毎年今更感の中ではあるのですが、まだあまり馴染みのない方、電子本版の『マンデーン2019』(おそらく来年春 — たぶん3月末日 — にAmazonから発売)を楽しみにしてくださる方のために、今年も中身の項目をざっとご紹介しようと思います。

  去年の紹介記事にも『メリマンさんの文章が去年までとは微妙に変わっている』と書いた気がします。『何がどうとは言えない微妙な感じだけど、前へ前へと容赦無く押されるような、それでいて多様なニュアンスが様々に込められているような...』と。一年経ってみると、その感覚は今年2018年をひと言に物語っていたかもしれない..という気がします(もちろん、ひとによって様々だとは思いますが...)。

  さて、今年。『フォーキャスト2019』のマンデーン・パートの翻訳を終えて、ひと言だけことばにするとしたら、それは『うーん、厳しい...』でしょうか。仕事の合間にそんな感想を思わずツイートしたこともあったけれど、それは「厳しくも受けて立ち甲斐のある数年が、いよいよ始まる...」ということでもあります。翻訳作業の間、一文一文の行間からは、メリマンさんがわたし達に対して発する『心してかかれ。油断せず、誠実に自分の道を行け。これからの数年を無事に、賢く乗り超えていけ』という、まるで檄を飛ばしているようなエネルギーと、「使命感」とでもいうような熱が伝わってくるのを感じていました。目次のゲラを見ると、全体の頁数も去年より30頁近く増えているようです。これはあのカーディナル・クライマックスの年を描いた『フォーキャスト2012』と同等か、それより少し多い感じです。なので終わった時、今までで一番グッタリしていたかもしれません。(^_^;

  では早速、目次を追って紹介していきたいと思います。


forecasts2019-m


相場に関する天体の位相

この本に使われているジオコスミック(アストロロジー)用語


-----------ここから★マンデーン・アストロロジー編------------------


2019年春に発売予定のKindle版『マンデーン2019』にはこちらの項目と後半のマンデーン&個人向け項目が収録されます。また巻末にはより詳しい相場用語やアストロロジー用語集が付録として付きます。

『フォーキャスト2019』のハイライト

  ここではこの本のマンデーン・パートで取り上げた「2019年を特徴づける惑星の動き」とそれにともなって「予測し得る世界の動き」の概要を箇条書きにして挙げています。その全ては以下のとおりです。
  2018年11月8日~2019年12月2日木星が自ら支配する星座宮射手座に在泊し、やはり自ら支配する魚座に在泊する海王星にスクエアを形成する。これはあらゆるレベルの過剰支出、国家や企業のダウングレード、破産の潜在的可能性を示唆する。

  2020年に山羊座を運行する木星、土星、冥王星のステリウムは世界の勢力図に重要なシフトが起きて新世界秩序がスタートすることを示唆する。

  2019年1月31日~11月8日土星と海王星がセクスタイルを形成する。共に自ら支配する星座宮、山羊座と魚座に在泊するが、これは広い意味で美徳、犠牲、思いやりを例示する組み合わせだ。

  2019年3月6日天王星が本格的に牡牛座入りし、7年間在泊する。

  2017年6月16日~2019年5月2日天王星・海王星のワクシング・セミスクエア(171年サイクル)が起きる。

  金融・経済バブル、そして金融危機の可能性が高まる。

  2020年~2023年次の金融危機が起きる怖れがある。

  世界的に不正や欺瞞、詐欺行為が増加する可能性がある。

  重大な影響を及ぼす大洪水の怖れがある。

  連邦準備制度理事会(FRB)に対し急進的改革へのプレッシャーが高まる。

  米国における「報道の自由」に対し批判が高まる。

  世界の基軸通貨としての米ドルに引き続き厳しい目が注がれる。

 法と秩序」を要求する声が世界中に拡がり続ける。


宇宙のセットアップ:現代アストロロジーを通して見る2019年

  ここでは、2019年を2020年に控える山羊座の土星・冥王星コンジャンクションのアストロロジー的「セットアップ」であると捉え、その理由を解説するとともに、この重要な一年をどんな心構えで過ぎ越していけばよいかの概要が提示されています。


幻想と幻滅:木星・海王星スクエアのセットアップ

  ここでは2019年の重要なアスペクトである射手座の木星・魚座の海王星のスクエアを分析するにあたり、それぞれの惑星と星座宮の組み合わせがどんなテーマを持ち、それらが相互に干渉することで生まれるフォースが集合心理にどんな影響を与えるか、そしてそれに動かされることによってどんな事象に繋がっていくかを詳しく解説しています。

  射手座の木星
  魚座の海王星
  射手座の木星・魚座の海王星のスクエア — 2019年
  金融市場
   浪費とインフレーション
   金利
   天候
   世界貿易
   マリファナ、向精神薬/サイケデリックス、そして依存症
  宗教スキャンダルと狂信性
   政治家と著名人のスキャンダル、そして責任回避
   善、悪、そして醜悪


(以下、本文から一部を抜粋)
  ......私達がこの「今後2年間」を過ぎ越して2019年を振り返る時、それはまるで「一時的な躁状態」の年だったように感じられるだろう。確かに面白い年だった。そして愉快な日々は唐突に終わりを告げた。それは指導者達による疑わしい(しかもおそらくは愚かな)決定の結果だった。だがそんな行為を可能にしたのは、あまりに自己満足に浸りきって危険な兆候を見逃し、責任を追及することをおろそかにした大衆だった。.....

山羊座のステリウム:断崖の淵と壁の中の煉瓦

  ここからは2019年の「セットアップ」がいったい何に向けての導入口となるのか、わたし達はこの先どんな事態に備えるべきなのかを、アストロロジーの観点から様々な角度で詳しく解説していきます。さながらメリマンさんのマンデーン・アストロロジー講義を間近に受けているような感じではないかと思います。

  土星と山羊座
  1988年〜1993年のカプリコーン・クライマックス


(以下、本文から一部を抜粋)
  .....1988年~1993年のカプリコーン・クライマックスから爆発した世界的な成長は、カーディナル・クライマックス(2008年~2015年)が起きた2008年まで続いた。それは木星、土星、天王星、そして冥王星の全てが強力なカーディナルT字スクエアを形成した時だった。そしてそれは、この本で1994年~2008年の間、その時期に起こり得る事象として毎年のように読者に警告してきた、世界大恐慌以来最悪の金融メルトダウンと同期したのだった。これから私達は、ここに述べた両方の壮大なジオコスミック・クライマックスの中に立ち現れたいくつかの惑星シグナルが、別にもう一つの惑星シグナルを連れて2020年に帰還するのを見ることになる。.....

カプリコーン・ステリウムのゲートとそれからの道:晴れた日は永遠が見える

ここでは前の項目に続き、より具体的に古いサイクルの終わりと新しいサイクルの始まりが、実際にはどういう意味を持つのか? を理解することを念頭に、木星以遠の惑星達の様々な会合周期を取り上げ、過去にそれが起きた時代の特徴とそれぞれの時点にどんなことが起きてきたのかを解説しています。

  会合周期が短時間に集中して起きた直近の時間帯

(以下、本文から一部を抜粋)
  .....つまり人類はここ20年~30年、変わることのない長期天文サイクルの沼にはまってきたと言える。全体の流れそのものが古くよどみつつある。サイクル当初に始動した多くの構想や戦略は今や陳腐化し、集合体は変化を求めて苛立っている。変化は今にも起ころうとしている。しかしながら、古いサイクルが終わり新しいサイクルが始まる時はいつもそうであるように、そこには圧倒的な不確実性が立ちはだかり、変化という言葉の響きには不吉な前兆さえ感じられる。誰もが変化は必要だと認めている。だが同時に、それは変わることへの怖れが最も大きく膨れあがる時でもあるのだ。.....


月のノード軸と経済サイクル:壁に積まれたもう一つの煉瓦

  ここでは月のノースノード・サイクルとビジネスサイクルについて、マクワーター方式とメリマン式調整サイクルのチャートを参照しながら好況と不況の円環運動を解説し、それをどう捉え、どう備えるべきかに言及しています。


(以下、本文から一部を抜粋)
  ......波が来ている間は波乗りを楽しむことだ。そして、この時期が相当量のキャッシュポジションを積み上げていくには有利な時だという可能性を考慮し、計画を立てよう。今から始めることだ。流動性資金を十二分に増やしていくことで、たとえ下降経済の打撃を受けたとしても(または受けたその時)、あなたは以前から手に入れたいと願っていたものを大幅な割引価格で購入し、同時に増大する負債と金融債務を負いきれない人々に資金を拠出し、流動資産を供給する立場になるだろう。...


牡牛座の天王星:アブノーマルと化す「ニューノーマル」

  ここでは2019年に本格的に牡牛座入りして7年間を過ごす天王星を主軸として、その特質とテーマ、社会的な顕れと予測し得る変化の多面的な様相を解説しています。この章も訳していて非常に興味深かったです。

  一時的活況と落ち込み:牛は月を飛び越えるか?
  一時的活況と落ち込み その2:銀行とパン職人は狂い出すか?
  暗号通貨 VS 旧機構
  保証なき社会保障
  快楽探求者の奇妙な冒険
  2019年:天王星・木星・海王星のトライアングル構造


(以下、本文から一部を抜粋)
  ......牡牛座の天王星はまるで「矛盾語法」のようだ。惑星と星座宮のコンビネーションで、天王星と牡牛座ほど正反対のテーマや価値観を意味するものは他にないかもしれない。例えば、天王星は自由と独立への衝動を意味する。慣例に従わず反抗的で、現状を転覆させ、変化を要求する。一方、牡牛座はといえば、安全性、安定性、そして現状の価値に重きを置く。変化は望まない。他の人々が変わらない限り、自分や自分のテリトリーが変化することを好まないのだ。......


2019年の米国

  この章はメリマンさん推奨の米国建国図を例にとり、その選択に何故整合性があると見るか? について簡単に説明するところから始まります。そしてプログレスの技法とトランシットの技法を国家のチャートに当てはめてどう読んでいくかを多岐にわたって詳しく解説しています。国の始原図を読み解くことはマンデーン・アストロロジーの根幹とも言える部分ですが、2019年の米国がどうなっていくのか? という命題に基づいてマンデーン・アストロロジーを学んでいくには格好の章だと思います。

  米国建国の始原図
  米国のプログレス・チャート
  米国始原図に対する2019年のトランシット


(以下、本文から一部を抜粋)
  .....また他にも、米国市民が必要とする医薬品の価格に関して重要な改革が進んでいる。処方薬の値段は長い間あまりにも高額だった。だがそれは、現政権の尽力によって値下がりしつつある。これは米国市民にとって、このアスペクトに関連する事象の中でも歓迎すべきことだ。良い方向への改革は、病院、介護施設、監獄、拘置所に関しても、そう間を置かずに目に見えてくるかもしれない。また米国海軍と世界の海における米国のプレゼンス、そして内国の湖や河川についても改革が進む可能性がある。......


2019年の米国大統領

  この章は、米国大統領ドナルド・トランプ氏の個人チャートをもとに、2019年に彼が経験しそうな事柄、心理状態を詳しく予測しています。2019年のセットアップが2020年への要の分岐点となるなら、世界の大国である米国の大統領の去就はわたし達の国、日本にも大きな影響を及ぼすでしょう。そして2020年は次の大統領選が行われる年でもあります。鋭く分断されていくかに見える世界の様相の中で、米国という一大国を預かるひとりの人間としてのトランプ像を描いていくメリマンさんの今回の予測は、かなり踏み込みながらも公平性を保つものだと思います。これは他の要人を読み解く上でも、様々な政治イデオロギーを超えて広く参考になるのではないでしょうか。

...余談になりますが、訳者はこれまで多くのアストロロジャーによるドナルド・トランプ分析を見てきました。でも残念なことに、その多くが分析するご本人の政治思想のフィルター越しの語り口であり、かなり偏った見方ではないかと感じざるを得ないものがありました。けれど、アストロロジャーも一人の人間に過ぎないわけで、多くの人は「自分と思想が似通った集団」の中で生きており、その集団に語りかけることを意識しながらアストロロジーを使うことが習慣となっているからかもしれません。また米国の昨今の風潮として、少しでもトランプ氏の功績を認めるような発言を公にすると、「人種差別を支持するのか」などと文句を言われかねない...という懸念もあのではないかと思います(実際、訳者自身が観察したところでは、急進左派の活動家がネット上で面白半分の人々を巻き込み、個人レベルの保守派YoutuberなどのSNSや、活動資金援助を得るためのファンディングのプラットフォームに「差別主義者」であるという虚偽の報告を大量に送りつけ、アカウントを閉鎖に追い込むような例が増加しつつあり、米国の「言論の自由」は脅かされつつあるのではないか...という印象を受けます)。

けれどマンデーン・アストロロジーを実践する時は、どこまで偏りのない見方が出来るかが勝負です。それには、政治、経済、社会の知識、そして左派・右派・急進派・保守派・両極をまたいで存在するリバタリアン、セントリスト、そして米国であれば急進リベラルに嫌気がさして共和党に鞍替えしたウォークアウェイ派やオールドスクール・リベラル、今後の世界を左右するかもしれない「ミレニアル」と呼ばれる世代の特徴など、様々な人々や階層の存在とその感覚を、多少なりとも掴んでおくことが大切な鍵になるかもしれません(とはいっても、自分を省みてもやはり限界はあるのですが...)。というわけで、この章は直接会ったことのない著名な人物をひとりの人間としてどう分析するか? に関する、第一級の教材になると思います。

  ネイタル・チャート(出生図)
  ドナルド・トランプのプログレス・チャート 2019年
  ドナルド・トランプの出生図へのトランシット 2019年


(以下、本文冒頭から一部を抜粋)
  .....彼らはトランプが行ったこと、米国経済に彼が与えた変化、そして彼が政治の中枢から物事を揺り動かしたという事実を気に入っている。しかし、必ずしも彼自身の人となりやそのふるまいを好んでいるわけではない。彼らは達成された事を好むが、その結果を生み出すために取った手段を嫌う。そしてそれが、米国の精神に葛藤を創り出す。これほど鉄面皮で、厚かましく、攻撃的でさえある指導者の下で、いったい我々はどう繁栄し安全でいられるというのか? しかし、米国民が望んで止まなかった変化を選挙を通じて政府にもたらすには、おそらくこれが唯一の方法なのだ。......


2019年の水星逆行期

  2019年の内惑星の逆行は水星のみです。ここでは逆行の日取りとその間の注意点について述べられています。

  — 2019年1月14日追記 —

 『フォーキャスト2019』の水星逆行記事(P95)中、日付に間違いがありました。
  誤)7月27日〜31日 
  正)7月7日〜31日

  原文の校正ミスに気付かずそのままになっていました。
  お詫びとともに訂正いたします。




------------ここから★相場編------------------

このパートはわたしの担当ではありませんが、投資家の方なら各項目を見ただけで大体の内容は把握出来るのではないでしょうか。国債、米国株式、日経平均、通貨、金、原油、穀物、大豆に関し、各相場に関連するサイクル理論、テクニカル理論とジオコスミック展望、また必要に応じてキー・パーソンや関連機関のアストロロジー・チャートを駆使したファンダメンタルズ分析などを駆使し、可能性の高い値動き、そして要となりそうな重要変化日を割り出しています。

2019年の米国Tノート(米国10年債)及び金利

 回顧/サイクルズ/ジオコスミックス/連邦準備制度理事会(FRB)/ジェローム・パウエルFRB議長/結論/重要変化日

2019年の米国株式

 回顧/米国株式の長期サイクル/ジオコスミック1/ジオコスミック2/NYSEの始原図/株式セクター/結論/重要変化日

2019年の通貨市場(米ドル指数、ドル/円、ユーロ/ドル)

 米ドル指数:回顧/米ドル指数のサイクル — 16.5年サイクルと16年 "大統領選" サイクル/ドル・円相場:回顧/サイクルズ/ユーロ・ドル相場:回顧/サイクルズ/ジオコスミックス/結論/重要変化日

2019年の日経平均株価

 回顧/サイクルズ/ジオコスミックス/結論/重要変化日

2019年の金相場

 回顧/金のサイクルズ/ジオコスミックス/結論/重要変化日

2019年の原油相場

 回顧/原油の長期サイクル/ジオコスミックス/結論/重要変化日

2019年の天候パターン

 事故及び自然災害が起こりやすい時期/2019年の穀物相場(コーン・大豆)/コーン:回顧/サイクルズ/ジオコスミックス/結論

大豆

 回顧/サイクルズ/ジオコスミックス/結論/重要変化日


------------ ここから再び★マンデーン編&個人編 ------------------


2019年の調和の日/試練の日

  調和の日とは「何かの集まり、祝いごと、パーティーや約束を交わすようなときに幸先の良い援助を与えるエネルギー」が形成される日。試練の日とは「障害や事故、争い、不和を生じるような刺激的なエネルギー」が形成される日のことです。年間で特徴的に調和や試練が示唆される日にちを挙げています。これは個人のネイタルにもよるので全てが良く全てが悪いわけではありませんが、複数の人々が集う場合など、一般的な参考として役立ちます。


2019年の季節的なテーマ

  2018年冬、2019年春、夏、秋、それぞれの四季図を元に、その季節の世相を彩るテーマや雰囲気、個人としての要注意点など、様々なな角度から詳しく分析、解説しています。マンデーン・パートの中でも2019年のパースペクティブを得るには一番の箇所だと思います。

  冬:2018年12月21日~2019年3月20日

   この時期の主なジオコスミック・サイン
   冬至 ― 山羊座へのイングレス


(以下、本文から一部を抜粋)
  .....総じて、私達が2019年の第一四半期にレッテルを貼るとするなら、「聖人と罪人の時」とでもするだろう。この時期には多くの美徳と思いやりの精神、人類愛の見本のような英雄的行為、世界平和運動への大いなる関心の高まりが見られるかもしれない。だがそれと同時に、大衆に対する壮大な欺瞞と不正行為が行われる可能性がある。それはまるで、誰もが催眠術にかかり、何かに取り憑かれ、そして不信感から自己満足の境地まで様々に味わいながらフワフワと超現実の世界を歩いているような感覚だ。もしかすると、国中(連邦レベル)で大麻が合法化されるという話題が一番のフックとして強い印象を与えるのかもしれない。......


  春:2019年3月20日~6月21日

   この時期の主なジオコスミック・サイン
   春分 ― 牡羊座へのイングレス


(以下、本文から一部を抜粋)
  .....政治的な面を見るなら、これは極度の無秩序、混沌、そして、もし指導者達が自らの言動に注意深くなければ、裏切りの感覚が巷を覆う時期と同期しやすい。彼らは複数のファクトチェッカーを必要とするだろう。何故なら、入って来る情報が極端に歪められるために、間違った結論に導かれるからだ。政府の指導者達の言動はそれぞれに矛盾しており、実際には言ってもいないことを相手が言ったことにしたり、間違った印象を広めるためにわざと相手の文脈を無視して言葉を切り取ったりする。真に注意深くしていないと、この時期は侮辱と狼狽の時となりかねない。.....

  夏:2019年6月21日~9月23日

   この時期の主なジオコスミック・サイン
  夏至 ― 蟹座へのイングレス


(以下、本文から一部を抜粋)

  .....この時期は、木星・海王星スクエアが顕著に強調される。実際、都合3回にわたるスクエア形成のうち、2回がこの季節の始まり(6月16日)と終わり(9月21日)に起きるのだ。これが何を示唆するかといえば、今年の夏には大きな希望が生まれ、たとえどんなに小さな可能性であれ、いや、信じるに値する証拠など何もなくても、全ての可能性が最善の形を取って顕れることを信じる意欲だ。用心深くしていないと、いわゆる「盲信」状態に陥るだろう。....

  秋:2019年9月23日~12月22日

  この時期の主なジオコスミック・サイン
   秋分 ― 天秤座へのイングレス


(以下、本文から一部を抜粋)

  .....この時期は、次の事を頭に入れておくことが大切だ。あなたは全員を喜ばすことなど出来ない。あなたがどんなに懸命に頑張ろうと、何もすることなく動きもせず、それでいて重い物を必死に持ち上げている人々の取り組みを批判し、アラ探しする権利は自分達にあると感じる者達は必ず存在するのだ。年も終わりを迎えるにつれて、総体としての集合意識は真面目に考える方向に振れていく。そして国の財政と政局の安定が心配の種となっていくだろう。.....


2019年星座別個人の運気予測

  各星座宮別に、太陽の位置に対する遅い惑星の運行を中心として2019年の主なテーマと星座別の調和の日や試練の日を「仕事とお金」(好機や注意点、力を入れると良い方向性など)「人間関係」(社会的なつき合い、恋愛、友人、家族関係など)に分け、対面で語りかけるように(というか、相場編やマンデーン編とはうって変わって、優しく噛んで含めるような調子?で)解説しています。

特に今回は、2019年全体の惑星テーマの厳しさの影響を強く受けることが予測される星座宮(主にミュータブル・サイン)に対しては、人生の中で「ここに注意せよ」とばかりに、とりわけ率直に指摘しているように感じました。訳者自身も太陽をミュータブル・サインに持つので「え〜?そこまで言わなくても..」と思わないでもなかったけどw、個々のネイタルに見られる他の様々な要素にそれらを加味して考えるとき、この章に提示された太陽からの注意点は、それを一種の「座右の銘」として2019年を渡っていくなら、様々な場面で生きてくるのではないかと思います。

  牡羊座 3月20日~4月20日
  牡牛座 4月20日~5月21日
  双子座 5月21日~6月21日
  蟹座  6月20日~7月22日
  獅子座 7月22日~8月22日
  乙女座 8月22日~9月22日
  天秤座 9月23日~10月24日
  蠍座  10月23日~11月22日
  射手座 11月21日~12月21日
  山羊座 12月21日~1月20日
  水瓶座 1月19日~2月18日
  魚座  2月18日~3月20日

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  以上、簡単ではありますが『フォーキャスト2019』と『マンデーン2019』をご紹介してみました。何となく、雰囲気は感じられたでしょうか? アストロロジーや政治経済面など、初学の方には多少難しい概念や聞き慣れない用語が使われているかと思いますが、大抵はネットで調べれば出て来る内容ばかりです(訳者自身もそうやって少しずつ理解してきました。そして今もなお学習中です)。

 『フォーキャスト2019』は税込¥8,100と投資家さん向けの高価な本ですが、金融アストロロジーを学びたい方、本格的なアストロ・トレーダー志望の方にとっては必須の教材になると思います。また、来春発売予定の『マンデーン2019』Kindle版(予価¥1,214)は、特にマンデーン・アストロロジーを学ぶ際にはお薦め出来る内容だと思います。本来ならフォーキャストと同時発売出来るといいですし、もう少し早くとのご要望も頂いているのですが...ボリュームのある印刷原稿を電子本用に編集し直す作業がけっこう大変で、現状ではどうしてもかなりの手間と時間がかかってしまいます。どうかしばらくの間、お待ちください m(_"_)m


hiyoka.

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December 24, 2017

『フォーキャスト2018』&『マンデーン2018』

※ 12月25日付メリマンコラムは一つ下の記事になります。
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        今年も『フォーキャスト2018』が投資日報社さんから発売されました。12月25日に販売開始と聞いていたのですが、Twitterではもうお手許に届いたと報告してくださる方もいらっしゃいました。 毎年購入する方々も多い本なので今更感もあるけれど、まだあまり馴染みのない方、電子本版の『マンデーン2018』(おそらく来年春にAmazonから発売)を楽しみにしてくださる方のために、中身の項目をざっとご紹介しようと思います。

今年のマンデーン・パートを翻訳していて一番感じたのは、メリマンさんの文章が去年までと微妙に変わっているような気がしたことでしょうか。と言っても何がどう、という明確な感じではなく、ただ行間から伝わってくる迫力とでもいうか... 前へ前へ、と容赦なく押されるような、それでいて多様なニュアンスが様々に込められたような、濃密な感覚だったかもしれません。

        今年のフォーキャストの大テーマは、なんといっても「ザ・グレートリセット」の本格的な始動ということだと思います。このグレートリセットの解説を翻訳しながら、グルグル回る頭と同時にずっと考えていたこと(考えさせられていたこと)がありました。

...グレートリセット。本当にひとつの時代が終わり、新しい時代が始まっていく... 机上の空論でもなければ夢物語のような「新時代」がやって来る!というのでもない。「新時代」は派手なニュースから始まるような気がしがちだけど、実はわたし達ひとりひとりの地道な生活の場から、お財布から、SNSから、通勤電車の片隅から、TVやネットに流れる無数のゴシップの切れ端から... 全てのひと達の気分の中から芽を出し、いつのまにか始まっていく。フックになる出来事は確かにある。それはときに激しく、ときに密やかに、そしてときには残酷で凄惨なかたちを取ってやって来る。けれどその中から新たな思想が生まれ、未知の分野が開拓されていく。 それは人間の生死をはるかに超えた遅い惑星達のサイクルに導かれ、人類史という波動を創り上げていく。波動...頂点と底点をめぐるうねり。おそらくそれは、螺旋運動を真横から見たものかもしれない。その螺旋が向かう方向を真に知っている存在は果たして居るのだろうか?...太陽と土星が冬至という特別な日に揃ってエリーズ・ポイント(個と世界が相まみえ、互いに影響しあう交差点)の一つである山羊座0°にイングレスした日から、2020年、あるいは2024年まで...わたし達は今、個人としても集合意識としても、新たな人類の旅がどんな方向に向かおうとするのかを決めようとしているのかもしれない。多分その結果を単純に良いとか悪いとか判断することは誰にも出来ないだろう......。なんて。 

  今年はそんなことを感じつつ、いつものメリマンさんの文章から漂う、噛んで含めるような詳しい講義を目の前で受けているような感覚を味わいました。けれどそれと同時に、いつになく複雑なニュアンスが含まれているように感じられる箇所も多くあり、はたしてそれをきちんと表現しきれるのか?という苦しさもまた感じながらの作業になりました。時間の限られた仕事なのは初めからわかっていることなので、推敲する時間があれば...なんて言い訳は出来ないのですが。。(^_^;

        まぁ、とか何とかあれこれ言うよりも、どんな内容になっているのか見当を付けるには毎年のようにまずは目次を見ていただくのがとりあえず一番!ということで(少なくともわたしは学ぶための本を探すとき目次を見たくなります)それを順番に載せてみますね。今年はB5版で総ページ数256と去年より8ページほど増えています。


Cover2018


相場に関する天体の位相
この本に使われているジオコスミック(アストロロジー)用語


------------ここから★マンデーン・アストロロジー編------------------

2018年春に発売予定の『マンデーン2018』にはこちらの項目と後半のマンデーン&個人向け項目が収録されます。また巻末にはより詳しい相場用語やアストロロジー用語集が付録として付きます。

『フォーキャスト2018』のハイライト
29年サイクルを持つ土星が山羊座に入居、冬至付近でこれが起きるのは1870年以来初の出来事
2018年5月15日に天王星が牡牛座に入居し、11月6日に牡羊座に戻り、2019年3月6日に牡牛座に入り直して7年間の旅を開始
2017年6月16日〜2019年5月2日、天王星・海王星ワクシングセミスクエア(171年サイクル)
2020年〜2023年に次回金融危機の潜在的可能性
政府リーダーシップの変化を促す世界的潮流は2021年へと続く
今後7年の間、強調される中央銀行の変容
FRBの急進的改革へのプレッシャーが高まる
2018年も増大し続ける戦争の脅威と可能性(米国とイランを含む)はおそらく2021年へと続いていく
米国とロシア間の緊張は2026年中まで続く
米ドルの価値は2020年代も下がり続け世界基軸通貨としての地位を脅かす
世界規模で高まる「法と秩序」の要求
グローバル・リセットは続く:旅は次なる宇宙領域へ
山羊座イングレスの重要性
山羊座の土星、蠍座の木星:境界、倫理道徳、法的説明責任そして責務
法と秩序、境界と治安
牡牛座の天王星:狂い出す銀行

迫り来る一時代の終焉:ザ・グレートリセットが始まる
カーディナル・クライマックスのパート1(2008年~2015年)
 と パート2(2016年〜2024年)
ザ・グレートリセット
二次反応
土星から天王星、土星から冥王星への近接したハードアスペクトがもたらす破壊的対応性
概要
テクノロジー、テロリズム、税金、そして精神障害
天王星・海王星のワクシングセミスクエア
蠍座の木星 — 宝を探す者
獅子座を運行する月のノースノード
2018年の米国
米国始原図
米国のプログレス・チャート
米国始原図への重要なトランシット
2018年の米国と大統領
ドナルド・トランプのプログレス・チャート2018年
ドナルド・トランプの出生図へのトランシット2018年
私達が持つ不可侵の権利:生命、自由、そして幸福の追求
(これは去年までのフォーキャストには無かった章です。おそらく今回のグレートリセットを希望を持って過ぎ越していくための総まとめとして、わたし達読者のために書き足された解説であり、そして先達としてのアドバイスではないでしょうか。「あなたは — 私達は — 理由があって歴史上のこの時に生まれて来た」という一文から始まる節には、エボリューショナリー・アストロロジーの元祖としてのメリマンさんの片鱗が見える気がしました。とても力のこもった章になっています。)
2018年の水星逆行期
 
2018年の金星逆行期

2018年の火星逆行期


------------ここから★相場編------------------

このパートはわたしの担当ではありませんが、投資家の方なら各項目を見ただけで大体の内容は把握出来るのではないでしょうか。国債、米国株式、日経平均、通貨、金、原油、穀物、大豆に関し、各相場に関連するサイクル理論とジオコズミック展望、また必要に応じてキー・パーソンや関連機関のアストロロジー・チャートを駆使したファンダメンタルズ分析などを駆使し、可能性の高い値動きと要となりそうな重要変化日を割り出しています。

2018年の米国Tノート(米国10年債)及び金利

  回 顧
  サイクルズ
  ジオコスミックス
  連邦準備制度理事会(FRB)
  ジェローム・パウエルFRB 新議長
  結 論
  重要変化日

2018年の米国株式

  回 顧
  米国株式の長期サイクル
  ジオコスミック1(長期ジオコスミックサイクル)
  4年サイクル
  ジオコスミック2
  NYSEの始原図
  株価のセクター
  結 論
  重要変化日

2018年の通貨市場
 (米ドル指数、ドル/円、ユーロ/ドル)
 

  米ドル指数:回 顧
  米ドル指数のサイクル―16.5年サイクルと16年“大統領選” サイクル 
  ドル/円相場:回 顧
  サイクルズ
  ユーロ/ドル相場:回 顧
  サイクルズ
  ジオコスミックス
  結 論
  重要変化日

2018年の日経平均株価

  回 顧
  サイクルズ
  ジオコスミックス
  結 論
  重要変化日

2018年の金相場
 

  回 顧
  金のサイクルズ
  ジオコスミックス
  結 論
  金の重要変化日

2018年の原油相場(by Nitin Bhandari

  回 顧
  原油の中長期サイクル
  ジオコスミックス
  結 論
  重要変化日

2018年の天候パターン

  事故及び自然災害が起こりやすい時期

2018年の穀物相場(コーン・大豆)

  コーン:回 顧
  サイクルズ
  ジオコスミックス
  結 論

大 豆(by Kat Powell, MMTA Graduate)

  回 顧
  サイクルズ
  ジオコスミックス
  結 論
  重要変化日


------------ ここから★マンデーン・個人編 ------------------

2018年の調和の日/試練の日
2018年中、惑星フォーメーションが調和的な日柄と厳しい挑戦が訪れそうな日柄を提示しています。 一般的に祝いごとや重要な決め事に適した期間、避けたほうが良い時期がわかるようになっています。

2018年の季節的なテーマ

  :2017年12月21日~2018年3月20日
  :2018年3月20日~6月21日
  :2018年6月21日~9月22日
  :2018年9月22日~12月21日
2017年の冬至図、2018年の春分図、夏至図、秋分図をベースとして形成される惑星同士のアスペクトや動きを追いながら、各季節ごとに世界の米国の政治、経済、社会に起こりそうな出来事やわたし達の集合意識が創り出す「気分」を分析し予測しています。うーん、2018年は(も...ですね)かなり本格的な激動の年になりそうです。

2018年 星座別個人の運気予測
太陽が在泊する星座宮を使い、1年の個人的テーマや課題、努力すべきことやスムーズに運びそうな物事、また注意を要する物事などを「仕事とお金」「人間関係」の2項目に分けてアドバイスしています。投資家さんは昔からフォーキャストが送られてくると真っ先にこのパートを読まれるのだとか。。

牡羊座(3月20日~4月19日)
牡牛座(4月19日~5月20日)
双子座(5月20日~6月20日)
蟹 座(6月20日~7月22日)
獅子座(7月22日~8月22日)
乙女座(8月22日~9月22日)
天秤座(9月23日~10月24日)
蠍 座(10月23日~11月22日)
射手座(11月21日~12月21日)
山羊座(12月21日~1月20日)
水瓶座(1月19日~2月18日)
魚 座(2月18日~3月20日)

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  以上、とてもとても簡単ではありますが...何となく2018年版の雰囲気は感じてもらえたでしょうか。。 『フォーキャスト2018』は税込¥8,100と投資家さん向けの高価な本ですが、金融アストロロジーを学びたい方、本格的なアストロ・トレーダー志望の方にとっても必須の教材になるかと思います。また、マンデーン・アストロロジーに興味のある方には来春発売予定の『マンデーン2018』Kindle版がお薦めです。来年もきっと出させて頂けると思うので、どうか楽しみにお待ちください。


hiyoka★


hiyoka_blue at 20:57|PermalinkComments(0)

October 15, 2017

【お知らせ】

今週のメリマン・コラムはお休みの予定でしたが、トレンド確定及び(訳者にとって個人的に)興味深い内容もありましたので、ポイント&抄訳をUPすることにしました。日曜のいつもくらいの時間になるかと思います。m(_"_)m


hiyoka_blue at 00:51|PermalinkComments(0)

March 31, 2017

☆☆★『マンデーン2017』発売のお知らせ ★☆☆

Mundane2017cover


  本格的なマンデーン・アストロロジーの年刊本として、今年も『マンデーン2017』が Amazon Kindle Store から発売されました(税込¥1,214)。これは投資家の方々には毎年お馴染みのレイモンド・メリマン氏による年刊本『フォーキャスト』シリーズからマンデン・アストロロジーに関する記述部分を抜粋したもので、一般の方にも購入しやすい価格のKindle本として2015年版からスタートした企画です。

星読みのテクニックとしては、どちらかというとアストロロジー中級者~それ以上の方向けの記述が多いかもしれません。それでも、現在ファイナンシャルやマンデンを学んでいらっしゃる方だけでなく、「社会占星学に興味はあるけど敷居が高そう」とか「どう学習してよいかわからない」という方にとってもきっと役立つ本ではないかと思います。何故かというと、メリマンさんは単にテクニカルなセオリーに則って「土星と天王星がトラインを形成するから○○が起きるだろう」と予測を並べるのではなく、世界を俯瞰で眺めるにあたって「惑星達それぞれの関係をどう捉えていくのか?」「何を主軸にしてどうアプローチしていけば良いのか?」という基本的な問題を、噛んで含めるような丁寧さで解説してくれるからです。

たとえば『マンデーン2017』では冒頭部分で「アストロロジカルな時間の捉え方」に言及しています。これはシンプルなことではあるけれど、ファイナンシャルやマンデーンに限らず、パーソナルなアストロロジーにおいても、とても大切な観点のひとつだと思います。

また、今回も後半には毎年投資家の方々が一番最初に読み始めるという『各星座別 個人の運気予測』が掲載され、個人レベルでこの1年のヒントになりそうな情報が詰め込まれています。これはいわゆる太陽占星術の手法ですが、特にアストロロジー学習者の方にとって、メリマンさんがこうした手法を使って何をどのように読み取っているのかを考えながら読み進めていくのはとても面白いと思います。また巻末にはいつものように、アストロロジーの基本的な用語や政治・経済用語集が付録として付いています。

もっと早いうちに出してほしいという要望をいただきながら、色々な事情で3月末になってしまいましたが、今回もアストロロジーを通して世界と米国の「今」を読み解くには最適な本になったと思います。内容の濃い記事がたっぷり掲載されていますので、ぜひご一読ください。m(_"_)m


『マンデーン2017』スペシャル記事について

        この本は今回でシリーズ3冊目になります。既刊の2冊(2015年度と2016年度)は発刊記念として、既存のフォーキャスト・シリーズの中からマンデーン・アストロロジーの学習に役立つ貴重な記述を選び出し、付録の参考記事として付けていただきました。今回からは原則として通常発行となります(但し2015年版の第三章だったメリマンさんをご紹介する記事と「各サインの集合的心理傾向」は今年も残ります)。

毎週のメリマン・コラムを読んでくださっている方はご存知のとおり、現在は2020年+αまで続く「カーディナル・クライマックス」という壮大な歴史の転換点のただ中にあります。その主役…大ボス格ともいえるのが、2008年~2015年まで続いた天王星・冥王星ワクシングスクエアでした。けれどこのアスペクトの根幹について一番トータルに触れられていたのは、このアスペクトの中心部に突入した2012年を描く『フォーキャスト2012』でした。このため、2015年から出版されたマンデーン・シリーズでは残念ながらカバーすることが出来ませんでした。

そこで、今回は投資日報社さんの許諾とご厚意のもとに、『フォーキャスト2012』の中から「天王星・冥王星スクエア」に関する解説の一部をこの紹介記事に続けて転載させていただきます。

ここで提示されたカーディナル・クライマックスの基本概念は、マンデーン・シリーズを2015年版から続けて読んでくださっている方にとっても、今後の世相を見ていく上できっと参考になると思います。記事末には投資日報社さんからのお知らせもありますので、ぜひどうぞ。

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さて『マンデーン2017』ですが、こういう書籍って、その中身は目次を見れば一目瞭然ってところがあると思います。なので以下に各章および見出しを書き出しておきますね。

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『マンデーン2017』
〜2017年の占星学から見た世界と個人の運気予測

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この本で主に使われるジオコスミック(アストロロジー)用語

『マンデーン2017』のハイライト

  (メリマン氏による序文。その年の特筆すべき話題について)

近付くその時:宇宙における一時代の終焉

    (カール・ユングの「時の流れ」に関することばを冒頭に引用。「暦の時間」と「時計の時間」の違いから、アストロロジカルな「時間」と「空間」の基本的な捉え方や考え方について解説。壮大なサイクルの下に今 一つの時代が終わろうとしており、新しい時代の始まりを迎えようとしている(あるいはその移行期にある)…という今年のコンセプトのアウトラインを提示しています。

スペシャル記事の冒頭にもちょっと書いたのですが…フォーキャスト・シリーズのマンデーン・パートを読んでいると、まるで小さな教室に座ってメリマンさんのアストロロジー講義をダイレクトに受講しているような、そんな奇妙な気持ちになることがあります。特に今年は翻訳作業の間中ずっとそんな不思議な気分を味わっていました。もしかしたらそれは「伝えよう」とするメリマンさんの情熱のようなものに触れていたからかもしれません。)

天上の婚儀:惑星達の結合

(コンジャンクション、そして惑星サイクル内各フェーズの重要性を把握する)

ザ・グレートリセット
  ―土星ウェイニングアスペクトが終わりゆく日々―


(ワクシング・フェーズとウェイニング・フェーズの相違。そして来たるべき統治構造の変化とそれまでの覚醒のプロセスを土星・冥王星ウェイニング・フェーズを通して見ていく)

 ・土星・冥王星と経済サイクルの相関関係

 ・現行の土星・冥王星サイクル

 ・土星・冥王星サイクルのバルサミック・フェーズ


悪役よ、さようなら:これからの日々 ― 2017年

(土星・海王星スクエアの季節から土星・天王星トラインへの季節への移行が意味するものは?)

2017年のコスミック・ドラマ

 ・2017年のカーディナルT字スクエア

 ・助っ人としての土星

 ・天王星・海王星ワクシングセミスクエア


2017年の米国始原図に訪れる
  重要なトランシットとプログレッション


 ・プログレスの太陽は魚座に在泊、火星は逆行を続け土星に向かう

 ・米国始原図の火星・海王星にT字スクエアを形成するトランシットの土星
  ―論争、そして戦争への危険な兆候

 ・米国始原図の月と冥王星・水星のオポジションにT字スクエアを
  形成するトランシットの天王星

 ・2017年12月20日山羊座入りするトランシットの土星が
  米国始原図の金星・木星コンジャンクションとオポジションを形成


月のノースノードと米国のビジネス・サイクル

2017年の米国大統領

 (トラブル続きに見えるトランプ大統領とその政権に、いったいどんな星々のエネルギーが影響を与えるべく待っているのかを詳しく解析)

 ・トランプのネイタルの月食に来るトランシットの土星

 ・2017年8月21日の日食

 ・ネイタルの金星・土星と木星に対するトランシットの天王星と冥王星


2017年の水星逆行期

2017年の金星逆行期

2017年の調和の日/試練の日

2017年の季節的なテーマ

(ワシントンD.C.の冬至図、春分図、夏至図、秋分図を使って2017年それぞれの時期、米国に見られそうな傾向、雰囲気と予測される事象を読み解いていく。このパートもチャートを参照しながら読んでいくと非常に面白いです)

 ・冬

 ・春

 ・夏

 ・秋

2017年星座宮別個人の運気予測

(12サインそれぞれについて「全般の流れ」「仕事とお金」「人間関係」をテーマに、今年期待出来ること、注意すべきことなどをメリマンさんがまるで語りかけるように解説しています。フォーキャスト・ブックでは各星座宮につき3〜4ページのボリュームがあり、毎年人気のパートです)

特別付録「パーソナルからマンデーンへ」
 ―Who is Mr. Merriman?


(『マンデーン2015』に掲載した第三章とそれに付随する各星座宮別集合意識の傾向一覧)

用語解説集

(アストロロジー用語と経済・金融の専門用語を簡単に解説したもの)


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引き続き、『マンデーン2017』スペシャル記事:「カーディナル・スクエア」―1へ ↓


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February 28, 2016

『マンデーン2016』についてのお知らせ

2月に発売予定とお伝えしていたメリマンさんの『マンデーン2016』ですが、版元の投資日報社さんからお知らせがあり、諸般の事情により発売が遅れて3月末日となるそうです。楽しみに待っていてくださった方、すみません!!!

激動の年に1ヶ月の遅れは本当に残念ですが、今回も大変読み応えのある内容になっていますので...どうかもうしばらくの間、お待ちください。m(_"_)m

mundane2016


hiyoka.



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January 03, 2016

『フォーキャスト2016』&『マンデーン2016』について

メリマン・コラムは一つ下の記事になります。
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  去年12月25日に発売された『フォーキャスト2016』。そして今年2月にアマゾンのkindle本として発売予定の『マンデーン2016』。今年もその中身を、章立てのご紹介という形でご紹介してみます。なお、『マンデーン2016』については、もしかしたらまた発売日近くに書き足しするかもしれません。

『フォーキャスト2016』は、各金融市場・相場の動きを予測した「相場編」と、米国を中心に世界の政治・経済・社会の動きをアストロロジーによって予測する「マンデーン編」、そして「12星座別1年の運気予測」と3つのパートに分かれています。

その内、「マンデーン編」と「12星座別の1年の運気予測」を抜粋して電子本にまとめ、用語その他の解説を付録に付けたものが『マンデーン2016』です。ボリュームとしては、『フォーキャスト』本のおよそ2/3を占める内容になります。

『マンデーン2016』に収録される章にはを付けました。

政治・経済・金融用語で耳慣れないものにはなるべく訳注を付けるようにしました。『マンデーン2016』には巻末により詳しい用語解説集が付きます。

「相場編」に関しては、そのポイントを投資日報社アナリストの林さんが記事を寄せてくださいました。ひとつにまとめようと思ったのですが、長くなりすぎるのでやはり別立てとさせていただきます。まだの方はどうぞこちらをご覧ください。


FORECASTS2016mundane2016


フォーキャスト2016


 フォーキャスト2016のハイライト

  今回のフォーキャストは、まず最初にイントロダクションとして2016年の世界を読んでいくにあたりポイントとなる項目(出来事)の数々を列挙し、それらが何故起き得ると予測出来るのか、そのベースとなるアストロロジー的な考え方について簡単に触れています。

今回翻訳していて感じたのは、メリマンさんはただ予測を伝えるというだけでなく、「教える」という部分により重点を置き始めているのかも?ということでした。それは特に前回のフォーキャストあたりから感じていたことでしたが、特に今回の本ではそれが顕著に現れているように思います(これはわたしが担当したマンデーン・アストロロジーのパートで感じたことです。翻訳作業中はまるでメリマンさんの特別講義を受けているような感覚がありました)。この本で解説されるアストロロジーは主に米国社会をその対象としていますが、アストロロジー中級程度の方なら日本の始原図などを見る際にすぐに応用が利くと思います。ただ注意点としては、米国と日本では国の成り立ちや国民性、政治経済の構造にも全く異なる点があり、日本の特殊性や歴史をふまえつつ見ていく必要があるということでしょうか。

  そしてこの後 順を追って、2016年に訪れる惑星達からのエネルギーと世界、そしてわたし達の集合意識との関係を掘り下げる仕組みになっています。2016年のハイライトは何といっても36年サイクルの土星・海王星ウェイニングスクエア。このアスペクトを世界が、わたし達それぞれが、どうキャッチしどう立ち向かい、使っていけるか。それがこれからの世界を創っていく…政治・経済・社会の出来事はけっして日々の生活と無関係ではあり得ない。だからこそ、少しでも知り学んでいく必要があることをあらためて痛感させられる内容でした。

確かにメリマンさんのマンデーン・アストロロジーには一種の厳しさがあります。それは日々刻々と変化する相場、予測結果の成否がはっきりと出る金融市場と格闘するファイナンシャル・アストロロジャーとして、今年世界が直面する現実が天王星・冥王星スクエア期とはまた別の側面で十分に厳しいことを、メリマンさんが明確に予測しているからだと思います。けれど、土星と海王星という、もともと相反する特質を持った惑星同士のスクエア・アスペクトを乗り切っていくには、おそらく「何が真実かわからない」ような世界と直面し、ときには自分が「こうだ」と信じてきたことを白紙に戻して謙虚に現実をかえりみることが必要なのだと思います。でも、どんなに厳しい予測や警告が書いてあったとしても、かんで含めるように、生徒達に直に教えているかのように書かれている文章の行間からは、不思議なほど希望と勇気…そしていくばくかの覚悟が立ち上がってきます。(それをどれだけ日本語で表現出来たのか…と、いつも後になって思うのですが。。)


  それでは、以下が章立ての全てです。きっとこれだけでも、何となく内容の感じを掴んでいただけるかと思います。


 カーディナル・クライマックスからの生還
  ―意図せぬ結果との直面ー

 土星・海王星ウェイニングスクエア
  "世界無責任時代"(ただし、もれなくスケープゴート付き)

 土星・海王星ウェイニングスクエアの経済史

  ・現行の土星・海王星 惑星サイクルとその局面
  ・ロシアと土星・海王星

 金利と土星・海王星ウェイニングスクエア

 2016~2018年:戦争の脅威、そして干ばつ
  ―今日、世界は安全ではない―

 2016年の水星逆行期
  (逆行期の特徴、2016年の注意点など)

 2016年の火星逆行期
  (逆行期の特徴、2016年の注意点など)

 2016年の米国

  ・米国始原図に対する2016年の主なトランシット
  ・冥王星のトランシット:
    パワー・トゥ・ザ・ピープル、そしてテロリズムと暴力の脅威
  ・土星・海王星スクエアとサイバー・スパイの脅威
  ・天王星:テクノロジーの機能不全/同時発生、
    そしてメディアによるバイアス
  ・土星と火星:外交手腕 VS 戦争の脅威
  ・木星とノースノード:前進的なビジネス・サイクル

 2016年の米国大統領選を読む

  ・各候補者のチャートを一瞥して

 2016年の米国Tノート(米国10年債)及び金利

  ・回顧・サイクルズ ・ジオコスミックス
  ・サイクル及びジオコスミックスの概要・連邦準備制度理事会(FRB) 
  ・結論・重要変化日

 2016年の米国株式

  ・回顧・米国株価の長期サイクル・6.5年サイクル
  ・4年サイクル ・50週サイクル・ジオコスミックス
  ・NYSEの始原図・株価のセクタ・結論・重要変化日

 2016年の外国通貨
  (米ドル指数、ドル/円、スイスフラン/ドル、ユーロ/ドル)

  ・米ドル指数:回顧・サイクルズ
  ・ドル/円相場:回顧 ・サイクルズ
  ・スイスフラン/ドル:回 顧・サイクルズ
  ・ユーロ/ドル相場:回 顧・サイクルズ
  ・ジオコスミックス・結論・重要変化日

 2016年の日経平均株価

  ・回顧・サイクルズ・ジオコスミックス
  ・結論・重要変化日

 2016年の金と銀

  ・回顧・金のサイクルズ・銀のサイクルズ
  ・ジオコスミックス・結論・重要変化日

 2016年の原油相場

  ・回顧・サイクルズ ・ジオコスミックス
  ・結論・重要変化日

 2016年の天候パターン

  (穀物相場に関連して)

 2016年の穀物相場(コーン・大豆)

  コーン:
  ・回顧・サイクルズ ・ジオコスミックス
  ・結論・重要変化日

  大豆:
  ・回顧・サイクルズ ・ジオコスミックス
  ・結論・重要変化日

 ★2016年の調和の日/試練の日

 ★2016年の季節的なテーマ

  (米国の冬至図、春分図、夏至図、秋分図から見る世相)
  冬:2015年12月21日~2016年3月20日
  春:2016年3月20日~6月21日
  夏:2016年6月21日~9月22日
  秋:2016年9月22日~12月21日

 ★2016年 星座宮別 個人の運気予測

  牡羊座/牡牛座/双子座/蟹座/獅子座/乙女座
  /天秤座/蠍座/射手座/山羊座/水瓶座/魚座

  毎年巻末に掲載されるこのパートは太陽占星術ですが、それぞれの星座宮に毎回かなりのボリュームを割いてい ます。投資日報社さんから聞いたお話では、フォーキャストを買われる投資家さん達は毎年真っ先にこのパートを読まれるのだとか。ここでも、今年の主要なア スペクトである土星・海王星スクエアを主題に、「仕事とお金」「人間関係」についてわたし達それぞれに与えられる課題と挑戦、チャンスとそれを活かすための心構えが励ましの言葉と共に詳しく解説されています。



以上、とても簡単なご紹介ですが...
興味ある方はぜひ『フォーキャスト2016』(紙の本)、または2月発売予定の『マンデーン2016』(電子本)をお読みになってみてください。m(_"_)m

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January 01, 2016

Happy New Year!!!★

REM2016blog

 
2016年 ー また新しい旅が始まります。

遠い惑星達が唱う未知の詩。近い惑星達が奏でる新しい唄。

歓び 哀しみ  ときには 激しい怒り そしてそれを爆破する痛み

さあ 行こう。沢山の物語が待っている わたし達それぞれの道を

瞬きごとの破快の意志を友に

まるで火のように笑いながら!



みなさま、昨年一年間ありがとうございました。
これからの一年も、この場が沢山のフツウの戦士さん達にとって しばしのやすらぎとささやかな栄養補給の場となれますように。。

2016年も、どうかよろしくお願いいたします。

hiyoka(^_^



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December 27, 2015

『フォーキャスト2016』紹介:相場編

FORECASTS2016

今年も12月25日に『フォーキャスト2016』が発売されました。すでに申し込まれた方のお手許にはもう届いているかも? 今週末はメリマンさんが冬休みのためコラムもお休み…ということで、相場パートの翻訳をされた投資日報社アナリストの林さんにお願いし、ちょっぴり「相場編」のポイントを書いていただきました。

マンデーン編についても年末(or お正月中)にはUPするつもりなので、その時には相場編とマンデーン編をひとつの記事としてまとめようと思っています (^_^;

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『フォーキャスト2016』相場パートのポイント
投資日報社 林 知久

はじめに 

今回ラジオ日経さんで製作した「メリマン特番」の中でもお話しましたが、アストロロジーに基づく「重要変化日」だけを見て、特定の相場が“当たった”“外れた”と見るのは、実はあまり意味のない事。特定の天体の動きの時間帯だけで特定の相場の点底が判るというわけではないという事をはじめに知っていただきたくご説明いたします。

今から約20年前にメリマン氏が書いた本に『相場アストロロジーの基本(BASIC PRINCIPLES OF GEOCOSMIC STUDIES)』という本があるのですが、その中で氏は正確な相場の分析は1)トレンド分析、2)マーケット分析、3)テクニカル分析の3要素にかかっているとしています。そして『フォーキャスト2016』をはじめとしたMMA関連書籍及びレポートは全て、この3要素で構成されているのです。

3)については言わずもがななのでここでは記述しませんが、1)がトレンド分析で、2)がマーケット分析であるという点については注目すべきです。つまり、どうして1)がマーケット分析で、2)がトレンド分析ではなかったのかという事です。

1)は、マーケットの方向が強気か弱気かを見極めるための分析。メリマン氏はこの分析に「サイクル」を多用しています。つまり “日柄”です。相場にはある一定の周期性があり、その周期性で動く相場には強弱の性格もある。そこである程度の天底の時間帯に目星をつけた所で、重要な天井、或いはボトムをつける可能性が高い時期を探るために2)の分析法を使えば、有利な相場の張り方が出来るのではないかという発想から来ています。

そしてメリマン氏が多用する2)の代表例こそが「アストロロジー」なのです。
前置きが長くなりましたが、これを踏まえて『フォーキャスト2016』の相場分析編で解説されている各銘柄の注目ポイントを簡単にまとめました。したがって、当欄でも各銘柄ごとの有効な長期サイクルについても触れて行きます。サイクルの起点や終点と目される時間帯については『フォーキャスト2016』や各MMAサイクルズレポートをお読みいただければ幸いです。なお、今回記述した内容については、もう少し詳しく、メリマン氏のインタビューとともにラジオ日経さんの音声コンテンツとしても発売する予定です。

各銘柄ごとのポイント

米国金利及び米国債(Tノート):
Tノート(米国10年債)の長期サイクルは18年サイクルが有効。今回注目すべきは、15年11月~16年9月まで形成される土星・海王星ウェイニングスクエアの存在。前回のウェイニングスクエア期は1979年9月~1980年6月で、ボルカーショック(米国の金利が急騰し債券価格が暴落した年)であったという。同じことが繰り返されるかどうかは不明だが「利回り曲線」の推移には注目すべし。
加えてFRB始原図と土星の関係にも注目。

米国株(NYダウ):
本書の中で最も長期の75年サイクルを有する銘柄。6.5年サイクルと4年サイクルが渾然一体となった相場は8月24日の安値15,370㌦が今後の動きを左右し、その趨勢は50週サイクルが鍵を握る。『フォーキャスト2015』の中で氏はトップアウトの日柄をサイクルとアストロロジーの関係から的中させた。しかし値幅は的中していない。これも15年8月の安値に加えて2015年5月を頭にした3、5、6月での三尊天井が鍵を握る。

日本株(日経平均株価):
基本となる長期サイクルは17年サイクル。「その天井を探せ!」という命題がこの相場を手掛ける人々に託されている。その鍵は18ヶ月サイクルの天井が握っている。アストロロジーでは木星・土星・海王星のミュータブルサイン内でのT時スクエア場面で発生したFOMC(2015年9月17日)直後から急落し、つけた安値9月29日の16,901円が注目ポイント。ここが日経平均株価の目先の羅針盤となる。
金銀(NY金とNY銀)

25年サイクルの第二位相(8.33年サイクル)のボトム形成場面。従って戻り売り。
ただ今年は「売りの買い」の場面が来るのではないか。目先は17カ月サイクルに注目せよ。

土星・海王星スクエアだけでなく、運行中の木星、火星の特定サインへの入居と相場の関係についても要注目。

通貨:
米ドル指数:現行相場は今16.5年サイクルのどこに位置しているのか? 大統領選と米ドル相場の関連性とは? これも8月24日の安値が鍵を握る。

ドル円:2016年6月までは強気? 8月24日の安値から2015年はまだ4ヵ月しか経っていない事が意味するものとは?

スイスフラン/ドル及びユーロ/ドル:16.5年サイクルが存在。下降チャネルラインに注目。通貨全般の動きと土星・海王星メジャーアスペクト形成場面との相関関係について。一部の長期相場サイクルボトム形成場面は2016年に来るか?

原油:
1
8年サイクルが9年サイクルに分割され、その9年サイクルは3年サイクルに分割できる。で、いまは何度目の3年サイクル?
海王星と木星は原油の支配星。その両惑星が2016年土星とそれぞれスクエアを形成する。これらのハードアスペクト形成場面と原油相場にはどんな関係があるのか?

穀物:
土星・海王星スクエアが示唆する“水”の“損失・喪失”前者は水害、後者は干ばつ。
コーンは9年、大豆は16年サイクルボトムの時間帯と重なる。
エルニーニョ現象と相場の関係について。



以上です。

なお、弊社は29日より1月3日まで年末年始の休業となります。その間のお申し込みは来年の発送になりますが『フォーキャスト2016』は 丸善 丸の内本店/丸善 日本橋店/八重洲ブックセンター 本店/雄峰堂書店 兜町店 でも取扱中ですので、お立ち寄りの節はぜひご高覧下さい。

皆さんよいお年を!

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July 04, 2015

お知らせ

7月6日付けのメリマン・コラムは時間の都合でお休みするかも?とお伝えしましたが、とりあえず抄訳をUPする予定です。(短期ジオコズミクスのみになるかもしれません) m(_"_)m

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June 15, 2015

◆『マンデーン 2015』発売のお知らせ◆

『6月16日の新月』はこの一つ下の記事になります。m(_"_)m
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マンデーン2015:
2015年の占星学から見た世界と個人の運気予測

[Kindle版] 発売になりました!



md2015_coverAmazon Kindle Shopへ


        出る、出ると言い続けながら、随分長いことお待たせしました。レイモンド・メリマンさんの『マンデーン 2015』Kindle本(¥1,214)がやっと出版されました! 内容は投資家の方々には毎年お馴染みの年刊本『フォーキャスト』シリーズからマンデン・アストロロジーに関する記述部分を抜粋し、一般の方にも購入しやすいお値段にしたものです(抜粋と言っても、下の章立てを見ていただいても解るとおり、かなりのボリュームがあります)。

マンデン・アストロロジーは世相の占星学とも言われます。このブログを読んでくださっている方でアストロロジー実践者の方は、パーソナル・アストロロジーから入られることが多いのではないでしょうか? この本は、現在ファイナンシャルやマンデンを学んでいらっしゃる方だけでなく、「社会占星学に興味はあるけど敷居が高そう」とか「どう学習してよいかわからない」という方にとっても、テクニカル面だけでなく「どうアプローチしていけば良いのか?」という意味で面白くヒントになる記事が沢山詰め込まれています。

また世界と米国の情勢について、今リアルな現実としてどんな流れが作られつつあるかを、アストロロジーというレンズを通して俯瞰で見てみたい方にとっては、「読み物」としても興味深い本ではないでしょうか。『フォーキャスト 2015』でも出来る限り訳注を付けるようにしましたが、今回の出版にあたっては、初学者の方のためにアストロロジーの基本的用語や政治・経済用語集が巻末に付けられています。

テクニック的にはおそらく中級かそれ以上の方向けの本かもしれません。けれど、今のわたし達が生きる世界、そして米国にどんなエネルギーが降り注ぎ、人間の集合体がどう動こうとしているかを、惑星の動きからかいま見てみることって、米国とは今切っても切れない関係の中にある日本と、そこに生きるわたし達個人の人生を考えて行くとき、とても大切な要素だと思います。もしかしたら、ちょっぴり固めの用語が出て来てめげたりすることもある.....かもしれないけど、そんなのポンと飛び越えて、トライしてみる価値はあるんじゃないかな?って思います。(ニュースや新聞の政治経済面がもっと面白くなるかも?)

        色々な事情から大幅に出版が遅れ、すでに今年も半分過ぎてしまいました。それでも時間の経過にかかわらず、ずっと色褪せず読んでいただける内容だと思います。
ぜひ一度ご覧になってみてください。(^_^


この電子本、Kindle端末はもちろん、PC、Mac、スマホやタブレットのKindleアプリでお読みいただけます。 そうそう、Kindle端末をお持ちでプライム会員の方は、無料で試し読み?できるオーナーズ・ライブラリーに入っているので、費用ナシでダウンロードしていただくことも可能らしいです。(わたし自身はまだ端末未体験なので、買ってみないとイイ加減なこと言えない…のですが。^_^;)
もし読んでくださった方がいらしたら、ご感想やご希望など、amazonにレビューを投稿してくださると投資日報社さんが喜ぶかもしれませんw。今後、毎年早々に出る年刊本になるかどうか?がかかってるかもしれないので...(^_^;)


じゃ、とりあえず章立てに沿ってざっとご紹介しますね。


『マンデーン 2015』

第一章 まえがきにかえて 
(by Mr. T. Kaburagi)

        出版元の投資日報社代表取締役である鏑木高明氏によるメリマン・アストロロジー解説、そして電子本発刊にあたっての企図が説明されています。メリマンさんとの出会い、それに世界情勢や相場予測の驚異的な的中率について、何年も前のフォーキャスト本の記述を引用し、それと照らし合わせて具体的な事例を挙げながら解説された鏑木さんのエッセイは、金融市場の現場を毎日生で見つめ続け、仕事をされてきた方から見たアストロロジー体験記としても、とても興味深い内容となっています。


第二章 2015年 星座宮別 個人の運気予測
(by Mr. Raymond Merriman)

        太陽占星術の技法を基に、牡羊座から魚座まで「仕事とお金」「人間関係」の2項目にわたってこの1年のエネルギーの流れを解説。こころに留めておくべき方向性や注意点、調和的な日や危険日など、例を挙げてわかりやすく解説してあります。『フォーキャスト』シリーズを毎年購入される相場師の方々も、このコーナーを真っ先に読まれるのだそうです。

第三章 パーソナルからマンデーンへ 
(by hiyoka)

 Who is Mr. Merriman? 

        レイモンド・メリマン氏の経歴(いろいろ凄いです)・背景や人となり、そしてわたし自身が翻訳体験を通して感じてきた、メリマンさんのアストロロジーへの情熱と真摯なアプローチのありかたをご紹介しています。またパーソナル・アストロロジーとマンデーン・アストロロジーとの有機的な関係性についてもちょこっと触れています。

 補足として ー 各サインの集合的心理傾向

        マンデーン・アストロロジーから見た各サインの象意を、メリマン・セオリーを参考にまとめてみました。もちろん、ここに抽出したものだけが全てではありませんが、パーソナルを見る場合の象意との重なりや相違を考えながら見ていただくと面白いかもしれません。


第四章 『フォーキャスト2015』より
ー マンデーン・アストロロジーの記述部分 ー
 

(by Mr.Raymond Merriman)

        以下はこの本のキモとなるパートです。内容が豊富過ぎてここではご紹介しきれないので、見出しや各項目のタイトルのみ掲載しますね。新しいセオリーやマンデン・アストロロジー特有の読み方、国家始原図の読み解き方、要人のネイタル・チャート、遅い惑星同士のサイクル論など、天王星・冥王星スクエアが終わっていく2015年の様相を背景に、メリマンさんの背骨となるアストロロジーの理念を通して詳しく解説されています。今年前半をじっくりふり返りながら読んでみても、いろいろな発見がありそうです。(この本の第三章でも少し触れたのですが、特に最後の「十字路に立つアメリカ」は読み物としてもとても面白く、興味深いのではないかと思います。)

2008年〜2015年 カーディナル・クライマックスの溶解

 結局のところ、何だったのか?

  カーディナル・クライマックスの基幹部
  クライマックスの余波:全体像から見て
  長波と外惑星

 終焉に向かって

  土星・冥王星サイクルの最終局面
  ザ・水星コネクション

 活動する深淵の惑星サイクル

 宇宙からの使者:脇役編

 2015年のノード・サイクルと住宅・金融市場・経済との対応関係

 2015年の水星逆行期

 2015年の金星逆行期

十字路に立つアメリカ

  米国は窮地に立っている

  アストロロジー

  アストロロジーの基礎を通して

  米国始原図と現在のトランシット

  ネイタル・チャートの著しい重要性

  ザ・ダークサイド・オブ・アメリカ

  米国のプログレス・チャートと火星の逆行

  米国の未来 ー 月・冥王星への冥王星リターン


 バック・トゥ・ザ・フューチャー

2015年の季節的なテーマ

◆用語解説集


以上です。よろしくお願いします。m(_"_)m
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December 28, 2014

お知らせ

今回12月29日付のメリマン・コラムはホリデー・シーズンのため休載でした。

また、来年1月5日付のコラムは訳者の都合によりお休みさせていただきます。楽しみにして下さってる方、すみません! m(_"_)m

皆さま、どうか良いお年を!☆

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June 01, 2014

お知らせ

今回6月2日付けのメリマン・コラムはお休みさせていただく予定でしたが、次回のコラムがMMTAの講座と重なるために休載となるそうなので、短期ジオコズミクスと長期的考察のみ、予定どおりUPすることにします。
わりと短いので何とかなりそうです。(^_^;

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March 15, 2014

お知らせ

今週のメリマン・コラムはお休みする予定でしたが、来週はコラム自体が休載になるとのことですので、「短期ジオコズミクス」だけでも、満月の星読みと一緒に明日夜にUPしようかと思っています。
…もしかしたら、いつもよりは少し時間が遅くなるかもしれません。

hiyoka.

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January 12, 2014

お知らせ

毎週日曜の夜に掲載しているメリマン・コラムの翻訳ですが、今回の分は明日13日月曜の夜にUPさせていただきます。いつも楽しみにして下さっている方、急な都合ですみません!m(_"_)m

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January 01, 2013

あけましておめでとうございます。m(_"_)m

SUNRISE

 今年も やわらかく  強靱に  時空を跨ぎ  変幻を過ぎ越し  駆けていけますように・・・★


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December 02, 2012

お知らせ

もしかしたら・・・と先日書きましたが、やはり全く時間がとれず....今週のメリマン・コラムはお休みさせていただきます。。m(_"_)m

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January 29, 2012

昨日はありがとうございました。

昨日は投資日報社さん主宰のメリマン・アストロロジー勉強会でした。 わたしは第1部、アストロロジーの基礎部分のお話をするということでお声がかかり、プレゼンさせていただきました。  で、実はお話する項目と筋道をいろいろ考えて行ったのですが、冒頭の天球図とナチュラル・チャートの関係や星座宮の意味など、サラっと触れて次に行かないと.....と思っていた部分で持ち時間全部を使ってしまうという結果に。。


参加してくださった方ご自身の簡易チャートを見ていただきながら、天王星・冥王星スクエアと個人の人生との関係とか火星逆行とか...沢山のことをお話したかったのですが、持ち時間を知っていながら立ててしまった自分の計画に最初から無理があったのだと思います。ほんの鳥羽口しかお話出来ず、参加してくださった皆さまにはとても申し訳なく思っています。。


でも、お話した内容には不思議と後悔はありませんでした。(話し方がヘタクソ、とかはまったく別としてですけど...-_-;) 


会場に立ってボードの前でお話し始めた途端、「あぁここ、飛ばせない。。占いとは目的の違うアストロロジーを理解する上ですごく大事な部分....」という思いが強く押し寄せて、「よし、やってしまおう...」と一瞬にして決めてしまったという感じでした。 結局、期日までに一応それらしく体裁を整えたはずの項目に、自分自身で納得いっていなかったのだと思います。 このことはわたし自身の今後の課題と反省点として、キチンと考えていきたいと思います。 貴重な体験をさせて下さった参加者の皆さまと、投資日報社さんにとても感謝しています。


また、ちょっと嬉しい発見もありました。このお話をいただいた時、投資家の方々のための勉強会ということで、大きな意味でフォーキャストに関連するとはいっても全く趣旨の異なる話題、とりあえず儲けることには直接関係ないお話をして興味を持っていただけるかな?と少し心配でした。 でも、ご自分の人生と様々な惑星の示唆するエネルギーとの関わりに、真摯な興味を持たれる方がいらっしゃることをダイレクトに知ることが出来ました。


 わたし自身も(ヘタクソながら)時々試しにちょこっと相場に参加することがあります。そこで感じるのは、相場はひとの心が作っているということ。。。けれど、相場のアストロロジーはパーソナルと決定的に違う部分もあります。 例えば、相場や社会一般を読むときは、人々の心の、ある種「平均値」を読まなければならない......とでも言えば良いでしょうか。 過去と今の集積、そこから未来を予測していくことになります。


けれどパーソナルの場合は、わたし達自身の側により多くの選択肢があるように思います。持って生まれたエネルギーと、その時その時に降り注ぐエネルギーとのミクスチャーをどう自分が翻訳していくか、それを自分の即座の決断と行動にどう表現していくのか?  この問いかけをダイレクトに感じ取りイキイキと実行出来るとしたら、それはひとりひとりの「私」しか居ないと思うのです。 ひとはそれぞれが抱える大きなテーマの中で、過去と現在の集積を元に未来の可能性を選択することが出来る....そんな風にわたしは考えています。


 社会にしても経済にしても、集合体の反応は集団が大きければ大きいほど遅く鈍くなる傾向があります。けれど、ひとたびパニックが起きればそのスピードは個人の対処を超えて加速してしまいがちです。 そんな集合体を作っているのは、結局わたし達ひとりひとりなのですけど。。(^_^;


そんな思いもあって、とてもプラクティカルである種単一目的を持つ相場アストロロジーと共に、その氷山の大元であるアストロロジーを知って人生に活用される方が沢山増えたらいいな・・・と思う今日この頃です。 また機会をいただけるようでしたら、今度はもっと良い形で皆さまにお話出来るよう考えたいと思っています。


つたない話を最後まで聴いてくださった皆さま、ありがとうございました。また、お声をかけて下さった方、メールを下さった方、ありがとうございました。 これからお返事させていただきますね。


今日は久々に、溜まった私用を片付けています。そんな中、ふと思い立ってこの記事を書きました。毎週日曜夜にUPしてきたメリマン・コラムはそんな訳で今週はお休みさせていただきます。m(_"_)m


皆さまどうかステキな日曜の夜を!!☆



hiyoka(^_^)



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December 31, 2011

『フォーキャスト2012』 について


    うーん、毎年脳内でバタバタという音を奏でながら、アレやコレやしているうちに暮れも押し詰まってしまうというパターン、今年も抜け出せませんでした。。 30日までに、と思っていたのに時間を見れば、うわもう大晦日! でもやっと少し時間がとれたので以前お話した 『 フォーキャスト2012 』、ちょこっとご紹介しちゃいます。(^_^;)

    予約購入された方は、もうお手許でゆっくり読まれている頃かな。。 今年のフォーキャスト、いつも以上に「濃い」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか? 今回、初めて原文に触れたのですが、外惑星のサイクルと人類の歴史との相関関係を語る部分などとても熱がこもっていて、そのエネルギーがわたし自身にも確かに伝わってくるのを感じました。色々な事情から時間も無く、十分なお手伝いが出来たとは言えないのですが、それでもメリマンさんの情熱のこもった文章が少しでも伝わる本になれば...と思いながら原文に向かいました。

    わたしがお手伝いさせて頂いたのはいわゆる相場予測以外のパートで、巻頭のアストロロジカルな解説の部分、そして巻末の「星座別個人の運勢」の部分です。なので、目次に沿って、実際にわたし自身が内容に触れた箇所を、サラッと感想を交えてご紹介したいと思います。トレーダーの方は殆どの方がすでに予約購読されているかもしれませんので、ここでは投資はしていないけど、マンデーン・アストロロジーには興味アリ、という方向けのご紹介をさせていただきますね。

forecasts2012m
 

『 フォーキャスト2012 』

序文〜「 恐らくマヤの人々は正しかったかもしれない 」

    ・・・マヤ暦の2012年12月21日についての言及
冒頭の序文はマヤ暦の話から始まります。ページ数にしたらたった4ページ弱ですが、この短い章の中に、多分今回のマンデーン・アストロロジー部分でメリマン氏が真に言いたかったエッセンスがギュッと詰まっているのではないかと感じました。錬金術の有名な言葉「上なる如く 下もまた然り」。マヤ暦の真実と、太陽系の遥かな外縁を深々と進む外惑星のサイクルとの関係を暗示する、壮大な人類史的視点が今回のフォーキャストの根幹に存在していることを感じさせます。 序文に続く「恐らくマヤの人々は・・・」では、マヤ研究者でアストロロジャーでもあるアントニア・ラングスドルフ氏からメリマン氏への回答という形をとって、マヤ暦についての最新で確実と思われる範囲の知識が披露されています。アストロロジーの実践者であれば「銀河のノード」などはとても刺激的なタームではないでしょうか。こちらも内容的にはたったの2ページ半ですが、のっけから壮大な視点が出てくることでちょっとワクワクしてしまいます。

↓ちなみに日本語版の表紙はこんな感じですが・・・

forecasts2012

 ↓本家米国版の表紙はモロ、こんな感じです。
        Oh!マヤ!!(^_^)
 
FC2012-cover



相場に関する天体の位相

    米国株価指数など10個ほどの相場特有の要素について、関連が深いと思われる惑星や参照すべきチャートを簡単に示唆しています。(1ページ)

2012年:カーディナルクライマックス(2008〜2015年)の5年目

    このパートでは2008年に始まったカーディナルクライマックスと呼ばれる惑星位相とこれまでの経済・相場の関連に軽く触れ、次の本題—外惑星のサイクル論に繋げています。その本題の項目を並べてみると・・・

 天王星が冥王星に対してワクシングスクエア
  ——全ては天王星と冥王星に尽きる
 天王星・冥王星ワクシングスクエアに関する事実
 天王星と冥王星のクォーターサイクル
 天王星と冥王星の力学

アストロロジー実践者の方であれば、天王星と冥王星の解釈はそれぞれの方が自分なりの定義・解釈を身に付けていらっしゃると思います。でもここではマンデーン・アストロロジーの観点から、特に惑星のサイクル論に重点を置き、1300年代まで遡ってコンジャンクションとワクシングスクエアの比較をしたり、2惑星が包含する原理をサイクルの観点からどう結びつけていくかなど、詳論へのいわば導入部のような感じになっていて、わたしの場合など、ともすると近視眼的になりがちなパーソナル・アストロロジーの視点をより高く広く拡げてもらえたような気がしました。

天王星、海王星、そして冥王星:500年のルネサンス・サイクル

    『 恐らくそうは思えないかもしれないが、私達は現在、100〜150年にわたる途方もないルネサンス期の只中にある。 』 

こんな冒頭文から始まるこの章。海王星・冥王星のサイクル、そして天王星・冥王星のサイクルが絡みあいながら創り上げてきた人類の歴史を、1300年代終盤のイタリアのルネサンス期から現代までの流れの中で論じています。 今回のカーディナル・クライマックス前半では海王星と冥王星がミューチュアルレセプションになっていましたが、ルネサンス絶頂期も同じことが起こったそうです。 メディチ家の辿った運命、そして現代社会の様相・・・これは、とても刺激的です。

奴隷解放、南北戦争及び経済のメルトダウン

    ここでは1800年代中盤に起こった天王星・冥王星のワクシングスクエア(ファースト・クォーターフェイズ)と今回のそれとの社会的共通項を論じています。 このあたり、わたしにとっては米国建国史にあたりながらの必死の作業となってしまいましたが(^_^;)、なるほど・・・と思うことも多く、マンデーン・アストロロジーの勉強になると共に、あらためて 「 集合体 」 としての人間の在りようを考えさせられました。

天王星と冥王星:今回のクォーターサイクルの終焉

    前章に続いて現代に至る詳論の冒頭、米国公民権運動の理想を創り上げたと言われるキング牧師の有名な演説からの言葉が出てきます。本当に、これぞアメリカン・ドリームの理想形。。今回のワクシングスクエアの始点は1960年代中盤のコンジャンクションでした。メリマン氏は、この始点において植えられた種子がそのサイクル内での特定のアスペクト—例えば今回のような初回1/4局面であるワクシングスクエアなどの時に、事象として具現化すると述べてきました。その事をふまえて、1963〜1969年にいったい何が起こったのか?を分析・検討しています。

天王星—冥王星のワクシングスクエア:2012〜2015年

    ここでは冒頭にケイティ・メルアの歌う 「 Spiders Web 」 の歌詞が出てきます。人間の心に巣くう根深い差別に触れた内容の歌詞です。(ケイティは優しい声色の女性歌手で本当は訳文も女言葉で韻を踏んでいたのですが、出来上がりは普通に直ってしまっていてそれだけがチト残念カモ。。いや本題には全く関係ないのですけど・・・ ^_^;)

で、いよいよ今回のケースについての言及です。 ここではこれまでの分析をふまえて、債務、通貨、社会格差、税金、人種暴動、自然災害、兵器やテクノロジーなど9項目に分けて、世界的にどんな社会の様相が考えられるかを予測しています。

そして、最後をこう締めくくっています。 『 ここでの考察は、私達にとって2012〜2015年に向けての経済的、社会的プランの枠組みを示唆するものだ。この時期は私達の人生で最も重要なターニングポイントの1つとなることが約束されている。 』


2012年のドラマに登場するその他宇宙の役者達

    ここでは2012年とそれ以降に影響力を発揮するジオコズミック・サインのあれこれと、それらが人類史上で演じる役割について詳細に解説・予測しています。
この章の冒頭文・・・素適です。

    『 そうだ、確かに重苦しい。天王星・冥王星のスクエアの下では 「 公園を散歩 」 するようなわけにはいかない。  嵐雲が渦を巻いて迫る。 風はその勢いを増す。  だが人生は続いていく。 そして 「 一旦この嵐が通り過ぎれば、何をしようか? 」 と人は考えるのだ。 そうだ、勿論そうなる。 バラバラに飛び散った断片は拾って、また元通りに収めていかねばならない。 例えこのドラマに登場する多くのキャラクターや、出来事が起こった場所が大変革を経験するとしても、それでも世界は終わることなく続いていく。 全ての人々の自由、平等、そして経済的な機会増大に向かい続ける人類の進化という変革の津波からは、どのような指導者も逃れられないだろう。』

というわけで、この章の項目はこんな感じです。ここ、面白いです!

 魚座で過ごす海王星(2012〜2026年)
 冥王星とミューチュアルレセプションになる蠍座の土星
  ——最後の審判の日が到来する
 海王星に対してウェイニングトラインの土星
 牡羊座の天王星(2010〜2018年)


ワクシング&ウェイニング
    ——宇宙が人類に託す希望

    ここでは惑星サイクル論の根幹をなすワクシングとウェイニングの概念をあらためて検討し、ワクシングフェイズにある今回の天王星・海王星・冥王星のサイクルについて理解を深めていきます。これら外惑星が示唆する宇宙の壮大な「希望」の道に人類を、地球を、導いていくのは、小さな個々の人間、つまりわたし達ひとりひとりの責任なのだ・・・メリマン氏はここでそう結論付けているように思います。

水星の逆行期 金星の逆行期 火星の逆行期

    ここでは2012年に起こる各惑星の逆行期の説明とその間に留意すべき点について述べています。

2012年の米国と米国大統領

    昨年のフォーキャストで予測した事実の回顧とそれについての検討に始まり、米国始原図、オバマ大統領のネイタルチャート、プログレスチャート、2012年大統領選挙日のイベントチャート、現時点での共和党候補者達のネイタルチャートを駆使して、マンデーン・アストロロジー上2012年のハイライトの1つでもある米国大統領の座の行方を20ページにわたって分析しています。この部分はマンデーンとパーソナル、両アストロロジーの側面から見ることが出来て、とても興味深いと思います。

 項目はこんな感じです。

 回顧
 大統領と2012年の大統領選挙
 2012年の投票日
 候補者達
 
    さて、ここまででざっと96ページ。ここから先は相場予測です。こちらはわたし自身はお手伝いしていませんし、内容的にもジオコズミクスを含んだダイレクトな相場への言及ですので、大きな項目のみご紹介します。それぞれ価格チャート検証(テクニカル)、(相場)サイクル理論による解析、ジオコズミクス解説、結論、値動きの要となる重要変化日の特定といった項目を含んでいます。

2012年の米国のTノート及び金利
2012年の米国の株式市場
2012年の外国通貨(対ドル:円、スイスフラン、ユーロ)
2012年の日経平均株価
2012年の金と銀
2012年の原油相場
2012年の天候パターン
2012年の穀物市場

ここまでで171ページになります。

2012年の良い日/悪い日

    2012年で特に目立つアスペクトやジオコズミックサインの起きる日をハード、ソフトの両面から拾って掲載しています。

2012年の季節的なテーマ

    ここでは各イングレスチャート(春分・夏至・秋分・冬至)を分析し、その間に起こる主なジオコズミクスと照らし合わせ、マンデーン・アストロロジーの見地から起き得る事象を予測しています。

ここまでで191ページです。


2012年星座別個人の運勢
    
    ここから先は、ファイナンシャル、そしてマンデーン・アストロロジーの本である 「 フォーキャスト 」 シリーズではエンターテインメントのオマケ的扱いとされてきたパーソナル・アストロロジーのパートです。けれど、今回初めて原文に触れてみて思ったのは、オマケどころかすごく力が入っています。厳しい面は歯に衣きせずズバっと指摘してくるけれど、自分の人生を惑星の流れに沿って大事に生きていくために書かれたアドバイスは、とても「愛」のこもったものだと思いました。これはやはり2012年だからなのでしょうか。。

確かに太陽の位置だけで分析する 「 太陽占星術 」 の技法を使っていますし、今回は遅い惑星の運行をメインに見た分析なので、ある意味平均値というか、おおまかになってしまうのは否めません。 けれど、木星・土星・天王星・海王星・冥王星はわたし達ひとりひとりが辿る人生の基調を創造するエネルギーです。そして、個人は大きな社会の流れと絡み合いながら生きています。なので、メリマン・アストロロジーの個人分析は、人類集合体の一員としての私達が、個として生きていく上で留意すべき点を的確に捉えているのではないかという気がしました。

こういった太陽占星術での予測を読むときは、自分の太陽の位置(○×座)だけでなく、アセンダントと月の位置を知っているとより詳細な把握が出来ます。例えば太陽が乙女座でアセンダントが獅子座、月が水瓶座にあるひとなら、その3つの項目を読みます。生まれた時間と場所によっては、太陽の星座宮よりアセンダントの方がピッタリ納得のいく分析だったりすることも多いのです。 アストロロジーの学習者や実践者でない方でもし興味があれば、ネット上には無料でチャートを自動作成してくれるサイトが沢山ありますので、そちらでご自分のチャートを作ってみるのも面白いかもしれません。


    さて、この個人別12星座の解析分でざっと84ページ。 275ページまでで、マンデーン・アストロロジー、ファイナンシャル(相場)アストロロジー、パーソナルアストロロジーが仲良く約1/3ずつを占めています。 決して安価な本ではありませんが、2012年を迎えるにあたって、アストロロジーに興味ある方にはやはり大変貴重な内容ではないかと思います。 そして何よりも、エボリューショナリー・アストロロジーの元祖であるメリマン氏が、マンデーン、ファイナンシャル、パーソナルを問わず、そのベースに人間という存在への深い愛情と進化への願いをこめてこの本を執筆したこと、それが伝わってくる本だと思います。(ほんの一部でも、その感じをお伝え出来ていれば良いのですが.....)

もし機会がありましたら、ぜひご覧になってみてください。オンラインショップだけでなく、確か丸善や紀伊国屋あたりの本屋さんでは実物が置いてあるとお聞きしています。

    そうそう、1月28日に投資日報社さん主宰の 『 フォーキャスト2012 』 勉強会が行われます。多分、投資日報社さんのオンラインショップで予約購入された方には案内チラシが入っていたかと思うのですが...。 実は今回制作をお手伝いしたご縁で、わたしにも何かお話するようにとお声がかかりました。内容はアストロロジーに馴染みの無い方向けの簡単なタームの説明などになるかと思います。 講師だなんてもう全然ガラではないのですが、少しでも、知らない方々にアストロロジーの世界を面白いと感じていただけたら・・・と思い、お受けすることにしました。 ここを読んで下さっている方で、もしかして参加される方がいらっしゃるようでしたら、勉強会の場でお会いするのを楽しみにしています。。(^_^)



hiyoka.

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November 28, 2011

お知らせ

昨日から、何故か沢山のスパムコメントが来るようになりました。

いっぺんに襲ってくるので削除しきれず、仕方なく一時的に
承認制にして、溜まっても表に出ないようにしてしまいました。

コメントを頂くのはとてもうれしいので、承認制なんて
すごく心苦しいのですが・・・。

ご不便をおかけしますが、スパムが収まるまで 投稿して下さった
コメントが即座の公開にならないことを どうかご了承ください。。  

よろしくお願いします。

m(_"_)m hiyoka★



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August 28, 2011

★お知らせ★


    突然ですが、9月の1ヶ月間、このブログをお休みさせていただこうと思います。。 あ、大したワケはないのですが、ずっと土日が潰れる状態で殆どお休みがとれなかったこと、9月中旬に引っ越しすることなど、個人的に少し時間の余裕を持ちたいな・・と思ったのが理由です。 ちなみにカーディナルTスクエアのもと、引っ越しが決まったのも突然でした。 アセンダントのルーラー金星に天王星・冥王星のスクエアがタイトに重なって、うわ、何かあるかな〜?とは思っていたのですが、ちょっと前には考えてもいなかった転居というカタチで第一弾がやってきました。。 住み慣れた街を離れるのは寂しいけど、新しい環境に行くべきなら、星の流れに乗っていかなくちゃ、です!  そんなわけで、メリマンコラムは今回の8/29付け(3番目の記事)、新月(満月)の星読み(すぐ下)は今日を最後にちょこっとお休みさせていただきます。 楽しみにしてくださっている方、本当にすみません。。m(_"_)m

何もなければ9月末の新月読みから徐々に再開したいと思っています。(わたしのことだから、その前に面白い記事があって、しかもPCが無事なら・・ウズウズしちゃうかもしれないのですが....w。) 
なので今回の新月は、本当にサラッとですが、1ヶ月分まとめという感じで書いてみました。 

今回は日にちが重なったせいで、いっぺんに記事をUPしたため(しかも長い!)、スクロールが大変だと思いますが、どうかご容赦ください。

この真昼の新月から、みんなに沢山の素晴らしいエネルギーが降り注ぎますように。。


2011.8/28
hiyoka.(^_^)


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December 24, 2010

フォーキャスト2011の誤記について

わたしのところにも来ましたー『フォーキャスト2011』。

密度の濃い内容なのでサッと読みはとても出来ないのですが、1箇所明かな間違いと思われる箇所がありました。投資日報さんにメールしたところ、やはりチェック漏れだったようです。何か対応していただけるとは思うのですが、なるべく周知を・・とのことだったので、こちらにもちょこっと書いておこうかな・・・と思います。

【P42】
見出し「月のノースノードが牡羊座の0度を横切る」 ×
・これは山羊座の間違いです。牡と山が入れ替わったのかな・・・?

・このページ中、「牡羊座」とあるのは全て「山羊座」が正しいです。

例えば文中、
「また、牡羊座の0度は黄道帯の18.73年サイクルの中で最も重要な度数の1つであり、牡羊座はビジネス及び不動産を支配する」
の部分は

「また、山羊座の0度は月のノースノードが黄道帯を一巡りする18.73年サイクルの内で最も重要な度数の1つである。山羊座はビジネス及び不動産を支配する

ということに。。。

うーん、これきっと、担当者さんもビックリだったのではないでしょうか・・・
たまたま水星逆行真っ只中で最後の追い込み&脱稿だっただろうことを考えると、ムリもない・・・なんてことは、読者としては口がさけても言いませんけど。。(^_^;)
でも、起こるんですよね。水星逆行。何人もの目を通したはずの大書きの書類タイトルが、漢字変換ミスで笑うに笑えないコトになったまま会議で配られた・・とか。
もう、ありえないミスが。。

で、その逆行もあと1週間で終わります。 そして2011年、1/4。今度は日蝕をともなう新月がやってきます。今回、アストロロジー的な新年の始まりはこの時かも。 なにがあろうと落ち着いて対処すればOK!くらいの勢いで、慎重に、そして楽しみつつ・・・過ぎゆく時にありがとうって言いながら、2010年を通過したいなと思います。

Merry Christmas!

hiyoka. (^_^)

hiyoka_blue at 21:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

INFINITA___探求者の運動場 マタハ 隠れ家

今日はクリスマス・イブですね。
だからってわけでもないけれど、ずっと放ったらかしだった作品サイト『INFINITA』に新しく動画作品をまとめて、3つの部屋を作りました。どれも以前の作品ですが、長い冬の夜に観ていただくにはピッタリかも。。よろしければぜひお越しください。

"INFINITA__A Playground or A Hiding Place for the Spiritual Seekers"

Room I:
お馴染み?の『SAMSALA』—如・色・虚—三部作です。

samsala


Room II:
『jjjjjjjj』  聖書をパタッと開いて偶然指さしたところの言葉。それを現代風の散文詩に超訳して『"J"—Jesus』からの12のメッセージとし、音楽と動画を合わせて三位一体にした作品。メニューから選んだり、オミクジのように" J" から選んでもらったり。自分だけのためにオリジナルの組み合わせを作ってもらったりして遊べます。その瞬間のあなたにピッタリのメッセージがみつかるかも?。。

jjjjjjjj


Room III:
『Meditation TV』
net上の瞑想装置としてつくりました。まだ1つだけ、永遠の曼荼羅を置いてあります。音楽とともに、じっとみつめてみてください。

mandara



どれもアンビエントな感じなので、ちょっと疲れたかなぁ・・・なんて時に、少しでもホッとするひとときを過ごしていただけたら嬉しいです。


hope you'll have a good time!


hiyoka.(^_^)


hiyoka_blue at 00:55|PermalinkComments(0)TrackBack(1)

July 06, 2010

☆お知らせ☆

今週、そして来週予定していた『メリマン・ウィークリー・レポート』の全翻訳は、都合によりお休みさせていただきます。いつも見に来てくださっている方、すみません!
もしかしたら少しカタチを変えて再登場するかも???です。(^_^;)


hiyoka

2010.07.06 追記
現在、『メリマン・ウィークリー・レポート』の翻訳掲載に関してどんな形で継続可能かを考え中です。予定どおり今週いっぱいお休みとさせていただき、可能であれば次週には何らかの形で再開したいと思っています。詳細がはっきりしましたらまたご報告します・・・と書いていたら、次週はメリマンさんが今年後半を論じるウェブキャストの準備のためお休みされるようです。 星読み的にはかなり面白い、しかも大事な局面な気もするのでちょっと残念。でも無料版だし、ゼイタク言えないですね。。
というわけで....
あらためまして、見に来てくださった方、すみません! m(_"_)m

こちらのサイト「merriman.jp」(日本にメリマンさんを紹介し、その著書やDVDなどを長く扱っていらっしゃる投資日報社さんのサイトです)に今週分のウィークリー・レポートが分割形式で掲載されています。先週から今週にかけてのコラムが気になる方はどうぞご覧になってみてください。

hiyoka

hiyoka_blue at 04:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)