kameo

May 12, 2010

●5/14の新月ーみんなに降り注ぐエネルギー

5/14、日本では午前10時少し前から10時半ころ、牡牛座の23°9′で新月となります。
今回もこの目に見えない「星のエネルギー」を書き出してみました。
思いつきの気まぐれUPではありますが、なにかの役に立つようなことがあればうれしいです。

新月はこれから約28日間、地球全体に降り注ぐエネルギーの新しいテーマ。
そのエネルギーは今月末の満月で頂点に達し、新たな方向性を得ながらいろいろな物事に具現化していくと言われています。ちょうど 天空のバイオリズムみたいなものでしょうか。。 ある意味非個人的なエネルギーですが、わたし達みんなが知らず知らずにキャッチしているものです。これからの時代、天空のリズムを知り、星たちが示す指針を意識して生きることができたら、それが一番スムーズな生き方になるのかもしれません。。

さて、これから本格化するカーディナル・クライマックスに向けて、今回のNew Moonもダイナミックなテーマの流れがあります。天頂近くを旅する水星の順行開始と金星の蟹座入場、そして先月ゆっくりと魚座に入ったカイロンがアクセントとなるのかも・・・

「え?これって今月の○○座の運勢・・とかとどう違うの?」 と疑問に思った方は、ココ の最初あたりもちょこっと読んでみてください。

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Sabian シンボル by Bovee による【新月のテーマ】の流れ

【太陽・月 牡牛座23°〜24°】

"A jewelry shop" + "A bunny metamorphosed into a fairy"
"A mounted Indian with scalp locks" + "Crowds coming down the mountain to listen to one man"


少し楽しみたい→ ★遊び心の芽生え・ユーモア→ ★美しいものに心惹かれる→ ★感受性の高まり→ ★言語能力を高める→ ★普段とは違う領域に意識を向ける→ ★精神の栄養補給→ ★再び闘いは始まる→ ★虚飾・虚偽・中傷に注意→ ★徒手空拳で世間に立ち向かう→ ★自己の力のみを信じ、(他の誰でもなく)自分のために力を証明する

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今回は水星逆行中に起きた様々な事件・事故で少しクタビレ気味のこころと体に、ちょっぴり栄養補給するところから始まりそうです。

友達と楽しく過ごすのも良いし、自然の中を散歩したり、アートに親しんだり、美味しいものを食べたり・・・自分にとってリラックスできる環境を整えて、来るべき新しい闘いに備えてください。 中にはちょっとゼイタクな買い物をしたくなるひとも? 
けどあまり無駄遣いしないでネ。。。>>自分。。

ひとによってはスピリチュアルな領域で新しい経験をする可能性もアリです。
無意識の中で眠っていたものがちょこっと目を覚ますかも?
ただし、あくまで冷静に見分ける目を持ってください。
目に見えない世界の体験は、それを十分に楽しみつつ、否定も肯定も一切せずに「ありがとう!」と言ってスルーしたほうが良い場合も多いです。

    牡牛座を進行する太陽のエネエルギーもだいぶこなれて、終盤に
    入ってきました。新月の時、金星は双子座にあって太陽・月と30°。
    ちょっぴりクールな配置です。感情に流されず、軽やかなおしゃべりや
    気の利いたジョークで相手を楽しませたり・・少しの間、そんなスタンスで
    なるべく肩のチカラを抜いておきましょう。

    水星は牡牛座の2°で、順行始めたばかり。昨日あたりから、なんとなく
    気分がスッキリしてきたひともいるのではないでしょうか?
    でも、前後2〜3日くらいはまだ少し逆行の余韻が残っています。

    もしこころの中で「何かが足りない・・」と感じているようなら、ここで少し
    立ち止まって、自分をふり返ってみてください。今は気付きの時です。
    自分の持っている力や強さ・・今までそこにあるのになかなか認めることが
    できなかった自分だけの宝石。
    もしかしたら、優れた能力を持っているのに、他のひとと比べて劣っている、
    それどころか自分には全く能力が無いと感じているひともいるかもしれません。

    外の世界に意味を与えているのは、他ならぬ自分自身です。
    それは、あなたのチカラです。これからは、その同じチカラで、自分を認めて
    表に出し、自分の価値を宣言し、きれいに磨いていくシゴトが始まります。

    「自分には必ず、何かがある」 と信じてトライしてみてください。

    簡単ではないかもしれないけれど、それでも、今ここから始める価値は
    十分にあります。
    ニコッと笑って、「自分はここにいる!」 と宣言してみてください。

    ◎これから少しずつ、「言葉の持つエネルギー」が強まってくる時期です。

    女性の場合特に、愛情問題でフト不安を感じる場面があるかもしれません。
    それは多分、まだ消化しきれずに残っている過去の悲しい記憶の断片です。
    なのでそれに惑わされて感情的になっても意味ナシ。自分を可哀想に思ったら
    負け。今、目の前の相手をしっかり見て、もし問題があれば冷静に、暖かく、
    コミュニケーションを取ってみてください。泣きたいときは、ひとりで思いっきりネ。

    来週中頃、金星は水瓶座の海王星と吉角をとり、すぐに蟹座に入場。
    そして牡羊座0°のカイロンにアスペクトします。また24日ごろには山羊座の
    冥王星と180°に。水星は蠍座のパラスと180°。太陽は山羊座のセレス、
    そして冥王星と150°。 おまけにこのところずっと、魚座の木星と天王星が
    乙女座の土星とと180°の凶角。

    このあたりの時間帯は少しハードなエネルギーに変わってきそうです。
    政治・経済・社会的にも、また何か事件やニュースで騒がしくなるのかも
    しれません。また、何かあるとすれば単に一時のことではなく、後々まで
    じわっと効いてくるような印象を受けます。

    このエネルギーの個人への影響はひとにより、誕生時の惑星配置により、
    様々だと思います。中には殆どダイレクトな影響を受けず、楽しく過ごせる
    ひともいるかもしれません。それでも、世の中と関わって生きている以上
    多少のバイブレーション/波は受けそうです。

    例えば自分の気持ちと社会とのソリが合わず葛藤に悩んだり、
    周囲の刺激をうけて欲を出し行動したことが裏目に出たり。
    周りのひとに理解されず、八方ふさがりのような気分で落ち込むひとも
    いるかもしれません。忍耐や考え方の調整が必要な場合も。。

    もしあなたにそんなことが起きたら・・・新月のテーマの流れを
    思い出してください。

    今回のキイワードは 「静かな闘志」。。
    星たちは、「あなた自身の強さを自分自身に証明すること」を望んでいます。
    『クールでありながら』 『信じるべきことを信じるチカラ』・・・それは
    『自分の中に強さが存在すること』 を 『知っている』 状態です。
    自分は誰なのか? ー これを決めるのは他の誰でもない、あなた自身です。

    仕事や相場・恋愛・家庭・学校・・・・・沢山の、人生。
         それをたった今生きている、ひとりひとりの戦士さんたちに、乾杯!!




    by hiyoka(^_^)


kameo21 at 22:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

May 09, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 5/10

レイモンド・メリマン・コラム  2010年5月10日(フリー版より)
翻訳: hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文で す。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。(文中の*は翻訳者によるものです)
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≪ 先週を振り返って ≫

    『人と異なっているが故に批判され憎まれもする人』ー * マイク・ダンの曲 "NaNaNaNa: I Walks With God" は世間一般とは視座の異なる信念を持つ、全てのあなた方アストロロジャーのためのものであり、この一文もあなた方のために捧げたい。金融アストロロジーは使える。事実上、日単位、週単位、月単位そして年単位にわたる市場の取引タイミングを示唆する技術において、これ以上に使えるものはない。
   
*(80年代後期、アシッド・ハウスの頂点に君臨したアシッド・ベースの魔術師といわれているアーティスト。この曲ではVo. mix 担当。世間から理解されない生き方と誇りを歌い当時多くの若者の共感を得た。)

     勿論、あらゆる金融市場のトップやボトムと100%相関関係があると言っているわけではない。しかし、拙著『 The Ultimate Book on Stock Market Timing, Geocosmic Correlations to Trading Cycles 』第三巻に概説したパラメータ群を使用した時、米国株式市場におけるジオコズミック・ベースの重要な反転日と、実際の主要なリバーサルとの合致頻度の確率は82%になる。それは今回再び 4/26、土星・天王星オポジション (180°) の正確な日付をもって年初来高値の示現と合致した。

     その日、ダウ工業平均はザラ場高値11,258を示現、年初来高値となった。これは単に市場の反転に関わる最も強力なジオコズミックとの相関関係を示すのみならず、ちょうど2007年10/11から2009年3/6までの、前の弱気相場のフィボナッチ修正幅61.8%とはわずか1〜2ポイントのズレであった。フィボナッチ修正とは『 Stock Market Timing 』シリーズ第五巻の主題となるテーマで、サイクリックな天と底を正確に指摘するためにテクニカル理論を相場分析に使う人々(私自身もそうだが)が用いる数学的手法である。ある一定のテクニカル理論及びパターン認識法と共に使われるとき、ジオコズミックとシクリカル研究は、マーケット動向の予測に際して非常に強力なツールキットとなる。

    先週の市場動向を検証してみよう。4/26、上に述べたように、ダウ工業平均は11,258の年初来高値をつけた。そこからの下値目標は、各種購読版リポートで報告したように、9,800〜10,200であった。そして木曜、取引システムの何らかの異常によって引き起こされたとも見える市場の突発事故が起こった。マーケットはフリーフォール状態となり、9,869で止まった。この安値は4/26高値から1,389ポイント下を表す。この事実から、いくつかのアストロロジー上のレッスンを導き出すことができる。

     まず、「取引システムの何らかの異常によって引き起こされた突発事故」は、影響を及ぼしていた2つの惑星の条件を指し示している。まず水星の逆行(4/18ー5/11)。水星は命令系統におけるミスや失敗のような、コミュニケーション・エラーを統治するものだ。2番目の要素は、土星がいまだに天王星とのオポジションの位置から非常に近いところに在るという事実である。特に天王星はコンピュータやテクノロジーの分野を明確に支配する惑星であり、そして土星は「損失」に関わる惑星だ。ここに、「命令(注文)を正しく発する」ことにおけるエラーと、「テクノロジーにおいて起こりうる異常」によって引き起こされた、「莫大な損失」のケースを見ることができる。

    しかし、ここで少し振り返ってみよう。これは土星と天王星間に45年サイクルで起きるオポジション形成のうち、今回5度起きるうちの4回目の通過となる。それぞれの通過時期におけるマーケット動向のパターンは非常に似通ったものとなっている。すなわち、その都度マーケットはトップアウトし、続いて急落が起きた。最初の通過は2008年11/4だった。この日は国民選挙の日であり、ダウ工業平均は9,654の天井をつけたのである。それから3週間も経たない11/21、ダウは7,449を記録、2,200ポイント以上の下落となった。2009年2/5、2度目の通過があった。それから僅か2取引日後、ダウは再度8,315の天井をつけた。そして4週間経たない間に、6,470の底をつけている。これは1,800ポイント以上の下落・損失を示している。
 
3回目の通過はそれほど印象的ではなかった。それは2009年9/15に起きている。世界の殆どの株価指標が9/18に天井をつけたにもかかわらず、ダウ平均はその次の週、爆発的上昇を見せた(他の株価指標はそうはならなかった)。しかしながら、つぎの2週間で、ダウは約500ポイントの下落を示現し、10/2に底をつけた。

    そして今私達は、4回目の通過・形成の進路にある。ダウ平均は今回オポジションが形成された、まさにその日に年初来高値を示現し、そして今までのところ、2週間経たない間に約1,400ポイントの下落を見せている。こうした相関関係が無作為の偶然であるという可能性はどの程度あるだろうか?

    私がこのような事を書くのは、アストロロジーを実際に使い、その価値をダイレクトに知っているあなた方多くの読者が経験するであろうように、私もまた、マーケット・ツールとしてのアストロロジーの価値に対して批判的な人々から多くのメールを受けとるからである。それは常に続くというわけではなく、時折の例かもしれないが、いざ特定の市場におけるリバーサルのピンポイントの日付を外した途端、沢山の手紙やメールがなだれ込んでくる。
   
予測に合致しなかった市場が彼らが実際に取引しているマーケットなのかどうかに関わりなく、また世界中の他の国の株式指標についてどうなのかという事実にも関わりなく、またはそれが世界や国の方向性を変えるような大きな政治的出来事に関連していたという事実が証明されていてさえ、批判は起きるものなのだ。

例えば、3月中旬の重要な反転日は、ダウ平均には相関していなかった。しかしそれは、医療保険制度改革法案の通過と、ユーロの高値、そして穀物と原油市場の安値とは関連していた。4/5の重要なジオコズミックにおける反転日はダウ平均の高値からのリバーサルとは相関しなかったが、原油市場と日本のNikkeiを含む世界中の株式指標との一致をみせた。

    他の市場においては、予想通り金が先週再び1,200ドルを少し超える位置でその全期日高値を試している。そして、ユーロ(対ドル)は1.2500まで下落、この値は1.5000のレンジで取引されていた時分に私達のリポートで長期ターゲットプライスとして示していた2つの目標値のうちの一つである。しかし、こうしたドルの動きも、ユーロに対する円の強さと比べれば何でもなかった。誰もがU.S.ドルを何かの時の避難通過として話題にする。しかし、ユーロ・ゾーンとその通貨における問題から最も利益を得たのは日本の円であった。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    私達は現在、4/19〜5/11の3週間にわたる水星逆行期の終わりにいる。また私達は、5/6〜5/17の *ヘリオセントリック(ジオセントリックではなく)における水星の射手座進行期にある。前のコラムで非常にシャープな価格変動が通常見られると指摘したように、先週終わり、このトランジットが起きたその時点でこうした動きが見られた。   
   
*(前回の注を参照)

    だが先週のボラティリティは、この夏全ての金融市場にインパクトを与えそうなアストロロジカルな条件として今月終盤から来月にかけて木星と天王星が牡羊座に入場する時、何が予測されるか?を暗示するものかもしれない。また、この「宇宙からの刺激プログラム」に関して私達は、次週、金星が蟹座に入場(5/19)し、木星・天王星・冥王星・土星間のTスクエアに対する *グランドスクエアを形成することによるカーディナル・クライマックスの開始という、もうひとつのエネルギー増大を経験する可能性がある。そしてその次の週には、20年サイクルを持つ木星・土星間のオポジションが見られる。これらは現在すでに顕現し始めている。
   
*(ホロスコープを十字に四分割するアスペクト。大凶角とされている)

これによってマーケットでは、市場から多大な資金を獲得するか?あるいは一発退場となるような多額の損失を出すか?ということさえも問われるような、 例外的なスケールのトレード・チャンスが生み出されるだろう。


≪ 長期的考察 ≫

    『バブルというものは、それが負債によって煽られる時、もっとも危険なものとなる・・・まったくもって、政治的不統一はしばしば財政危機と国家のデフォルトの重要な要素である。選挙前の姿勢と選挙後の不確実性は、一貫して筋の通った政策を開発するという挑戦を、常に阻害し悪化させるものである。』 ― Carmen M. Reinhart & Kenneth S. Rogoff,
 "This Time is Different"  Princeton University Press, 2009.

上記の書籍は、過去800年間にわたる世界の国々のデフォルト、倒産、ハイパーインフレ、そして通貨価値の下落に関する豊富な研究事例の宝庫だ。事実を顧みれば私達はたった今、こうした財政危機のひとつに直面しているのだ。そして、金融アストロロジーの研究は、この10年間の初期に起きた幾多のグローバルな財政的過失の結果が、さらに今後5〜10年間続くことを示唆している。この本の執筆者達は、このような結果に至る多くの原因と、どのようなタイプの政策がそれに対抗しうるかについて、大変クリアに理解している。

しかし今はただ、上に掲げた引用文に関してのみ考えてみよう。木星と天王星の牡羊座入場は今月終盤から始まり、9月前半まで続く。これは、金融市場におけるバブルの基礎をなす「過剰投機」を指し示すサインだ。しかし今回の場合、この木星と天王星は同時に土星とオポジションを形成、これは「損失」と関連しうるのだ。言い換えれば、このセットアップは金融バブル(木星・天王星の牡羊座進行)を示すとも言えるし、もしくは金融恐慌時に見られるような「財政のメルトダウン」を示すとも言える。
もしくは、その両方・・一つが起こり、次にもう一つが起こるというような形も考えられる。

こうした動力に燃料を注ぐのは、他の3惑星とスクエア(90°)を形成しながら山羊座を進行する冥王星だ。何度も言及してきたように、冥王星は負債と関係する。そして、このコラムでも触れてきたように、今日世界的規模の負債が爆発的状況にある。世界中の政府が、その国に都合できる額以上の支出を重ねている。あなたはこうした政策の結果を先週のギリシャに見た。しかし、それほど遠くない後方には、似たような財政困難を抱える可能性のある、ポルトガル、スペイン、ベルギー、そしてフランスが控えている。

私達はこのような状況を切り抜けることが出来るだろうか? 
私は確実な答を知らない。
しかし、次のことは信じている : 今後6ヶ月の間に財政と通貨について為される決定は、それがどんなものであれ、この危機がどれだけの深みを持ち、どれだけの間続くのかを決定することになるだろう。

そして、歴史は次のことに関して非常に明白である : もしあなたが自分の資産を任せた金融会社に対し、秩序を保つようにさせなければ、その結果として待つのは「倒産」である。これは一国の政府にとっても、そして個人にとっても同じ事なのだ。

あなたはその範囲内で生活することのできる予算が必要であり、その予算の中で、どんな(支出)プログラムを展開できるかを決める必要がある。(国家においても)予算とそれに対する支出額の妥当性を考慮することなく、まず先に支出を伴う制度を施行することは愚かさの極みであり、その結果何の準備も無いまま、予期せぬストレス状況に導かれることになる。

さて一方、これはカーディナル・クライマックスにおける最も重いアスペクトである天王星・冥王星のスクエア(2012〜2015)のことを言っているように聞こえるのではないだろうか?

私達が、馬を荷車に繋ぐ前に物事をはっきり現実的に捉えるなら、来るべき事象は悲惨な事態である必要はない。これからの3〜6ヶ月で、私達は物事が正しく進んでいるかどうかを知ることになる筈だ。



--------------------------訳文ここまで-------------------------

kameo21 at 17:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

May 03, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 5/3

http://www.mmacycles.com/
レ イモンド・メリマン・コラム  2010年5月3日(フリー版より)
翻訳: hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文で す。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。(文中の*は翻訳者によるものです)
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≪ 先週を振り返って ≫

    先週月曜日、4/26の土星・天王星オポジション(180°)は、ちょうどダウ工業平均とその他いくつかの世界の強気市場の新高値と一致した。ナスダック複合、オランダAEX,そしてドイツDAXがそれである。そのかわり、私達が追跡している他の全ての平均指標は新高値を取れず、週をまたがっての安値を記録した。
しかし、4/26の土星・天王星オポジションによるラリーの後、NYダウは213ポイントの急落を見せ、一日における下げ幅 としてはおよそ3ヶ月での最大値を記録した。そして次に木曜の3桁の上昇の後、金曜日にはもう158ポイントの下落が見られ、週の最安値近くで終えている。これは典型的な水星逆行時のパターンであった。

しかしこれは、「非典型」を示唆する土星・天王星オポジションのアスペクトとしてもまた、典型的であったと言える。このオポジションはこの45年にわたる各惑星間の構成周期において、全部で5回ある中の4回目のジャストな構成場面であった。最初の3回もまた、市場において重要なトップをつける時期と一致し、その後かなりの下落を伴った。最初の2回の例は、2009年3/6に終わった弱気相場において見られたものである。各高値(2008年11/4、2009年2/9)は、翌月1500ポイント以上の下落を伴った。3回目の形成は2009年9月中旬、強気市場が続いた後に起きている。そしてこれもまた、その時の最高値の時期と一致していた。だがこの時は強気相場だったため、それに続く下げトレンドはほんの2週間ほどで500ポイント未満の下降に終わっている。

現在私達は、この最近の惑星間のアスペクト構成がどのような事象との一致にふさわしいか、その結論を待つ位置に立っている。先週までのところは、いまだに強気相場が続いていた。だが、先週月曜に示現した先月高値11,258は、全期間高値である2007年10/11の14,198から続いた長期弱気相場の底 ー 金星が逆行した2009年3/6の6470から計算して、正確な *フィボナッチ・リトレースメントの戻りポイントである約61.8%を示している。市場分析にテクニカル理論を用いる人々は、38.2%や61.8%のような、フィボナッチ・レシオの修正をあらわすサポート/レジスタンス・ゾーンに多くの重要性を認めている。

*( イタリアの数学者フィボナッチが発見した兎の出生率に関わる数学的解法で、成長率と相場の関係を表すとされ、その相場の押しや戻りの目標価格を予測する手法として知られている。)

    株式市場の下落は、ドルに対する各国通貨の下落と同様、ギリシャのソブリン債に対する格付けが基本的にジャンクボンド相当に下げられたことに起因した。ギリシャ国債の利回りは先週、15%以上暴騰した。これは前の週までの利回りのおよそ3倍である。また同日、米上院は「2008年のパニック」においてゴールドマンサックスの幹部社員が果たした役割について、厳しい尋問を行った。ゴールドマンサックス幹部の防衛ぶりは情けないものであり、そしてどちらかと言うと、金融業界全体、まして自分達の顧客の保全に心を砕くべき企業としては非常に不道徳的であるように見えた。これはストレートに、クリス・ダッド上院議員の金融規制改革法案を成立に持ち込みたいという議会とホワイトハウスの欲望の火に油を注ぐ結果となった。土星・天王星のオポジションがもたらす精神のもと、変革は起こりつつある。それは刻々と近付いており、当分終わる様子も見えない。

    他の市場では、先週ドルが上昇を見せた。しかし土星・天王星オポジションのもう一つの顕れとして、金市場は「ドルと逆相関して下げる」という動きを見せなかった。金は世界中のドルによって売買されるため、通常はドルに対する各国通貨と同様の動きを見せるものだ。しかし今回はそうはならなかった。そしてまた、水星逆行のもとでも、そうはならないものだ。天王星と関わりながら水星が逆行する時には、全てが予想通りには進まず、予期していなかったことが起きてくる。
     
金市場とドルの価値との歴史的な逆相関関係は、この黄色い金属がドルを含めた全ての通貨に対して上昇するにつれて、今やデカップリングの状況を見せつつある。この事実は、土星が天王星に対してオポジションである状態のもう一つの原則:「世界経済の危機」をシンプルに示しているのだ。金はそのような危機の時に良いパフォーマンスを見せる。それは全期間高値である1227ドルにそれほど遠くない1200ドルのポイントに再び近付こうとしている。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    私達はちょうど今、水星逆行期のタイムバンド 4/19ー5/11の中間期にいる。先週述べたように、『この時間帯の中間では、プラス・マイナス2取引日の揺らぎをもって市場のリバーサルと一致する。この中間地点は4/30だ。この場合、逆行が始まった時間帯にどんな反転も起こさなかった市場は、通常、その期間の中盤に突然の折り返しを見せるという規則性に沿っている。市場が水星逆行の期間中、何かしらの重要性を持つ反転現象をまったく見せずにトレンドを維持し続けることは、極めてマレなことである。』 様々な市場を見るかぎり、ドルに対する通貨群はダウントレンドにあり、米国債と金はアップトレンドにあることに私達は注意したい。しかしながら、金市場については、水星逆行の開始時に底値からのリバーサルを見せたことから見て、こうした水星の中期反転現象の影響を受ける必要があるとは必ずしも言えない。

    もう一つ、今週注目すべきジオコズミック・ファクターは、5/6ー17に起きる *ヘリオ・セントリック(ジオ・セントリックではなく)における水星の射手座入場である。これは特に貴金属相場において、少なくとも3〜9日にわたって見られる、大抵の場合は上向きの、シャープな価格変動を示すサインである。通常、このサインは株式市場ではそれほど強気は示さない。
   
*(地球から見た天体配置/ジオ・セントリックに対し、太陽から見た天体配置でその意味を分析するアストロロジーの技法。ジオ・セントリックに比べてより俯瞰的な視座からの分析に適していると言われる)


≪ 長期的考察 ≫

    金融アストロロジーに基づいて、私達は金融規制改革法案が5月末までに成立するか否か?でなければ7月末ではどうなのか?とさえ、問わなければならないだろう。先週の上院における審問、及びゴールドマンサックスに対するSECの証券詐欺罪の告発は、全て水星の逆行期に起きている。この期間は、計画は提案されるものの、それが施行される前にいくつかの重要な調整が必要とされることを示す時期である。また、もし成立前に全く変更がなされなかった場合には、合意したはずのことが意図どおりに運ばなくなり、正しい先見性の不足による厳しい結果が待つことになる。

    だが、水星逆行よりもっと(金融アストロロジャーにとって)重要なのは、7月末には私達の太陽系における5つの主要な(速度の遅い)惑星(冥王星を含む)のうち、4つが カーディナルサインの始めの度数に位置する、ということである。現在、3つの惑星がまだ ミュータブルサインの最後部の度数にある。カーディナルサイン ー 牡羊座、蟹座、天秤座、そして山羊座 ー これらは行動の星座群である。ミュータブルサイン ー 双子座、乙女座、射手座、そして特に魚座 ー これらは刻々と生成されていく思考と計画の星座群である。ミュータブルサインというものを、何かが開始される前に微調整するための討論と議論のインディケータとして考えて欲しい。物事の開始そのものはカーディナルサインの領域だ。 しかし、それについての討論期間においては、(相対する)サイド同士は、歩み寄りや妥協が求められる時にもかかわらず、両極端に別れやすい。
   
もし万難を排して目標に到達できたなら、各惑星がカーディナルサインに移行した時、そのプロジェクトの生命に灯がともる。しかし、もしそれらがカーディナルサインに移行するまでに歩み寄りや妥協点に達することができなかったなら、極性は劇的な動きにまでエスカレートし、闘争、そして(または) 戦争に至るまで、徐々に拡大していく。

    5月末そして6月始め、木星と天王星は2つともに魚座から牡羊座に入場する。7月末には土星がミュータブルサインである乙女座からカーディナルサインである天秤座に帰ってくる。それらは各々、すでに山羊座の初期度数にある冥王星との正確なTスクエアから1〜2°のところに位置することになる。これは、政治情勢において、非常に「熱い夏」を示す傾向がある。最善の結果になるなら、議会の前に、金融規制や移民規制のような多くの法案に関して停滞を終わらせるような、変革の意志に富んだ新しい解決策が提案されるだろう。(米国始原チャートの木星もまた蟹座の初期度数にあることを思い出してほしい。蟹座は他国の国籍と関わりがある。そしてこの木星は今回のカーディナル・クライマックスによるグランドスクエアにヒットされている。)
   
また、気象に関して言えば、今年は非常に暑い夏となるかもしれない。何故なら、7月末から8月の多くの時間帯において、水相宮(水の性質を持つ星座)には惑星が全く存在しないからだ。

株式市場に関しては、株価はまるで熱気球(またはバブル)のように爆発する可能性がある。 大金を稼ぐこともできれば、資産の多くを失うこともまた可能だ。その結果は各自の市場タイミングを測るスキルによって異なるだろう。


このことは金融アストロロジーの価値そのものに帰結してくる。それが株式市場の各高値や安値と100%の相関関係を持つとまでは言えないものの、私の何十年に及ぶ個人的経験を通して見てきた大部分の市場におけるトレンド反転の先行指標として、これほどの一貫性と信頼性を持つものは他に無いからだ。他のマーケット・タイミングに関する研究の成果で、米株における4/23ー26の高値をターニングポイントとして正確に事前予測し得たものはあるだろうか?  金融アストロロジーは、ジオコズミックなアスペクトと *ルナーサイクル(太陰周期)を通してそれを行った。 金融アストロロジーは(いや事実上、全ての占星学は)文字通り、天からのギフトなのだ。

*(月の満ち欠け ー 新月・上弦・満月・下弦 ー の周期に基づいてその意味を読む占星技法)


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April 28, 2010

○4/28の満月ーみんなに降り注ぐエネルギー

4/28、日本では 夜9:30前後、蠍座の8°で満月となります。 今回の満月はなかなかにエキサイティングな雰囲気。なので軽~くエネルギーの説明などしてみます。
(今のところ不定期・思いつきUPですが、ご意見・ご感想などいただけましたら嬉しいです。。)

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* これは次の新月5/14までのテーマで、どんな星座のひとにも万国共通で降り注ぐ、全地球的なエネルギーです。ちょっと乱暴に定義してしまうと、ひとりひとりの人がそれぞれの、ある意味「脳内レシーバー」を使ってこのエネルギーを受信。もって生まれた自分だけの翻訳機(いわゆるホロスコープ)を使って実体化→行動化し、自分なりの創造性をもって日常の生活で表現していく・・・という感じです。こんな風に星の動きは、大きくは国の政治経済、小さくはわたし達のこころの問題、すべてにひっそりと影響を与えます。 新月・満月はその「テイスト」のちょっとした区切りとも言えるかな・・?

一刻一刻、星は変化していきますが、その影響は新月・満月で与えられたテーマに沿って顕れることが多いです。 もちろん、その人の生まれた日、時間、場所によって、ダイレクトか間接的か、その影響はマチマチ。けれど、それがどんなふうであれ、「全体のテーマ」を知っておき、それに逆らわず、できるかぎり良い方向で利用できれば、生きてく上でとても良いツールになりうる・・・というのがわたしの実感です。・・・って長い前置きになってしまいました!(^_^;)

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SabianシンボルbyBoveeによる[満月のテーマ]の流れ

【月蠍座8°・ 太陽牡牛座8°→9°のペア それに逆行水星がぴったりコンジャンクト(0°)】

"A sleigh without snow"+ "The moon shining across a lake"
"A Christmas tree decorated" +"Dental work"

今ある問題の洗い出し 転ばぬ先の杖的考え方で、来るべき問題に用心深く備える 自分の中の葛藤や他者との摩擦に折り合いをつける努力 自分の発信することばに気をつける その場をうまくやり過ごそうとする作り笑いに注意 争いを終わらせようとガンバリすぎれば逆に祭となる 新たな方法論やまったく別の考え方を探してみる 迷いのある物事の延期または心づもりや方針の転換 あの時は良かった・・などと懐古している場合ではない 過去を静かにみつめ、要らないものやネガティブな影響を及ぼしている記憶・幻想を整理して、気持を新たに。やがては澄んだ月光のような心境をめざす・・・

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いつだって満月の夜は人間をエキサイティングにするけれど、今回は蠍座。 しかも火星のエネルギーを背負った逆行の水星とペアで起きることで、その傾向がいっそう顕著になるかもしれません。

    その現れは 奥深い情熱  モヤモヤから解放されたい気持  不満と反抗心・・etc.
    とってもホットでディープ、そして複雑なエネルギーです。

    強く感情を刺激してくるものがあり、無意識の衝動も強まります。
    交渉事には誤解の無いようことばに気をつけて。相手のことばにも注意。
    水星逆行の続行中は念のため、大事なデータのバックアップも忘れずに。

    蠍座・牡牛座の満月はセクシャルな情熱も刺激します。
    その奥のこころは・・誰かとひとつに溶け合いたい・「忘我」一瞬でも我を忘れる
    ことにより、自分の境界線を取りはらってしまいたい、そして何か新しいものを
    生み出す刺激が欲しい...etc. という自然で本能的な欲望。
    これがわたし達を色々な行動に駆り立てます。セックスもそのひとつのカタチです。
   
    ファンタジックな経験を追い求めるひとは、そのチャンスが増えるかも?
    けれど相手がいる場合は、その場限りの無責任な行動をとってしまうと
    あとで自分自身や彼/彼女を傷つける結果になりそうです。注意してください。
    新しい経験に飛び込むなら、どんなことがあっても文句いわずに受け入れる!
    ・・くらいの気概をもって・・そうすればきっと経験の幅を拡げてくれると思います。

    でも本当は・・一人静かにリラックスして、自分を振り返る時間を持てるなら
    それがベストの過ごし方かもしれません。いずれにしても、テーマは忘れた
    はずの以前の「気持」や「感情」を思い出し、一度きちんと抱きしめ、そして
    整理していくことにありそうです。

    双子座を進行中の金星がまもなく山羊座の冥王星、それに寄り添うセレスと
    インコンジャンクト(150°)そして同じく双子座にあるジュノーと0°になります。

    結婚してる方、それに準じたパートナーのいる方、「ていねいなコミュニケーション」
    をこころがければ、相手や自分の中に、今まで気付かなかった新しい一面を
    発見できるかもしれません。また、うまく行ってない方は何が障害になっているか
    を洗い出すチャンスかも。。防衛的になりすぎて、ジャブの応酬→お互い権利を
    主張して譲らない→大ゲンカ・・なんてコトにならないよう、相手にも自分にも
    優しくふるまってください。
    痛みを分かち合うこころを忘れないで。。

この前の新月のとき、吉のポイントは「優しさ」とツイートしました。
それに続く満月も、やはり同じです。そして、重要なのはなるべくリラックスできる環境に自分を置くこと。ストレスやエネルギーバランスの崩れが起きやすい時期でもあります。マッサージやヒーリングを試してみるのもいいかも。

ヤサシサ・・というのも、嫌われないための表面的な優しさではく、恐れから自分を押し殺すのでもなく・・・もう一段、深いところの優しさ。水星の逆行から、騙しあいのような状況も多い時ですが、その中であえて、自分の持ってる優しさ、自分らしい思いやりって何だろう? それを正直に相手のこころに届けて、人と溶け合うにはどうしたらいいだろう? 一体どんな表現が出来るだろう?  なんて、ちょっとゆっくりしながら考えてみるのもいいのかもしれません。

このところの新月・満月の背景には週末のメリマン・コラムでもお馴染みの土星・天王星のオポジション(180°)、山羊座の冥王星、水瓶座の海王星、そして魚座に入場したばかりのカイロンの働きがあります。 そのどれもが今、互いに影響を与えあっています。

今、世界が大きく変化しようとして喘いでいる時、大なり小なり、そして意識しようとしまいと、ひとりひとりの心にも同じ様なプレッシャーがかかっています。 それは、物証や論理の世界と、まだはっきりと知覚しきれない全く新しい感覚との葛藤だと言えるかもしれません。 長い時間をかけて、そのひとが生まれた、その本当の目的に沿った人生を送れるよう、メンテナンスやリストアをうながすエネルギーです。

わたし達はみんな、家庭、学校教育、社会などからインプットされた「物事はこうあるべきだ・・そうでなければ失敗なのだ」という鋳型にはまっている部分があります。 それが本当は自分に合わなかったとしても、窮屈であっても、とりあえずそれにハマって生きていればラクな部分もあります。 なのでわたし達は、慣れたものごとを、自分から捨てたり変えたりはなかなかできません。 土星・天王星・冥王星etc.から降り注ぐエネルギーは、わたし達の生き方をもう一度見直して、たとえ一時的には痛くても、要らないものは捨て、責任を持つものは持ち、「こうありたい!」と思える自分の姿を、「単なる夢」や「一時しのぎのポジティブ思考」ではない、地に足の着いたかたちで設計しなおすよう、いざなうシグナルです。 そして、毎月の新月・満月のエネルギーもまた、そのために使える「こころのためのツール」です。 

もしこのつたない文を読んでくださって、興味がわいたら・・・小さな小さなことかもしれない、でも自分にとって、とても大切なものごと。そんな部分から、ちょっと意識して使ってみてください。



by hiyoka(^_^)

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April 25, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 4/26

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年4月19日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文で す。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。(文中の*は翻訳者によるものです)
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≪ 先週を振り返って ≫

    先週から典型的な水星逆行型の週が始まっている。米国では株式指標は年初来高値を示現した。しかしこれはアメリカのみの事だ。アジア太平洋地域では、4/5から4/15までの年初来高値が有効なまま、その後の最も安値に近いレベルで週を終えている。ヨーロッパでは、株式市場は金曜までよく上昇したものの、それでもいまだに4/12-16に付けた年初来高値を抜けずにいる。
では私達は、いったい今どの指標をリーダーとして考えるべきだろうか? テクニカル面で大変な強気を表しているアメリカだろうか? それともアジアと極東の弱気に見える指標だろうか?

これが「トリックスター/詐欺師」とも呼ばれる水星の本来の一面である。つまりあなたは強気や買いシグナル、そして弱気や売りシグナル、そのどちらも当てにすることができないのだ。 むしろ、買いシグナルが「買い→儲け」を意味し、売りシグナルが「売り→儲け」を意味する「正常な」マーケットの傾向に比べ、水星逆行時の市場傾向は、あなたが多くの虚偽やまぎらわしいシグナルに惑わされないよう警戒態勢をとらねばならないことを意味する。

他の市場では、貴金属相場は前週の終盤と先週早々、ゴールドマンサックスに対するSECの証券詐欺罪の提訴の後ハードな下げを見せた。しかしながら、水星逆行現象の典型として、その話題は日が経つにつれて熱気を失うように見えた。しかし、にもかかわらず、株と商品は週の初めは安く、一方金と銀そして原油相場は先週の終わりまでなんなく上昇した。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    金星と木星が支配する時間帯は今週終わりを告げる。金星は自ら支配する牡牛座を進行し、それと同時に木星も自身が支配する魚座を3/31から進行していた。金星は牡牛座を今週日曜、4/25に出る。以前、このコラムは、株式市場がこの期間に大した衰えを見せないかもしれない、そのジオコズミックな理由としてこの件を論じた。これは、少なくとも牡牛座が株式市場を体現している米国においてはその通りに出たと言える。(米国株式市場は1792年5月17日、ニューヨークで創設された→太陽が牡牛座にある)

    しかし、全てが今週変化する。事実上、この週は土星・天王星オポジション(180°)5回のうちの4回目が形成される。マンデーン・アストロロジー(社会・経済・軍事など世界の出来事や流れを予測・解析する占星学)と金融アストロロジーの分野では、土星と天王星のコンジャンクト(0°)とオポジションは、全ての中で最も強力なジオコズミック・サインの一つなのだ。
   
これらのサインの最初の通過から最後の通過までの期間は、およそ2、3ヶ月の幅をもって常に米株式の4年またはそれ以上のサイクルに相関を持ち、そして通常は18年またはより長いサイクルとも関連を持つ。それは今回、既に2009年3月6日に起きている。この時米国株式市場は18年サイクルの底値(そして多分72年サイクルの底も)付けたと思われる。

あなたは、このサイン — 土星・天王星のオポジションの初めての通過が2008年11月4日、まさにアメリカの国民選挙の日に起きたことを覚えておられると思う。もしあなたがこの日付の重要性を世界的な政治情勢の反転現象とからめて論じたいと思うなら、それは非常に良い主題となるだろう。

    私達は、しばしば惑星のサイクルと、自然現象におけるサイクルとの相関関係を提示してみせる。 土星は地球 — 大地を支配し、天王星は大規模な分裂のエネルギーを支配するので、これら2惑星の本来的性質から言っても、強力な地震、津波、および火山噴火が起きる時間帯との一貫した同時性を見ることができる。また非常に興味深いことは、天王星が航空会社をも支配する惑星だということだ。

私達は、今回起きようとしている土星・天王星のオポジションが、先週起きたアイスランドの巨大な火山噴火と、それに付随して全ヨーロッパを覆った火山灰の雲による多数の航空路線のキャンセルと相互関連を持つと主張することができる。今週水曜日に示現する蠍座の満月のもと、その蠍座を支配し、火山噴火とも関連のある冥王星もまた関わることから見て、危険はまだ去っていないと言える。時間のオーブ(完全な180°を付ける日付からのズレ)はパーフェクトな土星・天王星オポジションの日付け * から前後に12日間の幅を持つ傾向がある。

*( 日本標準時で完全な180°になるのは27日火曜の朝6時~10時ごろ )

    この他に、もうひとつ注意しておくべき事がある。水星が4/19から5/11まで逆行している。この期間の丁度中間もまた、市場のリバーサルに前後2取引日のズレ幅をもって一致する傾向があるのだ。それは4/30 * 金曜である。この場合、逆行が始まった時間帯にどんな反転も起こさなかった市場は、通常、その期間の中盤に突然の折り返しを見せるという規則性に沿っている。市場が水星逆行の期間中、何かしらの重要性を持つ反転現象をまったく見せずにトレンドを維持し続けることは、極めて稀なことである。
   
*( 原文では木曜となっている )

*( このリバーサルの時期について、今も多くの星読みトレーダーさん達が議論している。大方の意見では、やはり今週なんらかの反転が起きるだろうという感じだ。けれど、多分それもちょっとした調整程度に過ぎないんじゃないか? 本当のハードな下落はこの夏あたりではないだろうか? との声も出ている。毎日相場と対峙してデイトレードを続けている彼らは、今のNY市場全体が、巨大なマネーによって仕手化していて、惑星の動きを含めたナチュラルなエネルギーや社会経済のリアリティから乖離しすぎている・・という実感を持っているようだ。 ただし、今まで疑心暗鬼にかられていた初心者や新規参入の人たちがそろそろ焦って買いに入って来ていることからして、まもなく何らかのキッカケでハシゴが外されるのではないだろうか?という意見もみられる。  慎重派の一人は「ポジション・トレーダーに告ぐ。よっぽど自分が何をやっているかわかっていない限り、今はロングもショートも最小限にしてキャッシュを多くしておくのがベストの選択だ!」と呼びかけていた。
ちなみに次に土星・天王星のオポジションが起きるのは7月の下旬、その時はそれぞれに火星・木星を側に伴っている。また同時に木星・冥王星のスクエア、水星・海王星のオポジションなど多くの注目すべきアスペクトが起きる )


≪ 長期的考察 ≫

「無限のマネーは闘いの根源の力となる」 — シセロ/Philippicsより


    金融規制改革。 あなたは、冥王星が山羊座にあって土星と天王星からスクエア(90°)となり、そしてまもなく、6月初旬に牡羊座に入場する木星からもスクエアとなる状態をこれほど適切に表現するタイトルを考えつけるだろうか? それは、この構造がFRBの始原図(創設された日のホロスコープ。1913年12月23日午後6時2分 ワシントンDC -New York Times より)における、太陽・冥王星のオポジションに対して * グランド・スクエアになるという事実を考慮する時、さらに著しいものとなる。

*( ホロスコープを十字に四分割するアスペクト。大凶角とされている )
   
アメリカ合衆国で「金融規制改革」について考える時、あなたはFRB — 連邦準備制度理事会(国の中央銀行)について考えなければならない。またあなたは、合衆国自体のチャートについても考慮しなければならない。なぜならそれは政府(太陽と土星)に関連するサインを含んでいるからだ。

    以前のコラムで私は、「ヘルスケア・リフォーム(医療保険制度改革)という苦悶」の直後に起きる2党間の熾烈な争いの的はこれになるだろうと言及した。そして、ちょうど医療保険制度改革法案が火星の逆行によって殆ど死に体となったのと同様、この金融改革法案に関する新たな闘いもまた、水星の逆行のもとでツイストターンを見せ始めている。それは先週、水星が逆行を開始し、上院で法案に関する討論が始まるギリギリ直前という時、ゴールドマンサックスに対して証券詐欺の告発があったことから始まった。
先週のメディアは、ゴールドマンサックスに対するSECの突然の発表が、世論に影響を及ぼすよう政治的に時間調整されたものだという主張に満ちあふれていた。

    しかし、いずれにせよ水星が逆行している最中でもあり、何が起こったのか?そしてなぜ起きたのか?に関する数多くの矛盾する話が伝わりがちである。そして結局、私達は真実の全容を知ることはないだろう。なぜなら逆行の水星は、もっともらしいストーリーや根も葉もない情報、そして否定といった要素を司る「達人」だからだ。
     
しかしながら、一つだけ私が衝撃を受けたのは、政府側がこの法案への最も主要な反対論(共和党、保守派、ティーパーティ運動支持者などによるもの)だと言うものの内容と、私が本当の反論だと思うものとの違いであった。政府側により取り沙汰されている考えは、相手側がこの法案を、企業や銀行のいわゆる「too big to fail — 潰すには大きすぎる」かもしれない状況を終わらせることが出来ないものだ・・・と信じている、ということだ。これは単に表面的な事柄に過ぎないし、基本的かつ最重要な問題でもない。

    基本的問題(と私が考える事柄)を理解するために、この1週間のウォールストリート・ジャーナルから2つの記事を引用させてほしい。そうすれば、社会的関心事の源にたどり着くことが出来ると思う。
   
最初の記事はこう言っている。
『 ・・・その代わりに、共和党は破綻企業に倒産プロセスを踏ませることを求めている ; 法案そのままでは、殆どの企業を破産審査裁判所に強制的に送り込むものの、非常時においては政府による企業の(管理・支配権の)接収というオプションを供給している 』

2番目の記事はこう言っている。
『 最初の段階でホワイトハウスは、政府に大手金融機関を差し押さえ破産させるための権威を与えるであろう法律の詳細な仕様を準備した・・・ 』

    ここでの問題は政府が未来に果たす役割に関するものであり、こうした大手金融機関の単純な規制改革云々にあるのではなく、国民生活の多くの局面に関連してくるものなのだ。それは山羊座の冥王星が体現する問題だ。すなわち「パワー(そして改革)の原則」(冥王星)を政府(山羊座)に結びつけるということである。多くのアメリカ人にとって、こうした法案は個人生活やビジネスに政府のより強大な権限が及ぶことを認めることになる。

そして先週行われたPew Research Centerの調査結果を報じたウォールストリート・ジャーナルによれば、『 ・・・一般大衆は今や政府自身の改革とその力の縮小を望んでいる。 ウォール街に対してのより大規模な規制を除いては、バラク・オバマが就任した当時と比べると、経済に関わるこれまでより強力な政府の支配などを含め、国の問題を政府が直接解決することへの大衆の"食欲減退"がみられる 』

この全ての事の中に、マンデーン・アストロロジーを研究する人々のためのメッセージがある。
これは民主党や共和党、リベラルや保守やティーパーティ熱狂者に関係なく、多くの人々が言いたいと思っていることだ。そう、それはビジネス、銀行業務、そしてウォールストリートの崩壊に関わる問題だ。しかしそれは同じくらいに(もしそれ以上でないとしても)、この、経済不安が非常に高まり人々がまさに誰を信じてよいかわからなくなっている時に、自国と世界の負債爆発や、このような時流への大衆の不安が増大すると同時に起きようとしている、「 政府の権限の増大 」に関する問題なのである。

彼ら(大衆)が信用しないのは、権力が信頼されていないこの時期に自分達の権限を増大させようと企てている人々だ。これは山羊座を進行する冥王星(2008ー2023年)、土星・冥王星のスクエア(2009−2010年)、そして土星の冥王星に対する減衰のフェーズ(2001-2020年)がもたらす問題でもある。
ギリシャに聞いてみるとよい。

kameo21 at 19:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

April 18, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 4/19

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年4月19日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。(文中の*は翻訳者による注です)
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≪ 先週を振り返って ≫

    金星と木星がそれぞれ支配する星座を通過中、株式市場は2/5のプライマリーサイクル、そして50週サイクルの最安値以来、これといった修正もなく殆どの間騰げ続けてきた。そしてこれは金曜日にSEC(証券取引委員会)がゴールドマンサックスを証券詐欺罪で提訴するという砲弾が当たるまで続いた。投資銀行が故意にCDOとして知られる危険なサブプライム(信用力の低い低所得者層向け貸し付け)債務担保証券の販売で投資家をミスリードしたと申し立てたのである。

    その主張は、ゴールドマンサックスが、あらかじめ失敗することがあきらかな証券を含んだそのCDOを組み立てる際にヘッジファンドのマネージャーを雇い、そしてデリバティブを設計したまさしくそのヘッジファンドがそれをショートしていたこと ー ゴールドマンを通して大衆に売りさばいたその証券は、彼らが買いを薦めた一般投資家の損失を伴い、20憶ドル以上の利益を掻き集めたのだとしている。 

    これは真実だろうか? 水星が逆行を開始しようとする寸前である今、私達はその全容を知ることは出来ないだろう。しかし、米株市場において、この数週間でもっとも急激な1日の下落幅を記録し、なおかつ、強気市場を終わらせ、新たなリセッションの開幕を推進するには十分なニュースであった。多分これは一度に起きるのではない。私達は将来のある時点でこの事件を見返し、これをSEC(政府)またはゴールドマンサックス、または金融業界全体にとって「何か」がバッドエンドに向かって進み始めた、その開始点として振り返ることになるだろう。

    このSECの発表のタイミングは多くの人々を驚かせ、頭を横に振らせるものであった。それは上院の財政改革法案「フィナンシャル・リフォーム・ビル」(以前触れたクリストファー・ドッド議員によるものであり、健康保険制度改革法に次ぐアメリカの大規模「爆発物」として私達が警告してきたまさにその法案)の、非常に重要な議事の寸前なのである。(健康保険制度改革法の真実は「疾病に関する法」である。何故なら「健康」に関しては殆どメリットが無いのだから)
   
    ではなぜ金曜の、市場が開かれた直後にこれを発表したのか? そしてなぜこの、オプション期日でいつもより市場のボラティリティが高くなる第三金曜日だったのか?  多分、誰かが次のようなことを試みていたのかもしれない。
すでに銀行とウォール街が「諸悪の帝国」として糾弾されている国内において、原因を新たに別の銀行スキャンダルに結びつけて株式市場を急落させることにより、財政の全分野にわたる政府の規制強化を目指すポピュリスト陣営へのサポートを確実にすることが出来ると。 
結局のところ、ここにマネーというものの全てがある。 

    勿論銀行とウォール街に2008~2009の経済恐慌に対する何らかの責任が無かったということではない。彼らには責任があるし、当然その責任を負わせられるべきである。しかしながら、最近の経済崩壊に彼らと同じくらい共謀していたのは米国政府自体であり、その議会の特定の議員達が、これまでの金融システムを自分たちの利益のために個人的に濫用してきて、経済危機をまだ防げた時期に沢山の過失をおかしてきたということ、そしてまさにその議員達が今やこの金融制度改革法案を推進するリーダーであるということだ。

    この最新の劇場ドラマには、金融の「王者達」に対する世論の判定を確実にネガティブなものへ移行させ、同時に政府の「主達」に今や次の大きな勝利のための手段を講じ、個人的責任から逃れるための力を与える可能性がある。それはうまく行くだろうか? いやあり得ない。冥王星が山羊座にあり、土星とスクエア(90°)である時、当然その答はNoである。誰も逃げられはしないだろう。ゴールドマンサックスも、経済を活性化させるために与えられた納税者のマネーを蓄え込む「金持ち銀行家」も、そして自分たちへの国民の反感を銀行家へ向けるために世論を操ろうとしている政治家も、である。

    今年11月の中間選挙の時、* 月のノース・ノードは山羊座の冥王星とコンジャンクト(0°)となり、金星は蠍座で逆行となっている。政府の操作に対する国民の反感が一つの頂点に達するとき、国中に轟音が響き渡りそうだ。結局、冥王星と蠍座によって行われる事とはこういう事なのだ。それらは毒を排除し、不必要なものを取り除く。冥王星と蠍座は、改革と解体・再生のための真のメカニズムだ。そしてこれが実世界にどう顕れるかは、投票ブースを前にして、またはその時までに確かな選択肢が与えられなかったとしたら街角で、シンプルに「もう沢山だ・・」とつぶやく人々の手にかかっている。

* (太陽と月の軌道の交点。北と南があり、ノース・ノードは昇交点とも呼ばれる)

(* オバマ大統領の支持者達はこの「フィナンシャル・リフォーム・ビル」に関して大統領を支持する署名をするよう、各層に呼びかけている。)
http://my.barackobama.com/StandForWallStreetReform
(* また、支持層にはオバマ大統領の署名で支援を要請するメールが送られている。星読みトレーダーさんの一人がその支持者であるらしく、送られてきたメールの内容が公開されていた。そのメールには強い調子で改革の必要性と、消費者を「虐待して」得た巨万の富を使ってロビイストを雇い、悪事を隠蔽し変化を起こさせまいと暗躍している「銀行家やウォール街などの敵」に対して敢然と闘いを挑む・・・というようなことが書かれていた。英語と日本語のニュアンスの違いがあったとしても、またもともと支持者であるひとたちに送った内容であるとしても、国の指導者から直接こういう激烈な調子のメールが来るというのは、日本人である わたしの感覚にとってはちょっと「ビックリ」な感じだった。さすがはお金さえ出せばピストルが買えるというアメリカ、闘いもハンパじゃなさそう...なんて。けれどアメリカではこれが普通のこととして受け止められるのだろう。)

    さて今一度確認してみよう。世界の全てのマーケットが先週年初来高値をつけるまで騰がったわけではない。ヨーロッパでは、オランダのAEXが新高値を付けたのみである。アジアと太平洋沿岸域では、オーストラリアのオールオーディナリーズが木曜に新高値を付け、月曜は香港ハンセンが第一サイクルの高値を付けた。しかし日本のNikkeiとインドのNiftyは、以前に株式指標の一時的な天井が示現する期日であると認識された、それぞれ4/5と4/7の年初来高値をいまだに抜けないでいる。ナスダックとダウ工業平均は、金曜のゴールドマンサックスによる証券詐欺罪のニュースによる下落の前、共に木曜に年初来高値を示現した。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    これからの2週間は多くのミス・インフォメーションや混乱、はっきりしない噂やメッセージに満ちた期間になりそうだ。水星がその3週間にわたる逆行をこの日曜、4/18に開始する。これに続くのが4/23の金星スクエア(90°)海王星、そして、4/26には、全部で5回あるうちの4回目となる土星ー天王星のオポジション(180°)である。

    水星の逆行期はけして * トレードにとってイージーな時期ではない。話されていること、意図されていること、そして聞かれて理解されること、それらがしばしば思い違いを生みやすいからだ。特にあなたのブローカー(*や大事な交渉相手)と話す時は、双方に行き違いが無いよう、あなたが聞いた・言ったと思ったことをくり返し確認し、誤解を避けることが賢明だ。またテクニカル指標をトレードのガイダンスとしている人たちは、この時期、テクニカル研究があまり頼りにならない期間になりがちであることを頭に入れておくことをお薦めする。この時期は買いサイン、売りサイン共に、普段以上に「騙し」が多くなる。

* (株や為替・商品市場だけではなく、一般の商取引や交渉事においても同様のことが起きやすいので要注意)

    しかしこの空間における大嵐の雲となるのは、迫っている土星ー天王星のオポジションだろう。もし水星の逆行が偽の買いや騙しのサインと関連するなら、土星と天王星はサポートゾーンとレジスタンスゾーンが共に、とても弱いサポート及びレジスタンスとなりうることを暗示する。価格はこれらに乗じて爆発するかもしれない。しかし、水星の逆行がある場合、こうした爆発の後まもなく、もともと予想されたような非常に悪質な反転が続いて起きる可能性がある。


≪ 長期的展望 ≫

    先週起こった長期の惑星サイクルに関連して、地政学上重要かつポジティブな進展があった。オバマ大統領は世界の指導者達に呼びかけて核安全保障サミットを招集し、テロリストが核兵器を入手するのを妨げる方法について議論した。また数週間前、彼は世界規模のサイバーテロリスト・アタックの可能性について議論するサミットを主催した。これらの2つの事柄は、現在影響を及ぼしている長期の惑星サイクルに大いに関係している。

    もし私に、土星・天王星・冥王星のTスクエアを含むカーディナル・クライマックスにおいて、何が一番恐るべき事か?を尋ねていただけるなら、私の選択は上記の事柄になる。

    事実、拙著『フォーキャスト 2008,2009,2010』の内容に関して私が話した様々な講演において、何人かの人からまさにこの質問が出た。そしてこの3年間、私の答は一貫してこの2つだったことをその場にいた方々はご存じだと思う。これらの脅威は、2010年から2015年を通じ、そして特に天王星が冥王星にスクエアとなる時(2012年~2015年)可能性の領域に明確に存在し続ける。

    去年私は、もしオバマが彼の人生でもっとも価値ある使命を果たしたいと願うなら、彼はまさにこれらの問題を議論するために世界の指導者達を彼の側に集め、サミットを開催する必要があると述べた。彼はこれらの問題に関してリーダーシップをとる必要がある。何故なら、私の分析では、彼の天命は核とテロリストの脅威を取り除き、世界平和のために世界の指導者達を一つの目的のもとに集めることにあるからだ。彼は各国の指導者達に、これらの問題に対し断固たる態度をとること、そしてその結果、兵器を集めて罪のない命を危険にさらし世界平和の脅威となる人々を孤立させてほしいと頼むことによってそれを成すことができる。

    そして彼は丁度先週それを行動に移し、世界はとても好意的な反応を示した。彼が自分自身に備わった才能と技能にピタリとはまった方向性をもって動く時、彼は成功し尊敬される。

    土星がその殆どの期間を天秤座で過ごすこれからの2年間、もしかしたら私達はもっとオバマを平和を望む政治家として見るようになるかもしれない。そして、完全な景気回復を阻むことにしかならない、高い失業率、経済の脆弱性、そして持続不可能な国家の赤字が蓄積している時に増税したり政府の支出を増やすような、分裂した舞台裏の操縦者という印象を弱めることができるかもしれない。


訳文終わり
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April 05, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 4/5

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年4月5日(フリー版より)
翻訳: hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文で す。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見・ご感想や間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。
(文中の * 部分は翻訳者の注です。)
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※今週金曜はメリマン氏が終日不在のため、ウィークリーコラムは休載になるそうです。


≪ 前回の検証 ≫

今回も先週の検証部分は省かせていただきました。前半は各国株式・為替・商品市場の動向と高値・安値の日付検証、惑星の動きなどとなっています。そしてこのパートの最後は次のように結ばれています。
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 先週は結局、殆どの市場が良好な状況に見える一週間だった。それでもなお、いつくかの主要産業国の市場には翳りが見られ、この咆哮するブル・マーケットに遅れをとっている。
 
 それらはこれから追いついてくるのだろうか? それとも、これは今後の弱気相場への分岐の先駆けとなり、かなりの規模の急落を暗示しているのだろうか?


≪ 短期的展望 ≫

 このブル・マーケットへのジオコズミック面の下支えは依然として続いている。先週から始まった新たな要素として、『 通常は金星が牡牛座を進行する3/31~4/25まで、株式市場がブル傾向に傾くことが期待出来る 』。しかしながら、これはただ金星がその支配する星座を進行中であるという事実にのみ依拠するものではない。
 
 1/18~6/6の間、魚座を進行中の木星もまた関与している。 これら2つの「ベネフィック(順調・拡大・調和など良い流れをもたらすとされる惑星)」が3月4月の間、株式市場の楽観基調を支えていると言える。それに加え、ニューヨーク証券取引所の始原図は、1792年5/17設立、つまりこの組織が 「 牡牛座生まれ 」 の存在であることを示している。
 
 金融アストロロジーの観点では、金星がその支配星座であると同時にニューヨーク証券取引所の太陽が陣取る星座でもある牡牛座に位置することは、アメリカの株価上昇を支える要因である。今週のコラムの要点もそこにある。

  しかし、前述したような強気のジオコズミクスにもかかわらず、株式市場はテクニカルな観点からすれば買われすぎの様相を呈している。そして、相場の反転時によく見られる3つのジオコズミック・サインが今週から示現してくる。4/3土曜、金星は火星と分離のスクエア(90°)となる。4日の日曜には、金星は冥王星と接近のトライン(120°)を形成する。そして4/6 火曜には冥王星が逆行運動を開始するのだ。
 
  つまり今週は金星・冥王星タイプの週 ( 強い経済と膨張する負債 ) ということになる。これらはどちらも、金融市場のリバーサル現象に関わる最強のサイン、レベル1ではない。しかしながら、このような短期間に3つものサインが起きてくることを考慮すれば、それは常に、少なくとも短期のトレンド転換の可能性を示唆する。
 
  * なお、これより遥かに強力なトレンド転換を示すジオコズミック・サインは、 4/18~4/26 の時間帯までは起きてこない。

  また今週は、より長期間の注目点となるであろうジオコズミック・イベントがある。逆行中の土星が 4/7 に乙女座に入り、7/21 まで滞在するのだ。現在までの観測では、乙女座の土星は貴金属、特に金の相場で強気を刺激する傾向がある。ただしこれを統計的な観測として主張するには、まだあまりにも歴史が浅すぎるのだが。
 
  また、土星が去年 10/29 最初に乙女座ー天秤座の秋分点と交差した頃、米株市場は10/19~23にトップを付け、その後10日間いくぶんハードな下げを見せた後、11/2 に底を付けたことを覚えておられると思う。そして、それは1月中旬、土星が逆行を開始すると共に鮮やかに上昇していった。土星は5月に逆行を終え、順行を開始する。したがって、私達は *以下の時間帯周辺では市場の方向性について非常に注意深くあるべきだろう。
 
  ・土星が乙女座ー天秤座ポイントと交差する4/7周辺の数日間
  ・土星が方向転換する5/30周辺の数日間
 
* ( このリバーサルの時期について、短期売買に集中する星読みデイトレーダーの中でも有力な数人は  上述の4/18~4/26 周辺に近い4月2週~3週目、より狭くは4/16~20周辺が一番可能性が高いだろうと言っている。また、それまでは土星のエネルギーも幾分ブル方向に使われるのではないかとの話も )


≪ 長期的展望 ≫

  天空では、先ほど言及したものよりもっと最近の世界的株価上昇に貢献していると思われる、より長期のコズミック・サインが進行中である。この長期的サインの観測とテクニカル面での研究を結びつけた結果、私達の購読版レポートでは、他のジオコズミック・サインによる相場の反転時期を模索し続けながらも、米株及び日本株の過去数週間にわたる強力な上昇期の間中、ロングポジションを保つこととなった。

  大変重要な事なので再び言及するが、単にジオコズミック・サインだけ、又はこのフリー版コラムに書いてあることだけで売買や投資の意志決定をしてはならない。このコラムの目的は、単にその週のジオコズミック状況のアウトラインを示すことであり、またそれについて検討することに有る。売買で成功しようとするなら、あなたは金融アストロロジーとテクニカル ー そしてシクリカル分析を統合研究する必要がある。またパターン認識の研究さえも必要とされる。

  それゆえ、たとえ複数のジオコズミックな時間帯が2月初旬から市場のリバーサルを示していたとしても、こうした技術的な全体像が私達をロングサイドに留まらせ、結果的に成功に導いたという事なのだ。これはジオコズミクスが相場分析においてうまく働かないという意味ではない。私の意見では、事実それは他のどんな市場タイミングの分析よりはるかに優れ、より一貫した信頼性を保っている。
 
  しかしながら、リバーサルを示唆するジオコズミック・サインは必ずしも常には株式市場にあてはまらない。(但し他の金融市場においてはより明確に現れる ) また、代わりにそれらはしばしば政治上の出来事で示現する。3月の強力でハードな惑星間のアスペクトは、株式のブル・マーケットにおけるどんな実質的反転としても現れなかった。しかし、それらは正に為替、貴金属、原油、そして穀物市場において、正しい反転のタイミングを示唆した。またそれらは、アメリカ合衆国における政治運営上の、そして社会的な反転とも言える 医療保険制度改革法案の成立時期とも一致している。

  さらに、こうした事の全てが、2010年6月~9月、そして再度2011年にピークに達する強力な 「 カーディナル・クライマックス 」 に繋がっていこうとしている。
 
  また市場動向の面で見れば、木星と天王星が5月下旬~6月初旬、非常に小さな時間差で牡羊座に入場する。これらの惑星と牡羊座という宮は、それぞれに 「 投機 」 を意味する。 実際、より適切な表現をするなら、例えば株や商品市場のような場での資産バブルに導く 「 過剰投機 」 と言って良いだろう。

  私達は今やこうした事象の始まりを見始めていると私は信じている。例えば日本のNIKKEIやダウジョーンズ工業平均のような株式指標の、2月初旬の安値からのチャートを見てほしい。それらはただ徐々に上昇してきているわけではない。それらはまるで放物線を描くように上昇し始めている。これは金融バブルの特徴とも言える。

  これらの全ては * 「 Forecast for 2010 」 に詳細にわたって述べられている。こうした事象は今現在進行中であるように見える。そして貯蓄者がこの資産バブルに投資しようと企てることにより、銀行預金口座から株式市場へのマネーの空前の移動が起きるだろう。しかし、問題は次のことにある : 貯蓄家は投機家ではない。そして、これは投機のためのコズミック・クライメートなのだ。市場が折り返しを見せる時、投機家は追随出来るだろうが、貯蓄家はそれに対処する用意は無い筈だ。

 
 *( 「フォーキャスト2010」 投資日報社からマーケット・エコノミスト皆川弘之氏の訳で毎年200ページ強の日本語版が出版されている )


  投機家は未曾有の利益をあげるだろう。そして、投機家たらんと試みた貯蓄家は市場から一掃されてしまう。その後、政府は投機家を処罰し、投機相場に対処する心構えを持たないまま、自分たちには理解できないゲームに参加しようとして生涯収入に匹敵する額を失った "気の毒な" 貯蓄家達の救出に乗り出すだろう。

  次にこれは、制御不能の支出に悪酔いして破産に至ろうとしている政府が、新たな政府規制、罰金、税金などの捻れや、「 金融業界の邪悪なならず者 」 への懲罰法を課すことへの正当化に繋がりうる。 これは全て、土星・と冥王星の分離フェーズのもと、この10年の終わりまで常に起きてくる可能性がある。

  勿論、これは必ずしもこのような筋書きどおりになる必要はない。しかし、およそ政府の制御不能の支出が連邦の負債を放物線状の上昇に導きつつある事実と、殆どゼロ金利に等しい中央銀行の政策が結び付いた時、いったん離陸したら止めるのが非常に困難なインフレ圧力がまさに動き出そうとしていると言える。FED議長は先月の議会証言でこうした状況について述べている。

  2/26 のウォールストリート・ジャーナルにはこう書かれている。米国経済は "・・・税収入に沿った政府支出計画をもたらすために計画される確かな議会プラン無しに、急速に変わりうる" と。

  そしてこの変化をもたらすのは増税云々の問題ではなく(何故ならそうはならない)、どちらかといえばむしろ、人々が租税収入に貢献するよう彼らを職場に戻し、給与支払名簿に載せる・・・という事なのである。



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March 29, 2010

■メリマン・コラム3/29付けを訳してみて_3/28

   メリマン・コラム無料版の真骨頂は≪ 長期的展望 ≫にあることは常に変わらないけれど、今回のコラムのハイライトは何と言っても、先日成立したアメリカの医療保険制度改革法、別名「オバマ・ケア」の件じゃないかと思う。メリマン氏は≪ 短期的展望 ≫の中で、2月の穏やかなアスペクトから3月のハードな局面を示唆する星の移行を、政治面より株式市場の値動きに当てはめて予測していたことに対する反省・・・というより、市場そのものの「意志」に対して脱帽・・・にも似た心情をにじませているように思えた。

   この法案の通過は、彼が以前のコラムでも「大方の予測に反して突然蘇り、制定されるだろう」と再三指摘していた事ではあるけれど、この時期に無理に通すことは後々のトラブルを引き起こすとの予見から、出来ればじっくり議論を重ねたほうが良いだろう、と述べていた事柄だった。けれど、獅子座の火星順行や太陽の牡羊座入場の勢いを駆って、妥協を重ねつつかなり強引な手法で通されたこの法案は、やはり色々な問題を含んでいるようだ。
  
   事実、アメリカ社会での医療保険制度改革は歴代政府が手を付けようとしてもかなわなったほどの、歴史的な変革であるらしい。もともとアメリカの人たちは連邦政府に個人生活に関わる問題の統括権を渡すことに対し、大きな抵抗感を持つと言われている。日本では殆ど一般の話題には上らないし、国民皆保険制度を当たり前に感じてしまうわたしなどにはピンと来にくいけれど、これは1950~60年代の、人種差別撤廃運動にも匹敵するくらいのインパクトがあるのだという。1957年のLIFEに載ったという白人・黒人共学化の時の写真を見ると、小学校や高校に通う黒人生徒たちの周りを取り囲んでいたのは反対派の暴徒から護るためにかり出された101空挺部隊の物々しい姿だった。

   そして今、クロス・ヘアー(銃の照準を意味する十字)をシンボルに、保守派がティーパーティ/ティーバッガーと呼ばれる草の根運動を起こして民主党オバマ政権に対抗しようとしている。彼らは大統領を「オバマ王」と呼び、「社会主義独裁政治を許すな」というスローガンを叫んでいる。すでに民主党の議員事務所に銃弾が撃ち込まれたり、推進派の家族を巻き込んだ脅迫事件などが起きており、これから益々感情的な対立が激しくなるだろうと言われているそうだ。
  
   アストロロジャーのアリス・ミラー氏は、そのメルマガの中で「私は通常、政治的な問題については論じないという姿勢を保っている。しかしこの法律については、アメリカ人の個的生活に大きな影響を及ぼすことから考えても、ただ口をつぐんでいる訳にはいかないだろう」と述べている。彼女の話では、アメリカの医療制度のひずみの犠牲となっている高齢者や低所得者が沢山存在するらしい。例えば、彼らは医療保険会社に法外な料金を払い続けないかぎり、病院へ行っても実験的な検査を繰り返されるばかりで結局治療らしい治療をしてもらえないという。それが事実であるなら、メリマン氏が ≪前回の検証 ≫で述べているいるように、この法律が利益をむさぼっていると悪評の高い医療保険会社に対するなんらかの法規制を一切含まないというのは大きな問題となるのだろう。
  
   ちなみに、オバマ大統領がサインを終えてまさに法案が成立した瞬間 ー 3/23  11:55 AM ワシントン ー のイベントチャート(Koch)では、蟹座/山羊座の地平線に 月180°冥王星、それに対して太陽と土星がタイトな90°スクエアを形成していた。天頂付近の太陽は誤差1分のねらい澄ましたような正確さで地平にスクエア。強力な力を発するカーディナル・サインの初期度数で構成されるこのグランド・クロスは、まるでティーバッガーのシンボル、クロス・ヘアーとそっくりだ。アストロロジーを実践していらっしゃる方であれば、この意味するところを思うと、かなりの緊張感を感じると思う。アリス・ミラー氏は、そのメールの最後を 「この法律がどんなに悪法であろうと、私達の国は変革に向かって一歩を踏み出したのだ。その事実に目を背けることなく、より良い未来を後生に残すために今私達ができる事は何か?を冷静に考えていく必要がある」という言葉で結んでいる。
  
   ところでメリマン氏が≪ 長期的展望 ≫で述べているような星回りは、当然アメリカだけではなく全世界に影響を及ぼしている。わたしは訳しながら、まるで日本のことを言われているような気がしてしまった。当然、国民性や政治システム、国の始原図も違うわけで、同じ様なことは起きないのかもしれない。けれど日本もまた大きな変革の波にさらされているのは事実だし、先の見えないモヤモヤ感はもしかしたらアメリカより深刻かもしれない。不安、怒り、失望感などの感情が静かに静かに少しずつ溜まり、圧縮されきった時、わたしたち日本人はどんな行動を取るんだろうか? 世界の変革の嵐の中で、目先の幻想に踊らされたり、思考停止に陥ったりせず、冷静に未来を選ぶ覚悟があるだろうか?・・・今回はそんなことを考えさせられたコラムだった。
  
  
hiyoka.(^_^)

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March 28, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 3/29

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年3月29日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文で す。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見や間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。(文中の * 部分は翻訳者の注です。)
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≪ 前回の検証 ≫

    世界の株式市場は、ダウジョーンズ工業平均の新たな年初来高値にもかかわらず、また別の混沌とした様相を見せてきた。先週、医療保険制度改革法案の可決を追うように、DJIAは一般通念を無視して高く昇り続けた。一般的に思われがちな事とは異なり、この法案は医療保険会社に対してその利益追求を抑制することは全くない。

    実際のところ、彼らは高らかに笑っているかもしれない。何故ならこの法案は今や新たに3000万人の新規の(そして現在保険無加入である)人々が彼らの企業から医療保険を購入しなければならないと命令するものだからだ。もし人々が命令に従わなければ、法的に罰されることになる。従って、アメリカの株式市場が先週年初来高値を示現した事を正当化する理由は存在する。しかし、このケースは何処でも通用するわけではない。

    極東と環太平洋地域では、香港ハンセンが先週300ポイント以上下落、木曜には20,639の下値をつけた。これは、去年最初に構成された土星ー冥王星の分離のスクエア(90°)付近、11月18日につけた高値23,099のはるか下である。インドNIFTYは週いっぱいにわたって騰がり続け、金曜には5293をつけている。しかし、これは未だに1月6日に記録された年初来高値5310のわずか下にいる。オーストラリアのオールオーディナリーズは水曜日に49214の高値まで昇ったが、これもまだ年初来高値4984には届いていない。ひとり日本のNIKKEIだけが金曜に11,000の高値をつけ、結果1月15日土星が逆行を開始した日に示現した10,982を超えて年初来高値をつけた。

    あなたはこのブル・マーケットが重要な土星のトランジット(進行)中に高値を取った ー安値ではなくー ということに注目しているだろうか?

    ヨーロッパでは、オランダのAEX、ドイツのDAX、そしてロンドンのFTSEが皆先週年初来高値を示現した。しかし、これまでブルのリーダー格であったスイスのSMIはそうはなっていない。またロシアのMICEXも年初来高値に届かず、香港ハンセンに似た様相で先週殆どの日が下げであった。

    再度言及すれば、世界の特定の領域下においてベア・マーケットへの分岐を示すケースが見られているということになる。

    アメリカ大陸では、DJIAとNASDAQ複合が先週年初来高値を示現した。しかしながら、アメリカにおける新医療保険制度法案の中身を知ってみればそれは今や説明がつく。年初来高値はアルゼンチンのマーヴェルでも示現しているが、ブラジルのボヴェスパは未だにそれには程遠く、先週水曜にわずか69,677に届いたのみで1月11日の年初来高値71,068と比べれば安値に甘んじており、今年2度目の高値を取った3月12日以来のダウントレンドが続いている。

  しかしながら、多分一番奇妙な市場の動きを見せたのは、新法による財政赤字の増加を取り沙汰されているにもかかわらず、先週殆どの日に下げ基調だった貴金属相場ではないだろうか。(この法律の主張としては実際には赤字削減策なのだとされているが....)

     もしかしたら、この法律が負債を加速させる可能性はEuro共同体メンバー国の負債の脅威に比べればヘでもないという理由付けがあるかもしれない。或いは、おそらく投資家達は連邦政府が差し迫った多大なマネーの必要性をカバーするために、より多くの米国債券/証券類を売れるようFEDが金利を上げる必要があることを見越しているのかもしれない。

    結局のところ、世界中が未だに様々な方向性の異なるシグナルの影響下にある中、先週は金融市場にとって非常に奇妙な週となった。これは強力な天王星のサインのもとに見られうる事柄である。そこで一つだけ言えることは、天王星・土星・冥王星のような強力なサインの影響下で、人は「思いがけないことが起きる」という事実を除いては、何一つ来たるべき事柄を「正確には」予測できない、という事である。そして今後なお一層この傾向が顕著になってくる。


≪ 短期的展望 ≫

   もし先週の相場の様相が、5月から9月にかけて起きる事象のプレビュー的なものだったとするなら、これからはハイ・チャージされた強い感情の渦とワイルドに高まった投機精神に満たされた、何とも言えず奇妙なマーケットとなるだろう。過去10日間はこれから起きる土星・天王星・冥王星のT-スクエアを太陽がトランスレーションするのが見られた。5月下旬、そして6月初めから次の9月まで、この3惑星は木星と共にカーディナル・サインの初期の度数に入り、大変まれな「カーディナル・クライマックス」を形成する。
  
   この10日間に私達は、非常に偏向の度合いが強いと言える医療保険制度改革法案が成立し、それにより支持者と反対者双方の暴力的な脅し合いが起こり、そしてアメリカの株式市場が年初来高値まで押し上げられるのを目撃した。そして、貴金属相場は株の上昇に連動せず、またこの法案が通ることによる支出と負債の増加の懸念にもかかわらず、ややハードな下げを見せた。

    天王星が物事に関わる時の典型的な様相として、市場は誰もが予想しうるような道筋を辿らなかった。市場はその反対を行った。直近のトレンドを逆転させる代わりにアメリカにおいてはブレークアウトが起こり、(困難を意味する)トランスレーション運動の期間が始まると共にそのフォースは増して上昇トレンドをは加速化していった。

     数週間前私は、2月のいわゆる「ソフト・アスペクト」が終わりを告げ、ハード・アスペクトが展開されようとしている3月に株式価格がどう上昇できるかを予見するのは難しいと推測した。にもかかわらず、今振り返ってみれば、世界の株式市場は確かに2月末まで上げたところまでは予測どおりであるものの、それを超えて、困難を示唆する局面の間中、実質的に力強く騰がり続けた。

     ところが、実際この期間に逆転を起こしたのは、医療保険制度改革法案の成立確率のほうであった。この法案はほんの数週間前には殆ど死に体の様相を呈していたのだ。それが今では法律化されている。フィナンシャル/マンデーン・アストロロジーは正しく働いた。しかしながら、アメリカの株式市場に関して私が予測したような動きにはならなかったのである。* これは、集合心理学と事象の性質が惑星間のアスペクトに忠実であり、国の財政的事柄や他の市場にはその影響があったにもかかわらず、(そのエネルギーが)アメリカ株式市場のリバーサルという事象には翻訳されなかったという事である。

* (この点については、アメリカの星読み個人トレーダーさん達の間でも議論になっていた。あからさまな相場操縦が至る所に見られるなどの報告もあったけれど、それが何を意図してのことかは意見が分かれていた。いずれにせよかなり人工的・意志的な上昇相場であれば、そう長くは続かないということで、今彼らの関心事は転換の日を特定することに集中している。オバマ・ケアは大増税を前提にしていて、米企業収益の10%以上を奪い去るとの試算も出されたそうで、星回りの計算から月末説も根強いものの、幾人かの目立ったトレーダーは4月2~3週目にかなりの下げ相場が示現するだろうと想定していた )

    これからの週、月曜には満月(従って復活祭の休日が次の日曜に続くことになる)となり、金星は水曜にその支配星座である牡牛座に入場する。そして水星が、射手座的要素が展開されてくる日でもある聖金曜日に、牡牛座入場となる。この時期はアメリカのプレ・ホリデイ・ウィークであり、テクニカル的な要素がアテにならない期間となりがちだ。通常は金星が牡牛座を進行する3月31日~4月25日は株式市場がブルに傾くと予測される。しかし、テクニカルでは明らかに買われ過ぎを示し、サイクル理論でも指し示す転換期をかなり過ぎている状態だ。従って私達は、サイクル理論、テクニカル理論、そしてジオコズミック論が異なる事象を示唆する時期に入ったと言える。


≪ 長期的展望 ≫

   最近は、資本主義が元来「捕食的」で元々失敗を孕んだシステムであるという話から、その終焉を語る議論をあちこちで聞くようになった。確かにカーディナル・クライマックスという惑星間構造の持つ性質は、今日の政治・経済社会の支配的システムが熟し切っており、オーバーホールや変革、或いは極端な場合終了さえも有り得ることを示唆している。しかし、私はそれがシステム自体が持つ「捕食性」(即ち「悪」)のために起きるとか、他の捕食的でない(より善い)システムに代わって行くと決めてかかる気にはならない。
  
   ささやかな私見によれば、どんなシステムであれ、「捕食性」の影響を避けることは出来ず、したがって頽廃するものなのだ。換言すれば、殆どのシステムは、その最も純粋な形態においては素晴らしいものだ。それらが堕落し結果的に失敗に導かれるのは、それらを運営するのが人間だからであり、その人間達が自身の特別な利権に益となるようにシステムに変更を加え、結果的に頽廃へと導くからなのである。

    冥王星が山羊座における長い滞在(2008~2024年)を続けている時、過去2~3世紀に確立された多くのシステムが「チェンジ」=変化への動きの影響を受けずにはいられないだろう。ある物は終焉を告げ、ある物はラディカルに変革されるだろう。これはおそらく痛みを伴うだろうと思う。しかし、通常、これらの変化の原因はそのシステムその物の失敗というよりは、むしろある種の不正や権力の誤用と関係がある。
   
    冥王星は(個人的にも社会的にも)隠されていた全てを明らかにする働きを持つ。特に、自分自身の利得のために他者より有利になるよう秘かに仕掛けられたような物事については。

    また山羊座というサインは、追い払われるであろう領域が、無節操なやり方で社会にダメージを与えつつ巨額の利益をあげた 政府、銀行、そして大企業(山羊座的組織)になるという傾向を持つ。その結果はしばしば、巨額の負債や人権の侵害(または喪失)に見られる。この傾向は特に、土星が冥王星に対して分離のフェーズにある2001年~2020年の間効力を持つ。従って、この長期の2サイクルが重なる2008年~2020年の間、こうした予測が有効であると理解される。

    ただ、同時に私達はまだ、1993年の171年ぶりの合(0°)に続く天王星・海王星の * ミューチャル・レセプションの時間枠にいる。これは、空前の技術的・科学的前進の期間であり、人類の智恵が高く昇華する時期でもある。従って、ひとつの(またはより多くの)システムが終わりを告げ、新しく優れたシステム(複数)が生まれる可能性がある。
   
*(異なる2つの惑星同士が、お互いの支配する星座に位置しあっている状態。海王星や天王星のような動きの遅い惑星では稀なこと)   
   
    しかし、山羊座の冥王星のもとでは、この新しい誕生が、不純な動機を持つ人々ではなく、また単に自己幻想に酔ったような部類の人々ではなく、真にビジョンを持った人々によって導かれることが必須となる。さもなければ、それは一つの失敗したシステムから新たなもう一つの失敗に代わるだけのことになるだろう。その原因はやはり人間 ー 社会・政治・経済の大変革を導く者のリーダーシップと徳性の欠如によるものだ。
   
    21世紀のこの最初の20年間は決して生きていくのに楽な時間帯ではないかもしれないが、それは大変重要な時期である。何故ならこの期間を生きる人々が、これから何十年、いや来るべき何世紀にも渡る人類の道程をセットすることになるからである。そして、その結果 ー この大変革の本質とその厳しさ ー は、未だ決定付けられてはいない。何故なら、数多くの重要な選択が今年、そして来年に残されているからだ。
   
    それを修正するにはまだ遅くない。そしてまた、それがすでに修復不可能なほど壊されていると言うにも遅くはないだろう。だが今までのところ、前回の土星・冥王星の分離サイクルにおけるテーマの失敗に唯一連座していないと言えるのは連邦準備制度理事会(FRB)であろう。そしてFEDはこれから9月にかけて、新たに非常に難しいジオコズミクスの時間帯に入ろうとしている...。


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March 23, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 3/22

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年3月22日(フリー版より)
翻訳: hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文で す。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそ ちらもご参照ください。またご意見や間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。
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 今回は時間も無かったため前回の検証のパートを省きました。
内容的には各国の株式市場と為替、商品などのブルな値動きの検証と、年初来高値や直近高値の殆どが太陽と天王星のコンジャンクション(0°)の日(3/17)に示現していることなどを述べています。

 前回、今回と続くトーンを見ると、メリマン氏のスタンスはこれまでのように相場の上げ・下げを含めた現象の予測から大きく舵を切っているようにも思えます。(もしくは、多くのアストロ・デイトレーダーさん達同様に、あまりにもナチュラル・エネルギーの流れに相反した、かなり恣意的・意志的な相場の動きに対し、上下を予測することから少し引いているかもしれません。) そう長く見ている訳ではないので断定的なことは決して言えませんが、カーディナル・クライマックスという、占星術的にも大きな変革を意味する時間帯の中心部に突入しようとする今、無料版では「何でも起こりうる」という視点のもと、より俯瞰的なアプローチを取っているように見えます。

 いずれにしても、メリマン・コラムの真骨頂は特にその長期的展望にありそうですので、出来れば以前のコラムと合わせて現況を検証していただけると面白いかもしれません。

 また、このコラムはアメリカの政治・経済状況についての解説ですが、同じ惑星アスペクトの影響を日本も他の国々も同じように受けています。国自体の成り立ちが異なるために惑星のエネルギーがどのように翻訳されて現象化するかは国や地域により様々ですが、基本的なトーンは非常によく似ているのではないでしょうか。
日本の行く末を考えるにあたっても、何らかの示唆があるように思います。



≪ 短期的展望 ≫

 アメリカでは「マーチ・マッドネス」と呼ばれる季節に入った。3月の狂気、これは先週木曜に始まったNCAAー全米大学バスケットボールトーナメントの通称だ。天王星のトランジットは狂気とも関連するか、少なくとも非合理的で型破りな考え方や振る舞い、奇妙で予期せざる物事が起きやすい時間帯だと考えられている。(スポーツの世界では、私達はそれを「アップセッツ=形勢逆転」と呼ぶ…これは、現況の政治世界にも似たような3月の狂気的状況が反映され、同程度の予期せぬ形勢逆転が起きる傾向があるのではないかと思わせる)
言い換えれば、私達は"狂気の週"を過ごしているのであり、世界の金融市場は宇宙のシナリオに沿った振る舞いをみせていると言える。

 政治という劇場におけるドラマにしても同様である。しかしながら、こちらはまだ終わってはいない。なぜなら太陽ー天王星のコンジャンクション(0°)は先週起きた魚座の新月の一部であり、今週の春分時にもそれは影響を維持するからだ。換言すれば、月齢サイクルと季節のイングレスサイクルが共に太陽ー天王星のコンジャンクションを含んでいることになる。それだけではなく、イングレスチャート(シーズンの変わり目のポイントにおける天球図)はこの太陽ー天王星の土星、そして冥王星とのTスクエアをも含むことになる。

 もしあなたが、いかにこれらのアスペクトが型破りで、革新的で、 そしておそらくは少し奇妙な味わいを持った現象をもたらすかの内的考察を得たいなら、ただ週末に議会が医療制度改革法案を通そうとする、その方法がどんなものであるかをよく観察してほしい。 あなたがアメリカ在住であるなら、私の言いたい事をおわかりいただける筈だ。 もしあなたが既に国民皆保険制の敷かれた国に住んでいるのなら、「アメリカでは一体何が起こっているんだ?!」とばかりに頭を掻きむしるかもしれない。

 誰もこれがどんな物であるかを理解しないまま、少なくとも、この新法に関わる提案の2562ページにわたるドキュメントを読むための72時間を与えられた後、安息日・四旬節のど真ん中である * この日曜日 に議会投票が行われようとしている。少しでもこれと同じくらい奇妙な事が、かつて米国政府に起きたことがあっただろうか? 新月に加えて春分とマーチ・マッドネスの始まりが、土星・天王星・冥王星の2010年カーディナル・クライマックスを構成する惑星への太陽のトランジットと重なる、という事象はけして毎週のように起きる現象ではない。

* (予定どおり議会投票が行われ、医療保険制度改革法案が成立した。現地在住の方のツイートによれば、成立は難しいと考えられていたが、決め手はオバマ大統領による妊娠中絶への連邦政府の資金拠出禁止を再確認する大統領令を出すとホワイトハウスが確約したことで、土壇場で中絶反対派議員の支持が得られたとの見方も。この法案の改革は1965年低所得者医療扶助制度が施行されて以来のことだそうで、twitterを見ていてもさすがにトレンディなトピックに上がっている。素直に歓迎する声も多いが、政府のやり方に対する不安と不信のツイートも多く見られ、鬱積する医療保険会社への不満も絡んでこれから本格的な施行に向け色々と問題が出てくるのかもしれない。ちなみに現在魚座進行中の木星は占星術上ヘルスケア関連市場を支配している。)

 株式市場はどうなるかって? 
さて、それらがこうした反転サインのもとでリバースを起こすか、或いは3月の狂気に基づいて上げ続け、各国の市場の年初来高値を更新するのかどうか、観察してみようではないか。太陽はこの週末、3/20-21に牡羊座に入場する。これは春の始まりだ。牡羊座はカーディナル・サインであり、行動を起こしたい・・という衝動を示唆する。一定の方向性を保ってきた金融市場が春分など昼夜平分時のポイントでトレンド転換を見せるのは珍しいことだ。


≪ 長期的展望 ≫

 現在の画期的な惑星間アスペクトにおけるもうひとつの興味深い相関関係は、土星の冥王星とのスクエアである。アメリカにおいて私達は、医療保険制度法案の歴史的な投票に臨んだ。これは土星と冥王星の分離のスクエア(2009年10月~2010年8月)の、ちょうど中間地点で起きている。合衆国が国民皆保険制度の法案通過という事態にこれほど迫ったのは、過去においては1994年のことだった。そしてこれは前回土星と冥王星が互いにスクエア・アスペクトを結んだ時期と一致する。
 
 当時、このアスペクトは接近のスクエアであった。今再び私は、もう随分前の著書である「* Evolutionary Astrology: The Journey of the Soul through States of Consciousness」(Seek-It Publications, 1977, 1991)から引用してみたい。即ち ー 接近のスクエアは 真に必要とされる何かを"産む" ための痛みを示唆する。そして分離のスクエアは反対に、大切にしてきた何かが終わりを告げたことを理解する痛みを意味する。それは終末を迎え、時代の流れに遅れようとしているのだ。このような時必要なのは、その人の人生本来の目的に沿わなくなったり役立たなくなった物・事に代わる何かを創造し始めることである。
 
*(R.Merriman氏は金融/マンデーン・アストロロジャーとして著名だが、同時にスピリチュアル・アストロロジーのパイオニアの一人でもある)

 こうした事から、あなたはヘルス・ケア改革(実際には医療改革だが)のことを思い浮かべると思う。しかしながら、本来土星と冥王星は、健康や疾病関連の問題に関わる惑星ではない。こうした問題は、情の深い星座である魚座を進行中の木星と天王星の領域で、土星は今も健康志向を示唆する乙女座に向かって進行中である。土星と冥王星が関わる、より大きな問題は「負債」であり、予算と赤字とのバランスを取ることである。

 土星と冥王星の分離のスクエアのもと、ここで私達が学ぶべきレッスンは、この国が自国の経済を取り扱ってきた方法論は時代遅れであり、終末を迎えつつあること、そして根本的なオーバーホールが必要なことではないかと私は信じている。もしもあなたが、この医療保険制度改革法案の成立がそうした事実を証言するには難しいと考えるなら、クリストファー・ドッド上院議員による金融制度改革法案が次に舞台に上がるのを待ってみてほしい。

 土星と冥王星は、一つの時代がこれからの10年の内に終わることを告げている。しかしながら、鋭く対立する双方が、お互いに「正気の振る舞い」や「他方を尊重する節度ある態度」を伴って合意に至る事が出来る(出来なければならない)とするなら、一体どんな物事が旧い方法論に代わって生まれてくるだろうか? 一体何が私達個人の、そして国自体の、経済的な安定を保証するのだろうか? この問題は2010年、アメリカのみならず世界の主要国のリーダーにとって大きなチャレンジとなるだろう。 カーディナル・クライマックスの主要期が足速に近付いてくる。特に経済問題 ー 制御不能に陥っている負債問題の解決 ー において、更なる負債爆発を激化させないためにも、解決策が早急に見出されなければならない。



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March 14, 2010

■メリマン・コラム3/15付けを訳してみて_3/13

このところ毎回全文翻訳するのが週末の習慣になってしまったけれど、時間が食われているなあ・・と思いながらも止められない。いつも何かしら、この三次元世界について興味深い考察があると感じるからだ。

今回のコラムでは、言葉でははっきり表現されてはいないけれど、メリマン氏自身も市場のブルっぷりに驚いたのではないかな?という感じがした。もちろん、単なる無料版で細かい動きを示唆などはしてくれないし、顧客の人たちには毎日の予測を修正しながら送っているのかもしれない。いずれにしても、無料版コラムの真骨頂は彼の長期展望にこそあるような気がする。

それにしても、Tスクエアのトランスレーションが市場の強気な動きと連動するというのは、意外なことじゃなかったろうか? なぜならそれは普通、とてもネガティブに現れやすいエネルギーだから。

周りを見渡しても、良いニュース、希望を持てるようなニュースはあまり見あたらず、心が暗澹となるような事件や災害、拡がる政治不信や景気の低迷など、先行きの不安材料に満ちているように思える。主要企業の決算発表がこの先の利益増をうたっていたとしても、少なくとも日本では、毎日感じる街の景気はそれほど良くなっているとも感じられない。ギリシャ不安が治まった、ヨーロッパはこれで安泰かと言われても、それを本気で信じている人はどれくらいいるだろうか?

個人的な出生チャートでも、自分の出生時の惑星位置にこのアスペクトがもろに影響している人は、今本当に苦しい思いをしている事が多い。

その意味で、実社会ではこのTスクエアや火星の逆行・順行、金星絡みの恋愛ごとなどは素直に出ている感じがするけれど、相場の世界は一筋縄では行かない。

アメリカのアストロ・デイトレーダーさん達も、この事に関しては色々論議していた。確かにTスクエアは激しい運動性を持つ。彼らのリアルタイムの話っぷりからは、毎日がブルとベアの一騎打ちのようで、とても緊張感が漂っている様子がうかがえた。その会話を少し拾ってみるとこんな感じだ。

『 NYのレギュラータイムは相場操縦だらけでやりにくいったらないよ、クソッ。 もう時間外で先物や為替にシフトすることにした。そのほうがエネルギーどおりナチュラルな動きをするし、ゲインも大きいぜ 』

『 15日は金融規制法案の提出でしょ? そのあと見せしめに暴落させようとして今ウォール街が結託して上げるだけ上げてるんじゃない? 』

『 15日の新月と同時に水星と天王星が合だよね。これは過去の不要物を捨て去って未来のための空間を空けたいっていう雰囲気を作りそうだ。それに火星の順行が始まってる。何か銀行に関してネガティブなニュースが出るんじゃないかな? 』

『 まあ、今回は長い遅れの後に本当のインパクトが起きるだろうね。でも現時点で市場を動かしている集合意識にはかなりのモティべーションを感じるんだよ。だから予測すべき結果はちょっとランダムな感じだな。まるで投げ上げたボールが何処に再び落ちてくるか、わからないって具合だ。パターンってものは常に繰り返されるけど、いつだって例外はある。天気予報みたいにね。 これがどうして起きるかっていうと、今は見えない部分で背景が大きくシフトしている最中だから。ま、来週はベア達も運良くショートカバー出来る場面があるといいな 』

『 だな。外惑星の多くがゾディアックの1巡りを終えようとしてるなんて歴史的だもんな。先のことなんてわからんよ。とにかく明日の値動きに集中するだけさ 』

・・・そう、みんな本当に苦労しながら相場と闘っている。アストロロジー、数学、サイクル論、ファンダメンタル、政治的読み、色んな武器を使って。

今という時は、分足というミクロの変動と地球規模のマクロの変容が重なり合い、絡み合って、ダイナミックに動いている時間帯なのかもしれない。けれどその渦中にある時、人は自分の目先のことをせいいっぱい頑張って生きるしかない。 

その軌跡は後から振り返ったとき、いったい何を教えてくれるだろうか?  アストロロジーを学ぶ者の一人として、ミクロとマクロ、社会の変動と人の精神、その両方を見つめながら理解を深めていけたら・・・と強く思った。。



hiyoka.(^_^)

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金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 3/15

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年3月15日(フリー版より)
翻訳: hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文で す。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそ ちらもご参照ください。またご意見や間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。
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≪前回コメン トの検証と今後について≫

    火星は80日間にわたる逆行期を先週水曜に終え、世界では殆どの株市場がこの事象に向けて1ヶ月の上昇を続けた。しかしながら、典型的な逆行の終焉期に見られる状況の中で、全ての市場が年初来高値を付けたわけではなかった。

    ヨーロッパでは、ロンドンFTSEとスイスSMIが先週年初来高値をつけた。FTSEは5646まで上昇し、1/11土星が逆行を開始した時点での直近高値5600を抜いた。スイスSMIは今年世界最強市場の一つとして君臨し続け、火星がまさに順行を始めた3/10に6891まで上昇、1/11と1/21に記録したそれまでの年初来高値6666を凌駕した。しかしドイツDAXとオランダAEXは土星逆行開始時の高値の下で終わっている。DAXは先週わずか5989までしか上昇出来ず、1/11の6094をかなり下回っている。AEXは先週、1/11の年初来高値345にわずか3ポイントまで届く高値をつけた。ロシアMICEXもやはり1/20につけた年初来高値1491にはるか及ばず、先週つけた高値は1423だった。これもまた3/10の火星順行開始日のことである。従って、いくつものジオコズミック・サインが錯綜する2/28から3/25 ー (特に強力な3/9~21を含む) ー ダイナミックな時間帯において、ヨーロッパは弱気を主軸として見た市場間の相違や分岐を示したケースだと言える。

    アジア・環太平洋地域においては、各市場間の弱気度の分岐がより顕著だった。事実上、私達が参照しているどの指標も年初来高値を記録することはなかった。オーストラリアは3/11に4850まで上昇したが、これも1/11の年初来高値4984を下回っている。香港ハンセンはわずか21,333まで回復しただけであり、これははるか遡った去年11/18、最初に土星・冥王星のスクエアが離れ始めた日の高値23,099よりまだ安い。インドニフティは先週5158までの上昇を見せたが、これもまた1/6の年初来高値5310を抜けてはいない。この地域では、日本のNikkeiが多分一番のパフォーマンスを見せたと言えるだろう。これは金曜に10,777まで昇りつめ、1/15日に示現した年初来高値10,982に今やわずか200ポイントと迫っている。

    スイスと日本に次いで強かったのはアメリカ大陸地域である。ナスダック複合は年初来高値2376をつけた。これは1/11の前年初来高値2326をかなり上回っている。しかしこれは先週新高値をつけた唯一のマーケットだった。ダウ工業平均は金曜に10,645まで上昇したが、これは未だに1/19に記録された直近高値10,729を抜いてはいない。ブラジルとアルゼンチンのBovespa、Mervalも先週上昇したが、これらもまた1月の高値を抜けていない。

    但し、たとえ多くの市場が新高値をつけることが出来なかったとしても、強含みで週を終えたというのが事実である。テクニカルな見方をすれば、それらは皆新高値をとるために態勢を整えているように見える。しかし再三言うことだが、火星がその進行方向を変え、この株価上昇が顕著になり、そして今他の重要なジオコズミック/サインが進行しつつある。そしてそれ以外にも来週は *セント・パトリック・デー がある。トレーダーが当日いったいどう動くかを観察するのは興味深いことだろう。おそらく醸造所関連株は良い動きをするのかもしれない。

*(聖パトリックの祝日:3/17、カトリックの祝日。シカゴやNYなどアイルランド系移民の多い地域や都市で盛んに祝われ、緑の物を身に付け、ラガービールやアイルランド料理で祝う。NYは盛大なパレードで有名)


≪短期的展望≫

    先週は金星が土星・天王星・冥王星のT−スクエアのトランスレーション(3/3~11)を火曜に終えたという意味でも重要な週だった。強気の週であった。このことは全くもって、この展開しつつあるT−スクエアが相場の反転を前にして、強大な上昇エネルギーと共に働いていることを指し示している。

    また私達は今週、別の手がかりを得ることになる。なぜなら今度は太陽がセント・パトリック・デー(3/17)に天王星と合(0°)になり、次に土星と衝(180°、3/21)そして最終的に3/25、冥王星とスクエア(90°)になるという、金星と同様のトランスレーションを開始するからだ。もしこれもまた、株価上昇と一致して働くと仮定するなら、このブル・マーケットが8月までにあと20%以上の上昇を見せる可能性があると思う。

    しかしながら、金融アストロロジーの研究では、私達はこれらのサイン集合を市場反転の可能性として見る。太陽と天王星が合となる3/17は、特に多くの金融市場でその可能性があると思う。

    "The Ultimate Book on Stock Market Timing, Volume 3: Geocosmic Correlations to trading Cycles" での研究によれば、これは14取引日の揺らぎを伴ってプライマリーまたはより長期のサイクルに一致するレベル1(最強)のコズミック・サインである。株価は上昇を続けていることから、これがプライマリー・サイクルの頂きを示している可能性がある。

    政治の最前線では、この時間帯(3/17~25)は多くのリーダー達、特に獅子座の指導者達にとっては辛い時期になるかもしれない。太陽は獅子座の支配星だからだ。

    * もしあなたが獅子座で、あなたの立場に対する激しい敵対やプレッシャーを感じていたとしても驚くにはあたらない。あなたの「敵」はいまやはっきりと姿を現しているし、あなた自身のリーダーシップへの意志もまたクリアな筈だ。人とあなたの物の見方が異なる時、双方、または一方がその違いを理解し受け入れない限り、闘争は必ず起きるだろう。

* (この場合はマンデーン・アストロロジーなので「あなた」は主に社会や企業等のリーダー格の人を指していると思われるが、パーソナルなアストロロジーではここで指摘される「敵」が自らの「精神状態」を指す場合もある。強い意志を持っていても、自分の弱点を突かれるような出来事や悩みなどが浮上する・・というようなことが考えられる。その場合に必要なのは葛藤ではなく自己理解と成長のための受容、ということになるのだろう)


≪長期的展望≫

    私達は今カーディナル・クライマックスの心臓部に向けて進み続けている。占星学的にはそのピークは7月末頃から8月初旬になるが、そのフォースは今でさえ目立つものだと言える。

    過去15年にわたる議論を知らない人のために言及するなら、カーディナル・クライマックスとは、私達の太陽系における、*最も外側から数えて5つの惑星の間に形成されるT−スクエアを含み、なおかつその全てがカーディナル・サイン(12星座中、最も強力な節目となりやすいサイン)の最初の度数で起きるという、非常に稀で強力な構成のことである。

*(外側から冥王星・海王星・天王星・土星・木星。これらの惑星は人間の意志の運動を表す内惑星{水星・金星・火星}とは働きを異にし、人間の表面的な意識や合理主義では対抗することが出来ない「外的」な「ユニヴァーサル・エネルギー」を表すと定義されている。スピリチュアル・アストロロジーの世界では「カルマ」に関するとも言われる)

    この構成は、2008年1月、冥王星が金星を伴いつつ山羊座に入った時から「醸造」され始め、2024年までその効力を保つダイナミクスである。このフォースは不正を暴く動きを作るという特別な傾向があり、これまで非倫理的なふるまいで(利を得てきた)人々に対して人類の権利を侵害した対価を払わせ、世界中の政府が何らかの形で変容するという、時代の流れを約束するものである。

    これは、その国の人々を虐待するような独裁者や、一般市民を財布にして自分の利益のみを追求するような"悪党"にとって良い時期ではない。そして同様に、この期間は財政上でも、また人類の生活や生命に関しても、多大な損失が見られるのではないかと思われる。

    2度目のカーディナル・サインへの主要惑星の入場は2009年10/9、土星が天秤座に入った時に起きている。土星は今年天秤座を出たり入ったりするが、2012年10月までは完全に天秤座から出ることは無い。天秤座の土星には希望もある。なぜなら土星は天秤座でエグザルト(その惑星が強くなり、良い性質が強調されると言われている)するからだ。世界の金融構造のひび割れがこの期間の多くの時期に見直され修復されるように見えるかもしれない。世界の指導者達は問題を修復するために協力し、世界平和に向かっての動きをいや増していくように見えるかもしれない。政治的リーダー達はますます「中心/中道」へ向かう傾向を見せるが、しかしその過程において、極右と極左との乖離・対立は激しくなるだろう。

    3度目のステップは天王星がその7年の旅を牡羊座で過ごす、今年5/27に始まる。
この展開は、世界の指導者達にとって大きな挑戦を引き起こすだろう。天王星は兵器と技術的進歩に関わる惑星であり、おそらくその目的は戦争となるだろう。(牡羊座の象徴)
これに関しては、テロリスト達が大量破壊兵器の保有量を増やしたり、サイバー・テロの能力を強化する可能性が考えられる。またポジティブな観点からは、今日人類の前進を阻んでいる問題を実質的に解決するための啓発的な動きや、大きな革新の時期になることも期待される。

    土星、天王星、冥王星の3惑星はこのカーディナル・クライマックスとカーディナルT−スクエアにおける3大プレーヤーである。以前これに似た展開が起きた時期は1930年~1931年であった。しかしながら、今の時期を1930~31年よりもっと強烈にしているのは、6/6に木星が天王星と共に牡羊座に入場するという事実だ。そして火星がそれを追うように、7/29、土星と共に(対極の星座である)天秤座に入場してくる。

この事は、過度な投機的動きや価格の大きな変動に関連する可能性がある。

    天秤座の土星が、いつものように物事をうまくコントロールする働きをできるのかどうか観察するのは、この時期最高に興味深いだろう。果たして各市場の価格は天秤座/土星のいつもの働きによってレンジ相場の様相を呈するだろうか?それとも対極の位置に進行する木星と天王星がその"コントロール"を吹き飛ばして木っ端みじんにするだろうか?

    その答えは多分、世界の指導者達が、このT−スクエアのまさに中心に位置する山羊座の冥王星が示唆する「負債の危機」に関し、どの程度解決に向かって歩を進めることが出来るか?にかかっていると思う。世界の負債状況を抑えるために何か(有効な手だてが)為されないかぎり、私達には従うべき単純な公式があるだけだ。
即ち 増加する支出と負債 + 低金利 = 過度の投機と資産バブル である。

    これから先の数週間、長きにわたって私達はこのことについて論じることになるだろう。今年の夏が近付けば近付くほど、莫大なトレードの機会が生じる筈だ。勿論、それは多大なリスクも意味する。特に貯蓄家タイプの人で、その資産を1%未満のリターンしかない預金から、2008年末から2009年始めにかけてすでに倍にも膨らんだ金融資産に移すことをそそのかされている人にとっては、である。

良い貯蓄家は決して腕の利く投機家ではない。今年は投機家のための年なのだ。

    投機家達は彼らを食い尽くし、何も残さずに放り出すだろう。もしも山羊座の冥王星の影響下で、指導者が投機家達に全てを吐き出させるような措置を講じたり、さらに多くの政府規制によって膨大な罰金や重刑を課すようなことでもない限りは。(山羊座の冥王星は、私達が今日知っているような自由金融市場の終わりをも示唆する惑星配置である)



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March 07, 2010

■メリマン・コラム3/8付けを訳してみて_3/7

前回のコラムでは金星と天王星の合(3/3)をピークに相場の上昇は衰えをみせ、次の少し恐ろしげなエネルギーに移行していくのではないか?というニュアンスが強かったように思う。けれど実際は、株式市場は金曜には大幅な騰げを記録。特にNY市場でのCST10:10ごろの上がり方は、現地のデイトレーダーの一人が「陶酔的」とまで言っていて、すごい勢いがあった。それでもメリマン氏の文章は、今週からいよいよ山場に入っていくという確信が感じられる。

惑星の運行とそのアスペクトから物事を予測するには、どうしても揺らぎによる日にちのズレを頭に入れておく必要がある。ひとつのサイクルは、より細かいサイクルとつき合わせ、速度の速い月の運行なども考慮に入れて予測しなければならないと思う。ただ先週は、とても強いエネルギーが後に控えていると思うあまり、わたし自身そちらのほうにばかり注意がいってしまった気がする。

市場は一部の大金を動かせる人種が操作している・・という人もいるし、それもまたひとつの事実かもしれない。けれど、本当に市場全体を動かすのは世界中の無数の人たちが創り上げる集合意識であり、刻々と変化していく場の「雰囲気」ではないかと思う。その意味で相場の世界は世の中の縮図でもある。事件を起こしたりニュースを流すことはできても、それを受けとる「場の雰囲気」をコントロールすることは誰にもできない。もし一つできることがあるとすれば、それは雰囲気を作るための絶好のタイミングを掴んで行動を起こすということかもしれない。だとすればその「ムードの変化」をいかに敏感に感じ取るか? は特に短期トレーダーにとっては必須の才能だと思う。そして同じように、相場の世界には無縁の人にとっても、とても大切なことかもしれない・・・。

世界を構成する様々なエネルギー。 それによって、みんなの共同創造で生まれる「全体の雰囲気」。 そういった目に見えないものに鋭敏になっておくこと ・・・・こういう訓練は日々の生活にも役立つのではないだろうか。 なぜなら自分自身もまた日々、心理面で、行動面で、どこかで何らかの影響を受けているはずだから。その影響のもとで、自分は何を感じ、何をしようとしているんだろうか?  世界の中で・・・仕事・恋人・友人・家族との間で・・・。
そしてこういった鋭敏さは、「誰か」や「何か」を悪者にしようとする視線からはけして生まれないだろうとも思う。

最近、アストロロジー単体や数学を併用してその日の値動きを予測する、アストロ・デイトレーダーとでも言うべき人たちが欧米に存在することに気付いた。このところずっと彼らを追ってみたけれど、その能力はかなり高いと思う。勿論全てを正しく予測できるわけではないけれど、デイトレーダーにとって必須の、インとアウトのタイミング・・つまり値動きの反転ポイントの時刻をかなりの確率で割り出している。もちろん細かい手法を明かしたりはしないので、どんなテクニックを使っているのかはわからない。

それでも、そいういう事が可能らしいと知ったことは、とてもエキサイティングだった。それは自分が多分一生学んでいくだろうアストロロジーのポテンシャルを広げることだし、個としての人生の探求やカウンセリングの世界でも、より正確で役に立つ知識を発見できる可能性を感じるからだ。たとえわたしには出来なかったとしても、誰かが発見し、それがまた誰かの役に立つかもしれない・・・そうやって人間は進化していけるかもしれない・・・道は遠くても、ちょっとワクワクする。

ところで彼らの意見を見てみると、5日金曜は元来ネガティブなエネルギーに満ちていて、相場は下げて当然の日だったようだ。けれど実際には派手に、「陶酔感」さえ伴って騰げているし、これからの上昇への期待感も生まれている。ここまで顕著に予測と実際が異なるのも珍しい。但しこのあたりは意見も分かれていて、別の人為的要素が強く働いているからそれに乗るしかない、との見方もあった。

また、8日NY市場のオープン前にユーロにショートを誘う動きがあると予測し、その数時間後にショートのストップロスを狙った大幅な買い仕掛けがあるのでは?という事を言う人もいて、どこまで根拠があるのかわからないものの、面白かった。

けれど依然として大多数は、8日以降の時点でNYはかなり下げるのではないかと考えているようだ。これはメリマン氏と同じ見方がベースとしてあるようにも思える。

ただし彼らはマンデーン・アストロロジャーであるメリマン氏のように国の行く末を見つめる目を持っていたとしても、相場にかけてはもっと即座の動きに集中する徹底的なリアリストたちだ。多分今頃はみんな月曜の相場に向けて、予測ラインを引き直している最中かもしれない。(^_^)



hiyoka.

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金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 3/8

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年3月8日(フリー版より)
翻訳: hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見や間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。
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≪前回コメントの検証と今後について≫

金融市場はこの、今年最初の真にコズミックサインがひしめき合う時期が好みに合ったようだ。
多分それは時間帯の最初のパートが多くの金星絡みのアスペクトを含んだからかもしれない。以前論じたように、金星はこれから形成される天王星、そして土星と冥王星のTスクエアをトランスレートしつつある(3/3-11)。

国債と金は、金星の最初のアスペクトである天王星との合(3/3水)のもと、週をまたぐ上昇を見せた。株式市場、銀、及び原油は週末までひたすら高く上昇し続けた。テクニカルな観点からすればこれは非常にポジティブな徴候だ。

しかしながら、マーケットが長期の激しいジオコズミック活動期に入っていく時、市場が上昇するという動きは通常見られるケースである。 先週のコラムで述べたように、「2月は5日の底値を基点に株、原油、そして貴金属にとってなかなか良い時期だった」 のである。
「しかし、ジオコズミック・サインがそれほど優しくない3月がやってきた」 のだ。


≪短期的展望≫

今週は前回のコラムで挙げた多くの理由により、重要な週である。3/7日曜に金星は火星とトライン(120°)を形成、そこでいわゆるソフト(調和的)アスペクトを終える。金星はそこから3/9火曜に土星と衝(180°)になり、そして3/11には冥王星とスクエア(90°)になる。
後の2つのコズミックサインは世界的に継続する爆発的債務といくつかの国家のデフォルトの可能性に対する不安に関わってくる。

しかし今週はもう一つ、火星がその逆行を終える週であることからも重要な週だと言える。現在火星のステーション(滞留:逆行→順行の切り替わり時に一時的に動きを止めたように見える状態)が獅子座の0°で起きており、魚座から牡羊座に移ろうとしてる金星とトラインとなっている。

これはなかなかに「情熱的」なセットアップで、人々がそれを守るためには闘うことも厭わないような、強い感情や信念を持つことを意味する。しかし火星の滞留により、金星の調和的な願望は火星・牡羊座コンビの攻撃的で力強い本質に打ち負かされそうだ。今週は各証券取引所においていつもよりボリュームが増加し、そのせいで特に商品市況には大きな価格変動が起きるかもしれない。

去年12/20に火星が逆行を開始した時、医療保険制度改革法案が上院通過後まもなく死に体となった。皆がそれに見切りをつけたように見えた。しかしこのコラムではそれがけして死んでいないこと、火星の逆行法則にのっとり、再度浮上してくる可能性があることを示唆した。そしてそれは今単に復活しているだけでなく、この2週間以内にも法案として可決されそうにさえ見える。

また 拙著「The Ultimate Book on Stock Market Timing, Volume 3: Geocosmic Correlations to Trading Cycles」 の中で火星の順行 ー< 逆行ではなく>ー は、株式市場の周期的頂点と非常に高い相互関係を持つという研究が提示されている。その揺らぎは前後に7取引日である。私達は現在その時間帯にあり、株式価格は月最高値に昇っている。ちょうど水星と金星の滞留期間が投資家の心理や経済政策の変化と相互関連するように、火星も同様の働きをする。しかしながら火星の場合、変化はしばしば政治面・軍事面での戦略変更に関連することが多く、それらは当然金融市場の価格変動に影響してくる。

もう一つ、興味深いことメモしておこうと思う。私はしばしば火星の逆行を「フォークランド紛争」アスペクトとして言及してきた。1982年2月~5月、火星が逆行していた時、アルゼンチンが英国の領有下にあったフォークランド諸島に侵攻し、占領したことを覚えておられると思う。アルゼンチンが屈辱的な敗北を味わった時、私は、逆行する火星のもとでの侵略者は殆どの場合敗者となることを理解した。そして今火星逆行のもと、フォークランド諸島は再び英国とアルゼンチンの間での主権論争に巻き込まれている。


≪より長期的展望≫

『ホワイトハウスは、反対票が多いにもかかわらず、ヘルス・ケアに関わる提案が法制化されたなら国民はそれを歓迎するだろうと主張している』ー2010年3月4日ウォールストリート・ジャーナル1面より

そう、ここにこそ問題がある。アメリカ人はけして保険医療制度改革法案の可決を望んでいない、というのではない。票を見る限り、彼らはそれを望んでいるのだ。

しかし彼らは、この保健医療改革案が現在書かれている通りの内容なら可決を望まないし、また、現在理解してもいない事に対して政府に「君らはそれが好きだろう」などと言ってほしくないのだ。これは現政権が罹患している「傲慢」という病気だ。アメリカ人が望んでいること・望まないことにかかわらず、ホワイトハウスはまるで 「* パパは何でも知っている」 とでも言うかのようにふるまっている。

(*「Father knows best」 ー お父さんにまかせておけば安心! 1950年代のアメリカTVシリーズ。中西部の典型的中流家庭を描いたホーム・コメディで常に家族を暖かくまとめ、頼りになる父親キャラが描かれる。日本でも放映された。)

しかし、アメリカ国民の声を聞く耳を持たないと見える件については、民主党も共和党もそう変わらない。殆どのアメリカ人が保健医療制度改革法案が可決されてほしいと望んでいるという事実にもかかわらず、共和党は何も起こさせてはならないという考えに凝り固まっている。彼らは「何でも反対党」という評判を勝ち得つつある。そこで我々アメリカ国民は、集合的意志(民主党)に対抗して何かを行動化させるだけの激突力を駆使して、不動の障害物(共和党)と闘わせる。これを「停滞」と呼ぶ。

マンデーン・アストロロジー(個人レベルではなく、社会・国家・世界規模の出来事やエネルギーを解析/予測する占星学)では、この「停滞」期間は土星と天王星の衝(180°)の期間(2008~2010)に相応するだろう。マンデーン・アストロロジーの研究に沿って考えるなら、土星が天秤座を進行する間に(2009年10/29~2012年10/5)その停滞が終わるかもしれない、という希望があった。

土星は天秤座でその力を増す。土星と天秤座は2つとも、対立する双方をまとめる道と、それに必要な正義と公正さを重要視するという性質を持つ。

しかし、それと同時に土星と天秤座のネガティブな側面が出る可能性もある。「大きな」変化を恐れ抵抗する心理や、完全なる「正しいバランス」を追い求めようとしがちな性質などである。その結果、バランスを崩すことを怖れるあまり何も顕著に動かなかったり、不公平感や不均衡だという感覚が生まれてくる。

市場動向上、天秤座の土星は「レンジ相場」を意味している。投資家がコントロールを失うことを怖れる心理から様子見気分となり、価格はあるレンジの中で取引されるかもしれない。
ある意味で土星は「支配・制御教信者」であり、天秤座は「平等・公平教信者」である。
したがって、明快に大勢がどちらかひとつの道を好むということが無いかぎり、状況は行き詰まったままとなる。即ち停滞である。

しかし私達は、この図式にまもなく木星と天王星が牡羊座に入場するという事実を足して考えねばならないだろう。この2惑星ともが天秤座の土星と衝となる。天王星はすでに2008年11月4日の選挙以来ずっと土星と180°を形成している。

それまでの魚座がセンシティブな性質だったのと比べて、これから天王星が入場する牡羊座はより過酷なサインである。この現象は五月下旬 ー 6月初旬に始まり、2011年3月まで断続的に続く。

牡羊座を進行する木星と天王星は、「無行動」に対して満足はしないものだ。反対に、このコンビネーションは非常に「燃えやすい」性質を持つ。このエネルギーがもたらす心理作用は「もっと欲しい! 今欲しい!!!」 である。

明るい面を見るなら、木星と天王星のコンビは非凡なインスピレーションを持ち、人を発明へと導く。突然、問題を突破するための全く新しい方法がみつかる可能性もある。こうしたシンボリズムがブレークスルーを暗示しているがために、先週のコラムで「医療保険制度改革案が実現するには、多分政治家たちは木星と天王星が牡羊座に入場する時(5月~9月)を待つ必要があるかもしれない」と述べたのだった。

しかしながらその時を前にした現在と、そして2010年9月9日~2011年1月22日には、木星は再び魚座を進行する。魚座はヘルスケアのような事項を支配する星座でもある。それを考慮すれば、ある意味、オバマ大統領が「(保健医療制度を改革するには)今がその時だ」 と言うのは正しいと言えるかもしれない。魚座の木星と天王星は、健康保険制度から外れた人々に対する同情の念がピークにある時を示すからだ。

問題は、殆どの人々が現在の形での提案に反対しているという事実である。人々に置き去りにされる前に、それは内容を変更される必要がありそうに見える。アストロロジー的に言えば、惑星のトランジットから見て5月~9月の間、これが可能であると示唆している。しかし勿論、どんなに保健医療制度改革法案を支持している政治家であろうと、あまりに11月の中間選挙に近い時期を待つことは望まないだろう。彼らのキャリアにとってリスキー過ぎるからだ。

だが、政治の世界と宇宙はいつも調和的に動いているわけではない。火星は今週中に獅子座で順行運動に入る。これは火星の司る原則がいつになく強くなることを意味している。そして、獅子座はリーダーのサインである。したがって、私達はこの時期に法案を成立させるための、ホワイトハウスからの強力な波動を予期することができる。
つまるところ、獅子座の火星の典型・・・即ち 最初に掲げたウォールストリートジャーナルの一節である。

『ホワイトハウスは、反対票が多いにもかかわらず、ヘルス・ケアに関わる提案が法制化されれば国民がそれを歓迎するだろうと主張している』→『パパは何でも知っている』

しかし、木星と天王星が牡羊座に入った時、子供達はおそらく反抗するだろう。 その反逆の叫びは早ければ太陽が牡羊座に入る2週後には始まりだすかもしれない。なぜなら牡羊座は火星の元来のホームサインであり、太陽がそのエネルギーを帯びるということは、後にやってくる木星と天王星の先駆けとなりうるからだ。

この争いはかなり熱いものになるだろうと思う。「* お熱いのがお好き」 状態である。

(*1959年ビリー・ワイルダー監督作、マリリンモンロー主演の映画。原題"Some Like It Hot"。 もともとの意味は「刺激が無ければ生きている気がしない」というようなニュアンス)

私の推測では株式市場と商品市場は特に投機的な動きになると思う。

いずれにしても私は今、現職の政治家にだけはなりたくない。今年11月にはもっとそう感じていることだろう。


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February 28, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 3/1

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年3月1日(フリー版より)
翻訳: hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。また間違いなどあればご指摘いただけましたら嬉しいです。
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《前回コメントの検証と今後の展望》

 世界の殆どの株価がその2週間にわたる上昇を先週の早い時期に完成した。それらは残りの曜日、木曜または金曜にかけて今後の予期しうるトレーディングサイクルの安値に向かって衰えを見せたが、市場の最近のトレンドをあきらかに覆すには十分とはいえない。しかしこれは、3/3 水曜に金星が天王星と合となり、同時に(火曜~木曜)月が天秤座(金星が支配する星座)に入場する来週には変化を見せるだろう。占星学的に言って、このことは金星のもたらす心理学的ダイナミクスの頂点という意味を含んでいる。いくつかの金融市場にリバーサルが見られるだろう。

原油は株価に沿って動き、2週続いた上昇のあと週末に向かい休止、保ち合い状況となった。金・銀各市場においては、先週月曜にトップを付け木曜に向かい売られるという、より大きな動きがあった。その後金曜のクローズに向かい勢い良い上昇を見せている。これらは火星が順行を開始する3/10 ー 多くの市場(例えば金のような)に爆発的な動きやリバーサルが起きやすい時間帯 ー まで続行するかもしれない

つまるところ、2月は株・原油・貴金属にとって2/5の底からまあまあの上昇を見せた良い月だったと言える。しかし今、ジオコズミック図がそれほど良いとは言えない3月がやってきた。

《短期ジオコズミクス》

今週示現する主要なコズミック・サインは3/3水曜に起きる金星と天王星の合である。これは拙著「The Ultimate Book on Stock Market Timing/Volume 3: Geocosmic Correlations to Trading Cycles」に示した研究によればレベル1のジオコズミック・サインであり、過去72%の確率で12取引日以内の揺らぎ(時間的ズレの範囲)を持ちつつ、プライマリーサイクルまたはより長期のサイクルに合致する。これが新しいプライマリーサークルの印であるにしては出現時期が早すぎるのだが、もしこれが古いサイクルであるとすれば、新規サイクルの底と同時に起きる可能性がある。もしダウ平均株価が10000を割って始まったら、このケースに合致することをあなた方は知ることができるだろう。

しかし金融アストロロジーというものはたった一つのサインに頼って予測できるほどシンプルなものではない。
 我々は金星が天王星と合になった後、3/9に土星と衝になり、より強い土星/天王星オポジションのエネルギーを相場にもたらすこともまた考慮しなければならない。ちなみに金星/土星の合もまたレベル1のサインであり、13取引日以内の揺らぎを持って、71%の頻度でプライマリーまたはより長期のサイクルに合致する。

そしてこれはそこでもまだ終わらない。それから2取引日後の3/11、金星は冥王星とスクエアとなる。これはもう一つのレベル1サインである。これは9取引日以内の揺らぎ幅を持ちつつ、68%の頻度でプライマリーまたはより長期のサイクルに合致する。基本的に我々がここで経験するのは、これから起きる土星/天王星/冥王星のTスクエアを金星がトランスレーション(より遅い惑星同士の結ぶアスペクトを前もって繋ぎ示現させる運動)する動きであり、いわゆる「カーディナル・クライマックス」のセットアップである。

しかしそれでもまだ事態は終わらない。この後3/17~25に太陽が 金星と同様の動きをしてカーディナル・クライマックスの3惑星をトランスレーションするからだ。太陽は最初に天王星に合となり、その後土星と衝、そして冥王星にスクエアとなる。この新春相場において、(少しでもアストロロジーに理解ある方であれば)なぜ3月が最も一触即発の様相を呈しつつあるか?をおわかりいただけると思う。

 《長期的展望》

しかし金融アストロロジーについて何も知識の無い一般の投資家や投機家にとってこれは何を意味するのだろうか?
 これらの惑星の基本的特性にまつわる力学を考察してみよう。最初にトランスレーションの働きをする金星、これは為替・株・砂糖・大豆取引と関わり、その「価値」や「価格」を左右する。これらの市場にピーキーな価格の上下動が見られ、突然のバリュー変化が起きる傾向を読み取ることができる。

では何がこれを起こすのだろうか?金星と太陽によって起きるトランスレーションの働きで最初にヒットするのは天王星である。何か予期せぬ突然の出来事が起きると予測される。天王星はいわば前もって予測も予見も不可能な出来事を指し示す。それは、まるで降って湧いたような驚きをもたらすとも言えるだろう。また天王星はテクノロジー分野を支配する。今現在は魚座に在泊するが、まもなく戦闘的で軍事的葛藤のサインであり、同時にインターネット及び兵器に関係する牡羊座に入場しようとしている。
大規模サイバーアタックが起こりうるだろうか?新種のミサイルや「大量破壊兵器」が出現するのだろうか?

次に金星と太陽にヒットされるのは土星である。土星は心配事、収縮する運動、物事の遅れに関連している。我々は、土星のアスペクトに向かって衰退を見せる市場は常に潜在的な買い圧力を表すというルールを持つ。しかし、時により市場には、これらのアスペクトに向かって上昇し、そして「悪いニュース」が出現して売られるという動きもまた見られる。土星が関わる時、そこには常に「不十分である」という感覚が付きまとうのだ。これに金星が関わる時、それは「支払いするための金銭、または通貨が足りない」ことを意味する。

その後これら全てが冥王星と結び付いて行く。私が考えるに、現在経済社会面で起きていることの「鍵」がここに集約されている。今後14年間、山羊座に在泊する冥王星。冥王星はあなた方もご存じのように、「負債」を支配する惑星である。またこれは「税金」をも支配している。そしてまた人のライフスタイルにとっての脅威となり、時には人命そのものにも関与する惑星である。そして特に土星と天王星が関わってくる時、このようなヘヴィなトランジットの期間中は何らかの「危害・苦痛」の危険が存在する。今回のケースで私が考えるのは、我々が、負債の状況がまさに暴発しようとしており、多分制御しきれなくなっていると理解するのではないかということだ。国債の上限が数ヶ月前の9兆ドルから今や14兆ドルに引き上げられたことを考えれば、それは危急を告げている。私が正しくこの事を理解しているとすれば、これは半年余りで50%以上の膨張である。
 2012年に始まると最近アナウンスされたいわゆる「支出凍結」を待つことなど到底出来はしない。*ベン・バーナンキさえ、先週の議会報告で状況の深刻さ(即ち過剰な政府支出と負債)に言及している。

この時期は政治家や銀行家にとって心地よい期間ではないだろう。金星は合意や承認を意味する。土星と冥王星は共に働く時、拒絶感や人気の低下を生み出すことがある。今回のケースでは単なる不人気から徹底的な反発へと移行する可能性もあるだろう。

多くの国家において国民はリーダーに今すぐ賢い決定を下すことを望んでいる。2012年になってしまっては多分遅すぎるだろう。彼らは自分たちの政治的リーダーが国民の声に耳を傾け、敵対(反対)する立場の側(党)も共通の基盤を見出して歩み寄り、例え犠牲を伴うことであったとしても、社会を前進させる決定を下してほしいと望んでいる。しかし、彼らは3月中にそれをしそうにはない。そのかわりに、これまでよりもっと分裂し、その結果より激しい停滞、より多くの負債、そして一層の人気の低下を招くだろう。
このような時、株式市場がどのように上昇するのかを予測することはとても難しい。それでも再び市場は、いつものようにこの葛藤の壁を乗り越える道を見出すのではないかと思える。

ある時点において、政治情勢には多分自暴自棄的なエネルギーによるさらに大きなシフトが起きるだろう。もしかするとその時期は、木星と天王星が牡羊座に入場する五月下旬から6月までではないかと私は疑っている。それまでは、政治家達は広く両党の支持を得ていない喫緊の問題に関しうまく舵取りしたほうが良いだろう。全体のエネルギーがこのように極化している時期に、例えば医療保険制度改革案のような問題を無理に議会で通そうとするなら、それはガソリンで火事を消そうとするようなものだ。最初に負債と経済に関する問題に取り組むほうが良いかもしれない。結局、不同意を作り出す大部分は将来的なコストに関わる展望についてなのである。

やがて出現するであろう新しいアイディアは、おそらく「啓発」と「より大きい視野に基づく思考」の惑星(牡羊座の木星と天王星)がその働きを開始するまでは示現しないだろう。その後それらの惑星は逆行運動によって、夏以降に他者への愛とヒューマニズムの星座、魚座へ戻ってくる。その時、より両党の支持を得た普遍的な医療・健康改革案は前進することができるだろう。誰のための「時」がやってきたか?ということである。それは、(医療保険会社と医療ミス専門の弁護士を除いて)誰もが欲していることなのだ。

しかし、どうやってそれをやり遂げるのか? 私は、木星と天王星が魚座(牡羊座の間違い?)に入場にするまでに、前進するための明確な方法を知ることができるかどうか確信がない。魚座の末端に在泊する天王星(5月下旬まで)は「正しい行動」が何かを知る・・という事からはあまりにもかけ離れたエネルギーを持つ。
そしてその前に、否が応でもこうした事柄に直面し、明晰さが訪れるよう強制するような、何らかの災害が起きる可能性がある。


---------------------翻訳文ここまで-----------------------------------------------

【追記】3/1
(*メリマン氏は著書「2010年フォーキャスト」でバーナンキ議長の個人チャートを分析し、「彼はどちらかというとサンタクロース型 ー 人々に多くのプレゼントを与えたいタイプ」であり、出来ればあまり厳しい政策で苦しめるようなことをしたくないと感じる人柄ではないかと推測している。ただしこの推測はレクティファイ・チャート ー 出生時間不明時に計算と過去の出来事の照らし合わせにより作成されたチャート ー によるもので、絶対とはいえない)

先回のコラムの予測は概ね正しかったように思う。2月末の一週間は週始めが一番高く、その後衰えを見せながら終わってみれば穏やかな下げ基調のチャートを作っている。けれど一日毎の動きを追えばかなりボラタイルな相場だった。それぞれキッカケはニュースや経済指標の発表だったりして、それに反応するのは当然といえるけれど、印象とすれば何か釈然としない感じ。これを何かの予兆と感じるのは恣意的に見過ぎなんだろうか?
 
アメリカでは アストロロジーと細かいサイクル計算や(多分)幾何学を使って、株指標や為替の1日のインとアウトのタイミングを予測しているデイトレーダー達がいる。今のところ常に予測が当たるわけではなく、前もって予測タイミングをブログで発表し、場中で議論しつつ研究している段階のようだけれど、その人達を追ってみるとやはり先週はかなり難しかったようだ。

今回のコメントではかなり不穏な予測が強調されている。政治情勢や経済への言及は日本の状況にもオーバーラップしてくる。
チリで現地時間27日未明、M8.8の地震があった。これは満月のフェーズに合致する。日本にも津波がやってきた。ハイチに続いてチリ。これが災害の分散なのか、それとも何かの予兆なのかわからない。けれど穏やかなリアリストタイプでもあるメリマン氏が、自分の45年のアストロロジャー人生で初めて体験する非常に強いエネルギーグリッドが2010年から敷かれると言っている以上、色々な意味で十分用心すべき時間帯に入っているのかもしれない。。

hiyoka.



kameo21 at 19:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

February 25, 2010

t海王星とtカイロンがAscと出会うとき

深夜、むしょうに外の空気を吸いたくなることがある。
部屋の枠組が息苦しくなってくるのだ。

散歩に出たある晩、舗道を歩いている時、突然意識が冴え冴えとした。高速で振動する粒子がどこからか飛来して意識の体にぶつかり、その衝撃波が深層意識を揺さぶって、遠い記憶が呼び覚まされる、そんな不思議な感覚だった。
そして、あぁ、この人生でもそうなんだ。信頼する相手を裏切らずに生ききれるのかどうか、試されているんだ。はっきりとそう理解した。
迷いや曇りは一切なかった。何の感情もわかず、ただそうなんだとわかった。

裏切りの物語。あらすじはこんなところだ。
あなたのこと本当にすごく大切に思っている。でも抜き差しならない事情でどうしても一緒にいることができなくなりました。ごめんなさい。本当は絶対に別れたくない。でも現実の状況は一緒にいることを許してくれないのです。私に非はない。もちろん相手にも。

まあ、なんて都合のいい理由。不本意にも関係が壊れるのだという大義名分ができる。現実から体よく逃げ出すのにもってこい。得意のパターンだ。
人と正面から向き合うことに本能的な恐れがあるから、いつもどこか腰が引けている。つまり無意識ではいつでも逃げ出せる用意をしているということだ。けれども当の私自身は無自覚なのだから、起こってくる出来事は不可抗力っぽく見える。
なぜいつもこんなことが起こるの?と辛い。明らかな原因が自分にあるのに自覚できないゆえに釈然としない。原因をつくっている本人が心当たりがないと思いこんでいるのだから、相手だってそうなのだと受け取る。でも、相手にも何か釈然としない想いは残る。そうして心に澱が沈んでいくのだと思う。

この仕組みが認識されない限り、相手と舞台を変えて同じ物語を繰り返すことになるのだ。位相は同じ。その表層をなぞるように別の地点にスライドしているだけ。本質的には何も変わっていない。結局、同じ結末を迎える。釈然としないまま、また別の地点へスライドする・・・。
過去生の人格たちはそんなことを繰り返してきたのかもしれない。未解決だから今があるわけだ。この人生だって何らかの悔いを残して逝くのであれば、次の人生の人格も同じ物語を繰り返していくことになるのだろう。

ループするだけの人生は終わらせたい。けど、人は深い層の意識をそう簡単に変えることができない。ニューエイジが説く「愛」や「ポジティブ」で解決できるほど人間の深層は甘くはないのだ。
人を恐れる気持ちは自分を守ろうとする本能から生じている。なぜ守ろうとするのか。無防備な状態で命か精神を脅かされた記憶があるから。二度と同じ目に遭いたくないというほどの衝撃的な記憶。それは傷となって意識の深層にとどまっている。いつの時代のものかはわからない。複合的な要因のかたまりだろう。ひょっとすると人間ではない時代の恐れも混在するかもしれない。

唯一の手だてはこうだ。意識を掘り起こし深層に分け入る。あたりまえだけど何が出てくるかわからない。見たものから目を逸らさず、痛みを感じたらそのまま感じる。ありのままの自分を受け入れる第一歩はこういうこと。それは自分を癒やす自然治癒力が目覚める第一歩でもある。自分を受け入れる=自分を許すことで癒えるという仕組み。
かなり辛い経験になることもある。だって見たくないものだし、苦しいし、辛いし、痛いし・・・。でも他に手はない。本当に変わりたいのなら自分の深層にダイブする死闘を覚悟せよ、だ。そりゃもう、むちゃくちゃ怖いです。

ほとんどの人は意識の奥深くに傷を抱えている。抱えていても気づかないまま(いや、もしかしたら気づかないフリをして)生きていこうとしている。傷の原因も傷がもたらす苦しさも人によって様々。体を張って頑張って日々生きているつもりが、じつは「苦を耽溺している」に過ぎないというトリッキーな生き方になっていることさえあるのだ。(これは体験談だけど....)

人間ってこういう経験をして自分を許す=自分で自分を癒やすために、いろいろな人と関わったり出来事に遭遇している側面もある。なんて健気なんだろう人間って、とその一員として思う。

この世はクロー(苦労)するために生まれてくるところ。それを承知の上で生きていくんだよ。かつて「h」はそう言った。

まだまだ見たくない傷を見たり、痛みを感じたり、そのまま受け入れたりすることになるかもしれない。さあ、覚悟はいいかな?とこころに聞いてみると、なんだか体がこわばってきた。
まぁ、そう気張りなさんな。そんな声も湧いてくる。転んだら起き上がってホコリを払い、また歩き出せばいいじゃない・・・ってね。

現在進行形の惑星たちは、わたしという小宇宙の闇に沈む意識を次々と浮上させる。でもこれは幻想の遊戯。人間を媒体にして何か見えない大きなものが遊戯を楽しんでいるんだ。そういう目で自分やこの世のことを眺められたら、世界はちょっと変わるだろう。


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海王星:魚座の支配星。神秘、至福、一体感、夢、隠遁、犠牲、欺瞞、混乱、カオスなどのキーワードで語られる。
カイロン(キロン):土星(一説には木星)と天王星の間にある小惑星。占星学では生まれた位置のカイロンは傷つく人、傷を示す。進行するカイロンは傷の浮上を促すという説がある。
Asc:占星学でアイデンティティを示す感受点

kameo21


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February 22, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン

レイモンド・メリマン・コラム  2010年2月22日(フリー版より)
翻訳: hiyoka
自身の学習のための翻訳文なので、細かい部分に知識不足による誤訳の可能性があるかもしれません。文章もこなれていませんが原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。また間違いなどありましたらご指摘いただけると嬉しいです。
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《前回コメントの検証と今後の展望》

世界の株価指数は前週の安値の後、先週殆どの日に上昇した。しかしその上昇度は2/5-9に付けた安値がプライマリー・サイクル又はより長期のサイクルの底であると証明するにはまだ十分とはいえない。一方、もしこの調子があと2週間続くなら、それは2月の安値がプライマリーのボトムであるだけでなく、50週サイクルの底でもあることを確認できるだろう。従って株価指数は今非常に重要な局面に来ている。

 
アジア太平洋岸地域では上昇はマチマチだった。インドのニフティと香港ハンセンの上昇は前週から先週水曜2/17まで持続した。オーストラリアでは先週木曜に週高値を付けた。日本では日経225が金曜に週トップを付け、その後Fedの公定歩合引き上げ発表に伴い、引けまで売られ続けた。

ヨーロッパでは週内総じて株式市場に強気が見られた。主要4市場の指標は19日金曜に高値を付けた。


アメリカ大陸ではダウ平均、ナスダック、そしてブラジルのボヴェスパが金曜に週高値を付けた。アルゼンチンのメルヴァルは木曜が高値だった。これらの市場の上昇がすでに完了したと示唆する徴候はまだ無い。実際、金星と太陽の、木星・海王星の先頃の合に対するトランスレーションは、今週全般にわたってその力を及ぼす。前回論じたように、これらのトランスレーションは2/8~28まで効力を持続する。

 

原油(*魚座木星関連)は株に連動して上昇した。前の週には69.50まで落ち、先週は79.95まで戻している。金・銀もまた前週の安値からリバウンドした。金は週高値を水曜に付けたが銀は上昇を続け、金曜に高値を取っている。しかしながら、通貨はドルに対しては芳しくなかった。 例えばユーロは金曜の日中(米時間)1.3500以下で取引されていた。

 

貴金属類と通貨(対ドル)は互いに連動しがちな為、この動きは極めて稀なことである。
しかし現在、この二つにデカップリングが進行している。金と銀の価格は全ての通貨に対して上昇しており、これは世界中の投資家がより多くの金・銀を要求するような「何か」が、地政学的な側面で起きていることを示唆している。それはもしかしたらイランの核開発の進展に関与する事柄かもしれない。

 

(*原油は魚座進行の木星が支配する商品ではあるが、木星エネルギー[膨張・増幅]の影響が増産傾向に働いた場合、価格上昇より下落を引き起こす場合もあるとのこと)


《短期ジオコズミクス》

先週の各株式指標の上げは、金融アストロロジー的見地から見れば何も驚くことではなかった。前回論じたように、最初に金星、次に太陽が海王星及び木星に合となる2月のジオコズミックサインは極めて良好だったからだ。 これらの「ソフト・アスペクト」は太陽が2/28に年1回の木星との合を果たすことにより、今週も形成される。そして3日後の3/3に金星は天王星に合となる。これは株式市場関連ではより強力なサインである。事実上、金星と太陽はこれから土星/天王星へのトランスレーションを開始する。これらのトランスレーションは3/3~21まで効力を持つだろう。もしこの複合エネルギーに冥王星のスクエアを加味するなら、これは3/25まで続くことになる。

 

従って3/3~25の期間は、2/8~28の期間とは全く異なる焦点を持ち、市場パフォーマンスも違ったものになることが予期される。

 

2月期は株価にとって良好な期間であったが、多分3月期の時間帯は、より激しく心休まらぬ時期となるだろう。結局、2月は熱狂的で先への希望に彩られた木星/海王星のダイナミズムが強調された。そして3月期は希望的観測とは打って変わり、負債・税金・そして「予期せぬ出来事」に強い関わりを持つ、土星/天王星/冥王星のエネルギーにハイライトが当たる。

 

「予期せぬ出来事」については、自然災害 ー 烈風、雷雨、さらに地震や火山噴火まで含む、多くの事件があるかもしれない。これはこの新春相場において最も強力なジオコズミック・サインのコンビネーションとなるだろう。


《長期的展望》

(*)私は先週のコラムにおいてFRB(連邦準備制度理事会)をサポートするコメントをしたことにより何通かのメールを読者より頂いた。

私自身はベン・バーナンキのリーダーシップを推してはいるが、FRBを特に強くサポートしてる訳ではない。実のところ誰が(又はどんな組織が)米国のマネーを管理しようがそれは私自身にとってそれほど重要ではなく、その責任者にブレが無く正直であるかどうかが重要問題なのだ。

しかし私はホワイトハウスや議会など公選職の管理下にある人間が、アメリカ国民に対し、その間に内在する利害の対立・葛藤から自由でいられるとは想像しにくい。公選職にある人々は、自らの再選に有利な決定をしたり、中央銀行に対してそうした決定の要求をしがちだ。 そしてそれは必ずしも常に、長期的展望に基づく国の利益やその経済にとってベストな決定であるとは限らない。例えば金利を上げることが人気取りになることはめったに無く、金利引き上げへの支持を表明する政治家はほんのわずかである。

 

(* 前回のコラムでは再選されたバーナンキ議長の問題はまだ終わっていないと指摘。FRB始原図におけるハード・アスペクトから、議会との軋轢の激化、主導権争いに負ける可能性をも示唆。ハードさは5月下旬頃、さらに激しくなると予想。またバーナンキ氏についてはインフレ対策でミスを犯す可能性についても論じている。その上で、パーソナル・アストロロジーによる性格分析などから、やはりFRBヘッドの適任者は現議長以外ないのではないかとの意見)

 

しかし国の経済がプレッシャーを受ける時、政治家は常に迅速に中央銀行を糾弾する。FRBは2008年の金融恐慌の時、この10年間の中盤に非常にソフトで緩和的な財政政策を導いてきたことに対して多くの政治家から非難された。しかしそれは、ファニーメイやフレディマックに対する政府自体のズサンな規制政策 ー 即ち銀行によって、多数の人々が購いきれない抵当を入れるというような事態を引き起こすリスクが取られたことを許してきた行為 ー によるものだと主張することも、また簡単なのだ。

 

こうした事を今取り上げるのは非常に重要だ。
何故なら来月 ー そして2011年初頭でさえ、ジオコズミック・サインはこのような問題が再び「爆発する」ことを示唆しているからだ。 FRBは彼らが予測しうる危機のみをコントロール出来るにすぎない。問題は、銀行業の危機が誰一人としてそれが起きると予想していないような所に起きるということだ。(もっとも、誰もが後になってからそれは分かっていた・・と言うのだが)

しかし我々は、特に土星/冥王星サイクルのウェイニング・フェイズにある山羊座の冥王星が、制御しきれない支出とそれに伴う負債爆発に関わる財政危機に関連することを知っている。物事は一時的にバラ色に見えうるが、事実上支出と負債のレベルはけして下がっていないし、負債関連の問題は継続的に銀行や政治家の前に直面すべく立ちはだかるだろう。

 

火星の逆行はまた軍事行動という括りにおいても非常に興味深い。
過去1週間で、米国はアフガン南部における新しい軍事行動イニシアチブに着手した。それに関する最初の報告の数々は、太陽と金星が海王星と木星に進行する動きのもとで期待しうるような、非常に勇気づけられる内容であった。最近のコラムでバラク・オバマは2月にはその人気を盛り返すと述べたがその通りとなっている。

しかしながら火星は逆行中であり、通常これは攻撃者側が予期したものより強硬な抵抗と困難に遭遇することを意味する。火星の逆行の静止から順行への移行(3/10 米時間)に伴い、木星と海王星へのトランジットが終わる時、そして土星/天王星/冥王星へのトランスレーションが始まる時、アフガニスタンにおける展開がどうなっているかを見るのは非常に興味深いことだろう。

 

アフガニスタンへの新規増派が本当に成功するのか、それとももう一つのベトナムの様な状況を迎えるのか、その時我々は理解し始めるだろうと私は思う。また我々はオバマ大統領が真に有能な最高司令官であるかどうかもわかるかもしれない。現時点でそれを判定するのは難しい。新規軍事行動の開始は新月と、速い速度の好ましいトランジットのもとで始まった。それはポジティブな側面だ。しかし同時にそれは、より遅い惑星である火星の逆行のもとに始まってもいた。

これは通常アストロロジャーにとって、新規の軍事行動を開始するのにベストとは言えないタイミングなのだ。

 

これはピース・イニシアチブに着手するのにより良い時期である。そしてもしこの時期に私がオバマ大統領に進言できることがあるとすれば、真にテロの脅威を終わらせたいと願い、テロリズムやテロ活動のスポンサー達に対する強力な連合を形成しうる世界の指導者達が一堂に会するような首脳会談への呼びかけを行うことだろう。

彼にはその能力があるかもしれない。そして私の意見では、こうした事が彼の人生の本来の使命である可能性が高いと思う。しかし彼はそれを一人では出来ないし、twitterを通じて呟いたり、多くの彼のファンの前でテレプロンプターを通じて語ったりしていても出来はしない。ましてや誰かが彼らの平和サミットに招待してくれるのを漫然と待っていてはダメだ。彼自身が呼びかけを開始し、イベントを組織し、個人的な招待によって指導者達を一つにまとめる必要がある。

 

私の意見では、彼は天王星と木星がまだ魚座に位置している間 ー チャンスの窓が開いている間 ー にこれをやり遂げる必要がある。来年になると惑星がこうした行動に向いた配置に来る機会はわずかとなる。

そして、事前にこうした問題への取り組みが行われて同意に至っていない限り、この時期を過ぎると大がかりな争いと戦争の可能性を示唆する「牡羊座の時間」がやってくる。

 

------------以上 訳文終わり---------------

【追記】

※木星が魚座をいったん出るのは6月初旬、9月に再度戻って来る
※天王星は五月末でいったん魚座を出るが、牡羊座0度でステイ、すぐに魚座に戻る

※その他先週のコラムの中での注目点は:

山羊座を進行する冥王星の作用として
・国家の負債を制御できない政府とそのリーダー、人々を犠牲にして利益を得たと考えられるビジネスリーダー、銀行家などに対する風当たりの強化。それらの排除の動き

土星・天王星が乙女座/魚座(健康関連分野)で衝となる時(4月中旬~5月末頃)
・上記に加え健康保険会社の幹部社員への批判と怒りが強まる可能性
・2010年内に議会調査とペナルティが課され、廃業に追い込まれる企業も有り得ると予想

(惑星エネルギーの作用はアメリカに限らないので、この頃日本市場でも魚座・乙女座関連セクター/娯楽・医薬・ヘルスケア・原油関連etc.のいずれかに逆風が吹くようなことが起きるかどうか? も興味深いです)


hiyoka.


kameo21 at 18:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)